JPH0475329B2 - - Google Patents

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JPH0475329B2
JPH0475329B2 JP59231402A JP23140284A JPH0475329B2 JP H0475329 B2 JPH0475329 B2 JP H0475329B2 JP 59231402 A JP59231402 A JP 59231402A JP 23140284 A JP23140284 A JP 23140284A JP H0475329 B2 JPH0475329 B2 JP H0475329B2
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JP
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concrete
core material
flange
flanges
reinforcing bars
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JP59231402A
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JPS61109851A (ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は梁や柱に用いるためのPC(プレキヤス
トコンクリート)構造部材に関する。
(従来の技術) 従来のコンクリート構造部材、例えば梁はH形
鋼等の芯材の周囲にコンクリートを所定の厚さま
で隙間なく巻くようにして一体化した構造となつ
ている。
(発明が解決しようとする課題) かかる構造のコンクリート構造部材は、コンク
リートの使用量が多いため、打設及び乾燥に長時
間を要するうえ、重量が大きいため、現場の地上
でコンクリートの打設をして所定の部位に移動し
たり、工場で生産した後現場に運搬する場合の能
率が悪く、従つて建築コストの増大を招く等の問
題があつた。
(課題を解決するための手段) 本発明のPC構造部材1,11,21は、梁又
は柱に用いる鉄骨鉄筋コンクリート構造である。
PC構造部材1,11,21の中央部に空洞部5,
15,25を形成しており、空洞部内にこの空洞
部を複数の空間に区画する鉄骨で構成した芯材
2,12,22を配設している。芯材としてフラ
ンジ2a,2al,12a,12al,22aとウエ
ブ2b,12b,22bとを有するものを用い、
フランジの外側面にコンクリートとの一体化を図
るための接合部材3,13,23を突設している
ものである。空洞部5,15,25の内面は、フ
ランジ2a,2al,12a,12al,22aとフ
ランジ間に張設しているメツシユ型枠4,14,
24で被覆されており、上記芯材の周囲に鉄筋
6,6a,16,26を配筋しているものであ
る。
(作用) このようにすると、芯材の空洞部5,15,2
5の分だけコンクリートが減るので、自重が小さ
くなり、応力の絶対量が小さくなり、かつ接合部
材3,13,23によつて芯材とコンクリートと
の肌分れが生ぜず、両者が確実に結合して一体化
する。メツシユ型枠4,14,24とフランジ2
a,2al,12a,12al,22aとがコンクリ
ートの型枠としても機能する。
(実施例) 以下本発明の一実施例として梁に適用した例を
第1図に参照して説明する。
梁1は鉄骨鉄筋コンクリート構造のPCコンク
リート部材で、芯材2としてH形鋼を用いてお
り、上下のフランジ2a,2alのうち上側のフラ
ンジ2aは梁の上端面と同一平面を形成してい
る。両フランジ2a,2alの各外側面すなわちウ
エブ2bとは反対側の面に都合部材としてのスタ
ツドジベル3をそれぞれ突設してある。梁1は、
ウエブ2bの両側にこのウエブとフランジ2a,
2alとによつて画成される空間を、フランジの相
対する端部間に張り渡したメツシユ型枠4,4に
より、空洞部5,5として残置してある。そして
芯材2の周囲には、梁鉄筋の下端筋6,補強筋6
b及びスターラツプ6cが配筋されており、この
スターラツプの上端部は梁1の上端面より突出
し、突出端部はスラブ7に埋設される。この突出
端部の両角部内側に、梁1の施工時に上端筋6a
が挿通される。
次に梁1の施工について説明する。
梁1は、予め製作しておき、梁の設置位置にセ
ツトした後、スラブ型枠を組立て、スターラツプ
6cの上端部角部に上端筋6aを挿通し、スラブ
鉄筋8を配筋してから、スラブコンクリートを打
設して、梁1とスラブ7とを一体化する。
第2図も上例と同様に梁に適用した例を示す。
この例における梁11は、H形鋼の芯材12、ス
タツドベル13及びメツシユ型枠14、さらにこ
れらを囲む梁主筋16,16a、補強筋16b及
びスターラツプ16cはすべてコンクリートで被
覆し、芯材のフランジ12a,12alとウエブ1
