JPS624560A - ワイヤカツト放電加工装置におけるワイヤ電極処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はワイヤカット放電加工装置におけるワイヤ電極
処理装置に関し、更に詳しくは、ワイヤカット加工中に
断線したワイヤ電極を処理する装置に関する。

〔従来技術とその問題点〕

一般に、ワイヤカット放電加工装置はワイヤ電極を通す
ための上ガイド及び下ガイドを備えており、ワークは両
ガイド間にセットされる。上ガイドの上方からワイヤ送
出装置によって下方に送り出されるワイヤ電極は上ガイ
ド内及び下ガイド内を通り、下ガイドの下方に設けられ
たワイヤ回収装置に保持されている。ワイヤカット加工
位置をワークに対して別の離れた場所に変更する場合、
ワイヤ電極を積極的に切断し、新たな加工位置でワイヤ
電極を自動的に結線する必要がある。それ故、上ガイド
のワイヤ出口側にはワイヤ切断装置が設けられている。

ワイヤ切断装置によってワイヤ電極を切断した後、ワイ
ヤ回収装置側のワイヤ電極はワイヤ回収装置によって排
除される。また、ワイヤ送出装置側のワイヤ電極の先端
部分は比較的真直ぐ延びているので、ワークの加工開始
穴ないし溝を経て下ガイドの穴内に容易に導くことがで
きる。したがって、したがって、ワイヤ電極の自動結線
作業を支障なく行なうことができる。

ワイヤカット加工中にワイヤ電極とワークとの間の異常
放電や接触による短絡等が生じた場合には上ガイドと下
ガイドとの間でワイヤ電極が断線することがある。この
ような断線が起こった場合にもワイヤ電極の自動結線を
行なう必要がある。

この場合、断線したワイヤ回収装置側のワイヤ電極は支
障なく排除することができるが、ワイヤ電極の断線部分
にはしばしば熱影響等によって反り等の変形が生じるた
め、断線したワイヤ送出装置側のワイヤ電極をそのまま
ワークの穴ないし溝及び下ガイドの穴に通すことは困難
である。また、単に断線したワイヤ送出装置側のワイヤ
電極を上ワガイドの出口側でワイヤ切断装置により切断
した場合には、ワイヤ送出装置側のワイヤ電極から切り
離された断線ワイヤ電極がワーク上に落ちるため、その
後のワイヤカット加工に障害を来たす虞れがある。断線
したワイヤ送出装置側のワイヤ電極を切断する場合にワ
ークを移動させることもできるが、この場合、断線によ
り中断したワイヤカット加工位置にワークを自動的に正
確に戻すことが困難となり、複雑な制御が必要となる。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明によれば、ワイヤ送出装置から下方に送り出され
るワイヤ電極を通すための穴を有する上ガイドと、前記
上ガイドの下方にワーク設置のための間隔を隔てて配置
され且つ前記上ガイドを通過したワイヤ電極を通すため
の穴を有する下ガイドと、前記下ガイドを通過したワイ
ヤ電極を挟持して回収するワイヤ回収装置と、前記上ガ
イドと前記下ガイドとの間に設けられてワークの上方で
ワイヤ電極を通すためのワイヤ通路を有するガイドユニ
ットと、前記ガイドユニットと前記上ガイドとの間に設
けられて前記ワイヤ送出装置側のワイヤ電極を前記上ガ
イドのワイヤ出口側で切断するワイヤ切断装置と、前記
ガイドユニットに設けられ、前記上ガイドと前記下ガイ
ドとの間で断線したワイヤ送出装置側のワイヤ電極を前
記ワイヤ通路内で多重巻回状態に巻き取るワイヤ巻取装
置と、ワイヤ電極が前記ワイヤ切断装置により切断され
た後に多重巻回状態のワイヤ電極を前記ワイヤ通路内か
らワークの側方に排出するワイヤ排出装置とを備えてな
るワイヤカット放電加工装置におけるワイヤ処理装置が
提供される。

