JPH0468884B2 - - Google Patents

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JPH0468884B2
JPH0468884B2 JP59195143A JP19514384A JPH0468884B2 JP H0468884 B2 JPH0468884 B2 JP H0468884B2 JP 59195143 A JP59195143 A JP 59195143A JP 19514384 A JP19514384 A JP 19514384A JP H0468884 B2 JPH0468884 B2 JP H0468884B2
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JP
Japan
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hydraulic
control valve
valve device
cylinder
oil
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JP59195143A
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JPS6172138A (ja
Inventor
Ryota Oohashi
Masahisa Kawamura
Koichiro Fujisaki
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KANZAKI KOKYU KOKI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
KANZAKI KOKYU KOKI SEISAKUSHO KK
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Publication date
Application filed by KANZAKI KOKYU KOKI SEISAKUSHO KK filed Critical KANZAKI KOKYU KOKI SEISAKUSHO KK
Priority to JP59195143A priority Critical patent/JPS6172138A/ja
Priority to US06/761,886 priority patent/US4643442A/en
Priority to FR8513708A priority patent/FR2570246B1/fr
Publication of JPS6172138A publication Critical patent/JPS6172138A/ja
Publication of JPH0468884B2 publication Critical patent/JPH0468884B2/ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01BSOIL WORKING IN AGRICULTURE OR FORESTRY; PARTS, DETAILS, OR ACCESSORIES OF AGRICULTURAL MACHINES OR IMPLEMENTS, IN GENERAL
    • A01B63/00Lifting or adjusting devices or arrangements for agricultural machines or implements
    • A01B63/02Lifting or adjusting devices or arrangements for agricultural machines or implements for implements mounted on tractors
    • A01B63/10Lifting or adjusting devices or arrangements for agricultural machines or implements for implements mounted on tractors operated by hydraulic or pneumatic means
    • A01B63/1006Lifting or adjusting devices or arrangements for agricultural machines or implements for implements mounted on tractors operated by hydraulic or pneumatic means the hydraulic or pneumatic means structurally belonging to the tractor

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Soil Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、機体の後方に昇降可能に連結され
る作業機を昇降させるための油圧リフトシリンダ
を機体後部上面上に設置すると共に、この油圧リ
フトシリンダのシリンダケースの上方に乗用座席
を設置してある走行作業車において、前期油圧リ
フトシリンダに対し油圧の給排を制御するための
第1のコントロールバルブ装置を前期シリンダケ
ースにおける機体前後方向に沿う壁面上に設置し
てあると共に、走行作業車に附設される作業機に
対し油圧の給排を制御するための第2のコントロ
ールバルブ装置を、この第2のコントロールバル
ブ装置を介し上記した第1のコントロールバルブ
装置への油の供給が行なわれるように設けて、単
一の油圧源により前期油圧リフトシリンダと上記
作業機とを選択的に作動させるように構成された
油圧供給装置に、関するものである。
従来の技術 農作業とか土木作業に用いられる走行作業車は
近年、多用途に使用されることが多くなつて来て
いる。すなわち例えばトラクタ型の走行作業車に
おいて、機体の前方にフロントローダとか除雪機
とかドーザといつた作業機を、また機体の中央下
部にミツドマウント型のモア等の作業機を、さら
に機体の後方にロータリ耕耘機とかリヤマウント
型のモアとか或はミツドマウント型モアにて刈取
られた芝等を収集するグラスコレクタといつた作
業機を、それぞれ選択的に装備されせて、単一の
走行作業車を用い多種の作業を行なうのである。
かかる走行作業車に附設される作業機は、何らか
の作動を油圧によつて行なわせるものが多い。
機体の後方に昇降可能に連結される作業機を昇
降させるための油圧リフトシリンダを機体後部上
面上に設置してある走行作業車において、上記し
た油圧リフトシリンダと作業車に附設される作業
機とに対し単一の油圧源から選択的に油圧を供給
しうることとして、油圧供給機構のコストを低減
することは周知であるが、このような走行作業車
において近年、油圧リフトシリンダに対し油圧の
給排を制御するための第1のコントロールバルブ
装置と作業機に対し油圧の給排を制御する第2の
コントロールバルブ装置とを共に油圧リフトシリ
ンダのシリンダケース上に設置することが提案さ
れるに至つている。すなわちかかる構造を採用す
るときは、単一の油圧源が用いられるのに対し上
