JPH0472647B2 - - Google Patents
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- JPH0472647B2 JPH0472647B2 JP60140413A JP14041385A JPH0472647B2 JP H0472647 B2 JPH0472647 B2 JP H0472647B2 JP 60140413 A JP60140413 A JP 60140413A JP 14041385 A JP14041385 A JP 14041385A JP H0472647 B2 JPH0472647 B2 JP H0472647B2
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- JP
- Japan
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- wire
- wire electrode
- electrode
- workpiece
- guide unit
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
- Guides For Winding Or Rewinding, Or Guides For Filamentary Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はワイヤカツト放電加工装置におけるワ
イヤ電極処理装置に関し、更に詳しくは、ワイヤ
カツト加工中に断線したワイヤ電極を処理する装
置に関する。
イヤ電極処理装置に関し、更に詳しくは、ワイヤ
カツト加工中に断線したワイヤ電極を処理する装
置に関する。
一般に、ワイヤカツト放電加工装置はワイヤ電
極を通すための上ガイド及び下ガイドを備えてお
り、ワークは両ガイド間にセツトされる。上ガイ
ドの上方からワイヤ送出装置によつて下方に送り
出されるワイヤ電極は上ガイド内及び下ガイド内
を通り、下ガイドの下方に設けられたワイヤ回収
装置に保持されている。ワイヤカツト加工位置を
ワークに対して別の離れた場所に変更する場合、
ワイヤ電極を積極的に切断し、新たな加工位置で
ワイヤ電極を自動的に結線する必要がある。それ
故、上ガイドのワイヤ出口側にはワイヤ切断装置
が設けられている。ワイヤ切断装置によつてワイ
ヤ電極を切断した後、ワイヤ回収装置側のワイヤ
電極はワイヤ回収装置によつて排除される。ま
た、ワイヤ送出装置側のワイヤ電極の先端部分は
比較的真直ぐ延びているので、ワークの加工開始
穴ないし溝を経て下ガイドの穴内に容易に導くこ
とができる。したがつて、ワイヤ電極の自動結線
作業を支障なく行なうことができる。
極を通すための上ガイド及び下ガイドを備えてお
り、ワークは両ガイド間にセツトされる。上ガイ
ドの上方からワイヤ送出装置によつて下方に送り
出されるワイヤ電極は上ガイド内及び下ガイド内
を通り、下ガイドの下方に設けられたワイヤ回収
装置に保持されている。ワイヤカツト加工位置を
ワークに対して別の離れた場所に変更する場合、
ワイヤ電極を積極的に切断し、新たな加工位置で
ワイヤ電極を自動的に結線する必要がある。それ
故、上ガイドのワイヤ出口側にはワイヤ切断装置
が設けられている。ワイヤ切断装置によつてワイ
ヤ電極を切断した後、ワイヤ回収装置側のワイヤ
電極はワイヤ回収装置によつて排除される。ま
た、ワイヤ送出装置側のワイヤ電極の先端部分は
比較的真直ぐ延びているので、ワークの加工開始
穴ないし溝を経て下ガイドの穴内に容易に導くこ
とができる。したがつて、ワイヤ電極の自動結線
作業を支障なく行なうことができる。
ワイヤカツト加工中にワイヤ電極とワークとの
間の異常放電や接触による短絡等が生じた場合に
は上ガイドと下ガイドとの間でワイヤ電極が断線
することがある。このような断線が起こつた場合
にもワイヤ電極の自動結線を行なう必要がある。
この場合、断線したワイヤ回収装置側のワイヤ電
極は支障なく排除することができるが、ワイヤ電
極の断線部分にはしばしば熱影響等によつて反り
等の変形が生じるため、断線したワイヤ送出装置
側のワイヤ電極をそのままワークの穴ないし溝及
び下ガイドの穴に通ことは困難である。また、単
に断線したワイヤ送出装置側のワイヤ電極を上ワ
ガイドの出口側でワイヤ切断装置により切断した
場合には、ワイヤ送出装置側のワイヤ電極から切
り離された断線ワイヤ電極がワーク上に落ちるた
め、その後のワイヤカツト加工に障害を来たす虞
れがある。断線したワイヤ送出装置側のワイヤ電
極を切断する場合にワークを移動させることもで
きるが、この場合、断線により中断したワイヤカ
ツト加工位置にワークを自動的に正確に戻すこと
が困難となり、複雑な制御が必要となる。このよ
うな複雑な制御を回避する手段として、例えば、
特開昭56−821134号公報に開示されるように、ワ
イヤカツト放電加工部に近接したワイヤ切断位置
とそこから離れた原位置との間を往復移動するカ
ツタ手段と当て板及び押え板から成る不用ワイヤ
電極の挟持手段とを有したワイヤ切断装置を設
け、切断した不用ワイヤ電極を原位置へ搬送して