〔作用〕

本発明による上記手段によれば、上ガイドと下ガイドと
の間でワイヤ電極がワークとの接触による短絡或いは異
常放電により断線した場合、断線したワイヤ送出装置側
のワイヤ電極がワイヤ巻取装置によってガイドユニット
のワイヤ通路内で多重巻回状態に巻き取られ、次いで、
ワイヤ巻取装置と上ガイドとの間でワイヤ電極がワイヤ
切断装置によって切断され、ワイヤ送出装置側のワイヤ
電極から切り離された多重巻回状態のワイヤ電極がワイ
ヤ排出装置によってガイドユニットのワイヤ通路内から
ワークの側方に排出される。すなわち、ワイヤ切断装置
によって切り離されたワイヤ電極がワーク上に落下する
ことはなくなるので、自動結線後のワイヤカット加工を
支障なく行なうことができるようになる。しかも、ワイ
ヤ電極が断線した後、自動結線が完了するまでの間、上
ガイドとワークとの相対位置を変更する必要がないので
、断線による中断後のワイヤカット加工を容易に高い精
度で再開することができることとなる。

〔実施例〕

以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図ないし第１１図は本発明の一実施例を示すもので
ある。はじめに第２図を参照してワイヤカット放電加工
装置の基本構造を説明する。ワイヤカット放電加工装置
はワイヤ送出装置１０ｔ−備えている。ワイヤ送出装置
１０はワイヤ電極１１を巻回したリール１２を備えてい
る。リール１２はモータ１３によりワイヤ送出し方向に
回転駆動される。リール１２から送り出されたワイヤ電
極１１はモータ１４によって回転駆動される一対のワイ
ヤ送出ローラ１５に挟持され、ワイヤ送出ローラ１５か
ら下方に送り出される。

ワイヤ送出ローラ１５から送り出されたワイヤ電極１１
は上ガイド１６のガイド穴１７を通ってその下方の下ガ
イド１８のガイド穴１９内に導かれている。下ガイド１
８の穴１９を通過したワイヤ電極１１はその下方のワイ
ヤ回収装置２０内に導かれている。

上ガイド１６と下ガイド１８との間にはワーク２１をセ
ントするためのスペースが確保されている。ワーク２１
はワイヤ電極１１とワーク２１との間で起こる安定した
放電により加工される。ワイヤカット加工中に上ガイド
１６を水平に移動させるとワーク２１のテーパ加工等が
可能となる。

ワイヤカット加工中は上ガイド１６内及び下ガイド１８
内からワーク２１に向けて冷却液が噴射される。

第１図及び第３図を参照すると、上ガイド１６を保持す
るヘッド２２には可動ガイドユニット２３が設けられて
いる。ガイドユニット２３はへラド２２に対し上ガイド
１６の中心軸線と平行な軸線の周りに水平に回動可能に
設けられている。

ヘッド２２に取り付けられたモータ２４の出力軸２５は
ギア２６．２７を介してガイドユニット２３に伝達され
る。ヘッド２２にはガイドユニット２３を上ガイド１６
に対し所定の位置で固定するためシリンダ装置２８が設
けられている。シリンダ装置２８の可動ロッド２９はば
ね３０のばね力により上方、即ちガイドユニット２３を
ヘッド２２に対し固定する方向に付勢されている。ガイ
ドユニット２３に設けられたエア室３１に圧縮エアが供
給されるとそのエア圧により可動ロッド２９はばね３０
に抗して下方に付勢され、これにより、ガイドユニット
２３が回動可能となる。ガイドユニット２３はその回動
方向における停止位置を検出するためのスイッチ３２が
設けられている。

ガイドユニット２３は上ガイド１６とワーク２１との間
でワイヤ電極１１を通すためのワイヤ通路としてのスリ
ット３３を備えている。スリット３３は上下方向に開口
するとともにガイドユニット２３の側方に開口している
。ガイドユニット２３の側方のスリット３３の開口部は
テーバ状に拡がっている。

ワイヤカット加工時にはガイドユニット２３は上ガイド
１６の直下から側方に退避した位置にある。したがって
、ワイヤカット加工時にはワイヤ電極１１はガイドユニ
ット２３のスリット３３の外にある。一方、ワイヤ電極
１１の断線時にはガイドユニット２３がモータ２４によ
り駆動されて上ガイド１６の直下位置まで移動する。こ
れにより、断線したワイヤ送出装置１０例のワイヤ電極
１１がスリット３３の側方開口部からスリット３３内に
取入れられる。

