JP4778610B2 - 剪断機用ワーク掴み装置の掴み位置制御方法およびその装置 - Google Patents

剪断機用ワーク掴み装置の掴み位置制御方法およびその装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4778610B2
JP4778610B2 JP2000280870A JP2000280870A JP4778610B2 JP 4778610 B2 JP4778610 B2 JP 4778610B2 JP 2000280870 A JP2000280870 A JP 2000280870A JP 2000280870 A JP2000280870 A JP 2000280870A JP 4778610 B2 JP4778610 B2 JP 4778610B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
workpiece
gripping
gripping position
target value
calculating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000280870A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002096215A (ja
Inventor
健一郎 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Amada Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
Priority to JP2000280870A priority Critical patent/JP4778610B2/ja
Publication of JP2002096215A publication Critical patent/JP2002096215A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4778610B2 publication Critical patent/JP4778610B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Accessories And Tools For Shearing Machines (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばシャーリングマシンに適用される剪断機用ワーク掴み装置の掴み位置制御方法と、掴み位置制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ワークの周縁部以外の部分を掴んでシャーリングマシンに送り込むマニピュレータを備えたマニピュレータ付きシャーが知られている。
【0003】
従来のこの種のマニピュレータ付きシャー50は、図5、図6に示すように、シャーリングマシン51と、その前方に配置されたフロントテーブル53と、フロントテーブル53の真横からワークをフロントテーブル53に搬入するローディング装置55と、フロントテーブル53に搬入されたワークを原点位置にセットするゲージング装置57と、フロントテーブル53上で原点位置にセットされたワークをクランプしてシャーリングマシン51に送り込むマニピュレータ59と、シャーリングマシン51の後方に配置されて切断された材料を搬出する搬出コンベヤ61とで構成されている。
【0004】
ゲージング装置57は、詳細には図示してないが、X方向原点用のXピンゲージと、Y方向原点用のYピンゲージと、引き込みクランプとで構成され、引き込みクランプがワークをクランプしてXピンゲージおよびYピンゲージにそれぞれ突き当てることで、XY両方向の原点位置にワークをセットするようになっている。また、ゲージング装置57は、原点セット時以外はワークのパスラインより下方へ収納されるようになっている。
【0005】
マニピュレータ59は、図示しないモータの駆動によりベース63上をY方向に沿って進退可能に構成されている。また、マニピュレータ59は、ワークの実質的に1点を上下両面からクランプするクランパ65を備え、クランパ65は、クランプしたワークを、図示しないモータの駆動によりクランプ軸のまわりに回転させることができるようになっている。
【0006】
このように構成されたマニピュレータ付きシャー50の動作を、図7を参照して簡単に説明すると、まず、図7(a)に示すように、ローディング装置55からフロントテーブル53に搬入されたワークWを、ゲージング装置57が原点セットを行なったのち、マニピュレータ59のクランパ65が上下両面からクランプする。
【0007】
つぎに、図7(b)に示すように、マニピュレータ59がY方向に前進してワークWをシャーリングマシン51に所定長さ送り込み、その位置でシャーリングマシン51が作動して目的とする長さの材料Pを切断する。そして、切断された材料Pは搬出コンベヤ61によって搬出される。
【0008】
