JPH0471269A - 不揮発性半導体記憶装置およびその駆動方法 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置およびその駆動方法

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JPH0471269A
JPH0471269A JP2184816A JP18481690A JPH0471269A JP H0471269 A JPH0471269 A JP H0471269A JP 2184816 A JP2184816 A JP 2184816A JP 18481690 A JP18481690 A JP 18481690A JP H0471269 A JPH0471269 A JP H0471269A
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memory transistor
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はメモリトランジスタに記憶されたデー夕を電気
的に消去して新たなデータを書込むことができる電気的
消去可能型の不揮発性半導体記憶装置ならびにその駆動
方法に利用する。
〔概要〕
本発明は、電気に消去および書込みが可能な不揮発性半
導体記憶装置およびその駆動方法において、 浮遊ゲート電極および制御ゲート電極を有するMOS型
のメモリトランジスタとMOS型の選択用トランジスタ
とを並列に接続した対を1単位とし複数単位直列に接続
して一つのメモリアレイ構成群とし、このメモリアレイ
構成群を行列状に配置してメモリアレイを構成し、メモ
リトランジスタの制御ゲート電極同士を各行ごとに接続
して第一のワード線とし、選択用トランジスタのゲート
電極同士を接続して第二のワード線とし、メモリアレイ
構成群のドレイン電極同士を各列ごとに接続してビット
線とし、メモリアレイ構成群のソース電極同士を接続し
てソース線とし、選択用トランジスタを動作状態に応じ
て「オン」または「オフ」状態としてメモリトランジス
タを選択し、書込み時にはチャネル電流によるホットエ
レクトロン注入により動作させることにより、 緒特性の向上を図ったものである。
〔従来の技術〕
従来から電源を切っても書込まれたデータが消失しない
不揮発性半導体記憶装置が種々研究開発されている。そ
して、近年、その中でも電気的に消去および書込みが可
能なEEPROM (エレクトリカリ−ニレエサプル 
プログラマブル リード オンリー メモリ)の開発が
急速に進み、各種の製品が実用化されている。
EEPROMには種々の構造のものがあり、近時、メモ
リトランジスタを直列に接続して構成されたものが提案
されている。(アール、シロタ他、テエクニカルダイジ
ェスト、1988年VLSI技lに関するシンポジウム
(RlShirota etal、Technic−a
l digest of 1988 symposiu
m on VLS[technolo−gy) P33
〜P34.参照) 第6図はかかる不揮発性半導体記憶装置の一例を示す回
路図である。符号Qsij (i=1.2、j=1〜6
)は選択用トランジスタであり、符号Q*ij (1=
 ls  2、j=1〜6)はメモリトランジスタであ
る。メモリトランジスタの制御ゲート電極は各行ごとに
ワード線L(+=1〜6)に接続されている。また、選
択用トランジスタのうちビット線に接続されている第一
の選択用トランジスタ群(図中のQ、、、 、Q、、、
 、QSl、およびQsas)のゲート電極はそれぞれ
第一の選択線D1およびD3に接続され、他の第二の選
択用トランジスタ群(QSla 、Qs22% QSl
4 、Qsz4)は第二の選択線D2 Jよびり、に接
続されている。
さらに、第一の選択用トランジスタと三つのメモリトラ
ンジスタと第二の選択用トランジスタとは対をなしビッ
ト線Y、およびY2とソース線Sとの間に直列に接続さ
れている。ビット線Y、およびY2は第一の選択用トラ
ンジスタのドレイン電極を各列ごとに接続している。
第7図(a)はこの記憶装置のビット線からソース線ま
での対となっているトランジスタ群の平面図で層間絶縁
膜のない状態を示し、第7図(b)は第7図(a)のA
−A’面での断面図である。
ここで、21は半導体基板、28&は第一の選択用トラ
ンジスタのドレイン領域となる不純物拡散層、28bは
第二の選択用トランジスタのソース領域となる不純物拡
散層、28Cは各トランジスタを直列に接続する不純物
拡散層、23aは第一および第二の選択用トランジスタ
のゲート絶縁膜、23はメモリトランジスタの第一ゲー
ト絶縁膜、24はメモリトランジスタの第二ゲート絶縁
膜、25は浮遊ゲート電極、26は制御ゲート電極、2
6aは選択用トランジスタのゲート電極、27は層間絶
縁膜、29はコンタクト、ならびに30はビット線金属
配線である。
この不揮発性半導体8己憶装置の構造的特徴は、メモリ
トランジスタの第一ゲート絶縁膜23が例えば9OAと
薄く、浮遊ゲート電極一基板間、および浮遊ゲート電極