ガイドユニット２３の上部には上ガイド１６の出口側で
ワイヤ電極１１を切断するためのワイヤ切断装置３４が
設けられている。ワイヤ切断装置３４はスリット３３の
一側に設けられたカッタレシーバ３５とスリット３３の
他側に設けられたカッタブレード３６とを備えている。

カッタブレード３６はガイドユニット２３に設けられた
エアシリンダ３７とばね３８とによりカッタレシーバ３
５に対し進退駆動される。ワイヤ電極１１の断線時には
断線したワイヤ送出装置１０側のワイヤ電極１１がカッ
タレシーバ３５とカフタブレード３６との間に位置する
ようにガイドユニット２３が位置決めされる。

ワイヤ切断装置３４の下方において、ガイドユニット２
３には上ガイド１６と下ガイドＩＳとの間で断線したワ
イヤ送出装置側のワイヤ電極１１をスリット３３内で多
重巻回状態に巻き取るためのワイヤ巻取装置３９が設け
られている。

ワイヤ巻取装置３９はガイドユニット２３のスリット３
３を横切る方向に進退移動可能に且つ回転可能に設けら
れたワイヤ巻取軸４０を備えている。ワイヤ巻取軸４０
は先端にスリット４１を有している。ガイドユニット２
３にはスリット３３を挟んで互いに対向する一対の同軸
のシリンダ穴４２．４３が設けられており、ワイヤ巻取
軸４０は常時一方のシリンダ穴４２内に回転可能且つ摺
動可能に嵌合している。第７図にも示すように、他方の
シリンダ穴４３内には栓４４が摺動可能に設けられてお
り、栓４４はシリンダ穴４３のスリット３３側開口部を
塞ぐ方向にばね４５で付勢されている。ワイヤ巻取軸４
０はばね４６とエアシリンダ装置４７とによりスリット
３３を横切る方向に進退駆動される。第８図に示すよう
に、エアシリンダ装置４７の作動によりワイヤ巻取軸４
０の先端はスリット３３を横切ってシリンダ穴４３内に
嵌合する。ワイヤ巻取装置４０がスリット３３を横切る
ときにワイヤ巻取軸４０のスリット４１にワイヤ電極１
１が受容される。

ガイドユニット２３にはワイヤ巻取軸４０を回転駆動す
るためのモータ４８が設けられており、モータ４８の出
力軸はギア４９．５０を介してワイヤ巻取軸４０に連結
されている。ワイヤ巻取軸４０の先端がスリット３３を
横切ってシリンダ穴４３に嵌合しているときにワイヤ巻
取軸４０はモータ４８の作動によってワイヤ巻取軸４０
の長手方向軸線周りに回される。これにより、第９図に
示すように、ワイヤ電極１１がスリット３３内でワイヤ
巻取軸４０の周りに多重に巻回される。

この実施例においては、ワイヤ巻取軸４０が断線したワ
イヤ電極１１をスリット３３内で巻き取る場合、破断さ
れたワイヤ電極１１の下端が自由状態であると、ワイヤ
電極１１の自由端側の巻取りが不完全となる場合がある
。そこで、ガイドユニット２３には、断線したワイヤ送
出装置側のワイヤ電極１１をワイヤ巻取軸４０の巻取り
動作中にスリット３３の下方、すなわちワイヤ巻取軸４
０とワーク２１との間で挟持するためのワイヤ挟持装置
５１が設けられている。

第１図、第４図及び第５図に示すように、ワイヤ挟持装
置５１はガイドユニット２３の下部に設けられた一対の
クランプレバ−５２，５３を備えている。クランプレバ
−５２，５３はワイヤ巻取軸４０と一緒に進退移動する
クランプ作動装置５４とばね５５とによって開閉駆動さ
れる。すなわち、第８図に示すように、クランプレバ−
５２゜５３はワイヤ巻取軸４０の先端がスリット３３を
横切ってシリンダ穴４３に嵌合するときに、ワイヤ巻取
軸４０の前進動作に伴ってワイヤ電極１１を適度の力で
挟持する。ワイヤ巻取軸４０が巻取り動作を開始すると
、断線したワイヤ電極１１の自由端側はクランプレバ−
５２，５３間でスリップしつつ徐々にワイヤ巻取軸４０
に巻き取られる。

