JPH0477413A - 水性毛髪化粧料 - Google Patents

水性毛髪化粧料

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JPH0477413A
JPH0477413A JP18921690A JP18921690A JPH0477413A JP H0477413 A JPH0477413 A JP H0477413A JP 18921690 A JP18921690 A JP 18921690A JP 18921690 A JP18921690 A JP 18921690A JP H0477413 A JPH0477413 A JP H0477413A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ジェル状やエアゾール型フオーム状の整髪剤
などとして好適に利用できる水性毛髪化粧料に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕男性整
髪剤の歴史を振り返ると、整髪剤はポマード・チックか
らリキッドタイプの整髪剤が主流となり、最近ではジェ
ルタイプのものやフオーム状の整髪剤が好まれるように
なっている。これを仕上り感から見てみると、ベタつき
の強い油性タイプからベタつきの少ない水溶性タイプへ
と変化してきている。
更に、従来は比較的疎水性の整髪剤をエタノール系溶剤
に可溶化する方法が整髪剤の調製法として主に採用され
ていた。しかし、上述したように近年はジェル状、フオ
ーム状のベタつきの少ない水性の整髪剤が主流となって
おり、このような系では疎水性整髪基剤を可溶化するの
は極めて困難であるため、使用される整髪基剤は水溶性
のものがほとんどである。
一方、ポマードやヘアリキッドの仕上り感に慣れ親しん
だ実年世代においては、油性感が強く、十分な整髪力及
び毛髪保持力を有する整髪剤が好まれ、また、若者にお
いてもリーゼント等のヘアスタイルの場合では、油性感
の強い仕上り感の整髪剤が有効である。
このため、最近は比較的ポマードやヘアリキッドの仕上
り感に類似したものとして多価アルコールを多量に用い
た通常「ウェットjタイプと称する商品が数多く提案さ
れているが、水性整髪剤で実年世代が満足するような仕
上り時の油性感、強い整髪力、毛髪保持力を得ることは
困難であった。
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、べたつきの少
ない仕上り感と油性感の高い仕上り感及び整髪力・毛髪
保持力とを兼ね備えた水性毛髪化粧料を提供することを
目的とする。
〔課題を解決するための手段及び作用〕本発明者は、上
記目的を達成するため鋭意検討を重ねた結果、ジグリセ
リンのポリオキシプロピレン付加物と、両性高分子化合
物及びノニオン性高分子化合物から選ばれる1種又は2
種以上の化合物とを併用した場合、ジェル状やフオーム
状の水を多量に含有する系において、同成分が相乗的に
作用し、ベタつきのない仕上り感を有する上、油性感の
強い仕上りで整髪力及び毛髪保持力に優れ、ポマードや
ヘアリキッドの仕上りに慣れ親しんだ実年世代をも十分
満足させることができる水性毛髪化粧料が得られること
を知見し、本発明をなすに至った。
従って、本発明はジグリセリンのポリオキシプロピレン
付加物と、両性高分子化合物及び/又はノニオン性高分
子化合物とを含有してなることを特徴とする水性毛髪化
粧料を提供する。
以下、本発明につき更に詳述する。
本発明の水性毛髪化粧料の第1の必須成分であるジグリ
セリンのポリオキシプロピレン付加物は、グリセリンの
2量体にプロピレンオキサイドを付加させることにより
得ることができるもので、付加モル数が3〜30、特に
5〜25のものが好ましい。付加モル数が3に満たない
と油性感が発現しない場合があり、30を越えると疎水
性が高まって水に溶は難くなる場合がある。
このようなジグリセリンのポリオキシプロピレン付加物
は、特開昭53−15435号公報に記載されているよ
うにジグリセリンに酸化プロピレンを付加重合させるこ
とにより容易に得ることができる。具体的には、板本薬
品から販売されているジグリセリンに9モルのオキシプ
ロピレンが付加されたもの(ST−DP9)などが例示
される。
また、上記ジグリセリンのポリオキシプロピレン付加物
の配合量は、毛髪化粧料全体の0.1〜50%(重量%
、以下同じ)、特に5〜20%とすることが好ましい。
配合量が0.1%に満たないと油性感が発揮されず、所
望の効果が祷らない場合があり、50%を越えると毛髪
