JPH09112042A - 建物の耐震補強工法 - Google Patents
建物の耐震補強工法Info
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- JPH09112042A JPH09112042A JP26855895A JP26855895A JPH09112042A JP H09112042 A JPH09112042 A JP H09112042A JP 26855895 A JP26855895 A JP 26855895A JP 26855895 A JP26855895 A JP 26855895A JP H09112042 A JPH09112042 A JP H09112042A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 建物内で大型の作業用機械などを必要とせず
に、簡単かつ迅速に施工でき、既存建物への施工では、
大きな作業空間も不要で、騒音や振動も発生せず、執務
状態のまま補強作業ができる。 【解決手段】 建物の骨組間に、人力で運べる程度に分
割したものとして軽量コンクリートを用いたプレキャス
トコンクリート板1を建込むのに、このプレキャストコ
ンクリート板1は建物の骨組に固定した取付金物16に端
部を固定して複数枚を張り合わせて補強壁を形成するよ
うに建込み、その際、これらプレキャストコンクリート
板1に形成したコッター用の凹部3a,3b内に、前記
取付金物16に端部を固定し当該補強壁と建物躯体との結
合を行うアンカー鉄筋17を内蔵させるとともに、隣接し
て連結するプレキャストコンクリート板1との連結筋19
を内蔵させ、かつこの凹部3a,3b,3c内にグラウ
ト材を充填する。
に、簡単かつ迅速に施工でき、既存建物への施工では、
大きな作業空間も不要で、騒音や振動も発生せず、執務
状態のまま補強作業ができる。 【解決手段】 建物の骨組間に、人力で運べる程度に分
割したものとして軽量コンクリートを用いたプレキャス
トコンクリート板1を建込むのに、このプレキャストコ
ンクリート板1は建物の骨組に固定した取付金物16に端
部を固定して複数枚を張り合わせて補強壁を形成するよ
うに建込み、その際、これらプレキャストコンクリート
板1に形成したコッター用の凹部3a,3b内に、前記
取付金物16に端部を固定し当該補強壁と建物躯体との結
合を行うアンカー鉄筋17を内蔵させるとともに、隣接し
て連結するプレキャストコンクリート板1との連結筋19
を内蔵させ、かつこの凹部3a,3b,3c内にグラウ
ト材を充填する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、建物の耐
震補強工法として既存建物の耐震性の不足を補うような
補強工法に関するものである。
震補強工法として既存建物の耐震性の不足を補うような
補強工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】既存建物の耐震性を補強する方法とし
て、従来、柱・梁の建物骨組間に耐震壁を現場打ちで施
工して付加する工法や既設の鉄筋コンクリート柱の外周
に鋼板を建て込み、これを溶接などで一体化する鋼板巻
立て工法、既設の鉄筋コンクリート柱の表面にガラス繊
維やカーボン繊維など高張力繊維からなる繊維補強材料
を巻き付けるFRP巻立て工法、あるいは、骨組間に鉄
骨のブレースを挿入する工法などがある。
て、従来、柱・梁の建物骨組間に耐震壁を現場打ちで施
工して付加する工法や既設の鉄筋コンクリート柱の外周
に鋼板を建て込み、これを溶接などで一体化する鋼板巻
立て工法、既設の鉄筋コンクリート柱の表面にガラス繊
維やカーボン繊維など高張力繊維からなる繊維補強材料
を巻き付けるFRP巻立て工法、あるいは、骨組間に鉄
骨のブレースを挿入する工法などがある。
【0003】このうち、前記耐震壁を増設する工法は、
骨組間に補強筋を配し、型枠を設置した後、場所打ちコ
ンクリートを打設する。
骨組間に補強筋を配し、型枠を設置した後、場所打ちコ
ンクリートを打設する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】耐震壁を増設する工法
は、場所打ちコンクリートを打設するため湿式工法とな
り、配筋作業やコンクリート打設の手間、さらにコンク
リート硬化の養生期間を確保しなければならないなど労
力と時間を必要とし、また、大きな作業空間を必要とす
るので、オフィスビルなどの建物では、執務状態のまま
