JPH0473678B2 - - Google Patents

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JPH0473678B2
JPH0473678B2 JP58236786A JP23678683A JPH0473678B2 JP H0473678 B2 JPH0473678 B2 JP H0473678B2 JP 58236786 A JP58236786 A JP 58236786A JP 23678683 A JP23678683 A JP 23678683A JP H0473678 B2 JPH0473678 B2 JP H0473678B2
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frequency
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/64Circuits for processing colour signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/80Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
    • H04N9/81Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded sequentially only

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Color Television Systems (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はカラーテレビジヨン信号の周波数帯域
を分離し、時間軸上で多重化して送信し、それを
受信して復調する伝送方式に感する。
背景技術とその問題点 現行の放送用VTRでは、搬送波をコンポジツ
ト映像信号で直接FM変調し、この被FM変調映
像信号を磁気テープに記録し、それを再生して復
調することにより、高品質の再生画像を得るよう
にしている。
しかしながら、上述の直接FM変調方式では、
FM搬送波の周波数が映像信号の周波数帯域に近
接しているため、特に映像信号周波数の比較的高
域に色副搬送波があるコンポジツトカラーテレビ
ジヨン信号を記録及び再生する場合、モアレ、過
変調、DP、DG特性の劣化等の本質的な問題があ
つた。また、色副搬送波の位相に色情報が含まれ
ているため、ビデオテープのジツタによつて色む
らが発生するが、タイムベースコレクタを用いて
も速いジツタ成分は充分除去し得ないという問題
もあつた。
上述のようにコンポジツト映像信号の直接FM
変調記録方式の欠点を解消するために、映像信号
をコンポーネント信号の形で伝送する技術が、例
えば特公昭44−13538号公報に開示されている。
コンポジツト映像信号は1つの伝送系で伝送する
ことができるが、伝送系のS/N、位相特性、ジ
ツタ等に対する厳しい要求は完全に満足されな
い。このため、同公報の発明では、輝度信号と、
少くとも2つの色度信号との並列カラー信号か
ら、色度信号を時間圧縮してその周波数帯域を輝
度信号の周波数帯域と略等しくし、この時間圧縮
された色度信号を輝度信号の水平ブランキング期
間またはその近傍に挿入して直列カラー信号に変
換し、この直列カラー信号を伝送するようにして
いる。
ビデオカメラから直接コンポーネント映像信号
が得られる場合には、上述の技術によつて高品質
の伝送が可能であるが、現行の放送用ビデオカメ
ラは殆どコンポジツト映像信号を出力するように
なされているので、上述のような時間圧縮直列カ
ラー信号を得るためには、必然的に輝度信号Yと
色度信号Cの分離(以下Y/C分離という)を行
なわなければならない。
しかしながら、従来のアナログ信号のY/C分
離においては、分離された信号の品質が著しく劣
化してしまうので、折角の高品質伝送技術も採用
することができなかつた。
発明の目的 かゝる点に鑑み、本発明の目的は、直接FM記
録変調方式における色副搬送波の影響を除去し、
コンポーネント映像信号の伝送に相当する、高品
質伝送ができる新規のカラーテレビジヨン信号伝
送方式を提供することにある。
発明の概要 本発明はアナログコンポジツトカラー映像信号
