JPH0476848A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH0476848A
JPH0476848A JP2192314A JP19231490A JPH0476848A JP H0476848 A JPH0476848 A JP H0476848A JP 2192314 A JP2192314 A JP 2192314A JP 19231490 A JP19231490 A JP 19231490A JP H0476848 A JPH0476848 A JP H0476848A
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Narimitsu Kakiwaki
成光 垣脇
Toru Okuda
徹 奥田
Masaji Tsuji
辻 政次
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、磁気テープの走行速度とテンションとを一定
に制御することのできる磁気記録再生装置に関する。さ
らに詳しくは、キャプスタンを用いないいわゆるリール
ドウリールタイプの磁気記録再生装置におけるテープ走
行の制御に関する。
〈従来の技術〉 磁気テープを用いた磁気記録再生装置において正確かつ
高密度な記録再生を行うためには磁気テ−プの走行速度
を一定に保つとともに、磁気テープに加えられるテンシ
ョンを一定にしなければならない。
このため、従来の磁気記録再生装置は、例えばキャプス
タンとピンチローラとで磁気テープを圧着駆動すること
により磁気テープの走行速度を一定にしている。また、
磁気テープに加えられるテンションは、テンションアー
ムと呼ばれるテンション検出i構で一定になるように制
御する等の方法が採られている。
しかし、上述した従来の磁気記録再生装置では、キャプ
スタン等で磁気テープの走行速度の制御を行うとともに
、テンションアーム等を用いた機構によってテンション
を一定に制御しているので、磁気テープの走行速度が高
速になると走行速度を正確に制御できないばかりか、磁
気テープとテンションアームとの間で共振が発生し、磁
気テープに加えられるテンションを一定に制御すること
ができない。また、全体の構造が複雑になるという問題
点もある。
そこで、案出されたのが、キャプスタンを用いず、リー
ルからリールへと磁気テープを直接移送するいわゆるリ
ールドウリールタイプの磁気記録再生装置である。この
リールドウリールタイプの磁気記録再生装置では、磁気
テープの走行速度は回転型の速度検出ローラやリールの
回転を検出することにより、これらの回転周期を検出し
、予め設定された周期との誤差を求め、これを増幅して
リール駆動モータに与えることによりフィードバック制
御を行うように構成されでいる。また、磁気テープに加
えられるテンションは、例えばり−ル巻径を検出し、こ
れに応じたトルクを供給リールに与えることで一定に保
つようになっている。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、上述したり一ルトウリールタイプの磁気
記録再生装置には以下のような問題点がある。
すなわち、検出された磁気テープの走行速度と、基準速
度との誤差をフィートハックして、磁気テープの走行を
制御しているのであるが、リールと磁気テープとの間に
共振が生ずるため、制御ループのゲインを高く設定する
ことができない。従って、精度の高い制御を行うことが
できないのである。
本発明上記事情に鑑みて創案されたもので、リールドウ
リールタイプの磁気記録再生装置の磁気テープの走行系
において、走行速度とテンションとを正確に制御するこ
とができる磁気記録再生装置を提供することを目的とし
ている。
く課題を解決するための手段〉 本発明に係る磁気記録再生装置は、磁気テープの走行速