挟持を解放し、回収部へその不用ワイヤ電極を棄
てるようにしたものが有る。然しながら、この場
合には、不用ワイヤ電極を挟持手段で挟持し、原
位置まで構成する過程が必要であるため、その過
程で挟持手段の作動ミス等により被加工ワーク上
面に不用ワイヤ電極を落下させる下具合を確実に
回避するための制御の信頼性の点でなお、十分で
ないという問題がある。
間の異常放電や接触による短絡等が生じた場合に
は上ガイドと下ガイドとの間でワイヤ電極が断線
することがある。このような断線が起こつた場合
にもワイヤ電極の自動結線を行なう必要がある。
この場合、断線したワイヤ回収装置側のワイヤ電
極は支障なく排除することができるが、ワイヤ電
極の断線部分にはしばしば熱影響等によつて反り
等の変形が生じるため、断線したワイヤ送出装置
側のワイヤ電極をそのままワークの穴ないし溝及
び下ガイドの穴に通ことは困難である。また、単
に断線したワイヤ送出装置側のワイヤ電極を上ワ
ガイドの出口側でワイヤ切断装置により切断した
場合には、ワイヤ送出装置側のワイヤ電極から切
り離された断線ワイヤ電極がワーク上に落ちるた
め、その後のワイヤカツト加工に障害を来たす虞
れがある。断線したワイヤ送出装置側のワイヤ電
極を切断する場合にワークを移動させることもで
きるが、この場合、断線により中断したワイヤカ
ツト加工位置にワークを自動的に正確に戻すこと
が困難となり、複雑な制御が必要となる。このよ
うな複雑な制御を回避する手段として、例えば、
特開昭56−821134号公報に開示されるように、ワ
イヤカツト放電加工部に近接したワイヤ切断位置
とそこから離れた原位置との間を往復移動するカ
ツタ手段と当て板及び押え板から成る不用ワイヤ
電極の挟持手段とを有したワイヤ切断装置を設
け、切断した不用ワイヤ電極を原位置へ搬送して
挟持を解放し、回収部へその不用ワイヤ電極を棄
てるようにしたものが有る。然しながら、この場
合には、不用ワイヤ電極を挟持手段で挟持し、原
位置まで構成する過程が必要であるため、その過
程で挟持手段の作動ミス等により被加工ワーク上
面に不用ワイヤ電極を落下させる下具合を確実に
回避するための制御の信頼性の点でなお、十分で
ないという問題がある。
依つて、本発明の目的は、このような問題を解
消すべく、断線で不用となつたワイヤ電極を電極
屑として、その地点から直ちにワーク領域外へ、
放出、排除し得るようにしたワイヤカツト放電加
工装置のワイヤ電極処理装置を提供することにあ
る。
消すべく、断線で不用となつたワイヤ電極を電極
屑として、その地点から直ちにワーク領域外へ、
放出、排除し得るようにしたワイヤカツト放電加
工装置のワイヤ電極処理装置を提供することにあ
る。
本発明によれば、ワイヤ送出装置から送給さ
れ、上ガイドと下ガイドとの間を走行、案内され
るワイヤ電極により該上下ガイド間のワイヤカツ
ト放電加工部に配設されたワークにワイヤカツト
放電加工をおこない、且つ該下ガイドを通過後の
ワイヤ電極をワイヤ回収装置で回収すると共に放
電加工時に断線したワイヤ電極の断線端を切除し
て新鮮なワイヤ電極線端を前記ワイヤ送出装置か
らワイヤカツト放電加工部へ供給可能にするワイ
ヤカツト放電加工装置におけるワイヤ電極処理装
置において、 前記上ガイドを保持した装置機体に取着されて
前記上下ガイド間におけるワーク上方の所定の切
断処理位置および自動結線位置の両位置と該両位
置から遠去つた退避位置とへ移動可能に設けられ
ると共にワイヤ電極の上下走行方向を横切る方向
にスリツト状に刻設され、かつ、拡開した入口開
口を有し、ワイヤ電極を上ガイド側からワーク及
び下ガイド側へ挿通可能に形成されたワイヤ通路
を備えた可動ガイドユニツトと、 前記可動ガイドユニツトに保持され、前記ワイ
ヤ送出装置側から送給されるワイヤ電極を前記上
ガイドのワイヤ出口側で該可動ガイドユニツトの
ワイヤ通路内において捕捉して切断するワイヤ切
断装置と、 前記可動ガイドユニツトに設けられ、前記上ガ
イドと前記下ガイドとの間で断線したワイヤ送出
装置側の不用ワイヤ電極部分の端部を前記ワイヤ
通路の内部で挟持するスリツトを先端に有すると
共に該スリツトで端部を挟持した前記不用ワイヤ
電極を回転により多重巻きに巻き取るワイヤ巻取
り軸と、該巻取り軸を抜取り位置へ摺動後退させ
て前記ワイヤ通路内に多重巻回状態に巻回したワ
イヤ電極屑部分を残存させる巻取り軸用の回転及
び摺動駆動手段とを備えたワイヤ巻取り装置と、 前記可動ガイドユニツトに設けられ、前記多重
巻回状態のワイヤ電極屑部分を前記ワイヤ切断装
置により切断して前記ワイヤ送出装置側から送給
された新鮮なワイヤ電極と切り離したとき、該ワ
イヤ通路内に残存した該ワイヤ電極屑部分を前記
ワイヤ通路内へ連通したエア噴出孔からのエア噴
流により該ワイヤ通路から前記ワークの側方へ放
出せしめて排除するワイヤ排出装置と、 前記ワイヤ切断装置、前記ワイヤ供給装置、前
記ワイヤ巻取り装置及び前記ワイヤ排出装置を所
定の順に作動させる制御装置とを具備して構成さ
れたワイヤカツト放電加工装置におけるワイヤ処
理装置が提供される。
れ、上ガイドと下ガイドとの間を走行、案内され
るワイヤ電極により該上下ガイド間のワイヤカツ
ト放電加工部に配設されたワークにワイヤカツト