−ソース・ドレイン電極間のトンネリングが容易におき
ることで、この動作原理を利用し電気的書込み消去を行
う。
この不揮発性半導体記憶装置の動作原理を、最初に第6
図Qs+t 、Q□3、Q□2、Q□3およびQ、、、
の直列トランジスタ群で、Nチャネルトランジスタを例
にして説明する。
この場合のデータ消去、書込みおよび読出しの各モード
におけるビット線Yl 、第一ふよび第二の選択線D1
 およびD2、ワード線x1、x2およびx3、ならび
にソース線Sの動作電位(V)を第1表に示す。
(以下本頁余白) なおここで、データの消去は浮遊ゲート電極へ電子を注
入する状態を、またデータの書込みは浮遊ゲート電極か
ら電子を放出する状態のことをいう。データを消去する
場合は、ワード線L 、X2およびX、を正電位側とし
、ビット線Y、およびソース線Sを接地電位側として高
電圧(例えば17V)を印加する。第一および第二の選
択線D1およびD2には5Vが印加されているため、こ
の状態でチャネルおよびソース電極およびドレイン電極
の電位はOVに固定され、各メモリトランジスタQつI
I SQw+aおよびQ)l13の第一ゲート絶縁膜2
3中の電界が強くなり、F−N電子トンネル現象が発生
して半導体基板21および不純物拡散層28cから第一
ゲート絶縁膜23を介して浮遊ゲート電極25に電子が
注入された状態になり、各メモリトランジスタQ。+t
 SQM12 右よびQつ1.のしきい値電圧が上昇す
る。この状態がデータが消去された状態である。この消
去モードにおいては、メモリトランジスタの選択性はな
いため、全メモリトランジスタに記憶されていたデータ
が同時に消去される。
一方、メモリトランジスタQ)Ill 、Qll112
またはQ、Hにデータを書込むときには、ビット線Y1
と、書込みをすべきメモリトランジスタQ。11、QM
、2またはQ。I3よりもビット線Y1側に接続されて
いるメモリトランジスタのワード線X1、x2またはx
3とを高電位(例えば20v)にするとともに、書込む
べきメモリトランジスタQxQM+2またはQ3および
それよりソース線S側に接続されているメモリトランジ
スタのワード線X1sX2またはx3を接地電位にする
。そうすると、書込みメモリトランジスタQ□1、QX
12 tたはQ、Hの第一ゲート絶縁膜23中の電界が
強くなり、F−N電子トンネル現象により、浮遊ゲート
電極25から不純物拡散層28cに向けて電子が放出さ
れる。このとき、制御ゲート電極26とドレイン電極に
高電圧が印加されたメモリトランジスタは、トランスフ
ァートランジスタとしてのみ働き、このバイアス状態の
メモリトランジスタの第一ゲート絶縁膜23の電界は小
さくなりF−N電子トンネル現象を起こさない。さらに
、書込みメモリトランジスタよりもソース側に接続され
たメモリトランジスタでは制御ゲート26の電位は接地
電位になるが、ドレイン電極電位が書込みメモリトラン
ジスタによりカットオフされるため高くならず、その結
果、第一ゲート絶縁膜23中の電界が小さくなりF−N
電子トンネル現象を起こさない。これによりメモリトラ
ンジスタへの選択書込みが達成される。
書込みを行うべきメモリトランジスタが複数の場合は、
1個の選択用トランジスタQs、に接続されている複数
個のメモリトランジスタに対し前述の方法で順次ソース
側のメモリトランジスタより書込みを行う。これはメモ
リトランジスタ書込み中の電界ストレスによる既書込デ
ータの保護、すなわちしきい値電圧変動の防止のためで
ある。
なお、このデータ書込み時には第二の選択用トランジス
タのゲート電極に接続されている第二の選択線D2はO
Vに保持する必要がある。これは、メモリトランジスタ
の制御ゲート電極電位がOVでも既書込メモリトランジ
スタの場合チャネル電流が流れてしまうことからこのチ
ャネル電流をしゃ断するためである。
メモリトランジスタに記憶されたデータを読出す場合は
、ビット線Y、をI■に、第一の選択線り3、および第
二の選択線D2を5vに固定し、読出すべきメモリトラ
ンジスタに接続されたワード線X1、X2またはX3の
みを接地電位に他を全て5Vに接続する。そうすると、
選択されたメモリトランジスタが消去状態の場合、しき
い値電圧が正であるため、ビット線からソース線へ電流
は流れない。一方、選択されたメモリトランジスタが書
込み状態であればしきい値電圧が負であるため電流が流
れる。他のメモIJ )ランジスタは全てトランスファ
ゲートとして働く。このため、各メモIJ )ランジス
タのしきい値電圧が必ず制御ゲート電圧(例えば5V)
以下に制御されていなければならない。
次に、第6図の各直列に接続された四つの群からメーe
−rノトランジスタQX+3 、Q)123 、Qll
II& #よびQ、26を代表させて、書込み状態の四
つの群のバイアス状態を説明する。このときの各ワード
線、第一および第二選択線ならびにビット線の動作電位
(V)を第2表に示す。
(以下不買余白) メモリトランジスタQ。13 とQ、2.は同一のワー
ド線X、で、またメモリトランジスタQ、、、とQ K
 211は同一のワード線x6で制御ゲート電極電位が
