JP2003118519A - ラジエータグリルの取付構造 - Google Patents

ラジエータグリルの取付構造

Info

Publication number
JP2003118519A
JP2003118519A JP2001318902A JP2001318902A JP2003118519A JP 2003118519 A JP2003118519 A JP 2003118519A JP 2001318902 A JP2001318902 A JP 2001318902A JP 2001318902 A JP2001318902 A JP 2001318902A JP 2003118519 A JP2003118519 A JP 2003118519A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radiator
opening
lamp
wall surface
engaging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001318902A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuhiko Fujii
辰彦 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP2001318902A priority Critical patent/JP2003118519A/ja
Publication of JP2003118519A publication Critical patent/JP2003118519A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 組付け作業性および外観の向上を図り、開口
面積の拡大を図り、ラジエータおよびコンデンサを損傷
させる虞がないラジエータグリルの取付構造を提供す
る。 【解決手段】 フロントバンパーに車幅方向の開口部を
形成し、該開口部に装着されるラジエータグリルの取付
構造において、上記ラジエータグリル5の上面および下
面に複数の係合部55,56,57,58を設け、該係
合部55,56,57,58に係合する係止部23,2
4,25,26を上記開口部5内壁面に形成した構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のフロント
バンパーに取り付けられるラジエータグリルの取付構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の車体100の前面には、図14
に示すように、エンジンルーム内に配設されたラジエー
タあるいはコンデンサの冷却を行うため、外気を取りい
れるフロントアッパーグリル101が設けられている。
このフロントアッパーグリル101は、通常、樹脂成形
により成形され、取付箇所は、上部側のフロントフード
102と、下部側のフロントバンパー103の間で、左
右のヘッドランプ104に挟まれて設けられている。一
方、ラジエータあるいはコンデンサの冷却効率を上げる
ため、フロントバンパー103にグリル部105を設け
たものが知られている。このグリル部105は、フロン
トバンパー103の両側に設けられたフォグランプ10
6の間に設けられている。フォグランプ106は、フロ
ントバンパー103の左右に形成された開口部に組み付
けられている。
【0003】グリル部105は、図15に示すように、
フロントバンパー103に形成された開口穴107に内
側に向けたフランジ部108を設け、このフランジ部1
08に形成された穴109に、ツメ110aを介してラ
ジエータロアグリル110を取付けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ツメ1
10aおよびフランジ部108が開口穴107の内部か
ら見え外観上不具合であり、かつラジエータロアグリル
110の組付け時にツメ110aによってエンジンルー
ム内のラジエータ111あるいはコンデンサを傷付ける
虞がある。また、フランジ部108によって開口面積を
制限することになるので、冷却効率の低下および、穴1
09にツメ110aを挿通させる作業が厄介であった。
【0005】本発明は上記課題を解決し、組付け作業性
および外観の向上を図り、開口面積の拡大を図り、ラジ
エータおよびコンデンサを損傷させる虞がないラジエー
タグリルの取付構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、フロントバンパーに車幅方向の開口部を形成