放電加工をおこない、且つ該下ガイドを通過後の
ワイヤ電極をワイヤ回収装置で回収すると共に放
電加工時に断線したワイヤ電極の断線端を切除し
て新鮮なワイヤ電極線端を前記ワイヤ送出装置か
らワイヤカツト放電加工部へ供給可能にするワイ
ヤカツト放電加工装置におけるワイヤ電極処理装
置において、 前記上ガイドを保持した装置機体に取着されて
前記上下ガイド間におけるワーク上方の所定の切
断処理位置および自動結線位置の両位置と該両位
置から遠去つた退避位置とへ移動可能に設けられ
ると共にワイヤ電極の上下走行方向を横切る方向
にスリツト状に刻設され、かつ、拡開した入口開
口を有し、ワイヤ電極を上ガイド側からワーク及
び下ガイド側へ挿通可能に形成されたワイヤ通路
を備えた可動ガイドユニツトと、 前記可動ガイドユニツトに保持され、前記ワイ
ヤ送出装置側から送給されるワイヤ電極を前記上
ガイドのワイヤ出口側で該可動ガイドユニツトの
ワイヤ通路内において捕捉して切断するワイヤ切
断装置と、 前記可動ガイドユニツトに設けられ、前記上ガ
イドと前記下ガイドとの間で断線したワイヤ送出
装置側の不用ワイヤ電極部分の端部を前記ワイヤ
通路の内部で挟持するスリツトを先端に有すると
共に該スリツトで端部を挟持した前記不用ワイヤ
電極を回転により多重巻きに巻き取るワイヤ巻取
り軸と、該巻取り軸を抜取り位置へ摺動後退させ
て前記ワイヤ通路内に多重巻回状態に巻回したワ
イヤ電極屑部分を残存させる巻取り軸用の回転及
び摺動駆動手段とを備えたワイヤ巻取り装置と、 前記可動ガイドユニツトに設けられ、前記多重
巻回状態のワイヤ電極屑部分を前記ワイヤ切断装
置により切断して前記ワイヤ送出装置側から送給
された新鮮なワイヤ電極と切り離したとき、該ワ
イヤ通路内に残存した該ワイヤ電極屑部分を前記
ワイヤ通路内へ連通したエア噴出孔からのエア噴
流により該ワイヤ通路から前記ワークの側方へ放
出せしめて排除するワイヤ排出装置と、 前記ワイヤ切断装置、前記ワイヤ供給装置、前
記ワイヤ巻取り装置及び前記ワイヤ排出装置を所
定の順に作動させる制御装置とを具備して構成さ
れたワイヤカツト放電加工装置におけるワイヤ処
理装置が提供される。
本発明による上記手段によれば、上ガイドと下
ガイドとの間でワイヤ電極がワークとの接触によ
る短絡或いは異常放電により断線した場合、断線
したワイヤ送出装置側のワイヤ電極がワイヤ巻取
装置によつてガイドユニツトのワイヤ通路内で多
重巻回状態に巻き取られ、次いで、ワイヤ巻取装
置と上ガイドとの間でワイヤ電極がワイヤ切断装
置によつて切断され、ワイヤ送出装置側のワイヤ
電極から切り離された多重巻回状態のワイヤ電極
屑部分がワイヤ排出装置によつてガイドユニツト
のワイヤ通路内からワークの側方に排出される。
すなわち、ワイヤ切断装置によつて切り離された
ワイヤ電極屑部分がワーク上に落下することはな
くなるので、自動結線後のワイヤカツト加工を支
障なく行なうことができるようになる。しかも、
ワイヤ電極が断線した後、自動結線が完了するま
での間、上ガイドとワークとの相対位置を変更す
る必要がないので、断線による中断後のワイヤカ
ツト加工を容易に高い精度で再開することができ
ることとなる。
ガイドとの間でワイヤ電極がワークとの接触によ
る短絡或いは異常放電により断線した場合、断線
したワイヤ送出装置側のワイヤ電極がワイヤ巻取
装置によつてガイドユニツトのワイヤ通路内で多
重巻回状態に巻き取られ、次いで、ワイヤ巻取装
置と上ガイドとの間でワイヤ電極がワイヤ切断装
置によつて切断され、ワイヤ送出装置側のワイヤ
電極から切り離された多重巻回状態のワイヤ電極
屑部分がワイヤ排出装置によつてガイドユニツト
のワイヤ通路内からワークの側方に排出される。
すなわち、ワイヤ切断装置によつて切り離された
ワイヤ電極屑部分がワーク上に落下することはな
くなるので、自動結線後のワイヤカツト加工を支
障なく行なうことができるようになる。しかも、
ワイヤ電極が断線した後、自動結線が完了するま
での間、上ガイドとワークとの相対位置を変更す
る必要がないので、断線による中断後のワイヤカ
ツト加工を容易に高い精度で再開することができ
ることとなる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
る。
第1図ないし第11図は本発明の一実施例を示
すものである。はじめに第2図を参照してワイヤ
カツト放電加工装置の基本構造を説明する。ワイ
ヤカツト放電加工装置はワイヤ送出装置10を備
えている。ワイヤ送出装置10はワイヤ電極11
を巻回したリール12を備えている。リール12
はモータ13によりワイヤ送出し方向に回転駆動
される。リール12から送り出されたワイヤ電極
11はモータ14によつて回転駆動される一対の
ワイヤ送出ローラ15に挟持され、ワイヤ送出ロ
ーラ15から下方に送り出される。
すものである。はじめに第2図を参照してワイヤ
カツト放電加工装置の基本構造を説明する。ワイ
ヤカツト放電加工装置はワイヤ送出装置10を備
えている。ワイヤ送出装置10はワイヤ電極11
を巻回したリール12を備えている。リール12
はモータ13によりワイヤ送出し方向に回転駆動
される。リール12から送り出されたワイヤ電極