をデイジタル信号に変換するA/D変換器と、こ
のA/D変換器よりのデイジタルコンポジツトカ
ラー映像信号を低域輝度信号成分(YL)並びに
高域輝度信号成分及び搬送色信号成分(YH+C)
に分離するデイジタルフイルタと、このデイジタ
ルフイルタによつて分離された高域輝度信号成分
及び搬送色信号成分(YH+C)を2相のサンプ
リング信号によつてサンプリングして2相のベー
スバンド映像信号に周波数変換する周波数変換器
と、この周波数変換器よりの2相のベースバンド
映像信号及び低域輝度信号成分を時間軸圧縮する
時間軸圧縮手段と、この時間軸圧縮手段の出力を
アナログ信号に変換するD/A変換器と、この
D/A変換器の出力が供給される変調器とを具備
する送信系と、送信系から伝送された被変調信号
を復調する復調器と、この復調器よりの映像信号
をデイジタル信号に変換するA/D変換器と、こ
のA/D変換器よりのデイジタル化映像信号を原
時間軸に伸長して低域輝度信号成分並びに2相の
ベースバンド信号を得る時間軸伸長手段と、時間
軸伸長された2相のベースバンド信号を原周波数
帯域に周波数変換して高域輝度信号成分及び搬送
色信号成分を得る周波数変換と、時間軸伸長され
た低域輝度信号成分並びに時間軸伸長されかつ周
波数変換された高域輝度信号成分及び搬送色信号
成分をアナログ信号に変換してアナログコンポジ
ツトカラー映像信号を得るD/A変換器とを具備
する受信系とを有することを特徴とするカラーテ
レビジヨン信号伝送方式である。
かゝる本発明によれば色副搬送波の影響が除去
され、コンポーネント映像信号の伝送に相当する
時間圧縮直列カラー映像信号が得られ、高品質伝
送が可能である。
実施例 以下、第1図〜第5図を参照しながら、本発明
によるカラーテレビジヨン信号伝送方式をVTR
に適用した一実施例について説明する。
第1図に本発明を適用したVTRの一例の記録
系を示す。第1図において、入力端子1から例え
ばNTSC方式のコンポジツトカラー映像信号が
A/D変換器2、周期分離回路3及びバースト分
離回路4に共通に供給される。このコンポジツト
カラー映像信号の周波数スペクトラムは第2図A
に示す如く、0〜4.2MHzの輝度信号Yの帯域と、
3.58MHzを中心として±1.5MHzの搬送色信号C
の帯域とから成る。5はデイジタル帯域フイルタ
(以下BPFという)、6は周波数変換器を示し、
A/D変換器2の出力がBPF5に供給され、
BPF5の出力が周波数変換器6に供給されると
共に、引算器7にも供給される。この引算器7に
は遅延線8を介して適宜時間遅延されたA/D変
換器2の出力が供給され、これからBPF5の出
力が差引かれる。9はクロツク信号発生器であつ
て、これには同期分離回路3及びバースト分離回
路4からそれぞれ同期パルス及び色副搬送周波数
fSCのバースト信号が供給される。このバースト
信号に基いて、クロツク信号発生器9からは周波
数が例えば4fSCのクロツク信号がA/D変換器2
及びBPF5に供給されると共に、周波数が例え
ば2fSCで位相の夫々0及びπの2相信号と周波数
がfSCのパルスが周波数変換器6に供給される。
10は時間圧縮多重器であつて、これには周波
数変換器6の1対の出力と、引算器7の出力並び
にクロツク信号発生器9からの周波数が例えば
8fSCのクロツク信号が供給される。11はパイロ
ツト信号付加回路であつて、これには時間圧縮多
重器10の出力クロツク信号発生器9からのパイ
ロツト信号(同期信号及びバースト信号から成
る)とが供給される。パイロツト付加回路11の
出力は順次D/A変換器12、低域フイルタ13
を経てFM変調器14に供給され、FM変調器1
4の出力は記録増幅器15を介して記録磁気ヘツ
ド(回転磁気ヘツド)16に供給される。
第1図に示した記録系の動作について説明す
る。BPF5の出力である高域信号SHは輝度信号
Yの高域成分YH及び色度信号(搬送色信号)C
に対応するデイジタル信号であつて、その等価的
スペクトラムは第2図Cに示される。以下簡単の
ために、デイジタル信号区間における伝送信号の
呼称並びに周波数・波形等には原アナログ信号の
それを用いる。このBPF5の出力が、引算器7
のおいて、A/D変換器2の出力、即ちデイジタ
ルコンポジツト信号Y+Cから引算されるので、
引算器7の出力はデイジタル輝度信号Yの低域成
分YLとなり、そのスペクトラムは第2図Bに示
される。