で作業することは困難であり、施工中はオフィスビルと
しての機能が損なわれる。
は、場所打ちコンクリートを打設するため湿式工法とな
り、配筋作業やコンクリート打設の手間、さらにコンク
リート硬化の養生期間を確保しなければならないなど労
力と時間を必要とし、また、大きな作業空間を必要とす
るので、オフィスビルなどの建物では、執務状態のまま
で作業することは困難であり、施工中はオフィスビルと
しての機能が損なわれる。
【0005】また、骨組内に鉄骨のブレースを挿入する
工法は、ブレースを構成する部材重量が大きくなって作
業用の重機が必要となり、その結果、作業のために建物
を専有する必要があり、騒音や振動も発生して、やは
り、施工中は、オフィスビルとしての機能が損なわれ
る。
工法は、ブレースを構成する部材重量が大きくなって作
業用の重機が必要となり、その結果、作業のために建物
を専有する必要があり、騒音や振動も発生して、やは
り、施工中は、オフィスビルとしての機能が損なわれ
る。
【0006】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、建物内で大型の作業用機械などを必要とせずに、簡
単かつ迅速に施工でき、既存建物への施工では、大きな
作業空間も不要で、騒音や振動も発生せず、執務状態の
まま補強作業ができる建物の耐震補強工法を提供するこ
とにある。
し、建物内で大型の作業用機械などを必要とせずに、簡
単かつ迅速に施工でき、既存建物への施工では、大きな
作業空間も不要で、騒音や振動も発生せず、執務状態の
まま補強作業ができる建物の耐震補強工法を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、第1に、建物の骨組間に、人力で運べる程度
に分割したものとして軽量コンクリートを用いたプレキ
ャストコンクリート板を建込むのに、このプレキャスト
コンクリート板は建物の骨組に固定した取付金物に端部
を固定して複数枚を張り合わせて補強壁を形成するよう
に建込み、その際、これらプレキャストコンクリート板
に形成したコッター用凹部内に、前記取付金物に端部を
固定し当該補強壁と建物躯体との結合を行う鉄筋を内蔵
させるとともに、隣接して連結するプレキャストコンク
リート板との連結用の鉄筋を内蔵させ、かつこの凹部内
にグラウト材を充填することを要旨とするものである。
するため、第1に、建物の骨組間に、人力で運べる程度
に分割したものとして軽量コンクリートを用いたプレキ
ャストコンクリート板を建込むのに、このプレキャスト
コンクリート板は建物の骨組に固定した取付金物に端部
を固定して複数枚を張り合わせて補強壁を形成するよう
に建込み、その際、これらプレキャストコンクリート板
に形成したコッター用凹部内に、前記取付金物に端部を
固定し当該補強壁と建物躯体との結合を行う鉄筋を内蔵
させるとともに、隣接して連結するプレキャストコンク
リート板との連結用の鉄筋を内蔵させ、かつこの凹部内
にグラウト材を充填することを要旨とするものである。
【0008】第2に、プレキャストコンクリート板は壁
筋を埋設し、凹部内に配設する取付金物に固定した鉄筋
はアンカー鉄筋として曲げ補強、せん断ズレ補強となる
補強筋であり、このアンカー鉄筋を配筋するための凹部
を両側の縦長さ方向とその中間部に適宜長さで形成し、
また、プレキャストコンクリート板との連結用の鉄筋を
配筋するための凹部を一方の側に横長さ方向に適宜間隔
で複数形成したことを要旨とするものである。
筋を埋設し、凹部内に配設する取付金物に固定した鉄筋
はアンカー鉄筋として曲げ補強、せん断ズレ補強となる
補強筋であり、このアンカー鉄筋を配筋するための凹部
を両側の縦長さ方向とその中間部に適宜長さで形成し、
また、プレキャストコンクリート板との連結用の鉄筋を
配筋するための凹部を一方の側に横長さ方向に適宜間隔
で複数形成したことを要旨とするものである。
【0009】第3に、取付金物は板状本体の前後面にア
ンカー鉄筋の鉄筋取付金物を備え、プレキャストコンク
リート板の固定用のボルト孔を有すること、第4に、プ
レキャストコンクリート板は下部に高さ調整用の埋め込
みナットを有すること、第5に、プレキャストコンクリ
ート板はアンカー鉄筋配筋用の凹部内にアンカー鉄筋仮
止め用部材を設けたことを要旨とするものである。
ンカー鉄筋の鉄筋取付金物を備え、プレキャストコンク
リート板の固定用のボルト孔を有すること、第4に、プ
レキャストコンクリート板は下部に高さ調整用の埋め込
みナットを有すること、第5に、プレキャストコンクリ