11はモータ14によつて回転駆動される一対の
ワイヤ送出ローラ15に挟持され、ワイヤ送出ロ
ーラ15から下方に送り出される。
ワイヤ送出ローラ15から送り出されたワイヤ
電極11は上ガイド16のガイド穴17を通つて
その下方の下ガイド18のガイド穴19内に導か
れている。下ガイド18の穴19を通過したワイ
ヤ電極11はその下方のワイヤ回収装置20内に
導かれている。
電極11は上ガイド16のガイド穴17を通つて
その下方の下ガイド18のガイド穴19内に導か
れている。下ガイド18の穴19を通過したワイ
ヤ電極11はその下方のワイヤ回収装置20内に
導かれている。
上ガイド16と下ガイド18との間にはワーク
21をセツトするためのスペースが確保されてい
る。ワーク21はワイヤ電極11とワーク21と
の間で起こる安定した放電により加工される。ワ
イヤカツト加工中に上ガイド16を水平に移動さ
せるとワーク21のテーパ加工等が可能となる。
ワイヤカツト加工中は上ガイド16内及び下ガイ
ド18内からワーク21に向けて冷却液が噴射さ
れる。
21をセツトするためのスペースが確保されてい
る。ワーク21はワイヤ電極11とワーク21と
の間で起こる安定した放電により加工される。ワ
イヤカツト加工中に上ガイド16を水平に移動さ
せるとワーク21のテーパ加工等が可能となる。
ワイヤカツト加工中は上ガイド16内及び下ガイ
ド18内からワーク21に向けて冷却液が噴射さ
れる。
第1図及び第3図を参照すると、上ガイド16
を保持するヘツド22には可動ガイドユニツト2
3が設けられている。ガイドユニツト23はヘツ
ド22に対し上ガイド16の中心軸線と平行な軸
線の周りに水平に回動可能に設けられている。ヘ
ツド22に取り付けられたモータ24の出力軸2
5はギア26,27を介してガイドユニツト23
に伝達される。ヘツド22にはガイドユニツト2
3を上ガイド16に対し所定の位置で固定するた
めシリンダ装置28が設けられている。シリンダ
装置28の可動ロツド29はばね30のばね力に
より上方、即ちガイドユニツト23をヘツド22
に対し固定する方向に付勢されている。ガイドユ
ニツト23に設けられたエア室31に圧縮エアが
供給されるとそのエア圧により可動ロツド29は
ばね30に抗して下方に付勢され、これにより、
ガイドユニツト23が回動可能となる。ガイドユ
ニツト23はその回動方向における停止位置を検
出するためのスイツチ32が設けられている。
を保持するヘツド22には可動ガイドユニツト2
3が設けられている。ガイドユニツト23はヘツ
ド22に対し上ガイド16の中心軸線と平行な軸
線の周りに水平に回動可能に設けられている。ヘ
ツド22に取り付けられたモータ24の出力軸2
5はギア26,27を介してガイドユニツト23
に伝達される。ヘツド22にはガイドユニツト2
3を上ガイド16に対し所定の位置で固定するた
めシリンダ装置28が設けられている。シリンダ
装置28の可動ロツド29はばね30のばね力に
より上方、即ちガイドユニツト23をヘツド22
に対し固定する方向に付勢されている。ガイドユ
ニツト23に設けられたエア室31に圧縮エアが
供給されるとそのエア圧により可動ロツド29は
ばね30に抗して下方に付勢され、これにより、
ガイドユニツト23が回動可能となる。ガイドユ
ニツト23はその回動方向における停止位置を検
出するためのスイツチ32が設けられている。
ガイドユニツト23は上ガイド16とワーク2
1との間でワイヤ電極11を通すためのワイヤ通
路としてのスリツト33を備えている。スリツト
33は上下方向に開口するとともにガイドユニツ
ト23の側方に開口している。ガイドユニツト2
3の側方のスリツト33の開口部はテーパ状に拡
がつている。
1との間でワイヤ電極11を通すためのワイヤ通
路としてのスリツト33を備えている。スリツト
33は上下方向に開口するとともにガイドユニツ
ト23の側方に開口している。ガイドユニツト2
3の側方のスリツト33の開口部はテーパ状に拡
がつている。
ワイヤカツト加工時にはガイドユニツト23は
上ガイド16の直下から側方に退避した位置にあ
る。したがつて、ワイヤカツト加工時にはワイヤ
電極11はガイドユニツト23のスリツト33の
外にある。一方、ワイヤ電極11の断線時にはガ
イドユニツト23がモータ24により駆動されて
上ガイド16の直下位置まで移動する。これによ
り、断線したワイヤ送出装置10側のワイヤ電極
11がスリツト33の側方開口部からスリツト3
3内に取入れられる。
上ガイド16の直下から側方に退避した位置にあ
る。したがつて、ワイヤカツト加工時にはワイヤ
電極11はガイドユニツト23のスリツト33の
外にある。一方、ワイヤ電極11の断線時にはガ
イドユニツト23がモータ24により駆動されて
上ガイド16の直下位置まで移動する。これによ
り、断線したワイヤ送出装置10側のワイヤ電極
11がスリツト33の側方開口部からスリツト3
3内に取入れられる。
ガイドユニツト23の上部には上ガイド16の
出口側でワイヤ電極11を切断するためのワイヤ
切断装置34が設けられている。ワイヤ切断装置
34はスリツト33の一側に設けられたカツタレ
シーバ35とスリツト33の他側に設けられたカ