断線したワイヤ電極１１の自由端側がほぼ完全にワイヤ
巻取軸４０に巻き取られた後、ワイヤ巻取軸４０の回転
は止まり、次いで、第１０図に示すように、ワイヤ切断
装置３４が作動して多重巻回状態のワイヤ電極１１がワ
イヤ送出装置１０側のワイヤ電極１１から切り離される
。その後、第１１図に示すように、ワイヤ巻取軸４０は
シリンダ穴４２内に後退せしめられ、多重巻回状態のワ
イヤ電極１１がワイヤ巻取軸４０から抜けてスリット３
３内に残る。なお、説明を容易にするために、第７図な
いし第１１図においてはクランプレバ−５２，５３の開
閉方向が実際の方向と９０゜異なる方向に表されている
。

ガイドユニット２３にはこの多重巻回状態のワイヤ電極
１１をスリット３３内からワークの側方に排出するため
のワイヤ排出装置５６を備えている。ここでは、ワイヤ
排出装置５６はスリット３３内に残っている多重巻回状
態のワイヤ電極１１にエアを吹きつけて多重巻回状態の
ワイヤ電極１１をスリット３３内からワーク２１の側方
に吹き飛ばすためのエア噴出孔５７を備えている。

ワイヤ排出装置５６により、多重巻回状態のワイヤ電極
１１がワーク２１上に落下することが防止されるので、
その後のワイヤカット加工に支障を来たすことはなくな
る。

ワイヤ切断装置３４によって切断されたワイヤ送出装置
ｌＯ側のワイヤ電極１１は自動結線される。第３図及び
第６図に示すように、ガイドユニット２３にはスリット
３３を挟んでガイドユニット２３の内壁と対向する可動
ブロック５８を備えている。可動ブロック５８はシリン
ダ装置５９によって進退駆動される。ガイドユニット２
３と可動ブロック５８とにより上ガイド１６嵌合可能な
ジェットノズル６０が形成されている。

ワイヤ排出装置５６により多重巻回状態のワイヤ電極１
１が除去された後、ワイヤ送出装置ｌＯ側のワイヤ電極
１１がノズル６０の中心に位置するようにガイドユニッ
ト２３が移動せしめられる。

その後、可動ブロック５８が前進してガイドユニット２
３の内壁に当接し、ノズル６０の中心穴をスリット３３
から遮断する。その後、上ガイド１６の下端部がノズル
６０の上端に嵌合してワイヤ電極１１の自動結線が行わ
れる。

ワイヤ電極工１の断線時からワイヤ電極１１の自動結線
が完了するまでの間、上ガイド１６とワーク２１との相
対位置を変更する必要がないので、断線による中断後の
ワイヤカット加工を容易に高い精度で再開することがで
きる。

以上一実施例につき説明したが、本発明は上記実施例の
態様のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲に
記載した発明の範囲内においてその構成要素に種々の変
更を加えることができる。

