JPS6125601Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6125601Y2 JPS6125601Y2 JP1979005837U JP583779U JPS6125601Y2 JP S6125601 Y2 JPS6125601 Y2 JP S6125601Y2 JP 1979005837 U JP1979005837 U JP 1979005837U JP 583779 U JP583779 U JP 583779U JP S6125601 Y2 JPS6125601 Y2 JP S6125601Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotary
- slide
- sub
- shaft
- main
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 11
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Soil Working Implements (AREA)
- Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は農用トラクタにおけるスライドロータ
リの構造に関する。
リの構造に関する。
従来農用トラクタによりロータリを牽引して耕
起作業を行う場合、めり込み防止のためにトラク
タの後車輪に幅の広いかご車輪を装着していると
トラクタの全幅よりロータリの全幅が小さくな
り、畦に沿つて作業を行う時畦際に未耕地が生じ
やすい。この対策として従来トラクタの後方に配
置した車幅方向のホルダーの両端にパンタグラフ
式の平行なリンクを介してロータリを取り付け、
このロータリを油圧シリンダで左右へスイング可
能としたものも既に提案されている。ところがそ
の場合はトラクタ本体からロータリへ動力を伝達
するためのドライブ軸前後両端のユニバーサルジ
ヨイントの屈曲角度が大きくなり、ユニバーサル
ジヨイント構造が複雑になるばかりでなく耐久性
も低下する。又上方から見た場合ロータリは円弧
を描いて左右へスイングする形になるため、トラ
クタとロータリの間隔が増し、旋回時に未耕地が
生じやすい。
起作業を行う場合、めり込み防止のためにトラク
タの後車輪に幅の広いかご車輪を装着していると
トラクタの全幅よりロータリの全幅が小さくな
り、畦に沿つて作業を行う時畦際に未耕地が生じ
やすい。この対策として従来トラクタの後方に配
置した車幅方向のホルダーの両端にパンタグラフ
式の平行なリンクを介してロータリを取り付け、
このロータリを油圧シリンダで左右へスイング可
能としたものも既に提案されている。ところがそ
の場合はトラクタ本体からロータリへ動力を伝達
するためのドライブ軸前後両端のユニバーサルジ
ヨイントの屈曲角度が大きくなり、ユニバーサル
ジヨイント構造が複雑になるばかりでなく耐久性
も低下する。又上方から見た場合ロータリは円弧
を描いて左右へスイングする形になるため、トラ
クタとロータリの間隔が増し、旋回時に未耕地が
生じやすい。
本考案は入力部分のベベルギヤボツクスより左
右へ筒状のメインビームを突設し、各メインビー
ム内に嵌挿したスライドビームの先端にサイドフ
レームを取り付け、左右のサイドフレームをつな
ぐサブビームをベベルギヤボツクスで摺動自在に
支持し、上方から見た場合ベベルギヤボツクスを
トラクタに対し一定位置に保ち、しかもロータリ
全体をベベルギヤボツクスに対し左右へ摺動自在
とすることにより前記従来の問題を解決してお
り、同図に関連して説明すると次の通りである。
右へ筒状のメインビームを突設し、各メインビー
ム内に嵌挿したスライドビームの先端にサイドフ
レームを取り付け、左右のサイドフレームをつな
ぐサブビームをベベルギヤボツクスで摺動自在に
支持し、上方から見た場合ベベルギヤボツクスを
トラクタに対し一定位置に保ち、しかもロータリ
全体をベベルギヤボツクスに対し左右へ摺動自在
とすることにより前記従来の問題を解決してお
り、同図に関連して説明すると次の通りである。
第1図は本考案を適用したロータリの主要軸の
中心線を含む断面の展開平面図で、ベベルギヤボ
ツクス1のフロントカバー2は二連の軸受3,4
を介して前後方向に向うピニオン軸5を支持して
おり、前後端にユニバーサルジヨイント6を有す