ツタブレード36とを備えている。カツタブレー
ド36はガイドユニツト23に設けられたエアシ
リンダ37とばね38とによりカツタレシーバ3
5に対し進退駆動される。ワイヤ電極11の断線
時には断線したワイヤ送出装置10側のワイヤ電
極11がカツタレシーバ35とカツタブレード3
6との間に位置するようにガイドユニツト23が
位置決めされる。
出口側でワイヤ電極11を切断するためのワイヤ
切断装置34が設けられている。ワイヤ切断装置
34はスリツト33の一側に設けられたカツタレ
シーバ35とスリツト33の他側に設けられたカ
ツタブレード36とを備えている。カツタブレー
ド36はガイドユニツト23に設けられたエアシ
リンダ37とばね38とによりカツタレシーバ3
5に対し進退駆動される。ワイヤ電極11の断線
時には断線したワイヤ送出装置10側のワイヤ電
極11がカツタレシーバ35とカツタブレード3
6との間に位置するようにガイドユニツト23が
位置決めされる。
ワイヤ切断装置34の下方において、ガイドユ
ニツト23には上ガイド16と下ガイド18との
間で断線したワイヤ送出装置側のワイヤ電極11
をスリツト33内で多重巻回状態に巻き取るため
のワイヤ巻取装置39が設けられている。
ニツト23には上ガイド16と下ガイド18との
間で断線したワイヤ送出装置側のワイヤ電極11
をスリツト33内で多重巻回状態に巻き取るため
のワイヤ巻取装置39が設けられている。
ワイヤ巻取装置39はガイドユニツト23のス
リツト33を横切る方向に進退移動可能に且つ回
転可能に設けられたワイヤ巻取軸40を備えてい
る。ワイヤ巻取軸40は先端にスリツト41を有
している。ガイドユニツト23にはスリツト33
を挟んで互いに対向する一対の同軸のシリンダ穴
42,43が設けられており、ワイヤ巻取軸40
は常時一方のシリンダ穴42内に回転可能且つ摺
動可能に嵌合している。第7図にも示すように、
他方のシリンダ穴43内には栓44が摺動可能に
設けられており、栓44はシリンダ穴43のスリ
ツト33側開口部を塞ぐ方向にばね45で付勢さ
れている。ワイヤ巻取軸40はばね46とエアシ
リンダ装置47とによりスリツト33を横切る方
向に進退駆動される。第8図に示すように、エア
シリンダ装置47の作動によりワイヤ巻取軸40
の先端はスリツト33を横切つてシリンダ穴43
内に嵌合する。ワイヤ巻取装置40がスリツト3
3を横切るときにワイヤ巻取軸40のスリツト4
1にワイヤ電極11が受容される。
リツト33を横切る方向に進退移動可能に且つ回
転可能に設けられたワイヤ巻取軸40を備えてい
る。ワイヤ巻取軸40は先端にスリツト41を有
している。ガイドユニツト23にはスリツト33
を挟んで互いに対向する一対の同軸のシリンダ穴
42,43が設けられており、ワイヤ巻取軸40
は常時一方のシリンダ穴42内に回転可能且つ摺
動可能に嵌合している。第7図にも示すように、
他方のシリンダ穴43内には栓44が摺動可能に
設けられており、栓44はシリンダ穴43のスリ
ツト33側開口部を塞ぐ方向にばね45で付勢さ
れている。ワイヤ巻取軸40はばね46とエアシ
リンダ装置47とによりスリツト33を横切る方
向に進退駆動される。第8図に示すように、エア
シリンダ装置47の作動によりワイヤ巻取軸40
の先端はスリツト33を横切つてシリンダ穴43
内に嵌合する。ワイヤ巻取装置40がスリツト3
3を横切るときにワイヤ巻取軸40のスリツト4
1にワイヤ電極11が受容される。
ガイドユニツト23にはワイヤ巻取軸40を回
転駆動するためのモータ48が設けられており、
モータ48の出力軸はギア49,50を介してワ
イヤ巻取軸40に連結されている。ワイヤ巻取軸
40の先端がスリツト33を横切つてシリンダ穴
43に嵌合しているときにワイヤ巻取軸40はモ
ータ48の作動によつてワイヤ巻取軸40の長手
方向軸線周りに回される。これにより、第9図に
示すように、ワイヤ電極11がスリツト33内で
ワイヤ巻取軸40の周りに多重に巻回される。
転駆動するためのモータ48が設けられており、
モータ48の出力軸はギア49,50を介してワ
イヤ巻取軸40に連結されている。ワイヤ巻取軸
40の先端がスリツト33を横切つてシリンダ穴
43に嵌合しているときにワイヤ巻取軸40はモ
ータ48の作動によつてワイヤ巻取軸40の長手
方向軸線周りに回される。これにより、第9図に
示すように、ワイヤ電極11がスリツト33内で
ワイヤ巻取軸40の周りに多重に巻回される。
この実施例においては、ワイヤ巻取軸40が断
線したワイヤ電極11をスリツト33内で巻き取
る場合、破断されたワイヤ電極11の下端が自由
状態であると、ワイヤ電極11の自由端側の巻取
りが不完全となる場合がある。そこで、ガイドユ
ニツト23には、断線したワイヤ送出装置側のワ
イヤ電極11をワイヤ巻取軸40の巻取り動作中
にスリツト33の下方、すなわちワイヤ巻取軸4
0とワーク21との間で挟持するためのワイヤ挟
持装置51が設けられている。
線したワイヤ電極11をスリツト33内で巻き取
る場合、破断されたワイヤ電極11の下端が自由
状態であると、ワイヤ電極11の自由端側の巻取
りが不完全となる場合がある。そこで、ガイドユ
ニツト23には、断線したワイヤ送出装置側のワ
