JPH0472670A - 絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ - Google Patents

絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ

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JPH0472670A
JPH0472670A JP27880690A JP27880690A JPH0472670A JP H0472670 A JPH0472670 A JP H0472670A JP 27880690 A JP27880690 A JP 27880690A JP 27880690 A JP27880690 A JP 27880690A JP H0472670 A JPH0472670 A JP H0472670A
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drain
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Noriyuki Iwamuro
憲幸 岩室
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ワイドベースバイポーラトランジスタのベー
ス電流をMOSFETによって供給する絶縁ゲート型バ
イポーラトランジスタに関する。
〔従来の技術〕
電力用スイッチング素子としてnチャネル型絶縁ゲート
型バイポーラトランジスタ(IGBT)が一般に使われ
始めている。これは、nチャネル縦型MO5FETのド
レイン電極側に 94層を付加したものと言うことがで
きる。しかしこの素子はオン電圧は小さくなるが、少数
キャリアである正孔がベース層に多数存在するため、タ
ーンオフ時間が長いという欠点がある。そこで、ドレイ
ン電極側全面にではなく、その−邪にのみp“層を形成
するドレインショート構造を用いることで、ターンオフ
時、少数キャリアである正孔をすばやく掃き出させ、タ
ーンオフ時間を短くするものが知られている。すなわち
、第2図に示すようにn−基板lの表面部に選択的にp
゛層2形成し、さらにこのp°層2の表面部に選択的に
n゛層3形成する。そして、 p゛層2うちのn−層1
とn−層3ではさまれた表面領域をチャネル領域として
この上にゲート絶縁膜4を介してゲート端子Gに接続さ
れるゲート電極5を形成する。さらに、p゛層2n゛層
3接触し、ソース端子Sに接続されるソース電極6を絶
縁膜7を介して形成する。
一方、n−基板1の裏面部の一部にp゛層8形成し、n
−基板1の裏面およびp゛層8表面に接触し、ドレイン
端子りに接続されるドレイン電極9を形成する。
この素子は、ソース電極6を接地し、ゲート電極5とド
レイン電極9に正の電圧を与えると、n−層1.  p
+層2. n+層3. ゲート電極5およびソース電極
6から構成させるMOSFETがオンし、前記チャネル
を介してn−層1に電子が流れ込む。この電子の注入に
よる電位降下により、p゛層8らn−層1に正孔の注入
がおこり、9層1では伝導度変調がおこることでこの領
域の抵抗が低くなる。
口発明が解決しようとする課題〕 上記した従来のドレインショート絶縁ゲート型バイポー
ラトランジスタでは、ターンオンの時に、伝導度変調が
おこる前に一時的に大きな電圧がソース・ドレイン間に
加わることがある。これは、ターンオン時の損失を増大
させることとなり好ましくない。
本発明の目的は、この問題を解決して、ターンオン時に
ソース・ドレイン間に一時的に大きな電圧が発生せず、
ターンオン損失の少ない絶縁ゲート型バイポーラトラン
ジスタを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本発明は、第一導電型の
第一領域と、その第一領域の一面側の表面部に選択的に
形成された第二導電型の第二領域と、その第二導電型の
表面部に選択的に形成された高不純物濃度で第一導電型
の第三領域と、第一領域の他面側の表面部に選択的に形
成された第二導電型の第四領域を有する半導体素体の第
二領域表面部の第一領域と第三領域にはさまれた部分を
チャネル領域として絶縁膜を介してゲート電極が形成さ
れ、第一領域表面および第三領域表面に共通にソース電
極が、第一領域表面および第四領域゛表面に共通にドレ
イン電極がそれぞれ接触する絶縁ゲート型バイポーラト
ランジスタにおいて、第四領域の第一領域ドレイン電極
接触面から遠い部分の深さが近い部分の深さより深くさ
れたものとする。
〔作用〕
ターンオン状態において、チャネルから供給されたキャ
リアは、第−領域中を、第二導電型の第四領域と第一導
電型の第一領域との間の接合に沿って流れることにより
電位降下が生じ、第四領域から第一領域へ少数キャリア
の注入が生じる。本発明により第、凹領域について第一
領域のドレイン電極接触面より遠い側の領域が深くなっ
ていることによって、従来のドレインショート絶縁ゲー
ト型バイポーラトランジスタに比べ、チャネルから供給
されたキャリアが接合に沿って流れる距へが長くなるた
め電位降下が大きくなり、少数キャリアの注入がいち早
く生じる。その結果、第一領域が伝導度変調を受けやす
くなり、ソース・ドレイン間に一時的に大きな電圧が加
わることなく、ターンオン時の損失が低減できる。
〔実施例〕
以下、第1図を引用して本発明の一実施例について説明
する。第1図に示したドレインンヨート絶縁ゲート型バ
イポーラトランジスタを第2図のものと比較すると、ド
レイン電極9に接触するp°層8の一部により深いp゛
層81が形成されている点が異なっている。このような
素子は、次の方法で製造される。
まず、 n−基板1にゲート酸化膜4を形成したのち、
ゲート電極5を形成し、同一マスクを用いて p゛層2