るドライブ軸7を介してPTO軸(図示せず)に
接続している。ベベルギヤボツクス1内に突出し
ているピニオン軸5の後端部にはベベルピニオン
8がスプライン嵌合し、スナツプリングにより抜
け止めが施してある。ベベルピニオン8に噛み合
うベベルギヤ9はドリブン軸10上にスプライン
嵌合し、ドリブン軸10は軸受1を介して左側の
サイドカバー12に、又軸受13を介して右側の
サイドカバー14に2点支持され、サイドカバー
12の部分から左方へ突出している。
中心線を含む断面の展開平面図で、ベベルギヤボ
ツクス1のフロントカバー2は二連の軸受3,4
を介して前後方向に向うピニオン軸5を支持して
おり、前後端にユニバーサルジヨイント6を有す
るドライブ軸7を介してPTO軸(図示せず)に
接続している。ベベルギヤボツクス1内に突出し
ているピニオン軸5の後端部にはベベルピニオン
8がスプライン嵌合し、スナツプリングにより抜
け止めが施してある。ベベルピニオン8に噛み合
うベベルギヤ9はドリブン軸10上にスプライン
嵌合し、ドリブン軸10は軸受1を介して左側の
サイドカバー12に、又軸受13を介して右側の
サイドカバー14に2点支持され、サイドカバー
12の部分から左方へ突出している。
左右のサイドカバー12,14からはドリブン
軸10と同心のメインビーム15,16が一体に
突出しており、両メインビーム15,16はピニ
オン軸5から左右等距離の位置にブラケツト17
を備え、各ブラケツト17に支持した左右方向の
ピン18にロアリンク19の後端部が接続し、ロ
アリンク19の前端部はピン18と平行なピンを
介してトラクタ側ギヤケースの側壁に接続する。
従つて上方から見た場合ベベルギヤボツクス1は
トラクタの中心線上の位置を占め、図示されてい
ないリフトアームより昇降することはあつても左
右へ移動することはない。
軸10と同心のメインビーム15,16が一体に
突出しており、両メインビーム15,16はピニ
オン軸5から左右等距離の位置にブラケツト17
を備え、各ブラケツト17に支持した左右方向の
ピン18にロアリンク19の後端部が接続し、ロ
アリンク19の前端部はピン18と平行なピンを
介してトラクタ側ギヤケースの側壁に接続する。
従つて上方から見た場合ベベルギヤボツクス1は
トラクタの中心線上の位置を占め、図示されてい
ないリフトアームより昇降することはあつても左
右へ移動することはない。
左側のメインビーム15内にはサイドフレーム
21と一体のスライドビーム22が摺動自在に嵌
合し、サイドフレーム21には二つ割ギヤボツク
ス23が複数個のボルト24,25で取り付けて
ある。
21と一体のスライドビーム22が摺動自在に嵌
合し、サイドフレーム21には二つ割ギヤボツク
ス23が複数個のボルト24,25で取り付けて
ある。
スライドビーム22内においてドリブン軸10
上にスプライン嵌合している筒軸26はピン27
を介して軸28に接続し、軸28上にスプライン
嵌合しているスプロケツト29と、軸30上にス
プライン嵌合しているスプロケツト31にはチエ
ーン32が掛け渡してある。33〜36は軸受で
ある。軸30のフランジ37には爪軸38のフラ
ンジ39が複数個のボルト40により取り付けて
ある。41は爪である。爪軸38の右端部に固着
した軸42は軸受43を介してホルダー44は複
数個のボルト45を用いて右側のサイドフレーム
46に取り付けてある。
上にスプライン嵌合している筒軸26はピン27
を介して軸28に接続し、軸28上にスプライン
嵌合しているスプロケツト29と、軸30上にス
プライン嵌合しているスプロケツト31にはチエ
ーン32が掛け渡してある。33〜36は軸受で
ある。軸30のフランジ37には爪軸38のフラ
ンジ39が複数個のボルト40により取り付けて
ある。41は爪である。爪軸38の右端部に固着
した軸42は軸受43を介してホルダー44は複
数個のボルト45を用いて右側のサイドフレーム
46に取り付けてある。
右側のサイドフレーム46に対し複数個の4
8,49で固定されている補助のサイドフレーム
50は右側のスライドビーム51を一体に備え、
スライドビーム51はメインビーム16内に摺動
自在に嵌合している。スライドビーム51内にお
いてサイドフレーム46に継手52を介して接続
してロツド53は、シリンダ54の開口端に固着
したカバー55の中央の孔を液密性を保ち貫通し
てシリンダ54内へ延び、左端にピスト56を有
する。シリンダ54の左端に固着したシリンダヘ
ツド57は肉厚円板状の部材で、サイドカバー1
4に設けた円筒状内面に密接に嵌合し、サイドカ
バー14に設けた直径方向の孔58を通してシリ
ンダヘツド57のねじ穴にピンを兼ねる継手ボル
ト59,60が螺合し、サイドカバー14に対す
るシリンダヘツド57の位置を固定している。ピ
ストン56で区画されたシリンダ54内の左側の
室61は、シリンダヘツド57内の油路62をへ
て継手ボルト60に接続し、ピストン56の右側
の室63はパイプ64とシリンダヘツド57内の
油路65をへて継手ボルト59に接続している。
パイプ64を配置するためにシリンダ54はスラ
イドビーム51の中心線から僅かに前方へ偏倚し
ている。
8,49で固定されている補助のサイドフレーム
50は右側のスライドビーム51を一体に備え、
スライドビーム51はメインビーム16内に摺動
自在に嵌合している。スライドビーム51内にお
いてサイドフレーム46に継手52を介して接続
してロツド53は、シリンダ54の開口端に固着
したカバー55の中央の孔を液密性を保ち貫通し
てシリンダ54内へ延び、左端にピスト56を有
する。シリンダ54の左端に固着したシリンダヘ
ツド57は肉厚円板状の部材で、サイドカバー1
4に設けた円筒状内面に密接に嵌合し、サイドカ
バー14に設けた直径方向の孔58を通してシリ
ンダヘツド57のねじ穴にピンを兼ねる継手ボル
ト59,60が螺合し、サイドカバー14に対す
るシリンダヘツド57の位置を固定している。ピ
ストン56で区画されたシリンダ54内の左側の
室61は、シリンダヘツド57内の油路62をへ
て継手ボルト60に接続し、ピストン56の右側
の室63はパイプ64とシリンダヘツド57内の
油路65をへて継手ボルト59に接続している。
パイプ64を配置するためにシリンダ54はスラ
イドビーム51の中心線から僅かに前方へ偏倚し
ている。
左右のサイドフレーム21,50の間隔を保持
するために両サイドフレームをつなぐ六角筒状の
サブビーム67が左右メインビーム15,16の
後側に平行に配置してあり、このサブビーム67
はベベルギヤボツクス1の後壁に固定したブラケ
ツト68の一対のガイド69内に摺動のみ自在に
支持されており、左右のガイド69,69間の位
置に尾輪アーム70が溶着してある。
するために両サイドフレームをつなぐ六角筒状の
サブビーム67が左右メインビーム15,16の
後側に平行に配置してあり、このサブビーム67
はベベルギヤボツクス1の後壁に固定したブラケ
ツト68の一対のガイド69内に摺動のみ自在に
支持されており、左右のガイド69,69間の位
置に尾輪アーム70が溶着してある。
第2図においてエンジン72により駆動される
オイルポンプ73の吸込口74は油路75をへて
タンク76内のストレーナ77に接続し、ポンプ
74の吐出口78は途中に分流弁79を有する油
路80をへて切換弁81の入口82に接続する。
切換弁81の出口83は油路84をへてタンク7
6バイパス油路86で接続している。切換弁81
の出入口87,88はそれぞれ油路89,90を
へて継手ボルト60,59へ接続する。切換弁8
1のソレノイド91,92は信号93,94をへ
てコントローラ95に接続し、コントローラ95
はコントロールレバー96を有する。97はバツ
テリーである。
オイルポンプ73の吸込口74は油路75をへて
タンク76内のストレーナ77に接続し、ポンプ
74の吐出口78は途中に分流弁79を有する油
路80をへて切換弁81の入口82に接続する。
切換弁81の出口83は油路84をへてタンク7
6バイパス油路86で接続している。切換弁81
の出入口87,88はそれぞれ油路89,90を
へて継手ボルト60,59へ接続する。切換弁8
1のソレノイド91,92は信号93,94をへ
てコントローラ95に接続し、コントローラ95
はコントロールレバー96を有する。97はバツ
テリーである。
切換弁81を第2図に示す中立位置に保持して
運転中、レバー96を矢印R方向(右方向)へ切
換えるとソレノイド91が励磁して切換弁81は
図の左方へ切換わり、入口82は出入口87へ、
又出入口88は出口83へ接続し、所定在の作動
油は継手ボルト60の部分から第1図油路62を
へて左側の室61へ入り、ピストン56を右方へ
押す。その時右側の室63内の作動油はパイプ6
4、油路65、継手ボルト59をへてタンクへ流
