JPH046987Y2 - - Google Patents

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JPH046987Y2
JPH046987Y2 JP1987109390U JP10939087U JPH046987Y2 JP H046987 Y2 JPH046987 Y2 JP H046987Y2 JP 1987109390 U JP1987109390 U JP 1987109390U JP 10939087 U JP10939087 U JP 10939087U JP H046987 Y2 JPH046987 Y2 JP H046987Y2
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housing
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mounting
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は自動二輪車用前照灯に関し、更に詳し
くはランプユニツト可動タイプの自動二輪車用前
照灯におけるエイミング構造関係の改良に関する
ものである。
〈従来の技術〉 従来のこの種前照灯では第6図及び第7図に示
す如く、ランプユニツト1を包持したハウジング
2の左右両側を車体取付ステー3の支持腕31に
取付ボルト4で枢着支持させ、その取付ボルト4
を中心にしてハウジング2(ランプユニツト1)
が回動し上下方向のエイミング動作ができるよう
に構成されていた。その為に、車体への組付け性
が悪く手間取ると共に、車体取付ステー及び取付
ボルトがハウジングの左右両側に出つ張り車体デ
ザインの自由度を挟めてしまう不具合があつた。
しかも、ハウジングを樹脂成形する場合、取付ボ
ルトを挿通させるための取付穴がハウジングの左
右両側にあるので、スライド金型を使用しなけれ
ばならず、成型用金型が複雑でコスト高になる不
具合もあつた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 本考案はこの様な従来の不具合に鑑みてなされ
たものであり、車体への組付け性が良く、確実な
エイミング調整を行なうことが出来ると共に、車
体デザインの自由度を大巾に高めることが出来、
しかもハウジングを樹脂成形する場合でも、スラ
イド金型を使用せずとも済みコストの低減化を図
ることが出来る自動二輪車用前照灯を提供せんと
するものである。
〈問題点を解決するための手段〉 斯る目的を達成する本考案自動二輪車用前照灯
は、ランプユニツトを包持するハウジングの底部
を上下方向のエイミング軌跡に沿つた曲面状に形
成し、該ハウジングを支持する車体取付ステーに
は上記ハウジング底部の曲面と適合する載承部を
形成せしめ、前記ハウジングの底部を上記車体取
付ステーの載承部上にスライド自在に載承させた
事を特徴としたものである。
〈実施例〉 以下、本考案実施例を図面に基づいて説明す
る。
ランプユニツト1は従来と同様、バルブ1aと
反射鏡1bを一体形成したボデイ1cと前面レン
ズ1dとで構成され、その外周をハウジング2で
もつて包持状に支持させ、ハウジング2を介して
車体取付ステー3に上下方向のエイミング調整が
できるように取付けられる。
ハウジング2はその前方開口部2aをランプユ
ニツト1の前方外形と適合するように形成してラ
ンプユニツト1を収納状に嵌合させ、ランプユニ
ツト1の前方外側に突設した係合突起1eと取付
片1fを介してネジ5でランプユニツト1を包持
状に支持せしめ、底部2bを上下方向のエイミン
グ軌跡に沿つた曲面状に形成させる。即ち、ハウ
ジング2の底部2bはハウジング2の任意の位置
に設定したエイミング中心点Pを中心としてハウ
ジングの上下方向に沿つた円弧状に形成するもの
である。そして、このハウジング2の底部2bを
車体取付ステー3の載承部3a上に、ハウジング
2すなわちランプユニツト1の上下方向のエイミ
ング調整ができるように、当該載承部3aに沿つ
て上下方向にスライド自在に載置支承せしめる。
車体取付ステー3はハウジング2の底部2aを
スライド自在に載承するための載承部3aと車体
側に固着される取付部3bとで構成され、その載
承部3aはハウジング2の底部2bの曲面状と適
合するように前記エイミング中心点Pを中心とし
た円弧状曲面に形成してなる。そして、この載承
部3a上にハウジング2の底部2bを上下方向に
スライド自在に載承せしめる。
車体取付ステー3の載承部3a上にハウジング
2の底部2bを上下方向にスライド自在に載承さ
せる機構としては種々考えられる。即ち、第1図
及び第2図に示した第1実施例のものは、ハウジ
ング2の底部2b内側に2個のナツト6を熱カシ
メ等の手段により固着しておき、車体取付ステー
3の載承部3aには上記2個のナツト6と対応す
る位置に上下方向に長い長穴7を開口形成させ、
下方から取付ボルト8を長穴7とナツト6とに渡
つて締結させるようにしたものであり、取付ボル
ト8を緩めれば長穴7をガイドとしてハウジング
2の底部2bが車体取付ステー3の載承部3a上
面に沿つて上下方向にスライド自在となり、ラン
プユニツト1の上下方向のエイミング調整が行な
える。又、第3図に示した第2実施例のものは、
ハウジング2の底部2b内側に1個のナツト6を
熱カシメ等の手段により固着すると共に底部2b
の前方位置に車体取付ステー3の載承部3aの先
端部31aを挿入係合させるための係合穴9を開
口形成しておき、車体取付ステー3の載承部3a
には上記ナツト6と対応する位置に上下方向に長
い長い長穴7を開口形成させ、車体取付ステー3
の載承部3aの先端部31aをハウジング2の係
合穴9に挿入係合させると共に、取付ボルト8を
