JPH047294A - 車両搭載用油圧クレーン - Google Patents
車両搭載用油圧クレーンInfo
- Publication number
- JPH047294A JPH047294A JP10640790A JP10640790A JPH047294A JP H047294 A JPH047294 A JP H047294A JP 10640790 A JP10640790 A JP 10640790A JP 10640790 A JP10640790 A JP 10640790A JP H047294 A JPH047294 A JP H047294A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner box
- base
- boom
- box
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 3
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Leg Units, Guards, And Driving Tracks Of Cranes (AREA)
- Jib Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、トラック等の車両の荷台上に搭載して用いら
れる車両搭載用油圧クレーンに関するものである。
れる車両搭載用油圧クレーンに関するものである。
(従来の技術)
従来、このような車両搭載用油圧クレーンでは、トラッ
クの走行時であるクレーンの格納時において、クレーン
の全高がトラックキャップの全高以下に法令上制限され
ているため、第10図に示すように、クレーン作業時前
方吊りではトラックキャブが邪魔になりブーム水平での
作業が出来なかった。また、後方の荷の吊上げ作業時に
荷台前方に積込んだ荷によりクレーンのブーム角度が制
限されて荷を荷台後方に積込むことができなくなるとい
う問題もあった。
クの走行時であるクレーンの格納時において、クレーン
の全高がトラックキャップの全高以下に法令上制限され
ているため、第10図に示すように、クレーン作業時前
方吊りではトラックキャブが邪魔になりブーム水平での
作業が出来なかった。また、後方の荷の吊上げ作業時に
荷台前方に積込んだ荷によりクレーンのブーム角度が制
限されて荷を荷台後方に積込むことができなくなるとい
う問題もあった。
(発明が解決しようとする課題)
本発明は、上述した問題を除去してクレーンの作業領域
を拡大した車両搭載用油圧クレーンを提供しようとする
ものである。
を拡大した車両搭載用油圧クレーンを提供しようとする
ものである。
(課題を解決するための手段)
本発明によれば、第1図に示すように、トラック等の車
両の荷台に搭載されてこの車両の機台に取付けられ、両
端に車両の安定をはかるためのアウトリガ装置を備えた
ベース1と、このベースに垂直に固設した中空状のアウ
ターボックス6と、このアウターボックス内に、このア
ウターボックスに対して回転不能でかつ摺動自在に嵌挿
したインナーボックス7と、このインナーボックスが、
前記アウターボックス6の上端部から出没するようこの
インナボックス7と前記ベースl又はアウターボックス
6との間に配設した油圧シリンダ装置10と、前記イン
ナーボックスの上端部に、このインナーボックスの垂直
軸線回りにこのインナーボックスに対して旋回自在とし
た上部旋回体14と、この上部旋回体に対して垂直方向
に起伏自在とした伸縮ブーム18と、前記上部旋回体1
4に設けたウィンチ27からのワイヤロープ28によっ
て伸縮ブームの先端部から吊下したフック29と、前記
上部旋回体側にある伸縮ブームを起伏作動させるための
ブーム起伏用油圧シリンダ装置20、伸縮ブームを伸縮
させるためのブーム伸縮用油圧シリンダ装置、及びウィ
ンチ駆動用油圧モータに、インナーボックス側から圧油
を送るためにこの上部旋回体14とインナーボックス7
との間に配設したスイベルジヨイント31と、インナー
ボックス側にベース側から圧油を送るために、このイン
ナーボックス7とベース1との間に配設した可撓性の送
油手段(ホース)36とを具えるうよう構成する。
両の荷台に搭載されてこの車両の機台に取付けられ、両
端に車両の安定をはかるためのアウトリガ装置を備えた
ベース1と、このベースに垂直に固設した中空状のアウ
