JPH08209831A - 複合超軽量床板及びその製造方法 - Google Patents
複合超軽量床板及びその製造方法Info
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- JPH08209831A JPH08209831A JP7017087A JP1708795A JPH08209831A JP H08209831 A JPH08209831 A JP H08209831A JP 7017087 A JP7017087 A JP 7017087A JP 1708795 A JP1708795 A JP 1708795A JP H08209831 A JPH08209831 A JP H08209831A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 軽量で構造上合理的で施工性の優れた超軽量
床板を提供する。 【構成】 鉄筋トラスＡと、同鉄筋トラスの上弦筋１、
下弦筋２を被覆する軽量コンクリート３と、前記上下弦
材被覆コンクリート間に形成された空洞部に充填された
硬質発泡樹脂９とによって超軽量床板を構成した。
床板を提供する。 【構成】 鉄筋トラスＡと、同鉄筋トラスの上弦筋１、
下弦筋２を被覆する軽量コンクリート３と、前記上下弦
材被覆コンクリート間に形成された空洞部に充填された
硬質発泡樹脂９とによって超軽量床板を構成した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は建物の超軽量床板に係る
ものである。
ものである。
【０００２】
【従来の技術】建物は特殊な用途を除いて必ず床が必要
であって、その面積は膨大な量である。床は （イ）鉛直荷重を支承するとともに、上下方向の振動障
害を防止し、快適な空間を提供する。 （ロ）床の面内剛性によって、地震時における建物の変
形性状を良好にする。 （ハ）梁と床とを一体化することによって、梁をＴ型断
面梁として評価できるので、鉛直荷重に対する梁の剛性
が高くなり、居住性が向上する。 （ニ）上下階の音を遮断するとともに、耐火性能に優れ
ている。 等の機能を有するものである。
であって、その面積は膨大な量である。床は （イ）鉛直荷重を支承するとともに、上下方向の振動障
害を防止し、快適な空間を提供する。 （ロ）床の面内剛性によって、地震時における建物の変
形性状を良好にする。 （ハ）梁と床とを一体化することによって、梁をＴ型断
面梁として評価できるので、鉛直荷重に対する梁の剛性
が高くなり、居住性が向上する。 （ニ）上下階の音を遮断するとともに、耐火性能に優れ
ている。 等の機能を有するものである。
【０００３】床板には以上のような役割があるため、鉛
直荷重に対する曲げ強度の他に、優れた面内方向の剛
性、遮音性能、耐火性能を具えていなければならない。
従って一部の建物を除いて、その殆んどが鉄筋コンクリ
ート造で構成されている。更にこの合成床板の軽量化を
図る目的から、図５に示すように、プレキャスト板ａ
と、同板上にこれと一体に施工される場所打ち鉄筋コン
クリートｂとからなる合成床板も開発されている。更に
同合成床板の軽量化を図る目的で、図６に示すように薄
肉ＰＣ板ｃ上に発泡樹脂で構成された軽量ブロックｄを
後打ちコンクリートｅに内蔵した中空合成床板も実用化
されている。図中ｆはトラス筋、ｇはスラブ上端筋であ
る。
直荷重に対する曲げ強度の他に、優れた面内方向の剛
性、遮音性能、耐火性能を具えていなければならない。
従って一部の建物を除いて、その殆んどが鉄筋コンクリ
ート造で構成されている。更にこの合成床板の軽量化を
図る目的から、図５に示すように、プレキャスト板ａ
と、同板上にこれと一体に施工される場所打ち鉄筋コン
クリートｂとからなる合成床板も開発されている。更に
同合成床板の軽量化を図る目的で、図６に示すように薄
肉ＰＣ板ｃ上に発泡樹脂で構成された軽量ブロックｄを
後打ちコンクリートｅに内蔵した中空合成床板も実用化
されている。図中ｆはトラス筋、ｇはスラブ上端筋であ
る。
【０００４】前記いずれの床も、強度、剛性を確保する
ために最低でも１５〜２５ｃｍの厚さであり、重量が大
であった。
ために最低でも１５〜２５ｃｍの厚さであり、重量が大
であった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の鉄筋コンク
リート床板は、構造性能、耐火性能、遮音性能にも優