ート板はアンカー鉄筋配筋用の凹部内にアンカー鉄筋仮
止め用部材を設けたことを要旨とするものである。
【0010】請求項1記載の本発明によれば、プレキャ
ストコンクリート板を現場に搬入して建て込むだけでよ
いから、現場打ちコンクリートを打設する必要がなく、
騒音や振動の発生がなく、移動間仕切り壁の施工と同様
に乾式工法で施工でき、既存建物への施工でも執務を妨
げることはない。
ストコンクリート板を現場に搬入して建て込むだけでよ
いから、現場打ちコンクリートを打設する必要がなく、
騒音や振動の発生がなく、移動間仕切り壁の施工と同様
に乾式工法で施工でき、既存建物への施工でも執務を妨
げることはない。
【0011】そして、プレキャストコンクリート板の建
物躯体への取り付けは、建物躯体に固定した取付金物に
固定すればよく、容易であり、また、隣接して連結する
プレキャストコンクリート板とは、連結用の鉄筋で連結
されるから、プレキャストコンクリート板相互の連結も
容易である。
物躯体への取り付けは、建物躯体に固定した取付金物に
固定すればよく、容易であり、また、隣接して連結する
プレキャストコンクリート板とは、連結用の鉄筋で連結
されるから、プレキャストコンクリート板相互の連結も
容易である。
【0012】請求項2記載の本発明によれば、プレキャ
ストコンクリート板は、壁筋を内蔵するプレキャスト鉄
筋コンクリート板であり、また、プレキャストコンクリ
ート板に設けたコッター用凹部内に配設するアンカー鉄
筋は当該補強壁と建物躯体との結合を行い曲げ補強、せ
ん断ズレ補強となる補強筋とすることで補強壁としては
十分な強度が得られる。また、プレキャストコンクリー
ト板相互も連結用の鉄筋で連結されるから、補強壁全体
として十分な強度を確保できる。
ストコンクリート板は、壁筋を内蔵するプレキャスト鉄
筋コンクリート板であり、また、プレキャストコンクリ
ート板に設けたコッター用凹部内に配設するアンカー鉄
筋は当該補強壁と建物躯体との結合を行い曲げ補強、せ
ん断ズレ補強となる補強筋とすることで補強壁としては
十分な強度が得られる。また、プレキャストコンクリー
ト板相互も連結用の鉄筋で連結されるから、補強壁全体
として十分な強度を確保できる。
【0013】請求項3記載の本発明によれば、前記作用
に加えて、取付金物は板状本体の前後面にアンカー鉄筋
の取付金物を備え、アンカー鉄筋は取付金物に固定され
る。よって、梁等の建物躯体に後施工アンカーを直接打
ち込み、これにアンカー鉄筋を接続する工法による場合
のように後施工アンカーが密集することによる施工不能
が避けられる。また、取付金物はプレキャストコンクリ
ート板の固定用のボルト孔を有するから、プレキャスト
コンクリート板の取付金物への仮固定が容易である。
に加えて、取付金物は板状本体の前後面にアンカー鉄筋
の取付金物を備え、アンカー鉄筋は取付金物に固定され
る。よって、梁等の建物躯体に後施工アンカーを直接打
ち込み、これにアンカー鉄筋を接続する工法による場合
のように後施工アンカーが密集することによる施工不能
が避けられる。また、取付金物はプレキャストコンクリ
ート板の固定用のボルト孔を有するから、プレキャスト
コンクリート板の取付金物への仮固定が容易である。
【0014】請求項4記載の本発明によれば、前記作用
に加えて、プレキャストコンクリート板の下部に設けた
高さ調整用の埋め込みナットに、床スラブに設けたレベ
ル調整ボルトを螺合することで、プレキャストコンクリ
ート板の取付位置高さの調整が簡単にできる。
に加えて、プレキャストコンクリート板の下部に設けた
高さ調整用の埋め込みナットに、床スラブに設けたレベ
ル調整ボルトを螺合することで、プレキャストコンクリ
ート板の取付位置高さの調整が簡単にできる。
【0015】請求項5記載の本発明によれば、前記作用
に加えて、プレキャストコンクリート板はアンカー鉄筋
配筋用の凹部内にアンカー鉄筋仮止め用部材を設けたか
ら、プレキャストコンクリート板を建物躯体の骨組間に
建て込んで、凹部内にアンカー鉄筋を配筋する際やプレ
キャストコンクリート板の高さ調整をする際の作業性が
よくなる。
に加えて、プレキャストコンクリート板はアンカー鉄筋
配筋用の凹部内にアンカー鉄筋仮止め用部材を設けたか
ら、プレキャストコンクリート板を建物躯体の骨組間に
建て込んで、凹部内にアンカー鉄筋を配筋する際やプレ
キャストコンクリート板の高さ調整をする際の作業性が
よくなる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面について本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図1は本発明の建物の耐震補