ターボックス6と、このアウターボックス内に、このア
ウターボックスに対して回転不能でかつ摺動自在に嵌挿
したインナーボックス7と、このインナーボックスが、
前記アウターボックス6の上端部から出没するようこの
インナボックス7と前記ベースl又はアウターボックス
6との間に配設した油圧シリンダ装置10と、前記イン
ナーボックスの上端部に、このインナーボックスの垂直
軸線回りにこのインナーボックスに対して旋回自在とし
た上部旋回体14と、この上部旋回体に対して垂直方向
に起伏自在とした伸縮ブーム18と、前記上部旋回体1
4に設けたウィンチ27からのワイヤロープ28によっ
て伸縮ブームの先端部から吊下したフック29と、前記
上部旋回体側にある伸縮ブームを起伏作動させるための
ブーム起伏用油圧シリンダ装置20、伸縮ブームを伸縮
させるためのブーム伸縮用油圧シリンダ装置、及びウィ
ンチ駆動用油圧モータに、インナーボックス側から圧油
を送るためにこの上部旋回体14とインナーボックス7
との間に配設したスイベルジヨイント31と、インナー
ボックス側にベース側から圧油を送るために、このイン
ナーボックス7とベース1との間に配設した可撓性の送
油手段(ホース)36とを具えるうよう構成する。
(作 用)
本発明によれば、クレーン作業時、インナーボックスを
伸長させることによって、第11図および第12図に示
すようにあらゆる方向でブームを水平にしたクレーン作
業ができ、クレーンの作業領域を拡げることができる。
伸長させることによって、第11図および第12図に示
すようにあらゆる方向でブームを水平にしたクレーン作
業ができ、クレーンの作業領域を拡げることができる。
また、クレーン作業時、第10図に示すように、インナ
ーボックスを縮小したままとすることにより、クレーン
全体の重心を下げることができ、クレーン作業時におけ
る車両の転倒限界角度を下げることができる。
ーボックスを縮小したままとすることにより、クレーン
全体の重心を下げることができ、クレーン作業時におけ
る車両の転倒限界角度を下げることができる。
また、第9図に示すように、トラックの走行時であるク
レーンの格納時においては、インナーボックスを縮少す
るのでクレーン全体の重心が下がりトラック走行時のト
ラックの走行安定性および安全性を著しく向上させるこ
とができる。
レーンの格納時においては、インナーボックスを縮少す
るのでクレーン全体の重心が下がりトラック走行時のト
ラックの走行安定性および安全性を著しく向上させるこ
とができる。
(実施例)
第1〜8図は本発明による車両搭載用油圧クレーンの1
実施例を示す。図示の例において、1はトラック等の車
両の機台2上のトラック荷台上に固定支持されるクレー
ンベースで、このクレーンベースlの両端には、既知の
ように、シリンダ装置で構成されるアウトリガ装置4が
取付けられ、例えば、クレーン作業時にアウトリガ装置
4を下方に伸長して接地させることによって車両の安定
を図るよう構成されている。
実施例を示す。図示の例において、1はトラック等の車
両の機台2上のトラック荷台上に固定支持されるクレー
ンベースで、このクレーンベースlの両端には、既知の
ように、シリンダ装置で構成されるアウトリガ装置4が
取付けられ、例えば、クレーン作業時にアウトリガ装置
4を下方に伸長して接地させることによって車両の安定
を図るよう構成されている。
図示のように、クレーンベース1に中空角筒形状のアウ
ターボックス6を立設固定し、このアウターボックス6
内に中空角筒形状のインナーボ。
ターボックス6を立設固定し、このアウターボックス6
内に中空角筒形状のインナーボ。
クス7を垂直方向に摺動自在に嵌挿して垂直支柱5とす
る。この垂直支柱5のインナーボックス7の上端板8と
ベースlの底板9との間に支柱伸縮用油圧シリンダ装置
10を介挿し、その上下端をビン11.12により上端
板8およびベース底板9に連結する。
る。この垂直支柱5のインナーボックス7の上端板8と
ベースlの底板9との間に支柱伸縮用油圧シリンダ装置
10を介挿し、その上下端をビン11.12により上端
板8およびベース底板9に連結する。
インナーボックス7の上端板8上にターンテーブル13
を固定し、このターンテーブル13上に旋回台14を支
持し、インナーボックス7の上端板8上に取付けた旋回
用油圧モータ(図示せず)により減速I!15を介して
駆動されるビニオン16をターンテーブル13の外輪の
外周に設けた外歯車17に噛合させ、これにより旋回用