れ、床板に適した構造ではあるが、その施工に際して
は、 （イ）単位重量が大きいため、床の単位荷重が大きくな
り、建物重量が増大する。 （ロ）単位重量が大きいため、長大スパンに対応するた
めには、床板の厚さがより大きくなって、設計が困難と
なる。このため長スパンの床板の場合には小梁が必要と
なる。 （ハ）施工に際しては、型枠工事、鉄筋工事、コンクリ
ート打設工事と作業工数が多く、また所定のコンクリー
ト強度が大きくなるまでは支保工の解体ができないた
め、完成までに多くの時間を要し、駆体合体の工期に大
きく影響する。 等の問題点がある。
リート床板は、構造性能、耐火性能、遮音性能にも優
れ、床板に適した構造ではあるが、その施工に際して
は、 （イ）単位重量が大きいため、床の単位荷重が大きくな
り、建物重量が増大する。 （ロ）単位重量が大きいため、長大スパンに対応するた
めには、床板の厚さがより大きくなって、設計が困難と
なる。このため長スパンの床板の場合には小梁が必要と
なる。 （ハ）施工に際しては、型枠工事、鉄筋工事、コンクリ
ート打設工事と作業工数が多く、また所定のコンクリー
ト強度が大きくなるまでは支保工の解体ができないた
め、完成までに多くの時間を要し、駆体合体の工期に大
きく影響する。 等の問題点がある。
【０００６】本発明は前記従来技術の有する問題点に鑑
みて提案されたもので、その目的とするところは、軽量
で構造上合理的で、施工性の優れた複合超軽量床板及び
その製造方法を提供する点にある。
みて提案されたもので、その目的とするところは、軽量
で構造上合理的で、施工性の優れた複合超軽量床板及び
その製造方法を提供する点にある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係る複合超軽量床板は、鉄筋トラス、同ト
ラスの上弦筋及び下弦筋を被覆する軽量コンクリート、
及び前記上弦筋及び下弦筋被覆コンクリート間に形成さ
れた空洞部に充填された硬質発泡樹脂より構成されてい
る。
め、本発明に係る複合超軽量床板は、鉄筋トラス、同ト
ラスの上弦筋及び下弦筋を被覆する軽量コンクリート、
及び前記上弦筋及び下弦筋被覆コンクリート間に形成さ
れた空洞部に充填された硬質発泡樹脂より構成されてい
る。
【０００８】請求項２の発明は、前記複合超軽量床板を
構成する軽量コンクリートの上面の板の周辺にコッター
又はジベル筋を配設して構成されている。請求項３の発
明によれば、鉄筋トラスの上弦筋及び下弦筋のうち一方
の鉄筋を埋設するように軽量コンクリートを打設し、同
打設コンクリートの硬化後、反転して、前記鉄筋トラス
の他方の鉄筋を埋設するように軽量コンクリートを打設
し、前記相対する鉄筋被覆打設軽量コンクリートの中間
部に中空部を形成し、同中空部の周辺を軽量コンクリー
ト板または硬質樹脂の板で封塞し、前記中空部に硬質発
泡樹脂を注入して前記軽量コンクリートと鉄筋トラスと
を一体化するものである。
構成する軽量コンクリートの上面の板の周辺にコッター
又はジベル筋を配設して構成されている。請求項３の発
明によれば、鉄筋トラスの上弦筋及び下弦筋のうち一方
の鉄筋を埋設するように軽量コンクリートを打設し、同
打設コンクリートの硬化後、反転して、前記鉄筋トラス
の他方の鉄筋を埋設するように軽量コンクリートを打設
し、前記相対する鉄筋被覆打設軽量コンクリートの中間
部に中空部を形成し、同中空部の周辺を軽量コンクリー
ト板または硬質樹脂の板で封塞し、前記中空部に硬質発
泡樹脂を注入して前記軽量コンクリートと鉄筋トラスと
を一体化するものである。
【０００９】
【作用】本発明に係る複合超軽量床板は、鉄筋トラス
と、同トラスの上弦筋及び下弦筋を被覆する軽量コンク
リートと上弦筋及び下弦筋被覆コンクリート間に形成さ
れた空洞部に充填された軽量の硬質発泡樹脂より構成さ
れているので床板全体の重量が非常に軽く、建物駆体の
重量が大幅に軽減される。この結果、基礎も軽減され、
建物重量が軽減されることとなり、地震時に作用する水
平方向の荷重も小さくなり、柱、梁の断面も小さくな
り、工場生産した場合、床板１枚当りの運搬費も少なく
なり、組立時に必要な揚重機も小型化できる。
と、同トラスの上弦筋及び下弦筋を被覆する軽量コンク
リートと上弦筋及び下弦筋被覆コンクリート間に形成さ
れた空洞部に充填された軽量の硬質発泡樹脂より構成さ
れているので床板全体の重量が非常に軽く、建物駆体の
重量が大幅に軽減される。この結果、基礎も軽減され、