し、該開口部に装着されるラジエータグリルの取付構造
において、上記ラジエータグリルの上面および下面に複
数の係合部を設け、該係合部に係合する係止部を上記開
口部内壁面に形成したことにある。また、本発明は、ラ
ジエータグリルの上面および/または下面に車体後方に
向けて突出した複数のツメを設け、該ツメに係合する断
面略コ字状のツメをフロントバンパーの開口部内壁面に
設けたことにある。さらに、上記ラジエータグリルの上
面および/または下面に、車体前方に向けて次第に広が
るように斜面を形成し、かつ前面に当接面を有する複数
の係合部を設け、該係合部の当接面に当接する当接面を
設けた係止部をフロントバンパーの開口部内壁面に設け
たことにある。さらにまた、上記ラジエータグリルの両
端部上部側に車体後方に向けて突出した突片を設け、該
突片に係合する係合穴を有するフランジ部を上記フロン
トバンパーの開口部縁部に設けたことにある。また、本
発明は、フロントバンパーに車幅方向の開口部を形成
し、該開口部に装着されるラジエータグリルの取付構造
において、上記ラジエータグリルの両端部にランプ用ベ
ゼル部を一体成形し、該ランプ用ベゼル部内壁面に車体
後方に向けて差込リブを設け、該差込リブが係合する係
合穴をフロントバンパーのランプ用ベゼル部外壁面に形
成したことにある。さらに、本発明は、フロントバンパ
ーのランプ用ベゼル部外壁面の一部を、上記ラジエータ
グリルの差込リブの差込方向に沿って形成したことにあ
る。またさらに、本発明は、フロントバンパーのランプ
用ベゼル部外壁面に、上記差込リブが係合する係合穴を
設けたフランジ部を差込リブに対向するように設け、該
フランジ部に形成した係合穴内壁面と、ランプ用ベゼル
部外壁面の壁面が一致するように形成したことにある。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照しながら詳細に説明する。図1ないし図13は、本
発明のラジエータグリルの取付構造の一実施の形態を示
したものである。
【0008】図1ないし図13において、自動車の車体
前部には、図1に示すように、フロントバンパー1が設
けられており、このフロントバンパー1は、バンパー本
体2の上部側に、ラジエータアッパーグリル3が設けら
れ、バンパー本体2の車幅方向に形成された開口穴4に
ラジエータロアグリル5が設けられている。フロントバ
ンパー1の上方には、ラジエータアッパーグリル3の左
右にヘッドランプ6取付部が設けられ、ヘッドランプ6
取付部の上部側および外方側を覆うようにフロントフー
ド7およびフロントフェンダー8が設けられて、車体前
部が構成されている。
【0009】フロントバンパー1の左右には、図2に示
すように、ヘッドランプ取付部6の下方位置に、フォグ
ランプ9等のランプ取付位置1aが設けられ、このラン
プ取付位置1aを含むように上記開口穴4が形成されて
いる。上記ラジエータロアグリル5は、図3および図4
に示すように、上記開口穴4に後述するネジおよびツメ
等により組みつけられるもので、通気用開口部51の両
側にフォグランプ9等のランプ用ベゼル部5Aが設けら
れている。このランプ用ベゼル部5Aには、ランプ取付
用開口穴52を形成する部分5aが樹脂成形により一体
成形されている。上記開口穴4は、通気用開口部51の
開口穴4aと、フォグランプ9等のランプ取付用開口穴
52の開口穴4bとに分けて形成されている(図2参
照)。上記通気用開口部51は、車幅方向に長寸の枠体
51aと、枠体51aの内側に縦横に設けられた桟51
b、51cとで構成されている。また、ランプ取付用開
口穴52を形成する部分は、図10に示すように、周囲
を薄肉52aに形成されており、フォグランプ9を組付
ける場合に、この薄肉52a部分を切り取りランプ取付
用開口穴52を形成する。
【0010】上記ラジエータロアグリル5をバンパー本
体2に組付ける構造を図3ないし図10を参照しながら
説明する。上記ラジエータロアグリル5の通気用開口部
51の中央部上下後面には、図3ないし図5に示すよう
に、後方に向けてネジ穴53a,54aを形成したボス
部53、54が設けられている。一方、バンパー本体2
の開口穴4縁部には、上記ネジ穴53a、54aに対応
するネジ穴21a,22aを形成したフランジ部21、
22を内側に向けて形成している。このネジによって螺
着する部分は、ラジエータロアグリル5のランプ取付用
開口穴52部分を囲むようにして四隅にそれぞれ設けら
れている。図4にはラジエータロアグリル5のネジ穴5
3b、53c、54b、54c、54dをそれぞれ現わ
している。
【0011】また、上記ラジエータロアグリル5には、
バンパー本体2に組付けるための後述するツメ等の係合
