JP3342099B2 - 座標入力装置及び方法 - Google Patents

座標入力装置及び方法

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JP3342099B2 JP12121393A JP12121393A JP3342099B2 JP 3342099 B2 JP3342099 B2 JP 3342099B2 JP 12121393 A JP12121393 A JP 12121393A JP 12121393 A JP12121393 A JP 12121393A JP 3342099 B2 JP3342099 B2 JP 3342099B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力された振動を検出
し、振動源の位置を特定することで座標を決定する座標
入力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、超音波振動を利用した座標入力装
置において、振動ペンから入力された振動を伝播体上に
複数個設けられたセンサにより検出し、伝播体上の複数
個のセンサのうちの1つのセンサ(例えば入力点からの
先着センサ)の到達遅延時間を基準としたときの他のセ
ンサとの到達遅延時間の差分データにより振動ペンの伝
播体上での座標を決定するものがあった。
【0003】上記座標入力装置において、座標位置算出
式は図11に示す構成において次のようになる。
【0004】到達遅延時間差分データにより算出される
値Δdb〜Δddは Δdb=db−da …(101) Δdc=dc−da …(102) Δdd=dd−da …(103) である。
【0005】点p(x,y)は、
【0006】
【数1】
【0007】
【数2】 但し、上式は、 Δdb+Δdd−Δdc≠0 …(106) のとき成り立つ。
【0008】 Δdb+Δdd−Δdc=0 …(107) のときには、 x=X/2 …(108) y=(Y±√A)/2 …(109) A=Δdb2 (1+X2 /(Y2 −Δdb2 ) …(110) あるいは y=Y/2 …(111) x=(X±√B)/2 …(112) B=Δdd2 (1+Y2 /(X2 −Δdd2 )) …(113) となっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例では、差分データを取得する際に複数の信号が同時
に検出される場合があり、1つのカウンタのスタート、
ストップの信号を各信号に割り付けて差分を計時するだ
けでは、回路遅延あるいは群遅延時間と位相遅延時間
が、各センサで逆転することにより、先着センサの判定
に誤差が生じる。
【0010】さらに2つのカウンタを同時にスタートし
て、それぞれをカウントするだけでは、信号源の繰り返
し周期以上のカウンタ長が必要となり、回路規模の増大
を招く。
【0011】また、前記従来例の座標位置算出式では、
式(106)が成立する場合、式(104)と式(10
5)で計算した結果は、式(108)および式(11
1)の近傍で誤差が生じやすいという欠点があった。
【0012】本発明は上記従来例に鑑みて成されたもの
で、回路規模を小さく押さえながら精度を向上させた座
標入力装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は次のような構成から成る。振動を入力する入
力手段と、振動を伝達する振動伝達体と、前記振動伝達
体の振動を互いに異なる箇所で検出する複数の検出手段
と、前記入力手段から入力された振動が、入力されてか
ら前記複数の検出手段それぞれで検出されるまでの所要
時間を測定する測定手段と、前記複数の検出手段の1の
検出手段について前記測定手段により測定された所要時
間を、他の検出手段各々についての所要時間から差し引
いて差分値を算出する手段と、前記差分値各々に基づい
て、前記振動が入力された位置から前記1の検出手段の
検出箇所までの距離と、前記振動が入力された位置から
前記他の検出手段の検出箇所各々までの距離との各距離
差を算出し、該各距離差から、前記入力手段により振動
が入力された位置を算出する算出手段とを有し、前記算
出手段は、所定の条件により複数の領域に分割された入
力領域のうち、振動が入力された領域を判定する領域判
定手段を有し、判定された領域に応じて異なる手順で座
標を算出する。
【0014】
【作用】上記構成により、入力された振動を複数の検出
手段により互いに異なる箇所で検出し、振動が入力され