建物重量が軽減されることとなり、地震時に作用する水
平方向の荷重も小さくなり、柱、梁の断面も小さくな
り、工場生産した場合、床板１枚当りの運搬費も少なく
なり、組立時に必要な揚重機も小型化できる。
【００１０】本発明の床板は工場生産され、現場に運搬
され、横架材間の上に敷設した後、目地部の処理を行う
ことで床工事が完成されるので施工が簡単で工期が短縮
される。更に鉛直荷重に対しては前記鉄筋トラスと同ト
ラスの上弦筋及び下弦筋を被覆した軽量コンクリートで
抵抗し、上弦筋及び下弦筋の被覆軽量コンクリートによ
って耐火性能が発揮され、また同コンクリートと前記発
泡樹脂によって遮音効果が発揮される。
され、横架材間の上に敷設した後、目地部の処理を行う
ことで床工事が完成されるので施工が簡単で工期が短縮
される。更に鉛直荷重に対しては前記鉄筋トラスと同ト
ラスの上弦筋及び下弦筋を被覆した軽量コンクリートで
抵抗し、上弦筋及び下弦筋の被覆軽量コンクリートによ
って耐火性能が発揮され、また同コンクリートと前記発
泡樹脂によって遮音効果が発揮される。
【００１１】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例について説明す
る。図１（イ）（ロ）（ハ）は本発明に係る複合超軽量
床板に用いる鉄筋トラスＡを示し、図１（イ）は上弦筋
１及び下弦筋２間にトラス筋３を溶接して構成された組
立鉄筋トラスで、図２は上弦筋１及び下弦筋２をトラス
筋３でかしめ金具４を介して構成され、図１（ハ）は各
一双の上弦筋１及び下弦筋２で垂直筋５を挟着溶接して
格子状に構成されている。
る。図１（イ）（ロ）（ハ）は本発明に係る複合超軽量
床板に用いる鉄筋トラスＡを示し、図１（イ）は上弦筋
１及び下弦筋２間にトラス筋３を溶接して構成された組
立鉄筋トラスで、図２は上弦筋１及び下弦筋２をトラス
筋３でかしめ金具４を介して構成され、図１（ハ）は各
一双の上弦筋１及び下弦筋２で垂直筋５を挟着溶接して
格子状に構成されている。
【００１２】而して前記鉄筋トラスＡを型枠Ｂに所定間
隔毎に設置し、必要に応じて横補強筋６を取り付け比重
１．０〜１．５程度の超軽量コンクリート７を打設し
て、一方の鉄筋トラスＡの下弦筋２を被覆し、（図２
（イ）参照）同打設コンクリートの硬化後、反転して前
記鉄筋トラスＡの他方の上弦筋１を型枠Ｂ上に設置して
（図２（ロ）参照）超軽量コンクリート７を打設し、
（図２（ハ）参照）次いで同打設コンクリートの硬化後
上弦筋及び下弦筋を埋設する。
隔毎に設置し、必要に応じて横補強筋６を取り付け比重
１．０〜１．５程度の超軽量コンクリート７を打設し
て、一方の鉄筋トラスＡの下弦筋２を被覆し、（図２
（イ）参照）同打設コンクリートの硬化後、反転して前
記鉄筋トラスＡの他方の上弦筋１を型枠Ｂ上に設置して
（図２（ロ）参照）超軽量コンクリート７を打設し、
（図２（ハ）参照）次いで同打設コンクリートの硬化後
上弦筋及び下弦筋を埋設する。
【００１３】上下軽量コンクリート板の外周を前記超軽
量コンクリート７と同材質の軽量コンクリート板または
発泡樹脂の板等より構成された塞ぎ板８で閉塞するとと
もに、同塞ぎ板８と上下超軽量コンクリート７によって
囲まれた箱状部分に硬質発泡樹脂９を注入し、上下の超
軽量コンクリート板及びトラス筋を一体化した軽量床板
を完成する。
量コンクリート７と同材質の軽量コンクリート板または
発泡樹脂の板等より構成された塞ぎ板８で閉塞するとと
もに、同塞ぎ板８と上下超軽量コンクリート７によって
囲まれた箱状部分に硬質発泡樹脂９を注入し、上下の超
軽量コンクリート板及びトラス筋を一体化した軽量床板
を完成する。
【００１４】このように構成された床板の上面軽量コン
クリートの周辺にはコッター１０又はジベル筋（図示せ
ず）を取り付けて、床板同士又は床板と梁との一体化を
図る。前記床板を梁上又は梁側面に取付けられた梁板受
に載置したのち、図４に示すように床板と梁部、および
床板同士の目地部において相隣る床板の横補強筋６を溶
接又は重ね継手によって接合し、目地部に接合コンクリ
ート１１を充填して全体を一体化し、床の面内剛性を確
保する。
クリートの周辺にはコッター１０又はジベル筋（図示せ
ず）を取り付けて、床板同士又は床板と梁との一体化を
図る。前記床板を梁上又は梁側面に取付けられた梁板受
に載置したのち、図４に示すように床板と梁部、および
床板同士の目地部において相隣る床板の横補強筋６を溶
接又は重ね継手によって接合し、目地部に接合コンクリ
