JPH0473171B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0473171B2
JPH0473171B2 JP61188101A JP18810186A JPH0473171B2 JP H0473171 B2 JPH0473171 B2 JP H0473171B2 JP 61188101 A JP61188101 A JP 61188101A JP 18810186 A JP18810186 A JP 18810186A JP H0473171 B2 JPH0473171 B2 JP H0473171B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
pressure
current
voltage
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61188101A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6344223A (ja
Inventor
Satoshi Nagai
Masanori Agawa
Katsuhisa Kobukuro
Kyoshi Yakida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP61188101A priority Critical patent/JPS6344223A/ja
Publication of JPS6344223A publication Critical patent/JPS6344223A/ja
Publication of JPH0473171B2 publication Critical patent/JPH0473171B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、タブレツトまたはデジタイザと呼
ばれ、手書き情報をコンピユータ等へ入力するた
めの装置に関し、特に2枚の抵抗シートを対向配
置しボールペンや指先などで押圧して文字や図形
等を入力する手書き入力装置に関する。
〔従来の技術〕
第2図は、例えば、実公昭61−17472号公報
「手書き入力装置」に示された従来の手書き入力
装置である。図において、1は2枚の抵抗シート
10,11を対向配置され、入力部材による押圧
入力を検出するとともに、その入力部材に押圧さ
れた位置を示す座標検出信号を出力する入力パネ
ル、2は電源回路、3,4,5および6は検出抵
抗、7は入力パネル1により検出された押圧入力
が所定圧力より大きいか否かを判定する電圧比較
回路(判定器)、8は電圧比較回路7用の基準電
圧源、10は入力パネル1の上部抵抗シート、1
1は同じく下部抵抗シート、12は同じくスペー
サ、10a,10b,11a,11bは集電々極
を示す。入力パネル1はポリエステルフイルム等
の薄い絶縁シートの片面に酸化インジウム等の抵
抗膜を均一に被着した上部抵抗シート10および
下部抵抗シート11を第2図に示すように、両抵
抗シート10,11間に分散して配置したドツト
状絶縁スペーサ12を介し平行に対向配置したも
ので、上部抵抗シート10および下部抵抗シート
11の両端には、各々銀ペースト等の平行な集
電々極10a,10b,11aおよび11bが被
着され、これらの集電々極10a,10b,11
a,11bは互いにX方向とY方向に直交して配
置される。一方、電源2の端子は検出抵抗3お
よび同4を各々介して下部抵抗シート11内の集
電々極11aおよび同11bに各々接続される。
同様に電源回路2の端子は検出抵抗5および同
6を各々介して上部抵抗シート10内の集電々極
10aおよび同10bに各々接続される。なお、
検出抵抗3および同4と検出抵抗5および同6は
同じ抵抗値の抵抗を用いる。電源回路2はその
および端子間に閉回路が構成されると一定電流
を出力する。すなわち、電源回路2は定電流源
となる。この時、検出抵抗3の両端からはX座標
検出電圧、検出抵抗5の両端からはY座標検出電
圧を出力する。また、電圧比較回路7の入力端の
1つは電源回路2の端子に、他端は基準電圧源
8に接続される。
次に動作について第3図に示す等価回路を併用
して説明する。第3図は、押圧点Pにおいて上部
抵抗シート10および下部抵抗シート11に電気
的接続から得られた場合を示し、この時電源回路
2から一定電流が供給される。押圧点Pにおい
て、上部抵抗シート10の抵抗はRY1およびRY2
に分割され、同様に下部抵抗シート11の抵抗は
RX1およびRX2に分割される。したがつて、一定
電流は、検出抵抗5と分割抵抗RY1の直列回路
側に流れる電流IY1、検出抵抗6と分割抵抗RY2
直列回路に流れる電流IY2に分流される。分流電
流IY1およびIY2は、押圧点Pで合流し、また検出
抵抗3と分割抵抗RX1の直列回路側に流れる電流
IX1、検出抵抗4と分割抵抗RX2の直列回路に流れ
る電流IX2に分流される。分流電流IY1とIY2または
IX1とIX2の分流比は、上下部抵抗シート10,1
1とともに各電極から押圧点Pまでの抵抗比に反
比例する。また供給電流Iは一定電流であるため
分流した電流IX1,IY1(またはIX2,IY2)を測定す
ることにより入力押圧点Pの座標が検出できる。
このことにより、検出抵抗3の両端から分流電流
IX1の電圧降下としてX座標検出電圧、検出抵抗
5の両端から分流電流IY1の電圧降下としてY座
標検出電圧を取り出す。
押圧入力があるか否かの検出は、押圧入力時に
電源回路2の両端に閉回路が構成されることか
ら、検出抵抗3,4,5および6と上下部抵抗シ
