JPH047204Y2 - - Google Patents

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JPH047204Y2
JPH047204Y2 JP8512687U JP8512687U JPH047204Y2 JP H047204 Y2 JPH047204 Y2 JP H047204Y2 JP 8512687 U JP8512687 U JP 8512687U JP 8512687 U JP8512687 U JP 8512687U JP H047204 Y2 JPH047204 Y2 JP H047204Y2
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wooden
brick
bricks
holding
laying
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JP8512687U
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JPS63194904U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、公園内の道路、一般道路の歩道又は
駐車場等を、これにより保持した木レンガで舗装
するための木レンガの敷設枠に関するものであ
る。
[従来の技術] 本件考案者は、既に木レンガの敷設枠に関する
いくつかの提案をしている。いずれも必ずしも公
知になつたものではない。
複数の木レンガの保持区画を備え、その各保持
区画の底部に木レンガの保持手段を構成したもの
(実願昭61−64888号)、径の異なる多数の平面円
形木レンガを同一の敷設枠で保持できるようにす
るとともにその間の隙間(目地)を適切に埋める
手段を構成したもの(実願昭61−2620号)、目地
に特別の処理を施したもの(実願昭61−44230号)
等である。
要するに、本件考案者が提案してきた木レンガ
の敷設枠は、基本的には、木レンガを歩道等の舗
装用として敷設する場合の配列に従つた配列で保
持することができる枠体として構成し、木レンガ
を保持した枠体を敷設することで木レンガの敷設
を行なうものである。
[考案が解決しようとする問題点] 上記の提案はいずれも有用なものであるが、更
に木レンガの敷設枠への装入取付け操作を簡易に
し、装入された木レンガの確実な保持を確保し、
かつ装入された木レンガの伸縮にも充分対応で
き、かつ木レンガの特に角部の割れを防止し得る
敷設枠を提供することを目的としたものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案の構成の要旨とするところは、 複数の木レンガの保持区画を敷設時の木レンガ
の配列に対応させて配列構成し、各保持区画の周
壁に、それぞれ区画内方斜め下向きに弾性を有す
る木レンガ保持片を張出し構成した木レンガの敷
設枠である。
この敷設枠で保持対象となる木レンガの形状寸
法は問わない。平面円形状又は四辺形状等が一般
的であろう。もつともこれらの各種の形状の木レ
ンガを組合わせて配列保持できるようにすること
も可能である。
上記保持区画の平面形状は、それ自体では、特
定の形状に限定する理由はない。当然、上記対象
となる木レンガの平面形状に対応させ、たとえ
ば、平面円弧状、四辺形等状又はそれらの組合せ
に定める。
たとえば、対象となる木レンガの平面形状を四
辺形に定めた場合には、基本的に、板状フレーム
を格子状に配した構成とし、これにより、複数の
保持区画を縦横に構成する。上記板状フレーム
が、この場合は、各保持区画の周壁を構成するこ
とになる訳である。
前記木レンガ保持片は、前記のように、区画内
方に向けて、かつ斜め下向きに構成する。これ
は、その下端が、木レンガを保持区画に装入した
場合に、木レンガの外周に当接し、これを弾性的
に締付けつつ抱えるためのものである。上記木レ
ンガ保持片には適当な間隔で透水切欠を形成して
おくことが好ましい。こうすることにより、敷設
された木レンガ間に雨水等が入つた場合に、雨水
等を下地上に降下させることができ、下地を透水
性に構成しておけば、雨水等を地下に浸透させる
ことができる。勿論木レンガの周囲に雨水等が溜
らないので、その腐食等を防止することにもな
る。
なお上記各保持区画には、その周壁の下部に沈
下防止板を水平方向に張出させ、更に中央部には