強工法が実施される補強壁の横断平面図、図2は、補強
壁を構成するプレキャストコンクリート板の斜視図で、
まず、プレキャストコンクリート板1の構成から説明す
ると、比重1.0 〜 1.5程度の軽量コンクリートを使用す
るもので、これを人力で運搬、その他の作業が容易にで
きる程度の大きさに分割した板体とする。
の形態を詳細に説明する。図1は本発明の建物の耐震補
強工法が実施される補強壁の横断平面図、図2は、補強
壁を構成するプレキャストコンクリート板の斜視図で、
まず、プレキャストコンクリート板1の構成から説明す
ると、比重1.0 〜 1.5程度の軽量コンクリートを使用す
るもので、これを人力で運搬、その他の作業が容易にで
きる程度の大きさに分割した板体とする。
【0017】本実施形態では該プレキャストコンクリー
ト板1は剪断補強筋である壁筋2を埋設し、また、接合
面1a側にコッター用の凹部を形成した。この凹部は、
プレキャストコンクリート板1の縦長さ方向にそって形
成する両側に後述のアンカー鉄筋配筋用の凹部3aと、
この両側の凹部3aの中間に形成されるこれよりも短尺
な同じくアンカー鉄筋用の凹部3bと、プレキャストコ
ンクリート板1の縦長さ方向の一方の側部にそって前記
凹部3aに連通するように適宜間隔で短尺方向に複数形
成される後述のプレキャストコンクリート板1の連結筋
配置用の凹部3cとで構成する。
ト板1は剪断補強筋である壁筋2を埋設し、また、接合
面1a側にコッター用の凹部を形成した。この凹部は、
プレキャストコンクリート板1の縦長さ方向にそって形
成する両側に後述のアンカー鉄筋配筋用の凹部3aと、
この両側の凹部3aの中間に形成されるこれよりも短尺
な同じくアンカー鉄筋用の凹部3bと、プレキャストコ
ンクリート板1の縦長さ方向の一方の側部にそって前記
凹部3aに連通するように適宜間隔で短尺方向に複数形
成される後述のプレキャストコンクリート板1の連結筋
配置用の凹部3cとで構成する。
【0018】また、このプレキャストコンクリート板1
には重ね合わせる他のプレキャストコンクリート板1と
の結合用のボルト孔4をほぼ全面にわたって形成し、さ
らに、横長さ方向の端部に後述の取付金物との結合用の
段部5を形成し、この段部5に取付金物への固定用のボ
ルト孔15を設けた。
には重ね合わせる他のプレキャストコンクリート板1と
の結合用のボルト孔4をほぼ全面にわたって形成し、さ
らに、横長さ方向の端部に後述の取付金物との結合用の
段部5を形成し、この段部5に取付金物への固定用のボ
ルト孔15を設けた。
【0019】さらに、プレキャストコンクリート板1の
下端には図3に示すように高さ調整のための埋め込みナ
ット11を内蔵させ、図4に示すように凹部3a内に、ア
ンカー鉄筋仮止め用部材としてクリップ12を設けてお
く。
下端には図3に示すように高さ調整のための埋め込みナ
ット11を内蔵させ、図4に示すように凹部3a内に、ア
ンカー鉄筋仮止め用部材としてクリップ12を設けてお
く。
【0020】図5〜図7は、プレキャストコンクリート
板1を建物躯体に固定するための取付金物16を示し、断
面T字形の板状本体6の垂直部6aの前後面に、前記ア
ンカー鉄筋用の3a,3bに対応させて、ネジカプラー
等によるアンカー鉄筋の鉄筋取付金物7を溶接により取
り付け、また、前記固定用のボルト孔15に対応させてプ
レキャストコンクリート板1の仮固定用のボルト孔8を
長孔状に形成する。
板1を建物躯体に固定するための取付金物16を示し、断
面T字形の板状本体6の垂直部6aの前後面に、前記ア
ンカー鉄筋用の3a,3bに対応させて、ネジカプラー
等によるアンカー鉄筋の鉄筋取付金物7を溶接により取
り付け、また、前記固定用のボルト孔15に対応させてプ
レキャストコンクリート板1の仮固定用のボルト孔8を
長孔状に形成する。
【0021】板状本体6の水平部6bには建物躯体への
固定用のアンカーボルト9を螺合するためのボルト孔10
を穿設しておく。
固定用のアンカーボルト9を螺合するためのボルト孔10
を穿設しておく。
【0022】このプレキャストコンクリート板1は建物
骨組である柱6や梁7間に建て込むが、この建て込み方
法を図8〜図11について説明する。まず、図8のように
梁13と床スラブ14とに取付金物16の水平部6bを当接し
てボルト孔10にアンカーボルト9を螺合し、該アンカー
ボルト9と接着剤とで取付金物16を梁13と床スラブ14と
に固定する。