部が設けられ、一方、バンパー本体2には係合部に係合
する係止部がそれぞれ設けられている。上記ラジエータ
ロアグリル5の通気用開口部51の上面後端部には、図
3ないし図6に示すように、後方に向けて突出するL字
状のツメ55が車幅方向に一定間隔で複数箇所に設けら
れている。同じく、通気用開口部51の下面には、後方
に向けて突出するL字状のツメ56が車幅方向に一定間
隔で複数箇所に設けられている。一方、バンパー本体2
の開口穴4の上部側縁部には、上記ツメ55に対応する
係合穴23aを形成したフランジ部23が設けられてお
り、バンパー本体2の開口穴4の下部側縁部には、上記
ツメ56に対応するコ字状の係合部24が車幅方向に一
定間隔で設けられている。
【0012】さらに、上記ラジエータロアグリル5の通
気用開口部51の上下面後端部には、図7に示すよう
に、上下方向に向けて突出するツメ57,58がそれぞ
れ車幅方向に一定間隔で複数箇所に設けられている。こ
れらのツメ57,58は、後端部から前方に向けて次第
に広がるように斜面を形成した係合部で、前部側に垂直
方向の当接面を形成している。一方、バンパー本体2の
開口穴4の内面側上下部後端には、上記ツメ57,58
の当接面に係合する係止部25,26がそれぞれ設けら
れている。この係止部25,26は、開口穴4の内面側
に形成したテーパー状の突起部で、車体後方に向けて徐
々に広がるように傾斜させて後端部まで延出させたもの
である。
【0013】またさらに、上記ラジエータロアグリル5
の通気用開口部51の両端部上部側には、図8に示すよ
うに、後方に延出した突片59が設けられている。この
突片59には、上面に車体前方に向けて係止用突起部5
9aが形成されている。一方、バンパー本体2の開口穴
4の上部側縁部には、上記突片59に対応する位置に、
係合穴27aを形成したフランジ部27が下方向に向け
て折り曲げられて形成されている。
【0014】上記ランプ取付用開口穴52が設けられた
ラジエータロアグリル5のランプ用ベゼル部5Aの上下
面には、図9に示すように、車体後方に向けてL字状に
折り曲げられた係合ツメ60,61が設けられている。
一方、バンパー本体2の開口穴4の内面側の左右上下部
には、上記係合ツメ60,61に係合するコ字状の係止
部28,29がそれぞれ設けられている。係止部28,
29の先端は、丸みを持たせて係合がスムーズにいくよ
うに形成されている。
【0015】また、図10に示すように、上記ランプ取
付用開口穴52が設けられたラジエータロアグリル5の
ランプ用ベゼル部5Aのベゼル部壁面62には、裏面側
に後方に向けて延出した突片63が設けられている。一
方、上記ランプ取付用開口穴52に対応するバンパー本
体2の開口穴4bの内壁面には、上記突片63に係合す
る係合穴30aを形成したフランジ部30が形成されて
いる。上記ランプ取付用開口穴52が設けられたランプ
用ベゼル部5Aの内側下方位置には、図11に示すよう
に、突起部64aを有するツメ部64が車体後方に向け
て突設されており、このツメ部64に対応するバンパー
本体2の対向面には、係合穴31が設けられている。ま
た、上記ランプ取付用開口穴52が設けられたランプ用
ベゼル部5Aの外側下方位置には、図12に示すよう
に、車体後方に向けてボス部65を突設したステー66
をラジエータロアグリル5の裏面に設けている。このボ
ス部65に螺合するネジ67を挿通するネジ穴32がバ
ンパー本体2の対向面に形成されている。
【0016】次に、ラジエータロアグリル5をバンパー
本体2に組付ける手順を説明する。まず、フォグランプ
9を取付けない仕様の場合は、図10に示すように、ラ
ジエータロアグリル5のランプ用ベゼル部5Aのランプ
取付用開口穴52を形成する部分5aを取り除かずに使
用する。ラジエータロアグリル5は、バンパー本体2の
開口穴4に前方から組付ける。個々の組付け部分を説明
すると、ラジエータロアグリル5のツメ55をバンパー
本体2のフランジ部23の係合穴23aに係合し、ラジ
エータロアグリル5のツメ56をバンパー本体2のコ字
状の係合部24に係合する(図6参照)。また、ラジエ
ータロアグリル5のツメ57,58を、バンパー本体2
の係止部25,26に係合させる。ラジエータロアグリ
ル5の両側では、突片59をフランジ27の穴27aに
差し込んで係止用突起部59aをフランジ27の壁面に
係止させて固定する(図8参照)。
【0017】また、ランプ用ベゼル部5Aのランプ取付
用開口穴52部分では、ラジエータロアグリル5の係合
ツメ60をバンパー本体2のコ字状の係止部28に係合
し,ラジエータロアグリル5の係合ツメ61をバンパー
本体2のコ字状の係止部29に係合する(図9参照)。