つぎに、図7(c)に示すように、マニピュレータ59がY方向に後退し、クランパ65がワークWを所要角度(例えば90°)回転させたのち、上記と同様の送り込みを繰り返すことで、矩形状のワークWは4方向のうち任意の方向から所定長さずつ切断されることとなる。
【0009】
そして、このようなマニピュレータ付きシャー50は、マニピュレータ59のクランパ65がワークWの中心をクランプすることが基本となっているため、例えば、ワークWの中心に穴加工や凸加工等の前処理が施されている場合は、クランパ65によるクランプ位置をワークWの中心から所要量だけ変位させる必要があるものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、クランパ65によるクランプ位置をワークの中心から変位させる場合、その変位させた位置をクランプしたマニピュレータ59が、ワークをシャーリングマシン51に所定長さ送り込むのに必要なY方向の移動量を、矩形状のワークの4方向すべてについて考慮したうえでクランプ位置を決定する必要があり、これには煩雑な計算を行わなければならない。
【0011】
ところが、従来は、このようなワークの中心から変位したクランプ位置の決定に際して必要な煩雑な計算を、オペレータが直接行ない、しかも、シーケンサに送られる制御コード(Gコードに類似するもの)をNC上で直接編集しなければならないため、プログラミングの工数がかかり、プログラムミスの可能性が高い等の課題があった。
【0012】
この発明は上記従来のもののもつ課題を解決して、マニピュレータ(ワーク掴み装置)によるクランプ位置(掴み位置)をワークの中心から変位させる場合に、簡単な入力操作で掴み可能な範囲を指定するだけで、好適な掴み位置を自動的に決定することのできる剪断機用ワーク掴み装置の掴み位置制御方法およびその装置を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
この発明は上記目的を達成するため、ワークの周縁部以外の部分を掴んで剪断機に送り込む剪断機用ワーク掴み装置において、
ワークの掴み可能範囲を指定する工程と、
指定された掴み可能範囲内で好適な掴み位置を算出する工程と、
算出された好適掴み位置とワークの中心との差分を算出する工程と、
ワークの各辺の送り込み寸法に基づくワーク掴み装置の仮の送り込み目標値を算出する工程と、
前記仮の送り込み目標値にワークの各辺に応じて前記差分を加味して真の送り込み目標値を算出する工程と、
算出された真の送り込み目標値に基づいて掴み位置を制御する工程とからなるものであり、
表示装置の画面にワークを表示させ、ワークの中心を原点とする平面座標上でワークの掴み可能範囲の指定の操作によって入力されたデータを格納し、掴み位置を算出する手段が、当該掴み可能範囲内で、好適な掴み位置の座標を算出する。
【0014】
このように、ワークの掴み可能範囲を指定すると、その範囲内で好適な掴み位置を算出してその位置とワークの中心との差分を算出し、この差分を、ワークの各辺の送り込み寸法に基づくワーク掴み装置の仮の送り込み目標値に加味して、得られた真の送り込み目標値に基づいて掴み位置を制御することで、簡単な入力操作で掴み可能な範囲を指定するだけで、好適な掴み位置が自動的に決定されることとなる。
【0015】
またこの発明は、ワークの周縁部以外の部分を掴んで剪断機に送り込む剪断機用ワーク掴み装置において、
ワークの掴み可能範囲を指定する手段と、
指定された掴み可能範囲内で好適な掴み位置を算出する手段と、
算出された好適掴み位置とワークの中心との差分を算出する手段と、
ワークの各辺の送り込み寸法に基づくワーク掴み装置の仮の送り込み目標値を算出する手段と、
前記仮の送り込み目標値にワークの各辺に応じて前記差分を加味して真の送り込み目標値を算出する手段と、
算出された真の送り込み目標値に基づいて掴み位置を制御する手段とを備え、
表示装置の画面にワークを表示させ、ワークの中心を原点とする平面座標上でワークの掴み可能範囲の指定の操作によって入力されたデータを格納し、掴み位置を算出する手段が、当該掴み可能範囲内で、好適な掴み位置の座標を算出する。
【0016】
このように、ワークの掴み可能範囲を指定すると、その範囲内で好適な掴み位置を算出してその位置とワークの中心との差分を算出し、この差分を、ワークの各辺の送り込み寸法に基づくワーク掴み装置の仮の送り込み目標値に加味して、得られた真の送り込み目標値に基づいて掴み位置を制御することで、簡単な入力操作で掴み可能な範囲を指定するだけで、好適な掴み位置が自動的に決定されることとなる。
【0017】
【発明の実施の形態】
この発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、この発明による剪断機用ワーク掴み装置の掴み位置制御装置の一実施の形態を示すブロック図であり、換言すると、マニピュレータ付きシャーのNCプログラミング装置を、マニピュレータの掴み位置制御装置の視点で表現したものである。
【0018】
