JPH0475045A - 座標入力装置 - Google Patents

座標入力装置

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JPH0475045A
JPH0475045A JP2189244A JP18924490A JPH0475045A JP H0475045 A JPH0475045 A JP H0475045A JP 2189244 A JP2189244 A JP 2189244A JP 18924490 A JP18924490 A JP 18924490A JP H0475045 A JPH0475045 A JP H0475045A
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vibration
sensor
distance
pen
sensors
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Yuichiro Yoshimura
雄一郎 吉村
Shinnosuke Taniishi
谷石 信之介
Katsuyuki Kobayashi
克行 小林
Ryozo Yanagisawa
柳沢 亮三
Kiyoshi Kaneko
潔 兼子
Takeshi Kamono
武志 鴨野
Atsushi Tanaka
淳 田中
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Canon Inc
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/041Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means
    • G06F3/043Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means using propagating acoustic waves
    • G06F3/0433Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means using propagating acoustic waves in which the acoustic waves are either generated by a movable member and propagated within a surface layer or propagated within a surface layer and captured by a movable member
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2217/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B2217/005Blur detection
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S367/00Communications, electrical: acoustic wave systems and devices
    • Y10S367/907Coordinate determination

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は座標入力装置、特に振動伝達板上の振動伝達時
間から指示点座標を検出する座標入力装置であって、振
動伝達板端部に防振材を設ける構造を有する座標入力装
置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来より、振動伝達板に圧電素子などを内蔵した振動ペ
ンにより振動入力を行い、振動伝達板に設けた複数のセ
ンサにより入力振動を検出し、振動伝達時間を計測する
ことにより入力点の座標を検出する座標入力装置が知ら
れている。
このような座標入力装置では、振動伝達板の端部で入力
振動が反射し、その反射波により振動センサによる検出
に誤差を生じないように、振動伝達板の端部を防振材に
より支持する構造が用いられる。
従来の防振材は主として騒音防止用に開発されたもので
