JP2000198353A - 車両用サンバイザ - Google Patents

車両用サンバイザ

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JP2000198353A
JP2000198353A JP10374285A JP37428598A JP2000198353A JP 2000198353 A JP2000198353 A JP 2000198353A JP 10374285 A JP10374285 A JP 10374285A JP 37428598 A JP37428598 A JP 37428598A JP 2000198353 A JP2000198353 A JP 2000198353A
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JP
Japan
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mirror
sun visor
caulking
case
mirror mounting
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Pending
Application number
JP10374285A
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English (en)
Inventor
Chihiro Tsuzuki
千尋 都築
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Neo Ex Lab Inc
Original Assignee
Neo Ex Lab Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サンバイザ本体のミラー装着凹部に対し、ミ
ラーケースを容易に取り付けることができ、部品点数や
組付工数を軽減してコスト低減を図る。 【解決手段】 サンバイザ本体10の片側面に化粧用ミ
ラー装置20が装着された車両用サンバイザであって、
サンバイザ本体10は、熱可塑性合成樹脂によって中空
に形成されると共に、その片側面には化粧用ミラー装置
20のミラーケース21が装着されるミラー装着凹部1
1が凹設され、そのミラー装着凹部11の底面には所要
数のカシメ突起13が一体に突設される。ミラー装着凹
部11に対しミラーケース21が嵌込まれ、そのミラー
ケース21の底板部40の取付孔41にカシメ突起13
が嵌挿された状態でカシメ突起13の先端部が熱カシメ
によってカシメられることで、ミラー装着凹部11にミ
ラーケース21が装着される構成にしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、サンバイザ本体
の片側面に化粧用ミラー装置が装着された車両用サンバ
イザに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図7に示すように、サンバイザ本
体110の軽量化やコスト低減等を図るために、サンバ
イザ本体110が熱可塑性合成樹脂のブロー成形によっ
て中空に形成され、その片側面にはミラー装着凹部11
1が凹設された構造のものが知られている。このような
構造をもつサンバイザ本体110のミラー装着凹部11
1に対し、化粧用ミラー装置120のミラーケース12
1を装着するために、ミラー装着凹部111の底面の所
定位置には所要数のインサートナット113がブロー成
形と同時に埋設されている。そして、サンバイザ本体1
10のミラー装着凹部111に対しミラーケース121
が嵌込まれた状態において、所要数のネジ114がミラ
ーケース121の底板部140に貫設された所要数の取
付孔141を通して、ミラー装着凹部111の所要数の
インサートナット113にそれぞれねじ込まれること
で、ミラー装着凹部111にミラーケース1が取り付け
られるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
車両用サンバイザにおいて、サンバイザ本体110のミ
ラー装着凹部111に対し、ミラーケース121を装着
するために、所要数のインサートナット113と、これ
らインサートナット113にそれぞれねじ込まれる所要
数のネジ114が必要となる。このため、部品点数や組
付工数が多くなり、コスト高となる等の問題点があっ
た。
【0004】この発明の目的は、前記従来の問題点に鑑
み、サンバイザ本体のミラー装着凹部に対し、ミラーケ
ースを容易に取り付けることができ、部品点数や組付工
数を軽減してコスト低減を図ることができる車両用サン
バイザを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、第1の発明は、請求項1に記載のとおりの構成を要
旨とする。したがって、サンバイザ本体のミラー装着凹
部に対し化粧用ミラー装置のミラーケースを取り付ける
場合、ミラー装着凹部に対しミラーケースが嵌込まれな
がら、ミラー装着凹部の所要数のカシメ突起に対しミラ
ーケースの取付孔が嵌挿される。その後、カシメ突起の