骨組である柱6や梁7間に建て込むが、この建て込み方
法を図8〜図11について説明する。まず、図8のように
梁13と床スラブ14とに取付金物16の水平部6bを当接し
てボルト孔10にアンカーボルト9を螺合し、該アンカー
ボルト9と接着剤とで取付金物16を梁13と床スラブ14と
に固定する。
【0023】次に、取付金物16の垂直部6aに設けてあ
る鉄筋取付金物7にアンカー鉄筋17の端部を固定し(図
9参照)、背面側のプレキャストコンクリート板1の裏
面を垂直部6aの背面側に当接して梁13と床スラブ14と
の間に配設し、ボルト孔15,8を合致させ、ここにボル
トを挿入してプレキャストコンクリート板1を取付金物
16に仮固定する。
る鉄筋取付金物7にアンカー鉄筋17の端部を固定し(図
9参照)、背面側のプレキャストコンクリート板1の裏
面を垂直部6aの背面側に当接して梁13と床スラブ14と
の間に配設し、ボルト孔15,8を合致させ、ここにボル
トを挿入してプレキャストコンクリート板1を取付金物
16に仮固定する。
【0024】このとき、図4にも示すように取付金物16
に固定してあるアンカー鉄筋17はアンカー鉄筋配筋用の
凹部3a,3b内に入り込み、その途中は凹部3a,3
bに設けたクリップ12で仮止めされる。
に固定してあるアンカー鉄筋17はアンカー鉄筋配筋用の
凹部3a,3b内に入り込み、その途中は凹部3a,3
bに設けたクリップ12で仮止めされる。
【0025】また、図3のように床スラブ14に調整用の
ボルトとして普通ボルト18を取り付け、このボルト18を
プレキャストコンクリート板1に予め内設の埋め込みナ
ット11に螺合することで、プレキャストコンクリート板
1の建て込み高さを調整する。このとき、プレキャスト
コンクリート板1は取付金物16に仮固定の状態でボルト
孔8は縦細長に形成してあるから、プレキャストコンク
リート板1の上下動は自由になされる。
ボルトとして普通ボルト18を取り付け、このボルト18を
プレキャストコンクリート板1に予め内設の埋め込みナ
ット11に螺合することで、プレキャストコンクリート板
1の建て込み高さを調整する。このとき、プレキャスト
コンクリート板1は取付金物16に仮固定の状態でボルト
孔8は縦細長に形成してあるから、プレキャストコンク
リート板1の上下動は自由になされる。
【0026】次に、連結筋配筋用の凹部3c内に連結筋
19を配筋し、端部を次に建て込む隣接のプレキャストコ
ンクリート板1の側に突出させておく。
19を配筋し、端部を次に建て込む隣接のプレキャストコ
ンクリート板1の側に突出させておく。
【0027】最後に、このようにして建て込んだ背面側
のプレキャストコンクリート板1の接合面1aに重ね合
わせて前面側にも同様にしてプレキャストコンクリート
板1を建て込み、前後の2枚のプレキャストコンクリー
ト板1のボルト孔4にボルトを挿入して両者を緊結する
とともに、凹部3a,3b,3c内に高強度グラウトモ
ルタル等によるグラウト材22を充填する。
のプレキャストコンクリート板1の接合面1aに重ね合
わせて前面側にも同様にしてプレキャストコンクリート
板1を建て込み、前後の2枚のプレキャストコンクリー
ト板1のボルト孔4にボルトを挿入して両者を緊結する
とともに、凹部3a,3b,3c内に高強度グラウトモ
ルタル等によるグラウト材22を充填する。
【0028】以上のようにしてアンカー鉄筋17と壁筋2
を内蔵する2枚のプレキャストコンクリート板1からな
る補強壁20が構成され、これに隣接して次の補強壁20を
同様の方法で構築する。その際、連結筋19は、前に構築
した補強壁20から突出しているものを当該構築する補強
壁20の連結筋用のコッター用凹部3c内に配筋して、隣
接の補強壁20を相互に結合する。
を内蔵する2枚のプレキャストコンクリート板1からな
る補強壁20が構成され、これに隣接して次の補強壁20を
同様の方法で構築する。その際、連結筋19は、前に構築
した補強壁20から突出しているものを当該構築する補強
壁20の連結筋用のコッター用凹部3c内に配筋して、隣
接の補強壁20を相互に結合する。
【0029】これにより、図12に示すように複数の補強
壁20を建物躯体の骨組である梁13、床スラブ14、柱21の
間に建て込み、梁13、床スラブ14、柱21の隙間にもグラ
ウト材22を充填して耐震補強壁を構築する。
壁20を建物躯体の骨組である梁13、床スラブ14、柱21の
間に建て込み、梁13、床スラブ14、柱21の隙間にもグラ
ウト材22を充填して耐震補強壁を構築する。
【0030】なお、プレキャストコンクリート板1相互