、空気音対策用と、固体音対策用に大きく分類される。
したがって、従来の防振材を上記のような用途に用いる
には固体音対策用のものカベ用いられる。従来の固体音
対策用の制振材としては、第8図(A)に示すような薄
板用制振シート、あるいは塗料などがあった。
第8図(A)において、8′ は制振されるべき振動板
、7は制振シートである。振動板8′は薄鋼板、アルミ
板などの金属板、あるいは樹脂板、カラス板などから構
成される。
このような構成では、振動している振動板8′↓二制振
シート7を張り付けることにより制振シート7の振動減
衰を利用して板8′の振動を減少させ、騒音を減少させ
ることができる。
市販されている制振シート7の材質には、ポリ塩化ビニ
ール樹脂、アタクチックポリプロピレン、ポリエチレン
ビニルアセチレート、スチレンブタジェンゴム、シリコ
ンゴム、セメントペーストなどがあり、さらにこれらに
可塑剤、安定剤、軟化剤、鉛、鉄などの金属粉、ケイ砂
、アスファルトなどを添加、あるいは混合したものが用
いられる。これらの材質の成形形状としてはスポンジ状
の多孔質形状がある。
上記のような従来の制振シートは主として振動する板金
体に装着することにより板金体の振動を抑止するように
考えられている。
したがって、前記のように、振動伝達板の端部での反射
波を抑止するために第8図(B)のように振動伝達板8
の周辺に装着して用いても充分に反射波を減少させるこ
とができない。
第8図(B)は前記振動伝達板周辺部に前記制振シート
を装着した場合の振動伝播を示す図、第8図(C)は第
8図(B)の断面図の一部であり、反射波の様子を示す
図である。
図において符号8は振動伝達板、7は前記制振シート、
3は加振源である振動ペン、Aは前記振動ペン3と前記
振動伝達板8との接触点である加振点から伝播する振動
を示す波、Bは振動伝達板端面ての反射波、Cは制振シ
ート装着境界面での反射波をそれぞれ模式的に示したも
のである。
従来の制振シート7は、前述のとおり板金体に発生して
いる振動(固有振動つまり共振振動も含む)に対しては
制振効果は大きいが、第8図(B)のように、制振シー
トが装着されない領域で加振し、そこから伝播する進行
波としての振動に対しては充分な制振効果が得られない
ため、第8図(C)のように制振シート7装着部分りに
おいて若干減衰させるものの振動伝達板端面での反射波
Bを充分抑えることができない。
更に、従来の制振シート7を装着することにより、新た
に、制振シート装着界面で反射波Cが発生した。従って
、弾性波を用いる座標入力装置の振動伝達板の周辺部に
従来の制振シートを装着しただけでは、前記2つの反射
波が発生し、加振源からの直接波を検出する際にノイズ
となって検出精度を下げてしまう。
以上の振動伝達板に装着した防振材(制振シート)の従
来例を考えると、振動ペンから入力された振動を振動伝
達板に設けられた複数の振動センサにより検出し、各振
動センサまでの振動伝達時間から前記振動ペン位置を検
出する座標入力装置に於ける、振動センサ(以下単にセ
ンサと言う)と振動伝達板周辺部に装着する防振材の位
置関係に関しては次の2点に留意する必要がある。一つ
は、防振材の減衰が振動伝播に与える影響であり、もう
一つは、防振材装着面により発生する反射波の影響であ
る。従来よりこの2つに関して、本願出願人はそれぞれ
次に示す提案を行なった。特願昭6267856号公報
「座標入力装置」に於いては、センサを防振材から一定
距離(2波長)以上離すことにより、防振材の減衰が振
動伝播に与える影響を小さくするという提案をしており
、また特願昭61251598号公報「座標入力装置」
に於いてはセンサを防振材から一定距離(反射干渉距離
)以上はなして装着し、更に、特願昭61−25159
9号公報「座標入力装置」に於いては防振材装着境界面
上にセンサを装着することにより防振材装着面により発
生する反射波の影響を軽減するという提案を行なった。
〔発明が解決しようとしている課題〕
しかしながら、上記従来例ではセンサを防振材から一定
距離以上離して装着する場合には装置全体の外形が大き
くなりすぎ、また防振材装着境界面上にセンサを装着す
る場合には、防振材とセンサを振動伝達板の同一面上に
装着できず、装置の厚みが大きくなる等の欠点があった
〔課題を解決するための手段〕
本発明によれば、振動ペンから入力された振動を振動伝