制御される。このたt1メ士リトすンジスタQK13 
とQl、123、およびQXIG とQ、26の選択性
はビット線Y1およびY2によって行われる。例えば、
メモリトランジスタQ。1.を書込みかつメモリトラン
ジスタQ。23を書込まない場合、ビット線Y2はIO
Vの中間電位に保たれ、この結果メモリトランジスタQ
M23のバイアス状態は制御ゲート電極にOvl ドレ
イン電極にIOVが印加される状態になる。この結果、
第一ゲート絶縁膜23に加わる電界はメモリトランジス
タQ、、3に比べて小さく F−N電子トンネリングを
起こすに至らない。このためメモリトランジスタQ)1
23の誤書込みは起きない。またこのとき、メモリトラ
ンジスタQ11..およびQ、22は制御ゲートに20
v1ドレイン電極にIOVが印加されるバイアス状態に
なる。
この状態も前に説明した消去状態の制御ゲー)−ドレイ
ン電極間電圧差よりも小さく F−N電子トンネリング
は起きず書込み中の非書込ビット線の非選択メモリトラ
ンジスタの消去は起きない。メモリトランジスタQ)1
111およびQ、2.については、ワード線x6はOv
にバイアスされしかもドレイン電極はゲート電極が第一
の選択線り、によりOVに固定される第一の選択トラン
ジスタQ、1.およびQs2.により、ビット線Y1お
よびY2により切りはなされるため、電圧ストレスは加
わらず誤消去および誤書込みは起きない。
このようにワード線を共有するメモリトランジスタの誤
書込みを防ぐため、例えば10v等の中間電位が必要で
ある。なおこの中間電位を用いずビット線を例えばOV
と20Vの2値の電圧のみで制御する場合もちろん誤書
込みは防止できるが、書込み中の非書込ビット線の非選
択メモIJ トランジスタの消去の進行を防ぐことがで
きない。これは過消去の問題、つまりはしきい値電圧の
非意図的な増加を引き起こす。これは特にビット線に近
いメモリトランジスタで顕著で、かつ直列にメモリトラ
ンジスタの数が多いほど書込み中消去の回数が多くなる
ため問題になる。この問題は、例えば、非書込みトラン
ジスタのしきい値電圧が読出し時制御ゲート電圧よりも
高くなるようなときには、データの誤読出しにつながり
致命的な欠陥となる。
このような従来のメモリトランジスタを直列に接続して
構成された不揮発性半導体記憶装置は、(1)消去およ
び書込みともにF−N電子トンネリングを使用する。
(2)  メモリトランジスタの他にビット線とソース
線の間に選択トランジスタを2個直列に接続する。
(3)書込み中の非選択トランジスタの非意図的な消去
を防止するためビット線電位に高、中および低の3値の
バイアス電圧を使用する。
等の特徴を有している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、前述のように、従来の不揮発性半導体記憶装置
は、選択性の書込みのために3種類のビット線電位を必
要とし、なおかつその中間電位と高、低電位との電位差
でF−N電子トンネリングを制御する必要があるため、
その電圧の設定範囲が狭い欠点がある。特に、中間電位
の電圧設定は、高くとも低くとも不良の原因となるので
特にその制御が困難である。
さらに過消去の問題、つまり読出し時の制御ゲート電圧
以上にメモリトランジスタのしきい値電圧が上昇してし
まう問題は原理的に残っている。
これを制御するために消去電圧のち密な設定および制御
やメモ+J )ランジスタの製造方法に対する制限が生
じ製造歩留りの低下を生じさせる欠点がある。
また、書込みおよび消去ともにF−N電子トンネリング
を使用しているため書込みおよび消去ともに比較的高い
電圧を必要としており、これはビット線制御用トランジ
スタとワード線制御用トランジスタにともに高耐圧のト
ランジスタおよび接合を用いなければいけない欠点があ
る。
また、書込みおよび消去ともにF−N )ンネリングし
か利用できないため、第一ゲート絶縁膜は、例えば10
0Å以下の酸化膜等の薄い絶縁膜しか利用できない。こ
のため、絶縁膜の膜厚や膜質の制御が難しく製造歩留り
が低い欠点がある。
また、書込みがソース線側からシリアルにしかできない
ため、必ず全ビットの消去および再プログラムが必要で
あり、例えばワード消去およびワード書込み等の機能を
もたせることが不可能である。このことは再プログラム
に要する時間が長大であることを意味し、大容量不揮発
性記憶装置として用いるとしてもその用途が極端に制限
される欠点がある。
本発明の目的は、前記の欠点を除去することにより、選
択的書込みにおいて中間電位を必要とせず、書込みを比
較的低電位で可能な、過消去および過書込みの問題を起
こさない、書込みおよび消去に対し電圧マージンの広い
、第一ゲート絶縁膜が厚くとも製造可能な、かつワード
書込みおよびワード消去の機能を有することも可能な、
高集積化に適した不揮発性半導体記憶装置およびその駆
動方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の不揮発性半導体記憶装置は、浮遊ゲート電極お
よび制御ゲート電極を有するMOS型のメモリトランジ