この掴み位置制御装置10は、NCプログラムに必要なワークのX寸法、Y寸法、ワークの加工順序、各辺の切り落とし長さ、切り残し長さ等を入力する入力部11と、入力されたプログラムデータを格納するプログラムデータファイル13と、加工に必要な基本データとなるパラメータを格納したパラメータファイル15とを備え、入力部11は、マニピュレータによるワークの掴み可能範囲を指定する入力操作も行われ、入力された掴み可能範囲の指定データも一旦プログラムデータファイル13に格納されるようになっている。
【0019】
掴み可能範囲の指定は、ワークのX座標の掴み可能範囲(X座標上限、X座標下限)と、Y座標の掴み可能範囲(Y座標上限、Y座標下限)の合わせて4項目を入力することによって行われる。ただし、X座標、Y座標いずれも上限値の入力は省略することができ、省略した場合は、上限値は下限値と同一となるものである。
【0020】
また、掴み位置制御装置10は、プログラムデータファイル13から掴み可能範囲を指定する座標データを読み出し、また、プログラムデータファイル13から、掴み可能範囲内で掴み位置を絞り込む際にワーク回転時のメカ干渉の有無を判定するために用いられるメカ干渉判定用データと、掴み可能範囲内で掴み位置を絞り込む際にマニピュレータによる掴み替え工数を判定するために用いられる掴み替え工数判定用データとを抽出して、これらの判定用データを用いて掴み可能範囲内で好適な掴み位置の座標を算出する好適掴み位置算出部17を備えている。
【0021】
また、掴み位置制御装置10は、好適掴み位置算出部17で求められた好適掴み位置の座標データと、プログラムデータファイル13から読み出されるワークの中心座標との差分を算出する差分算出部19を備え、差分算出部19は、好適掴み位置の座標とワークの中心座標との差分をあらわすX成分およびY成分をそれぞれ算出するようになっている。
【0022】
また、掴み位置制御装置10は、プログラムデータファイル13から読み出されるワークの各辺の所定の送り込み寸法に基づいて、マニピュレータがワークの中心を掴むと仮定した場合のマニピュレータの仮の送り込み目標値(仮のY軸目標値)を算出する仮の送り込み目標値算出部21と、仮の送り込み目標値算出部21で求められた仮の送り込み目標値(仮のY軸目標値)に、ワークの各辺に応じて、差分算出部19で求められた差分を加味することで、マニピュレータがワークの好適掴み位置を掴む場合のマニピュレータの真の送り込み目標値(真のY軸目標値)を算出する真の送り込み目標値算出部23とを備え、真の送り込み目標値算出部23は、ワークの各辺に応じて差分のX成分を加算または減算し、かつ、Y成分を加算または減算することで、仮のY軸目標値から真のY軸目標値への変換を行うようになっている。
【0023】
さらに、掴み位置制御装置10は、真の送り込み目標値算出部23で求められた真の送り込み目標値(真のY軸目標値)と、パラメータファイル15から読み出される加工に必要な基本データとなるパラメータとから、Gコードに類似した制御コードを生成する制御コード生成部25を備え、制御コード生成部25で生成された制御コードはシーケンサ41に送られ、その制御コードにしたがって、シャーリングマシン51、マニピュレータ59等に所定の動作を行わせるようになっている。
【0024】
次に、上記の実施の形態の作用について、図2に示すフローチャートを用いて説明するが、前提として、図3に示すワークWを、図5、図6に示すマニピュレータ付きシャー50を使って加工するものとし、そのために必要なNCプログラムを、図4に示すプログラム編集画面を用いて作成するものとする。
【0025】
すなわち、図3に示すように、中心部に穴のあるワークWの4辺のハッチングで示す部分を切り揃えて、所定寸法の材料Pを作る場合を例として説明する。
【0026】
最初に、入力部11の表示装置に、図4(a)に示す画面を表示させ、この画面を使ってワークWのX寸法およびY寸法を入力する(ステップS1)。
【0027】
つぎに、入力部11の表示装置を図4(b)に示す画面に切り換え、この画面を使って、ワークWの中心を原点Oとする平面座標上でワークWの掴み可能範囲を指定する(ステップS2)。
【0028】
つぎに、入力部11の表示装置を図4(c)に示す画面に切り換え、この画面を使って、ワークWの加工順序、各辺の切り落とし長さ、切り残し長さ等を入力する(ステップS3)。
【0029】
以上の操作によって入力された各種のデータは、プログラムデータファイル13に格納される(ステップS4)。
【0030】
そして、好適掴み位置算出部17が、プログラムデータファイル13から得られる掴み可能範囲を指定する座標データと、メカ干渉判定用データおよび掴み替え工数判定用データとを用いて、掴み可能範囲内で好適な掴み位置の座標を算出する(ステップS5)。
【0031】
つぎに、差分算出部19が、好適掴み位置算出部17で求めた好適掴み位置の座標と、プログラムデータファイル13から得られるワークWの中心座標との差分をあらわすX成分およびY成分をそれぞれ算出する(ステップS6)。
【0032】
一方、仮の送り込み目標値算出部21が、プログラムデータファイル13から得られるワークWの各辺の所定の送り込み寸法に基づいて、マニピュレータ59がワークWの中心を掴むと仮定した場合のマニピュレータ59の仮の送り込み目標値(仮のY軸目標値)を算出する(ステップS7)。