達板に設けられた複数の振動センサにより検出し、各振
動センサまでの振動伝達時間から前記振動ペン位置を検
出する座標入力装置に於て、振動伝達板周辺部に装着す
る防振材の装着境界面と防振材の装着境界面と振動セン
サの中心との距離がセンサの直径の0.5倍から1.0
倍未満の範囲となるようにセンサを防振材からペン入力
側に離して装着することにより、防振材の減衰が振動伝
播に与える影響を小さくでき、防振材装着面により発生
する反射波の影響を軽減して検出精度を向上でき、且つ
、装置全体の外形の小型化が可能となる。
〔実施例〕
以下、添付図面に従って本発明に係る実施例を詳細に説
明する。
〈装置構成の説明(第1図)〉 第1図は本実施例における座標入力装置の構造を示して
いる。
図中、1は装置全体を制御すると共に、座標位置を算出
する演算制御回路である。2は振動子駆動回路であって
、振動ペン3内のペン先を振動させるものである。8は
アクリルやガラス板等、透明部材からなる振動伝達板で
あり、振動ペン3による座標入力はこの振動伝達板8上
をタッチさせることて行う。
また、実際には図示の実線で示す符号への領域(以下、
有効エリアという)内を振動ペン3て指定することを行
なう。そして、この振動伝達板8の外周には、反射した
振動が中央部に戻るのを防止(減少)させるための防振
材7が設けられ、その境界に圧電素子等、機械的振動を
電気信号に変換する振動センサ6a〜6cが図示の位置
に固定されている。
上記振動伝達板周辺部に装着する防振材の装着境界面と
防振材の装着境界面より入力側に装着する振動センサの
中心との距離がセンサの直径の0.5倍から1.0倍未
満の範囲となるようにセンサ及び防振材を構成する。本
発明に使用する振動センサは振動を検出する手段なら形
状、材質を問わないが、本実施例では直径2 、0 m
 mの円柱形状の圧電素子を用いた。従って、上記セン
サ中心と振動伝達板周辺部に装着する防振材の装着境界
面との距離は、第1図(b)に示すように1.ommか
ら2.0mm未満の範囲となるように構成する。詳しく
は後で述べる。
9は各振動センサ6a〜6Cで振動を検出した旨の信号
を演算制御回路1に出力する信号波形検出回路である。
11はCR,T(或いは液晶表示器)等のドツト単位の
表示が可能なデイスプレィであり、振動伝達板8の背後
に配置している。そして、デイスプレィ駆動回路10の
駆動により振動ペン3によりなぞられた位置にドツトを
表示し、それを振動伝達板8(透明部材よりなるので)
を透して見ることが可能になっている。すなわち、検出
された振動ペン3の座標に対応したデイスプレィll上
の位置にドツト表示が行われ、振動ペン3により入力さ
れた点、線などの要素により構成される画像はあたかも
紙に書き込みを行ったように振動ペンの軌跡の後に現れ
る。
また、このような構成によればデイスプレィ11にはそ
のメニュー表示を行ない、振動ペン3によりその項目を
選択させたり、プロンプトを表示さセで所定の位置に振
動ペン3を接触させるなどの入力方式を用いることもで
きる。
第2図に実施例の振動ペン3の構造(断面図)を示す。
振動ペン3に内蔵された振動子4は、振動子駆動回路2
により駆動される。振動子4の駆動信号は演算制御回路
lから低レベルのパルス信号として供給され、低インピ
ーダンス駆動が可能な振動子駆動回路2によって所定の
ゲインで増幅された後、振動子4に印加される。
電気的な駆動信号は振動子4によって機械的な超音波振
動に変換され、ホーン部(ペン先)5を介して振動伝達
板8に伝達される。
ここで、振動子4の振動周波数はアクリル、ガラスなど
の振動伝達板8に板波を発生させることができる値に選
択される。また振動子駆動の際、振動伝達板8に対して
第2図の垂直方向に振動子4が主に振動するような振動
モードが選択される。また、振動子4の振動周波数を振
動子4の共振周波数とすることで効率のよい振動変換が
可能である。
上記のようにして振動伝達板8に伝えられる弾性波は板
波であり、表面波などに比して振動伝達板の表面の傷、
障害物などの影響を受けに(いという利点を有する。
尚、以上の構成における実施例の振動伝達板8の寸法及
び反射防止材7の装着位置、更には振動センサ6a〜6
cの配置位置等の特定に係る原理の詳細は後述する。
〈演算制御回路の説明(第3図)〉 上述した構成において、演算制御回路1は所定周期毎(