スタとMOS型の第一の選択用トランジスタとを並列に
接続した対を1単位とし複数単位直列に接続して一つの
メモリアレイ構成群とし、このメモリアレイ構成群を行
列状に配置して構成されたメモリアレイを備え、前記メ
モIJ )ランジスタの制御ゲート電極同士を各行ごと
に接続して配置された第一のワード線と、前記選択用ト
ランジスタのゲート電極同士を各行ごとに接続して配置
された第二のワード線と、前記メモリアレイ構成群の一
方の取出し電極同士を各列ごとに接続して配置されたビ
ット線と、前記メモリアレイ構成群の他方の取出し電極
同士を共通に接続して配置されたソース線とを含むこと
を特徴とする。
また、本発明の不揮発性半導体記憶装置は、前記ビット
線と前記メモリアレイ構成群の一方の取出し電極同士と
各列との間に接続されたMOS型の第二の選択用トラン
ジスタと、この第二の選択用トランジスタのゲート電極
を各行ごとに接続して配置された選択線とを含むことを
特徴とする。
また、本発明の不揮発性半導体記憶装置の駆動方法は、
前記第一および第二の選択用トランジスタを導通状態ま
たは非導通状態とすることにより前記メモリトランジス
タを選択し、選択されたメモIJ )ランジスタを書込
み時にはチャネル電流によるホットエレクロン注入によ
りその浮遊ゲートに電子蓄積を行う条件で駆動すること
を特徴とする。
〔作用〕
本発明は、直列に接続されたメモリトランジスタのソー
ス電極およびドレイン電極にそれぞれ接続されたソース
電極およびドレイン電極を有するMOS型の第一の選択
用トランジスタを各メモリトランジスタに対して有し、
かつ、第一の選択用トランジスタのゲート電極が行ごと
に接続された第二のワード線を有している。
このため、選択用トランジスタを動作状態に応じて「オ
ン」状態または「オフ」状態とすることによって、選択
メモリトランジスタを個別に制御できる。例えば、トラ
ンジスタとしてNチャネル型を用いた書込みの場合には
、同一メモリアレイ構成群内で、第一のワード線により
、選択メモリトランジスタの制御ゲート電極には高電位
を与え、それ以外のメモリトランジスタの制御ゲート電
極には接地電位を与え、第二のワード線により選択メモ
リトランジスタと対の選択用トランジスタのゲート電極
には接地電位を与え、それ以外の選択用トランジスタの
ゲート電極には高電位を与え、ソース線は接地電位に保
つ。この結果選択メモリトランジスタにはチャネル電流
が流れ、このチャネル電流によるホットエレクトロン注
入によりその浮遊ゲート電極に電子が蓄積される。この
場合、同一ワード線で選択メモリトランジスタと制御ゲ
ート電極が接続された他のメモリトランジスタはそのビ
ット線を接地電位に保つことで切り離され、当該ビット
線を中間電位に保つことなく、誤書込みおよび過書込み
が防止できる。また、消去の場合には、選択メモリトラ
ンジスタの制御ゲート電極を接地電位に、他のメモリト
ランジスタの制御ゲート電極および全選択用トランジス
タのゲート電極を高電位に保つことで、F−N電子トン
ネリングによりその浮遊ゲート電極に蓄積された電子を
放出させる。この結果過消去を防止できる。
また、第二の選択用トランジスタを選択線により制御す
ることで、選択メモリトランジスタを含む群とそれ以外
の群とを群ごとに切り離すことができ、メモリトランジ
スタのしきい値電圧の設定を広くすることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
第1図は本発明の第一実施例の不揮発性半導体記憶装置
の回路図である。符号QsB  (1=1.2、j=1
〜6)は第一の選択用トランジスタであり、符号Q1.
lt、+  (!=1.2、j=1〜6)はメモリトラ
ンジスタである。メモリトランジスタQ1.llJ と
選択用トランジスタQSlj とはそれぞれ対をなし、
これらの対が3対直列に接続されて、例えばメモリトラ
ンジスタQ。11 s QXI□およびQ、、3と選択
用トランジスタQs++ 、QS12およびQ、13と
からなる一つのメモリアレイ構成群を構成する。メモリ
セルアレイはこのメモリアレイ構成群を行列状に配置し
て得られる。メモ+J トランジスタの制御ゲート電極
は各行ごとに第一のワード線L  (i=1〜6)に、
また選択用トランジスタのゲート電極は各行ごとに第二
ワード線Zl(1=1〜6)に接続されている。直列に
接続されたトランジスタ群のドレイン電極は列ごとにビ
ット線Yi(i=1.2)に接続されており、方、ソー
ス電極は共通にソース線Sに接続されている。
第2図(a)、(b)および(C)は、第1図のメモI
J )ランジスタQ□、の構造例を示したものである。
ここで第2図(a)はメモIJ )ランジスタの回路図
、第2図(b)はメモリトランジスタのワード線に沿っ
た方向での断面図、第2図(C)はメモTJ )ランジ
スタのワード線に垂直方向での断面図である。
第2図う)アよび(C)において、lは例えば比抵抗1
3Ωcmのシリコン基板等の半導体基板、2は例えば厚
さ6000人の酸化シリコン(以下、S i 02とい
う。)からなるフィールド絶縁膜、3は例えば厚さ10
