JPH0132641Y2 - - Google Patents

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JPH0132641Y2
JPH0132641Y2 JP355085U JP355085U JPH0132641Y2 JP H0132641 Y2 JPH0132641 Y2 JP H0132641Y2 JP 355085 U JP355085 U JP 355085U JP 355085 U JP355085 U JP 355085U JP H0132641 Y2 JPH0132641 Y2 JP H0132641Y2
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lamp body
bulb
space
opening
plug
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、横方向へ長い薄型のランプボデイ内
にバルブスペースを十分に確保して対熱強度を向
上させた車輛用灯具に関するものである。
従来の技術 自動車用の照明装置の外部意匠は、自動車の車
体自体の外形意匠の一部を構成するものであり、
近年その高性能化と共に、特にフロントターンシ
グナルランプ等の車輛用灯具については外部に表
われる前面レンズの意匠面を薄型化することが要
請されている。従来この種のランプにおいては、
バルブやバルブを支持して電気的に接続するため
のプラグを収容するランプボデイが、第5図に示
されているように金属や合成樹脂等の材料を用い
て一体成形されており、通常は前方側に抜き角を
形成して開口させ、したがつてこの前方開口部の
寸法は、内奥部に比較して若干側方へ広がるよう
形成されている。
考案が解決しようとする問題点 ところでこのランプボデイ11の外形寸法は、
特に自動車の車体自体の外形意匠と一体化して外
部に表われる前面レンズ12の意匠面の最大寸法
が限定されており、また他方自動車用の照明装置
としてはランプボデイ11内に収容すべきバルブ
13については、その照射性能上の規格が特定さ
れているため、これ等両者の要請を満足させよう
とする場合には、ランプボデイ11内にバルブ1
3収容のための十分なバルブスペースを確保する
ことができず、ランプボデイ11内における熱処
理上の問題を生ずるばかりでなく、ランプボデイ
11の内底部にバルブ13装着用のプラグ14を
配置するための寸法を形成することが困難である
というような問題がつた。
本考案は、上記の問題を解決すべく創案された
ものであり、外部に表われる前面レンズ12の意
匠面の寸法を変えることなく、ランプボデイ11
内にバルブ13及びプラグ14配置のための十分
なスペースを確保し、ランプボデイ11に対する
熱的影響の発生を防止することができる車輛用灯
具を提供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 本考案は、上記の目的を達成するためにバルブ
3を収容するランプボデイ1の中央部のみをその
周辺部1aとは抜き角を逆にして後方へ開口さ
せ、ランプボデイ1内におけるバルブスペース1
bを後方側へ広く形成すると共に、後方開口部に
はランプボデイ1の内側に露出してバルブ3を支
持し、電気的に接続するプラグ4を固設し、かつ
バルブスペース1bとなるランプボデイ1内壁に
添つて所望により対熱プロテクター6を装着し得
るように構成したものである。
作 用 而して前面レンズ2の意匠面の寸法を変えるこ
となくランプボデイ1内にバルブ3収容のために
十分なバルブスペース1bが確保され、バルブ3
自体もランプボデイ1の内壁面に近接させずに所
定規格のものを収容することができる。またプラ
グ4配置のためのスペースも十分に形成されてい
るので内部空間を利用して耐熱プロテクター6の
配置も可能となつている。
実施例 以下図面に示した実施例に基づいて本考案を詳
細に説明する。
第1図及び第2図において、1は、前方側に横
方向へ長い薄型の前方開口部を有し、後方側に前
方開口部の長手方向に添つて形成された放物反射
面を有するランプボデイであり、2は、このラン
プボデイ1の上記前方開口部を被蓋する前面レン
ズである。この前面レンズ2は、ランプボデイ1
の前方開口部の周縁に接着又は溶着その他の方法
で一体的に取り付けられており、ランプボデイ1
を自動車の車体(図示していない。)に組み込ん
だ場合、この前面レンズ2の表側意匠面のみを車
体の外側へ露出させ得る構造となつている。上記
ランプボデイ1の略中央部に周辺部1aとは抜き
角を逆にして後方へ開口するバルブスペース1b
を形成する。而してこの場合、バルブスペース1
bには立壁1cが形成されることとなり、また前
方開口部については、車体側の外形意匠の構成上
要求される薄型の前面レンズの意匠面寸法のま
ま、バルブスペース1bの後方側内奥部を広く形
成することができる。3は、このバルブスペース
1bにその後方開口部から挿入させたバルブ、4
は、このバルブ3を支持し、電気的接続をするプ
ラグである。このプラグ4は、バツクカバー5の
内側に固設されており、バツクカバー5を介して
バルブスペース1bの後方開口部に配置固定され
ている。上記バツクカバー5は、バルブ3の交換
その他の所望作業に際し、バルブスペース1bの
後方開口部周縁に対して自在に脱着させることが
できるようになつている。6は、バルブ3が近接
するランプボデイ1の内壁面内側に介在させた耐
熱プロテクターであり、ランプボデイ1の内側に
カシメ7付けしたリフレクター8と一体に形成さ
れている。なおこの耐熱プロテクター6は、バル
ブスペース1bの後方開口部側においてバツクカ
バー5の内側端面にまたはバルブスペース1bの
後口部内縁に固定し得るように構成してもよい。
またこの耐熱プロテクター6は、ランプボデイ1
が対熱性材料で成形されている場合、又はバルブ
スペース1bが放熱作用を阻害しない程度に十分
広く形成されている場合には、必ずしもこれを装
着しない構造とすることも可能である。
考案の効果 本考案は、以上説明したようにランプボデイの
中央部に周辺部とは抜き角を逆にして後方へ開口
するバルブスペースを形成したから、前面レンズ
の意匠面の寸法を変えることなくランプボデイの
内奥部にバルブ収容に十分なスペースを確保する
と共に、その底部には容易にプラグを装置するこ
とができ、しかもランプボデイの対熱強度や放熱
性能を向上させ、同時にバルブスペースの一部を
形成する立壁によりランプボデイの強度を向上さ
せ得るなど実用上の効果に優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す中央部分縦断
面図、第2図は同じく正面図、第3図は同じく側
面図、第4図は同じく第2図A−A線断面図、第
5図は従来のランプボデイの構造を示す中央部分
縦断面図である。 1……ランプボデイ、1b……バルブスペー
ス、1c……立壁、2……前面レンズ、3……バ
ルブ、4……プラグ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ランプボデイの略中央部に、その前方開口部を
    被蓋する前面レンズの所定外形寸法を変えること
    なく、周辺部とは抜き角を逆にして後方へ開口す
    るバルブスペースを形成し、このバルブスペース
    の後方開口部にはその内側にバルブの支持された
    プラグを配置したことを特徴とする車輛用灯具。
JP355085U 1985-01-17 1985-01-17 Expired JPH0132641Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP355085U JPH0132641Y2 (ja) 1985-01-17 1985-01-17

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JP355085U JPH0132641Y2 (ja) 1985-01-17 1985-01-17

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Publication Number Publication Date
JPS61120108U JPS61120108U (ja) 1986-07-29
JPH0132641Y2 true JPH0132641Y2 (ja) 1989-10-05

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ID=30478281

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JP355085U Expired JPH0132641Y2 (ja) 1985-01-17 1985-01-17

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JPS61120108U (ja) 1986-07-29

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