度と磁気テープに加えられるテンションとを一定に保ち
つつ、磁気テープを走行させる磁気記録再生装置におい
て、磁気テープの走行に伴って回転するガイドローラと
、このガイドローラの回転に伴ってパルス信号を発生す
る速度信号発生器と、走行速度の基準となるべき基準信
号を発生する基準信号発生器と、磁気テープの走行速度
の誤差を検出する速度誤差検出部と、磁気テープの走行
に伴うリールの回転を検出するリール回転検出手段と、
少なくとも供給リールの巻径に基づいて磁気テープに加
えられるテンションを制御するように駆動されるリール
駆動手段とを具備しており、前記速度誤差検出部は、前
記速度信号発生器のパルス信号と前記基準信号発生器の
基準信号との周波数差又は周波数比を検出する周波数誤
差検出部と、前記速度信号発生器のパルス信号と前記基
準信号発生器の基準信号との位相差を検出する位相誤差
検出部とを有し、前記周波数誤差検出部及び位相誤差検
出部の出力信号に基づいて磁気テープの走行速度の誤差
を検出し、前記リール駆動手段は前記速度誤差検出部の
出力に基づいて磁気テープの走行速度を一定に制御する
ように構成されている。
く作用〉 磁気テープの走行速度の制御は、以下のようにして行わ
れる。
すなわち、磁気テープの走行に伴ってガイドローラが回
転する。これに伴って速度信号発生器より磁気テープの
走行速度に比例したパルス信号が発生される。一方、速
度の基準となる基準信号発生器からは基準信号が発生さ
れる。前記パルス信号と前記基準信号とは、速度誤差検
出部を構成する周波数誤差検出部と位相誤差検出部とに
おいてその周波数の誤差と位相差とを検出される。そし
て、前記周波数差と位相差とに基づいて速度誤差検出部
から磁気テープの走行速度誤差が出力される。
この走行速度誤差に基づいてリール駆動手段が制御され
て、磁気テープの走行速度は一定になる。
また、リール回転検出手段から出力されたデータから求
められた供給リールの巻径を求め、二〇巻径に基づいて
磁気テープに加えられるテンションが一定になるように
リール駆動手段が制御される。
〈実施例〉 以下、図面を参照して本発明に係る一実施例を説明する
第1図は本発明の一実施例に係る磁気記録再生装置の磁
気テープの走行速度及びテンションを制御する回路構成
図、第2図は速度誤差検出部の内部構成を示す回路構成
図である。
ここに例を挙げて説明する磁気記録再生装置は、カセッ
ト1の磁気テープ2に大容量のデータを高速で記録、再
生するような基本構成となっている。
磁気記録再生装置の装置本体には、外部から挿入された
カセット1を自動装填するためのカセット自動装填機構
(図示省略)が装備されている。
このカセ・ント自動装填機構によって自動装填されたカ
セット1のリール3.4は、次に説明するリール駆動機
構によって回転駆動されるようになっている。
リール駆動機構は、装填されたカセット1の下方位置に
相当するメインシャーシ(図示省略)の下方に取付固定
されており、メインシャーシにそれぞれ固定されたり一
ルモータ9.10を主とした構成となっている。リール
モータ9.10の出力軸にはそれぞれFGディスク (
図示省略)が連結されている。そして、カセット1が装
填されると、リールモータ9.10の各駆動力がリール
3.4に独立に伝達されるようになっている。
なお、前記FGディスクとは、周縁部に複数のスリット
部が等ピッチで形成された円板であり、前記スリット部
の対向位置にはフォトインタラプタ14.15が設置さ
れている。すなわち、FCディスクの回転速度、言い換
えると、リール3.4の回転速度がフォトインクラブタ
14.15のパルス出力としてそれぞれ検出されるよう
になっているのである。また、図面中32は、磁気テー
プ2の走行に伴って回転し、磁気テープ2の走行速度■
の検出に用いられるガイドローラであり、31.33.