にベタっきが生じ、重い仕上りとなって好ましくない場
合がある。
次に、本発明の第2必須成分は、両性高分子化合物又は
ノニオン性高分子化合物である。
ここで、両性高分子化合物としては、下記一般式(I) (但し、式中R1は水素原子又はメチル基、R3は炭素
数1〜4のフルキレン基であり、R1及びR4はそれぞ
れ水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基、R5は炭素
数1〜30のアルキル基、アルケニル基又はシクロアル
キル基である。また、Aは炭素原子又はNH基である。
) で示されるものが好適に使用される。
特に、両性高分子化合物として、(1)式中のR1、R
3及びR4がそれぞれメチル基、R2がエチレン基 R
Gが炭素数1〜30のアルキル基、Aが酸素原子であり
、その平均分子量が70000〜90000であるもの
、例えばN−メタクロイルエチル−N、N−ジメチルア
ンモニウム−α−N−メチルカルボキシベタイン−メタ
クリル酸02〜C24(炭素数2〜24)の混合アルキ
ル共重合体が好ましく、具体的にはユカフォーマ−20
4WL、ユカフォーマ−2058、ユカフォーマ−20
1(三菱油化社製)などが挙げられる。
ノニオン性高分子化合物としては、例えばポリビニルピ
ロリドン、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルピロ
リドン・酢酸ビニル共重体、ポリアクリルアマイド、ポ
リビニルブチレートなどが例示され、例えばPVPK−
30,PVPK−60、PVPK−90(いずれも1協
産業社製)及びルビスコール73E、ルビルコール37
E(いずれも互応化学社製)等が挙げられる。
また、上記の両性高分子化合物及びノニオン性高分子化
合物の配合量は、化粧料全体の0.1〜20%、特に0
.5〜10%とすることが好ましい。配合量が0.1%
に満たないと十分な整髪効果が得られない場合があり、
20%より多いと毛髪にゴワツキが生じる場合がある。
本発明の化粧料は特に水を含有するものに有効適用され
るもので、この場合水が化粧料全体の30%以上配合さ
れたものがより効果的である。
また、本発明の化粧料は、ジェル状あるいはエアゾール
型フオーム状の製品に有効であり、この場合、ジェル状
製品では増粘剤としてカルボキシビニルポリマー等を用
いることが一般的であり、増粘効果を発揮するには系中
に多量の水を必要とする。一方、エアゾール型フオーム
状の製品においても、通常発泡剤として塩化ステアリル
トリメチルアンモニウムやポリオキシエチレン硬化ヒマ
シ油等の界面活性剤を用いているが、良好な泡質を得る
ためには多量の水分が不可欠であり1本発明によればこ
のような系で好適に用いることができる。
本発明には、本発明の効果に影響のない範囲で以下の公
知成分を配合することができる。
例えば、オキシベンゾン及びその誘導体等の紫外線吸収
剤、ポリオキシエチレン(20)オレイルエーテル、ポ
リオキシエチレン(20)ステアリルエーテル等のエー
テル系界面活性剤、塩化ステアリルトリメチルアンモニ
ウム、ジステアリルジメチルアンモニウム等のカチオン
界面活性剤、両性界面活性剤、アニオン界面活性剤、Q
−メントール等の清涼感付与剤、ニコチン酸ベンジル等
の刺激感付与剤、グルコン酸クロルヘキシジン、イソプ
ロピルメチルフェノール、パラオキシ安息香酸エステル
等の殺菌防腐剤、タンパク加水分解物、アミノ酸、植物
抽出エキス、ビタミンA、B。
C,D、E、H等の各種ビタミン及びEDTA−Na等
のキレート化剤コハク酸、コハク酸、ナトリウム、トリ
エタノールアミン等のpH調整剤、エアゾール製品の場
合は液化石油ガス、ジメチルエーテル等の噴射剤などが
挙げられる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の水性毛髪化粧料は、毛髪
へのベタつきが少ない上、油性感の高1)仕上りで整髪
力及び毛髪保持力に優れている。それ故、本発明によれ
ば、ジェル状、フオーム状等の多量の水で構成される整
髪剤において、ポマードやヘアリキッド等と同等の油性
感の高い仕上り感が得られ、かつ、ポマードやヘアリキ
ッド等の整髪剤の欠点であった仕上り時の毛髪のベタつ
きを少なくすることができる。
従って、本発明の水性毛髪化粧料は、特にポマードやヘ
アリキッド等の整髪剤の仕上り感に慣れ親しんだ実年世
代が十分満足できる使用感であり、また、リーゼント等
の油性感をポイントにするヘアスタイルの若者にとって
も非常に有効なものである。
以下、実施例及び比較例を挙げて本発明を具体的に説明
