JPH0226087Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0226087Y2 JPH0226087Y2 JP2265786U JP2265786U JPH0226087Y2 JP H0226087 Y2 JPH0226087 Y2 JP H0226087Y2 JP 2265786 U JP2265786 U JP 2265786U JP 2265786 U JP2265786 U JP 2265786U JP H0226087 Y2 JPH0226087 Y2 JP H0226087Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- housing
- reflector
- effective width
- vertical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、ハウジングの内部にリフレクターを
配設し、該リフレクターのエーミングが行えるよ
うにした車輌用ヘツドランプに関するものであ
る。
配設し、該リフレクターのエーミングが行えるよ
うにした車輌用ヘツドランプに関するものであ
る。
一般にハウジングの内部にリフレクターを配設
し前面にレンズが取付けられた灯具はハウジング
タイプと称されるものであり、この種のハウジン
グタイプのものは第4〜5図に示した構造を有し
ている。即ち、樹脂等で形成されたハウジング1
の内部にリフレクター2が設けられると共に、ハ
ウジング1の前面側にレンズ3が取付けられ、前
記リフレクター2の略中央部に電球4が取付けら
れた構成であつて、該リフレクター2はハウジン
グ1内において、エーミングのために上下方向に
傾斜できるようになつている。そして、前記リフ
レクター2の上下有効巾lは前記レンズ3の上下
有効巾wよりも小さく形成された構成になつてい
る。尚、図中5は自動車のボンネツト、6はモー
ル又はバンパーであつて、これらボンネツト5及
びモール又はバンパー6により前記レンズ3の略
上下有効巾wの上下部分が隠されるようになつて
いる。
し前面にレンズが取付けられた灯具はハウジング
タイプと称されるものであり、この種のハウジン
グタイプのものは第4〜5図に示した構造を有し
ている。即ち、樹脂等で形成されたハウジング1
の内部にリフレクター2が設けられると共に、ハ
ウジング1の前面側にレンズ3が取付けられ、前
記リフレクター2の略中央部に電球4が取付けら
れた構成であつて、該リフレクター2はハウジン
グ1内において、エーミングのために上下方向に
傾斜できるようになつている。そして、前記リフ
レクター2の上下有効巾lは前記レンズ3の上下
有効巾wよりも小さく形成された構成になつてい
る。尚、図中5は自動車のボンネツト、6はモー
ル又はバンパーであつて、これらボンネツト5及
びモール又はバンパー6により前記レンズ3の略
上下有効巾wの上下部分が隠されるようになつて
いる。
前記従来例におけるハウジングタイプの灯具
は、レンズ3の上下有効巾wよりもリフレクター
2の上下有効巾lが小さいために、例えば第5図
に示したようにリフレクター2をエーミングのた
めにその角度を変えて上方にエーミングした場合
に、レンズ3の下方部分に無効部分aが生ずると
いう問題点がある。又下方にエーミングした場合
でもその無効部分がレンズ3の上方に生ずること
は明らかである。
は、レンズ3の上下有効巾wよりもリフレクター
2の上下有効巾lが小さいために、例えば第5図
に示したようにリフレクター2をエーミングのた
めにその角度を変えて上方にエーミングした場合
に、レンズ3の下方部分に無効部分aが生ずると
いう問題点がある。又下方にエーミングした場合
でもその無効部分がレンズ3の上方に生ずること
は明らかである。
更に、総体的にレンズの上下有効巾の小さい
(120mm以下)の灯具においては、全体的に占める
無効部分の割合が大きくなるという問題点が生ず
るばかりでなく、スラント角θの大きい灯具や、
リフレクター2とレンズ3との間隔が大きい灯具
においては上下エーミング時に無効部分が大きく
なるという問題点がある。
(120mm以下)の灯具においては、全体的に占める
無効部分の割合が大きくなるという問題点が生ず
るばかりでなく、スラント角θの大きい灯具や、
リフレクター2とレンズ3との間隔が大きい灯具
においては上下エーミング時に無効部分が大きく
なるという問題点がある。
特に、この種灯具におけるJIS規格においては、
上下エーミング角は±4゜となつており、スラント
角が40゜以上になると灯体全体の長さ(レンズの
先端からリフレクターの後端までの長さ)が大巾
に増大する。例えば、スラント角が0゜の時の灯体
長さが100mm、レンズの上下有効巾が120mmの灯具
において、レンズのスラント角が45゜のものを使
用した場合、灯体全体の長さが230mmになり、さ
らにスラント角が60゜のものを使用すると更に灯
体全体の長さが320mmにもなるのである。このよ
うな奥行の長いランプにおいて上下エーミングを
行うと、レンズ面においてその上下に大きな無効
部分が生ずるのである。
上下エーミング角は±4゜となつており、スラント