油圧モータにより旋回台14を旋回させるよう構成する
。
を固定し、このターンテーブル13上に旋回台14を支
持し、インナーボックス7の上端板8上に取付けた旋回
用油圧モータ(図示せず)により減速I!15を介して
駆動されるビニオン16をターンテーブル13の外輪の
外周に設けた外歯車17に噛合させ、これにより旋回用
油圧モータにより旋回台14を旋回させるよう構成する
。
伸縮ブーム18を旋回台14の上端部に設けた水平枢軸
19に基端部で枢着し、旋回台14にブーム起伏用油圧
シリンダ装置20のシリンダ21の上部をビン22によ
って枢着し、このブーム起伏用油圧シリンダ装置20を
インナーボックス7の上端板8の中心孔23を経てイン
ナーボックス7内に垂直に垂下し、ブーム起伏用油圧シ
リンダ装置20のピストンロッド24の上端をピン25
によって伸縮ブーム18の基部ブラケット26に連結す
る。伸縮ブーム18は既知のように複数個のブームを抜
差自在に嵌挿し、ブーム伸縮用油圧シリンダ装置(図示
せず)によって伸縮される。
19に基端部で枢着し、旋回台14にブーム起伏用油圧
シリンダ装置20のシリンダ21の上部をビン22によ
って枢着し、このブーム起伏用油圧シリンダ装置20を
インナーボックス7の上端板8の中心孔23を経てイン
ナーボックス7内に垂直に垂下し、ブーム起伏用油圧シ
リンダ装置20のピストンロッド24の上端をピン25
によって伸縮ブーム18の基部ブラケット26に連結す
る。伸縮ブーム18は既知のように複数個のブームを抜
差自在に嵌挿し、ブーム伸縮用油圧シリンダ装置(図示
せず)によって伸縮される。
旋回台14上には、さらにウィンチ用油圧モータ(図示
せず)によって駆動されるウィンチ27を設け、このウ
ィンチによって巻取り、巻戻されるワイヤーロープ28
を介して伸縮ブーム18の先端部からフック29を吊下
し、これにより荷を巻上げ、巻下げする。
せず)によって駆動されるウィンチ27を設け、このウ
ィンチによって巻取り、巻戻されるワイヤーロープ28
を介して伸縮ブーム18の先端部からフック29を吊下
し、これにより荷を巻上げ、巻下げする。
上述した伸縮ブーム18の伸縮用油圧シリンダ装置20
およびウィンチ27の油圧モータ等の旋回台14上のア
クチュエータに固定ベース1上の油路切換弁30によっ
てポンプ(図示せず)から油圧を供給するために従来既
知のスイベルジヨイント(流体回転継手)31を伸縮支
柱5のインナーボックス7と旋回台14との間に設ける
。これがため、この実施例では、スイベルジヨイント3
1の内側部分32を旋回台14の下部に設けたブラケッ
ト33に取付け、内側部分32を油密に回動自在に内部
に保持する外側部分34にストッパー35を取付け、こ
のストッパー35により外側部分34の回動を規制して
いる。すなわち、旋回台14が中空角筒形状のインナー
ボックス7に対して旋回すると、これに伴ってスイベル
ジヨイント31のインナー32も回転し、これに伴って
アウター34も回転しようとするが、ストッパー35が
インナーボックス7の内壁面に当接していることによっ
てアウター34の回転が阻止される。
およびウィンチ27の油圧モータ等の旋回台14上のア
クチュエータに固定ベース1上の油路切換弁30によっ
てポンプ(図示せず)から油圧を供給するために従来既
知のスイベルジヨイント(流体回転継手)31を伸縮支
柱5のインナーボックス7と旋回台14との間に設ける
。これがため、この実施例では、スイベルジヨイント3
1の内側部分32を旋回台14の下部に設けたブラケッ
ト33に取付け、内側部分32を油密に回動自在に内部
に保持する外側部分34にストッパー35を取付け、こ
のストッパー35により外側部分34の回動を規制して
いる。すなわち、旋回台14が中空角筒形状のインナー
ボックス7に対して旋回すると、これに伴ってスイベル
ジヨイント31のインナー32も回転し、これに伴って
アウター34も回転しようとするが、ストッパー35が
インナーボックス7の内壁面に当接していることによっ
てアウター34の回転が阻止される。
このように上述したストッパー35を利用することによ
って組立を容易にしているが、アウター34をインナー
ボックス7に直接に連結してもよいこと勿論である。
って組立を容易にしているが、アウター34をインナー
ボックス7に直接に連結してもよいこと勿論である。
また、上述したように、伸縮支柱5を構成するアウター