ート10,11の抵抗部に一定電流Iが流れ電圧
降下が生じ、この電圧降下を用いる。具体的に
は、第2図に示す様に電源回路2の端子の電圧
と基準電圧源8の基準電圧Vrefを電圧比較回路
7により比較することによつて押圧入力信号Zを
取り出す。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の手書き入力装置は以上のように構成され
ているので、装置がノイズの大きい環境に設置さ
れる場合、十分なレベルのS/N比(信号対ノイ
ズ比)を確保するためには上下の抵抗シートに供
給する一定電流(信号成分に相当する)を大きく
する必要があるが、しかし、抵抗シートに供給す
る電流を大きくすると抵抗シート間の接触時に火
花放電を生じ、この火花放電を接触点に流れる電
流が大きいほど抵抗シートの破壊を顕著に誘発す
るために抵抗シートの寿命が著しく短縮されるな
どの問題点があつた。
この発明は上記のような問題点を解消するため
になされたもので、手書き入力装置がノイズの大
きい環境にあつても十分なレベルのS/N比を確
保することができ、しかも抵抗シートの寿命を縮
めることのない手書き入力装置を得ることを目的
とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係わる手書き入力装置は、入力パネ
ルが出力する座標検出信号の信号量を制御すべ
く、その入力パネルに供給する電源量を、判定器
により押圧入力が所定圧力より大きくないと判定
された場合に比較して、押圧入力が所定圧力より
大きいと判定された場合に大きくするようにした
ものである。
〔作用〕
この発明における手書き入力装置は、上下の抵
抗シートが接触する時点では、抵抗シートが放電
破壊を生じない小さい電流値(または電圧値)に
設定し、電源回路に閉回路が形成された時点で押
圧入力検出信号により十分なレベルのS/N比を
確保できる測定用電流値(または測定用電圧値)
になるように電源回路から供給する電流(または
電圧)を制御する。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明す
る。
第1図において、21は入力パネル1が出力す
る座標検出信号の信号量を制御すべく、その入力
回路1に供給する電流量(電源量)を、電源比較
回路7により押圧入力が所定圧力より大きくない
と判定された場合に比較して、押圧入力が所定圧
力より大きいと判定された場合に大きくする電源
回路また、以下の説明にて、重複する部分につい
ては、図中に第2図と同一符号で示し、その詳細
な説明は省略する。
電源回路21の端子Cは、電源回路21からの
出力電流を制御する端子で電圧比較回路7の出力
端、すなわち押圧入力信号Zが出力する端子に接
続される。そして、電源回路21はその端子Cが
“L”レベルの時に上部抵抗シート10と下部抵
抗シート11が押圧入力で接触した場合でもその
接触点における火花放電で破壊されない電流値に
設定される。この電流を以下からの説明のため微
小電流と称す。また、“H”レベルの時には、ノ
イズ環境下においても十分なS/Nレベルを確保
できる十分な電流値に設定される。この電流を測
定電流と称す。
入力パネル1に押圧入力があると、電源回路2
1の端子と端子間に閉回路が形成され、微小
電流が入力パネル1に供給される。この時、従来
と同様の系路で流れ、検出抵抗3,4,5および
6と上部抵抗シート10および下部抵抗シート1
1の抵抗回路に電圧降下を生じる。この電圧は電
圧比較回路7の入力端に印加される。電圧比較回
路7は、この閉回路で生じた電圧がもう一方の端
子に印加された基準電圧源8の基準電圧Vref以
上になつた時、その出力が“H”レベルになるよ
う動作する。換言すれば、基準電圧源8の電圧値
Vrefは、入力パネル1に押圧入力がある時の電
源回路21の端子電圧に設定される。このよう
に押圧入力があると電源回路21から入力パネル
1に微小電流が供給され検出抵抗等の電圧降下に
より電圧比較回路7の出力が“L”レベルから
“H”レベルになり、この信号は電源回路21の
コントロール端子Cに送出される。電源回路21
の端子Cが“H”レベルになると電源回路21か
らは測定用電流が入力パネル1に入力される。こ
の時の電源回路21の、端子間の電圧降下
は、接触開始時すなわち微小電流が流れていると
きのそれより大きい電圧値となるため電圧比較回
路7の出力は“H”レベルを維持する。したがつ
て、Y座標およびY座標検出電圧は安定した状態
で出力する。また、X座標およびY座標の検出原
理は従来と同様である。
なお、上記実施例ではXおよびY座標を測定す
るのに一定電流を上下の抵抗シートに供給してい
るが、一定電流を供給する替わりに一定電圧を上
下の抵抗シートに交互に印加して測定する方法も
あり、この場合においては押圧入力を検出後印加
する電圧を上げS/N比のレベルを十分確保する
ことも可能で、上記実施例と同様の効果を奏す
る。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば入力パネルが
出力する座標検出信号の信号量を制御すべく、そ
の入力回路に供給する電源量を、判定器により押
圧入力が所定圧力より大きくないと判定された場
合に比較して、押圧入力が所定圧力より大きいと
判定された場合に大きくするように構成したの
で、抵抗シート間の接触開始時においては、その
接触開始時に火花放電が生ずることのないよう
に、その入力パネルに供給する電源量を抑えるこ
とができ、また、抵抗シートが完全に接触された
状態においては、ノイズの影響を受けることのな
いS/Nレベルを確保できるように、その入力パ