先端部が熱カシメによってカシメられることで、そのカ
シメ突起の先端部のカシメ部によってミラーケースが取
り付けられる。
【0006】また、第2の発明は、請求項2に記載のと
おりの構成を要旨とする。したがって、サンバイザ本体
のミラー装着凹部に対し化粧用ミラー装置のミラーケー
スを取り付ける場合、まず、ミラー装着凹部に対し、そ
の一側の係止凹部にミラーケースの差込部が差し込ま
れ、ミラーケースが嵌込まれる。このミラーケースの嵌
込み動作によって、所要数のカシメ突起に取付孔がそれ
ぞれ嵌挿される。その後は、カシメ突起の先端部が熱カ
シメによってカシメられることで、そのカシメ突起の先
端部のカシメ部と、前記係止凹部と差込部との係合力に
よってミラーケースが取り付けられる。
【0007】第3の発明は、請求項3に記載のとおりの
構成を要旨とする。したがって、所要数のカシメ突起が
テーパ軸状に形成されることで、そのカシメ突起に対し
取付孔が容易にかつガタツキなく嵌挿されて位置決めさ
れる。このため、ミラー装着凹部に対しミラーケースを
位置ずれなく正確に取り付けることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図1〜図
6にしたがって説明する。図3において、車両用サンバ
イザは、支軸1とサンバイザ本体10とを備えている。
支軸1は略L字状をなし、その横軸部3には、サンバイ
ザ本体10が車室の天井面に沿う格納位置と、フロント
ガラスに沿う遮光位置との範囲において回動操作可能に
装着されている。
【0009】サンバイザ本体10は、軽量化やコスト低
減等を図るために、熱可塑性合成樹脂のブロー成形によ
って中空に形成されている。サンバイザ本体10の片側
面(遮光位置に配置されたときに車室側に向く面)に
は、ブロー成形と同時にミラー装着凹部11が凹設され
ている。ミラー装着凹部11の底面12の所定位置に
は、所要数のカシメ突起13が、ブロー成形と同時に一
体に形成されている。この実施の形態において、ミラー
装着凹部11には、その一側壁部(図2に向かって右側
壁部)18と底面12との境界部において係止凹部15
がスライド型によって凹設されている。また、ミラー装
着凹部11の底面12の他側(図2に向かって左側)寄
りには、一対をなすカシメ突起13が突設されている。
これら一対のカシメ突起13は、図4に示すように、そ
の根元部から先端部に向かうにしたがって外径が小さく
されたテーパ軸状に形成されている。
【0010】サンバイザ本体10のミラー装着凹部11
に装着される化粧用ミラー装置20の本体部をなすミラ
ーケース21は、合成樹脂の射出成形に形成され、その
略中央部の前面には化粧用ミラー24に対するミラー装
着窓22が開口され、そのミラー装着窓22の内周に
は、化粧用ミラー24が、その周縁部において嵌込まれ
る嵌込溝23が形成されている。ミラーケース21に
は、そのミラー装着窓22の片側に隣接しかつ周壁部2
7及び底板部40によって前方開口するてランプ収納室
25が形成されている。このランプ収納室25の底板部
40には、照明ランプ26が組み付けられ、ランプ収納
室25の前方開口部にはレンズ29が着脱可能に嵌込ま
れている。なお、図4に示すように、ランプ収納室25
の周壁部27の相対する壁面には係止孔28が形成さ
れ、レンズ29の両端部には、係止孔28に係脱可能に
係合する係止爪30が形成されている。
【0011】ミラーケース21には、その一側(図2に
向かって左側)の下縁に、ミラー装着凹部11の係止凹
部15に差し込まれて係合する差込部31が張出状に形
成されている。また、ミラーケース21の他側のランプ
収納室25の底板部40には、ミラー装着凹部11の一
対のカシメ突起13がそれぞれ嵌挿される取付孔41が
貫設されている。
【0012】すなわち、サンバイザ本体10のミラー装
着凹部11に対し化粧用ミラー装置20を装着する場
合、まず、図4に示すように、サンバイザ本体10の表
面は外装皮16によって被覆される。この外装皮16に
は、ミラー装着凹部11に対応する位置において開口孔
17が設けられている。次に、図5に示すように、ミラ
ー装着凹部11に対し、ミラーケース21が斜めの状態
でその一側の差込部31がミラー装着凹部11の係止凹
部15に差し込まれる。引き続いて、ミラーケース21
がミラー装着凹部11に嵌込まれる。図6に示すよう
に、前記ミラーケース21の嵌込み動作によって、一対
のカシメ突起13に取付孔41がそれぞれ嵌挿される。
なお、ミラー装着凹部11に対しミラーケース21を嵌
込む際、ランプ収納室25の開口部に対しレンズ29が
取り外された状態で行われる。
【0013】その後、図1と図2に示すように、一対の
カシメ突起13の先端部がカシメ治具の熱カシメによっ
てカシメられることで、そのカシメ突起13の先端部の
カシメ部14によってミラーケース21が固定されて取
り付けられる。最後に、ランプ収納室25の開口部に対
しレンズ29が取り付けられることで、ミラー装着凹部
11に対する化粧用ミラー装置20の装着が完了する。
前記したように、この実施の形態では、ミラー装着凹部
11の底面12に一体に突設されたカシメ突起13にミ
ラーケース21の取付孔41を嵌挿し、カシメ突起13
の先端部を熱カシメするという、極めて簡単な構造によ
ってミラーケース21を取り付けることができるため、
従来と異なり、インサートナットやビスが不要となる。
また、この実施の形態において、一対のカシメ突起13
はテーパ軸状に形成されているため、これら一対のカシ
メ突起13に対し取付孔41が容易にかつガタツキなく
嵌挿されて位置決めされる。このため、ミラー装着凹部
11に対しミラーケース21を位置ずれなく正確に取り
付けることができる。
【0014】なお、前記実施の形態では、ミラー装着凹
部11の一側部に係止凹部15が、他側寄りに一対のカ
シメ突起13が突設され、ミラーケース21には、係止
凹部15に対応する差込部31と、一対のカシメ突起1
3に対応する取付孔41が貫設される場合を例示した
が、これに限定しない。例えば、ミラー装着凹部11の
中央部寄り部分あるいは周縁部寄り部分(ミラーケース
21のミラー装着窓22に対応する部分)に複数のカシ
メ突起13を突設してもよい。この場合、ミラーケース
21のミラー装着窓22の底部には、カシメ突起13が
それぞれ嵌挿される取付孔41を形成するための底板部
が設けられる。さらに、カシメ突起13の先端を熱カシ
メする際、ミラーケース21のミラー装着窓22から化
粧用ミラー24が取り外された状態で行われる。このよ
うに、ミラー装着凹部11の中央部寄り部分あるいは周
縁部寄り部分に対し複数のカシメ突起13を配設するこ
とで、これら複数のカシメ突起13のカシメ部14によ
ってミラー装着凹部11にミラーケース21を強固に取
り付けることが可能となる。また、カシメ突起13はテ
ーパ軸状に限らず、平行軸状に形成されてもよい。ま
た、サンバイザ本体10は、熱可塑性合成樹脂の射出成
形等に半分割されたものが相互に接合されて中空に形成
されたものであってもよい。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
従来と異なり、インサートナットやビスを不要とすると
ともに、サンバイザ本体のミラー装着凹部に対し、ミラ
ーケースを容易に取り付けることができ、部品点数や組
付工数を軽減してコスト低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の車両用サンバイザのサ
ンバイザ本体の短手方向の断面を示す図3のI−I線に
基づく断面図である。
【図2】同じくサンバイザ本体の長手方向の断面を示す
図3のII−II線に基づく断面図である。
【図3】同じく車両用サンバイザ全体を示す斜視図であ
る。
【図4】同じくサンバイザ本体のミラー装着凹部に対し
ミラーケースを取り付ける前の分離状態を示す説明図で
ある。
【図5】同じくミラー装着凹部の係止凹部にミラーケー
スの差込部を差し込んだ状態を示す説明図である。
【図6】同じくミラー装着凹部に対するミラーケースの
嵌込み動作によってカシメ突起に取付孔が嵌挿された状
態を示す説明図である。
【図7】従来のサンバイザ本体のミラー装着凹部に対
し、インサートナットとビスによってミラーケースを取
り付けた状態を示す断面図である。
【符号の説明】
10 サンバイザ本体 11 ミラー装着凹部 12 底面 13 カシメ突起 14 カシメ部 15 係止凹部 20 化粧用ミラー装置 21 ミラーケース 24 化粧用ミラー 31 差込部 40 底板部 41 取付孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サンバイザ本体の片側面に化粧用ミラー
    装置が装着された車両用サンバイザであって、 前記サンバイザ本体は、熱可塑性合成樹脂によって中空
    に形成されると共に、その片側面には前記化粧用ミラー
    装置のミラーケースが装着されるミラー装着凹部が凹設
    され、そのミラー装着凹部の底面には所要数のカシメ突
    起が一体に突設され、 前記ミラー装着凹部に対しミラーケースが嵌込まれ、そ
    のミラーケースの底板部の取付孔に前記カシメ突起が嵌
    挿された状態で前記カシメ突起の先端部が熱カシメによ
    ってカシメられることで、前記ミラー装着凹部に前記ミ
    ラーケースが装着される構成にしてある車両用サンバイ
    ザ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車両用サンバイザであ
    って、サンバイザ本体のミラー装着凹部には、その一側
    に係止凹部が形成され、他側寄りの底面にカシメ突起が
    突設される一方、 ミラーケースには、その一側に前記係止凹部に差し込ま
    れて係止される差込部が形成され、他側寄りの底板部に
    は、前記カシメ突起が嵌挿される取付孔が貫設されてい
    る車両用サンバイザ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の車両用サンバイ
    ザであって、カシメ突起は、その根元部から先端部に向
    かうにしたがって外径が小さくされたテーパ軸状に形成
    されている車両用サンバイザ。
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