の接合の方法と板の幅を選択することにより、複数並ぶ
補強壁20は公知のスリット式耐震壁(特公昭45-24104号
公報、特公昭48-11135号公報)のように補強部材の剛性
を任意に変化させられるダクタイル壁とすることも可能
である。
の接合の方法と板の幅を選択することにより、複数並ぶ
補強壁20は公知のスリット式耐震壁(特公昭45-24104号
公報、特公昭48-11135号公報)のように補強部材の剛性
を任意に変化させられるダクタイル壁とすることも可能
である。
【0031】また、取付金物16は前記実施形態では長尺
物に形成したが、これに限定されるものではなく、他の
例として図13〜図15に示すように短尺に形成し、1枚の
プレキャストコンクリート板に対して複数個を適宜間隔
で配設して使用することも可能である。
物に形成したが、これに限定されるものではなく、他の
例として図13〜図15に示すように短尺に形成し、1枚の
プレキャストコンクリート板に対して複数個を適宜間隔
で配設して使用することも可能である。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように本発明の建物の耐震補
強工法は、第1に、人力で運べる程度に分割したプレキ
ャストコンクリート板を現場に搬入して建て込むだけで
よいから、現場打ちコンクリートを打設する必要がな
く、騒音や振動の発生がなく、移動間仕切り壁の施工と
同様に乾式工法で施工でき、建物内で大型の作業用機械
などを必要とせずに、簡単かつ迅速に施工できるもので
ある。
強工法は、第1に、人力で運べる程度に分割したプレキ
ャストコンクリート板を現場に搬入して建て込むだけで
よいから、現場打ちコンクリートを打設する必要がな
く、騒音や振動の発生がなく、移動間仕切り壁の施工と
同様に乾式工法で施工でき、建物内で大型の作業用機械
などを必要とせずに、簡単かつ迅速に施工できるもので
ある。
【0033】さらに、既存建物への施工では、大きな作
業空間も不要で、騒音や振動も発生せず、執務状態のま
ま補強作業ができるものである。
業空間も不要で、騒音や振動も発生せず、執務状態のま
ま補強作業ができるものである。
【0034】そして、プレキャストコンクリート板の建
物躯体への取り付けは、建物躯体に固定した取付金物に
固定すればよく、容易であり、また、隣接して連結する
プレキャストコンクリート板とは、連結用の鉄筋で連結
されるから、プレキャストコンクリート板相互の連結も
容易である。
物躯体への取り付けは、建物躯体に固定した取付金物に
固定すればよく、容易であり、また、隣接して連結する
プレキャストコンクリート板とは、連結用の鉄筋で連結
されるから、プレキャストコンクリート板相互の連結も
容易である。
【0035】第2に、プレキャストコンクリート板は、
壁筋を内蔵するプレキャスト鉄筋コンクリート板であ
り、また、プレキャストコンクリート板に設けたコッタ
ー用凹部内に配設するアンカー鉄筋は当該補強壁と建物
躯体との結合を行い曲げ補強、せん断ズレ補強となる補
強筋とすることで補強壁としては十分な強度が得られ
る。また、プレキャストコンクリート板相互も連結用の
鉄筋で連結されるから、補強壁全体として十分な強度を
確保できる。
壁筋を内蔵するプレキャスト鉄筋コンクリート板であ
り、また、プレキャストコンクリート板に設けたコッタ
ー用凹部内に配設するアンカー鉄筋は当該補強壁と建物
躯体との結合を行い曲げ補強、せん断ズレ補強となる補
強筋とすることで補強壁としては十分な強度が得られ
る。また、プレキャストコンクリート板相互も連結用の
鉄筋で連結されるから、補強壁全体として十分な強度を
確保できる。
【0036】第3に、取付金物は板状本体の前後面にア
ンカー鉄筋の取付金物を備え、アンカー鉄筋は取付金物
に固定される。よって、梁等の建物躯体に後施工アンカ
ーを直接打ち込み、これにアンカー鉄筋を接続する工法
による場合のように後施工アンカーが梁などに密集する
ことによる施工不能が避けられる。また、取付金物はプ
レキャストコンクリート板の固定用のボルト孔を有する
から、プレキャストコンクリート板の取付金物への仮固
定が容易である。
ンカー鉄筋の取付金物を備え、アンカー鉄筋は取付金物
に固定される。よって、梁等の建物躯体に後施工アンカ
ーを直接打ち込み、これにアンカー鉄筋を接続する工法
による場合のように後施工アンカーが梁などに密集する
ことによる施工不能が避けられる。また、取付金物はプ
レキャストコンクリート板の固定用のボルト孔を有する
から、プレキャストコンクリート板の取付金物への仮固