0人の3102からなる第二のゲート絶縁膜、4は例え
ば厚さ300人のS、02からなる第二のゲート絶縁膜
、5は例えばリンをドーピングした厚さ2000人の多
結晶シリコン膜等で形成された浮遊ゲート電極、6は例
えばリンをドーピングした厚さ4000人の多結晶シリ
コン膜等で形成された制御ゲート電極、7は例えば厚さ
4000人のBPSG等からなる層間絶縁膜、ならびに
8aiよび8bは例えば深さ0.3μmの不純物拡散層
である。
次に、この第一実施例の不揮発性半導体記憶装置の動作
について説明する。
本発明の特徴は、第1図および第2図(a)、ら)およ
び(C)において、浮遊ゲート電極5および制御ゲート
電極6を有するMOS型のメモリトランジスタQ%t」
 (t=1.2、j=1〜6)とMOS型の第一の選択
用トランジスタQsij(i=1.2、j=1〜6)と
を並列に接続した対を1単位とし複数単位直列に接続し
て一つのメモリアレイ構成群とし、このメモリアレイ構
成群を行列状に配置して構成されたメモリアレイを備え
、メモリトランジスタQ□、の制御ゲート電極同士を各
行ごとに接続して配置された第一のワード線L  (+
=1〜6)と、選択用トランジスタQs目のゲート電極
同士を各行ごとに接続して配置された第二のワード線Z
l (t=1〜6)と、前記メモリアレイ構成群のドレ
イン電極同士を各列ごとに接続して配置されたビット線
Y+  (+=1.2)と、前記メモリアレイ構成群の
ソース電極同士を共通に接続して配置されたソース線S
とを含むことにある。
次に、本第一実施例の不揮発性半導体記憶装置の動作(
駆動方法)について説明する。
第3表に代表的なメモリアレイトランジスタを選択した
書込み状態の各ワード線、ビット線およびソース線の動
作電位の例を示す。
(以下不買余白) なお、ここで書込みとは浮遊ゲート電極に電子を注入し
、メモリトランジスタのしきい値電圧を増大することを
意味する。
この例での書込みは、チャネル電流によるホットエレク
トロン注入を利用している。例えばメモリトランジスタ
Q、l、、を書込む場合、このメモリトランジスタQ1
.111 のドレイン電極にはビット線Y1より6V、
制御ゲート電極には第一のワード線x1より10Vが供
給さる。一方、このメモIJ )ランジスタQ01と対
をなす並列に接続された選択用トランジスタQ、11 
のゲート電極には第二のワード線Z1によりOVが供給
され、この選択用トランジスタQllは「オフ」する。
従って、ドレイン電極からの電流経路はメモリトランジ
スタQX、、を通る経路だけとなる。一方、このメモリ
トランジスタQ。、が属する群の他の直列に接続された
メモリトランジスタQ、12およびQ14.、の制御ゲ
ート電極は、第一のワード線X2およびX。
により全てOVに固定される。他の選択用トランジスタ
Q、I□およびQ、13のゲート電極には第二のワード
線Z2および2.よりIOVが供給され「オン」状態に
なる。従って、選択されたメモIJ )ランジスタロ旧
、のソース電極はこの選択トランジスタQ、11 およ
びQs、、を介して接地電位のソース線Sに接続される
。このときビット線Y1よりソース線Sに接続される。
このときビット線Yよりソース線Sにチャネル電流が流
れ、メモリトランジスタQ□1のチャネル中にホットエ
レクトロンが生じ浮遊ゲート電極に電子が注入される。
選択された同一群内のメモIJ )ランジスタQM12
およびQo、は制御ゲート電極電圧がOVと低くかつソ
ース−ドレイン電極間に電位差がわずかしか生じないた
め書込まれない。
同様に、メモリトランジスタQxBを書込むときも同一
群内の他のメモリトランジスタQMI+ およびQN、
コの制御ゲート電極電位を全てQVに他の選択用トラン
ジスタQ、1.およびQ、13のゲート電極をIOVに
かつ選択用トランジスタQSI2のゲート電極電位をO
Vにし「オフ」させればよい。
すなわち、選択されたメモリトランジスタと対をなす選
択用トランジスタはメモリトランジスタをバイパスする
経路をしゃ断し、他の選択用トランジスタは非選択メモ
リトランジスタをバイパススる経路を形成し、ビット線
−ソース線間のトランスファーゲートとして働く。
また、 Q、l、、で代表される同一ビット線に接続さ
れている他のメモIJ )ランジスタ群の誤書込みを防
止するために、他のトランジスタ群に接続されている第
一のワード線X4、x、およびX6、ならびに第二のワ
ード線2..2.およびZ6は全てOvに固定される。
このため大きなメモIJ )ランジスタのチャネル電流
が生じず書込みが生じない。
また、同一ワード線に接続されているメモリトランジス
タ、例えばQolとQ。2□の選択書込みはビット線電
圧によって実現される。すなわち、メモリトランジスタ
Q1421 の書込み時は、ビット線YlがOvに固定
されてソース・ドレイン間電位差がOVになり書込みが
行われない。
次に、消去の例について説明する。第4A表および第4
B表に消去状態の各ワード線、ビット線、およびソース
線の動作電位(V)の−例を示す。
ここで、第4A表はソース線からの消去の場合を示し、
第4B表はビット線からの消去の場合を示す。