木レンガ受台を配設し、木レンガ受台は周壁の下
部から延長したアームで支持するように構成する
のが適当である。
なおまたこの木レンガの敷設枠の周側には、雄
雌の接続手段を必要に応じて構成する。
[作用] 本考案の敷設枠は、以上のように構成したの
で、以下のように木レンガを保持させて歩道等の
舗装に使用することができる。
まず施工手順としては、下地上に敷設枠を連設
配置し、その後に木レンガを各敷設枠の保持区画
に装入することも差支えはない。しかし作業の能
率性等を考慮すると、通常、敷設枠には、下地上
への敷設に先立つて、その保持区画に予め木レン
ガを装入保持させておくのが都合が良い。
しかして初めに保持区画が予定している平面形
状の木レンガを各保持区画に装入する。これは上
方から押込む如くして行なう。保持区画の周壁に
構成した木レンガ保持片は斜め下向きに、かつ弾
性を持たせて構成してあるので、上記のように木
レンガを押込むと、その下降に伴ない木レンガ保
持片は周壁方向に後退し、木レンガの装入をスム
ーズに受入れる。もし木レンガの寸法が若干大き
い等により、押込み装入が容易でない場合は、木
槌等で叩き込めば良い。このような装入作業を繰
返すことにより、木レンガを敷設枠の各保持区画
に保持させることができる。
次に歩道等への敷設は、砂利下地又はコンクリ
ート下地を造成して行なう。
砂利下地は、所要領域を掘下げた上で、砂利を
投入し、充分転圧して平滑に仕上げる。コンクリ
ート下地は、一般の工法により打設し、上面を平
滑に仕上げれば良い。
上記のような砂利又はコンクリート下地上に、
前記木レンガの保持済みの敷設枠を縦横に配設す
る。敷設枠の周側に接続手段を構成した場合に
は、それらにより隣接する相互を接続しつつ配設
する。これを必要領域に亘つて行なえば、敷設は
完了する。したがつて木レンガによる平滑な舗装
を、敷設枠に連設により極めて容易に行なうこと
ができる。
しかして以上のようにして敷設された木レンガ
は、前記のように敷設枠の保持区画に装入され、
その周壁から張出した木レンガ保持片により周側
が保持されているので、種々の有利な作用を受け
ることができる。
木レンガ保持片は、保持区画の周壁から内方斜
め下向きに突設されているので、保持区画内の木
レンガは、まず第一に、確実に保持区画内に保持
され、ここから抜け出すおそれはない。また木レ
ンガ保持片は、弾性を有するように構成されてい
るので、木レンガの水分の含有状態の変化に伴な
う伸縮を吸収することができる。更には、木レン
ガは、上記のように、木レンガ保持片により弾性
的に保持されているので、敷設路面上を走行し又
は歩行する車両や歩行者等による外部からの種々
の衝撃等を受けても、その木レンガの変形は木レ
ンガ保持片の後退する範囲内に限界づけられるの
で、必要以上の変形が妨げられ、特に角部等に生
じ易い木目に沿つての割れ等が防止される。
[実施例] 以下図面に基づいて本考案の実施例を説明す
る。
第1図aに示したように、九個の平面正方形の
保持区画1,1…を縦横に三列づつ配置して敷設
枠を構成する。
上記各保持区画1,1…の四方の周壁2,2…
には、それぞれの上端から区画内方斜め下向きに
木レンガ保持片3,3…を張設する。上記各木レ
ンガ保持片3,3…には各々二箇所に透水切欠
4,4を形成する。
また上記周壁2,2…には、各下端に沈下防止
板5を水平方向に張出させる。
更に上記各保持区画1,1…の底部中央には、
木レンガの受台6を配設し、周壁2,2…の下部
の沈下防止板5の四隅部から延長したアーム7,
7…で支持する。
以上の全部材は若干弾性を有するプラスチツク
材で一体に成形する。
この実施例では、以上のように構成したので、
以下に説明するように、木レンガ8,8…を保持
させて歩道等の舗装に使用することができる。
歩道等への敷設に先立つて敷設枠の各保持区画
1,1…に木レンガ8,8…を装入する。
保持区画1,1…に対応する寸法の平面正方形
の木レンガ8,8…を順次上方から押込む。周壁
2,2…の木レンガ保持片3,3…は、特に第2
図及び第3図に示したように、斜め下向きに構成
してあり、弾性を有するプラスチツク材で成形し
てあるので、木レンガ保持片3,3…は木レンガ
8の押し込み下降に伴ない周壁2,2…方向に後
退し、木レンガ8の装入をスムーズに受入れる。
若干きつい場合は、木槌等で叩き込めば良い。こ
れを保持区画1,1…の数だけ繰返すことによ