ラジエータロアグリル5のツメ部64をバンパー本体
2の係合穴31に係合する。さらに、ラジエータロアグ
リル5のランプ用ベゼル部5Aのランプ取付用開口穴5
2部分の突片63をバンパー本体2のフランジ部30の
係合穴30aに係合する(図10参照)。そして、ラジ
エータロアグリル5のボス部53、54をフランジ部2
1、22のネジ穴21a,22aにそれぞれ合わせ、ネ
ジ10,11によって螺着する(図5参照)。ネジ67
をネジ穴32に挿通して、ボス部65に螺合して締結す
る。その他の螺着部分もそれぞれネジによって螺着し
て、ラジエータロアグリル5をバンパー本体2に組付け
る。こうして、ラジエータロアグリル5は、ラジエータ
12の前方に配置されて走行風を広範囲にラジエータ1
2に送ることができる。
【0018】フォグランプ9を取付ける仕様の場合は、
図13に示すように薄肉52a部分を切り取りランプ取
付用開口穴52を形成する。こうして、ランプ取付用開
口穴52はフォグランプ取付位置1aの前面に配置さ
れ、ラジエータロアグリル5のランプ用ベゼル部5Aに
よってフォグランプ9の前面周囲を均一の間隙で覆うこ
とができる。
【0019】上記の実施の形態によれば、ラジエータロ
アグリル5のツメ55をバンパー本体2のフランジ部2
3の係合穴23aに係合し、ラジエータロアグリル5の
ツメ56をバンパー本体2のコ字状の係合部24に係合
するので、開口穴4からラジエータロアグリル5のツメ
56が見えることがないことから、外観の向上を図るこ
とができる。ラジエータロアグリル5のツメ57,58
を、バンパー本体2の係止部25,26に係合させる。
ラジエータロアグリル5の両側では、突片59をフラン
ジ27の穴27aに差し込んで係止用突起部59aをフ
ランジ27の壁面に係止させて固定するので、組み付け
が容易で、かつ外観の向上を図ることができる。また、
ランプ用ベゼル部5Aのランプ取付用開口穴52部分で
は、ラジエータロアグリル5の係合ツメ60をバンパー
本体2のコ字状の係止部28に係合し,ラジエータロア
グリル5の係合ツメ61をバンパー本体2のコ字状の係
止部29に係合するので、ランプ取付用開口穴52部分
の組付けを容易、かつ確実に行うことができる。
【0020】さらに、ラジエータロアグリル5のツメ部
64をバンパー本体2の係合穴31に係合し、ラジエー
タロアグリル5のランプ取付用開口穴52部分の突片6
3をバンパー本体2のフランジ部30の係合穴30aに
係合するので、ランプ取付用開口穴52部分の組付けを
容易、かつ確実に行うことができる。このように、ラジ
エータロアグリル5とバンパー本体2の組付けを、ラジ
エータロアグリル5の外壁面に形成したツメ等と、バン
パー本体2の外壁面に形成したツメ等によって、行って
いるので、ラジエータロアグリル5とバンパー本体2の
隙間を狭くできることから、開口面積の拡大を図り、熱
害に対する冷却性能を向上することができる。さらに、
フォグランプ9を取付けない仕様の場合は、ラジエータ
ロアグリル5のランプ取付用開口穴52を形成する部分
5aを取り除かずに使用することで、フォグランプ9を
取付けない仕様にも兼用することができる。
【0021】なお、本発明は、上記の実施の形態のみに
限定されるものではなく、たとえば、ラジエータロアグ
リル5のバンパー本体2への組み付けに際してもネジ、
ツメ、あるいはクリップ等任意のものを適用することが
できる。等、その他、本発明の要旨を変更しない範囲内
で、適宜、変更して実施し得ることは言うまでもない。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によるラジエ
ータグリルの取付構造によれば次のような効果を奏する
ことができる。請求項1において、フロントバンパーに
車幅方向の開口部を形成し、該開口部に装着されるラジ
エータグリルの取付構造において、上記ラジエータグリ
ルの上面および下面に複数の係合部を設け、該係合部に
係合する係止部を上記開口部内壁面に形成したので、ラ
ジエータグリルを差し込む操作だけで組付けることがで
きることから、組付け作業性の向上を図ることができ
る。また、開口部より係合部および係止部が見えないの
で、外観の向上を図ることができる。係合部がラジエー
タグリル後方に突出しないので、ラジエータおよびコン
デンサを損傷させる虞がない。開口面積の拡大を図るこ
とができるので、熱害に対する性能を向上することがで
きる。組み付けが容易なため、係合部の数を増加するこ
とができることから取付強度の向上を図ることができ
る。請求項2において、ラジエータグリルの上面および
/または下面に車体後方に向けて突出した複数のツメを
設け、該ツメに係合する断面略コ字状のツメをフロント