定が容易である。
【0037】第4に、プレキャストコンクリート板の下
部に設けた高さ調整用の埋め込みニットに、床スラブに
設けたレベル調整ボルトを螺合することで、プレキャス
トコンクリート板の取付位置高さの調整が簡単にでき
る。
部に設けた高さ調整用の埋め込みニットに、床スラブに
設けたレベル調整ボルトを螺合することで、プレキャス
トコンクリート板の取付位置高さの調整が簡単にでき
る。
【0038】第5に、プレキャストコンクリート板はア
ンカー鉄筋配筋用の凹部内にアンカー鉄筋仮止め用部材
を設けたから、プレキャストコンクリート板を建物躯体
の骨組間に建て込んで、前記凹部内にアンカー鉄筋を配
筋する際やプレキャストコンクリート板の高さ調整をす
る際の作業性がよくなる。
ンカー鉄筋配筋用の凹部内にアンカー鉄筋仮止め用部材
を設けたから、プレキャストコンクリート板を建物躯体
の骨組間に建て込んで、前記凹部内にアンカー鉄筋を配
筋する際やプレキャストコンクリート板の高さ調整をす
る際の作業性がよくなる。
【図1】本発明の既存建物の耐震補強工法が実施される
補強壁の横断平面図である。
補強壁の横断平面図である。
【図2】補強壁を構成するプレキャストコンクリート板
の斜視図である。
の斜視図である。
【図3】補強壁を構成するプレキャストコンクリート板
の下部の正面図である。
の下部の正面図である。
【図4】補強壁を構成するプレキャストコンクリート板
の要部の横断平面図である。
の要部の横断平面図である。
【図5】本発明の既存建物の耐震補強工法が実施される
取付金物の正面図である。
取付金物の正面図である。
【図6】本発明の既存建物の耐震補強工法が実施される
取付金物の底面図である。
取付金物の底面図である。
【図7】本発明の既存建物の耐震補強工法が実施される
取付金物の側面図である。
取付金物の側面図である。
【図8】本発明の既存建物の耐震補強工法の第1工程を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図9】本発明の既存建物の耐震補強工法の第2工程を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図10】本発明の既存建物の耐震補強工法の第3工程
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図11】本発明の既存建物の耐震補強工法の第4工程
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図12】本発明の既存建物の耐震補強工法による耐震
補強壁の一例を示す正面図である。
補強壁の一例を示す正面図である。
【図13】本発明の既存建物の耐震補強工法が実施され
る取付金物の他の例の正面図である。
る取付金物の他の例の正面図である。
【図14】本発明の既存建物の耐震補強工法が実施され
る取付金物の他の例の底面図である。
る取付金物の他の例の底面図である。
【図15】本発明の既存建物の耐震補強工法が実施され
る取付金物の他の例の側面図である。
る取付金物の他の例の側面図である。
1…プレキャストコンクリート板 1a…接合面 2…壁筋 3a,3b,3c…凹部 4…ボルト孔 5…段部 6…本体 6a…垂直部 6b…水平部 7…鉄筋取付金物 8…ボルト孔 9…アンカーボルト 10…ボルト孔 11…埋め込みナット 12…クリップ 13…梁 14…床スラブ 15…ボルト孔 16…取付金物 17…アンカー鉄筋 18…普通ボルト 19…連結筋 20…補強壁 21…柱 22…グラウト材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04B 2/56 611 E04B 2/56 611B 621 621A 632 632B 632C 632S 633 633A 642 642A 642B 642F 643 643A E04H 9/02 321 E04H 9/02 321E (72)発明者 和美 廣喜 東京都調布市飛田給二丁目19番1号 鹿島 建設株式会社技術研究所内 (72)発明者 小林 美亀雄 東京都調布市飛田給二丁目19番1号 鹿島 建設株式会社技術研究所内
Claims (5)
- 【請求項1】 建物の骨組間に、人力で運べる程度に分
割したものとして軽量コンクリートを用いたプレキャス
トコンクリート板を建込むのに、このプレキャストコン
クリート板は建物の骨組に固定した取付金物に端部を固
定して複数枚を張り合わせて補強壁を形成するように建