記した両コントロールバルブ装置間の接続油路を
形成し易く、また乗用座席が一般に上記したシリ
ンダケースの上方に設置されるのに対し該座席に
座つた操縦者が操作し易い位置に両コントロール
バルブ装置用の複数操作レバーを設けることがで
き、さらに作業車機体が油を収容する油タンクに
兼用されるのに対し両コントロールバルブ装置か
らのドレン油を機体内に戻すための油路を簡単に
形成できるからである。
かかる公知例において、油圧リフトシリンダ用
である第1のコントロールバルブ装置はシリンダ
ケースの一側面或は下面といつた機体前後方向に
沿う壁面上に設置されているが、作業機用である
第2のコントロールバルブ装置についてみると2
種の配置方式がある。
そのうちの一つは実開昭55−145103号公報に開
示されているように上記第2のコントロールバル
ブ装置を、上記したシリンダケースのシリンダヘ
ツドに取付ける方式である。すなわち上記公報の
ものは第2のコントロールバルブ装置を、その操
作端を上向きとしてシリンダヘツドの一側面上に
上下方向に沿わせて取付けている。第2のコント
ロールバルブ装置についての圧油の供給と油ドレ
ンとはシリンダケース内の油路を介して行なうこ
ととされ、また同コントロールバルブ装置の油圧
出力ポートは前方向きに開口させてある。
他の一つの方式は実開昭55−174208号公報、特
開昭57−146502号公報、実開昭57−158307号公報
及び実開昭57−201109号公報に開示されているよ
うに前期第2のコントロールバルブ装置も、第1
のコントロールバルブ装置に類してシリンダケー
スの一側面上に設置する方式である。この方式で
は第2のコントロールバルブ装置が、その操作レ
バーを操作し易い乗用座席前端部分の一側外方に
設けうるように、バルブ装置操作端を前方向きと
して前後方向に沿わせ設けられている。
従来技術の問題点 作業機用の第2のコントロールバルブ装置の配
置について前記した2方式の何れを採用したとし
ても、同コントロールバルブ装置は油圧リフトシ
リンダのシリンダケースの側外方に位置すること
となり、また乗用座席の側外方下方に位置するこ
ととなる。
ところがそのような位置には後輪のフエンダが
あり、余分な空間が少ない。このため第2のコン
トロールバルブ装置の設置が比較的に困難である
のはもとより、油圧で作動さすべき作業機の個数
が多く同コントロールバルブ装置における方向切
換弁個数を増そうとしてもそれが困難であり、ま
た狭少な空間内で油圧配管作業を行なうこととな
つて同作業も困難となる。
また前記のような位置に設置された第2のコン
トロールバルブ装置は後輪フエンダの内側にある
といつても後輪による跳上げ泥土とか雨水にさら
され易く、バルブケース外へ突出するスプール部
分とか油圧配管の接続部とかを保護するためのカ
バーを必須とする。そのようなカバーはコントロ
ールバルブ装置の操作機構を支持するための支持
フレームに兼用できるが、油圧配管を一層困難と
する。
発明課題 したがつてこの発明の主たる目的とするところ
は、前述のような2種のコントロールバルブ装置
を油圧リフトシリンダのシリンダケース上に設置
する構造のもので、前記した作業機用の第2のコ
ントロールバルブ装置をその設置及び油圧配管作
業が制約されないように設けてある、走行作業車
における新規な油圧供給装置を、提供するにあ
る。
この発明の他の目的は、上記した第2のコント
ロールバルブ装置を後輪による跳上げ泥土や雨水
の影響を受け難いと共に乗用座席により保護され
るような位置に、且つ、乗用座席の支持フレーム
をバルブ操作機構のための支持フレームとして利
用できるような位置に、設けてある新規な油圧供
給装置を提供するにある。
この発明のさらに他の目的は、上記したシリン
ダケースのシリンダヘツドを活用して油路の構造
を簡単とできる、新規な油圧供給装置を提供する
にある。
この発明の別の目的は、油圧リフトシリンダ用
及び作業機用の他に別の目的の油圧も同一の系か
ら簡単に取出すことを可能としてある、新規な油
圧供給装置を提供するにある。
発明の構成と効果 上述した発明課題を解決するためにこの発明
は、冒頭に記載した構造のものにおいて、前記シ
リンダケースのシリンダヘツドに内装させた油圧
リフトシリンダ用ストツプバルブを機体左右方向
に沿つて進退操作されるバルブに構成して、該ス
トツプバルブの操作部を上記シリンダヘツドの一
側外面上に突出させて設けると共に、上記シリン
ダヘツドの前面に略鉛直な取付面を形成して、前
記第2のコントロールバルブ装置を前記乗用座席
の前端部分の下方に該座席の下面と間隔をあけて
臨ませると共に上記ストツプバルブ用操作具とは
反対側に操作端を突出させて、上記取付面に略水
平姿勢で取付けた、といつた技術的手段を講じ
た。
機体後方に昇降可能に連結されるロータリ耕耘
機等の重量大な作業機を昇降させるための油圧リ
フトシリンダは、比較的長時間にわたり作業機を
一定高さ位置に保持しうるためにストツプバルブ
を必須とし、そのようなストツプバルブは油圧リ
フトシリンダの作動油室に体面位置して該油室の
後端を閉封しているシリンダヘツドに内装させて
設けられている。従来はかかるストツプバルブが
機体前後方向に沿つて進退操作されるバルブに構
成され、その操作部がシリンダヘツド前面から前
方へと突出させて設けられていた。また油圧リフ
トシリンダはそれが機体前後方向で占有する長さ
を短縮する等の目的で、やや後下方向きに傾斜さ
せるのが一般的であり、これに対応してシリンダ
ヘツド及びその前面はやや後上方向きに傾斜した
ものとされていた。
このため従来はシリンダヘツドの前面に何らか
の装置を取付けるようなことは考えられていなか
つたのであるが、本願発明者はシリンダヘツドの
前面が乗用座席の中途位置の下方、且つ、左右の
後輪のちようど中間の位置にあり、しかものそ前
方が大きく開放されていることに着眼し、油圧リ
フトシリンダ用のストツプバルブを前記のように
横向きでシリンダヘツドの側方から操作されるも
のとしてシリンダヘツド前面を利用する上での障
害を取除いた上で、またシリンダヘツド前方の開
放空間が利用されるように同ヘツド前面に略鉛直
な取付面を形成した上で、作業機用の第2のコン
トロールバルブ装置をそのようなシリンダヘツド
の前面に装備させることとした。
このようにシリンダヘツドの前面に略水平な横
向き姿勢で取付けられた第2のコントロールバル
ブ装置は、左右の後輪ないしそのフエンダの中間
点でシリンダヘツド前方の開放空間内に位置し、
設置上で何らの困難がなく、また同装置が有する
方向切換弁の個数を増すことはバルブ装置前後幅
の拡大で制約なく行なえる。第2のコントロール
バルブ装置に対する油圧配管は、同バルブ装置の
前面及び上面が開放されていることを利用しこれ
らの面に配管接続ボートを開口させておくことに
より、簡単に行なえる。
前記のような位置に設けられた第2のコントロ
ールバルブ装置は、それ自体が左右の後輪から遠
い所に位置すると共に、上方側を乗用座席にてカ
バーされて、後輪による跳上げ泥土とか雨水の影
響を受け難い。同コントロールバルブ装置の操作
端がストツプバルブの操作部とは反対の側に突出
させてあることによりバルブ操作機構は上記操作
部に制約されずに設置でき、また同操作機構は座
席支持フレームに支持させて設けうる。
油圧リフト機構におけるシリンダヘツドには
元々、油圧リフトシリンダ用のコントロールバル