34.56.57は単に磁気テープ2の走行を案内する
ガイドローラである。さらに、74は磁気ヘッドである
次に、第1図を参照しつつ磁気記録再生装置の中央制御
部の一構成部でもあり、磁気テープ2の走行速度とテン
ションとを制御する回路構成について説明する。なお、
第1図では、磁気テープ20走行方向がA、Bとして表
されており、走行方向がAであるときにはり−ル3が供
給用リール、リール4が巻取用リールとなる。一方、走
行方向がBであるときには、リール3が巻取用リール、
リール4が供給用リールとなる。ただし、以下の説明で
は、磁気テープ2はA方向に走行しでいるものとし、3
を供給リール、4を巻取リールとする。
まず、磁気テープ2の走行速度の制御系について説明す
る。
磁気テープ2の走行速度Vは、 v=2πRE / T t  ・・・■で表される。な
お、Rtはガイドローラ32の半径であり、T、はガイ
トローラ32の回転周期である。
ガイドローラ32の近傍に設置され、ガイトローラ32
の回転を検出する速度信号発生器たるフォトインクラブ
タ51は、ガイドローラ32が1回転すると、FC信号
51aとしてNFGRE個のパルス信号を出力するよう
になっている。このFG信号51aは、ガイドローラ3
20回転周期TEを与える信号となっており、速度誤差
検出部110に導かれている。
なお、FC信号51aの周期をTFGREとする。
ま1こ、前記FG倍信号1aをnly分周する時間nm
v ’ TFGREの間にカウントされる周期Tckの
基準信号116a (基準信号発生器たる水晶発信器1
16の出力信号が与える磁気テープ2の基準速度のデー
タ)のパルス数をn cck とすると、n cCk 
 ’ Tck= n sv ’ TFGIIE ’ ・
・■が成立する。
また、ガイトローラ32の回転周期T、は、T E =
N FGRE ’ T FGRE・・・■と表される。
従って、■、■及び■弐から 従って、n cckを検出し、その検出結果を■式に代
入ずれば、磁気テープ2の走行速度Vを演算することが
できる。■式の右辺のn etk以外の数値は定数なの
で、n ccyを一定値になるように制御すれば、磁気
テープ2の走行速度■を一定↓こすることができる。
速度誤差検出部110は、前記FC信号51aと水晶発
振器116の基準信号116aとが入力されており、速
度誤差信号110aを出力するように構成されている。
第2図は速度誤差検出部110の内部構成を示している
分周器150には、前記FG倍信号1aが入力されてお
り、当該FC信号51aをnsv分周するので、時間n
mv ’ TFGREごとにパルスが発生する。カウン
タ151は、この周期ごとに前記基準信号116aをカ
ウントし保持する。このカウント値がn、−であって、
この値は水晶発振器116より発生する基準信号116
aと前記FG倍信号1aの周波数比に比例する。従って
、n cckは周波数誤差信号であって、磁気チー12
の走行速度Vの基準値からの誤差を表している。すなわ
ち、前記分周器150とカウンタ151 とで、前記フ
ォトインクラブタ51のFG信号51a(速度信号発生
器のパルス信号に相当する)と前記水晶発振器116の
基準信号116a (基準信号発生器の基準信号に相当
する)との周波数差又は周波数比を検出する周波数誤差
検出部か構成されているのである。
一方、前記基準信号116aのパルス数をカウントする
カウンタ200は、基準信号116aのパルスが入力さ
れるごとにカウントアツプし、n cck0個ごとにリ
セントされる。ただし、n cck。は基準速度■。に
対応する周波数誤差信号n cckの基準値であって、
■式より逆算される。従って、カウンタ200のカウン
ト値はO””” n eckoO値を繰り返すようにな
っている。さきほど述べた時間n By−T FGRE
ごとにn CCkの値が決定されるが、これと同時にラ
ッチ201はカウンタ200のカウント数を検出し保持
するように構成されている。このランチ201の出力は
、基準信号116aとFG信号51a との位相差に比
例する位相誤差信号201aである。すなわち、前記カ
ウンタ200とラッチ201とで、前記フォトインクラ
ブタ51のFG信号51aと前記水晶発振器116の基