ネルに十分な電源量を供給することができ、その
結果、火花放電の発生による寿命の短縮がなく、
しかもノイズの影響を受けづらい手書き入力装置
が得られるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による手書き入力
装置を示す構成図、第2図は従来の手書き入力装
置を示す構成図、第3図はXおよびY座標の検出
原理を示す等価回路図である。 図において、1は入力パネル、7は電圧比較回
路、10は上部抵抗シート、11は下部抵抗シー
ト、21は電源回路。なお、図中、同一符号は同
一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 2枚の抵抗シートを対向配置され、入力部材
    による押圧入力を検出するとともに、その入力部
    材に押圧された位置を示す座標検出信号を出力す
    る入力パネルと、上記入力パネルにより検出され
    た押圧入力が所定圧力より大きいか否かを判定す
    る判定器と、上記入力パネルが出力する座標検出
    信号の信号量を制御すべく、その入力回路に供給
    する電源量を、上記判定器により押圧入力が所定
    圧力より大きくないと判定された場合に比較し
    て、押圧入力が所定圧力より大きいと判定された
    場合に大きくする電源回路とを備えた手書き入力
    装置。
JP61188101A 1986-08-11 1986-08-11 手書き入力装置 Granted JPS6344223A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61188101A JPS6344223A (ja) 1986-08-11 1986-08-11 手書き入力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61188101A JPS6344223A (ja) 1986-08-11 1986-08-11 手書き入力装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6344223A JPS6344223A (ja) 1988-02-25
JPH0473171B2 true JPH0473171B2 (ja) 1992-11-20

Family

ID=16217717

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61188101A Granted JPS6344223A (ja) 1986-08-11 1986-08-11 手書き入力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6344223A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014178469A (ja) 2013-03-14 2014-09-25 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP6311226B2 (ja) 2013-06-25 2018-04-18 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6119847B2 (ja) * 1981-06-30 1986-05-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6119847U (ja) * 1984-07-12 1986-02-05 トヨタ自動車株式会社 情報入力装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6119847B2 (ja) * 1981-06-30 1986-05-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6344223A (ja) 1988-02-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3190407B2 (ja) タッチパネル装置
JPH0522251B2 (ja)
JPH0442686B2 (ja)
JPH0473171B2 (ja)
JP2001043002A (ja) 対角方式座標検出装置
JP2994155B2 (ja) 抵抗膜方式タブレット
JP3201873B2 (ja) 抵抗感圧型タブレットの座標検出方法およびその装置
JPH09160710A (ja) 座標入力装置
JPH0583928B2 (ja)
JPH0854977A (ja) 抵抗膜方式タッチパネル
JPH07160402A (ja) アナログ・タッチスイッチ
JPS6320522A (ja) 座標入力装置
US4825017A (en) Coordinates input device
JP3114774B2 (ja) 入力パネルの製造方法
JPS63208923A (ja) 手書き入力装置
JPS60251425A (ja) タッチセンス入力装置
JPH07334289A (ja) 抵抗膜方式タッチパネル
JP3406078B2 (ja) 座標指示器および位置入力装置
JPS59125479A (ja) 座標入力装置
JPS62290921A (ja) 座標入力装置
JPS63308630A (ja) 位置検出装置
JPS6029965B2 (ja) 図形入力装置
JPS6154524A (ja) 手書入力タブレツド
JPS61118826A (ja) タツチ・パネル装置
JPH05265632A (ja) タッチパネル装置