例えばSms毎)に振動子駆動回路2に振動ペン3内の
振動子4を駆動させる信号を出力すると共に、その内部
のタイマ(カウンタで構成されている)による計時を開
始させる。そして、振動ペン3より発生した振動は振動
センサ6a〜6cまての距離に応じて遅延して到達する
。振動波形検出回路9は各振動センサ6a〜6cからの
信号を検出して、後述する波形検出処理により各振動セ
ンサへの振動到達タイミングを示す信号を生成するが、
演算制御回路1は各センサ毎のこの信号を入力し、各々
の振動センサ6a〜6cまでの振動到達時間の検出、そ
して振動ペンの座標位置を算出する。
そして、演算制御回路1はこの算出された振動ペン3の
座標位置情報を基に、デイスプレィ駆動回路10を駆動
して、デイスプレィ11による表示動作を制御する。
第3図に実施例における演算制御回路1の内部構成を示
し、各構成要素及びその動作概要を以下に説明する。
図中、31は演算制御回路1及び本座標入力装置全体を
制御するマイクロコンピュータであり、内部カウンタ、
動作手順を記憶したROM、そしてワークエリアに使用
するRAM等を内蔵している。33は不図示の基準クロ
ックを計時するタイマ(カウンタより構成されている)
であって、振動子駆動回路2に振動ペン3内の振動子4
を駆動を開始させるためのスタート信号を出力すること
で、その計時を開始する。すなわち、これによって、計
時開始と振動発生の時期の同期が取られることになる。
その他各構成要素となる回路は順を追って説明する。
信号波形検出回路9を介して得られた各振動センサ6a
〜6cの振動到達のタイミング信号は検出信号入力ポー
ト35を介して、ラッチ回路34a〜34cに入力され
る。ラッチ回路34a〜34cは振動センサ6a〜6c
に対応しており、各々は対応する振動センサの信号であ
るタイミング信号を受信すると、その時点でのタイマ3
3の計時値をラッチする。そして、全ての検出信号の受
信がなされたことを判定回路36が判定すると、マイク
ロコンピュータ31にその旨の信号を出力する。マイク
ロコンピュータ31が判定回路36からこの信号を受信
したときには、ラッチ回路34a〜34cから各々の振
動センサまての振動到達時間を読み取り、所定の計算を
経て、振動ペン3による振動伝達板8上の座標位置を算
出する。そして、I10ポート37を介してデイスプレ
ィ駆動回路10に算出した座標位置情報を出力すること
により、例えばデイスプレィの対応する位置にドツト等
を表示する。
〈振動伝播時間検出の説明(第4図、第5図)〉以下、
振動センサまでの振動到達時間の計測の原理を説明する
第4図は信号波形検出回路9に入力される検出波形と、
それに基づく振動伝達時間の計測処理を説明するための
図である。尚、以下では振動センサ6aを用いて説明す
るが、その他の振動センサ6b。
6cについても全く同じである。
振動センサ6aへの振動伝達時間の計測は、振動子駆動
回路2へのスタート信号の出力でもって開始することは
既に説明した。
このとき、振動子駆動回路2から振動子4へは信号41
が印加されている。
この信号によって、振動ペン3から振動伝達板8に伝達
された超音波振動は、振動センサ6aまでの距離に応じ
た時間tgをかけて進行した後、振動センサ6aて検出
される。図示の42で示す信号は振動センサ6aが検出
した信号波形を示している。
ところで、実施例で用いられている振動は板波てあり、
そのため振動伝達板8内での伝播距離に対して検出波形
のエンベロープ421と位相422の関係は振動伝達中
に、その伝達距離に応じて変化する。
ここで、エンベロープ421の進む速度、すなわち、群
速度をVg、そして位相422の位相速度をVpとする
。この群速度Vgおよび位相速度Vpの違いから振動ペ
ン3と振動センサ6a間の距離を検出することができる
まず、エンベロープ421のみに着目すると、その速度
はVgであり、ある特定の波形上の点、たとえばピーク
を図示の43で示す信号のように検出すると、振動ペン
3および振動センサ6aの間の距離dはその振動伝達時
間をtgとして d=Vg −tg              ・・・
■この式は振動センサ6aの1つに関するものであるが
、同じ式により他の2つの振動センサ6b、 6cと振
動ペン3の距離も同様の原理で表わされる。
さらに、より高精度な座標値を決定するためには、位相
信号の検出に基づく処理を行う。