ブ装置からの油路が導かれていると共に、油圧リ
フトシリンダに直属するバルブ類、つまり前記ス
トツプバルブとか、油圧リフトシリンダに対する
過剰油圧の作用を避けるためのオーバロードリリ
ーフ弁とか、作業機の自重により油圧リフトシリ
ンダが縮小動作するとき同動作をゆっくりと行な
わせるためのスローリターンバルブとか、いつた
バルブ類が内装され、したがつてまたこれらのバ
ルブ類間を接続するための油路も穿設されてい
る。前記第2のコントロールバルブ装置を油圧リ
フトシリンダ用の第1のコントロールバルブ装置
方向に接続するための油路及び油タンク兼用の車
輌機体内に接続するための油路はそのようなシリ
ンダヘツドに、油圧配管を不要とするように第2
のコントロールバルブ装置のバルブケース背面位
置に開口させて形成できる。この場合において第
2のコントロールバルブ装置とシリンダヘツドと
が前後に整列位置していることから、上記バルブ
ケース内の油路とシリンダヘツド内の油路との開
口端同士を合致させるように油路を形成するの
に、油路に特別の屈曲部を与えるような面倒な加
工が避けられる。
第2のコントロールバルブ装置が前方側が大き
く開放された空間部に設置されていることから、
同バルブ装置の前端部に該バルブ装置内と外部と
に圧縮を分割して供給するフローデバイダを装備
させることとしても設置スペース上の問題は起き
ない。したがつてそのようなフローデバイダを設
けることで、例えば車輌ステアリング用のパワー
シリンダ用とかトランスミツシヨン中の油圧クラ
ツチ用とかの別の目的の油圧を同一の系から簡単
に取出すこととできる。
以上に述べて来たような長所を有効に生かすた
めに、この発明を次のような態様で異体化するこ
とが望ましい。
すなわちこの発明の一実施様態では、前記乗用
座席を支持する門形の支持フレームを、該支持フ
レームの脚板部がほぼ、前記シリンダヘツドの側
外方に臨むように機体上に設け、前記第2のコン
トロールバルブ装置の操作機構を該脚板部に支持
させて設ける。この構造によれば上記した座席用
支持フレームが、バルブ操作機構用の別の支持フ
レームを省略させる。
この発明の他の実施態様では、前記第2のコン
トロールバルブ装置において油圧入力ポートを該
バルブ装置の前面に、前記第1のコントロールバ
ルブへの油供給ポートと油ドレンポートとをそれ
ぞれ該バルブ装置の背面に、油圧出力ポートを該
バルブ装置の上面に、それぞれ開口させて設け
る。この構造によれば第2のコントロールバルブ
装置の油圧入力ポートから方向切換弁を経てシリ
ンダヘツド内へと流れる油流れが前方から後方へ
にかけた一方向のものとなつて第2のコントロー
ルバルブ装置内の油路を形成し易くなり、また上
記した油供給ポートと油ドレンポートとをシリン
ダヘツド内の油路に直ちに連通させうる。上面側
に開口する油圧出力ポートに対する油圧配管接続
部は、上方の乗用座席によつてカバーされ保護さ
れる。
この発明のさらに他の実施態様では上記構造に
加えて、前記第2のコントロールバルブ装置が複
数個の方向切換弁を有していて、該第2のコント
ロールバルブ装置を、1個宛の方向切換弁を含む
複数個のバルブユニツトを前記シリンダヘツドの
前面位置から前方にかけて順次積層すると共に最
前端に前記油圧入力ポートを形成されたカバーを
設けてあるスタツクバルブに構成する。この構造
によれば油圧の給排を制御すべき作業機の個数に
合せて設けられる方向切換弁の個数をその都度、
他の部分の構造は同一としたままで上記バルブユ
ニツトの増減により変更できることとなる。
この発明の別の実施態様では第2のコントロー
ルバルブ装置における複数ポートを開口させる端
面を前記のように設定する構造に加えて、前記油
圧入力ポートを形成されたカバーを前記第2のコ
ントロールバルブ装置の最前端に設け、このカバ
ーに外部油圧取出しポートをカバー前面に開口さ
せて形成すると共に、該カバー内に、油圧入力ポ
ートに流入する圧油を第2のコントロールバルブ
装置内の方向切換弁と上記外部油圧取出しポート
とに分割して供給するフローデバイダを設ける。
上記したフローデバイダと外部油圧取出しポート
は、例えば車輌ステアリング用のパワーシリンダ
とかトランスミツシヨン中の油圧クラツチとかい
つた他の油圧作動機器を作動させる目的の油圧
を、この発明に係る油圧供給装置から取出しうる
こととして、車輌全体としての油圧供給機構を簡
素なものとする。
好ましい一実施例についての説明 車輌構造 図示の好ましい一実施例は、第1図に示すよう
なトラクタ型の走行作業車においてこの発明を実
施した例に係る。
第1図に示すように動力源となるエンジン20
は機体前部に搭載されており、機体後部には油圧
伝導装置21とミツシヨンケース22とを前後に
重畳させて設置してある。エンジン20から油圧
伝導装置21へと伝動を行なう伝動軸23と、ミ
ツシヨンケース22内から前輪24部へと伝動を
行なう伝動軸25とが、設けられており、車輌の
走行は、油圧伝動装置21とミツシヨンケース2
2内のトランスミツシヨンとで車速を変更制御し
つつ、前輪24及び後輪26を駆動して行なわれ
る。
図示の作業車は第1図に鎖線図示のフロントロ
ーダ27を車輌前部に、また第1図に実線図示の
モア28を車輌中央部下面に、また図示してない
ロータリ耕耘機とかグラスコレクタ等の作業機を
車輌後部に、それぞれ装備させうるものとされて
いる。フロントローダ27を駆動するためには後
述する油圧機構が設けられ、またモア28を駆動
するためには伝動軸29を介しモア28用の駆動
ギヤボツクス28aへと伝動するミツドPTO軸
30をミツシヨンケース22から前方へ延出させ
て設けてあり、さらに車輌後部の作業機を駆動す
るためにはリヤPTO軸31をミツシヨンケース
22から後方へ延出させて設けてある。
車輌後部の作業機を昇降させるためにはミツシ
ヨンケース22の上面に、左右のリフトアーム3
2を備えた油圧リフト機構が設置されている。油
圧リフト機構のシリンダケース33の上方には乗
用座席34が設置され、その前方位置に操縦ハン
ドル35を臨ませてある。車輌操縦のためには、
操縦ハンドル35操作で前輪24を旋回させる後
述のパワーステアリング機構が設けられている。
油圧回路 第2図は、第1図に図示の作業車に設けられた
油圧回路を示している。
前記フロントローダ27を駆動するための油圧
作動機器としては、同ローダ27のバケツト27
aをリフトアーム27b(以上、第1図)の昇降
回動により昇降させるリフトシリンダ36と、上
記バケツト27aをリンク27c(第1図)を介
し転回させるチルトシリンダ37とが、設けられ
ている。また前記モア28はリンク機構(図示せ
ず)により下方の作業位置と上方の待機位置間で
昇降可能に支持されており、その昇降のためには
モア昇降シリンダ38が設けられている。以上の
油圧シリンダ36,37,38は全て、図示のよ
うに複動形のものとされている。
前記油圧リフト機構は通例のように、単動形の
油圧リフトシリンダ39を備えている。前記油圧
伝導装置21は通例のように、可変容積形の油圧
ポンプ40と定容積形の油圧モータ41とを閉回
路で接続してなり、同閉回路に作動油を補給する
ためにはチヤージポンプ42が設けられている。
前輪旋回用のパワーステアリング機構は、メータ
リングモータ43とパワーシリンダ44とを有す
る。前記ミツシヨンケース22内のPTO系トラ
ンスミツシヨンの原動軸は油圧伝導装置21の油