【0033】
つぎに、真の送り込み目標値算出部23が、仮の送り込み目標値算出部21で求めた仮の送り込み目標値(仮のY軸目標値)に、ワークWの各辺に応じて、差分算出部19で求めた差分を加味することで、マニピュレータ59がワークWの好適掴み位置を掴む場合のマニピュレータ59の真の送り込み目標値(真のY軸目標値)を算出する(ステップS8)。
【0034】
つぎに、制御コード生成部25が、真の送り込み目標値算出部23で求めた真の送り込み目標値(真のY軸目標値)と、パラメータファイル15から得られる加工に必要な基本データとなるパラメータとから、制御コードを生成する(ステップS9)。
【0035】
そして、制御コード生成部25で生成された制御コードはシーケンサ41に送られ、シーケンサ41は制御コードにしたがって、シャーリングマシン51、ローディング装置55、ゲージング装置57、マニピュレータ59および搬出コンベヤ61に所定の動作を行わせる(ステップS10)。
【0036】
それにより、図3に示す中心部に穴のあるワークWは、4辺のハッチングで示す部分が切り揃えられ、所定寸法の材料Pが得られることとなる。
【0037】
なお、上記の実施の形態では、図3に示すワークWを、図5、図6に示すマニピュレータ付きシャー50を使って加工するものとし、そのために必要なNCプログラムを、図4に示すプログラム編集画面を用いて作成するものとして説明したが、これに限定するものでなく、他の適宜のワークを、他の適宜のマニピュレータ付きシャーを使って加工し、そのために必要なNCプログラムを、他の適宜のプログラム編集画面を用いて作成することが可能である。
【0038】
また、上記の実施の形態では、シャーリングマシンにマニピュレータを備えたマニピュレータ付きシャーを例示したが、これに限定するものでなく、他の適宜の剪断機用ワーク掴み装置に適用することが可能である。
【0039】
【発明の効果】
この発明は以上のように、ワークの掴み可能範囲を指定する工程と、指定された掴み可能範囲内で好適な掴み位置を算出する工程と、算出された好適掴み位置とワークの中心との差分を算出する工程と、ワークの各辺の送り込み寸法に基づくワーク掴み装置の仮の送り込み目標値を算出する工程と、仮の送り込み目標値にワークの各辺に応じて差分を加味して真の送り込み目標値を算出する工程と、算出された真の送り込み目標値に基づいて掴み位置を制御する工程とからなる構成としたので、ワーク掴み装置による掴み位置をワークの中心から変位させる場合に、簡単な入力操作で掴み可能な範囲を指定するだけで、好適な掴み位置を自動的に決定することができ、そのため、ワークの中心から変位した掴み位置の決定に際して必要な煩雑な計算を行うことからオペレータを解放することができ、その結果、好適掴み位置の自動決定により加工範囲の拡大を図ることができるとともに、プログラミングの工数を削減して、プログラムミスの可能性を減少させることができる効果がある。
【0040】
またこの発明は、ワークの掴み可能範囲を指定する手段と、指定された掴み可能範囲内で好適な掴み位置を算出する手段と、算出された好適掴み位置とワークの中心との差分を算出する手段と、ワークの各辺の送り込み寸法に基づくワーク掴み装置の仮の送り込み目標値を算出する手段と、仮の送り込み目標値にワークの各辺に応じて差分を加味して真の送り込み目標値を算出する手段と、算出された真の送り込み目標値に基づいて掴み位置を制御する手段とを備える構成としたので、ワーク掴み装置による掴み位置をワークの中心から変位させる場合に、簡単な入力操作で掴み可能な範囲を指定するだけで、好適な掴み位置を自動的に決定することができ、そのため、ワークの中心から変位した掴み位置の決定に際して必要な煩雑な計算を行うことからオペレータを解放することができ、その結果、好適掴み位置の自動決定により加工範囲の拡大を図ることができるとともに、プログラミングの工数を削減して、プログラムミスの可能性を減少させることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】剪断機用ワーク掴み装置の掴み位置制御装置の一実施の形態を示すブロック図である。
【図2】図1のものの動作を示すフローチャートである。
【図3】加工すべきワークの一例を示す説明図である。
【図4】掴み位置制御装置のプログラム編集画面を示す説明図である。
【図5】マニピュレータ付きシャーの概略的平面図である。
【図6】図5のものの概略的右側面図である。
【図7】マニピュレータ付きシャーの動作を示す説明図である。
【符号の説明】
10 掴み位置制御装置
11 入力部
13 プログラムデータファイル
15 パラメータファイル
17 好適掴み位置算出部
19 差分算出部
21 仮の送り込み目標値算出部
23 真の送り込み目標値算出部
25 制御コード生成部
41 シーケンサ
50 マニピュレータ付きシャー
51 シャーリングマシン
53 フロントテーブル
55 ローディング装置
57 ゲージング装置
59 マニピュレータ
61 搬出コンベヤ
63 ベース
65 クランパ