バンパーの開口部内壁面に設けたので、ラジエータグリ
ルを差し込む操作だけで組付けることができることか
ら、組付け作業性の向上を図ることができる。また、開
口部よりツメが見えないので、外観の向上を図ることが
できる。ツメがラジエータグリル後方に突出しないの
で、ラジエータおよびコンデンサを損傷させる虞がな
い。開口面積の拡大を図ることができるので、熱害に対
する性能を向上することができる。組み付けが容易なた
め、ツメの数を増加することができることから取付強度
の向上を図ることができる。請求項3において、ラジエ
ータグリルの上面および/または下面に、車体前方に向
けて次第に広がるように斜面を形成し、かつ前面に当接
面を有する複数の係合部を設け、該係合部の当接面に当
接する当接面を設けた係止部をフロントバンパーの開口
部内壁面に設けたので、ラジエータグリルを差し込む操
作だけで組付けることができることから、組付け作業性
の向上を図ることができる。また、開口部より係合部お
よび係止部が見えないので、外観の向上を図ることがで
きる。係合部がラジエータグリル後方に突出しないの
で、ラジエータおよびコンデンサを損傷させる虞がな
い。開口面積の拡大を図ることができるので、熱害に対
する性能を向上することができる。組み付けが容易なた
め、係合部の数を増加することができることから取付強
度の向上を図ることができる。車両の前後方向の規制を
容易に行うことができる。請求項4において、ラジエー
タグリルの両端部上部側に車体後方に向けて突出した突
片を設け、該突片に係合する係合穴を有するフランジ部
を上記フロントバンパーの開口部縁部に設けたので、組
付け時の仮固定を行うことができる。請求項5におい
て、フロントバンパーに車幅方向の開口部を形成し、該
開口部に装着されるラジエータグリルの取付構造におい
て、上記ラジエータグリルの両端部にランプ用ベゼル部
を一体成形し、該ランプ用ベゼル部内壁面に車体後方に
向けて差込リブを設け、該差込リブが係合する係合穴を
フロントバンパーのランプ用ベゼル部外壁面に形成した
ので、ラジエータグリルの組付け時の左右方向のガイド
になり、組付け作業性の向上を図ることができる。ま
た、左右方向の規制を容易に行うことができる。請求項
6において、フロントバンパーのランプ用ベゼル部外壁
面の一部を、上記ラジエータグリルの差込リブの差込方
向に沿って形成したので、フロントバンパーのランプ用
ベゼル部外壁面の傷付きを防止することができる。請求
項7において、フロントバンパーのランプ用ベゼル部外
壁面に、上記差込リブが係合する係合穴を設けたフラン
ジ部を差込リブに対向するように設け、該フランジ部に
形成した係合穴内壁面と、ランプ用ベゼル部外壁面の壁
面が一致するように形成したので、ランプ用ベゼル部外
壁面の壁面に沿って差込リブを挿入することにより、差
込リブを容易に係合穴に挿入することができることか
ら、組付け作業性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるラジエータグリルの取付構造の実
施の形態における自動車の車両前部を示す斜視図であ
る。
【図2】図1のフロントバンパー、ラジエータグリル部
を拡大して示す分解斜視図である。
【図3】図2のラジエータロアグリルを示す斜視図であ
る。
【図4】図3の一部を拡大して示す背面図である。
【図5】図3のA−A線断面図である。
【図6】図3のB−B線断面図である。
【図7】図3のC−C線断面図である。
【図8】図3のD−D線断面図である。
【図9】図3のE−E線断面図である。
【図10】図3のF−F線断面図である。
【図11】図3のG−G線断面図である。
【図12】図3のH−H線断面図である。
【図13】フォグランプを取付ける場合の図3のF−F
線断面図である。
【図14】従来の自動車の車両前部を示す斜視図であ
る。
【図15】図14のX−X線断面図である。
【符号の説明】
1 フロントバンパー 2 バンパー本体 3 ラジエータアッパーグリル 4 開口穴 5 ラジエータロアグリル(ラジエータグリル) 6 ヘッドランプ 7 フロントフード 8 フロントフェンダー 9 フォグランプ 21、22、23、30 フランジ部 25、26 係止部 28,29 係止部 51 通気用開口部 52 ランプ取付用開口穴 53、54 ボス部 55,56 ツメ(係合部) 57,58 ツメ(係合部) 59 突片 60,61 係合ツメ 62 ベゼル部壁面 63 突片 5A ランプ用ベゼル部 1a ランプ取付位置 21a,22a ネジ穴 23a 係合穴 51a 枠体 52a 薄肉 53a,54a ネジ穴 53b、53c、54b、54c、54d ネジ穴