出する。ピストン56が第1図の右方へ突出する
とサブビーム67とその下側の爪軸38により左
右端が固定された状態のロータリユニツト全体が
右方へ張り出し、左右のスライドビーム22,5
1は対応する側のメインビーム15,16内を右
方へ摺動する。第2図のレバー96を矢印L方向
(左方)へ切換えた場合はソレノイド92が励磁
して切換弁81は右方へ移動し、継手ボルト59
から右側の室63へ油圧が供給され、ロータリユ
ニツトは左方へ移動する。ロータリに対する回転
力は第1図のピニオン軸5の部分からベベルピニ
オン8、ベベルギヤ9、ドリブン軸10、筒軸2
6、軸28、スプロケツト29、チエーン32、
スプロケツト31、軸30をへて爪軸38へ伝わ
る。尾輪アーム70はサブビーム67の中央に固
着しているため、サブビーム67がガイド69内
を左右に移動した場合にもロータリに対する尾輪
の位置は変わらない。
運転中、レバー96を矢印R方向(右方向)へ切
換えるとソレノイド91が励磁して切換弁81は
図の左方へ切換わり、入口82は出入口87へ、
又出入口88は出口83へ接続し、所定在の作動
油は継手ボルト60の部分から第1図油路62を
へて左側の室61へ入り、ピストン56を右方へ
押す。その時右側の室63内の作動油はパイプ6
4、油路65、継手ボルト59をへてタンクへ流
出する。ピストン56が第1図の右方へ突出する
とサブビーム67とその下側の爪軸38により左
右端が固定された状態のロータリユニツト全体が
右方へ張り出し、左右のスライドビーム22,5
1は対応する側のメインビーム15,16内を右
方へ摺動する。第2図のレバー96を矢印L方向
(左方)へ切換えた場合はソレノイド92が励磁
して切換弁81は右方へ移動し、継手ボルト59
から右側の室63へ油圧が供給され、ロータリユ
ニツトは左方へ移動する。ロータリに対する回転
力は第1図のピニオン軸5の部分からベベルピニ
オン8、ベベルギヤ9、ドリブン軸10、筒軸2
6、軸28、スプロケツト29、チエーン32、
スプロケツト31、軸30をへて爪軸38へ伝わ
る。尾輪アーム70はサブビーム67の中央に固
着しているため、サブビーム67がガイド69内
を左右に移動した場合にもロータリに対する尾輪
の位置は変わらない。
以上説明したように本考案によると、ベベルギ
ヤボツクス1より左右へ筒状のメインビーム1
5,16を突設し、各メインビーム内に嵌挿した
スライドビーム22,51の先端にロータリのサ
イドフレーム21,50を取り付け、左右のサイ
ドフレームをつなぐサイドビーム67をベベルギ
ヤボツクス1のブラケツト68で摺動自在に支持
したので、上方から見た時ピニオン軸5は常時ト
ラクタの中心線上の位置を占め、前後ユニバーサ
ルジヨイント6の屈曲角を可及的に小さく保つこ
とができ、これによりユニバーサルジヨイントの
構造が簡素化すると共に耐久性が増し、ドライブ
軸7を短縮してロータリユニツト全体をトラクタ
へ近づけることができる。ロータリはベベルギヤ
ボツクス1に対し左右へ摺動する形式となるた
め、パンタグラフ式にスイングさせる場合に比べ
てロータリの後方への張り出し量が減り、全長が
短縮するため旋回作業時にも未耕地の増加する恐
れはなくなる。サブビーム67を設けたので左右
のサイドフレーム21,50の間隔を常時一定に
保つことができ、スライドビーム22,51が途
中で跡絶えているにも拘れずロータリユニツトの
剛性が上がり、作動が確実になる。ベベルギヤボ
ツクス1のサイドカバー14に左右へ突出した筒
状のメインビーム15,16を固着し、このメイ
ンビーム15,16の外周にロアリンク19に接
続されるブラケツト17を設け、一方のメインビ
ーム16内に嵌挿したスライドビーム51内に前
記サイドカバー14に固定された別体の油圧シリ
ンダ54を内装し、両方のメインビーム15,1
6内に嵌挿したスライドビーム22,51の先端
にロータリのサイドフレーム21,50を取り付
けているので、サブビーム67を支持するガイド
69を2分割されたブラケツト68で容易にベベ
ルギヤボツクス1に取り付けることができる。即
ちサブビーム67の両端からガイ69を嵌込み、
それぞれのガイド69に固着されたブラケツト6
8をボルトで固定するという簡単な作業でサブビ
ーム67を摺動自在に支持することができる。
ヤボツクス1より左右へ筒状のメインビーム1
5,16を突設し、各メインビーム内に嵌挿した