位相波形信号422の特定の検出点、たとえば振動印加
から、ピーク通過後のゼロクロス点までの時間をtp(
信号53で所定幅の窓信号44を生成し、位相信号42
2と比較することで得る)とれば振動センサと振動ペン
の距離は d=nIIλp+■patp        ・・・■
となる。ここでλpは弾性波の波長、nは整数である。
前記、■式と0式から上記の整数nは n= [(Vg−tg−Vp−tp) /λp+1/N
]      ・・・■と表される。
ここでNはO以外の実数であり、適当な数値を用いる。
たとえばN=2とし、±l/2波長以内であれば、nを
決定することができる。上記のようにして求めたnを0
式に代入することで、振動ペン3および振動センサ6a
間の距離、ひいては振動ペン3と振動センサ6b、6c
間の距離を正確に測定することができる。
上述した2つの振動伝達時間tgおよびtpの測定のた
めの信号43及び45は信号波形検出回路9により行わ
れるが、この信号波形検出回路9は第5図に示すように
構成される。
第5図において、振動センサ6aの出力信号は前置増幅
回路51により所定のレベルまで増幅される。
増幅された信号はエンベロープ検出回路52に入力され
、検出信号のエンベロープのみが取り出される。抽出さ
れたエンベロープのピークのタイミングはエンベロープ
ピーク検出回路53によって検出される。ピーク検出信
号はモノマルチバイブレークなどから構成されたTg信
号検出回路54によって所定波形のエンベロープ遅延時
間検出信号である信号Tg(信号53)が形成され、演
算制御回路1に入力される。
また、この信号Tgは単安定マルチバイブレータ55(
信号44を発生させる)、コンパレートレベル供給回路
56を経て、遅延時間調整回路57によって遅延された
元信号と比較するため、コンパレータTp検出回路58
に供給される。そして、このコンパレータTp検出回路
58からは位相遅延時間信号Tpが演算制御回路1に供
給されることになる。
尚、以上説明した回路は振動センサ6aに対するもので
あり、他の振動センサ6b、6cにも同じ回路が設けら
れる。
そこで、センサの数を一般化してh個とすると、エンベ
ロープ遅延時間Tgl〜h1位相遅延時間Tp1〜hの
それぞれh個の検出信号が演算制御回路lに入力される
そして、演算制御回路1では上記のTgl−h、 Tp
l〜h信号を入力ポート35から入力し、各々のタイミ
ングをトリガとしてタイマ33の計時値(カウント値)
をラッチ回路34a〜34cに取り込む。タイマ33は
振動ペンの駆動に同期してスタートされているので、ラ
ッチ回路34〜34cには、各振動センサ6a〜6cの
エンベロープおよび位相のそれぞれの遅延時間を示すデ
ータがラッチされることになる。
〈座標位置算出の説明(第6図)〉 次に実際に振動ペン3による振動伝達板8上の座標位置
検出の原理を説明する。
今、振動伝達板8上の振動センサ6aの座標を5a(O
,O)、すなわち、原点とし、振動センサ6b、 6c
の座標位置をS、 (X、 O)、s、(o、y)とす
る。そして、振動ペンの座標P(x、y)とする。
そして、先に説明した原理に基づいて、振動ペン3と各
振動センサ6a〜6cまでの距離を夫々dユ〜d0とす
ると、求めるP(x、y)は三平方の定理より、次式の
如くなる。
ここで、“X”及び“Y”は振動センサ6aがらの振動
センサ6b、6cの横及び縦方向の距離である。
以上のようにして振動ペン3の位置座標をリアルタイム
で検出することができることになる。
〈本発明の防振材とセンサの構成の説明〉従来例のとこ
ろで述べたように、防振材による減衰の影響を少なくす
るにはできるだけセンサをペン入力側に防振材から離す
必要があり、また、防振材装着境界による反射波の影響
を少な(するためには、逆にてきるだけ、センサ中心を
防振材装着境界面上に近づけなくてはいけない。(逆に
センサを防振材から離して反射波の影響を軽減するため
には、かなり大きな距離を離さなければならず、装置全
体の外形がかなり大きなものになってしまう。)本発明
では、実験結果より、センサ中心と防振材の装着境界面
との距離の最適値を求め、その距離範囲に於いてセンサ
と防振材の位置を構成する。表1に、センサ中心と防振
材の装着境界面との距離(以後S−B距離と言う)を1
 、1− ] 、 7 m mの範囲で変動させた場合
と、1.1〜2 、 Om mの範囲で変動させた場合