イヤ電極11をワイヤ巻取軸40の巻取り動作中
にスリツト33の下方、すなわちワイヤ巻取軸4
0とワーク21との間で挟持するためのワイヤ挟
持装置51が設けられている。
第1図、第4図及び第5図に示すように、ワイ
ヤ挟持装置51はガイドユニツト23の下部に設
けられた一対のクランプレバー52,53を備え
ている。クランプレバー52,53はワイヤ巻取
軸40と一緒に進退移動するクランプ作動装置5
4とばね55とによつて開閉駆動される。すなわ
ち、第8図に示すように、クランプレバー52,
53はワイヤ巻取軸40の先端がスリツト33を
横切つてシリンダ穴43に嵌合するときに、ワイ
ヤ巻取軸40の前進動作に伴つてワイヤ電極11
を適度の力で挟持する。ワイヤ巻取軸40が巻取
り動作を開始すると、断線したワイヤ電極11の
自由端側はクランプレバー52,53間でスリツ
プしつつ徐々にワイヤ巻取軸40に巻き取られ
る。
ヤ挟持装置51はガイドユニツト23の下部に設
けられた一対のクランプレバー52,53を備え
ている。クランプレバー52,53はワイヤ巻取
軸40と一緒に進退移動するクランプ作動装置5
4とばね55とによつて開閉駆動される。すなわ
ち、第8図に示すように、クランプレバー52,
53はワイヤ巻取軸40の先端がスリツト33を
横切つてシリンダ穴43に嵌合するときに、ワイ
ヤ巻取軸40の前進動作に伴つてワイヤ電極11
を適度の力で挟持する。ワイヤ巻取軸40が巻取
り動作を開始すると、断線したワイヤ電極11の
自由端側はクランプレバー52,53間でスリツ
プしつつ徐々にワイヤ巻取軸40に巻き取られ
る。
断線したワイヤ電極11の自由端側がほぼ完全
にワイヤ巻取軸40に巻き取られた後、ワイヤ巻
取軸40の回転は止まり、次いで、第10図に示
すように、ワイヤ切断装置34が作動して多重巻
回状態のワイヤ電極11がワイヤ送出装置10側
のワイヤ電極11から切り離される。その後、第
11図に示すように、ワイヤ巻取軸40はシリン
ダ穴42内に後退せしめられ、多重巻回状態のワ
イヤ電極11がワイヤ巻取軸40から抜けてスリ
ツト33内にワイヤ電極屑部分として残る。な
お、説明を容易にするために、第7図ないし第1
1図においてはクランプレバー52,53の開閉
方向が実際の方向と90゜異なる方向に表されてい
る。
にワイヤ巻取軸40に巻き取られた後、ワイヤ巻
取軸40の回転は止まり、次いで、第10図に示
すように、ワイヤ切断装置34が作動して多重巻
回状態のワイヤ電極11がワイヤ送出装置10側
のワイヤ電極11から切り離される。その後、第
11図に示すように、ワイヤ巻取軸40はシリン
ダ穴42内に後退せしめられ、多重巻回状態のワ
イヤ電極11がワイヤ巻取軸40から抜けてスリ
ツト33内にワイヤ電極屑部分として残る。な
お、説明を容易にするために、第7図ないし第1
1図においてはクランプレバー52,53の開閉
方向が実際の方向と90゜異なる方向に表されてい
る。
ガイドユニツト23にはこの多重巻回状態のワ
イヤ電極屑部分をスリツト33内からワークの側
方に排出するためのワイヤ排出装置56を備えて
いる。ここでは、ワイヤ排出装置56はスリツト
33内に残つている多重巻回状態のワイヤ電極屑
部分にエアを吹きつけて同多重巻回状態のワイヤ
電極屑部分をスリツト33内からワーク21の側
方に吹き飛ばすためのエア噴出孔57を備えてい
る。ワイヤ排出装置56によりり、多重巻回状態
のワイヤ電極屑部分がワーク21上に落下するこ
とが防止されるので、その後のワイヤカツト加工
に支障を来たすことはなくなる。
イヤ電極屑部分をスリツト33内からワークの側
方に排出するためのワイヤ排出装置56を備えて
いる。ここでは、ワイヤ排出装置56はスリツト
33内に残つている多重巻回状態のワイヤ電極屑
部分にエアを吹きつけて同多重巻回状態のワイヤ
電極屑部分をスリツト33内からワーク21の側
方に吹き飛ばすためのエア噴出孔57を備えてい
る。ワイヤ排出装置56によりり、多重巻回状態
のワイヤ電極屑部分がワーク21上に落下するこ
とが防止されるので、その後のワイヤカツト加工
に支障を来たすことはなくなる。
ワイヤ切断装置34によつて切断されたワイヤ
送出装置10側のワイヤ電極11は自動結線され
る。第3図及び第6図に示すように、ガイドユニ
ツト23にはスリツト33を挟んでガイドユニツ
ト23の内壁と対向する可動ブロツク58を備え
ている。可動ブロツク58はシリンダ装置59に
よつて進退駆動される。ガイドユニツト23と可
動ブロツク58とにより上ガイド16嵌合可能な
ジエツトノズル60が形成されている。
送出装置10側のワイヤ電極11は自動結線され
る。第3図及び第6図に示すように、ガイドユニ
ツト23にはスリツト33を挟んでガイドユニツ
ト23の内壁と対向する可動ブロツク58を備え
ている。可動ブロツク58はシリンダ装置59に
よつて進退駆動される。ガイドユニツト23と可
動ブロツク58とにより上ガイド16嵌合可能な
ジエツトノズル60が形成されている。
ワイヤ排出装置56により多重巻回状態のワイ
ヤ電極11が除去された後、ワイヤ送出装置10
側のワイヤ電極11がノズル60の中心に位置す
るようにガイドユニツト23が移動せしめられ