込み、その際、これらプレキャストコンクリート板に形
成したコッター用凹部内に、前記取付金物に端部を固定
し当該補強壁と建物躯体との結合を行う鉄筋を内蔵させ
るとともに、隣接して連結するプレキャストコンクリー
ト板との連結用の鉄筋を内蔵させ、かつこの凹部内にグ
ラウト材を充填することを特徴とする建物の耐震補強工
法。 - 【請求項2】 プレキャストコンクリート板は壁筋を埋
設し、凹部内に配設する取付金物に固定した鉄筋はアン
カー鉄筋として曲げ補強、せん断ズレ補強となる補強筋
であり、このアンカー鉄筋を配筋するための凹部を両側
の縦長さ方向とその中間部に適宜長さで形成し、また、
プレキャストコンクリート板との連結用の鉄筋を配筋す
るための凹部を一方の側に横長さ方向に適宜間隔で複数
形成した請求項1記載の建物の耐震補強工法。 - 【請求項3】 取付金物は板状本体の前後面にアンカー
鉄筋の鉄筋取付金物を備え、プレキャストコンクリート
板の固定用のボルト孔を有する請求項1記載の建物の耐
震補強工法。 - 【請求項4】 プレキャストコンクリート板は下部に高
さ調整用の埋め込みナットを有する請求項1または請求
項2のいずれかに記載の建物の耐震補強工法。 - 【請求項5】 プレキャストコンクリート板はアンカー
鉄筋配筋用の凹部内にアンカー鉄筋仮止め用部材を設け
た請求項1、請求項2または請求項4のいずれかに記載
の建物の耐震補強工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7268558A JP3020021B2 (ja) | 1995-10-17 | 1995-10-17 | 建物の耐震補強工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7268558A JP3020021B2 (ja) | 1995-10-17 | 1995-10-17 | 建物の耐震補強工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09112042A true JPH09112042A (ja) | 1997-04-28 |
JP3020021B2 JP3020021B2 (ja) | 2000-03-15 |
Family
ID=17460204
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7268558A Expired - Fee Related JP3020021B2 (ja) | 1995-10-17 | 1995-10-17 | 建物の耐震補強工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3020021B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101914959A (zh) * | 2010-08-24 | 2010-12-15 | 张吉华 | 预制砼内保温墙体 |
CN108678279A (zh) * | 2018-07-13 | 2018-10-19 | 中国建筑标准设计研究院有限公司 | 基于内置通高波纹管预制墙板的装配式建筑及其施工方法 |
CN110725475A (zh) * | 2019-11-20 | 2020-01-24 | 中国建筑标准设计研究院有限公司 | 一种内置通高波纹管的预制柱及其框架结构及施工方法 |
-
1995
- 1995-10-17 JP JP7268558A patent/JP3020021B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN101914959A (zh) * | 2010-08-24 | 2010-12-15 | 张吉华 | 预制砼内保温墙体 |
CN108678279A (zh) * | 2018-07-13 | 2018-10-19 | 中国建筑标准设计研究院有限公司 | 基于内置通高波纹管预制墙板的装配式建筑及其施工方法 |
CN110725475A (zh) * | 2019-11-20 | 2020-01-24 | 中国建筑标准设计研究院有限公司 | 一种内置通高波纹管的预制柱及其框架结构及施工方法 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3020021B2 (ja) | 2000-03-15 |
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