の定数とペン−センサ距離計算値dの変動値を示した。
表1 センサ中心と防振材の装着境界面との距離(S−
B距離)の定数・精度に与える影響(防振材とペン走査
方向との成す角度I8°)d:前記振動伝播時間検出の
説明のところで述べたセンサとペンの距離計算値 尚、定数Vg及び前記n値にはS−B距離変動範囲の影
響がなかったので省いた。この実施例においては、伝播
体としては、約1 、1 m mのガラス板、駆動周波
数的260KHzの条件で行い、また、防振材とペン走
査方向との成す角度は、S−B距離変動の影響が大きく
できる低角度(18°)で行った。
表1を見てわかるように、S−B距離変動範囲が1.1
〜1 、7 m mでは、定数及びdの変動はほとんど
わずかであるが、S−B距離変動範囲が1.1〜2.O
mmに広がると定数及びdの変動は急に大きくなり、座
標検出精度に悪影響を及ぼす。これは、S−B距離が大
きくなるにつれて、防振材境界面よりの反射波の干渉の
影響を受けるからである。また、逆に、S−B距離を1
.0mmより小さくすると、センサと防振材が(伝播体
の同じ側に装着した場合)接触してしまい、不都合が生
じる。従って、本発明では、第7図(a)、(b)に示
すように振動伝達板周辺部に装着する防振材の装着境界
面と防振材の装着境界面より入力側に装着する振動セン
サの中心の距離がl 、 Om mから2.0mm未満
の範囲となるように構成することにより、高精度な検出
をすることができる。
尚、本発明の構成に於いては、上記〈本発明の防振材と
センサの構成の説明〉の伝播体・駆動周波数に関する条
件以外の板厚・駆動周波数の条件でもよい。
〔発明の効果〕
以上から明らかなように、本発明によれば、振動ペンか
ら入力された振動を振動伝達板に設けられた複数の振動
センサにより検出し、各振動センサまでの振動伝達時間
から前記振動ペン位置を検出する座標入力装置に於いて
、振動伝達板周辺部に装着する防振材の装着境界面と防
振材の装着境界面と振動センサの中心との距離がセンサ
の直径の0.5倍から1.0倍未満の範囲となるように
センサを防振材からペン入力側に離して装着することに
より、防振材の減衰が振動伝播に与える影響を小さ(で
き、防振材装着面により発生する反射波の影響を軽減し
て検出精度を向上でき、且つ、装置全体の外形の小型化
が可能となる。
図。
第2図は振動ペンの構造を示す図。
第3図は実施例における演算制御回路の内部構成を示す
図。
第4図は振動ペンと振動センサとの間の距離測定を説明
するための図。
第5図は実施例における信号波形検出回路の一部構成内
容を示す図。
第6図は座標位置算出の原理を説明するための図。
第7図は本発明のセンサ中心と防振材の装着境界面との
位置関係の説明図((b)は、断面図)。
第8図は従来例の説明図。
1・・・演算制御回路 2・・・振動子駆動回路 3・・・振動ペン 4・・・振動子 6a〜6c・・・振動センサ 7・・・防振材 7−1・・・下層防振材 7−2・・・上層防振材 8・・・振動伝達板 31・・・マイクロコンピュータ 33・・・タイマ 34a〜34c・・・ラッチ回路 35・・・検出信号入力ポート 36・・・判定回路 37・・・I10ポート ■′;30 ヲ3 (Sシ回%)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)振動ペンから入力された振動を振動伝達板に設け
    られた複数の振動センサにより検出し、各振動センサま
    での振動伝達時間から前記振動ペン位置を検出する座標
    入力装置において、上記振動伝達板周辺部に装着する防
    振材の装着境界面と上記防振材の装着境界面より入力側
    に装着する上記振動センサの中心との距離がセンサの直
    径の0.5倍から1.0倍未満の範囲であることを特徴
    とする座標入力装置。
  2. (2)上記振動伝達板周辺部に装着する防振材の装着境
    界面と上記防振材の装着境界面より入力側に装着する上
    記振動センサの中心との距離が、1.0mmから2.0
    mm未満の範囲であることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の座標入力装置。
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