するが、本発明は下記実施例に制限されるものではない
なお、各側に先立ち、各側で採用した試料の調製法及び
効果の評価方法を以下に示す。
X丘り災I孟 (1)組成中の両性高分子化合物、ノニオン性高分子化
合物、香料等の油溶性成分をエタノールに溶かし、油相
とした。
(2)また、組成中のジグリセリンのポリオキシブ゛ロ
ピレン付加物を精製水に混ぜ、水相とした。
(3)上記の油相及び水相を所定の容器に入れ、使用時
に振とうし、両相を均一に分散して用いた。
なお、ジェル状の試料はパドルミクサーを用い、低粘度
のものは単純撹拌装置を用い、また、エアゾール型フオ
ーム状の試料は、上記の油相及び水相と噴射剤とを所定
の割合でエアゾール容器に充填し、使用前に振とうして
用いた。
丈来夏■貢左抜 ■ベタつきのなさ 毛髪をLES  Na6%水溶液で洗浄、流水すすぎを
行った後、軽く水分を取り除いた。
次に、試料3gをこの毛髪に塗布し、櫛を用し1て毛髪
全体に伸ばした。その後、毛髪に櫛を通して65%RH
,25°C恒温室で風乾した。なお、判定基準用として
、別の毛髪を上記と同様に洗浄、すすぎ処理後、ユカフ
オーマ−204WL (三菱油化社製)をO,Ig、0
.3g、0.5gそれぞれ塗布し、上記条件で風乾した
判定は専門評価員5名で下記の基準に従って行い、その
平均値を求めた。
1点H二カフオー7−204WL0.5g塗布品とベタ
つきが同等 2点=1点と3点の中間 3点:ユカ:7t−v−204WL0.3g塗布品とベ
タつきが同等 4点=3点と5点の中間 5点:ユカフォーマー204WL0.1g塗布品とベタ
つきが同等 ×:5名の平均値が2点未満 625名の平均値が2点以上3点未満 ○:5名の平均値が3点景上4点未満 ◎:5名の平均値が4点以上 ■油性感、整髪力及び毛髪保持力 へ夕つきのなさの評価と同様に毛髪を処理し、判定基準
用毛髪にはワセリン0.1gを塗布して、下記の基準に
従って評価し、その平均値を求めた。
1点:ワセリン0.1g塗布品より明らかに劣る 2点:ワセリン0.1g塗布品よりやや劣る3点:ワセ
リン0.1g塗布品と同等 4点:ワセリン0.1g塗布品よりやや優れる5点:ワ
セリン0.1g塗布品より明らかに優れる ×:5名の平均値が2点未満 625名の平均値が2点以上3点未満 O:5名の平均値が3点以上4点未満 O:5名の平均値が4点以上 〔実施例1〜3、比較例1〜2〕 第1表に示す組成の毛髪化粧料を調製し、ベタつきのな
さ、油性感、整髪力を評価した。結果を第1表に併記す
る。
第1表 た。これに対し、両性高分子化合物を含有しない毛髪化
粧料(比較例1)は油性感及び整髪力に劣り、また、ジ
グリセリンのポリオキシプロピレン付加物を含有しない
毛髪化粧料(比較例2)はへ夕つきのなさ、油性感に劣
るものであった。
〔実施例4〕 第2表に示す組成のエアゾール型毛髪化粧料を調製し、
評価したところ、優れた性能を有することが確認された
。結果を第2表に併記する。
本1ポリオキシプロピレン付加モル数=10モル本2三
菱油化社製ユカフォーマ−204WL第1表の結果より
、本発明の毛髪化粧料(実施例1〜3)は、ベタつきが
なく、かつ、油性感が強い仕上りで整髪力にも優れてい
ることがわがつ第2表 とが確認された。
結果を第3表に併記する。
第3表 木3三菱油化社製ユカフォーマ 05 S 〔実施例5〕 第3表に示す組成のジェル状毛髪化粧料を:A製宰4五
協産業社製ポリビニルピロリドン(PVP し、 評価したところ、 優れた性能を有しているこ に−90)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ジグリセリンのポリオキシプロピレン付加物と、両
    性高分子化合物及び/又はノニオン性高分子化合物とを
    含有してなることを特徴とする水性毛髪化粧料。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04149122A (ja) * 1990-10-13 1992-05-22 Kanebo Ltd 毛髪化粧料
JP2010126519A (ja) * 2008-12-01 2010-06-10 Kao Corp 毛髪化粧料

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04149122A (ja) * 1990-10-13 1992-05-22 Kanebo Ltd 毛髪化粧料
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