ボックス6とインナーボックス7とを角筒形状とするこ
とによって旋回台14の旋回時に、その慣性によってイ
ンナーボックス7がアウターボックス6に対して回動す
るのを防止している。
ボックス6とインナーボックス7とを角筒形状とするこ
とによって旋回台14の旋回時に、その慣性によってイ
ンナーボックス7がアウターボックス6に対して回動す
るのを防止している。
しかしながら、アウターボックス6およびインナーボッ
クス7が互に回動しないように適宜構成する場合には、
角筒形状とすることは必ずしも必要でなく、円筒形状と
することもできること勿論である。
クス7が互に回動しないように適宜構成する場合には、
角筒形状とすることは必ずしも必要でなく、円筒形状と
することもできること勿論である。
ベース1又はアウターボックス6に取付けている油路切
換弁30とインナーボックス7上のスイベルジヨイント
31のアウター34とを可撓性ホース36によって接続
し、これにより伸縮支柱5の伸縮時におけるアウターボ
ックス6に対するインナーボックス7の垂直方向への相
対的移動に対応できるようにしている。
換弁30とインナーボックス7上のスイベルジヨイント
31のアウター34とを可撓性ホース36によって接続
し、これにより伸縮支柱5の伸縮時におけるアウターボ
ックス6に対するインナーボックス7の垂直方向への相
対的移動に対応できるようにしている。
図面では、可撓性ホース36を一本しか示していないが
、ブーム起伏用油圧シリンダ装置2o、ブーム伸縮用油
圧シリンダ装置、ウィンチ用油圧モータ等のアクチュエ
ータに油圧を供給するため対応する複数の可撓性ホース
が油路切換弁30とスイベルジヨイント31のアウター
34との間に接続されており、また、スイベルジヨイン
ト31には上述したアクチュエータに対応した数の油路
が設けられ、スイベルジヨイント31のインナー32と
上述したアクチュエータとの間はホース37等の適宜の
送油手段によってそれぞれ接続されている。
、ブーム起伏用油圧シリンダ装置2o、ブーム伸縮用油
圧シリンダ装置、ウィンチ用油圧モータ等のアクチュエ
ータに油圧を供給するため対応する複数の可撓性ホース
が油路切換弁30とスイベルジヨイント31のアウター
34との間に接続されており、また、スイベルジヨイン
ト31には上述したアクチュエータに対応した数の油路
が設けられ、スイベルジヨイント31のインナー32と
上述したアクチュエータとの間はホース37等の適宜の
送油手段によってそれぞれ接続されている。
なお、図示の例では、旋回台旋回用油圧モータを伸縮支
柱5のインナーボックス7の上端板8に取付けているた
め、この旋回台旋回用油圧モータに圧油を供給するため
に前述したスイベルジヨイント31を介することなく可
撓性ホース(図示せず)によって油路切換弁30と直接
接続している。しかし、旋回台旋回用油圧モータを旋回
台14側に取付け、ターンテーブル13の内輪側に内歯
車を設ける場合には、旋回台旋回用油圧モータに圧油を
供給するために油路切換弁30とスイベルジヨイント3
1のアウター34との間の可撓性ホース、スイベルジヨ
イント31内の油路およびスイベルジヨイント31のイ
ンナー32と油圧モータとの間の配管等を設ける必要が
生じること勿論である。
柱5のインナーボックス7の上端板8に取付けているた
め、この旋回台旋回用油圧モータに圧油を供給するため
に前述したスイベルジヨイント31を介することなく可
撓性ホース(図示せず)によって油路切換弁30と直接
接続している。しかし、旋回台旋回用油圧モータを旋回
台14側に取付け、ターンテーブル13の内輪側に内歯
車を設ける場合には、旋回台旋回用油圧モータに圧油を
供給するために油路切換弁30とスイベルジヨイント3
1のアウター34との間の可撓性ホース、スイベルジヨ
イント31内の油路およびスイベルジヨイント31のイ
ンナー32と油圧モータとの間の配管等を設ける必要が
生じること勿論である。
第13および14図は本発明の変形例を示し、本例では
、伸縮支柱5の固定のアウターボックス6に対して可動
のインナーボックス7を伸縮させるための油圧シリンダ
装置10をインナーボックス7内に設け、アウターボッ
クス6の底板40とインナーボックス7の頂板41とに
ピン12および11によってそれぞれ連結している。ま
た、本例では、スイベルジヨイント31のインナー32
を伸縮支柱5のインナーボックス7の頂板41上に取付
け、アウター34を旋回台14側に取付けている。この