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロントバンパーに車幅方向の開口部を
    形成し、該開口部に装着されるラジエータグリルの取付
    構造において、上記ラジエータグリルの上面および下面
    に複数の係合部を設け、該係合部に係合する係止部を上
    記開口部内壁面に形成したことを特徴とするラジエータ
    グリルの取付構造。
  2. 【請求項2】 上記ラジエータグリルの上面および/ま
    たは下面に車体後方に向けて突出した複数のツメを設
    け、該ツメに係合する断面略コ字状のツメをフロントバ
    ンパーの開口部内壁面に設けたことを特徴とする請求項
    1に記載のラジエータグリルの取付構造。
  3. 【請求項3】 上記ラジエータグリルの上面および/ま
    たは下面に、車体前方に向けて次第に広がるように斜面
    を形成し、かつ前面に当接面を有する複数の係合部を設
    け、該係合部の当接面に当接する当接面を設けた係止部
    をフロントバンパーの開口部内壁面に設けたことを特徴
    とする請求項1に記載のラジエータグリルの取付構造。
  4. 【請求項4】 上記ラジエータグリルの両端部上部側に
    車体後方に向けて突出した突片を設け、該突片に係合す
    る係合穴を有するフランジ部を上記フロントバンパーの
    開口部縁部に設けたことを特徴とする請求項2ないし4
    のいずれか1項に記載のラジエータグリルの取付構造。
  5. 【請求項5】 フロントバンパーに車幅方向の開口部を
    形成し、該開口部に装着されるラジエータグリルの取付
    構造において、上記ラジエータグリルの両端部にランプ
    用ベゼル部を一体成形し、該ランプ用ベゼル部内壁面に
    車体後方に向けて差込リブを設け、該差込リブが係合す
    る係合穴をフロントバンパーのランプ用ベゼル部外壁面
    に形成したことを特徴とするラジエータグリルの取付構
    造。
  6. 【請求項6】 上記フロントバンパーのランプ用ベゼル
    部外壁面の一部を、上記ラジエータグリルの差込リブの
    差込方向に沿って形成したことを特徴とする請求項5に
    記載のラジエータグリルの取付構造。
  7. 【請求項7】 上記フロントバンパーのランプ用ベゼル
    部外壁面に、上記差込リブが係合する係合穴を設けたフ
    ランジ部を差込リブに対向するように設け、該フランジ
    部に形成した係合穴内壁面と、ランプ用ベゼル部外壁面
    の壁面が一致するように形成したことを特徴とする請求
    項5または6に記載のラジエータグリルの取付構造。
JP2001318902A 2001-10-17 2001-10-17 ラジエータグリルの取付構造 Pending JP2003118519A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001318902A JP2003118519A (ja) 2001-10-17 2001-10-17 ラジエータグリルの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001318902A JP2003118519A (ja) 2001-10-17 2001-10-17 ラジエータグリルの取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003118519A true JP2003118519A (ja) 2003-04-23

