JP5838621B2 - フロントバンパ構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車体の前面を構成するバンパフェイシアと、このバンパフェイシアが組み付けられる構造部材と、構造部材の車幅方向中央付近に設置されるフードラッチ部材とを備えるフロントバンパ構造に関するものである。
車両の前部には衝撃緩和装置としてフロントバンパ構造が設けられている。そのうちの外装部材であるバンパフェイシアには、衝撃吸収性能や成形性に優れた合成樹脂等が材質に主に用いられている。一般的には、このバンパフェイシアを指して単に「フロントバンパ」と呼んでいることが多い。バンパフェイシアは、エンジンルームの前部に配置されているフードロックメンバなどの構造部材に組み付けられている。
例えば、特許文献1に記載の車両用バンパでは、バンパ本体(バンパフェイシア)の上縁に、アッパ部材(上記の構造部材に相等)へ組み付けるための取付部が2箇所に形成されている。これら取付部は、バンパフェイシアの上縁から後方へ向かって屈曲した形状になっていて、組付け時に構造部材の上面へ重なるよう設けられている。そして、この取付部にはクリップを装着するための取付孔が設けられていて、クリップによって構造部材の上面へ固定する構成となっている。
特開2011−37321号公報
一般に、構造部材の車幅方向中央付近にはフロントフードを留めるためのフードラッチ部材が設置されていて、バンパフェイシアの一部の領域はこのフードラッチ部材との干渉を避けるような形状に成形されている。例えば、上述した特許文献1のバンパフェイシアの2つの取付部は、車幅方向の中央付近を避けたその両脇に形成されている。
しかし、特許文献1の構成のようなバンパフェイシアでは、精度よく組み付けることが難しい場合があった。例えば従来では、2つの取付部のどちらか一方における1つの取付孔(固定点)で最初に固定を行うことで、バンパフェイシアの構造部材への位置決めを行う場合があった。すると、バンパフェイシアの両端のうち、特にこの固定点から遠い側の端においてバンパフェイシアとヘッドランプとの位置精度が乱れやすいという事例があった。また、バンパフェイシアは樹脂製であるため、精度よく成形したとしても輸送・保管時に僅かながらも変形が生じるおそれがある。これらによって、バンパフェイシアの両端それぞれとヘッドランプとの位置精度に左右差が現れてしまうと、車両の美観は大きく損なわれてしまう。
本発明は、このような課題に鑑み、精度よく組み付けることが可能なフロントバンパ構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明にかかるフロントバンパ構造の代表的な構成は、車体の前面を構成し、車幅方向の両端付近にてヘッドランプの縁の少なくとも一部に沿ってヘッドランプに隣接する2つのヘッドランプ隣接部を有するバンパフェイシアと、バンパフェイシアの後方に車幅方向に伸びるよう配置されてバンパフェイシアが組み付けられる構造部材と、構造部材の車幅方向中央付近に設置されてフロントフードを留めるフードラッチ部材とを備えるフロントバンパ構造において、バンパフェイシアは、車幅方向中央付近にフードラッチ部材を避けるよう湾曲しまたは切り欠いて形成されたラッチ回避部と、ラッチ回避部と2つのヘッドランプ隣接部との間のそれぞれにおいて車両後方へ延びるよう形成された座面部と、座面部から突出するよう形成された突起部とを有し、構造部材は突起部が挿し込まれる挿込孔を有することを特徴とする。
上記のバンパフェイシアは、2つの突起部を利用することによって構造部材に仮止めすることが可能になっている。特に上記のバンパフェイシアには、車幅方向の中央付近、換言すると車幅方向における2つの突起部の間にラッチ回避部が設けられている。このラッチ回避部は、バンパフェイシアの一部を湾曲または切り欠くことで形成されていて、周囲の領域よりもたわみやすい。そのため、仮にバンパフェイシアの形状に変形が生じていても、ラッチ回避部でたわませて形状を矯正したうえで、2つの突起部によってバンパフェイシアを正しい位置に仮止めすることができる。このように上記構成によれば、バンパフェイシアを2つのヘッドランプのそれぞれに対して均等の精度で組み付けることができるため、車両の美観の向上が可能になる。
上記の挿込孔は略車幅方向に長辺を有する略長方形であって構造部材の上面に配置されていて、突起部は座面部の下面から下方へ向かって突出していて挿込孔の車幅方向両側の短辺に接触するとよい。この構成によれば、突起部は車幅方向において堅固に挿込孔へ固定される。そのため、バンパフェイシアの車幅方向の左右のヘッドランプに対する位置精度を高く保つことができる。