（発明の効果〕 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、ワイ
ヤ切断装置によって切り離されたワイヤ電極がワーク上
に落下することはなくなるので、自動結線後のワイヤカ
ット加工を支障なく行なうことができるようになる。し
かも、ワイヤ電極が断線した後、自動結線が完了するま
での間、上ガイドとワークとの相対位置を変更する必要
がないので、断線による中断後のワイヤカット加工を容
易に高い精度で再開することができるワイヤカット放電
加工装置におけるワイヤ処理装置を提供できることとな
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すワイヤカット放電加工
装置におけるワイヤ処理装置の縦断面図、第２図は第１
図に示すワイヤカット放電加工装置の基本構成を概略的
に示す図、 第３図は第１図に示すワイヤ処理装置の部分断面要部平
面図、 第４図は第１図に示すワイヤ挟持装置の要部底面図、 第５図は第１図に示すワイヤ挟持装置の正面図、第６図
は第３図中Ｖｌ−Ｖｌ線に沿った断面図、第７図ないし
第１１図はそれぞれ第１図に示すワイヤ処理装置のワイ
ヤ電極処理過程を示す要部断面図である。 １０・・・ワイヤ送出装置、 １１・・・ワイヤ電極、 １６・・・上ガイド、 １８・・・下ガイド、 ２０・・・ワイヤ回収装置、 ２１・・・ワーク、 ２３・・・ガイドユニット、 ３３・・・スリット（ワイヤ通路）、 ３４・・・ワイヤ切断装置、 ３９・・・ワイヤ巻取装置、 ４０・・・ワイヤ巻取軸、 ５１・・・ワイヤ挟持装置、 ５６・・・ワイヤ排出装置、 ５７・・・エア噴出孔。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ワイヤ送出装置から下方に送り出されるワイヤ電極
   を通すための穴を有する上ガイドと、前記上ガイドの下
   方にワーク設置のための間隔を隔てて配置され且つ前記
   上ガイドを通過したワイヤ電極を通すための穴を有する
   下ガイドと、前記下ガイドを通過したワイヤ電極を挟持
   して回収するワイヤ回収装置と、 前記上ガイドと前記下ガイドとの間に設けられてワーク
   の上方でワイヤ電極を通すためのワイヤ通路を有するガ
   イドユニットと、 前記ガイドユニットと前記上ガイドとの間に設けられて
   前記ワイヤ送出装置側のワイヤ電極を前記上ガイドのワ
   イヤ出口側で切断するワイヤ切断装置と、 前記ガイドユニットに設けられ、前記上ガイドと前記下
   ガイドとの間で断線したワイヤ送出装置側のワイヤ電極
   を前記ワイヤ通路内で多重巻回状態に巻き取るワイヤ巻
   取装置と、 ワイヤ電極が前記ワイヤ切断装置により切断された後に
   多重巻回状態のワイヤ電極を前記ワイヤ通路内からワー
   クの側方に排出するワイヤ排出装置とを備えてなるワイ
   ヤカット放電加工装置におけるワイヤ処理装置。 ２、前記ワイヤ巻取装置は、 前記ガイドユニットの前記ワイヤ通路を横切る方向に進
   退移動可能に且つ回転可能に設けられ、断線したワイヤ
   送出装置側のワイヤ電極を前記ガイドユニットの前記ワ
   イヤ通路内で多重巻回状態に巻き取るとともに前記ワイ
   ヤ切断装置によるワイヤ電極の切断後に多重巻回状態の
   ワイヤ電極を前記ワイヤ通路内に残して前記ワイヤ通路
   から退出するワイヤ巻取軸と、 前記ワイヤ巻取軸を進退駆動するための進退駆動装置と
   、 前記ワイヤ巻取軸を回転駆動するための回転駆動装置と
   を備えており、 前記ワイヤ巻取軸の先端部には前記ワイヤ通路内のワイ
   ヤ電極に係合可能なスリットが形成されていることを特
   徴とする特許請求の範囲第１項に記載のワイヤカット放
   電加工装置におけるワイヤ処理装置。 ３、前記ガイドユニットには、断線したワイヤ送出装置
   側のワイヤ電極を前記ワイヤ巻取軸の巻取り動作中に前
   記ワイヤ巻取軸とワークとの間で挟持するためのワイヤ
   挟持装置が備えられていることを特徴とする特許請求の
   範囲第１項又は第２項に記載のワイヤカット放電加工装
   置におけるワイヤ処理装置。 ４、前記ワイヤ排出装置は前記ワイヤ通路内に残ってい
   る多重巻回状態のワイヤ電極にエアを吹きつけて多重巻
   回状態のワイヤ電極を前記ワイヤ通路内からワークの側
   方に吹き飛ばすためのエア噴出孔を備えていることを特
   徴とする特許請求の範囲第１項又は第２項に記載のワイ
   ヤカット放電加工装置におけるワイヤ処理装置。 ５、前記ガイドユニットは水平に移動可能となっており
   、前記ワイヤ通路は上下に開口するとともに前記ガイド
   ユニットの側方に開口していることを特徴とする特許請
   求の範囲第１項に記載のワイヤカット放電加工装置にお
   けるワイヤ処理装置。