圧ポンプ40のポンプ軸とされているが、同
PTO系トランスミツシヨン中には油圧クラツチ
に構成された図外のPTOクラツチを設けてあり、
第2図において45はPTOクラツチの油圧作動
筒を示している。
図示の作動車には以上に述べたような油圧作動
機器が設けられているのに対し、前記ミツシヨン
ケース22(第1図)はこれらの油圧作動機器に
対し供給される作動油を収容する油タンク46に
兼用させてある。第2図に示すようにエンジン2
0により駆動されて油タンク46から油を給送す
る油圧ポンプ47を設けてあり、この油圧ポンプ
47の吐出口はフローデバイダ48へと接続され
ている。フローデバイダ48はポンプ47吐出流
を2系統に分割し、その一方は前記したリフトシ
リンダ36、チルトシリンダ37、モア昇降シリ
ンダ38及び油圧リフトシリンダ39方向に、他
方は前記したメータリングモータ43及びパワー
シリンダ44と油圧作動筒45方向に、それぞれ
供給する。前記チヤージポンプ42は上記油圧供
給系とは独立して、油タンク46から油圧伝導装
置21の閉回路に油を給送する。
同様に第2図に示すように、油圧リフトシリン
ダ39に対し油圧の給排を制御するための第1の
コントロールバルブ装置49とリフトシリンダ3
6、チルトシリンダ37及びモア昇降シリンダ3
8に対し油圧の給排を制御するための第2のコン
トロールバルブ装置50とが設けられている。こ
れらのコントロールバルブ装置49,50は第2
のコントロールバルブ装置50をフローデバイダ
48側に位置させて直列に接続されており、第2
のコントロールバルブ装置50を介し第1のコン
トロールバルブ装置49への油の供給が行なわれ
ることとされている。第1のコントロールバルブ
装置49と油圧リフトシリンダ39間には、最終
バルブ機構51を介挿してある。この最終バルブ
機構51は油圧リフトシリンダ39への油圧の給
排を回路閉鎖により選択的に停止させるストツプ
バルブ52、油圧リフトシリンダ39への給油を
迅速に行なわせるための逆止弁53と同シリンダ
39からの排油をゆつくり行なわせるための絞り
度可変の絞り54とを互に並列接続してなるスロ
ーリタンバルブ、及び油圧リフトシリンダ39へ
の過剰油圧の作用を避けさせるためのオーバロー
ドリリーフ弁55を、有する。
第1のコントロールバルブ49は通例のよう
に、油圧リフトシリンダ39に対する油圧の給排
を制御する方向切換弁56の他に、この方向切換
弁56の中立位置Nと下降作用位置Dとで油圧ポ
ンプ47から給送される油を低圧でアンロードす
るアンロード弁57、方向切換弁56の中立位置
Nと下降作用位置Dとで油圧リフトシリンダ39
からの油の逆流を防止するロードチエツク弁5
8、及び方向切換弁56が下降作用位置Dに移さ
れると連動して開放され油圧リフトシリンダ39
からの排油を行なわせるアンロードチエツク弁5
9を、備えている。また図示の場合には方向切換
弁56二次側の油圧を背圧として作用させてある
リリーフ弁60も設けられていて、このリリーフ
弁60を、方向切換弁56を上昇作用位置Uに移
すと主回路に挿入された関係となる同切換弁56
内の可変絞り56aと組合せて、油圧リフトシリ
ンダ39への油供給割合を制御することとしてあ
る。
次に第2のコントロールバルブ装置50は、油
圧ポンプ47から導かれた回路61を接続される
油圧入力ポート62P、パワーステアリング機構
方向へ導かれている回路63を接続される外部油
圧取出しポート62S、第1のコントロールバル
ブ装置49へと接続される油供給ポート62F、
油タンク46へと接続される油ドレンポート62
T、及び2対の油圧出力ポート62A,62B,
64A,64Bといつた、合計で8個のポートを
備えており、前記フローデバイダ48はこの第2
のコントロールバルブ装置50内に設けられてい
る。第2のコントロールバルブ装置50は直列接
続された2個の方向切換弁65,66を有し、フ
ローデバイダ48側に位置する方向切換弁65は
油圧出力ポート62A,62Bについての油の給
排を、また他の方向切換弁66は油圧出力ポート
64A,64Bについての油の給排を、それぞれ
制御するものとされている。前記したチルトシリ
ンダ37とモア昇降シリンダ38とは共通する方
向切換弁66にて作動を制御させて択一的に使用
するものとされ、油圧出力ポート64A,64B
に対し択一的に接続される。各方向切換弁65,
66は、対応する油圧出力ポート62A,62B
ないし64A,64Bをブロツクする関係となる
中立位置Nにおいて油供給ポート62F方向に油
を流動させるものに構成されている。方向切換弁
65は上記した中立位置N、リフトシリンダ36
を伸長動作させる上昇作用位置U及び縮小動作さ
せる下降作用位置Dとの他に、リフトシリンダ3
6の両油室から油をドレンさせて前記リフトアー
ム27b及びバケツト27aを下降させた状態に
てフローテイング状態とするフローテイング位置
Fを備えている。他の方向切換弁66は上記した
中立位置Nと、チルトシリンダ37もしくはモア
昇降シリンダ38を伸長動作させる作用位置I及
び縮小動作させる他の作用位置を、備えてい
る。上記したシリンダ36,37,38及び前記
油圧リフトシリンダ39に対し供給される油圧を
設定するリリーフ弁67は、その二次側を油ドレ
ンポート62Tに接続して第2のコントロールバ
ルブ装置50内に設けられている。
なお第2図において、68はメータリングモー
タ43及びパワーシリンダ44用の方向切換弁、
69は油圧作動筒45用の方向切換弁である。第
1図に図示の操縦ハンドル35にて変位操作され
る方向切換弁68は、メータリングモータ43に
よりフイードバツク手段70を介し中立位置へと
復帰せしめられるサーボバルブに構成されてい
る。方向切換弁69を含むPTOクラツチ用のコ
ントロールバルブ機構71は、油圧作動筒45用
の油圧漸増型の調圧弁72及びPTOクラツチ等
の被潤滑部73へ供給される潤滑油圧を設定する
二次調圧弁74を含むが、上記被潤滑部73に
は、油圧伝導装置21に設けられた調圧弁75の
リリーフ油も供給されることとしてある。
油圧リフト機構 第1図及び第3−5図に示すように前記した油
圧リフト機構のシリンダケース33はミツシヨン
ケース22の上面上に設置されて、その後端部に
おき前記した左右のリフトアーム32を昇降回動
自在に支持している。このシリンダケース33内
には第5図に示すように、やや後下方向きに傾斜
させたシリンダ穴76を形成してあり、このシリ
ンダ穴76内にピストン77を嵌合して前記油圧
リフトシリンダ39が構成されている。シリンダ
ケース33に回転自在に支持されて該ケース33
外でリフトアーム32を固定してあるリフトアー
ム軸78にはシリンダケース33内で作動アーム
79を固定してあり、この作動アーム79と上記
ピストン77とに両端で係合する連接棒80を設
けて、油圧リフトシリンダ39の伸長動作により
リフトアーム32が上昇回動せしめられることと
されている。シリンダ穴76の前端開口は通例の
ようにシリンダヘツド81によつて閉塞されてお
り、このシリンダヘツド81によつて油圧リフト
シリンダ39の作動油室82が画成されている。
シリンダヘツド 第5−9図について上記したシリンダヘツド8
1の構造を説明すると、このシリンダヘツド81
はその後端にシリンダ穴76に嵌合される円形部
81aを有し、ボルト挿通孔81bに挿通される
ボルトにより油圧リフトシリンダ39の傾斜姿勢