(以下不貞余白) なお、ここで消去とは、浮遊ゲート電極から電子を放出
しメモリトランジスタのしきい値電圧を減少させること
を意味する。
この例での消去はF−N電子トンネリングを利用してい
る。つまり、第2図(C)に示すように、メモリトラン
ジスタのソース・ドレイン領域となる不純物拡散層8a
および8bもしくはどちらか一方に例えばIIIIV等
の高電圧を印加し、制御ゲート電極6に例えばOV等の
低電圧を印加した場合、浮遊ゲート電極5からソースま
たはドレイン領域にむかう第一ゲート絶縁膜3中の電界
が強くなり第一ゲート絶縁膜3を介しF−N )ンネリ
ング現象が起こり電子の放出が起きる性質を利用してい
る。このため、第2図(C)に示すように、ソース・ド
レイン電極のうち一方を浮遊ゲート電極5にオーバーラ
ツプして設け、この部分でのF−N )ンネリングが起
こりやすくかつドレイン耐圧を高くした構造である。
消去は第4A表および第4B表に示すように、ビット線
側からもソース線側からも可能である。
まず、最初にソース側から消去を行う場合について説明
する。なお、このとき第2図(C)のような構造のメモ
リトランジスタであれば、ソース線側に浮遊ゲート電極
と不純物拡散層のオーバラップを有する電極を配置した
ほうが有利である。
−括消去の場合は、トランジスタの選択性がなく全ての
第一のワード線x1〜X6をOvに全ての第二のワード
az1〜z6を20Vに、ソース線を20Vに、ビット
線YIおよびY2を開放状態にする。この結果全てのメ
モリトランジスタのソース線側の、付随的にはビット線
側の不純物拡散層電位は高電圧に保たれ、消去が可能に
なる。
ワード線を選択して消去をする場合は、選択した第一の
ワード線のみOvにし他の全ての第一のワード線、およ
び全ての第二のワード線を20Vにする。この結果、選
択されたワード線以外では浮遊ゲート電極−ソース・ド
レイン電極間の電界が小さくなりF−N電子トンネリン
グが起きず消去が禁止される。この結果、選択された第
一のワード線に接続されたメモリトランジスタのみが消
去される。
ビット線側から消去する場合は、その電圧印加される不
純物拡散層が変わるだけで他は前記の動作と同様である
第3図(a)および(b)はこれら書込み消去モードに
おけるメモリトランジスタのしきい値電圧(V、)の変
化を示している。第3図(a)に示すように、書込みが
行われた場合しきい値電圧が上昇し、例えば制御ゲート
電極電圧(VG )が5vで電流が流れず、逆に消去か
行われた場合しきい値電圧は減少し、制御ゲート電極電
圧VGが5Vで電流が流れる。第3図ら)はメモリトラ
ンジスタのしきい値電圧(V、)の時間に対する変動を
示している。
なお、ここで消去は電気的に行う方法のみ説明している
がこれは例えば紫外線照射による一括消去でもかまわな
い。
次に、読出し時の動作の説明を第5表を用いて行う。こ
こで、第5表は読出し状態にふける選択トランジスタと
それに対する各ワード線、ビット線およびソース線の動
作電位(V)を表している。
選択したメモリトランジスタの制御ゲート電極に5Vを
印加し、それと対をなす選択用トランジスタのゲート電
極にOvを印加し、選択用トランジスタのチャネルをオ
フし、メモリトランジスタのチャネル部のみの電流経路
とする。この選択したメモリトランジスタが属する他の
選択用トランジスタのゲート電極は全て5Vにし「オン
」状態にし、トランスファーとしてビット線から選択さ
れたメモリトランジスタのドレイン電極までの電流経路
、および選択されたメモリトランジスタからソース線ま
での電流経路をつくる。この結果、選択されたメモリト
ランジスタが書込み状態であり、そのしきい値電圧が5
V以上であれば、このメモリトランジスタによりビット
線からソース線への電流経路はしゃ断され、ビット線か
らソース線への電流流出は起こらない。逆に、選択され
たメモリトランジスタが消去状態でありそのしきい値電
圧が5V以下であれば、このメモリトランジスタのチャ
ネル電流が流れる。この電流はビット線からの流出電流
として現れる。
このように、選択したメモリトランジスタの書込みおよ
び消去状態がビット線からの電流の「なし」および「あ
り」にそれぞれ対応し、この電流をビット線に接続した
センスアンプ等で検出しデータ「1」および「0」にそ
れぞれ対応づけて情報を記憶する。非選択メモリトラン
ジスタの制御ゲート電極はOvでも5vでもよい(第5
表中では()シて示しである)。なぜならこのメモリト
ランジスタは対になる選択用トランジスタの存在により
、トランスファーとしての働きをする必要がなくなって
いるからである。
また、本第一実施例では読出し時の非選択メモリトラン
ジスタのしきい値電圧も同様の意味からどのような値で
あってもよい。要するに選択用トランジスタのしきシ)
′値電圧が第二のワード線電圧よりも低ければ、この選
択用トランジスタがトランスファーとして働き本第一実
施例の読出し機能は動作する。選択したメモリトランジ
スタが属していない群の第一のワード線および第二のワ
ード線は全てOvに固定される。このためビット線から
この群を通る電流経路はしゃ断される。ただし、メモリ
トランジスタのしきい値電圧は正に制御される必要があ
る。同一の第一のワード線に接続されるメモリトランジ
スタを並列に読出すことも可能である。これは例えばメ
モリトランジスタQ□1とQ。21 とを同時に読出す
ことで代表される。つまり、ビット線Y1 とビット線
Y2とを別々のセンスアンプに接続しそれぞれの電流に
応じてデータを出力すればよい。
以上述べたように、本第二実施例によれば、選択書込み
、−括消去、ワード消去および選択読出しが可能である
第4図は本発明の第二実施例の不揮発性半導体記憶装置
を示す回路図である。
本第二実施例は、第1図の第一実施例において、本発明
の特徴′とするところの、直列に接続されたメモリトラ
ンジスタQXIJ  (+ = 1.2、」=1〜6)
と選択用トランジスタQs*r  (+−1,2、j=
1〜6)とからなるトランジスタ群のドレイン電極とビ
ット線との間に、第二の選択用トランジスタQ。s (
i=1〜4)を配置し、かつ第二の選択用トランジスタ
Q。、のゲート電極を行ごとに接続して選択線Ct(+
=1.2)を設けたものである。
次に本第二実施例の不揮発性半導体記憶装置の動作につ
いて説明する。
この第二の選択用トランジスタの動作を規定する選択線
の動作電位(V)を第6表に示す。
本第二実施例によると、選択したメモIJ )ランジス
タが属するメモリアレイ構成群以外のメモリアレイ構成
群は全てビット線Y1およびY2から第二の選択用メモ
リトランジスタQci(+=1〜4)により切り離され
る。そのため、書込み時に、非選択メモリトランジスタ
を通じて流れる寄生リーク電流がしゃ断でき効率的なプ
ログラミングが可能となる。また同様に読出し時に非選
択メモリトランジスタがビット線から切り離されるので
、非選択メモリトランジスタは第一のワード線がOV、
つまり、制御ゲート電極がOvで電流が流れる状態でも
よい。すなわち、メモリトランジスタのしきい値電圧が
デイプレッション状態でも読出し動作は影響を受けない
ことになる。このためメモIJ )ランジスタのしきい
値電圧変動は第5図(a)および(b)のように設定で
きる。ここで、第5図(a)は消去および書込み時の制
御ゲート電極電圧Vcに対するドレイン電流■。特性を
示し、第5図(5)はその場合におけるしきい値電圧(
V、)の時間的な変化特性を示す。このため、読出し時
の各ワード線、選択線、ビット線、およびソース線の動
作電位は第7A表および第7B表のように設定できる。
(以下不買余白) この動作は選択したメモリトランジスタの電流の有無を
制御ゲート電極電圧Ovで検知することで達成される。
これは第5図(a)に示すごとく消去時には制御ゲート
電極電圧(¥c)がOVでも電流値が流れ、逆に書込み
時には流れないというメモリトランジスタの電流−電圧
特性を利用する。
この結果、メモリトランジスタのしきい値電圧範囲が広
く設定できる利点がある。
また、逆に書込み時のしきい値電圧上昇も読出し判定電
圧が第一実施例よりも下げられることから少なくてもよ
い。この結果、書込み時の第一のワード線電圧も小さく
でき書込み中に同一ワード線でバイアスされる非選択ト
ランジスタのF−Nトンネリングによる誤書込みも防止
できる。
また、消去を過度に行ってメモリトランジスタがデイプ
レッションとなってもよいことから書込みおよび消去の
しきい値電圧制御に上限がなくなり過書込みと過消去の
問題は起こらない。
なお、本第二実施例でも書込み時および消去時のメモリ
トランジスタおよび選択用メモリトランジスタの駆動方
法およびその動作原理は第一実施例と同様である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、直列に接続されたメモ
リトランジスタと対をなす選択用トランジスタを設けか
つこの選択用トランジスタのゲート電極電圧を制御する
第二のワード線を設けることにより、以下に述べるよう
な効果がある。
(1)選択書込みにおいて中間電位を設定する必要がな
く2値の電圧設定でよい。従って、周辺回路および制御
回路の設計が容易である。
(2)過書込みの問題を起こさない。つまり、メモリト
ランジスタのしきい値電圧が上昇しても直列に接続され
たトランジスタ群中のメモリトランジスタのビット線お
よびソース線への接続は、しきい値電圧が固定されてい
る選択用トランジスタをトランスファーとして行われる
ため問題が起こらない。さらに、第二実施例のように第
二の選択用トランジスタを有している場合は、過消去の
問題も起こさない。そのため、メモリトランジスタしき
い値電圧の上限下限を制御する必要がなく、書込み時と
消去時とのしきい値電圧の差が大きくとれ、また、周辺
回路および制御回路の設計が単純でかつ容易である。
また、メモリトランジスタ製造時の変動要因によるプロ
グラム特性の差が生じても許容でき、高い製造歩留りを
有する。
(3)書込みにホットエレクトロン注入を使用すること
ができるため、消去時に比べ書込み時の非選択メモリト
ランジスタの第一ゲート絶縁膜中の電界を小さくするこ
とができる。このため、書込み中の同一ワード線に接続