スライドビーム22,51の先端にロータリのサ
イドフレーム21,50を取り付け、左右のサイ
ドフレームをつなぐサイドビーム67をベベルギ
ヤボツクス1のブラケツト68で摺動自在に支持
したので、上方から見た時ピニオン軸5は常時ト
ラクタの中心線上の位置を占め、前後ユニバーサ
ルジヨイント6の屈曲角を可及的に小さく保つこ
とができ、これによりユニバーサルジヨイントの
構造が簡素化すると共に耐久性が増し、ドライブ
軸7を短縮してロータリユニツト全体をトラクタ
へ近づけることができる。ロータリはベベルギヤ
ボツクス1に対し左右へ摺動する形式となるた
め、パンタグラフ式にスイングさせる場合に比べ
てロータリの後方への張り出し量が減り、全長が
短縮するため旋回作業時にも未耕地の増加する恐
れはなくなる。サブビーム67を設けたので左右
のサイドフレーム21,50の間隔を常時一定に
保つことができ、スライドビーム22,51が途
中で跡絶えているにも拘れずロータリユニツトの
剛性が上がり、作動が確実になる。ベベルギヤボ
ツクス1のサイドカバー14に左右へ突出した筒
状のメインビーム15,16を固着し、このメイ
ンビーム15,16の外周にロアリンク19に接
続されるブラケツト17を設け、一方のメインビ
ーム16内に嵌挿したスライドビーム51内に前
記サイドカバー14に固定された別体の油圧シリ
ンダ54を内装し、両方のメインビーム15,1
6内に嵌挿したスライドビーム22,51の先端
にロータリのサイドフレーム21,50を取り付
けているので、サブビーム67を支持するガイド
69を2分割されたブラケツト68で容易にベベ
ルギヤボツクス1に取り付けることができる。即
ちサブビーム67の両端からガイ69を嵌込み、
それぞれのガイド69に固着されたブラケツト6
8をボルトで固定するという簡単な作業でサブビ
ーム67を摺動自在に支持することができる。
またロータリに作用する横方向の外力はサイド
フレーム50からシリンダ54、サイドカバー1
4を介してメインビーム16のブラケツト17に
接続されたロアリンク19で支持されるので、乗
用タイプの農用トラクタのロータリを農用トラク
タの後部に連結する構造として最適である。特に
本考案においては、左右のサイドフレーム21,
50をつなぐサブビーム67を、左右の分割され
た幅方向に伸びたブラケツト68の先端部に設け
られたガイド69,69で摺動自在に支持し、サ
ブビーム67の両端部を前記サイドフレーム2
1,50に固定したので、次の効果を奏すること
ができる。
フレーム50からシリンダ54、サイドカバー1
4を介してメインビーム16のブラケツト17に
接続されたロアリンク19で支持されるので、乗
用タイプの農用トラクタのロータリを農用トラク
タの後部に連結する構造として最適である。特に
本考案においては、左右のサイドフレーム21,
50をつなぐサブビーム67を、左右の分割され
た幅方向に伸びたブラケツト68の先端部に設け
られたガイド69,69で摺動自在に支持し、サ
ブビーム67の両端部を前記サイドフレーム2
1,50に固定したので、次の効果を奏すること
ができる。
すなわちサブビーム67によつて左右のサイド
フレーム21,50の剛性を向上させることがで
き、ベベルギヤボツクス1やメインビーム15,
16等の固定側に対するスライドビーム22,5
1やサイドフレーム21,50等のスライド側の
保持力を増大させることができる。なお本考案を
具体化する時、サイドフレーム21,50を左右
に駆動するための油圧シリンダーをメインビーム
15,16の外部に配置することもできる。例え
ばサイドフレーム21とベベルギヤボツクス1の
間のメインビーム15の上側に油圧シリンダを配
置しても差支えない。スライドビーム2を掴むク
ランプ機構をメインビーム15に取り付け、手の
力又は走行中におけるスラストを利用してロータ
リユニツトの左右位置を変えることもできる。ピ
ストン56、シリンダ54を省略してメインビー
ム16とスライドビーム51に直径方向の位置決
めピン孔を設け、手動でロータリの左右位置を変
えた後位置決めピンで位置を固定することもでき
る。
フレーム21,50の剛性を向上させることがで
き、ベベルギヤボツクス1やメインビーム15,
16等の固定側に対するスライドビーム22,5
1やサイドフレーム21,50等のスライド側の
保持力を増大させることができる。なお本考案を