ート１１を充填して全体を一体化し、床の面内剛性を確
保する。
【００１５】なお梁は鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート
造、鉄筋コンクリート造のいずれでもよく、床板の製造
に際して、軽量コンクリートを打設したときの表面側は
発泡樹脂が注入される側となるので、凹凸があっても支
障はなく、また鉄筋トラスはトラス状でも格子状でも、
また立体トラスでもよい。床板を敷設した後、目地処理
を施した後はそのままで仕上げ材を取り付けて床の施工
は完成する。
造、鉄筋コンクリート造のいずれでもよく、床板の製造
に際して、軽量コンクリートを打設したときの表面側は
発泡樹脂が注入される側となるので、凹凸があっても支
障はなく、また鉄筋トラスはトラス状でも格子状でも、
また立体トラスでもよい。床板を敷設した後、目地処理
を施した後はそのままで仕上げ材を取り付けて床の施工
は完成する。
【００１６】
【発明の効果】本発明に係る床板は前記したように、鉄
筋トラス、同トラスの上弦筋及び下弦筋を被覆する軽量
コンクリート及び前記トラスの上弦筋及び下弦筋を被覆
する軽量コンクリート並に前記上弦筋及び下弦筋被覆コ
ンクリート間に形成された空洞部と充填された硬質発泡
樹脂より構成されていることにより床が軽量化され、建
物の重量が軽減される。このように床が軽量になると基
礎に与える影響も大きく、また、地震時に建物に作用す
る水平力が軽減されるので、柱、梁の断面も小さくな
り、駆体コストが大幅に節減される。また工場生産した
場合、床板１枚当りの運搬費も低減され、更に組立時に
使用される揚重機も小型化できる。
筋トラス、同トラスの上弦筋及び下弦筋を被覆する軽量
コンクリート及び前記トラスの上弦筋及び下弦筋を被覆
する軽量コンクリート並に前記上弦筋及び下弦筋被覆コ
ンクリート間に形成された空洞部と充填された硬質発泡
樹脂より構成されていることにより床が軽量化され、建
物の重量が軽減される。このように床が軽量になると基
礎に与える影響も大きく、また、地震時に建物に作用す
る水平力が軽減されるので、柱、梁の断面も小さくな
り、駆体コストが大幅に節減される。また工場生産した
場合、床板１枚当りの運搬費も低減され、更に組立時に
使用される揚重機も小型化できる。
【００１７】従って全体的に建物の駆体コストが大幅に
節減され、床は目地部を除いてすべて完成された材料で
あり、現場では支保工が不要になるとともに、床板を敷
設した後の作業は目地部のみであり、施工性が向上さ
れ、現場作業の省力化、工期の短縮が図られる。請求項
２の発明は、前記複合超軽量床板を構成する軽量コンク
リートの上面の板の周辺にコッター又はジベル筋を配設
したことによって、後打ちコンクリートを介して複合床
板同士、又は同床板と梁とを一体に締結しうるものであ
る。
節減され、床は目地部を除いてすべて完成された材料で
あり、現場では支保工が不要になるとともに、床板を敷
設した後の作業は目地部のみであり、施工性が向上さ
れ、現場作業の省力化、工期の短縮が図られる。請求項
２の発明は、前記複合超軽量床板を構成する軽量コンク
リートの上面の板の周辺にコッター又はジベル筋を配設
したことによって、後打ちコンクリートを介して複合床
板同士、又は同床板と梁とを一体に締結しうるものであ
る。
【００１８】請求項３の発明は、鉄筋トラスの上弦筋及
び下弦筋のうち一方の鉄筋を埋設するように軽量コンク
リートを打設し、同打設コンクリートの硬化後、反転し
て、前記鉄筋トラスの他方の鉄筋を埋設するように軽量
コンクリートを打設し、前記相対する鉄筋被覆打設軽量
コンクリートの中間部に中空部を形成し、同中空部の周
辺を軽量コンクリート板または硬質樹脂の板で封塞し、
前記中空部に硬質発泡樹脂を注入して前記軽量コンクリ
ートと鉄筋トラスとを一体化することによって、前記複
合超軽量床板を効率よく製造しうるものである。
び下弦筋のうち一方の鉄筋を埋設するように軽量コンク
リートを打設し、同打設コンクリートの硬化後、反転し
て、前記鉄筋トラスの他方の鉄筋を埋設するように軽量
コンクリートを打設し、前記相対する鉄筋被覆打設軽量
コンクリートの中間部に中空部を形成し、同中空部の周
辺を軽量コンクリート板または硬質樹脂の板で封塞し、
前記中空部に硬質発泡樹脂を注入して前記軽量コンクリ
ートと鉄筋トラスとを一体化することによって、前記複
合超軽量床板を効率よく製造しうるものである。
【図１】（イ）（ロ）（ハ）は本発明に使用される鉄筋