された非選択メモIJ )ランジスタの誤書込みを容易
に防止することができる。また第二実施例のように、書
込み時の制御ゲート電圧が低くてすむ場合、第一のワー
ド線を駆動するデコーダには高耐圧のトランジスタを使
用する必要がなくなりデコーダの設計が容易になる。
(4)書込みをF−N電子トンネリングで行う必要がな
く、また消去をF−N)ンネリングで行うこと以外アバ
ランシェブレークダウンや紫外線照射で行うことも可能
であることから、第一ゲート絶縁膜に例えば130人等
の比較的厚い酸化膜を使用することも可能である。この
ため絶縁膜製造時の制御が容易でかつ製造歩留りも高い
(5)書込み中のドレイン電圧が低く、第一ゲート絶縁
膜中の電界が弱く、既書込みデータに対する書込み中の
誤消去も起きにくい。このたt、直列に接続したメモリ
トランジスタ群のうちの書込み順序に制限がない。この
ため周辺回路の設計が容易である。
(6)  ワード消去およびワード書込が可能である。
つまり、特定のワード線の情報のみを書き換えることが
できる。そのため、全ビット消去、全ビット書込みを行
わずに記憶データを更新することが可能である。このた
め、プログラム時間の大幅短縮ができ、随時蓄積データ
のプログラムおよび記憶に対し適している。
(7)各メモリトランジスタおよび各選択用トランジス
タが直列に接続されているため、ビット線のコンタクト
の数が少なく最適なメモリトランジスタおよび選択トラ
ンジスタの構造を採用することでセル寸法を小さくする
ことが可能で、高集積化に適している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一実施例を示す回路図。 第2図(a)はそのメモリトランジスタの回路図。 第2図Co))および(C)はそのメモリトランジスタ
の構造を示す断面図。 第3図(a)および(b)はそのメモリトランジスタの
電圧−電流特性図およびプログラム特性図。 第4図は本発明の第二実施例を示す回路図。 第5図(a)および(b)はそのメモIJ )ランジス
タの電圧−電流特性図およびプログラム特性図。 第6図は従来例を示す回路図。 第7図(a)はその構造を示す平面図。 第7図(5)は第7図(a)のA−A’断面図。 1121・・・半導体基板、2・・・フィールド絶縁膜
、3.23・・・第一ゲート絶縁膜、4.24・・・第
二ゲート絶縁膜、5.25・・・浮遊ゲート電極、6.
26・・・制御ゲート電極、7.27・・・層間絶縁膜
、8a 、 8b、28a〜28c・・・不純物拡散層
、23a・・・ゲート絶縁膜、26a・・・ゲート電極
、29・・・コンタクト、30・・・ビット線金属配線
、C+ 、C2、D+−D4・・・選択線、Qい(i=
1〜4) 、QsB  (l= 1.2、J1〜6)・
・・選択用トランジスタ、Qx r t  い−1,2
、j=1〜6)・・・メモリトランジスタ、S・・・ソ
ース線、X+ 〜Xs 、Z+−Z6−ワ )’線、Y
Y2・・・ビット線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、浮遊ゲート電極および制御ゲート電極を有するMO
    S型のメモリトランジスタとMOS型の第一の選択用ト
    ランジスタとを並列に接続した対を1単位とし複数単位
    直列に接続して一つのメモリアレイ構成群とし、このメ
    モリアレイ構成群を行列状に配置して構成されたメモリ
    アレイを備え、前記メモリトランジスタの制御ゲート電
    極同士を各行ごとに接続して配置された第一のワード線
    と、前記選択用トランジスタのゲート電極同士を各行ご
    とに接続して配置された第二のワード線と、前記メモリ
    アレイ構成群の一方の取出し電極同士を各列ごとに接続
    して配置されたビット線と、前記メモリアレイ構成群の
    他方の取出し電極同士を共通に接続して配置されたソー
    ス線とを含むことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置
    。 2、前記ビット線と前記メモリアレイ構成群の一方の取
    出し電極同士と各列との間に接続されたMOS型の第二
    の選択用トランジスタと、この第二の選択用トランジス
    タのゲート電極を各行ごとに接続して配置された選択線
    とを含む請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。 3、請求項1または請求項2記載の不揮発性半導体記憶
    装置の駆動方法において、 前記第一および第二の選択用トランジスタを導通状態ま
    たは非導通状態とすることにより前記メモリトランジス
    タを選択し、選択されたメモリトランジスタを書込み時
    にはチャネル電流によるホットエレクロン注入によりそ
    の浮遊ゲートに電子蓄積を行う条件で駆動することを特
    徴とする不揮発性半導体記憶装置の駆動方法。
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