準信号116aとの位相差を検出する位相誤差検出部が
構成されているのである。
上述した周波数誤差信号n cckは、時間n、vT 
FGREの間ごとの周波数誤差、すなわち速度誤差を表
している。一方、位相誤差信号は、速度誤差を積分した
ものになる。すなわち、速度誤差を累積した値が位相誤
差信号201aであるので、前記の時間n av ’ 
T FGREよりも長周期〜DC成分における速度誤差
を表すことになる。従って、位相誤差信号201aを考
慮することによって、周波数誤差のみで速度誤差を表現
するよりも精度の高い検出を行うことができる。
上述したように基準信号116aとFC信号51aとは
、それぞれ磁気テープ2の走行速度Vの周波数誤差及び
位相誤差を表しており、加算器202によって適切な割
合で加算され速度誤差信号110aとなる。この速度誤
差信号110aが速度誤差を表しており、本実施例では
当該速度誤差信号110aが大なる時は磁気テープ2の
走行速度が基準値より低く、小なる時は走行速度が高い
ことを示している。
さて、ここで、磁気テープ2の走行速度Vを一定にする
ために必要な巻取リールモータ10の駆動トルクMTに
ついて考察する。
巻取リールモータ10の発生する駆動トルクM。
が、磁気テープ2に加えられるテンションによる負荷ト
ルクと、巻取リール軸等におけるトルクロスM0との合
計に等しい場合に磁気テープ20走行速度Vは一定にな
る。従って、目的とするテープテンションをF (定数
)、巻取リール4の巻径をRアとすると、 MT=R,・F+M、  ・ ・・■ が成立する。
一方、後で詳述する供給リール巻径演算部113の出力
113aは、供給リール3の巻径を与えているが、その
時、巻取り−ル40巻径R7は、供給リール3の巻径を
R5とすると、 RT = (S−R32)”2 ・・・■で求められる
。ただし、Sは磁気テープ2の長さ及び厚さ寸法によっ
て決定される定数である。
従って、■、0式により供給リール30巻径R5が与え
られれば、磁気チー12の走行速度Vを一定にするため
の巻取リール4の駆動トルクM1を求めることができる
さらに、リールモータ9.10のトルク定数をKぉとす
ると、 V M = R/ K M ・M、千に、 ・ω・・・
■が成立する。ただし、■9はリールモータ9.1゜の
端子電圧、Rはコイル巻線抵抗、ωは回転角速度である
ωは、ω= v / RTにより求められる。また、0
式は0式から、 VW=R/KM ・ (Rt  ・F=M、) −4−
KM ・v/RT・・・■ と変形することができる。すなわち、0式によって巻取
り−ル4の巻径Rアが求まれば、0式から巻取リールモ
ータ10の駆動電圧■。を算出することができる。
第1図に示した巻取リール駆動トルク演算部117は、
後述する供給リール巻径演算部113の出力123aで
ある供給リール3の巻径R5が入力されており、前記■
及び0式に基づいて巻取リールモータ10の駆動電圧v
Mの信号を出力するように構成されている。
この巻取リール駆動トルク演算部117の出力117a
として与えられる巻取リールモータ10の駆動電圧■イ
と、上述した速度誤差検出部110の出力たる速度誤差
信号110aとが加算されてリールモータ駆動部112
に導入されている。このリールモータ駆動部112は、
入力された信号に基づいてリールモータ9.10をそれ
ぞれ駆動するための電力を生成するドライバ回路である
。リールモータ駆動部112とリールモータ9.10と
の間には、磁気テープ2の走行方向の設定に応じて交互
に切り替えられるスイッチ108が介在している。なお
、図中、スイッチ108とともに示されているA、Bは
、走行方向A、Bの設定に対応している(後述するスイ
ッチ106.107についても同様である)、換言する
と、スイッチ108の接点がAとなっている場合には、
リール4が巻取リールになるので、リールモータ駆動部
112の出力電力は、巻取リールを駆動するリールモー
タ10に供給され、この回転駆動力により、磁気テープ
2がリール4からリール3に巻き取られるようになって
いる。
上述したように巻取り−ル4側の駆動制御系が構成され
、この閉ループ速度制御系により磁気テープ2の走行速