ように構成することによって構造を簡略化し、組立を容
易にすることができる。
、伸縮支柱5の固定のアウターボックス6に対して可動
のインナーボックス7を伸縮させるための油圧シリンダ
装置10をインナーボックス7内に設け、アウターボッ
クス6の底板40とインナーボックス7の頂板41とに
ピン12および11によってそれぞれ連結している。ま
た、本例では、スイベルジヨイント31のインナー32
を伸縮支柱5のインナーボックス7の頂板41上に取付
け、アウター34を旋回台14側に取付けている。この
ように構成することによって構造を簡略化し、組立を容
易にすることができる。
第15および16図は本発明の他の変形例を示し、本例
では、伸縮支柱5のアウターボックス6とインナーボッ
クス7とにより油圧シリンダ装置を構成して第13図に
示す例より構造をさらに簡略化している。
では、伸縮支柱5のアウターボックス6とインナーボッ
クス7とにより油圧シリンダ装置を構成して第13図に
示す例より構造をさらに簡略化している。
(発明の効果)
本発明によれば、クレーンの背伸びができるため、あら
ゆる方向でブームを水平にしてクレーン作業ができてク
レーンの作業領域を拡げることができ、また伸縮支柱を
縮少した状態でのクレーン作業では、重心が低いので車
両の転倒限界角度を下げることができ、さらにまたクレ
ーン格納時の車両走行時においては車両安定性が向上し
て安全な走行を可能とすることができるという効果が得
られる。
ゆる方向でブームを水平にしてクレーン作業ができてク
レーンの作業領域を拡げることができ、また伸縮支柱を
縮少した状態でのクレーン作業では、重心が低いので車
両の転倒限界角度を下げることができ、さらにまたクレ
ーン格納時の車両走行時においては車両安定性が向上し
て安全な走行を可能とすることができるという効果が得
られる。
第1図は本発明による車両搭載用油圧クレーンの要部を
断面として示す正面図、 第2図は第1図に示す油圧クレーンを伸縮支柱を伸長し
て伸縮ブームを起立したクレーン作業状態で示す正面図
、 第3図は第1図に示すベースおよびアウターボックスの
一部を断面として示す正面図、第4図は第3図のIV−
IV綿線上矢の方向に見た平面図、 第5図は第1図に示す伸縮支柱のインナーボックスの縦
断面図、 第6図は第5図のVl−VI綿線上矢の方向に見た底面
図、 第7図は第1図に示す旋回台およびその関連部分の部分
正面図、 第8図は第7図の■−■線上の断面図、第9図はトラッ
クに搭載した本発明による油圧クレーンを格納姿勢で示
す側面図、 第10図は伸縮支柱を縮少したままの状態でのクレーン
作業及び従来のクレーン作業の説明用図、第11図およ
び第12図は伸縮支柱を伸長した状態でのクレーン作業
を示す説明用図、 第13図は本発明の油圧クレーンの他の実施例を示す第
1図と同様の正面図、 第14図は第13図のXIV−XTV線上の要部断面図
、第15図は本発明の油圧クレーンの他の実施例を示す
第1図と同様の正面図、 第16図は第15図のxv −xv綿線上要部断面図で
ある。 1・・・ベース 4・・・アウトリガ装置5・
・・伸縮支柱 6・・・アウターボックス7・・
・インナーボックス 10・・・伸縮支柱伸縮用油圧シリンダ装置13・・・
ターンテーブル 14・・・旋回台 15・・・旋回用減速装置
18・・・伸縮ブーム 20・・・ブーム起伏用油圧シリンダ装置27・・・ウ
インチ 第1図 第3図 第2図 第5図 第6図 第7図 fJ 第9図 第10図 第13図 第14図 第11図 R 第12図 /A 第15図 第16図
断面として示す正面図、 第2図は第1図に示す油圧クレーンを伸縮支柱を伸長し
て伸縮ブームを起立したクレーン作業状態で示す正面図
、 第3図は第1図に示すベースおよびアウターボックスの
一部を断面として示す正面図、第4図は第3図のIV−
IV綿線上矢の方向に見た平面図、 第5図は第1図に示す伸縮支柱のインナーボックスの縦
断面図、 第6図は第5図のVl−VI綿線上矢の方向に見た底面
図、 第7図は第1図に示す旋回台およびその関連部分の部分
正面図、 第8図は第7図の■−■線上の断面図、第9図はトラッ
クに搭載した本発明による油圧クレーンを格納姿勢で示
す側面図、 第10図は伸縮支柱を縮少したままの状態でのクレーン
作業及び従来のクレーン作業の説明用図、第11図およ
び第12図は伸縮支柱を伸長した状態でのクレーン作業