た位置から複数の検出手段の1の検出手段の検出箇所ま
での距離と、振動が入力された位置から前記他の検出手
段の検出箇所各々までの距離との各距離差を算出し、該
各距離差から、所定の条件により複数の領域に分割され
た入力領域のうち、振動が入力された領域を判定し、判
定された領域に応じて異なる手順で座標を算出する。
【0015】
【実施例】
<装置の構成>図1は本発明の実施例である座標入力装
置の構造を示している。図中、1は装置全体を制御する
と共に、座標位置を算出する演算制御回路である。2は
振動ペン3に内蔵された振動子駆動回路であって、振動
ペン内の振動子4を駆動しペン先5を振動させるもので
ある。8はアクリルやガラス板等、透明部材からなる振
動伝達板であり、振動ペン3による座標入力は、この振
動伝達板8上をタッチすることで行う。つまり、図示に
実線で示す符号Aの領域(以下有効エリア)内を振動ペ
ン3で指定する事で、振動ペン3で発生した振動が振動
伝達板8に入射され、入射されたこの振動を計測、処理
をすることで振動ペン3の位置座標を算出することがで
きるようにしたものである。
【0016】伝達してきた波が振動伝達板8の端面で反
射し、その反射波が中央部に戻るのを防止(減少)する
ために、振動伝達板8の外周には防振材7が設けられ、
図1に示すように防振材の内側近傍に圧電素子等、機械
的振動を電気信号に変換する振動センサ6a〜6dが固
定されている。9は各振動センサ6a〜6dで振動を検
出した信号を演算制御回路1に出力する信号波形検出回
路である。11は液晶表示器等のドット単位の表示が可
能なディスプレイであり、振動伝達板の背後に配置して
いる。そしてディスプレイ駆動回路10の駆動により振
動ペン3によりなぞられた位置にドットを表示し、それ
を振動伝達板8(透明部材からなる)を透かしてみるこ
とが可能になっている。
【0017】ここで振動子4の振動周波数はガラスなど
の振動伝達板8に板波を発生する事ができる値に選択さ
れる。また、振動子駆動の際、振動伝達板8に対して、
垂直方向に振動するモードが選択される。また、振動子
4の振動周波数をペン先5を含んだ共振周波数とする事
で効率のよい振動変換が可能である。上記のようにして
振動伝達板8に伝えられる弾性波は板波であり、表面波
などに比して振動伝達板の表面の傷、障害物等の影響を
受けにくいという利点を有する。
【0018】<演算制御回路の説明>上述した構成にお
いて、所定周期毎(例えば5ms毎)に振動子駆動回路
2は、振動ペン3内の振動子4を駆動させる信号を出力
する。そして、振動ペン3より発生した振動は振動伝達
板8上を伝播し、振動センサ6a〜6d迄の距離に応じ
て遅延して到達する。
【0019】信号波形検出回路9は各振動センサ6a〜
6dからの信号を検出して、後述する波形検出処理によ
り基準となる振動センサ6aと、6b〜6dへの振動到
達タイミングの各時間差を示す信号を生成するが、演算
制御回路1には各センサの組合せ毎のこの時間差信号が
入力され、基準となる振動センサ例えば6aとそれ以外
の振動センサ6b〜6dまでの振動到達時間の差を計時
し、そして振動ペンの座標位置を算出する。また演算制
御回路1は、この算出された振動ペン3の位置情報を基
にディスプレイ駆動回路10を駆動して、ディスプレイ
11による表示を制御したり、あるいはシリアル、パラ
レル通信によって外部機器に座標出力を行う(不図
示)。
【0020】<演算制御回路の構成>図2は、実施例の
演算制御回路1の概略構成を示すブロック図で、各構成
要素およびその動作概略を以下に説明する。
【0021】図中21は、演算制御回路1および本座標
入力装置全体を制御するマイクロコンピュータであり、
内部カウンタ、操作手順を記憶したROM、そして計算
等に使用するRAM、定数等を記憶する不揮発性メモリ
等によって構成されている。22a〜23bは振動セン
サ6a〜6dの遅延時間を計時するカウンタで、本実施
例では基準となる振動センサ6aとその他の振動センサ
6b〜6dの振動伝達遅延時間信号を入力する4つのカ
ウンタより構成されている。
【0022】信号波形検出回路9より出力される各振動
センサ6a〜6dの振動到達遅延時間の信号は、検出信
号入力回路25を介して、カウンタ22aに振動センサ
6aの群遅延時間信号Tga、カウンタ22bに振動セ
ンサ6b〜6dの群遅延時間信号Tgb〜Tgd、カウ
ンタ23aには振動センサ6aの位相遅延時間信号Tp
a、カウンタ23bには振動センサ6b〜6dの位相遅
延信号Tpb〜Tpdが入力される。
【0023】信号が受信されたことを判定回路26が判
定すると、マイクロコンピュータ21にその旨の信号を
出力し、マイクロコンピュータ21が所定の計算を行な
い、振動伝達板8上の振動ペン3の座標位置を算出す
る。そして、I/Oポート26を介してディスプレイ駆
動回路10に算出した座標位置情報を出力することによ
り、ディスプレイ11の対応する位置にドットを表示す
ることができる。あるいはI/Oポート26を介してイ
ンターフェース回路に座標位置情報を出力することによ
って外部機器に座標値を出力することができる。
【0024】<演算制御回路の動作>次に演算制御回路
1の動作を図3〜図6を用いて説明する。
【0025】図3〜図5は演算制御回路1の振動到達遅
延時間差分データを得るまでのフローチャートである。
図6は図3〜図5のフローチャートにともなう各信号を
表すタイミングチャートである。図6において、クリア
信号40及びスタート信号41は、マイクロコンピュー
タ21からカウンタ群に対するもので、それぞれカウン
タのクリア及びカウンタのスタートを指示する信号であ
る。Ach(Aチャンネル)Tp信号42及びBch
(Bチャンネル)Tp信号43は、後述する図9の信号
78あるいは79に相当する信号である。図6において
は各センサごとの差分データを獲得する手順を説明する
ことが目的であるため、群遅延に関する信号は省いてい
る。
【0026】BchSEL0信号45及びBchSEL
1信号46は、チャンネルBのセンサを選択するための
信号である。
【0027】図3〜図5において、ステップ311は図
4の信号42・43のAch,Bchの切り替えを行う
もので、Achには基準センサ6aの信号、Bchには
センサ6bの信号が入力されるようにセットする。Bc
hは、信号45,46によりセンサを切り替えることが
できる。ステップ312はマイクロコンピュータ21の
出すリセット信号CLEARにより全てのカウンタをリ
セットし、スタート信号STARTによりAch,Bc
hに対応する4つのカウンタを同時にスタートさせる。
ステップ313では判定回路24により信号の有無が判
定され、信号が入力されていなければ、例えばステップ
316で1.5msec経過を待ち、その後にステップ
317で振動ペン3が振動伝達板8に振動を伝達してい
ないと判断する。
【0028】ステップ314は、1個目の信号は残響等
の影響により正確な値をカウンタ22a〜23bが計時
していない場合があるので、データの信頼性の向上のた
めにデータをメモリに格納せず(図6タイミングt
1)、ステップ320でカウンタのクリア・再スタート
を行う。その後Achの基準センサ6aの2個目の信号
をステップ321で判定し、それにより停止されたカウ
ンタ22aおよびカウンタ23aのカウンタ値をメモリ
に格納し、センサ6bの信号により停止されたカウンタ
22bおよびカウンタ23bのカウンタ値をメモリに格
納する。マイクロコンピュータでは得られたカウンタ値
Tga,Tgb,Tpa,Tpbにより、ステップ32
2でΔTgb=Tgb−TgaとΔTpb=Tpb−T
paを計算して、ステップ323でメモリに格納する。
【0029】次にステップ330でBchをセンサ6c
に切り替えて上記と同様の処理をする。この場合には、
ステップ331で500マイクロ秒待ち時間を入れて残
響除去を行い、1個目のパルスをそのまま信号として距
離算出用の信号として用いる。
【0030】同様にしてステップ340でBchをセン
サ6dに切り替えて、上記と同様の処理を行う。
【0031】以上のようにしてマイクロコンピュータ2
1により計算された差分データが基準センサ6aに対し
てその他のセンサ6b〜6dの各センサ分が揃ったら、
その差分データにより座標を計算する。以上の処理はマ
イクロコンピュータ21に割り込みとして実行される。
【0032】カウンタ22a〜23bは有限なカウンタ
であり、その最大カウンタ値は、振動ペン3の超音波振
動が振動伝達板8を伝播する伝播速度と入力エリアとに
より決定される最大差分データにしたがって決まる。本
実施例では最大カウンタ値は最大差分データの2倍以上
とする。
【0033】図3・図4・図5のステップ322・33
4・344において得られる差分データは、図7のフロ
ーチャートのステップ52〜ステップ55のように処理
されてマイクロコンピュータ21のメモリに格納され
る。
【0034】図7において、ステップ53の判断処理で
は最大差分データが得られた差分データより小さいかど
うかを判断し、小さければステップ55により獲得した
差分データを補正する。すなわち、図8における基準セ
ンサAとセンサBのカウンタ計時値の差分をそのままと
ると、カウンタの最大値を越えた場合には、獲得する差
分データは実際の差分データと異なる値となってしまう
ので、得られた差分データよりも最大差分データが小さ
いときには以下のように補正することで正しい差分デー
タとする。図8でいえば獲得した差分データは、ΔA
B,ΔAC,ΔADであり、これらの値を最大差分デー
タと比較する。もし最大差分データより大きければ、一
方のカウンタが最大値MAXを越えて一回りしているも
のと考えられるため、カウンタ値の小さいほうにMAX
を加算する。
【0035】図8において、最大カウンタ値≧2×最大
差分データ値とすると、|ΔAB|=|b−a|であ
り、これが最大差分データ値よりも大きければ補正す
る。補正後、 |ΔAB|=|(b+MAX)−a| |ΔAC|=|c−a| |ΔAD|=|d−a| となる。なお、MAXは最大カウンタ値である。
【0036】<振動伝搬時間検出の説明(図9,図1
0)>以下、振動検出センサ6a〜6dまでの振動到達
時間を計測する原理について説明する。
【0037】図9は振動波形検出回路9に入力される検
出波形と、それに基づく振動伝達時間の計測処理を説明
するための図である。尚以下、振動検出センサ6aと6
bの差を検出する場合について説明するが、その他の振
動検出センサ6c,6dについても全く同じである。信
号波形検出回路9とは全く同期がとられていない周期で
振動子駆動回路2から振動子4へ駆動信号71が印加さ
れている。この信号71によって振動ペン3から振動伝
達板8に伝達された超音波振動は、振動センサ6aまで
の距離に応じた時間tgaをかけて信号した後、振動セ
ンサ6aで検出される。
【0038】図示の72で示す信号は振動センサ6aが
検出した信号波形を示している。この実施例で用いられ
ている振動は板波であるため振動伝達板8内での伝播距
離に対して検出波形のエンベロープ721と位相722
の関係は振動伝達中に、その伝達距離に応じて変化す
る。ここでエンベロープ721の進む速度、即ち、群速
度をVg、そして位相722の位相速度をVpとする。
この群速度Vg及び位相速度Vpから振動ペン3と振動
センサ6a間の距離を検出することができる。
【0039】まず、エンベロープ721にのみ着目する
と、その速度はVgであり、ある特定の波形上の点、例
えばエンベロープ721の2回微分波形723のゼロク
ロス点、すなわちエンベロープ波形の変曲点を検出する
と、振動ペン3及び振動センサ6aの間の距離は、その
振動伝達時間をtgaとして、 da=Vg・tga …(1) で与えられる。この式は振動センサ6aの一つに関する
ものであるが、同じ式により他の3つの振動センサ6b
〜6dと振動ペン3の距離も同様にして表すことができ
る。振動センサ6aと振動ペン3との距離daと6bと
ペン3との距離dbとの距離差Δdbは、同様に検出さ
れるセンサ6bについての振動到達タイミング73(t
gb)との差、すなわち、振動伝達時間731(Δtg
b)により、次式で与えられる。
【0040】 Δdb=Vg・tgb−Vg・tga=Vg・Δtgb …(2) 更に、より高精細な座標決定をするために、位相信号の
検出に基づく処理を行なう。位相波形信号722の特定
の検出点、例えば振動印加からある所定の信号レベル7
4後のゼロクロス点までの時間をtpa(コンパレート
後の信号77の最初の立ち上がり点に対し所定幅の窓信
号78を生成し、位相信号722と比較することで得
る)とすれば、振動センサと振動ペンの距離は、 da=na・λp+Vp・tpa …(3) となる。ここでλpは弾性波の波長、naは整数であ
る。ここでもセンサ6aと6bの距離差Δdbを、同様
に検出したセンサ6bのゼロクロス点tpbとの差Δt
pbで表すと、 Δdb=nb・λp+Vp・tpb−(na・λp+Vp・tpa) =(nb−na)・λp+Vp・(tpb−tpa) =nb’・λp+Vp・Δtpb …(4) となる。nb’は、nbやnaと同様整数の値を持つ。
【0041】前記(2)式と(4)式から上記の整数n
b’は、 nb’=int[(Vg・Δtgb−Vp・Δtpb)/λp+1/N] …(5) と表される。
【0042】ここで、Nは“0”以外の実数であり、適
当な値を用いる。例えば、N=2とすれば±1/2波長
以内のtg等の変動であれば、nb’を決定することが
できる。上記のようにしてもとめたnb’を(4)式に
代入することで、振動ペン3及び振動センサ6a間の距
離と、ペン3とセンサ6bとの距離の差Δdbを精度良
く測定することができる。上述した2つの振動伝達時間
の差Δtg及びΔtpの測定のため信号731及び79
1の生成は、信号波形検出回路9により行なわれるが、
この信号波形検出回路9は図10に示すように構成され
る。
【0043】図10は実施例の信号波形検出回路9の構
成の一部を示すブロック図である。図10は、振動セン
サ6aと6bの到達遅延時間差△tgb,△tpaを検
出する部分を示しており、6aと6c,6aと6dにつ
いての同じ回路構成要素を信号波形検出回路9は含んで
いる。図10において、振動センサ6a,6bの出力信
号は、前置増幅回路81により所定のレベルまで増幅さ
れる。増幅された信号は、帯域通過フィルタ811によ
り検出信号の余分な周波数成分が除かれ、例えば、絶対
値回路及び、低域通過フィルタ等により構成されるエン
ベロープ検出回路82に入力され、検出信号のエンベロ
ープのみが取り出される。エンベロープ変曲点のタイミ
ングは、エンベロープ変曲点検出回路83によって検出
される。変曲点検出回路83出力はモノマルチバイブレ
ータ等から構成された△tg信号検出回路84によって
2センサ間のエンベロープ遅延時間検出差信号である信
号△tg(図8信号841)が形成され、演算制御回路
1に入力される。
【0044】一方、85は信号検出回路であり、まず振
動センサ6aで検出された信号波形72中の所定レベル
の閾値信号76を超える部分のパルス信号77を形成す
る。86は単安定マルチバイブレータであり、パルス信
号77の最初の立ち上がりでトリガされた所定時間幅の
ゲート信号74を開く。87は△tp信号検出回路であ
り、ゲート信号74の開いている間の位相信号722の
最初の立ち上がりのゼロクロス点を検出し、同様に振動
センサ6bで検出した信号を入力すれば、2センサ間の
位相遅延時間差信号△tp791が演算制御回路1に供
給されることになる。尚、以上説明した回路は振動セン
サ6aと6bに対するものであり、他の2通りの振動セ
ンサの組み合わせも同じ回路が設けられている。
【0045】<座標位置算出の説明(図11,図12)
>次に実際に振動ペン3による振動伝達板8上の座標位
置検出の原理を説明する。
【0046】今、振動伝達板8上の4辺の中点近傍に4
つの振動センサ6a〜6dを符号S1〜S4の位置に設
けると、先に説明した原理に基づいて、振動ペン3の位
置Pから各々の振動センサ6a〜6dの位置までの直線
距離da〜ddとすると、センサ6aとペン3との距離
daとその他のセンサとペン3との距離db〜ddの距
離差△db〜ddを求めることができる。更に演算制御
回路1でこの直線距離差da〜ddに基づき、振動ペン
3の位置Pの座標(x,y)を3平方の定理から次式よ
うにして求めることができる。
【0047】まず、算出される△db〜△ddを表す
と、 db=△db+da …(6) dc=△dc+da …(7) dd=△dd+da …(8) となる。
【0048】 da2 =x2 +y2 …(9) db2 =(△db+da)2 =x2 +(Y−y)2 …(10) dc2 =(△dc+da)2 =(X−x)2 +(Y−y)2 …(11) dd2 =(△dd+da)2 =(X−x)2 +y2 …(12) となる。ここで、X,Yはそれぞれ振動センサ6a,6
b間の距離、振動センサ6c,6d間の距離である。
【0049】次に、(10)−(9),(11)−(1
2)より △db2 +2da・△db=Y2 −2Y・y …(13) △dc2 −△dd2 +2da・(△dc−△dd)= Y2 −2Y・y …(14) となり、両式の差をとってdaを求めると次式となる。
【0050】 da=−(db2 +△dd2 −△dc2 )/2(△dd+△db−△dc) …(15) この式が成り立つのは右辺分母がゼロでないときであ
り、ゼロの時の解き方は後で述べる。式(15)を、
(14)に代入してyは次式の様に求まる。
【0051】 y=Y/2−△db2 /2Y+△db・ (△db2 +△dd2 −△dc2 )/(△dd+△db−△dc)/2Y …(16) 同様な方法でxを求めると、 x=X/2−△dd2 /2X+△dd・ (△db2 +△dd2 −△dc2 )/(△dd+△db−△dc)/2X …(17) となる。但し、(17)が成り立つのも、 △dd+△db−△dc≠0 …(18) の時である。
【0052】では、(18)式の条件を満たさない時に
ついては検討する。(6)〜(8)式を代入すると、右
辺が0の時とは、 dd+db=dc+da …(19) であり、これは、x=X/2またはy=Y/2の時であ
り、da=ddかつdb=dcあるいはda=dbかつ
dc=ddの時にのみ成立する。現実には信号波形検出
回路9の時間分解能が存在するために、ある幅(≒)を
持ってゼロの値を取ることになる。
【0053】(18)式が成立しない時と判定した時
は、座標算出処理上サブルーチンに飛んで、若干複雑で
はあるが、xあるいはyの2次方程式をたてて解くこと
にする。 まず、x=X/2の時、(この時は、△db
=△dcである)(9)〜(12)は次の2式となる。
【0054】 da2 =X2 /4+y2 …(20) (△db+da)2 =X2 /4+(Y−y)2 …(21) (21)−(20)より求められたdaを(20)に代
入して、yは次式と求まる。
【0055】 y=(Y±sqrt(A))/2 …(22) ここで、 A=△db2 ・(1+X2 /(Y2 −△db2 )) …(23) (22)の符号は△db>0の時“−”で、△db<0
の時“+”である。また、“sqrt(X)”はXの平
方根を与える関数である。
【0056】同様に、y=Y/2の時は、xは次に通り
求まる。
【0057】 x=(X±sqrt(B))/2 …(24) ここで、 B=△dd2 ・(1+Y2 /(X2 −△dd2 )) …(25) 但し、(24)の符号は△dd>0の時“−”で、△d
d<0の時“+”である。
【0058】しかしながら、y=Y/2近傍では、△d
bと△db+△dd−△dcの値が0に近いため式(1
6)の第2項及び第3項がほぼ0になる事により、y座
標に関しては精度が良いが、x座標に関してはy=Y/
2近傍で△ddの計時データの誤差が式(17)に大き
く影響するために精度が悪い。
【0059】同様にx=X/2近傍では△ddと△db
+△dd−△dcの値が0に近いために式(17)の第
2項及び第3項がほぼ0になる事により、x座標に関し
ては精度が良いが、y座標に関してはx=X/2近傍で
△dbの計時データの誤差が式(16)に大きく影響す
るために精度が悪い。
【0060】従って、y=Y/2近傍では精度の良いy
座標を求めてから、そのy座標からx座標を求める。同
様にx=X/2近傍では精度の良いx座標を求めてから
そのx座標からy座標を求める。
【0061】そこで、図12の様に入力エリアを4つの
領域に分割する。各領域は以下の条件で分割できる。
【0062】領域1:△db>0 AND △dc>0
AND △db<△dd 領域2:△dd<0 AND △dc<0 AND △
db<△dd 領域3:△db<0 AND △dc<0 AND △
db>△dd 領域4:△dd>0 AND △dc>0 AND △
db>△dd 領域1及び領域3において、x座標は式(17)を用い
て算出する。
【0063】y座標は式(17)を式(10)に代入し
て次式の様に求まる。
【0064】 y=Y/2±(△db×sqrt(A))/2 …(26) ここで、 A=4x2 /(Y2 −△db2 )+1 …(27) 式(26)の第2項の符号は領域1において y<Y/2,△db>0 より“−” 領域3において、 y>Y/2,△db<0 より“−” 同様に領域2及び領域4においてy座標は式(16)を
用いて算出する。
【0065】x座標は式(16)を式(12)に代入し
て次式の様に求まる。
【0066】 x=X/2±(△dd×sqrt(B))/2 …(28) ここで、 B=4y2 /(X2 −△dd2 )+1 …(29) 式(28)の第2項の符号は領域2において x<X/2,△dd>0 より“−” 領域4において、 x>X/2,△dd<0 より“−” となる。
【0067】以上の座標計算のフローチャートを図11
に示す。
【0068】このようにして振動ペン3の位置座標をリ
アルタイムで検出できる。
【0069】以上説明した様に、得られるセンサ間の振
動到達時間の差信号から直接座標をリアルタイムに求め
ることが可能となり、ペン内部を振動が伝播する時間
(到達遅延時間のオフセット分)が、2センサ間で相殺
される事により無視されるため、ペン内部(特にペン
先)での振動伝達時間の温度変化の影響を受けることが
ないため、環境変化による誤入力や精度低下が無いとい
う効果が得られる。また、振動入力ペンによる振動の入
力を座標入力装置本体とは非同期に行なうことができる
ため、振動入力ペンをコードレスとすることができる。
【0070】尚、本実施例では、振動ペン3が本体とコ
ードで接続されていないコードレスのペンとしたが、コ
ードを接続し、本体から駆動信号を送信する構成として
も良いことは、言うまでもない。
【0071】また、基準とする振動センサはセンサ6a
でなくとも良く、振動伝達板上の所望のセンサを基準と
して他のセンサにおいて振動到達時間の差を測定し、そ
の測定値を基にして座標を算出することができるのはも
ちろんである。
【0072】
【他の実施例】本実施例の構成は座標入力装置全体の構
成及び振動ペンの構成は先の実施例と同じである。本発
明の座標入力装置に用いる板波の特性として伝播速度
は、周波数と板厚の積に依存し、センサ及び回路のばら
つきなどにより伝播速度、周波数もばらつきが生じる。
前の実施例では、振動伝播時間は、振動ペンの入力点か
ら振動センサまでの距離を求める式(1)〜(5)にお
いて、定数として4センサの波長λ、群速度Vg、位相
速度Vpは、4センサの平均値を使用して求めている
が、本実施例では4センサのうち遅延時間差分データを
得るのに対応する基準センサと他のセンサのうちのいず
れかのセンサの定数のみの平均値を使用することにより
座標を算出する。本発明の座標入力装置に用いる板波の
特性として伝播速度は、周波数と板厚の積に依存し、セ
ンサ及び回路のばらつきなどにより伝播速度、周波数も
ばらつきが生じる。
【0073】すなわち、今、遅延時間差分データを得る
カウンタのチャンネルに基準センサ6aとセンサ6bが
対応している時、2つのセンサの定数の平均値は、波長
λpb,群速度Vgb,位相速度Vpbとすると、振動
ペン3と振動センサ6aとの距離daと振動ペン3と振
動センサ6bの距離dbの距離差△dbは、その振動伝
達時間の群遅延時間をそれぞれtga,tgbとすると △db=db−da=Vgb・(tgb−tga) =Vgb・△tgb …(31) となる。
【0074】更に位相信号に基づく処理を行なうと △db=nb・λpb+Vpb・(tpb−tpa) =nb・λpb+Vpb・△tpb …(32) となる。ここでnbは整数の値を持つ。
【0075】前記(31)、(32)から整数nbは nb=int[(Vgb・△tgb−Vgb・△tgb)/λgb+1/N] …(33) と表される。ここでNは実施例1に示したNと同様であ
る。
【0076】上記で求めたnbを(32)に代入するこ
とにより△dbを精度良く求めることができる振動セン
サが6cと6dの場合に関しても同様に△dcと△dd
はセンサ6aと6cの定数の平均値及びセンサ6aと6
dの定数の平均値を使用することで求めることができ
る。
【0077】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても1つの機器から成る装置に適用し
ても良い。また、本発明は、システム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、複数の領域に分割
された入力領域のうちから、振動が入力された領域を判
定し、該領域各々について異なる手順で座標を算出する
ので領域により生じる誤差を解消でき精度を向上でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】座標入力装置の概略説明図である。
【図2】演算制御回路の構成を示すブロック図である。
【図3】データ処理のフローチャートである。
【図4】データ処理のフローチャートである。
【図5】データ処理のフローチャートである。
【図6】データ処理のタイミングチャートである。
【図7】図3のフローチャートでデータを補正する処理
のみのフローチャートである。
【図8】データの補正方法の説明図である。
【図9】信号処理のタイミングチャートである。
【図10】信号波形検出回路の構成を示すブロック図で
ある。
【図11】座標位置算出のための説明図である。
【図12】図9を領域分割した時の座標位置算出のため
の説明図である。
【図13】座標計算のフローチャートである。
【符号の説明】
1…演算制御回路、 2…振動子駆動回路、 3…振動ペン、 4…振動子、 5…ペン先、 6…振動センサ、 7…防振材、 8…振動伝達板、 9…信号波形検出回路、 10…ディスプレイ駆動回路、 11…ディスプレイである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 克行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 吉村 雄一郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 柳沢 亮三 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−108248(JP,A) 特開 昭63−6619(JP,A) 特開 平4−158433(JP,A) 特開 平2−146613(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/03 - 3/033

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動を入力する入力手段と、 振動を伝達する振動伝達体と、 前記振動伝達体の振動を互いに異なる箇所で検出する複
    数の検出手段と、 前記入力手段から入力された振動が、入力されてから前
    記複数の検出手段それぞれで検出されるまでの所要時間
    を測定する測定手段と、 前記複数の検出手段の1の検出手段について前記測定手
    段により測定された所要時間を、他の検出手段各々につ
    いての所要時間から差し引いて差分値を算出する手段
    と、前記差分値各々に基づいて、前記振動が入力された位置
    から前記1の検出手段の検出箇所までの距離と、前記振
    動が入力された位置から前記他の検出手段の検出箇所各
    々までの距離との各距離差を算出し、該各距離差から、
    前記入力手段により振動が入力された位置を算出する算
    出手段とを有し、 前記算出手段は、所定の条件により複数の領域に分割さ
    れた入力領域のうち、振動が入力された領域を判定する
    領域判定手段を有し、判定された領域に応じて異なる手
    順で座標を算出する ことを特徴とする座標入力装置。
  2. 【請求項2】 前記測定手段は、振動の群遅延時間と位
    相遅延時間とのそれぞれについて測定することを特徴と
    する請求項1記載の座標入力装置。
  3. 【請求項3】 前記検出箇所は矩形の頂点であり、前記
    所定の条件により分割される複数の領域とは、対向する
    検出箇所から等距離にある点を結ぶ2つの線により分割
    される領域であることを特徴とする請求項1に記載の座
    標入力装置。
  4. 【請求項4】 前記異なる手順とは、x座標から座標を
    求めるか、y座標から座標を求めるかであることを特徴
    とする請求項1または3に記載の座標入力装置。
  5. 【請求項5】 入力手段により振動伝達体に伝達された
    振動を検出して座標入力するための座標入力方法であっ
    て、 前記振動伝達体の振動を互いに異なる複数の検出箇所で
    検出する検出工程と、 前記入力手段から入力された振動が、入力されてから前
    記複数の検出箇所それぞれで検出されるまでの所要時間
    を測定する測定工程と、 前記複数の検出箇所の1の検出手段について前記測定工
    程により測定された所要時間を、他の検出箇所各々につ
    いての所要時間から差し引いて差分値を算出する工程
    と、前記差分値各々に基づいて、前記振動が入力された位置
    から前記1の検出手段の検出箇所までの距離と、前記振
    動が入力された位置から前記他の検出手段の検出箇所各
    々までの距離との各距離差を算出し、該各距離差から、
    前記入力手段により振動が入力された位置を算出する算
    出工程とを有し、 前記算出工程は、所定の条件により複数の領域に分割さ
    れた入力領域のうち、振動が入力された領域を判定する
    領域判定工程を有し、判定された領域に応じて異なる手
    順で座標を算出する ことを特徴とする座標入力方法。
  6. 【請求項6】 前記測定工程は、振動の群遅延時間と位
    相遅延時間とのそれぞれについて測定することを特徴と
    する請求項記載の座標入力方法。
  7. 【請求項7】 前記検出箇所は矩形の頂点であり、前記
    所定の条件により分割される複数の領域とは、対向する
    検出箇所から等距離にある点を結ぶ2つの線により分割
    される領域であることを特徴とする請求項5に記載の座
    標入力方法
  8. 【請求項8】 前記異なる手順とは、x座標から座標を
    求めるか、y座標から座標を求めるかであることを特徴
    とする請求項5または7に記載の座標入力方法。
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