上記の短辺は車両前後方向において突起部よりも長いとよい。この構成によれば、突起部は車両前後方向に対しては挿入孔に固定されない、すなわち突起部は挿入孔に挿し込まれたとしても車両前後方向へ僅かながら移動することができる。この移動によって、バンパフェイシアは形状の矯正によって生じた荷重を逃がすことが可能になる。
上記のバンパフェイシアは、車幅方向における突起部それぞれの両側方にバンパフェイシアを構造部材の前面に固定する固定部をさらに有するとよい。この構成によれば、仮止めしたバンパフェイシアに生じ得るゆがみを抑えるとともに、ゆがみなどによってバンパフェイシアに生じる荷重をバンパフェイシアの全体に均等に分散させることができる。
上記のバンパフェイシアは、車幅方向における2つのヘッドランプ隣接部の間に所定の開口領域をさらに有するとよい。例えば、フロントグリルの取付用の開口領域などが設けられているとよく、これによってバンパフェイシアに適度なたわみやすさが生じるため形状が矯正しやすくなる。
上記のバンパフェイシアは、開口領域において上下方向に差し渡されるリブをさらに有してもよい。この構成によれば、開口領域によってたわみやすさを生じさせつつ、リブによって適度な剛性を維持することができる。
以上のように、上記構成によれば、精度よく組み付けることが可能なフロントバンパ構造を提供することが可能となる。
本発明の実施形態にかかるフロントバンパ構造を示す斜視図である。 図1のフロントバンパ構造を分解した斜視図である。 図2のバンパフェイシアを各方向から拡大して示す図である。 図2の構造部材のA部拡大図である。 図3(b)の突起部を図4の挿込孔に挿し込んだ状態を示す各断面図である。 図2のバンパフェイシアの正面図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本発明の実施形態にかかるフロントバンパ構造100を示す斜視図である。図1に示す当該フロントバンパ構造100には、組付け精度の向上を目的として、以下に説明する独自の構成が備えられている。なお、図1を含めた以下の図面では、車両幅方向をX軸、車両前後方向をY軸、車両上下方向をZ軸で示している。
図1に示すように、フロントバンパ構造100にはバンパフェイシア102が含まれている。バンパフェイシア102は外装部材であって、車体の前面を構成している。バンパフェイシア102の車幅方向の両端付近には、それぞれヘッドランプ隣接部104a・104bが形成されている。これらヘッドランプ隣接部104a・104bは、ヘッドランプ106a・106bの縁の少なくとも一部に沿ってこれに隣接している。また、バンパフェイシア102の中央付近には上下2つの開口領域108a・108bが設けられていて、それらにはフロントグリル110a・110bがそれぞれ取り付けられている。
図2は、図1のフロントバンパ構造100を分解した斜視図である。図2に示すように、バンパフェイシア102は、その後方に存在する構造部材112に組み付けられている。構造部材112は車幅方向に伸びる部材の例示であって、例えばフードロックメンバなどの部材がこれに当てはまる。
構造部材112の車幅方向中央付近は周囲よりも窪んだ領域E1が形成されていて、この領域E1にはフードラッチ部材114が設置される。フードラッチ部材114は、不図示のフロントフードに設けられるストライカ(不図示)を留める部材である。
上記のフードラッチ部材114と干渉しないよう、バンパフェイシア102の上部の車幅方向中央付近にはラッチ回避部116が設けられている。ラッチ回避部116は、フードラッチ部材114を避けるように切り欠かれた構成となっている。そしてその縁の部位には、例えば側縁118のように湾曲して形成された部位が設けられている。これらのような構成のラッチ回避部116は、フードラッチ部材114との干渉を避けるだけでなく、バンパフェイシア102に後述するたわみやすさを生じさせる点において有益である。
以下、バンパフェイシア102と構造部材112との組付けについて説明する。図2に示すように、バンパフェイシア102の上部には2箇所に座面部120a・120bが設けられている。これら座面部120a・120bは、バンパフェイシア102を構造部材112へ仮止めする際に用いる部位である。これら座面部120a・120bは同じ構成であり、以下では代表して座面部120aを例に挙げて説明を行う。
図3は図2のバンパフェイシア102を各方向から拡大して示す図である。図3(a)は図2と同じ方向からパンパフェイシア102の上部を拡大して示している。座面部120aは、車幅方向における中央付近のラッチ回避部116と端側のヘッドランプ隣接部104aとの間の個所に、車両後方へ延びるよう形成されている。