BPF5の出力は周波数変換器6において周波
数fSCを中心としてベースバンドに低域変換され、
そのスペクトラムは第2図Dに示す如くなる。即
ち、周波数変換器6において、BPF5の出力SH
(=YH+C)の波形は、例えば第3図Aに実線で
示す如くであつて、これがクロツク発生器9から
供給された、第3図C及びDに示すような、繰返
し周波数が2fSCで位相が0及びπの2相信号によ
つて2相サンプリングされて、0相信号によるサ
ンプリングによつて得られた0相高域輝度信号
YH2(0)及び0相色信号C2(0)、並びにπ相信
号によるサンプリングによつて得られたπ相高域
輝度信号YH2(π/2)及びπ相色信号C2(π/
2)から成る2相高域信号SH(0)及びSH(π/
2)が得られる。第3図からも明らかなように、
2相信号の各信号の間には2fSCの周波数でπラジ
アンの位相差があるが、この位相差は周波数fSC
におけるπ/2ラジアンの位相差に相当する。
NTSC方式では2つの色信号で色副搬送波が直角
2相振幅変調されているので、上述の2層信号に
よるサンプリング点の一方を原コンポジツト信号
中の副搬送波の0クロス点に選べば、かゝる2相
サンプリングによつて得られた0相色信号C2
(0)及びπ相色信号C2(π/2)はそれぞれ原
コンポジツト信号中の(R−Y)及び(B−Y)
に相当することになる。
また、上述の0相信号及びπ相信号の繰返し周
波数は2fSCであるから2相高域信号SH(0)=YH2
(0)+C2(0)及びSH(π/2)=YH2(π/2)+
C2(π/2)の周波数スペクトラムはそれぞれサ
ンプリング周波数2fSCとYH+Cの中心周波数fSC
の差、即ちfSCがその中心周波数となる。
このような2相高域信号SH(0)及びSH(π/
2)をベースバンドに移行させるために、本実施
例では次に述べる手法を用いる。
即ち、クロツク信号発生器9から周波数変換器
6に供給させる、第3図Bに示すような、繰返し
周波数fSC、占有率50%のパルスが「低」レベル
の期間、0相信号及びπ相信号による各サンプル
値(第3図Aにおいてそれぞれ黒丸及び黒3角を
以て示される)の符号を反転する(同図において
それぞれ白丸及び白3角を以て示される)。この
繰返し周波数fSCの符号反転はfSCのサンプリング
と等価であつて、その結果、前述の2相高域信号
SH(0)及びSH(π/2)はそれぞれ、第3図Aに
おいて破線及び一点鎖線で示されるような、2相
ベースバンド信号SB(0)=YH(0)+C(0)及び
SB(π/2)=YH(π/2)+C(π/2)に変換さ
れる。このとき、fSCを中心とする高域信号YH
Cの周波数スペクトラム(第2図C)は零周波数
の点で折返される(第2図D)。こうして得られ
た2相ベースバンド信号SB(0)及びSB(π/2)
は色副搬送波を含まず、この点でコンポネート信
号と等価である。
高域輝度信号YHA及びYHBをa cosωYHA t及
びa cosωYHB t(ωYHA<ωSC<ωYHB)とし、周
波数変換用の周波数がfSCの2相信号をそれぞれ
cosωsct,sinωsc tとすると、ベースバンドの
信号YHA(0)、YHB(0)、YHA(π/2)及びYHB
(π/2)はそれぞれ次の(1)〜(4)式のようになる。
YHA(0)=a cosωYHA t・cosωsct=a/2
{cos(ωYHA+ωSC)t +cos(ωYHA−ωsc)t}→a/2cos(
ωYHA−ωSC)t……(1) YHB(0)→a/2cos(ωYHB−ωSC)t ……(2) YHA(π/2)=a cosωYHAt・sinωSCt=a/
2{sin(ωYHA+ωSC)t +sin(ωYHA−YSC)t}→−a/2sin(
ωYHA−ωSC)t……(3) YHB(π/2)→−a/2sin(ωYHB−ωSC)t ……(4) 但し、和周波数成分は低域フイルタ13で除去
される。
こゝで、YHBは折返しスペクトルがYHAのスペ
クトルと重なるときは次の(5)式が成立する。
ωYHA−ωSC=−(ωYHB−ωSC)=ω△ ……(5) この(5)式を(1)〜(4)式に代入すると YHA(0)+YHB(0)=a/2{cosω△t+cos(
−ω△)t}=acosω△t……(6) YHA(π/2)+YHB(π/2)=−a/2{sinω
△t+sin(−ω△)t}=0……(7) 周波数変換器6からの2相ベースバンド信号SB
(0)及びSB(π/2)並びに引算器7からの信号