る。その後、可動ブロツク58が前進してガイド
ユニツト23の内壁に当接し、ノズル60の中心
穴をスリツト33から遮断する。その後、上ガイ
ド16の下端部がノズル60の上端に嵌合してワ
イヤ電極11の自動結線が行われる。
ヤ電極11が除去された後、ワイヤ送出装置10
側のワイヤ電極11がノズル60の中心に位置す
るようにガイドユニツト23が移動せしめられ
る。その後、可動ブロツク58が前進してガイド
ユニツト23の内壁に当接し、ノズル60の中心
穴をスリツト33から遮断する。その後、上ガイ
ド16の下端部がノズル60の上端に嵌合してワ
イヤ電極11の自動結線が行われる。
ワイヤ電極11の断線時からワイヤ電極11の
自動結線が完了するまでの間、上ガイド16とワ
ーク21との相対位置を変更する必要がないの
で、断線による中断後のワイヤカツト加工を容易
に高い精度で再開することができる。
自動結線が完了するまでの間、上ガイド16とワ
ーク21との相対位置を変更する必要がないの
で、断線による中断後のワイヤカツト加工を容易
に高い精度で再開することができる。
以上一実施例につき説明したが、本発明は上記
実施例の態様のみに限定されるものではなく、特
許請求の範囲に記載した発明の範囲内においてそ
の構成要素に種々の変更を加えることができる。
実施例の態様のみに限定されるものではなく、特
許請求の範囲に記載した発明の範囲内においてそ
の構成要素に種々の変更を加えることができる。
以上の説明から明らかなように、本発明によれ
ば、ワイヤ切断装置によつて切り離されたワイヤ
電極屑が、切離し位置からワーク領域外へ直ち
に、エア圧力で吹き飛ばされて排除されるから、
ワイヤ電極屑部分は下方のワーク上に落下するこ
とはなくなるので、自動結線後のワイヤカツト加
工を支障なく行なうことができるようになる。し
かも、ワイヤ電極が断線した後、自動結線が完了
するまでの間、上ガイドとワークとの相対位置を
変更する必要がないので、断線による中断後のワ
イヤカツト加工を容易に高い精度で再開すること
ができるワイヤカツト放電加工装置におけるワイ
ヤ処理装置を提供できることとなる。
ば、ワイヤ切断装置によつて切り離されたワイヤ
電極屑が、切離し位置からワーク領域外へ直ち
に、エア圧力で吹き飛ばされて排除されるから、
ワイヤ電極屑部分は下方のワーク上に落下するこ
とはなくなるので、自動結線後のワイヤカツト加
工を支障なく行なうことができるようになる。し
かも、ワイヤ電極が断線した後、自動結線が完了
するまでの間、上ガイドとワークとの相対位置を
変更する必要がないので、断線による中断後のワ
イヤカツト加工を容易に高い精度で再開すること
ができるワイヤカツト放電加工装置におけるワイ
ヤ処理装置を提供できることとなる。
第1図は本発明の一実施例を示すワイヤカツト
放電加工装置におけるワイヤ処理装置の縦断面
図、第2図は第1図に示すワイヤカツト放電加工
装置の基本構成を概略的に示す図、第3図は第1
図に示すワイヤ処理装置の部分断面要部平面図、
第4図は第1図に示すワイヤ挟持装置の要部底面
図、第5図は第1図に示すワイヤ挟持装置の正面
図、第6図は第3図中−線に沿つた断面図、
第7図ないし第11図はそれぞれ第1図に示すワ
イヤ処理装置のワイヤ電極処理過程を示す要部断
面図である。 10…ワイヤ送出装置、11…ワイヤ電極、1
6…上ガイド、18…下ガイド、20…ワイヤ回
収装置、21…ワーク、23…ガイドユニツト、
33…スリツト(ワイヤ通路)、34…ワイヤ切
断装置、39…ワイヤ巻取装置、40…ワイヤ巻
取軸、51…ワイヤ挟持装置、56…ワイヤ排出
装置、57…エア噴出孔。
放電加工装置におけるワイヤ処理装置の縦断面
図、第2図は第1図に示すワイヤカツト放電加工
装置の基本構成を概略的に示す図、第3図は第1
図に示すワイヤ処理装置の部分断面要部平面図、
第4図は第1図に示すワイヤ挟持装置の要部底面
図、第5図は第1図に示すワイヤ挟持装置の正面
図、第6図は第3図中−線に沿つた断面図、
第7図ないし第11図はそれぞれ第1図に示すワ
イヤ処理装置のワイヤ電極処理過程を示す要部断
面図である。 10…ワイヤ送出装置、11…ワイヤ電極、1
6…上ガイド、18…下ガイド、20…ワイヤ回
収装置、21…ワーク、23…ガイドユニツト、
33…スリツト(ワイヤ通路)、34…ワイヤ切
断装置、39…ワイヤ巻取装置、40…ワイヤ巻
取軸、51…ワイヤ挟持装置、56…ワイヤ排出
装置、57…エア噴出孔。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ワイヤ送出装置から送給され、上ガイドと下
ガイドとの間を走行、案内されるワイヤ電極によ
り該上下ガイド間のワイヤカツト放電加工部に配
設されたワークにワイヤカツト放電加工をおこな
い、且つ該下ガイドを通過後のワイヤ電極をワイ
ヤ回収装置で回収すると共に放電加工時に断線し
たワイヤ電極の断線端を切除して新鮮なワイヤ電
極線端を前記ワイヤ送出装置からワイヤカツト放
電加工部へ供給可能にするワイヤカツト放電加工
装置におけるワイヤ電極処理装置において、 前記上ガイドを保持した装置機体に取着されて
前記上下ガイド間におけるワーク上方の所定の切
断処理位置および自動結線位置の両位置と該両位