度Vは、前記基準速度に定速制御されることになる。こ
の時、後述するように、供給リール3側においても制御
が行われており、速度制御はこれら両者のリール駆動制
御によって行われる。
なお、前記基準信号116aのパルス数n CCkは、
時間n av ’ TF(IREごとに検出されるので
、そのサンプリング周期T v s lIp l は、
T vsmpl−n mv ’ T FGRE・・・■
となる。
従って、磁気テープ2の走行速度Vの制御の応答性を決
定するサンプリング周期T vsmcl は、nl、を
小さくすれば制御の応答性を高めることができる。
また、0式は、 6aのパルス数n Cekは、n、vに比例しているの
で、n□を大きくすれば量子化誤差を小さくすることが
できる。
上述したようにnmVによって、制御の応答性と量子化
誤差とが変化するので、■及び[相]式によって適宜な
n□9の値を選択する必要がある。
次に、磁気ヘッド74に接触する磁気テープ2に加えら
れるテープテンションを一定に維持する制御系について
説明する。
供給リール回転検出部たるフォトインクラブタ14から
出力されたFG信号14aには、供給リール3、の回転
周期T、のデータがそれぞれ含まれており、このFG信
号14aはスイッチ106を介して供給リール巻径演算
部113及びテープテンション制御トルク算出部114
に導かれている。また、フォトインクラブタ51から出
力されたFG信号51aは、ガイドローラ32の回転周
期T、のデータが含まれていることは既ζこ述べたが、
速度誤差検出部110の他に供給リール巻径演算部11
3も導かれている。
前記供給リール巻径演算部113は、磁気テープ2の走
行方向がAの場合における供給リール3の巻径R5を次
に述べるような方法で演算するような回路構成となって
いる。なお、磁気テープ2の走行方向がBである場合も
同様である。
リール30回転周期Ts、供給リールの巻径R3と、磁
気テープ2の走行速度■との関係は、v=2πR5/T
、  ・・・■ となり、上述した■弐と0式とから■を消去すると、 Rs ”RE  ・Ts / TE  ” ’ @が成
立する。
供給リール巻径演算部113には、フォトインクラブタ
51から周XIITpc、ltのFG信号51aが導か
れているとともに、フォトインクラブタ14からスイッ
チ106を介してFC信号14aが導かれている。
なお、フォトインクラブタ14は、巻取り−ル4が1回
転するごとに周j、11T F c sのFG信号14
aがNFGS個出力されるように設定されている。
従って、 Ts−NF65 ・TF6.・・・■ が成立する。
ここで、周期T、G□のFC信号51aが時間naT・
TFGSの間にカウントされた数をn CRE とする
と、 n CRE  −TFGllE= nsT H’rFG
S  HHH@’が成立する。
従って、■、@、[相]及び[相]式より従って、n 
CREを計測することによって、供給リール40巻径R
8を演算することができる。すなわち、周期T、0.の
FG信号14aをnaT分周した周期ごとにFC信号5
1aのパルス数を計測し、これをn。、lEとして0式
に代入して供給リール4の巻径Rsを演算するのである
供給リール巻径演算部113によって算出された供給リ
ール4の巻径R3のデータを含む出力113aは、テー
プテンション制御トルク算出部114に出力される。
テープテンション制御トルク算出部114は、前記出力
113aに基づいて予め設定されている目標値たるテー
プテンションFを維持するのに必要なリール駆動トルク
M、を次式によって算出するような回路構成となってい
る。なお、図示しない軸受等の粘性抵抗によるトルクロ
スをMLとする。
定常状態におけるテープテンションFは、F = CM
s +Mt ) / Rs  ・・・[相]で表すこと
ができる。
トルクロスMLは、リール軸受の粘性抵抗ML11と、
その他のガイド類(ガイドローラ31.33.34.5
6.57等)の粘性抵抗、摩擦抵抗M、。とに大別する
ことができる。
リール軸受の粘性抵抗MLRは、リールの回転速度に比
例するので、粘性係数をDLI+とすると、MLR−D
LR・2π/Ts  ” ’■で表すことができる。