YLが時間圧縮多重器10に供給されて、繰返し
周波数8fSCのクロツク信号で内蔵するRAMにラ
インの先頭のデータがRAMの0番地となるよう
にアドレス制御されて書込まれる。前述のよう
に、A/D変換器2及びBPF5におけるサンプ
リング周波数は4fSCであるから、双方の出力の差
信号である信号YLのサンプリング周波数も4fSC
あつて、多重器10において、低域輝度信号YL
は圧縮率2(=8fSC÷4fSC)を以て時間圧縮されて
圧縮低域輝度信号YLCとなり、信号LLCの周波数
スペクトラムは前出の第2図Bに示した信号YL
のそれの2倍に拡大される。また、2相ベースバ
ンド信号SB(0)、SB(π/2)のサンプリング周
波数は2fSCであるから、多重器10において、2
相ベースバンド信号は圧縮率4(=8fSC÷2fSC
を以て圧縮されて1対の圧縮ベースバンド信号
SBC(0)=YHC(0)+CC(0)及びSBC(π/2)=
YHC(π/2)+CC(π/2)となり、両圧縮ベー
スバンド信号の周波数スペクトラムは前出第2図
Dに示したそれの4倍に拡大される。こうして得
られた圧縮低域輝度信号と圧縮ベースバンド信号
は公知の読出し制御手段によつて、適宜の順序で
1水平周期(H)期間内に納まるように8fSCのクロツ
ク信号でRAMから読み出される。この場合、圧
縮後の各信号の周波数帯域が同じになつているの
で、伝送路を効率良く利用することができる。
時間圧縮多重器10からの出力は、パイロツト
付加回路11において、入力コンポジツトカラー
映像信号をサンプルした位相を示すパイロツト信
号(同期信号及びバースト信号から構成される)
が付加された後、D/A変換器12によつて再び
アナログ信号に変換される。このアナログ信号は
第4図に示く如く水平同期信号、バースト信号の
後に1/2に時間圧縮された圧縮低域輝度信号YLC
が続き、更にそれぞれ1/4に時間圧縮された両圧
縮ベースバンド信号SBC(0)及びSBC(π/2)が
続く時間圧縮直列カラー信号(以下圧縮直列信号
という)である。従来と同じく、このアナログ信
号でFM変調器14の搬送波を直接FM変調し、
被変調FM信号が適宜特性の記録増幅器15を介
して記録ヘツド16に供給される。
上述のようにして記録された時間圧縮カテーテ
レビジヨン信号を再生する、再生系について、第
5図を参照しながら説明する。
第5図において、再生ヘツド21の出力は再生
増幅器22を介してFM復調器23に供給され
る。24及び25は夫々パイロツト信号分離回路
及びクロツク発生器であつて、パイロツト信号分
離回路24によつて、第4図に示すような、FM
復調器23の出力から分離されたパイロツト信号
がクロツク発生器25に供給される。26はA/
D変換器、27はメモリであつて、A/D変換器
26にはFM復調器23のアナログ出力が供給さ
れると共に、クロツク発生器25から周波数
8fSC′のクロツク信号が供給され、A/D変換器2
6のデイジタル出力がメモリ27に供給される。
28はメモリ制御回路、29は信号発生器であつ
て、制御回路28にはクロツク発生器25からの
周波数が8fSC′のクロツク信号及び、入力端子30
からの基準信号REFに基く、信号発生器29か
らの周波数が8fSCの出力が供給され、制御回路2
8からメモリ27に制御信号が供給される。
31は多重分離・時間伸長器(以下分離伸長器
という)、32は周波数変換器であつて、メモリ
27から読み出された圧縮直列信号及び信号発生
器29の出力が分離伸長器31に供給される。周
波数変換器32には分離伸長器31から1組の2
組ベースバンド信号が供給されると共に、信号発
生器29から周波数が2fSCの2相信号及び周波数
がfSCの信号が供給される。分離伸長器31の今
1つの出力である低域輝度信号と周波数変換器3
2の出力とが加算器23に供給され、加算器33
のデイジタル出力と信号発生器29からの周波数
が4fSCのクロツク信号とがD/A変換器、34に
供給される。36はプロセツサであつて、これに
はD/A変換器34のアナログ出力が低域フイル
タ35を介して供給されると共に、信号発生器2
9からの同期信号及びバースト信号が供給され、
プロセツサ36の出力が出力端子37に導出され
る。
第5図に示した再生系の動作は次のとおりであ
る。パイロツト信号分離回路24によつて分離さ
れたパイロツト信号(同期信号及びバースト信