を示す説明用図、 第13図は本発明の油圧クレーンの他の実施例を示す第
1図と同様の正面図、 第14図は第13図のXIV−XTV線上の要部断面図
、第15図は本発明の油圧クレーンの他の実施例を示す
第1図と同様の正面図、 第16図は第15図のxv −xv綿線上要部断面図で
ある。 1・・・ベース 4・・・アウトリガ装置5・
・・伸縮支柱 6・・・アウターボックス7・・
・インナーボックス 10・・・伸縮支柱伸縮用油圧シリンダ装置13・・・
ターンテーブル 14・・・旋回台 15・・・旋回用減速装置
18・・・伸縮ブーム 20・・・ブーム起伏用油圧シリンダ装置27・・・ウ
インチ 第1図 第3図 第2図 第5図 第6図 第7図 fJ 第9図 第10図 第13図 第14図 第11図 R 第12図 /A 第15図 第16図
Claims (1)
- 1、トラック等の車両の荷台に搭載されてこの車両の機
台に取付けられ、両端に車両の安定をはかるためのアウ
トリガ装置を備えたベースと、このベースに垂直に固設
した中空状のアウターボックスと、このアウターボック
ス内に、このアウターボックスに対して回転不能でかつ
摺動自在に嵌挿したインナーボックスと、このインナー
ボックスが、前記アウターボックスの上端部から出没す
るようこのインナボックスと前記ベース又はアウターボ
ックスとの間に配設した油圧シリンダ装置と、前記イン
ナーボックスの上端部に、このインナーボックスの垂直
軸線回りにこのインナーボックスに対して旋回自在とし
た上部旋回体と、この上部旋回体に対して垂直方向に起
伏自在とした伸縮ブームと、前記上部旋回体に設けたウ
インチからのワイヤロープによって伸縮ブームの先端部
から吊下したフックと、前記上部旋回体側にある伸縮ブ
ームを起伏作動させるためのブーム起伏用油圧シリンダ
装置、伸縮ブームを伸縮させるためのブーム伸縮用油圧
シリンダ装置、及びウインチ駆動用油圧モータに、イン
ナーボックス側から圧油を送るためにこの上部旋回体と
インナーボックスとの間に配設したスイベルジョイント
と、インナーボックス側にベース側から圧油を送るため
に、このインナーボックスとベースとの間に配設した可
撓性の送油手段とを具えた車両搭載用油圧クレーン
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10640790A JPH07115827B2 (ja) | 1990-04-24 | 1990-04-24 | 車両搭載用油圧クレーン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10640790A JPH07115827B2 (ja) | 1990-04-24 | 1990-04-24 | 車両搭載用油圧クレーン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH047294A true JPH047294A (ja) | 1992-01-10 |
JPH07115827B2 JPH07115827B2 (ja) | 1995-12-13 |
Family
ID=14432827
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10640790A Expired - Fee Related JPH07115827B2 (ja) | 1990-04-24 | 1990-04-24 | 車両搭載用油圧クレーン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07115827B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2825081A1 (fr) * | 2001-05-22 | 2002-11-29 | Gestra Groupe D Etudes Specifi | Portique poseur de balisages lourds |
JP2012184110A (ja) * | 2011-03-07 | 2012-09-27 | General Electric Co <Ge> | ガスタービン上の補助コンパートメントからのトルクコンバータ及び始動モータの取外し装置 |
CN103787214A (zh) * | 2014-03-06 | 2014-05-14 | 祁砚明 | 支点塔吊及其吊装方法 |