角が40゜以上になると灯体全体の長さ(レンズの
先端からリフレクターの後端までの長さ)が大巾
に増大する。例えば、スラント角が0゜の時の灯体
長さが100mm、レンズの上下有効巾が120mmの灯具
において、レンズのスラント角が45゜のものを使
用した場合、灯体全体の長さが230mmになり、さ
らにスラント角が60゜のものを使用すると更に灯
体全体の長さが320mmにもなるのである。このよ
うな奥行の長いランプにおいて上下エーミングを
行うと、レンズ面においてその上下に大きな無効
部分が生ずるのである。
本考案は前記問題点を解決する具体的手段とし
て、ハウジングの内側にエーミングが可能なリフ
レクターを配設すると共に、前面にスラント型レ
ンズを取付けたハウジングタイブの灯具であつ
て、前記リフレクターの上下有効巾を前記レンズ
の上下有効巾よりも広く形成したことを特徴とす
る車輌用ヘツドランプを提供するものであり、リ
フレクターの上下有効巾を大きくすることで上下
のエーミングを行つても、レンズ面に生ずる無効
部分がほとんどなくなるのである。
て、ハウジングの内側にエーミングが可能なリフ
レクターを配設すると共に、前面にスラント型レ
ンズを取付けたハウジングタイブの灯具であつ
て、前記リフレクターの上下有効巾を前記レンズ
の上下有効巾よりも広く形成したことを特徴とす
る車輌用ヘツドランプを提供するものであり、リ
フレクターの上下有効巾を大きくすることで上下
のエーミングを行つても、レンズ面に生ずる無効
部分がほとんどなくなるのである。
次に本考案を図示の実施例により更に詳しく説
明する。尚、理解を容易にするため従来例と同一
部分には同一符号を付して説明する。まず第1〜
2図に示した第1実施例において、1はハウジン
グ、2はリフレクター、3はレンズであり、前記
リフレクター2には電球4が取付けられたハウジ
ングタイプの灯具を示してある。この実施例にお
いて、ハウジング1はその開口端1a側を比較的
広く形成すると共に、略ストレートに形成し、レ
ンズ3側にこの開口端1aを受ける凹部3aを形
成してある。つまり、レンズ3は成型性の良好な
樹脂により成型し、フランジ部3bを外側に拡げ
た状態で形成し、該フランジ部に前記凹部3aを
形成し、該凹部3aにハウジングの開口端1aを
挿着して接着剤又はシールガスケツト5により封
止するのである。そして、このレンズ3はそのス
ラント角θが略40゜のものが使用されている。
明する。尚、理解を容易にするため従来例と同一
部分には同一符号を付して説明する。まず第1〜
2図に示した第1実施例において、1はハウジン
グ、2はリフレクター、3はレンズであり、前記
リフレクター2には電球4が取付けられたハウジ
ングタイプの灯具を示してある。この実施例にお
いて、ハウジング1はその開口端1a側を比較的
広く形成すると共に、略ストレートに形成し、レ
ンズ3側にこの開口端1aを受ける凹部3aを形
成してある。つまり、レンズ3は成型性の良好な
樹脂により成型し、フランジ部3bを外側に拡げ
た状態で形成し、該フランジ部に前記凹部3aを
形成し、該凹部3aにハウジングの開口端1aを
挿着して接着剤又はシールガスケツト5により封
止するのである。そして、このレンズ3はそのス
ラント角θが略40゜のものが使用されている。
前記した構成のレンズ3に対して、ハウジング
1内に配設されるリフレクター2は、前記レンズ
3の上下有効巾wよりも大きい上下有効巾lをも
つて形成されたものが使用され、該リフレクター
2はハウジング1内において上下のエーミングが
できるようになつている。
1内に配設されるリフレクター2は、前記レンズ
3の上下有効巾wよりも大きい上下有効巾lをも
つて形成されたものが使用され、該リフレクター
2はハウジング1内において上下のエーミングが
できるようになつている。
第3図に示した第2実施例においては、ハウジ
ング1とレンズ3との形状及び取付状態に差があ
るのみで他の部分においては略同一であるので、
その説明は省略する。即ち、ハウジング1の開口
端1a側に取付用の凹部1bを設け、レンズ3は
上部にのみ段差3cを設け、該段差からつながる
端部をストレートにし、且つ下端もそのままスト
レートに形成して前記凹部1bに嵌るようにし、
該凹部1b内において接着剤又はシールガスケツ
トにより封止するようにしてある。この場合で
も、レンズ3の上下有効巾wよりもリフレクター
2の上下有効巾lを大きく形成してあり、これら
有効巾以外の上下端はボンネツト5及びモール又
はバンパー6により隠されるものである。
ング1とレンズ3との形状及び取付状態に差があ
るのみで他の部分においては略同一であるので、
その説明は省略する。即ち、ハウジング1の開口
端1a側に取付用の凹部1bを設け、レンズ3は
上部にのみ段差3cを設け、該段差からつながる
端部をストレートにし、且つ下端もそのままスト
レートに形成して前記凹部1bに嵌るようにし、
該凹部1b内において接着剤又はシールガスケツ
トにより封止するようにしてある。この場合で
も、レンズ3の上下有効巾wよりもリフレクター
2の上下有効巾lを大きく形成してあり、これら
有効巾以外の上下端はボンネツト5及びモール又
はバンパー6により隠されるものである。