2bとで画成された空間は空洞部15,15とな
つている。
第3図は本発明を柱に適用した例を示す。柱2
1は鉄骨鉄筋コンクリート構造で、芯材22は形
鋼を十字形状に組合せたもので、各フランジ22
aの外側面にスタツドシベル23が突設してあ
り、ウエブ22bとフランジ22aとによつて画
成される空間を、各フランジの外側及びその延長
線に沿つてメツシユ型枠24を張りわたすことに
より空洞部25とし残してある。さらに上記各例
と同様に、芯材22の周囲に柱鉄筋26、補強筋
26b及びフープ26cを配筋してある。23は
スタツドジベルである。
なお、本発明を実施するに際して使用する芯材
としては、前述の各芯材のほか、溝形鋼等ウエブ
及びフランジを有し空洞部を形成することができ
るものであれば、用途に応じて他の形態のものも
採用することができる。
(発明の効果) 本発明によれば、空洞部分だけコンクリートを
減量できるので、自重が小さくなり、応力の絶対
量を少なくすることができ、さらに構造部材の製
作及び工期の短縮化を達成でき、原材料費の低下
と相埃つて建設コストを低くおさえることができ
る。そしてフランジに設けた接合部材により芯材
とコンクリートとが確実に一体化できる。メツシ
ユ型枠とフランジとがコンクリートの型枠として
も機能し、その分製造コストを安価にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は施工状態を示す断面図、第2図は他の
実施例における梁の断面図、第3図はさらに他の
実施例における柱の断面図である。 1,11,21……コンクリート構造部材、
2,12,22……芯材、2a,2al,12a,
12al,22a……フランジ、2b,12b,2
2b……ウエブ、3,13,23……接合部材、
4,14,24……メツシユ型枠、5,15,2
5……空洞部、6,6a,16,16a……梁主
筋、6,16b,26b……補強筋、6c,16
c……スターラツプ、26……柱鉄筋、26c…
…フープ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 中央部に空洞部を形成しており、この空洞部
    内にこの空洞部を複数の空間に区画するウエブと
    フランジとを備えている鉄骨で構成した芯材を配
    設してあり、上記フランジの外側面に接合部材を
    突設してあり、上記空洞部の内面は上記フランジ
    とフランジ間に張設しているメツシユ型枠で被覆
    されており、上記芯材の周囲に鉄筋を配筋した鉄
    骨鉄筋コンクリート構造である梁等のPC構造部
    材。
JP23140284A 1984-11-05 1984-11-05 梁等のpc構造部材 Granted JPS61109851A (ja)

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JP23140284A JPS61109851A (ja) 1984-11-05 1984-11-05 梁等のpc構造部材

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JP23140284A JPS61109851A (ja) 1984-11-05 1984-11-05 梁等のpc構造部材

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JPS61109851A JPS61109851A (ja) 1986-05-28
JPH0475329B2 true JPH0475329B2 (ja) 1992-11-30

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07116791B2 (ja) * 1986-09-08 1995-12-18 株式会社竹中工務店 鉄骨鉄筋コンクリ−ト柱
JPH07103636B2 (ja) * 1989-06-27 1995-11-08 大末建設株式会社 建物躯体構築柱部材及びその製造方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5711254A (en) * 1980-06-06 1982-01-20 Sulzer Morat Gmbh Fabrication of circular knit cloth and circular knitting machine
JPS5740304A (en) * 1980-04-25 1982-03-05 Rollei Werke Franke Heidecke Remote control device

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JPS61109851A (ja) 1986-05-28

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