トラスの斜視図である。
トラスの斜視図である。
【図２】（イ）（ロ）（ハ）（ニ）（ホ）は本発明に係
る複合超軽量床板の製造工程を示す断面図である。
る複合超軽量床板の製造工程を示す断面図である。
【図３】本発明に係る複合超軽量床板の斜視図である。
【図４】前記床板の目地部を示す縦断面図である。
【図５】従来の合成床板の一部を欠截して示した斜視図
である。
である。
【図６】従来の中空合成床の断面図である。
Ａ 鉄筋トラス Ｂ 型枠 １ 上弦筋 ２ 下弦筋 ３ トラス筋 ４ かしめ金具 ６ 横補強筋 ７ 超軽量コンクリート ８ 塞ぎ板 ９ 硬質発泡樹脂 １０ コッター １１ 接合コンクリート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ３２Ｂ 13/12 31/06 7148−4Ｆ (72)発明者 安達 圭朗 東京都中央区日本橋堀留町１−10−12 中 央ビルト工業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項１】 鉄筋トラス、同トラスの上弦筋及び下弦
筋を被覆する軽量コンクリート、及び前記上弦筋及び下
弦筋被覆コンクリート間に形成された空洞部に充填され
た硬質発泡樹脂よりなることを特徴とする複合超軽量床
板。 - 【請求項２】 前記複合超軽量床板を構成する軽量コン
クリートの上面の板の周辺にコッター又はジベル筋を配
設した請求項１記載の複合超軽量床板。 - 【請求項３】 鉄筋トラスの上弦筋及び下弦筋のうち一
方の鉄筋を埋設するように軽量コンクリートを打設し、
同打設コンクリートの硬化後、反転して、前記鉄筋トラ
スの他方の鉄筋を埋設するように軽量コンクリートを打
設し、前記相対する鉄筋被覆打設軽量コンクリートの中
間部に中空部を形成し、同中空部の周辺を軽量コンクリ
ート板または硬質樹脂の板で封塞し、前記中空部に硬質
発泡樹脂を注入して前記軽量コンクリートと鉄筋トラス
とを一体化することを特徴とする超軽量床板の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7017087A JPH08209831A (ja) | 1995-02-03 | 1995-02-03 | 複合超軽量床板及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7017087A JPH08209831A (ja) | 1995-02-03 | 1995-02-03 | 複合超軽量床板及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08209831A true JPH08209831A (ja) | 1996-08-13 |
Family
ID=11934213
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7017087A Pending JPH08209831A (ja) | 1995-02-03 | 1995-02-03 | 複合超軽量床板及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08209831A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012154124A (ja) * | 2011-01-27 | 2012-08-16 | Ihi Infrastructure Systems Co Ltd | 合成床版の製造方法 |
| CN104929258A (zh) * | 2014-03-17 | 2015-09-23 | 张永清 | 工业化节能抗震建筑板 |
-
1995
- 1995-02-03 JP JP7017087A patent/JPH08209831A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012154124A (ja) * | 2011-01-27 | 2012-08-16 | Ihi Infrastructure Systems Co Ltd | 合成床版の製造方法 |
| CN104929258A (zh) * | 2014-03-17 | 2015-09-23 | 张永清 | 工业化节能抗震建筑板 |
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