JP2014101194A (ja) * | 2012-11-20 | 2014-06-05 | Furukawa Unic Corp | 軌陸車両搭載用クレーン |
JP2019127330A (ja) * | 2018-01-22 | 2019-08-01 | 株式会社タダノ | 積載型トラッククレーン |
-
1990
- 1990-04-24 JP JP10640790A patent/JPH07115827B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2825081A1 (fr) * | 2001-05-22 | 2002-11-29 | Gestra Groupe D Etudes Specifi | Portique poseur de balisages lourds |
JP2012184110A (ja) * | 2011-03-07 | 2012-09-27 | General Electric Co <Ge> | ガスタービン上の補助コンパートメントからのトルクコンバータ及び始動モータの取外し装置 |
JP2014101194A (ja) * | 2012-11-20 | 2014-06-05 | Furukawa Unic Corp | 軌陸車両搭載用クレーン |
CN103787214A (zh) * | 2014-03-06 | 2014-05-14 | 祁砚明 | 支点塔吊及其吊装方法 |
JP2019127330A (ja) * | 2018-01-22 | 2019-08-01 | 株式会社タダノ | 積載型トラッククレーン |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07115827B2 (ja) | 1995-12-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH1087278A (ja) | 自走クレーン | |
US5944138A (en) | Leveling system for aerial platforms | |
US7258242B2 (en) | Mobile crane boom having an autarchic hydraulic power unit mounted thereon | |
JPH047294A (ja) | 車両搭載用油圧クレーン | |
JP2000198671A (ja) | 輸送可能なクレ―ン | |
JP4467691B2 (ja) | 高所作業車 | |
JPS6220930B2 (ja) | ||
CN109052199B (zh) | 支腿组件和机械设备 | |
JP6911637B2 (ja) | 作業車両 | |
JP7401358B2 (ja) | ブーム起伏位置検出装置の取付構造 | |
JPS6363480B2 (ja) | ||
JP2944921B2 (ja) | 荷台架装型クレーン | |
JPH04246091A (ja) | クレーンのジブ張出し、格納装置 | |
KR102278789B1 (ko) | 회전식 천장 크레인 | |
JP2003192273A (ja) | トラック搭載型クレーン | |
JPS6032073Y2 (ja) | 車両形クレ−ン | |
JPH0344785Y2 (ja) | ||
JPS6032071Y2 (ja) | 車両形クレ−ン | |
JPH03256998A (ja) | ジブ付きクレーンにおけるジブ起仰制限装置 | |
JPS6228634Y2 (ja) | ||
JPS5980864A (ja) | デストリビユ−タ− | |
JP2002003172A (ja) | クローラクレーン | |
JPS63310499A (ja) | 作業台が旋回できる昇降装置 | |
KR101893398B1 (ko) | 유압호스를 이용한 크레인 | |
JP3529959B2 (ja) | 高所作業車 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081213 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091213 Year of fee payment: 14 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |