JP2004352136A - グリルガーニッシュの取付構造 - Google Patents

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辰彦 藤井
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Abstract

【課題】ガーニッシュの取付位置の精度を向上し、組付け性の向上を図るとともに、外観に生じるひけを防止して外観品質の向上を図り得るグリルガーニッシュの取付構造を提供する。
【解決手段】車体前面に設けられたラジエータグリルに組み付けられるグリルガーニッシュの取付構造において、上記グリルガーニッシュ6の裏面に位置決め用ストッパーリブ61gを装着し、このストッパーリブ61gに係合するとともに上記グリルガーニッシュ6の組付け位置で、該グリルガーニッシュ6の車幅方向の動きを規制するストッパー28を上記ラジエータグリル2に設けた構造。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車の前面に設けられるラジエータグリルに装着されるグリルガーニッシュの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車の前面には、エンジンルーム内に配設されたラジエータあるいはコンデンサの冷却を行うため、外気を取り入れるグリルが設けられている。このグリルには、自動車メーカーの紋章、徽章などをデザインした、一般に、オーナメント、あるいはエンブレムと呼ばれる飾りが取り付けられることがある。
図10および図11はオーナメント100を直接、グリル101に取り付けた従来技術(特許文献1参照)で、グリル101の後面にリテーナ102を組付け、このリテーナ102に取付ネジ103を介してオーナメント100を取り付けるようにしたものである。
オーナメント100は裏面に取り付けボス100aが設けられており、この取付ボス100aに取付ネジ103をねじ止めすることでグリル101の桟101aに固定されている。また、オーナメント100の後端には、爪部100bが設けられており、この爪部100bをグリル100の桟101aの後端に引っ掛けてオーナメント100のがたつきを防いでいる。関連する先行技術として特許文献2、特許文献3が知られている。
【0003】
一方、図12および図13に示したものは、グリル104に、長尺のガーニッシュ105を取付け、このガーニッシュ105にエンブレム台座106を組付け、エンブレム台座106にエンブレムを取り付けるようにした先行技術である。
この場合、ガーニッシュ105の両側裏面に設けられたボス部にグリル104の裏面側から取付ネジ107によりねじ止めしてグリル104に組み付けられている。ガーニッシュ105の中央部には、2箇所の穴108が設けられており、この穴108に取付ネジ107を通して、この取付ネジ107をエンブレム台座106の裏面に設けられたボス部にねじ止めして、エンブレム台座106を固定している。これに関連する先行技術として、特許文献4が知られている。
【0004】
特許文献1 実開昭61−108663号公報
特許文献2 実開昭60−165252号公報
特許文献3 実開昭61−3149号公報
特許文献4 特開2002−321578号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記先行技術によると、ガーニッシュ105が横長で型が大きくなる。また、ガーニッシュ105の締め付け箇所が多く、作業性が悪い。さらに、エンブレム台座106が別部品であるため、エンブレム台座106とガーニッシュ105との隙間が見え、外観が悪くなるおそれがあった。またさらに、ガーニッシュ105をグリル104に固定する際、ガーニッシュ105の車両左右方向の位置決めをスクリューにて実施するため、作業者がガーニッシュ105を動かして孔位置を確認する必要があった。また、スクリューはグリル104の孔周辺を削りながらガーニッシュ105のボス部に締まる場合があるので、ガーニッシュ105の取付位置が正規の位置からずれる恐れがあった。
【0006】
本発明は上記課題を解決し、ガーニッシュの取付位置の精度を向上し、組付け性の向上を図るとともに、外観に生じるひけを防止して外観品質の向上を図り得るグリルガーニッシュの取付構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するため、車体前面に設けられたラジエータグリルに組み付けられるグリルガーニッシュの取付構造において、上記グリルガーニッシュの裏面に位置決め用ストッパーリブを装着し、このストッパーリブに係合するとともに上記グリルガーニッシュの組付け位置で、該グリルガーニッシュの車幅方向の動きを規制するストッパーを上記ラジエータグリルに設けたことにある。
また、本発明は、上記ストッパーリブが上記ラジエータグリルのストッパーによって車幅方向に位置決めされたときに、上記グリルガーニッシュを上記ラジエータグリルに固定する締結部の位置と合致するように構成したことにある。
さらに、本発明は、車体前面に設けられたラジエータグリルの中央部に凸面を形成し、該凸面の車幅方向の両側面に開口穴を形成し、該両側の開口穴にグリルガーニッシュの一端部をそれぞれ差し込んでラジエータグリルに組み付けられるグリルガーニッシュの取付構造において、上記グリルガーニッシュの裏面に位置決め用ストッパーリブを装着し、このストッパーリブに係合し、上記グリルガーニッシュの組付け位置で、該グリルガーニッシュの車幅方向の動きを規制するストッパーを上記ラジエータグリルに設けたことにある。
またさらに、本発明は、上記ストッパーリブが上記ラジエータグリルのストッパーによって車幅方向に位置決めされたときに、上記グリルガーニッシュを上記ラジエータグリルに固定する締結部の位置と合致するように構成したことにある。
また、本発明は、上記凸面の開口穴の内部に、上記グリルガーニッシュの一端を係止するストッパーを設けたことにある。
さらに、本発明は、上記ラジエータグリルのストッパーの周囲にスリットを形成し、該ストッパーを基端部を軸にして車体前方側に僅かに起こし、該ストッパーを基端部を中心に車両の前後方向に変位可能に構成したことにある。
またさらに、本発明は、上記位置決め用ストッパーリブとして、一定長さで厚みの薄い位置決め用ストッパーリブを、上記グリルガーニッシュの裏面に設けたことにある。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1ないし図7は、本発明のグリルガーニッシュの取付構造の一実施の形態を示したものである。
【0009】
図1に示すように、車体1の前面には、エンジンルーム内のラジエータあるいは冷却用コンデンサに走行風を取り入れるために樹脂成形によるラジエータグリル2が、設けられている。
このラジエータグリル2は、フロントバンパー3の上部中間位置に組みつけられ、ラジエータグリル2の上部側にはフードパネル4の前端部が、ラジエータグリル2の左右には、ヘッドランプ5が設けられている。
【0010】
上記ラジエータグリル2は、図2および図3に示すように、ラジエータグリル本体2aと、ラジエータグリル本体2aの上端部に車体後方に向けて延出した上面部2bが形成されており、この上面部2bをフロントバンパー3の上端に一定間隔で立設した立設部3aに組付けて取付けられている。
【0011】
ラジエータグリル本体2aは、四角形の枠体20の内部を縦横の多数のグリッド21a,21bで格子状に仕切ったもので、上下の中心部に車幅方向に通る帯状部22が設けられている。この帯状部22の車幅方向の中央部には、凸面23がエンブレム取付台座2cとしてラジエータグリル本体2に一体成形されている。凸面23の車幅方向の側面23aには、凸面23を貫通する開口穴24が形成されている。
【0012】
また、上記左右の帯状部22の上端部および下端部には、車幅方向に長穴状の係合穴22a、22bが形成されている。左右の各帯状部22の係合穴22aは、車幅方向に所定間隔をあけて2箇所、係合穴22bは1箇所に形成されている。これら係合穴22a、22bは、上部側の係合穴22aと下部側の係合穴22bを、車幅方向に互いにずらして、いわゆる千鳥状に形成されている。上記係合穴22a、22bの数は、左右の帯状部22に組付けるグリルガーニッシュ6の長さに応じて任意に設定することができる。また、上部側の係合穴22aと下部側の係合穴22bの数は、下部側の係合穴22bの数を多くしても良い。さらに、上記帯状部22の車幅方向外側端部には、車体後方側に向けて凹所25が設けられ、この凹所25の底面に車体前後方向の取付孔26と車体後方側にボス部27がそれぞれ設けられている(図2、図3参照)。
【0013】
上記グリルガーニッシュ6は、図2、図4および図5(a)(b)に示すように、エンブレム取付台座23の両側の帯状部22に装着されるもので、左右のグリルガーニッシュ61,62はエンブレム取付台座23側の端部差込部61a,62aをエンブレム取付台座23の側面23aに形成された開口穴24に挿入して組付けられている。端部差込部61a,62aには、図2および図5(a)に示すように、挿入を容易にするため端部差込部61a,62aの角部61b、62bを滑らかに湾曲させて角部61b、62bをR形状に形成している。
【0014】
また、上記ラジエータグリル本体2aに設けられたエンブレム7を取り付けるエンブレム取付台座2cの開口穴24の内側には、グリルガーニッシュ61,62の挿入方向に対向するストッパー部(ボスピン)23dがそれぞれ設けられている。これによって、エンブレム取付台座2cの開口穴24にグリルガーニッシュ61,62を斜めに挿入してもストッパー部23dに係止され、左右のグリルガーニッシュ61,62が開口穴24の奥まで入りすぎるのを防止し、組付け時のグリルガーニッシュ61,62に対するキズ、塗装はがれ等がおきないようにしている。
【0015】
グリルガーニッシュ61,62は、図4、図5(a)(b)および図6(a)(b)に示すように、それぞれ裏面側上端部に、上記係合穴22aに対応する位置に係合爪61c,62cが設けられ、かつ裏面側下端部に、上記係合穴22bに対応する位置に係合爪61d,62dが設けられている。グリルガーニッシュ61,62は、係合爪61c,62cを係合穴22aに、係合爪61d,62dを係合穴22bに係合して組付けられている。係合爪61c,62c、および係合爪61d,62dの数は、上記係合穴22a、22bの数に合わせて設定すれば良い。
【0016】
また、グリルガーニッシュ61,62の裏面側の車幅方向外側端部には、図5(a)(b)に示すように、上記凹所25に対応する位置に、ネジ穴を形成したボス部61e,62eが設けられている。このボス部61e,62eは、図5(a)(b)、図7および図8(a)、(b)に示すように、グリルガーニッシュ61,62の裏面側に突設した逆L字状の突起部61f,62fの先に一体成形されている。グリルガーニッシュ61,62は、ラジエータグリル本体2に取付ネジ8を介して上記ボス部61e,62eに固定されている。上記ボス部61e,62eは、薄肉に形成した突起部61f,62fを介してグリルガーニッシュ61,62の裏側上下縁部に支持されているので、成形時にグリルガーニッシュ61,62の表面にひけが生じることがない。
【0017】
上記グリルガーニッシュ61,62は、図2に示すように、端部差込部61a,62aをエンブレム取付台座23の側面23aに形成された開口穴24に挿入して組付ける際に、係合爪61c,62cが係合穴22aに、係合爪61d,62dが係合穴22bに入る位置に、係合爪61c,62cおよび係合爪61d,62dと、係合穴22aおよび係合穴22bを形成している。
【0018】
上記グリルガーニッシュ61,62の裏面には、図2および図5(a)に示すように、車体後方に向けて縦長の位置決め用ストッパーリブ61g、62gが装着されている。上記ラジエータグリル本体2aの帯状部22には、上記ストッパーリブ61g、62gに係合するとともに上記グリルガーニッシュ61,62の組付け位置で、該グリルガーニッシュ61,62の車幅方向の動きを規制するストッパー28が設けられている。このストッパー28は、帯状部22の一部に左右対称にコ字状の切込みを入れて、その内側を軸として車体前方側に切り起こして形成されている。左右のストッパー28は、車体外側を起こすようにして形成され、上記グリルガーニッシュ61,62の車幅方向外側への動きを規制している。
【0019】
グリルガーニッシュ61,62をずらして、図5(b)に示すように、端部差込部61a,62aをエンブレム取付台座23の開口穴24に差し込むと、ストッパーリブ61g、62gが左右のストッパー28に係合する位置で、上記係合爪61c,62cと係合穴22aが、係合爪61d,62dと係合穴22bが互いに係合して組付けられる。
ラジエータグリル2は、ラジエータグリル本体2a上下端に設けられた爪部29を介して車体1に組み付けられ(図2参照)、ネジ9を介して車体1に固定されている(図5(a)参照)。
【0020】
次に、上記グリルガーニッシュ61,62の組付け手順を説明する。
まず、左右のグリルガーニッシュ61,62のエンブレム取付台座23側の端部差込部61a,62aをエンブレム取付台座23の側面23aに形成された開口穴24に挿入する。次に、係合爪61c,62cを係合穴22aに、係合爪61d,62dを係合穴22bに係合してグリルガーニッシュ61,62をラジエータグリル本体2に組付ける。
【0021】
グリルガーニッシュ61,62の端部差込部61a,62aをエンブレム取付台座23の開口穴24に差し込んで、グリルガーニッシュ61,62をずらすと、ストッパーリブ61g、62gが左右のストッパー28に係合する位置で位置決めされ、上記係合爪61c,62cと係合穴22aが、係合爪61d,62dと係合穴22bが互いに係合して組付けられる。
【0022】
このとき、グリルガーニッシュ61,62の裏面側のボス部61e,62eが凹所25に対応する位置にくると、図5(b)に示すように、ボス部61e,62eが凹所25に嵌まり、位置決めがなされる。そして、ラジエータグリル本体2の裏面から取付ネジ8を取付孔26に挿通して、ボス部61e,62eにねじ止めする。
【0023】
上記構成によると、グリルガーニッシュ61,62の端部差込部61a,62aをエンブレム取付台座23の開口穴24に差し込んで、グリルガーニッシュ61,62をずらすと、ストッパーリブ61g、62gが左右のストッパー28に係合する位置で位置決めされるので、組付けが容易となる。
また、エンブレム取付台座23の側面23aに開口穴24を形成し、この開口穴24にグリルガーニッシュ61,62の端部差込部61a,62aを挿入して組付けるので、グリルガーニッシュ61,62のねじ止め箇所をグリルガーニッシュ61,62の外側端部のみにすることができることから、固定部分を削減することができる。また、エンブレム取付台座23をラジエータグリル本体2に一体成形したので、部品の合せ部を無くすことができることから、外観の向上を図ることができる。さらに、グリルガーニッシュ61,62を小型化できることから、型を小型化することができるとともに、めっき作業を容易に行うことができる。またさらに、グリルガーニッシュ61,62の端部差込部61a,62aの角部61b、62bを滑らかに湾曲させて角部61b、62bをR形状に形成しているので、グリルガーニッシュ61,62の組付けが容易である。
【0024】
なお、本発明は、上記の実施の形態のみに限定されるものではなく、たとえば、グリルガーニッシュ61,62のストッパーリブ61g、62gの形状は、図9に示すように、厚みの薄い薄板状のプレート63を車幅方向に一定長さで、上下2段に並設して形成することもできる。
また、グリルガーニッシュ61,62のエンブレム取付台座23側の端部差込部61a,62aの長さも必要に応じて任意に設定することができる。またさらに、グリルガーニッシュ61,62には、それぞれ上部側に係合爪61c,62cを2箇所ずつ、下部側に係合爪61d,62dを1箇所ずつ設けたが、その数は任意に設定することができ、その幅も必要に応じて任意に設定することができる。
【0025】
また、これに対応して、ラジエータグリル本体2の係合穴22aと係合穴22bも任意に設定することができる。さらに、上記実施の形態では、エンブレム取付台座23をラジエータグリル本体2に一体成形し、エンブレム自体は、後からエンブレム取付台座23に装着する構造にしたが、エンブレム取付台座23の表面に直接、エンブレムを成形する構成にすることもできる。等、その他、本発明の要旨を変更しない範囲内において適宜、変更して実施し得ることができることは言うまでもない。
【0026】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によるグリルガーニッシュの取付構造によれば次のような効果を奏することができる。
車体前面に設けられたラジエータグリルに組み付けられるグリルガーニッシュの取付構造において、上記グリルガーニッシュの裏面に位置決め用ストッパーリブを装着し、このストッパーリブに係合するとともに上記グリルガーニッシュの組付け位置で、該グリルガーニッシュの車幅方向の動きを規制するストッパーを上記ラジエータグリルに設けたので、グリルガーニッシュの取付位置の精度を向上することができる。
ストッパーリブが上記ラジエータグリルのストッパーによって車幅方向に位置決めされたときに、上記グリルガーニッシュを上記ラジエータグリルに固定する締結部の位置と合致するように構成したので、グリルガーニッシュの組付け性を向上することができる。
車体前面に設けられたラジエータグリルの中央部に凸面を形成し、該凸面の車幅方向の両側面に開口穴を形成し、該両側の開口穴にグリルガーニッシュの一端部をそれぞれ差し込んでラジエータグリルに組み付けられるグリルガーニッシュの取付構造において、上記グリルガーニッシュの裏面に位置決め用ストッパーリブを装着し、このストッパーリブに係合し、上記グリルガーニッシュの組付け位置で、該グリルガーニッシュの車幅方向の動きを規制するストッパーを上記ラジエータグリルに設けたので、グリルガーニッシュの取付位置の精度を向上することができるとともにグリルガーニッシュの組付け性を向上することができる。
ストッパーリブが上記ラジエータグリルのストッパーによって車幅方向に位置決めされたときに、上記グリルガーニッシュを上記ラジエータグリルに固定する締結部の位置と合致するように構成したので、グリルガーニッシュの組付け性を向上することができる。
凸面の開口穴の内部に、上記グリルガーニッシュの一端を係止するストッパーを設けたので、グリルガーニッシュの取付位置の精度を向上することができる。
ラジエータグリルのストッパーの周囲にスリットを形成し、該ストッパーを基端部を軸にして車体前方側に僅かに起こし、該ストッパーを基端部を中心に車両の前後方向に変位可能に構成したので、グリルガーニッシュの組付け性を向上することができる。
位置決め用ストッパーリブとして、一定長さで厚みの薄い位置決め用ストッパーリブを、上記グリルガーニッシュの裏面に設けたので、グリルガーニッシュの外観に生じるヒケを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるグリルガーニッシュの取付構造の実施の形態を示す車体の正面図である。
【図2】図1のラジエータグリルを示す分解斜視図である。
【図3】図2のラジエータグリルを示す正面図である。
【図4】図2のA−A線拡大断面図である。
【図5】(a)は、図2のB−B線拡大断面図、(b)はグリルガーニッシュの組付け状態を示す、図2のB−B線拡大断面図である。
【図6】(a)は、図2のC−C線拡大断面図、(b)は、図2のD−D線拡大断面図である。
【図7】図2のE−E線拡大断面図である。
【図8】(a)は、図2のF−F線拡大断面図、(b)は、図2のG−G線拡大断面図である。
【図9】ストッパーリブの変形例を示す斜視図である。
【図10】従来のオーナメントの取付構造を示す斜視図である。
【図11】図10のH−H線断面図である。
【図12】従来のグリルガーニッシュの取付構造を示す斜視図である。
【図13】図12のI−I線断面図である。
【符号の説明】
1 車体
2 ラジエータグリル
3 バンパー
4 フードパネル
5 ヘッドランプ
6 グリルガーニッシュ
7 車体
8 ネジ
23 エンブレム取付台座
24 開口穴
22a、22b 係合穴
28 ストッパー
61g、62g ストッパーリブ

Claims (7)

  1. 車体前面に設けられたラジエータグリルに組み付けられるグリルガーニッシュの取付構造において、上記グリルガーニッシュの裏面に位置決め用ストッパーリブを装着し、このストッパーリブに係合するとともに上記グリルガーニッシュの組付け位置で、該グリルガーニッシュの車幅方向の動きを規制するストッパーを上記ラジエータグリルに設けたことを特徴とするグリルガーニッシュの取付構造。
  2. 上記ストッパーリブが上記ラジエータグリルのストッパーによって車幅方向に位置決めされたときに、上記グリルガーニッシュを上記ラジエータグリルに固定する締結部の位置と合致するように構成したことを特徴とする請求項1に記載のグリルガーニッシュの取付構造。
  3. 車体前面に設けられたラジエータグリルの中央部に凸面を形成し、該凸面の車幅方向の両側面に開口穴を形成し、該両側の開口穴にグリルガーニッシュの一端部をそれぞれ差し込んでラジエータグリルに組み付けられるグリルガーニッシュの取付構造において、上記グリルガーニッシュの裏面に位置決め用ストッパーリブを装着し、このストッパーリブに係合し、上記グリルガーニッシュの組付け位置で、該グリルガーニッシュの車幅方向の動きを規制するストッパーを上記ラジエータグリルに設けたことを特徴とするグリルガーニッシュの取付構造。
  4. 上記ストッパーリブが上記ラジエータグリルのストッパーによって車幅方向に位置決めされたときに、上記グリルガーニッシュを上記ラジエータグリルに固定する締結部の位置と合致するように構成したことを特徴とする請求項3に記載のグリルガーニッシュの取付構造。
  5. 上記凸面の開口穴の内部に、上記グリルガーニッシュの一端を係止するストッパーを設けたことを特徴とする請求項3または4に記載のグリルガーニッシュの取付構造。
  6. 上記ラジエータグリルのストッパーの周囲にスリットを形成し、該ストッパーを基端部を軸にして車体前方側に僅かに起こし、該ストッパーを基端部を中心に車両の前後方向に変位可能に構成したことを特徴とする請求項3ないし5のいずれか1項に記載のグリルガーニッシュの取付構造。
  7. 上記位置決め用ストッパーリブとして、一定長さで厚みの薄い位置決め用ストッパーリブを、上記グリルガーニッシュの裏面に設けたことを特徴とする請求項3ないし6のいずれか1項に記載のグリルガーニッシュの取付構造。
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