前記したいづれの実施例においても、ハウジン
グ1内に配設されたリフレクター2は±4゜の範囲
で上下にエーミングできるものであり、この範囲
でエーミングを行つたにしても、仮想線で示して
あるようにリフレクター2からの反射光はレンズ
3の上下有効巾wの範囲を超えて内側に位置する
ことがなく、従つてレンズ3における上下有効巾
wの範囲において無効部分は全く生じないのであ
る。
グ1内に配設されたリフレクター2は±4゜の範囲
で上下にエーミングできるものであり、この範囲
でエーミングを行つたにしても、仮想線で示して
あるようにリフレクター2からの反射光はレンズ
3の上下有効巾wの範囲を超えて内側に位置する
ことがなく、従つてレンズ3における上下有効巾
wの範囲において無効部分は全く生じないのであ
る。
以上説明したように本考案に係る車輌用ヘツド
ランプは、ハウジングの内側にエーミングが可能
なリフレクターを配設すると共に、前面にスラン
ト型レンズを取付けたハウジングタイプの灯具で
あつて、前記リフレクターの上下有効巾を前記レ
ンズの上下有効巾よりも広く形成した構成とする
ことにより、ハウジング内においてリフレクター
をエーミングのために上下に角度変化させても、
レンズの上下有効巾の範囲内に光が取り出せない
無効部分が全く生じなくなり、従来の灯具よりも
明るいヘツドランプになるという優れた効果を奏
する。
ランプは、ハウジングの内側にエーミングが可能
なリフレクターを配設すると共に、前面にスラン
ト型レンズを取付けたハウジングタイプの灯具で
あつて、前記リフレクターの上下有効巾を前記レ
ンズの上下有効巾よりも広く形成した構成とする
ことにより、ハウジング内においてリフレクター
をエーミングのために上下に角度変化させても、
レンズの上下有効巾の範囲内に光が取り出せない
無効部分が全く生じなくなり、従来の灯具よりも
明るいヘツドランプになるという優れた効果を奏
する。
第1図は本考案に係る第1実施例のヘツドラン
プの略示的縦断面図、第2図は第1図ので示し
た部分の拡大図、第3図は本考案に係るヘツドラ
ンプの第2実施例を示す略示的縦断面図、第4図
は従来例の灯具の略示的縦断面図、第5図は同従
来例のレンズに対するリフレクターのエーミング
状態を示す説明図である。 1……ハウジング、2……リフレクター、3…
…レンズ、4……電球、l……リフレクターの上
下有効巾、w……レンズの上下有効巾。
プの略示的縦断面図、第2図は第1図ので示し
た部分の拡大図、第3図は本考案に係るヘツドラ
ンプの第2実施例を示す略示的縦断面図、第4図
は従来例の灯具の略示的縦断面図、第5図は同従
来例のレンズに対するリフレクターのエーミング
状態を示す説明図である。 1……ハウジング、2……リフレクター、3…
…レンズ、4……電球、l……リフレクターの上
下有効巾、w……レンズの上下有効巾。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ハウジングの内側にエーミングが可能なリフ
レクターを配設すると共に、前面にスラント型
レンズを取付けたハウジングタイブの灯具であ
つて、前記リフレクターの上下有効巾を前記レ
ンズの上下有効巾よりも広く形成したことを特
徴とする車輌用ヘツドランプ。 (2) レンズのスラント角が40゜以上である前記第
1項記載の車輌用ヘツドランプ。 (3) 灯体の長さが220mm以上である前記第1項記
載の車輌用ヘツドランプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2265786U JPH0226087Y2 (ja) | 1986-02-19 | 1986-02-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2265786U JPH0226087Y2 (ja) | 1986-02-19 | 1986-02-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62135302U JPS62135302U (ja) | 1987-08-26 |
JPH0226087Y2 true JPH0226087Y2 (ja) | 1990-07-17 |
Family
ID=30820247
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2265786U Expired JPH0226087Y2 (ja) | 1986-02-19 | 1986-02-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0226087Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-02-19 JP JP2265786U patent/JPH0226087Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62135302U (ja) | 1987-08-26 |
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