具体化する時、サイドフレーム21,50を左右
に駆動するための油圧シリンダーをメインビーム
15,16の外部に配置することもできる。例え
ばサイドフレーム21とベベルギヤボツクス1の
間のメインビーム15の上側に油圧シリンダを配
置しても差支えない。スライドビーム2を掴むク
ランプ機構をメインビーム15に取り付け、手の
力又は走行中におけるスラストを利用してロータ
リユニツトの左右位置を変えることもできる。ピ
ストン56、シリンダ54を省略してメインビー
ム16とスライドビーム51に直径方向の位置決
めピン孔を設け、手動でロータリの左右位置を変
えた後位置決めピンで位置を固定することもでき
る。
第1図は本考案を適用したロータリの主要軸の
中心線を含む断面の展開平面図、第2図は油圧回
路図である。 1……ベベルギヤボツクス、15,16……メ
インビーム、21,50……サイドフレーム、2
2,51……スライドビーム、38……ロータリ
爪軸、67……サブビーム、68……ブラケツ
ト。
中心線を含む断面の展開平面図、第2図は油圧回
路図である。 1……ベベルギヤボツクス、15,16……メ
インビーム、21,50……サイドフレーム、2
2,51……スライドビーム、38……ロータリ
爪軸、67……サブビーム、68……ブラケツ
ト。
Claims (1)
- ベベルギヤボツクスのサイドカバーに左右へ突
出した筒状のメインビームを固着し、このメイン
ビームの外周にロアリンクに接続されるブラケツ
トを設け、一方のメインビーム内に嵌挿したスラ
イドビーム内に前記サイドカバーに固定された別
体の油圧シリンダを内装し、両方のメインビーム
内に嵌挿したスライドビームの先端にロータリの
サイドフレームを取り付け、左右のサイドフレー
ムをつなぐサブビームを、左右の分割された幅方
向に伸びたブラケツト68の先端部に設けられた
ガイド69,69で摺動自在に支持し、サブビー
ム67の両端部を前記サイドフレーム21,50
に固定したことを特徴とするスライドロータリ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979005837U JPS6125601Y2 (ja) | 1979-01-18 | 1979-01-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979005837U JPS6125601Y2 (ja) | 1979-01-18 | 1979-01-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55106004U JPS55106004U (ja) | 1980-07-24 |
JPS6125601Y2 true JPS6125601Y2 (ja) | 1986-08-01 |
Family
ID=28812072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979005837U Expired JPS6125601Y2 (ja) | 1979-01-18 | 1979-01-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6125601Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5736947A (en) * | 1980-07-16 | 1982-02-27 | Nippon Shokuhin Kako Kk | Preparation of healthy food |
-
1979
- 1979-01-18 JP JP1979005837U patent/JPS6125601Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5736947A (en) * | 1980-07-16 | 1982-02-27 | Nippon Shokuhin Kako Kk | Preparation of healthy food |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55106004U (ja) | 1980-07-24 |
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