に対応した傾斜姿勢でシリンダケース33に固定
されるものとされている。シリンダヘツド81に
はその軸線方向に沿つて、第2図について前述し
た第1のコントロールバルブ装置49方向に導か
れる油路83及び同バルブ装置49方向から導か
れた油路84,85と、油圧リフトシリンダ39
の作動油室82へと導かれる油路86と、油タン
ク兼用のミツシヨンケース22内へと導かれる油
路87,88とを、第8図に示すようにそれぞれ
へツド81の背面に開口させて形成してある。こ
のうち油路84,85は第9図に図示のように傾
斜させてシリンダケース33内に形成されている
油路89により互に連通せしめられ、また油路8
7はシリンダケース33内の図示省略の油路によ
り、そして油路88はシリンダケース33内の油
路90(第5図)により、ミツシヨンケース22
の頂壁開口部へと連らね該ミツシヨンケース22
内へと連通させてある。
第9図に示すように第1のコントロールバルブ
装置49方向から導かれた油路84は、シリンダ
ヘツド81内に屈曲させて形成した油路91によ
り前記作動油室82へと開口する油路86へと連
通させてある。そしてこの油路91の一及び他の
屈曲部には第2図について前述した逆止弁53及
びストツプバルブ52が、配設されている。スト
ツプバルブ52は第2図について前述した絞り5
4を兼ね、進退操作されて油路91をブロツクし
たり絞り度可変に絞つたりするように機能する。
作動油室82へと開口する油路86はまた、シリ
ンダヘツド81内の油路92によりミツシヨンケ
ース22内へと連らなる油路87に対し連通させ
てあり、この油路92内に第2図について前述し
たオーバロードリリーフ弁55を配設してある。
上記したストツプバルブ52は第9図に示すよ
うに特に、シリンダヘツド81の左右方向に沿つ
て進退操作されるバルブに構成されている。すな
わち同ストツプバルブ52には、シリンダヘツド
81にその一側から螺着せる支持金物93に螺合
した操作杆94を取付けてあり、この操作杆94
をシリンダヘツド81外へと突出させその突出端
にハンドル95を取付け、ハンドル95の回動操
作により進退杆94を回動させることで進退さ
せ、もつてストツプバルブ52の進退を得てその
位置調整を行なうこととしてある。
また前述したようにシリンダヘツド81は油圧
リフトシリンダ39の傾斜姿勢に対応する傾斜姿
勢をとつているのであるが、第5−7図から明瞭
にみてとられるように該ヘツド81の前面には鉛
直な取付面96を形成してある。この取付面96
には第7図に示すように、取付けボルト用のねじ
孔96aを形成してあると共にシールリング嵌合
用の閉じた輪郭の溝穴96aを形成してある。そ
して第1のコントロールバルブ装置49方向へと
導かれている前記油路83は、シリンダヘツド8
1内の左右方向の油路97及び前後方向の油路9
8により、後者の油路98を上記取付面96へと
開口させることで該取付面96位置へと連らねて
ある。またミツシヨンケース22内へと連通させ
てある前記油路88は、シリンダヘツド81内の
上下方向の油路99及び前後方向の油路100に
より、後者の油路100を上記取付面96へと開
口させることで該取付面96位置へと連らねてあ
る。
コントロールバルブ装置の配置 第3,4図に示すようにシリンダケース33に
おける、前記ハンドル95設置側とは反対側の側
面上には、ケース状をなすカバー101をねじボ
ルト102により固定して装着してある。第2図
について前述した第1のコントロールバルブ装置
49は第10,11図に示すように、シリンダケ
ース33の一側面上にねじボルト103により取
付けて装着し上記カバー101内に設置されてい
る。第2図について前述した方向切換弁56は、
バルブ装置49のバルブケース内から前方向きに
突出させてあるスプールでもつて構成されてい
る。シリンダケース33には第10図に示すよう
に、シリンダヘツド81の前記油路83(第8,
9図)をコントロールバルブ装置49内へと導く
ための油路104及びコントロールバルブ装置4
9内をシリンダヘツド81の前記油路84へと導
くための油路105を、それぞれ形成してある。
これに対し第2図について前述した第2のコン
トロールバルブ装置50は第3−5図に明瞭に示
すように、前記取付面96を利用してシリンダヘ
ツド81の前面にねじボルト106により装着さ
れている。
第2のコントロールバルブ装置 第2のコントロールバルブ装置50の具体構造
を、第5図及び第12−14図について説明す
る。
この第2のコントロールバルブ装置50は第2
図について前述した方向切換弁66を含むバルブ
ユニツト107と方向切換弁65を含むバルブユ
ニツト108とフローデバイダ48及びリリーフ
弁67を含むカバー109とを、この順でシリン
ダヘツド81の前面位置から前方にかけて順次積
層してなるスタツクバルブに構成され、方向切換
弁65,66を構成しているスプールを左右方向
に沿わせて、取付面96に取付けられている。第
2図について前述した諸ポートのうち、油圧入力
ポート62P及び外部油圧取出しポート62Sは
前方向きに開口させてカバー109に設けられ、
油供給ポート62F及び油ドレンポート62Tと
は後方向きに開口させてバルブユニツト107に
設けられている。この後者の2ポート62F,6
2Tは第5図に示すように、シリンダヘツド81
への装着状態で該ヘツド81の前記油路98,1
00と連通するように配置されている。油圧出力
ポート62A,62B及び油圧出力ポート64
A,64Bは第12,14図に示すように、また
第3図に明瞭に示すように、上方向きに開口させ
てバルブユニツト108及びバルブユニツト10
7にそれぞれ設けられている。
前記フローデバイダ48はカバー109内に左
右方向に沿い摺動可能に設けられ、軸線上で形成
された中心孔をそれぞれ、油圧入力ポート62P
に連通させる孔110、方向切換弁65,66及
び油供給ポート62F方向に連らなる油路111
に連通させるための孔112、及び外部油圧取出
しポート62Sに連通させる孔113を、放射方
向に沿わせて形成してあるものとされている。上
記した中心孔中には孔112,113間で絞り1
14が設けられ、また同デバイダ48は、孔11
3側から孔112と油路111間の連通面積を小
とする向きにスプリング115により移動附勢さ
れると共に、同附勢方向とは反対方向において油
圧入力ポート62Pの油圧を絞り116を介し作
用せしめられるものとされている。以上によりフ
ローデバイダ48は第12図上でみて上方向きに
はスプリング115と絞り114二次側の油圧と
でもつて附勢され、下方向きには絞り116を介
しての油圧の入力ポート62Pの油圧でもつて附
勢されて、これらの両方向の附勢力がバランスす
る位置をとりつつ、孔112と油路111間の連
通面積と孔113と外部油圧取出しポート62S
間の連通面積との比を変更して、油圧入力ポート
62Pから流入する油を方向切換弁65,66及
び油供給ポート62F方向へと外部油圧取出しポ
ート62S方向とに分割する。そして油圧入力ポ
ート62Pに作用する油圧の変動時にフローデバ
イダ48は、同油圧が低下すると第12図でみて
上方向きに変位して外部油圧取出しポート62S
への流量を高めるように、外部油圧取出しポート
62Sに出力される油流量を一定化制御するが、
また同フローデバイダ48は、第12図でみて最
大限に上方向き変位すると図示のように孔112
と油路111間の連通が断たれて油路111に油
が流入しないこととするものに構成されている。
つまりエンジン20に対する負荷の増大等によ
り第2図に図示の図示の油圧ポンプ47の回転数
が低下した場合にも、フローデバイダ48が外部
油圧取出しポート62Sに得られる油流量を確保
するように、そしてポンプ回転数の極端な低下時
にも同ポート62Sに出力が確保されるように、
フローテバイダ48を構成して、パワーステアリ
ング機構方向に連らなる前記回路63を優先回路
とし、車輌のステアリング不能となるような危険
な事態が起きるのを防いでいるのである。
次に前記リリーフ弁67は第13図に示すよう
に、方向切換弁65,66及び油供給ポート62
F方向に連らねてある前記油路111に連通する
油路117をカバー109内に設けて、同油路1
17内に配線されており、その二次側には前記油
ドレンポート62T方向へ連らなる油路孔118
が設けられている。
カバー109の前記油路111に連らねてバル
ブユニツト108,107には油供給ポート62
Fへと連らねてある油路119,120を形成し
てあり、この各油路119,120を第14図に
油路120について示すように、逆流防止用の逆
止弁121,122を介して各方向切換弁ないし
そのスプール65,66の周面位置に間隔をあけ
た2位置で連通させてある。またカバー109と
各バルブユニツト108,107には第5図に示
すように互いに整列して前記油ドレンポート62
Tへと連らなつている油路123,124,12
5を形成してあり、各バルブユニツト108,1
07における上記各油路124,125は第14
図に油路125について示すように、各方向切換
弁65,66の周面位置に間隔をあけた2位置で
連通させてある。各バルブユニツト108,10
7における1対の油圧出力ポート62A,62B
ないし64A,64Bも第14図にポート64
A,64Bについて示すように、間隔をあけた2
位置で各方向切換弁65,66の周面位置に連通
させてある。
各方向切換弁ないしそのスプール65,66に
は、上記のようにその周面位置へと連通させてあ
る油路ないしポート間を摺動変位により適宜に連
通及び遮断して第2図につき前述したような油圧
給排制御を行なうランドが、形成されている。第
12図に示すように両方向切換弁65,66が共
に中立位置におかれている状態では、油圧入力ポ
ート62Pからフローデバイダ48を介して方向
切換弁65,66方向に油を供給することとなる
カバー109内の前記油路111がバルブユニツ
ト108,107内の前記油路119,120に
より油供給ポート62Fに対し連通する。
第3図及び第12図に示すように方向切換弁な
いしそのスプール65,66の操作端65a,6
6aはストツプバルブ52操作用の前記ハンドル
95とは反対側に突出させてあり、第12図に示
すように同操作端65a,66aとは逆の側で方
向切換弁65,66に該切換弁65,66を各作
用位置に操作後に操作力の解除で自動的に中立位
置に復帰させるためのリタンスプリング機構12
6,127を配設してある。第8図に図示の前記
溝穴96bは第5図に示すように、シリンダヘツ
ド81と第2のコントロールバルブ装置50との
間に介在させるシールリング128を支承するた
めに利用されている。
以上に説明して来たように設けられている第2
のコントロールバルブ装置50は第4図に示すよ
うに前記座席34の前端部分の下方に臨んでおり
第4図、そして第15図に示すように該座席34
の下面と比較的大きな間隔をおいている。
バルブ操作機構 第1図に示すように前記座席34は、シリンダ
ケース33の側外方位置でミツシヨンケース22
の前端部上面に立設した門形の支持フレーム12
9に前端側を、また第3図に図示のねじ孔130
aを利用してシリンダケース33の上面に取付け
立設した門形の他の支持フレーム130に後端側
を、それぞれ支持させて設けられている。そして
第2のコントロールバルブ装置50の操作機構
は、上記した前者の支持フレーム129における
一脚板部129aに支持させて設けられている。
すなわち該脚板部129aは第1図に示すよう
に車輌前後方向でみてシリンダヘツド81附近に
位置しているが、第15,16図に示すように同
脚板部129aの内面上に固着して前方且つ内向
きに張出した水平状の支枠板131が設けられて
いる。この支枠板131には2個の鉛直な支筒1
32,133を溶着固定してあり、各支筒13
2,133に回転自在に支承させて鉛直な操作軸
134,135が設けられている。そして方向切
換弁65を変位操作するための操作レバー136
は操作軸134の上端に取付けて座席34の側方
へと立上らせてあり、また方向切換弁66を変位
操作するための操作レバー137は操作軸135
の上端に取付けて同様に座席34の側方へと立上
らせてある。これらの各操作レバー136,13
7は上端に握り136a,137aを有する。
上記した各操作軸134,135の下端には水
平なアーム138,139を固着してあり、この
アーム138,139の自由端と前記した切換弁
操作端65a,66aとの間には接続ロツド14
0,141を配設してある。各接続ロツド14
0,141の両端には、第18図に接続ロツド1
40について明瞭に図示したように切割りを形成
してある。そして方向切換弁65の操作端65a
は操作軸134と一体回動するアーム138に対
し、アーム138端と操作端65aとを接続ロツ
ド140両端の切割りに挿入して鉛直ピン14
2,143により該接続ロツド140に対し接続
することで連動連結されており、また方向切換弁
66の操作端66aも同様に操作軸135と一体
回動するアーム139に対し、アーム139端と
操作端66aとを接続ロツド141両端の切割り
に挿入して鉛直ピン144,145により該接続
ロツド141に対し接続することで連動連結され
ている。
したがつて座席34に座乗する操縦者が握り1
36a,137aを握つて各操作レバー136,
137を前後に操作するときは、操作軸134,
135及びアーム138,139と接続ロツド1
40,141とを介し方向切換弁65,66が左
右に摺動変位せしめられることとなる。なおバル
ブユニツト108,107の外面上には第15,
14図に示すように切換弁操作端65a,66a
に隣接させて、バルブユニツト108,107を
独立して使用するときに用いられる操作レバー支
持用のブラケツト146,147を装着してあ
る。
ストツプバルブ52用の前記進退杆94は、他
側の脚板部129aを貫通させてある。
第1のコントロールバルブ装置49の操作機構
について説明しておくと、同操作機構は上記した
両操作レバー136,137の後方で座席34の
側方に立上らせてあり上端に握り155aを有す
る操作レバー155を備えている。第10図に示
すように前記カバー101に回転自在に支持させ
て該カバー101の内外にまたがらせた操作軸1
56が設けられており、上記操作レバー155は
その下端で該操作軸156へと取付けられてい
る。カバー101内には第10,11図に示すよ
うに、前記方向切換弁56のバルブケース外への
突出端に対し該切換弁56を突出方向に変位附勢
しているスプリング157の附勢力で係合するコ
ントロールリンク158を設けてある。そして上
記操作軸156の内端に固着したアーム159の
自由端に水平ピン160を取付け、この水平ピン
160を上記コントロールリンク158の上端部
に形成した長孔158aへと通してある。他方、
上記した操作軸156と平行する他の操作軸16
1をカバー104に、該カバー104の内外にま
たがらせ回転自在に支持させてあり、この他の操
作軸161の内端に固着したアーム162の自由
端側に水平ピン163を取付け、該ピン163を
コントロールリング158の下端部に相対回動可
能に接続してある。他の操作軸161にはガバー
101外でフイードバツクリンク164を取付け
てあり、第4図に示すように該フイードバツクリ
ンク164を一側のリフトアーム32と一体回動
する回動板165に対し、進退杆166により接
続してある。
以上により第1のコントロールバルブ装置49
の操作機構は、操作レバー155を前後に回動操
作することで操作軸156及びアーム157とピ
ン160とを介しコントロールリンク158を、
下方側のピン163を支点として回動させること
により方向切換弁56の摺動変位を得、これによ
り同切換弁56が前記した作用位置U域はDに移
されてリフトアーム32が上昇或は下降回動する
ことにより、回動板165、進退杆166、フイ
ードバツクリンク164、操作軸161、アーム
162及びピン163を介しコントロールリンク
158が、上方側のピン160を支点として逆方
向に回動せしめられ、これにより方向切換弁56
が逆方向に摺動変位せしめられて中立位置へと戻
されることとするものに、構成されている。上記
操作レバー155の回動操作範囲は、第4図に示
すように前端のハンドル167aによる回動操作
で進退せしめられる調整杆167上に1対のスト
ツパ167b,167cを設けて、位置を変更調
整可能な該両ストツパ167b,167cにてレ
バー155操作端位置を規制することとし、調整
可能とされている。
なお第15,16図において168は前記操作
レバー136,137,155と同じ側に設けら
れた副変速レバーでミツシヨンケース22内の走
行系副変速装置を操作するもの、第15図におい
て169は前記ハンドル95と同じ側に設けられ
た前輪駆動レバーでミツシヨンケース22内に設
けられ前記伝動軸25(第1図)の駆動を入断す
る前輪駆動クラツチを操作するもの、第10図に
おいて170はシリンダケース33に支持させて
ミツシヨンケース22内へと垂下させてある検油
棒でミツシヨンケース22内の油量を検出するも
のである。
作 用 図示の走行作業車により第1図に図示のフロン
トローダ27による作業を行なうときは、第2の
コントロールバルブ装置50の油圧出力ポート6
2A,62Bが油圧配管により前記リフトシリン
ダ36に、また油圧出力ポート64A,64Bが
油圧配管により前記チルトシリンダ37に、それ
ぞれ接続され、操作レバー136の操作で方向切
換弁65が変位操作されてリフトシリンダ36に
よるバケツト27aの昇降が、また操作レバー1
37の操作で方向切換弁66が変位操作されチル
トシリンダ37によるバケツト27aの転回が、
それぞれ行なわれる。また第1図に図示のモア2
8を用いて芝刈り等を行なうときは、第2のコン
トロールバルブ装置50の油圧出力ポート64
A,64Bが油圧配管により前記モア昇降シリン
ダ38へと接続され、方向切換弁65は中立位置
Nにおいたままで、操作レバー137の操作で方
向切換弁66が変位操作されモア昇降シリンダ3
8によるモア28の昇降が、例えば刈高さの調節
のためとか車輌回行時にモア28を待機位置へと
上昇させておくためとかに、行なわれる。上方に
向けて開口する油圧出力ポート62A,62B,
64A,64Bと座席34下面間に比較的大きな
間隔があることから、上記のような油圧配管操作
及び必要に応じて油圧出力ポート62A,62
B,64A,64Bを螺栓により閉塞しておく操
作は、容易に行なうことができる。第2のコント
ロールバルブ装置50からのドレン油は、同装置
50の油ドレンポート62Tから、シリンダヘツ
ド81内の油路100,99,88とシリンダケ
ース33内の油路90とを介しミツシヨンケース
22内に排出される。
走行作業車の後方に3点リンク機構等の昇降回
動可能な連結手段によりロータリ耕耘機等の作業
機を連結し耕耘等の作業を行なうときは、リフト
アーム32が上記連結手段へと接続され、第2の
コントロールバルブ装置50の両方向切換弁6
5,66はそれぞれ中立位置Nにおいたままで、
第1のコントロールバルブ装置49の方向切換弁
56が操作レバー155により変位操作され、油
圧リフトリンダ39による作業機の昇降が行なわ
れる。このような昇降は耕深調節とか車輌回行時
の作業機の待機位置への上昇等の目的で行なわ
れ、このとき前述のフイードバツク機構が設けら
れていることからレバー155の操作量に見合つ
た量だけ作業機が昇降せしめられた上で自動的な
昇降停止が得られる。第2のコントロールバルブ
装置50から第1のコントロールバルブ装置49
への油の供給は、第2のコントロールバルブ装置
50の油供給ポート62Fからシリンダヘツド8
1内の油路98,97,83とシリンダケース3
3内の油路104とを介して、行なわれる。
以上に述べたような作業時におき、単一の油圧
ポンプ47からの吐出流をフローデバイダ48が
2系統に分割し、パワーステアリング機構43,
44による車輌操縦と油圧作動筒45の作動によ
るPTOクラツチの入れとを、作業中でも自在に
行なえることとする。
前方側が大きく開放しているシリンダヘツド8
1前面への第2のコントロールバルブ装置50の
装着は極く容易に行なえ、また同バルブ装置50
の前述操作機構134−141も、ストツプバル
ブ52の操作部94,95が該操作機構とは反対
の側に位置していることから簡単に設置できる。
スタツクバルブに構成されている第2のコントロ
ールバルブ装置50は、フローデバイダ48及び
リリーフ弁67を内装するカバー109は常に用
いることとし、必要に応じバルブユニツト107
或は108を取除くことも、さらに他の一或は複
数のバルブユニツトを追加することも、可能とす
るものとなつている。
シリンダヘツド81は、第2図に図示の前記最
終バルブ機構51を内装するほか、第2のコント
ロールバルブ50から第1のコントロールバルブ
49へと供給される油の通路と第2のコントロー
ルバルブ50から油タンク兼用のミツシヨンケー
ス22内へとドレンさせる油の通路とを形成する
ものとして、有効に利用されている。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に従つて油圧供給装置の一実
施例を装備させた走行作業車の一部欠截概略側面
図、第2図は第1図に図示の走行作業車に設けら
れた油圧機構を示す油圧回路図、第3図は第1図
に図示の走行作業車に設けられた油圧リフト機構
とコントロールバルブ装置とを示す平面図、第4
図は第3図に図示の油圧リフト機構とコントロー
ルバルブ装置とを、操作機構の一部と共に示す左
側面図、第5図は第3図の−線に沿つた拡大
縦断側面図、第6図は第3−5図に図示の油圧リ
フト機構におけるシリンダヘツドのみの右側面
図、第7図は第6図に図示のシリンダヘツドの正
面図、第8図は第7図に図示のシリンダヘツドの
背面図、第9図は第6図に図示のシリンダヘツド
をそれに装備させたバルブ類と共に図示した縦断
正面図、第10図は第3図の−線にほぼ沿つ
た縦断正面図、第11図は第10図のX−X
線にほぼ沿つた縦断側面図、第12図は第5図の
−線に沿つた横断平面図、第13図は第
12図の−線に沿つた縦断背面図、第1
4図は第12図の−線に沿つた縦断正面
図、第15図は第4図の矢印−に沿つて
みた正面図、第16図は第4図に図示の前記操作
機構の一部を示す左側面図、第17図は第16図
に図示の操作機構の一部を示す平面図、第18図
は第16図に図示の操作機構の一部を示す斜視図
である。 20……エンジン、21……油圧伝導装置、2
2……ミツシヨンケース、26……後輪、27…
…フロントローダ、28……モア、32……リフ
トアーム、33……シリンダケース、34……乗
用座席、36……リフトシリンダ、37……チル
トシリンダ、38……モア昇降シリンダ、39…
…油圧リフトシリンダ、43……メータリングモ
ータ、44……パワーシリンダ、45……油圧作
動筒、46……油タンク、47……油圧ポンプ、
48……フローデバイダ、49……第1のコント
ロールバルブ装置、50……第2のコントロール
バルブ装置、51……最終バルブ機構、52……
ストツプバルブ、56……方向切換弁、62P…
…油圧入力ポート、62S……外部油圧取出しポ
ート、62F……油供給ポート、62T……油ド
レンポート、62A,62B……油圧出力ポー
ト、64A,64B……油圧出力ポート、65,
66……方向切換弁、65a,66a……操作
端、67……リリーフ弁、76……シリンダ穴、
77……ピストン、81……シリンダヘツド、8
1a……円形部、83,84,85,86,8
7,88……油路、89,90……油路、91,
92……油路、93……支持金物、94……操作
杆、95……ハンドル、96……取付面、96a
……ねじ孔、96b……溝穴、97,98,9
9,100……油路、101……カバー、10
4,105……油路、106……ねじボルト、1
07,108……バルブユニツト、109……カ
バー、111……油路、114……絞り、115
……スプリング、117……油路、118……油
路孔、119,120……油路、121,122
……逆止弁、123,124,125……油路、
167,168……リタンスプリング機構、12
8……シールリング、129……支持フレーム、
129a……脚板部、131……支持板、13
2,133……支筒、134,135……操作
軸、136,137……操作レバー、138,1
39……アーム、140,141……接続ロツ
ド、142,143,144,145……ピン、
155……操作レバー、158……コントロール
リンク。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 機体の後方に昇降可能に連結される作業機を
    昇降させるための油圧リフトシリンダを機体後部
    上面上に設置すると共に、この油圧リフトシリン
    ダをのシリンダケースの上方に乗用座席を設置し
    てある走行作業車において、前記油圧リフトシリ
    ンダに対し油圧の給排を制御するための第1のコ
    ントロールバルブ装置を前記シリンダケースにお
    ける機体前後方向に沿う壁面上に設置してあると
    共に、走行作業車に附設される作業機に対し油圧
    の給排を制御するための第2のコントロールバル
    ブ装置を、この第2のコントロールバルブ装置を
    介し上記した第1のコントロールバルブ装置への
    油の供給が行なわれるように設けて、単一の油圧
    源により前記油圧リフトシリンダと上記作業機と
    を選択的に作動させるように構成された油圧供給
    装置であつて、前記シリンダケース33のシリン
    ダヘツド81に内装させた油圧リフトシリンダ用
    ストツプバルブ52を機体左右方向に沿つて進退
    操作されるバルブに構成して、該ストツプバルブ
    52の操作部94,95を上記シリンダヘツド8
    1の一側外面上に突出させて設けると共に、上記
    シリンダヘツド81の前面に略鉛直な取付面96
    を形成して、前記第2のコントロールバルブ装置
    50を前記乗用座席34の前端部分の下方に該座
    席34の下面と間隔をあけて臨ませると共に上記
    ストツプバルブ操作部94,95とは反対側に操
    作端65a,66aを突出させて、上記取付面9
    6に略水平姿勢で取付けたことを、特徴とする油
    圧供給装置。 2 特許請求の範囲第1項に記載の油圧供給装置
    であつて、前記乗用座席34を支持する門形の支
    持フレーム129を、該支持フレーム129の脚
    板部129aがほぼ、前記シリンダヘツド81の
    側外方に臨むように機体上に設け、前記第2のコ
    ントロールバルブ装置50の操作機構134,1
    35,136,137,138,139,14
    0,141を該脚板部129aに支持させて設け
    たことを特徴とする油圧供給装置。 3 特許請求の範囲第1項に記載の油圧供給装置
    であつて、前記第2のコントロールバルブ装置5
    0において油圧入力ポート62Pを該バルブ装置
    50の前面に、前記第1のコントロールバルブ装
    置49への油供給ポート62Fと油ドレンポート
    62Tとをそれぞれ該バルブ装置50の背面に、
    油圧出力ポート62A,62B,64A,64B
    を該バルブ装置50の上面に、それぞれ開口させ
    て設けたことを特徴とする油圧供給装置。 4 特許請求の範囲第3項に記載の油圧供給装置
    であつて、前記第2のコントロールバルブ装置5
    0が複数個の方向切換弁65,66を有してい
    て、該第2のコントロールバルブ装置50を、1
    個宛の方向切換弁を含む複数個のバルブユニツト
    107,108を前記シリンダヘツド81の前面
    位置から前方にかけて順次積層すると共に最前端
    に前記油圧入力ポート62Pを形成されたカバー
    109を設けてあるスタツクバルブに構成したこ
    とを特徴とする油圧供給装置。 5 特許請求の範囲第3項に記載の油圧供給装置
    であつて、前記油圧入力ポート62Pを形成され
    たカバー109を前記第2のコントロールバルブ
    装置50の最前端に設け、このカバー109に外
    部油圧取出しポート62Sをカバー109前面に
    開口させて形成すると共に、該カバー109内
    に、油圧入力ポート62Pに流入する油圧を第2
    のコントロールバルブ装置50内の方向切換弁6
    5,66と上記外部油圧取出しポート62Sとに
    分割して供給するフローデバイダ48を設けたこ
    とを特徴とする油圧供給装置。 6 特許請求の範囲第5項に記載の油圧供給装置
    であつて、前記作業機及び前記油圧リフトシリン
    ダ39に対し供給される油圧を設定するリリーフ
    弁67を、前記カバー109内に設けたことを特
    徴とする油圧供給装置。
JP59195143A 1984-09-17 1984-09-17 走行作業車における油圧供給装置 Granted JPS6172138A (ja)

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FR2570246B1 (fr) 1988-10-14
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