Claims (4)

  1. ワークの周縁部以外の部分を掴んで剪断機に送り込む剪断機用ワーク掴み装置において、
    ワークの掴み可能範囲を指定する工程と、
    指定された掴み可能範囲内で好適な掴み位置を算出する工程と、
    算出された好適掴み位置とワークの中心との差分を算出する工程と、
    ワークの各辺の送り込み寸法に基づくワーク掴み装置の仮の送り込み目標値を算出する工程と、
    前記仮の送り込み目標値にワークの各辺に応じて前記差分を加味して真の送り込み目標値を算出する工程と、
    算出された真の送り込み目標値に基づいて掴み位置を制御する工程とからなるものであり、
    表示装置の画面にワークを表示させ、ワークの中心を原点とする平面座標上でワークの掴み可能範囲の指定の操作によって入力されたデータを格納し、掴み位置を算出する手段が、当該掴み可能範囲内で、好適な掴み位置の座標を算出することを特徴とする剪断機用ワーク掴み装置の掴み位置制御方法。
  2. 前記掴み可能範囲を指定する工程は、ワークのX座標の掴み可能範囲およびY座標の掴み可能範囲をそれぞれ指定することを特徴とする請求項1記載の剪断機用ワーク掴み装置の掴み位置制御方法。
  3. 前記好適掴み位置を算出する工程は、ワーク掴み装置によるワーク回転時の干渉の有無、および、ワーク掴み装置によるワークの掴み替え工程の減少を考慮して、好適掴み位置の座標を算出することを特徴とする請求項1記載の剪断機用ワーク掴み装置の掴み位置制御方法。
  4. ワークの周縁部以外の部分を掴んで剪断機に送り込む剪断機用ワーク掴み装置において、
    ワークの掴み可能範囲を指定する手段と、
    指定された掴み可能範囲内で好適な掴み位置を算出する手段と、
    算出された好適掴み位置とワークの中心との差分を算出する手段と、
    ワークの各辺の送り込み寸法に基づくワーク掴み装置の仮の送り込み目標値を算出する手段と、
    前記仮の送り込み目標値にワークの各辺に応じて前記差分を加味して真の送り込み目標値を算出する手段と、
    算出された真の送り込み目標値に基づいて掴み位置を制御する手段とを備え、
    表示装置の画面にワークを表示させ、ワークの中心を原点とする平面座標上でワークの掴み可能範囲の指定の操作によって入力されたデータを格納し、掴み位置を算出する手段が、当該掴み可能範囲内で、好適な掴み位置の座標を算出することを特徴とする剪断機用ワーク掴み装置の掴み位置制御装置。
JP2000280870A 2000-09-14 2000-09-14 剪断機用ワーク掴み装置の掴み位置制御方法およびその装置 Expired - Fee Related JP4778610B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000280870A JP4778610B2 (ja) 2000-09-14 2000-09-14 剪断機用ワーク掴み装置の掴み位置制御方法およびその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000280870A JP4778610B2 (ja) 2000-09-14 2000-09-14 剪断機用ワーク掴み装置の掴み位置制御方法およびその装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002096215A JP2002096215A (ja) 2002-04-02
JP4778610B2 true JP4778610B2 (ja) 2011-09-21