Family

ID=19136526

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001318902A Pending JP2003118519A (ja) 2001-10-17 2001-10-17 ラジエータグリルの取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003118519A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10352098A1 (de) * 2003-11-07 2005-06-16 Adam Opel Ag Stoßfänger für ein Kraftfahrzeug
CN108422958A (zh) * 2018-04-14 2018-08-21 江阴道达汽车饰件有限公司 一种雾灯与进气格栅一体化总成

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10352098A1 (de) * 2003-11-07 2005-06-16 Adam Opel Ag Stoßfänger für ein Kraftfahrzeug
DE10352098B4 (de) * 2003-11-07 2007-05-16 Opel Adam Ag Stoßfänger für ein Kraftfahrzeug
CN108422958A (zh) * 2018-04-14 2018-08-21 江阴道达汽车饰件有限公司 一种雾灯与进气格栅一体化总成

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6997586B2 (en) Structure for maintaining clearance between headlamp and fender of vehicle
JP5838621B2 (ja) フロントバンパ構造
JP2003165401A (ja) 車体前部構造
JP2003118519A (ja) ラジエータグリルの取付構造
JP4064686B2 (ja) 車両用ラジエータグリルの構造
JP4099644B2 (ja) フロントバンパ取付構造
JP2002059794A (ja) フロントバンパ
JP2004352136A (ja) グリルガーニッシュの取付構造
JP2003118520A (ja) フロントバンパーのラジエータグリル構造
JP2004058762A (ja) グリルガーニッシュの取付構造
JP3937293B2 (ja) ラジエータグリルの取付構造
JP3873611B2 (ja) グリルモールの取付構造
JP3265873B2 (ja) グリル取付構造
JP2004330852A (ja) 車体前部構造
JP3937289B2 (ja) グリルおよびグリルの取付構造
JP4589208B2 (ja) バンパーへのランプ取付構造
JP2000038161A (ja) インタクーラ用エアインテーク構造
JP5745998B2 (ja) 車両用灯具の取付構造
JP3116352B1 (ja) 自動車部品の取付構造
KR100224238B1 (ko) 램프 하우징과 렌즈 체결구조
JP3711926B2 (ja) 車両用フロントエンドモジュール構造及びフロントエンドモジュールの組付け方法
JP4478935B2 (ja) フェンダーライナーの取付け構造
KR100592602B1 (ko) 라디에이터와 콘덴서 및 팬을 일체로 갖는 자동차의냉각모듈
JPH11129831A (ja) 装飾部材の取付構造
JP2003182479A (ja) バンパー構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040709

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070626

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070628

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070824

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070925