従って、0式は、 F=(MS +MLO+DLR’ 2 π/TS )/
R3・■ と変形され、 Ms=F−Rs  Mto  DL*・2π/Ts・ 
・ ・[相] となる。
この[相]式は、定常状態における関係式であるが、テ
ープテンションF、ガイド類の粘性抵抗、摩擦抵抗M、
。のデータを予めそれぞれ設定してオ<−方、供給リー
ル4の巻径R5を[相]式に代入すると、リール駆動ト
ルクM、が算出される。
このリール駆動トルクM5でもって供給リール4の駆動
を制御することにより、テープテンションは一定値Fに
制御されることになるが、さらに以下のような制御を行
う。
すなわち、磁気テープ2の走行速度■と基準速度との間
の誤差は、速度誤差検出部110から速度誤差信号11
0aとして出力されており、この速度誤差信号110a
に基づいて巻取上−タ10が制御されていることは既に
述べたが、この速度誤差検出部110の出力(速度誤差
信号110a)は、供給リール駆動ゲイン118を介し
て、供給リールモータ9の駆動を行うリールモータ駆動
部115へも導かれている。前記速度誤差信号110a
に基づいて巻取リール4を駆動するよう−にフィートノ
\ンク制御が行われる一方、供給リール3に対しても同
様の速度フィードバックを行うことにより、速度制御の
ゲインを向上させ、かつテープテンションが変動するの
を抑えることができるのである。
供給リール駆動ゲイン118によって与えられる供給リ
ールモータ9の駆動トルクM、′は、M、’=−(J、
  ・ R,)  /  (J、  ・ Rs)  ・
 M丁・・・@ 又は、 MS  ’  =−(Js  ・RT  >  / (
JT ・ R,)  ・ K。
・・・■ で表される。
ただし、M?’は速度誤差信号110a等に基づいて演
算された巻取リールモータ10の駆動トルク、J、は巻
取リール4と巻取り一ルモータlOとの慣性モーメント
、RTは巻取リール4の巻径、Jsは供給リール3と供
給リールモータ9との慣性モーメント、R3は供給リー
ル3の巻径である。また、■4′は前記速度誤差信号1
10aに基づく巻取/R・■ リールモータ10の駆動電圧、KM、Rは前述のモーフ
定数である。なお、Ir−、は巻取リールモータ10が
加速する場合にはテープテンションを低減する方向に駆
動し、巻取リールモータ10が減速する場合にはテープ
テンションを増大させる方向に駆動することを示してい
る。
前記@又は■弐によって求められる巻取リールモータ1
0の駆動トルクMs ’に従って、供給り一ルモータ9
の駆動トルクが制御されることにより、速度誤差信号1
10aは巻取り一ルモータ10と供給リールモータ9と
の両者へフィードバックされて制御することになる。こ
の時、供給リール3のテープ送り出し点での周速度と、
巻取り−ル4のテープ巻取点での周速度とは動的に等し
くなるので、制御による加減速の際においてもテープテ
ンションが変動することはない。
磁気テープ2の走行に伴って各リール3.4の巻径R5
、RT及び慣性モーメントJs、J、は変化していくが
、供給リール3の巻径R5に基づいて巻取り−ル4の巻
径R7が求まる(■弐参照)。また、慣性モーメントJ
s、Jrはリール巻径と一対一の対応をするので、予め
供給リール3の巻径R5に対応して慣性モーメン)J、
、J□を求める表を作成しておき、前記[株]又はQ弐
によって巻取り一ルモータ10の駆動トルクMS’を算
出する。
供給リール駆動ゲイン118へは、速度誤差検出部11
0の速度誤差信号110aが導かれている。また、当該
供給リール駆動ゲイン118へは、供給リール巻径演算
部113の出力113aである供給リールの巻径R3に
比例する信号も導かれている。本実施例では、0式に基
づいて供給リール駆動ゲイン118により巻取リールモ
ータ10の駆動トルクMs ’が算出され、前記テープ
テンション制御トルク算出部114の出力114aに含
まれるたるリール駆動トルクM、と加算され、リールモ
ータ駆動部1】5に導かれて、ここでリール駆動トルク
を得るのに必要な電流が生成され、スイッチ107を介
してリールモータ9.10に供給されるように構成され
ている。
すなわち、磁気テープ2の走行方向がAである場合乙こ