り、木レンガ8,8…を各敷設枠に装入保持させ
ることができる。
歩道等への敷設は、砂利下地又はコンクリート
下地を造成して行なう。
ここでは公園内の歩道に砂利下地を造成して敷
設することとした。
この砂利下地は、所要領域を30cm程度掘下げた
上で、その中に砂利を投入し、充分転圧して平滑
に仕上げたものである。
上記の砂利下地上に、前記木レンガ8,8…の
保持済みの敷設枠を縦横に配設する。隣接する敷
設枠相互は、第3図に示したように、周側で接す
るようにすれば良い。これを所定領域に亘つて行
なえば、敷設は完了する。かくして木レンガ8,
8…による平滑な舗装を極めて容易に完成させる
ことができる。
このように敷設された木レンガ8,8…は、
各々敷設枠の保持区画1,1…に装入され、その
周壁2,2…上端から突設された木レンガ保持片
3,3…により周側で抱えられているので、次の
ように、種々の有利な作用を受けることができ
る。
木レンガ8,8…は、特に第2図及び第3図に
示したように、その周側が、保持区画1,1…の
周壁2,2…から斜め下向きに突設されている木
レンガ保持片3,3…の下端で支持されているの
で、上昇方向の働きが妨げられる。そこで木レン
ガ8,8…は、確実に保持区画1,1…内に保持
され、ここから抜け出すおそれはない。また木レ
ンガ保持片3,3…は、弾性を有するので、木レ
ンガ8、8…の水分の含有状態の変化に伴なう伸
縮を吸収することができる。
更には、木レンガ8,8…は、上記のように、
木レンガ保持片3,3…により弾性的に抱えられ
保持されているので、敷設路面上を走行し又は歩
行する車両や歩行者等による外部からの種々の衝
撃等を受けても、容易には木目に沿つての割れ等
が生じない。
[考案の効果] 本考案の敷設枠によれば、木レンガの装入が容
易であり、装入した木レンガの保持が確実であ
り、かつ木レンガの伸縮を充分に吸収することが
でき、更に木レンガにその上を走行する自動車等
による外力が加わつても、木目に沿つた剥離脱落
等が発生し難くなるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示したものであり、
第1図aはその概略平面図、第1図bは第1図a
のA−A線概略断面図、第2図は敷設枠を木レン
ガを保持させた上で砂利下地上に敷設した状態の
拡大断面部分図、第3図は砂利下地上に敷設した
隣接する敷設枠相互の接合部分の拡大断面部分図
である。 1……保持区画、2……周壁、3……木レンガ
保持片、4……透水切欠、5……沈下防止板、6
……受台、7……アーム、8……木レンガ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の木レンガの保持区画を敷設時の木レンガ
    の配列に対応させて配列構成し、各保持区画の周
    壁に、それぞれ区画内方斜め下向きに弾性を有す
    る木レンガ保持片を張出し構成したことを特徴と
    する木レンガの敷設枠。
JP8512687U 1987-05-30 1987-05-30 Expired JPH047204Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8512687U JPH047204Y2 (ja) 1987-05-30 1987-05-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8512687U JPH047204Y2 (ja) 1987-05-30 1987-05-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63194904U JPS63194904U (ja) 1988-12-15
JPH047204Y2 true JPH047204Y2 (ja) 1992-02-26

Family

ID=30940247

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8512687U Expired JPH047204Y2 (ja) 1987-05-30 1987-05-30

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JPS63194904U (ja) 1988-12-15

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