JP2847548B2 - レーザ加工データ作成装置 - Google Patents

レーザ加工データ作成装置

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JP2847548B2
JP2847548B2 JP1310763A JP31076389A JP2847548B2 JP 2847548 B2 JP2847548 B2 JP 2847548B2 JP 1310763 A JP1310763 A JP 1310763A JP 31076389 A JP31076389 A JP 31076389A JP 2847548 B2 JP2847548 B2 JP 2847548B2
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勝 小野山
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、レーザを使用して素材への図形板取りを行
うレーザ加工装置に適用されるレーザ加工データ作成装
置に関する。
(従来の技術) 従来より、一つの素材から多数個のレーザ加工製品を
製作するとき、加工ヘッドが素材を固定するクランプ装
置に衝突しないようにレーザ加工データを作成する必要
があり、そのための工夫がなされてきた。
そのようなレーザ加工データの作成を行う従来のレー
ザ加工データ作成装置としては、第6図のように、素材
20を固定するクランプ装置21が存在する側辺から一定の
間隔aを置いた領域の外にのみ加工図形を板取りするよ
うに、加工ヘッド(図示せず)の動く加工領域22と、ク
ランプ装置21が存在する非加工領域23とを分離すること
により、加工ヘッドとクランプ装置21との衝突を避ける
レーザ加工データを作成するものであった。
(発明が解決しようとする課題) 上述した従来の技術には、加工ヘッドとクランプ装置
21との干渉チェック機能と、加工ヘッドがクランプ装置
21を回避する加工データ作成機能とがなかったため、素
材20のクランプ装置21のまわりの領域に加工図形を配置
すると加工中に加工ヘッドがクランプ装置21と衝突し、
加工ヘッドを破損する危険性があった。
そのため、クランプ装置まわりの領域へ加工図形を配
置する高歩留まり加工ができなかった。
本発明の目的は、クランプ装置まわりの領域への加工
図形配置を可能にし、かつ加工ヘッドを破損することの
ない高歩留まりの加工データを作成することができるレ
ーザ加工データ作成装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本発明は、素材の寸法,
素材を固定するクランプ装置の位置座標値と寸法,加工
図形の配置座標値,加工ヘッドの径の値,工具径補正値
のデータを入力するためのデータ入力手段と、このデー
タ入力手段からの前記素材の寸法,素材を固定するクラ
ンプ装置の位置座標値と寸法,加工図形の配置座標値,
加工ヘッドの径の値,工具径補正値の入力データに基づ
いて素材への図形板取りを行う板取り図形作成手段と、
この板取り図形作成手段の板取り結果と前記データ入力
手段からの素材を固定するクランプ装置の位置座標値と
寸法,加工ヘッドの径の値,工具径補正値の入力データ
とから加工ヘッドが前記クランプ装置を回避するように
ヘッド移動軌跡データを作成して、このヘッド移動軌跡
データに基づいて加工データを作成する加工データ作成
手段とを備えたものである。
また、前記加工データ作成手段のヘッド移動軌跡デー
タにより制御される加工ヘッドの移動軌跡を表示する表
示手段を備えたものである。
(作用) 上記の手段を採用したため、データ入力手段によって
素材の寸法,素材を固定するクランプ装置の位置座標値
と寸法,加工図形の配置座標値,加工ヘッドの径の値,
工具径補正値のデータを入力し、板取り図形作成手段に
より、素材上でクランプ装置と配置する加工図形とが重
ならないように板取り図を形成し、加工データ作成手段
により、加工ヘッドがクランプ装置との衝突を回避する
ようなヘッド移動軌跡データが作成され、このヘッド移
動軌跡データに基づいて加工データが作成される。
また、加工ヘッドがクランプ装置と衝突しないことを
視覚的に確認するために、表示手段に加工ヘッドの素材
上における加工時の移動シミュレート軌跡が表示され
る。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明に係るレーザ加工データ作成装置の一
実施例の概略構成を示すブロック図であり、CAM(Compu
ter Aided Manufactureing)システムに、その機能を持
たせたもので、素材の寸法,素材を固定するクランプ装
置の位置座標値と寸法,加工図形の配置座標値,加工ヘ
ッドの径の値,工具径補正値などのデータを入力するた
めのデータ入力手段1と、後述するようにデータ入力手
段1の入力データに基づいて、素材への加工図形の板取
り図を作成する板取り図形作成手段2と、この板取り図
形作成手段2の板取り結果とデータ入力手段1の入力デ
ータから加工ヘッドがクランプ装置を回避するようにヘ
ッド移動軌跡データ及び加工データを作成する加工デー
タ作成手段3と、この加工データ作成手段3のヘッド移
動軌跡データにより制御される加工ヘッドの加工軌跡を
表示する表示手段4とを備えている。
第2図は素材上の各部材の位置関係を示す説明図であ
って、5は素材、6はクランプ装置、7は加工ヘッド、
8,9は加工図形である。
同図において、加工図形8または加工図形9を素材5
の上のできるだけ多くの領域に配置して、歩留まりを上
げ、かつクランプ装置6と加工ヘッド7とが衝突しない
加工データを作成するためには、少なくとも、素材5の
横方向寸法Lxと縦方向寸法Ly、クランプ装置6の位置P
x、クランプ装置6のサイズKx,Ky、配置する加工図形8,
9の寸法データ(配置座標値)、加工ヘッド7の径の
値、工具径補正値が必要になる。なお、工具径補正値と
は加工ヘッド7の移動軌跡と実際に加工部で加工成形さ
れる端面との位置ずれを補正するための値である。