長穴7とナツト6とに渉つて締結させるようにし
たものであり、取付ボルト8を緩めれば長穴7及
び係合穴9をガイドにしてハウジング2の底部2
bが車体取付ステー3の載承部3a上面に沿つて
上下方向にスライド自在となり、ランプユニツト
1の上下方向のエイミング調整が行なえる。尚、
ハウジング2の係合穴9巾は取付ステー3の載承
部3aの巾と適合しており、横方向(左右方向)
へのブレを防止するようになつている。更に第4
図及び第5図に示した第3実施例のものは、ハウ
ジング2の底部2b内側に1個のナツト6を固着
すると共に底部2bの外側に車体取付ステー3の
載承部3aを適合して嵌合させる係合凹溝10を
形成し、車体取付ステー3の載承部3aには上記
ナツト6と対応する位置に上下方向に長い長穴7
を開口形成させ、車体取付ステー3の載承部3a
を係合凹溝10内に嵌合させると共に、取付ボル
ト8を長穴7とナツト6とに渡つて締結させるよ
うにしたものであり、取付ボルト8を緩めれば長
穴7及び係合凹溝10をガイドにしてハウジング
の底部2bが車体取付ステー3の載承部3a上面
に沿つて上下方向にスライド自在となり、ランプ
ユニツト1の上下方向のエイミング調整が行なえ
る。これら第2実施例及び第3実施例のように構
成すれば、ハウジング2を車体取付ステー3に固
着させるためのナツト6及び取付ボルト8が1個
で済み、第1実施例のものより一層車体への組付
け性が良く簡便となると共に、部品点数も少なく
て済みコストダウンを図ることが出来るようにな
る。
〈考案の効果〉 ランプユニツトを包持したハウジングの底部
及び車体取付ステーの載承部を上下方向のエイ
ミング軌跡に沿つた曲面状に形成すると共にハ
ウジングを車体取付ステー載承部の長穴と取付
ボルトとでもつて上下方向にのみに動くように
規制したので、ハウジングを車体取付ステーに
組付けた後にランプユニツトが左右方向に動く
惧れがなく、且つ取付け時には上下方向にのみ
スムースに動き、その結果、簡便でしかも正確
なエイミング調整を行なうことが出来る。
ハウジングを車体取付ステーに組付けるの
に、ハウジングの底部を車体取付ステーの載承
部上に載承して載承部の長穴とハウジング内底
部に予め固着されたナツトとにわたつて取付ボ
ルトを締結させるだけで済むので、車体への組
付け性を大幅に向上させることが出来ると同時
に、車体取付ステーの載承部の寸法精度を比較
的ラフに成形することが可能となる。
ランプユニツトのハウジングを支承する車体
取付ステーはハウジングの底部後方に隠れてし
まい、加えてエイミング中心点Pを任意の位置
に設定できるので、前照灯としての外観見映え
を損うことがなくなると共に、車体設置上の制
約が少なくなり、車体デザインの自由度を従来
品より大巾に高めることが出来る。
ハウジングの底部を車体取付ステーの載承部
上に直接載承するようにしたので、ハウジング
を樹脂成形する場合でもスライド金型を使用し
なくて済み、コストの低減化を図ることが出来
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案第1実施例を示す正面図、第2
図は第1図の2−2線断面図、第3図は本考案第
2実施例を示す断面図、第4図は本考案第3実施
例を示す断面図、第5図は第4図の5−5線断面
図、第6図は従来例を示す一部切欠正面図、第7
図は同側面図である。 図中、1はランプユニツト、2はハウジング、
2bはその底部、3は車体取付ステー、3aは載
承部、である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ランプユニツトを包持するハウジングの底部を
    上下方向のエイミング軌跡に沿つた曲面状に形成
    すると共に内底部に予めナツトを固着し、該ハウ
    ジングを支持する車体取付ステーには上記ハウジ
    ング底部の曲面と適合する載承部を形成し、該載
    承部に上記ナツトと対応する位置に上下方向に長
    い長穴を形成せしめ、前記ハウジングの底部を前
    記車体取付ステーの載承部上にスライド自在に載
    承させ上記取付ステーの載承部の長穴と前記ナツ
    トとにわたつて取付ボルトを締結させた事を特徴
    とする自動二輪車用前照灯。
JP1987109390U 1987-07-15 1987-07-15 Expired JPH046987Y2 (ja)

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JP1987109390U JPH046987Y2 (ja) 1987-07-15 1987-07-15

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JP1987109390U JPH046987Y2 (ja) 1987-07-15 1987-07-15

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JPS6416992U JPS6416992U (ja) 1989-01-27
JPH046987Y2 true JPH046987Y2 (ja) 1992-02-25

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS54125060U (ja) * 1978-02-20 1979-09-01
JPH0226081Y2 (ja) * 1981-02-06 1990-07-17

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JPS6416992U (ja) 1989-01-27

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