形成するためのイオン注入を行う。
そして、逆の側からp′+層8および81を形成するた
めのイオン注入を行う。p゛層8p゛層81およびp゛
層2同時に熱拡散した後、ゲート電極5をマスクとして
 n゛層3イオン注入法と熱拡散法により形成する。つ
づいてPSGからなる絶縁膜7を形成し、その後、絶縁
膜7の表面を覆い、絶縁膜7の開口部てp゛層2よびn
″N3に接触するソース電極6を形成する。最後に、反
対側の面にドレイン電極9を形成し、この素子は完成す
る。なお、図示しないがn−基板1の下面には、ドレイ
ン電極との接触をよくするため、イオン注入により極t
で浅いn+層を形成しておく。
第3図は、上記実施例により製造されたドレインショー
ト絶縁ゲート型バイポーラトランジスタおよび従来のド
レインンヨート絶縁ゲート型バイポーラトランジスタの
電圧(ドレイン・ソース間電圧)−電流(ドレイン電流
)特性をそれぞれ(a)および(b)に示す図である。
ここで測定に用いられた素子は、 p゛層81の有無の
みが異なっているだけで、その他の素子構造、不純物濃
度はすべて同じにしである。例えば、上記実施例により
製造されたドレインンヨート絶縁ゲート型バイポーラト
ランジスタは、n−基板1は比抵抗+00Ω・cm、厚
さ300μm、  p”層2はx、−5μm0表面不純
物濃度1.OXl017/cd、 p°層8はx、−2
μm1表面不純物濃度1. OX 10” / ctl
、そしてp゛層81はXj=6μm1表面不純物濃度6
. OxlQ” / ciである。
第3図(a)から明らかなように、本発明に基づいて製
造された素子はソース・ドレイン間に一時的に大きな電
圧を生じることなくな紗らかに電流が上昇してゆく。そ
れにくらべて従来型の素子では、13図(b)に示すよ
うにソース・ドレイン間に大きな電圧のとびが生じたの
ち、電流が上昇してゆくのがわかる。第4図は、上記2
種類の素子のターンオン時の損失の分布を示した図であ
る。これによると、本発明に基づく素子の損失は15μ
Jで、従来型の素子の約1/3に改善されていることが
わかる。
なお、以上の説明はn型とp型を入れ換えても成り立つ
のは明らかである。
〔発明の効果〕
本発明によれば、表面のMO3構造により高抵抗の第一
導電型の領域に注入されたキャリアが裏面側の深い第二
導電型の領域との間の接合に沿って流れ、次いて浅い第
二導電型の領域との間の接合に沿って流れて、ドレイン
電極に達することにより、流れる距離が長くなって電位
降下が大きくなり、裏面側の第二導電型の領域から第一
導電型の領域への少数キャリアの注入が促進されるた約
、ターンオン時の伝導度変調のおこる時期が早くなり、
電圧の上昇が避けられている。この結果、ターンオン時
の損失の小さいドレインンヨート絶縁ゲート型バイポー
ラトランジスタが得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の絶縁ゲート型バイポーラト
ランジスタの断面図、第2図は従来のゲートショート絶
縁ゲート型バイポーラトランジスタの断面図、第3図は
本発明の一実施例および従来型の絶縁ゲート型バイポー
ラトランジスタの電圧・電流特性をそれぞれ(a)、ら
)に示す線図、第4図は同じ(画素子のターンオン損失
の分布を示す線図である。 1n−基板、2. 8.81− p”層、3−n”層、
4 ゲート絶縁膜、5 ゲート電極、6 ソース電極、 ドレイン電極。 第2図 第1図 第3図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)第一導電型の第一領域と、その第一領域の一面側の
    表面部に選択的に形成された第二導電型の第二領域と、
    その第二導電型の表面部に選択的に形成された高不純物
    濃度で第一導電型の第三領域と、第一領域の他面側の表
    面部に選択的に形成された第二導電型の第四領域を有す
    る半導体素体の第二領域表面部の第一領域と第三領域に
    はさまれた部分をチャネル領域として絶縁膜を介してゲ
    ート電極が形成され、第一領域表面および第三領域表面
    に共通にソース電極が、第一領域表面および第四領域表
    面に共通にドレイン電極がそれぞれ接触するものにおい
    て、第一領域ドレイン電極接触面から遠い側の第四領域
    の部分の深さが近い側の前記領域の部分の深さより深く
    されたことを特徴とする絶縁ゲート型バイポーラトラン
    ジスタ。 2)第一導電型の第一領域と、その第一領域の一面側の
    表面部に選択的に形成された第二導電型の第二領域と、
    その第二導電型の表面部に選択的に形成された高不純物
    濃度で第一導電型の第三領域と、第一領域の他面側の表
    面部に選択的に形成された第二導電型の第四領域を有す
    る半導体素体の第二領域表面部の第一領域と第三領域に
    はさまれた部分をチャネル領域として絶縁膜を介してゲ
    ート電極が形成され、第一領域表面および第三領域表面
    に共通にソース電極が、第一領域表面および第四領域表
    面に共通にドレイン電極がそれぞれ接触するものにおい
    て、第一領域のドレインとの接触面に第一導電型の高不
    純物濃度の浅い層が形成されると共に、第一領域ドレイ
    ン電極接触面から遠い側の第四領域の部分の深さが近い
    側の前記領域の部分の深さより深くされたことを特徴と
    する絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ。 3)請求項2に記載のトランジスタにおいて、ドレイン
    電極に接触する第一導電型の高不純物濃度の層がイオン
    注入により形成されていることを特徴とする絶縁ゲート
    型バイポーラトランジスタ。
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