号)は前述の第1図の記録系におけるサンプリン
グ位相を示すもので、VTRの走行系によるジツ
タの影響を受け、時間軸誤差を含んでいる。この
パイロツト信号を供給されて、クロツク発生器2
5が出力する周波数が8SC′{=8fSC+Δf(t)}のクロ
ツク信号は正確に記録時のサンプリング位相にロ
ツクされる。そしてこのクロツク信号によつて、
A/D変換器26においてFM復調器23のアナ
ログ出力、即ち圧縮直列信号をA/D変換すると
共に、タイムベースコレクタを構成するメモリ2
7にA/D変換器26の出力を、制御回路28に
よつてアドレス制御しながら書込む。メモリ27
の内容は制御回路28を介して信号発生器29か
らの極めて安定な周波数が8fSCのクロツク信号で
順次読み出されるので、この階段でVTRのジツ
タは吸収される。
分離伸長器31はRAMを含み、メモリ27か
ら読み出された圧縮直列信号は、信号発生器29
からの周波数が8fSCのクロツクによつて分離伸長
器31のRAMに順次書込まれる。このRAMに
書込まれた圧縮直列信号のうち、圧縮低域輝度信
号YLCは信号発生器29からの周波数が4fSCのク
ロツク信号によつて順次読み出される。この場合
の時間伸長率は2(=8fSC÷4fSC)であるから、こ
の段階で圧縮低域輝度信号YLCは低域輝度信号YL
に復元される。一方、0相及びπ相の圧縮ベース
バンド信号SBC(0)及びSBC(π/2)は信号発生
器29からの周波数4fSCのクロツクによつて並列
に読み出される。この場合、各圧縮ベースバンド
信号の時間伸長率は2(=8fSC÷4fSC)となり、こ
の段階では各圧縮ベースバンド信号は未だ半伸長
状態にある。分離伸長器31からの各半伸長ベー
スバンド信号SB′(0)及びSB′(π/2)はそれぞ
れ周波数変換器32において、信号発生器29か
らの周波数が2fSCの0相及びπ相のサンプリング
信号によつて2相サンプリングされる。この2相
サンプリングの段階で、各半伸長ベースバンド信
号は伸長率2を以て再び時間伸長されると共に、
周波数変換されて2相高域信号SH(0)及びSH
(π/2)が復元される。この2相高域信号のス
ペクトラムは2fSCを中心としているので、記録装
置の周波数変換器6におけると同様に、信号発生
器29から周波数変換器32に供給される周波数
がfSCのパルス信号によつて再度周波数変換され
て、原高域信号YH+Cが得られる。この高域信
号YH+Cと分離伸長器31からの低域輝度信号
YLとが加算された後、D/A変換器34でアナ
ログ映像信号に変換される。このアナログ映像信
号が低域フイルタ35を介してプロセツサ36に
供給され、信号発生器29からの同期信号及びバ
ーストが付加されて、原コンポジツトカラー映像
信号となつて出力端子37に導出される。
上述のような、高域輝度信号成分及び搬送色信
号成分(YH+C)の周波数変換/再変換をアナ
ログ信号で行なう場合、信号成分(YH+C)の
分離フイルタ、ベースバンドに変換後の低域フイ
ルタ、再生時の再変換後の帯域フイルタ等の特
性、更には各信号のレベル、群遅延特性、周波数
変換信号の位相等を完全に合わせ、それを維持す
ることは頗る困難である。
本発明においては、信号成分(YH+C)の信
号処理は総てデイジタル化して行なつているの
で、アナログ処理の場合のような不都合はなく、
高品質伝送が可能である。
こゝで周波数変換器32でベースバンドから周
波数変換された各相の高域輝度信号YHA2(0)、
YHB2(0)、YHA2(π/2)及びYHB2(π/2)を数
式で表わすと次の(8)〜(11)式のようになる。
YHA2(0)=YHA(0)・cosωSCt=a/2cos(
−ωYHA−ωSC)t・cosωSCt =a/4{cosωYHAt+cos(ωYHA−2ωS
C
)t}……(8) YHB2(0)=a/4{cosωYHBt+cos(ωYH−2ω
SC)t}……(9) YHB2(π/2)=YHA(π/2)・sinωSCt=−a
/2sin(ωYHA−ωSC)t・sinωSCt =a/4{cosωYHAt−cos(ωYHA−2ωS
C
)t}……(10) YHB2(π/2)=a/4{cosωYHBt−cos(ωYHB
−2ωSC)t}……(11) これら(8)〜(11)式の各第2項は不要成分であつ
て、ωYHがωSCに近付くとき、不要成分の各周波数
がωSCに近付いて、通常のフイルタでは分離不能