図3(b)は、図3(a)の座面部120aの下面を下方から示す図である。図3(b)に示すように、座面部120aの下面121には突起部122が設けられている。突起部122は、下面121から下方へ向かって突出するよう形成されている。この突起部122を構造部材112の挿入孔126a(図2参照)に挿し込むことで、バンパフェイシア102は構造部材112に仮止めされる。
図4は、図2の構造部材112のA部拡大図である。上記図3(b)を参照して説明したバンパフェイシア102の突起部122は、図4に示す構造部材112の上面124に設けられた挿込孔126aに挿し込まれる。挿込孔126aは略長方形であって、車幅方向に長辺を有するように形成されている。なお、構造部材112(図2参照)には、バンパフェイシア102の2つの座面部120a・120bおよびそれらの突起部に対応するよう車幅方向に2つの挿込孔126a・126bが設けられている。これら挿入孔126a・126bは同じ構成である。
図5は図3(b)の突起部122を図4の挿込孔126aに挿し込んだ状態を示す各断面図である。図5(a)は、図3(b)のA−A断面に対応している。図5(a)に示すように、突起部122の車両前側はフック130が形成されている。このフックが挿入孔126aの縁に引っ掛かることで、バンパフェイシア102は構造部材112に仮止めされる。
図5(b)は図3(b)のB−B断面図である。図5(b)に示すように、車幅方向において、突起部122および挿入孔126aの縁は互いに接触するように形成されている。具体的には、突起部122は図4に示す挿込孔126aの車幅方向両側の短辺L1・L2に接触する。このようにして、突起部122は車幅方向において堅固に挿込孔126aへ固定される。これによって、図1におけるバンパフェイシア102は車幅方向の左右のヘッドランプ106a・106bに対して高い位置精度を保つことが可能になっている。なお、実際は、組付性維持のために突起部122と短辺L1・L2との間に多少のゆとりを確保した構成としており、この分の組付公差を許容している。
また、突起部122の下方側の車幅方向の両端には傾斜面128a・128bが形成されている。この傾斜面128a・128bによって、突起部122は下方側、すなわち挿入孔126aに挿し込む際の先端側が根元側よりも細い構成となっている。この構成によって、突起部122は挿入孔126aに円滑に挿し込むことが可能になっている。
図6は、図2のバンパフェイシア102の正面図である。以下では、図6を参照し、上記説明したバンパフェイシア102の機能についてさらに説明する。
図6に示すように、バンパフェイシア102は車幅方向に長い部材であって、車両の前面を構成するため車両の美観上重要な部材である。このバンパフェイシア102の車幅方向の両端にはヘッドランプ隣接部104a・104bが設けられている。車両の美観を保つためには、バンパフェイシア102をその両端のヘッドランプ隣接部104a・104bがヘッドランプ106a・106b(図1参照)のそれぞれに対して均等に高い位置精度で配置されるよう組み付けなければならない。しかし、バンパフェイシア102は車幅方向に長く、また樹脂製であることに由来する変形もわずかながら生じるおそれがあるため、上記の高い位置精度での組付けは容易ではない。そこで、本実施形態のバンパフェイシア102では、組付け時においてバンパフェイシア102の形状を矯正し得る構成となっている。
本実施形態のバンパフェイシア102では、車幅方向の中央付近にラッチ回避部116が設けられ、その両側方に座面部120a・120bおよび各突起部が形成されている。このうちラッチ回避部116は、湾曲および切り欠かれた構成となっていて、周囲の部位よりもたわみやすい。このラッチ回避部116によって、バンパフェイシア102は車両左右方向(矢印R1・R2方向)にたわませ、その形状を矯正することが可能になっている。したがって、組付け時において仮に各突起部の位置が構造部材112(図2参照)の挿込孔126a・126bの位置に対してずれていても、バンパフェイシア102をたわませて各突起部を挿入孔126a・126bへそれぞれ挿し込ませることができる。これによって、バンパフェイシア102を2つのヘッドランプ106a・106bのそれぞれに対して均等の精度で組み付けることができるため、車両の美観の向上が可能になる。
ここで、再び図4および図5(a)を参照する。図4の挿入孔126aにおける短辺L1・L2の長さは、図5(a)に示すように、車両前後方向において突起部122の長さL3(フック部130を含めない長さ)よりも長く設定されている。この構成によって、突起部122は車両前後方向に対しては挿入孔126aに固定されない。すなわち、上記車両左右方向にたわませて突起部122を挿入孔126aに挿し込んだとしても、突起部122は車両前後方向へ僅かながら移動することができる。この移動によって、バンパフェイシア102は形状の矯正によって生じた荷重を逃がすことが可能になる。