は、スイッチ107の設定がAとなり、リール駆動部1
15の出力電流は、供給リール駆動手段たるリールモー
タ9に供給される。一方、磁気テープ2の走行方向がB
である場合には、スイッチ107の設定がBとなり、リ
ール駆動部115の出力電流は、供給リール駆動手段た
るリールモータ10に供給される。
上記のように構成されたテープ走行制御系により、磁気
テープ2のテープテンションは、磁気テープ20走行方
向の設定に関係なく、常ムこ前記Fの値に制御されるこ
とになる。これと同時に、磁気チー12の走行速度Vが
制御されることもあわせると、ここに磁気テープ2の安
定した走行が実現される。
なお、ここでは、本発明の機能を実現するために電子回
路を用いたが、これらをコンピュータを用いたソフトウ
ェア等により構成してもよいことは勿論である。
また、上述の巻取リールを駆動するリールモータ駆動部
112か電流帰還型で構成された場合は、巻取リールは
トルク制御されるため、巻取リール駆動トルク演算部1
17の出力は、前記0式に基づいた巻取リール駆動トル
クM1のデータを出力するように構成すれば良く、供給
リール駆動ゲイン118によって与えられる供給リール
モータの駆動トルクM5’は[相]式を直接用いて算出
すればよい。
〈発明の効果〉 本発明に係る磁気記録再生装置は、磁気テープの走行に
キャプスタンを用いず、磁気テープに加えるテンション
の調整にテンションアーム等のテンション検出機構を用
いない簡単なリールドウリールタイプの走行系を有して
おり、速度誤差検出の低周波数域での検出精度(ゲイン
)が高くなるため、サーボ系を安定に保ち、かつ高精度
に構成できる。このため、簡単な構成で磁気テープ2の
走行の制御を高精度、すなわち磁気テープの走行速度を
安定して高精度に一定に保つことができ、また磁気テー
プに加えられるテンションを一定に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る磁気記録再生装置の磁
気テープの走行速度及びテンションを制御する回路構成
図、第2図は速度誤差検出部の内部構成を示す回路構成
図である。 2・・・磁気テープ、31.32.33.34.56.
57・・・ガイドローラ、110  ・・・速度誤差検
出部、113  ・・・供給リール巻径演算部、114
  ・・・テープテンション制御トルク算出部、117
  ・・・供給リール駆動トルク演算部、118  ・
・・供給リール駆動ゲイン、74・・・磁気ヘッド、1
4.15.15・・・フォトインクラブタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)磁気テープの走行速度と磁気テープに加えられる
    テンションとを一定に保ちつつ、磁気テープを走行させ
    る磁気記録再生装置において、磁気テープの走行に伴っ
    て回転するガイドローラと、このガイドローラの回転に
    伴ってパルス信号を発生する速度信号発生器と、走行速
    度の基準となるべき基準信号を発生する基準信号発生器
    と、磁気テープの走行速度の誤差を検出する速度誤差検
    出部と、磁気テープの走行に伴うリールの回転を検出す
    るリール回転検出手段と、少なくとも供給リールの巻径
    に基づいて磁気テープに加えられるテンションを制御す
    るように駆動されるリール駆動手段とを具備しており、
    前記速度誤差検出部は、前記速度信号発生器のパルス信
    号と前記基準信号発生器の基準信号との周波数差又は周
    波数比を検出する周波数誤差検出部と、前記速度信号発
    生器のパルス信号と前記基準信号発生器の基準信号との
    位相差を検出する位相誤差検出部とを有し、前記周波数
    誤差検出部及び位相誤差検出部の出力信号に基づいて磁
    気テープの走行速度の誤差を検出し、前記リール駆動手
    段は前記速度誤差検出部の出力に基づいて磁気テープの
    走行速度を一定に制御するように構成されていることを
    特徴とする磁気記録再生装置。
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