になる。本実施例では周波数変換器32において
高域輝度信号YHを得るときに、不要成分は相殺
されてしまう。搬送色信号Cについてもこれと全
く同様である。
前述のようなYHBの折返しスペクトルを周波数
再変換するときは {YHA(0)+YHB(0)}cosωSCt=a cosω〓
t・cosωSCt =a/2(cos(ω〓−ωSC)t+cos(ω
〓+ωSC)t}=a/2{cos(ωYH−2ωSC)t+cos
ωYHt}
……(12) この(12)式の第1項はωYHA−ωSC≠−(ωYHB−ωSC

のときは前述のように相殺されるが、折返しスペ
クトルの場合は前出(7)式が零になるので、このま
ま残り、ωYHB成分が再生される。
上述の実施例では圧縮低域輝度信号及び両圧縮
ベースバンド信号が1H期間内に納まるように時
間圧縮され、1チヤンネルで伝送されているが、
2チヤンネル伝送も可能である。即ち、低域輝度
信号は圧縮せずそのまゝ1チヤンネルで伝送する
と共に、両ベースバンド信号をそれぞれ圧縮率2
を以て時間圧縮して1Hの納め、他の1チヤンネ
ルを用いて伝送してもよい。この場合、伝送機器
の所要周波数帯域が原信号伝送に比べて狭くてよ
い。
発明の効果 以上詳述のように、本発明によれば、2相サン
プリング周波数変換を用いることによつて、色副
搬送波の影響が除去され、コンポネント映像信号
の伝送に相当する時間圧縮直列カラー信号が得ら
れ、高品質伝送が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のカラーテレビジヨン信号伝送
方式の一実施例の送信系(記録系)を示すブロツ
ク図、第2図〜第4図は本発明の説明に供する線
図、第5図は本発明の一実施例の受信系(再生
系)を示すブロツク図である。 5は帯域フイルタ、6及び32は周波数変換
器、9及び25はクロツク発生器、10は時間圧
縮多重器、29は信号発生器、31は多重分離・
時間伸長器である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 アナログコンポジツトカラー映像信号をデイ
    ジタル信号に変換するA/D変換器と、該A/D
    変換器よりのデイジタルコンポジツトカラー映像
    信号を低域輝度信号成分(YL)並びに高域輝度
    信号成分及び搬送色信号成分(YH+C)に分離
    するデイジタルフイルタと、該デイジタルフイル
    タによつて分離された上記高域輝度信号成分及び
    搬送色信号成分(YH+C)を2相のサンプリン
    グ信号によつてサンプリングして2相のベースバ
    ンド映像信号に周波数変換する周波数変換器と、
    該周波数変換器よりの2相のベースバンド映像信
    号及び上記低域輝度信号成分を時間軸圧縮する時
    間軸圧縮手段と、該時間軸圧縮手段の出力をアナ
    ログ信号に変換するD/A変換器と、該D/A変
    換器の出力が供給される変調器とを具備する送信
    系と、上記送信系から伝送された被変調信号を復
    調する復調器と、該復調器よりの映像信号をデイ
    ジタル信号に変換するA/D変換器と、該A/D
    変換器よりのデイジタル化映像信号を原時間軸に
    伸長して上記低域輝度信号成分並びに2相のベー
    スバンド信号を得る時間軸伸長手段と、上記時間
    軸伸長された2相のベースバンド信号を原周波数
    帯域に周波数変換して上記高域輝度信号成分及び
    搬送色信号成分を得る周波数変換器と、上記時間
    軸伸長された低域輝度信号成分並びに上記時間軸
    伸長されかつ周波数変換された高域輝度信号成分
    及び搬送色信号成分をアナログ信号に変換して上
    記アナログコンポジツトカラー映像信号を得る
    D/A変換器とを具備する受信系とを有すること
    を特徴とするカラーテレビジヨン信号伝送方式。
JP58236786A 1983-12-15 1983-12-15 カラ−テレビジヨン信号伝送方式 Granted JPS60127893A (ja)

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US4677497A (en) 1987-06-30
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