再び図6を参照する。図6に示すように、車幅方向における座面部120a・120bすなわち各突起部それぞれの両側方には、固定部130a〜130dが配置されている。本実施形態では、固定部130a〜130dはボルト取付孔であって、不図示のボルトを利用してバンパフェイシア102を構造部材112の前面132(図2参照)へ締結する。これら固定部130a〜130dによれば、仮止めしたバンパフェイシア102に生じ得るゆがみを抑えるとともに、このゆがみ等によってバンパフェイシア102に生じる荷重をバンパフェイシア102の全体に均等に分散させることができる。
また、バンパフェイシア102の車幅方向における2つのヘッドランプ隣接部104a・104bの間には、開口領域108aが設けられている。本実施形態では、開口領域108aはフロントグリル110aの取付用のものである。この開口領域108aが設けられていることで、バンパフェイシア102には適度なたわみやすさが生じるため、形状が矯正しやすくなる。
さらに、開口領域108aには上下方向にリブ134が差し渡されている。このリブ134を備えることで、バンパフェイシア102は、開口領域108aによるたわみやすさを失わせることなく適度な剛性を維持することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、車体の前面を構成するバンパフェイシアと、このバンパフェイシアが組み付けられる構造部材、および構造部材の車幅方向中央付近に設置されるフードラッチ部材を備えるフロントバンパ構造として利用することができる。
E1 …領域、L1・L2 …短辺、L3 …突起部の長さ、R1・R2 …車両前後方向を示す矢印、100 …フロントバンパ構造、102 …バンパフェイシア、104a・104b …ヘッドランプ隣接部、106a・106b …ヘッドランプ、108a・108b …開口領域、110a・110b …フロントグリル、112 …構造部材、114 …フードラッチ部材、116 …ラッチ回避部、118 …側縁、120a・120b …座面部、121 …下面、122 …突起部、124 …上面、126a・126b …挿込孔、128a、128b …傾斜面、130a・130b・130c・130b …固定部、132 …前面、134 …リブ

Claims (5)

  1. 車体の前面を構成し、車幅方向の両端付近にてヘッドランプの縁の少なくとも一部に沿って該ヘッドランプに隣接する2つのヘッドランプ隣接部を有するバンパフェイシアと、
    前記バンパフェイシアの後方に車幅方向へ伸びるよう配置されて該バンパフェイシアが組み付けられる構造部材と、
    前記構造部材の車幅方向中央付近に設置されてフロントフードを留めるフードラッチ部材とを備えるフロントバンパ構造において、
    前記バンパフェイシアは、
    車幅方向中央付近に前記フードラッチ部材を避けるよう湾曲しまたは切り欠いて形成されたラッチ回避部と、
    前記ラッチ回避部と前記2つのヘッドランプ隣接部との間のそれぞれにおいて車両後方へ延びるよう形成された座面部と、
    前記座面部から突出するよう形成された2つの突起部と
    車幅方向における前記2つの突起部それぞれの両側方に設けられ該バンパフェイシアを前記構造部材の前面に固定する固定部とを有し、
    前記構造部材は前記突起部が挿し込まれる挿込孔を有することを特徴とするフロントバンパ構造。
  2. 前記挿込孔は略車幅方向に長辺を有する略長方形であって前記構造部材の上面に配置されていて、
    前記突起部は前記座面部の下面から下方へ向かって突出していて前記挿込孔の車幅方向両側の短辺に接触することを特徴とする請求項1に記載のフロントバンパ構造。
  3. 前記短辺は車両前後方向において前記突起部よりも長いことを特徴とする請求項2に記載のフロントバンパ構造。
  4. 前記バンパフェイシアは、車幅方向における前記2つのヘッドランプ隣接部の間に所定の開口領域をさらに有することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載のフロントバンパ構造。
  5. 前記バンパフェイシアは、前記開口領域において上下方向に差し渡されるリブをさらに有することを特徴とする請求項に記載のフロントバンパ構造。
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