上記の各値に基づいて、加工データを作成する本実施
例の動作を第3図のフローチャートを参照して説明す
る。
すなわちステップ(S1)で、素材5の横方向寸法Lx、
縦方向寸法Lyを入力し、ステップ(S2)で、素材5を固
定するのに必要な個数分のクランプ装置6の位置Px(位
置座標値)と、そのクランプ装置6のサイズKx,Kyを入
力し、ステップ(S3)で、加工図形8,9の寸法データ
と、加工ヘッド7の半径の値と、工具径補正値を入力す
る。これらのデータが第1図のデータ入力手段1から入
力される。
次に、ステップ(S4)で第4図に示すように、前記入
力されたデータに基づき、クランプ装置6の位置から加
工図形8,9の配置禁止領域10及び加工ヘッド7の侵入禁
止領域11を算出したのち、配置する加工図形8,9の寸法
データを読み取り、素材5上で加工図形の配置禁止領域
10に重ならないように加工図形8,9を順次配置してい
き、素材5への図形板取りを行う。これらの動作が第1
図の板取り図形作成手段2で行われる。
次に、ステップ(S5)で前記板取り結果によって板取
り図形の加工データを一応作成し、ステップ(S6)で加
工ヘッド7の空送軌跡(空送パス)が加工ヘッド7の侵
入禁止領域11に重なるか否かの演算判定を行ない、第5
図(a)に示すように、空送パスAが加工ヘッド7の侵
入禁止領域11に重なる場合は、加工ヘッド7がクランプ
装置6と衝突すると判定し、ステップ(S7)で、第5図
(b),(c)に示す修正例のように、移動軌跡Bがク
ランプ装置6を回避するようにヘッド移動軌跡データを
作成し、このヘッド移動軌跡データに基づいて前記加工
データを修正して実際の加工データを作成する。この動
作が第1図の加工データ作成手段3で行われる。
次に、ステップ(S8)で、前記ヘッド移動軌跡データ
に基づいて実際の加工データによる加工ヘッド7の移動
軌跡Bを表示手段4に表示する。
このように、本実施例によれば、オペレータが必要な
データを入力すれば、自動的に加工ヘッド7とクランプ
装置6との干渉チェックを行うと共に、両者の衝突を回
避するヘッド移動軌跡データを作成することができるの
で、クランプ装置6のまわりの領域へ加工図形8,9を配
置することが可能になり、容易に、しかも短時間に、加
工ヘッド7を破損することのない前記ヘッド移動軌跡デ
ータに基づく、高歩留まりの加工データを作成すること
ができる。また、加工ヘッド7の加工時における移動軌
跡Bを表示手段4に表示することができるので、オペレ
ータは、加工ヘッド7がクランプ装置6と衝突しないこ
とを、視覚的に確認することができる。
(発明の効果) 本発明によれば、オペレータが、容易に、かつ、短時
間の内に、クランプ装置まわりの領域への加工図形配置
が可能で、かつ加工ヘッドを破損することのない高歩留
まりの加工データを作成することができるレーザ加工デ
ータ作成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のレーザ加工データ作成装置の一実施例
の概略構成を示すブロック図、第2図は素材と各部材の
位置関係を示す説明図、第3図は本実施例の動作のフロ
ーチャート、第4図は加工図形の配置禁止領域と加工ヘ
ッドの侵入禁止領域を示す説明図、第5図(a)〜
(c)は加工ヘッドの加工軌跡の例を示す説明図、第6
図は従来のレーザ加工データ作成方法による加工領域を
説明するための説明図である。 1…データ入力手段、2…板取り図形作成手段、3…加
工データ作成手段、4…表示手段、5…素材、6…クラ
ンプ装置、7…加工ヘッド、8,9…加工図形、10…加工
図形の配置禁止領域、11…加工ヘッドの侵入禁止領域、
B…加工ヘッドの移動軌跡。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】素材の寸法,素材を固定するクランプ装置
    の位置座標値と寸法,加工図形の配置座標値,加工ヘッ
    ドの径の値,工具径補正値のデータを入力するためのデ
    ータ入力手段と、このデータ入力手段からの前記素材の
    寸法,素材を固定するクランプ装置の位置座標値と寸
    法,加工図形の配置座標値,加工ヘッドの径の値,工具
    径補正値の入力データに基づいて素材への図形板取りを
    行う板取り図形作成手段と、この板取り図形作成手段の
    板取り結果と前記データ入力手段からの素材を固定する
    クランプ装置の位置座標値と寸法,加工ヘッドの径の
    値,工具径補正値の入力データとから加工ヘッドが前記
    クランプ装置を回避するようにヘッド移動軌跡データを
    作成して、このヘッド移動軌跡データに基づいて加工デ
    ータを作成する加工データ作成手段とを備えたことを特
    徴とするレーザ加工データ作成装置。
  2. 【請求項2】前記加工データ作成手段のヘッド移動軌跡
    データにより制御される加工ヘッドの移動軌跡を表示す
    る表示手段を備えたことを特徴とする請求項(1)記載
    のレーザ加工データ作成装置。
JP1310763A 1989-12-01 1989-12-01 レーザ加工データ作成装置 Expired - Lifetime JP2847548B2 (ja)

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JP4639644B2 (ja) * 2004-05-26 2011-02-23 三菱電機株式会社 退避機能を備えた加工装置および退避方法
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JP5356117B2 (ja) * 2008-06-03 2013-12-04 日本車輌製造株式会社 レーザー加工機および枠付ワーク用治具
JP5356955B2 (ja) * 2009-09-02 2013-12-04 日本車輌製造株式会社 レーザ加工装置
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