置から遠去つた退避位置とへ移動可能に設けられ
ると共にワイヤ電極の上下走行方向を横切る方向
にスリツト状に刻設され、かつ、拡開した入口開
口を有し、ワイヤ電極を上ガイド側からワーク及
び下ガイド側へ挿通可能に形成されたワイヤ通路
を備えた可動ガイドユニツトと、 前記可動ガイドユニツトに保持され、前記ワイ
ヤ送出装置側から供給されるワイヤ電極を前記上
ガイドのワイヤ出口側で該可動ガイドユニツトの
ワイヤ通路内において捕捉して切断するワイヤ切
断装置と、 前記可動ガイドユニツトに設けられ、前記上ガ
イドと前記下ガイドとの間で断線したワイヤ送出
装置側の不用ワイヤ電極部分の端部を前記ワイヤ
通路の内部で挟持するスリツトを先端に有すると
共に該スリツトで端部を挟持した前記不用ワイヤ
電極を回転により多重巻きに巻き取るワイヤ巻取
り軸と、該巻取り軸を抜取り位置へ摺動後退させ
て前記ワイヤ通路内に多重巻回状態に巻回したワ
イヤ電極屑部分を残存させる巻取り軸用の回転及
び摺動駆動手段とを備えたワイヤ巻取り装置と、 前記可動ガイドユニツトに設けられ、前記多重
巻回状態のワイヤ電極屑部分を前記ワイヤ切断装
置により切断して前記ワイヤ送出装置側から送給
された新鮮なワイヤ電極と切り離したとき、該ワ
イヤ通路内に残存した該ワイヤ電極屑部分を前記
ワイヤ通路内に連通したエア噴出孔からのエア噴
流により該ワイヤ通路から前記ワークの側方へ放
出せしめて排除するワイヤ排出装置と、 前記ワイヤ切断装置、前記ワイヤ供給装置、前
記ワイヤ巻取り装置及び前記ワイヤ排出装置を所
定の順に作動させる制御装置とを具備して構成さ
れたことを特徴とするワイヤカツト放電加工装置
におけるワイヤ電極処理装置。 2 前記可動ガイドユニツトは、断線したワイヤ
電極屑部分を前記ワイヤ巻取軸の巻取り動作中に
前記ワイヤ巻取軸とワークとの間で挟持するため
のワイヤ挟持装置を具備する特許請求の範囲第1
項に記載のワイヤカツト放電加工装置におけるワ
イヤ電極処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14041385A JPS624560A (ja) | 1985-06-28 | 1985-06-28 | ワイヤカツト放電加工装置におけるワイヤ電極処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14041385A JPS624560A (ja) | 1985-06-28 | 1985-06-28 | ワイヤカツト放電加工装置におけるワイヤ電極処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS624560A JPS624560A (ja) | 1987-01-10 |
JPH0472647B2 true JPH0472647B2 (ja) | 1992-11-18 |
Family
ID=15268149
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14041385A Granted JPS624560A (ja) | 1985-06-28 | 1985-06-28 | ワイヤカツト放電加工装置におけるワイヤ電極処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS624560A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2610877B2 (ja) * | 1987-06-03 | 1997-05-14 | 株式会社 放電精密加工研究所 | ワイヤ放電加工機におけるワイヤ下部支持装置 |
CN102556765A (zh) * | 2010-12-15 | 2012-07-11 | 天水长城开关厂有限公司 | 自动下线机的放线装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5682134A (en) * | 1979-12-07 | 1981-07-04 | Mitsubishi Electric Corp | Wire cutting apparatus for wire cut type electric discharge machining device |
-
1985
- 1985-06-28 JP JP14041385A patent/JPS624560A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5682134A (en) * | 1979-12-07 | 1981-07-04 | Mitsubishi Electric Corp | Wire cutting apparatus for wire cut type electric discharge machining device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS624560A (ja) | 1987-01-10 |
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