Family

ID=18765622

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000280870A Expired - Fee Related JP4778610B2 (ja) 2000-09-14 2000-09-14 剪断機用ワーク掴み装置の掴み位置制御方法およびその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4778610B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6044244A (ja) * 1983-08-23 1985-03-09 Amada Co Ltd ワ−クランプ位置の自動設定方法
JP3420336B2 (ja) * 1994-07-01 2003-06-23 大東精機株式会社 切断機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002096215A (ja) 2002-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2685071B2 (ja) 数値制御装置
JP2019070953A (ja) 加工プログラム処理装置およびこれを備えた多軸加工機
JPH0457007B2 (ja)
JP4778610B2 (ja) 剪断機用ワーク掴み装置の掴み位置制御方法およびその装置
JP3116129B2 (ja) 加工方法
JP2005305579A (ja) Nc工作機械の制御方法及び制御装置
JP4430323B2 (ja) 剪断機用ワーク掴み装置の左右差補正方法およびその装置
JP2846320B2 (ja) 対話型数値制御装置
JPH09292913A (ja) Ncデータ作成装置
JPS58126040A (ja) 数値制御加工方式
JPS63250709A (ja) 切削方向決定方法
JP2002096216A (ja) 剪断機用ワーク掴み装置の送り込み制御方法およびその装置
JPH0649263B2 (ja) ワ−ク座標系設定制御方法
JPH08257874A (ja) Nc加工用プログラムの修正方法
JPH08174335A (ja) 歯車状ワークの面取り加工方法
JP2706317B2 (ja) ロボット制御装置
KR100246885B1 (ko) 수치제어 면취가공장치 및 그 가공방법
JP2663931B2 (ja) 数値制御装置の図形表示方法
JP2581535B2 (ja) 工作機械の座標系設定装置
JPH04169909A (ja) ロボットの姿勢修正方法
JPH05204431A (ja) 切削軸の自動変更機能付き自動プログラム作成装置
JP3099211B2 (ja) 工作機械の加工プログラム作成装置
JP2005095969A (ja) ワーク把持装置およびワーク把持方法
JPH0744215A (ja) 工作機械の送り軸制御方法および装置
JPH05250024A (ja) Ncプログラム作成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070815

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101124

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110628

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110704

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140708

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees