JPH0419209Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0419209Y2 JPH0419209Y2 JP317986U JP317986U JPH0419209Y2 JP H0419209 Y2 JPH0419209 Y2 JP H0419209Y2 JP 317986 U JP317986 U JP 317986U JP 317986 U JP317986 U JP 317986U JP H0419209 Y2 JPH0419209 Y2 JP H0419209Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- flow
- circuit
- flow rate
- hydraulic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 53
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 58
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 15
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 230000033228 biological regulation Effects 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
- Operation Control Of Excavators (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案はパワーステアリング機構と油圧リフ
ト装置とを備えた自走式作業車において、単一の
油圧パンプの吐出回路に接続して流量一定形流量
調整弁を設け、この流量調整弁の調整流回路をパ
ワーステアリング機構のパワーシリンダに対する
油圧供給回路に、また該流量調整弁の余剰流回路
を油圧リフト装置のリフトシリンダに対する油圧
供給回路に、それぞれ構成してある油圧供給装置
に関するものである。
ト装置とを備えた自走式作業車において、単一の
油圧パンプの吐出回路に接続して流量一定形流量
調整弁を設け、この流量調整弁の調整流回路をパ
ワーステアリング機構のパワーシリンダに対する
油圧供給回路に、また該流量調整弁の余剰流回路
を油圧リフト装置のリフトシリンダに対する油圧
供給回路に、それぞれ構成してある油圧供給装置
に関するものである。
従来の技術
上記構成の油圧供給装置は流量一定形流量調整
弁からの一定した流量の調整流でもつてパワース
テアリング機構のパワーシリンダは作動せしめら
れることとするため、単一の油圧パンプによつて
同パワーシリンダと油圧リフト装置のリフトシリ
ンダとに対し油圧を供給するものでありながら、
自走式作業車のステアリングを行なうに際しステ
アリング車輪を常に一定した旋回速度でステアリ
ング旋回させることとし、自走式作業車のステア
リング性能を安定とする。
弁からの一定した流量の調整流でもつてパワース
テアリング機構のパワーシリンダは作動せしめら
れることとするため、単一の油圧パンプによつて
同パワーシリンダと油圧リフト装置のリフトシリ
ンダとに対し油圧を供給するものでありながら、
自走式作業車のステアリングを行なうに際しステ
アリング車輪を常に一定した旋回速度でステアリ
ング旋回させることとし、自走式作業車のステア
リング性能を安定とする。
考案が解決しようとする問題点
しかしながら従来の油圧供給装置は次の問題点
を備えていた。
を備えていた。
すなわち油圧リフト装置のリフトシリンダ作動
による作業機の持上げはエンジンがアイドリング
に近い状態で稼働していて油圧ポンプの駆動回転
数が極く低いときにもしばしば要求されるが、か
かるときは油圧ポンプの吐出流量が小さいことか
ら流量一定形流量調整弁によりほとんどすべての
流量がパワーシリンダ側に供給されてしまつてリ
フトシリンダへの供給油量が極く低く、リフトシ
リンダが極くゆつくりとしか作動せしめられず、
自走式作業車を超低速走行させつつ行なわれる作
業中等に緊急事態に対処して作業機を急速に持上
げるようなことが出来なかつた。また作業者を車
庫から出すに先立ちエンジンのアイドリング状態
でリフトシリンダを伸長動作させ作業機を上げて
おくのが通例であるが、この時も作業機を急速に
持上げることが出来なかつた。
による作業機の持上げはエンジンがアイドリング
に近い状態で稼働していて油圧ポンプの駆動回転
数が極く低いときにもしばしば要求されるが、か
かるときは油圧ポンプの吐出流量が小さいことか
ら流量一定形流量調整弁によりほとんどすべての
流量がパワーシリンダ側に供給されてしまつてリ
フトシリンダへの供給油量が極く低く、リフトシ
リンダが極くゆつくりとしか作動せしめられず、
自走式作業車を超低速走行させつつ行なわれる作
業中等に緊急事態に対処して作業機を急速に持上
げるようなことが出来なかつた。また作業者を車
庫から出すに先立ちエンジンのアイドリング状態
でリフトシリンダを伸長動作させ作業機を上げて
おくのが通例であるが、この時も作業機を急速に
持上げることが出来なかつた。
そこで考えられることは第12図a,bに例示
するように流量一定形流量調整弁90の絞りを該
調整弁90自体にではなく外部に設けて、エンジ
ンの低速回転域と定常回転域とで該絞りの絞り度
ないし開口度を変更するといつた手段である。す
なわち第12図において91は油圧ポンプの吐出
回路、92は流量調整弁90の調整流回路でパワ
ーステアリング機構のパワーシリンダへ導かれる
回路、93は余剰流回路で油圧リフト機構のリフ
トシリンダへ導かれる回路であるが、第12図a
に図示の場合には吐出回路91を流量調整弁90
の調整流側油室に接続する回路94を設けて、該
回路94中に大小2個のオリフイス95a,95
bを有するスプール95を挿入設置している。ま
た第12図bに図示の場合には同様の回路94中
に、同回路94の絞り度を変更する斜面部96a
を備えたスプール96を挿入設置している。そし
て第12図a,bの何れの場合にもスプール95
或は96をエンジンのスロツトルレバーとかアク
セルレバー等に、エンジンの低速回転域では回路
94の絞り度が小さくされて調整流回路92の流
量が減らされ逆に余剰流回路93の流量が増され
るように、連動連結している。なおスプール9
5,96はロータに変更してもよい。
するように流量一定形流量調整弁90の絞りを該
調整弁90自体にではなく外部に設けて、エンジ
ンの低速回転域と定常回転域とで該絞りの絞り度
ないし開口度を変更するといつた手段である。す
なわち第12図において91は油圧ポンプの吐出
回路、92は流量調整弁90の調整流回路でパワ
ーステアリング機構のパワーシリンダへ導かれる
回路、93は余剰流回路で油圧リフト機構のリフ
トシリンダへ導かれる回路であるが、第12図a
に図示の場合には吐出回路91を流量調整弁90
の調整流側油室に接続する回路94を設けて、該
回路94中に大小2個のオリフイス95a,95
bを有するスプール95を挿入設置している。ま
た第12図bに図示の場合には同様の回路94中
に、同回路94の絞り度を変更する斜面部96a
を備えたスプール96を挿入設置している。そし
て第12図a,bの何れの場合にもスプール95
或は96をエンジンのスロツトルレバーとかアク
セルレバー等に、エンジンの低速回転域では回路
94の絞り度が小さくされて調整流回路92の流
量が減らされ逆に余剰流回路93の流量が増され
るように、連動連結している。なおスプール9
5,96はロータに変更してもよい。
ところが第12図に図示の手段を採用すると、
装置の構造が極めて複雑となる。何故ならスプー
ル95,96をスロツトルレバー等に連動連結す
る構造自体が複雑であると共に、エンジンの定常
回転域で調整流回路92に一定した流量を確保す
るために回路94の絞り度を一定にしなければな
らないことからして、定常回転域内でスロツトル
レバー等が操作される範囲で絞り度を一定に保つ
ための機構を組込まねばならず、この機構が装置
構造を著しく複雑化するからである。
装置の構造が極めて複雑となる。何故ならスプー
ル95,96をスロツトルレバー等に連動連結す
る構造自体が複雑であると共に、エンジンの定常
回転域で調整流回路92に一定した流量を確保す
るために回路94の絞り度を一定にしなければな
らないことからして、定常回転域内でスロツトル
レバー等が操作される範囲で絞り度を一定に保つ
ための機構を組込まねばならず、この機構が装置
構造を著しく複雑化するからである。
そこでこの考案は、エンジンの定常回転域での
パワーシリンダに対する一定流量の油供給とエン
ジンの低速回転域でのリフトシリンダに対する供
給油量の確保とを簡単な構造で得させつつ、エン
ジンの低速回転域でリフトシリンダによる作業機
持上げ速度が著減するといつた従来のものの前述
不具合を解消する、新規な油圧供給装置を提供し
ようとするものである。
パワーシリンダに対する一定流量の油供給とエン
ジンの低速回転域でのリフトシリンダに対する供
給油量の確保とを簡単な構造で得させつつ、エン
ジンの低速回転域でリフトシリンダによる作業機
持上げ速度が著減するといつた従来のものの前述
不具合を解消する、新規な油圧供給装置を提供し
ようとするものである。
問題点を解決するために講じた技術的手段
この考案は第1図及び第10図にそれぞれ例示
するように、パワーステアリング機構1と油圧リ
フト装置2(第2図)とを備えた自走式作業車に
おいて、単一の油圧ポンプ3の吐出回路4に接続
して流量一定形流量調整弁5を設け、この流量調
整弁5の調整流回路6をパワーステアリング機構
1のパワーシリンダ7に対する油圧供給回路に、
また該流量調整弁5の余剰流回路8を油圧リフト
装置2のリフトシリンダ9に対する油圧供給回路
に、それぞれ構成してある油圧供給装置に係る。
つまり第1図及び第10図にそれぞれ示すよう
に、流量一定形流量調整弁5は絞り13とリリー
フ弁14との組合せから成り、リリーフ弁14に
対し弁ばね反対側から吐出回路4の油圧を、また
弁ばね側から絞り13二次側の油圧を、それぞれ
作用させてあるものに構成されていて、絞り13
の二次側回路である調整流回路6に一定流量の油
を、またリリーフ弁14の二次側回路である余剰
流回路8に吐出回路4を流れて来る全流量から上
記の一定流量を差引いた余剰量の油を、それぞれ
流出させるものであるのに対し、調整流回路6は
パワーシリンダ7方向に、また余剰流回路8はリ
フトシリンダ9方向に、それぞれ導かれている。
するように、パワーステアリング機構1と油圧リ
フト装置2(第2図)とを備えた自走式作業車に
おいて、単一の油圧ポンプ3の吐出回路4に接続
して流量一定形流量調整弁5を設け、この流量調
整弁5の調整流回路6をパワーステアリング機構
1のパワーシリンダ7に対する油圧供給回路に、
また該流量調整弁5の余剰流回路8を油圧リフト
装置2のリフトシリンダ9に対する油圧供給回路
に、それぞれ構成してある油圧供給装置に係る。
つまり第1図及び第10図にそれぞれ示すよう
に、流量一定形流量調整弁5は絞り13とリリー
フ弁14との組合せから成り、リリーフ弁14に
対し弁ばね反対側から吐出回路4の油圧を、また
弁ばね側から絞り13二次側の油圧を、それぞれ
作用させてあるものに構成されていて、絞り13
の二次側回路である調整流回路6に一定流量の油
を、またリリーフ弁14の二次側回路である余剰
流回路8に吐出回路4を流れて来る全流量から上
記の一定流量を差引いた余剰量の油を、それぞれ
流出させるものであるのに対し、調整流回路6は
パワーシリンダ7方向に、また余剰流回路8はリ
フトシリンダ9方向に、それぞれ導かれている。
かかる油圧供給装置においてこの考案は前述の
考案課題を解決するため、同様に第1図及び第1
0図に例示するように前記調整流回路6または前
記吐出回路4に、該回路の流入する前記流量調整
弁5の調整流または前記油圧ポンプ3の吐出流を
一定比率の流量の2つの流れに分流する定比分流
弁10を挿入設置し、この定比分流弁10の一方
の分流回路11を介し前記パワーシリンダ7(定
比分流弁10を前記調整流回路6に挿入設置した
場合。)または前記流量調整弁5(定比分流弁1
0を前記吐出回路4に挿入設置した場合。)に対
する油の供給を行なうように構成すると共に、該
定比分流弁10の他方の分流回路12を前記余剰
流回路8と共に前記リフトシリンダ9に対し接続
するといつた技術的手段を、講じた。
考案課題を解決するため、同様に第1図及び第1
0図に例示するように前記調整流回路6または前
記吐出回路4に、該回路の流入する前記流量調整
弁5の調整流または前記油圧ポンプ3の吐出流を
一定比率の流量の2つの流れに分流する定比分流
弁10を挿入設置し、この定比分流弁10の一方
の分流回路11を介し前記パワーシリンダ7(定
比分流弁10を前記調整流回路6に挿入設置した
場合。)または前記流量調整弁5(定比分流弁1
0を前記吐出回路4に挿入設置した場合。)に対
する油の供給を行なうように構成すると共に、該
定比分流弁10の他方の分流回路12を前記余剰
流回路8と共に前記リフトシリンダ9に対し接続
するといつた技術的手段を、講じた。
第1図に例示する装置では定比分流弁10が調
整流回路6に挿入されていて該分流弁10の一方
の分流回路11を介しパワーシリンダ7に対する
油の供給を行なうように構成されており、また第
10図に例示する装置では定比分流弁10が吐出
回路4に挿入されていて該分流弁10の一方の分
流回路11を介し流量調整弁5に対する油の供給
を行なうように構成されている。
整流回路6に挿入されていて該分流弁10の一方
の分流回路11を介しパワーシリンダ7に対する
油の供給を行なうように構成されており、また第
10図に例示する装置では定比分流弁10が吐出
回路4に挿入されていて該分流弁10の一方の分
流回路11を介し流量調整弁5に対する油の供給
を行なうように構成されている。
作 用
したがつて第1図に図示の装置では、第9図に
例示するように図示エンジン15の定常回転域で
は流量一定形流量調整弁5から調整流回路6に流
出する一定流量Q1に、定比分流弁10の一方の
分流回路11側に設定された分流比i1を乗じた流
量Q1×i1、つまりこれまた一定となる流量の油が
パワーシリンダ7方向へと供給され、油圧ポンプ
3の吐出流量のうちの残りの流量の油がリフトシ
リンダ9方向へと供給されることとなる。これに
対しエンジン15が低速回転域にあつて油圧ポン
プ3の吐出流量がエンジン15の定常回転域でパ
ワーシリンダ7方向へ供給されることとなる上記
流量Q1×i1より少なくなるような場合には、定比
分流弁10を設けていないとすると油圧ポンプ3
の吐出油の全量がパワーシリンダ7方向へと供給
されることとなるのに対し、本考案によればポン
プ3吐出油のうち定比分流弁10の他方の分流回
路12側に設定された分流比でi2で決定さされる
流量(ポンプ3の吐出流量をQとすればQ×i2)
の油がリフトシリンダ9方向にも供給されること
となる。
例示するように図示エンジン15の定常回転域で
は流量一定形流量調整弁5から調整流回路6に流
出する一定流量Q1に、定比分流弁10の一方の
分流回路11側に設定された分流比i1を乗じた流
量Q1×i1、つまりこれまた一定となる流量の油が
パワーシリンダ7方向へと供給され、油圧ポンプ
3の吐出流量のうちの残りの流量の油がリフトシ
リンダ9方向へと供給されることとなる。これに
対しエンジン15が低速回転域にあつて油圧ポン
プ3の吐出流量がエンジン15の定常回転域でパ
ワーシリンダ7方向へ供給されることとなる上記
流量Q1×i1より少なくなるような場合には、定比
分流弁10を設けていないとすると油圧ポンプ3
の吐出油の全量がパワーシリンダ7方向へと供給
されることとなるのに対し、本考案によればポン
プ3吐出油のうち定比分流弁10の他方の分流回
路12側に設定された分流比でi2で決定さされる
流量(ポンプ3の吐出流量をQとすればQ×i2)
の油がリフトシリンダ9方向にも供給されること
となる。
類似して第10図に図示の装置でも第11図に
例示するように、エンジン15の定常回転域では
流量調整弁5に設定された一定流量Qaの油がパ
ワーシリンダ7方向に供給されると共にポンプ吐
出流量Qから該一定流量Qaを差引いた流量(Q
−Qa)の油がリフトシリンダ9方向に供給され
ることとなるのに対し、ポンプ吐出流量Qが上記
した一定流量Qaより少なくなるエンジン低速回
転域でもポンプ吐出流量Qのうちの一部分(定比
分流弁10の分流回路12側に設定された分流比
をi2とすればQ×i2)が必らずリフトシリンダ9
方向に供給されることとなる。
例示するように、エンジン15の定常回転域では
流量調整弁5に設定された一定流量Qaの油がパ
ワーシリンダ7方向に供給されると共にポンプ吐
出流量Qから該一定流量Qaを差引いた流量(Q
−Qa)の油がリフトシリンダ9方向に供給され
ることとなるのに対し、ポンプ吐出流量Qが上記
した一定流量Qaより少なくなるエンジン低速回
転域でもポンプ吐出流量Qのうちの一部分(定比
分流弁10の分流回路12側に設定された分流比
をi2とすればQ×i2)が必らずリフトシリンダ9
方向に供給されることとなる。
すなわちこの考案は定比分流弁10により流量
調整弁5の調整流または油圧ポンプ3の吐出流中
から常に一部の油量を抜出してそれをリフトシリ
ンダ9方向に供給するといつた手段により、エン
ジン低速回転域においてもリフトシリンダ9作動
用の油量を確保するのである。したがつてこの考
案によれば流量一定形流量調整弁5の調整流量の
値と定比分流弁10の分流比とを適当に設定して
おけば、エンジン15の定常回転域でのパワーシ
リンダ7に対する一定流量の油供給を確保しつ
つ、エンジン15の低速回転域でリフトシリンダ
9に対し該シリンダ9を迅速に作動させるような
流量の油を供給できることとなる。
調整弁5の調整流または油圧ポンプ3の吐出流中
から常に一部の油量を抜出してそれをリフトシリ
ンダ9方向に供給するといつた手段により、エン
ジン低速回転域においてもリフトシリンダ9作動
用の油量を確保するのである。したがつてこの考
案によれば流量一定形流量調整弁5の調整流量の
値と定比分流弁10の分流比とを適当に設定して
おけば、エンジン15の定常回転域でのパワーシ
リンダ7に対する一定流量の油供給を確保しつ
つ、エンジン15の低速回転域でリフトシリンダ
9に対し該シリンダ9を迅速に作動させるような
流量の油を供給できることとなる。
実施例
図示の実施例はこの考案を、第2図に示すよう
なトラクタ型の走行作業車において実施した例に
係る。
なトラクタ型の走行作業車において実施した例に
係る。
同作業車は、機体前部にエンジン15を塔載す
ると共に機体後部に油圧伝導装置16とミツシヨ
ンケース17とを前後に重畳させて設置し、エン
ジン15からフレキシブル伝動軸機構18により
油圧伝導装置16に対し入力伝動し、油圧伝導装
置16からさらにミツシヨンケース17へと動力
を伝達して、ミツシヨンケース17に支持させた
左右の後輪19の駆動により、そしてミツシヨン
ケース17から前輪20方向に伝動するフレキシ
ブル伝動軸機構21を設け必要に応じ左右の前輪
20も駆動して、車両の走行を行なわせるのもに
構成されている。
ると共に機体後部に油圧伝導装置16とミツシヨ
ンケース17とを前後に重畳させて設置し、エン
ジン15からフレキシブル伝動軸機構18により
油圧伝導装置16に対し入力伝動し、油圧伝導装
置16からさらにミツシヨンケース17へと動力
を伝達して、ミツシヨンケース17に支持させた
左右の後輪19の駆動により、そしてミツシヨン
ケース17から前輪20方向に伝動するフレキシ
ブル伝動軸機構21を設け必要に応じ左右の前輪
20も駆動して、車両の走行を行なわせるのもに
構成されている。
第2図に図示の作業車は、機体前方にバケツト
22を備えたフロントローダを、また機体中央下
面側にモア23を、さらに機体後方にミツシヨン
ケース17上の前記油圧リフト装置2ないしその
リフトアーム2aにて昇降されるロータリ耕耘機
等の作業機(図示せず)を、それぞれ装備させ
て、各種の作業を行ないうるものとされており、
モア23を駆動するためにはミツシヨンケース1
7内から前方へ延出するミツドPTO軸24が、
また機体後方に装備させる作業機を駆動するため
にはミツシヨンケース17内から後方へ延出する
リアPTO軸25が、それぞれ設けられている。
22を備えたフロントローダを、また機体中央下
面側にモア23を、さらに機体後方にミツシヨン
ケース17上の前記油圧リフト装置2ないしその
リフトアーム2aにて昇降されるロータリ耕耘機
等の作業機(図示せず)を、それぞれ装備させ
て、各種の作業を行ないうるものとされており、
モア23を駆動するためにはミツシヨンケース1
7内から前方へ延出するミツドPTO軸24が、
また機体後方に装備させる作業機を駆動するため
にはミツシヨンケース17内から後方へ延出する
リアPTO軸25が、それぞれ設けられている。
図示の作業車は、第2図に図示にように油圧リ
フト装置2の上方位置に設置されている座席26
に座乗する操縦者がその前方に位置するステアリ
ング・ハンドル27にて左右の前輪20を旋回さ
せてステアリングを行なうものとされていて、前
輪20をステアリング旋回させるために第1図に
図示の前記パワーステアリング機構1が設けられ
ている。
フト装置2の上方位置に設置されている座席26
に座乗する操縦者がその前方に位置するステアリ
ング・ハンドル27にて左右の前輪20を旋回さ
せてステアリングを行なうものとされていて、前
輪20をステアリング旋回させるために第1図に
図示の前記パワーステアリング機構1が設けられ
ている。
第1図に示すようにパワーステアリング機構1
は、その伸縮動作により左右の前輪20を一方向
及び他方向に旋回させる前記パワーシリンダ7
と、前記ステアリング・ハンドル27にて位置を
切替えられてパワーシリンダ7に対する油圧の給
排を制御する3ポジシヨンの方向切換弁28と、
方向切換弁28が各作用位置に移されたとき同切
換弁28を介し一方向或は他方向から油圧を供給
されて回転駆動される油圧モータ29であつてハ
ンドル27による切換弁28の変位操作量に対応
した量だけパワーシリンダ7が伸縮動作したとき
フイードバツク手段30を介し方向切換弁28を
自動的に中立位置へと戻す油圧モータ29とを、
備えている。パワーシリンダ7及び油圧モータ2
9に対する作用油圧は、パワーステアリング機構
1中に設けられた調圧弁31にて設定される。
は、その伸縮動作により左右の前輪20を一方向
及び他方向に旋回させる前記パワーシリンダ7
と、前記ステアリング・ハンドル27にて位置を
切替えられてパワーシリンダ7に対する油圧の給
排を制御する3ポジシヨンの方向切換弁28と、
方向切換弁28が各作用位置に移されたとき同切
換弁28を介し一方向或は他方向から油圧を供給
されて回転駆動される油圧モータ29であつてハ
ンドル27による切換弁28の変位操作量に対応
した量だけパワーシリンダ7が伸縮動作したとき
フイードバツク手段30を介し方向切換弁28を
自動的に中立位置へと戻す油圧モータ29とを、
備えている。パワーシリンダ7及び油圧モータ2
9に対する作用油圧は、パワーステアリング機構
1中に設けられた調圧弁31にて設定される。
なお図示の場合には前記ミツシヨンケース17
内に設けられ前記した両PTO軸24,25に対
する動力の入断を行なうPTOクラツチ32を含
むPTO系油圧機構33に対し、パワーステアリ
ング機構1からの排出油を供給することとされて
おり、そのための油圧供給回路34がパワーステ
アリング機構1から導き出されて上記PTO系油
圧機構33へと接続されている。
内に設けられ前記した両PTO軸24,25に対
する動力の入断を行なうPTOクラツチ32を含
むPTO系油圧機構33に対し、パワーステアリ
ング機構1からの排出油を供給することとされて
おり、そのための油圧供給回路34がパワーステ
アリング機構1から導き出されて上記PTO系油
圧機構33へと接続されている。
第1図において、35は油圧リフト装置2用の
コントロールバルブ機構、36は油圧リフト装置
2に附設のバルブ機構を示す。図示の場合には第
2図に図示のフロントローダにおけるバケツト2
2を昇降させるためのバケツト昇降シリンダ3
7、同バケツト22を転回させるためのバケツト
転回シリンダ38、及び第2図に図示のモア23
を昇降させるためのモア昇降シリンダ39に対
し、リフトシリンダ9と同系統で油圧を供給する
こととしている。そして上記したシリンダ9,3
7,38,39にたいする作用油圧を設定する調
圧弁40、バケツト昇降シリンダ37に対する油
圧の給排を制御する方向切換弁41、及び選択的
に使用されるバケツト転回シリンダ38とモア昇
降シリンダ39のそれぞれに対する油圧の給排を
制御する方向切換弁42は、前記した流量調整弁
5及び定比分流弁10と共に、油圧ユニツト43
としてユニツト化され、第2図に示すように油圧
リフト装置2の前面に装着されている。
コントロールバルブ機構、36は油圧リフト装置
2に附設のバルブ機構を示す。図示の場合には第
2図に図示のフロントローダにおけるバケツト2
2を昇降させるためのバケツト昇降シリンダ3
7、同バケツト22を転回させるためのバケツト
転回シリンダ38、及び第2図に図示のモア23
を昇降させるためのモア昇降シリンダ39に対
し、リフトシリンダ9と同系統で油圧を供給する
こととしている。そして上記したシリンダ9,3
7,38,39にたいする作用油圧を設定する調
圧弁40、バケツト昇降シリンダ37に対する油
圧の給排を制御する方向切換弁41、及び選択的
に使用されるバケツト転回シリンダ38とモア昇
降シリンダ39のそれぞれに対する油圧の給排を
制御する方向切換弁42は、前記した流量調整弁
5及び定比分流弁10と共に、油圧ユニツト43
としてユニツト化され、第2図に示すように油圧
リフト装置2の前面に装着されている。
リフトシリンダ9は上記した両方向切換弁4
1,42を共に第1図に示す中立位置に位置させ
た状態で、油圧ユニツト43を介し油圧の供給を
受け作動せしめられるものとされている。前記コ
ントロールバルブ機構35は通例のように、リフ
トシリンダ9を停止させる中立位置Nと作業機上
昇のために伸長動作させる上昇作用位置Uと作業
機を自重で下降させるために縮小動作させる下降
作用位置Dとを備えた方向切換弁44、この方向
切換弁44の中立位置Nと下降作用位置Dとにお
き油圧アンロードを行なうアンロード弁45及び
リフトシリンダ9からの油ドレーンを防止するロ
ードチエツク弁46、方向切換弁44の下降作用
位置Dにおき開放せしめられてリフトシリンダ9
からの排油を可能とする。アンロードチエツク弁
47等を、備えている。また油圧リフト装置2に
附設のバルブ機構36も通例のようにストツプバ
ルブ48、スローリターンバルブ49及びオーバ
ロードリリーフ弁50等を備えている。
1,42を共に第1図に示す中立位置に位置させ
た状態で、油圧ユニツト43を介し油圧の供給を
受け作動せしめられるものとされている。前記コ
ントロールバルブ機構35は通例のように、リフ
トシリンダ9を停止させる中立位置Nと作業機上
昇のために伸長動作させる上昇作用位置Uと作業
機を自重で下降させるために縮小動作させる下降
作用位置Dとを備えた方向切換弁44、この方向
切換弁44の中立位置Nと下降作用位置Dとにお
き油圧アンロードを行なうアンロード弁45及び
リフトシリンダ9からの油ドレーンを防止するロ
ードチエツク弁46、方向切換弁44の下降作用
位置Dにおき開放せしめられてリフトシリンダ9
からの排油を可能とする。アンロードチエツク弁
47等を、備えている。また油圧リフト装置2に
附設のバルブ機構36も通例のようにストツプバ
ルブ48、スローリターンバルブ49及びオーバ
ロードリリーフ弁50等を備えている。
第1図及び第3−8図に掲げた第1の実施例に
係る油圧供給装置は、第1図について前述した通
りの構造のものとされている。図示の場合には前
記した流量調整弁5と定比分流弁10と調圧弁4
0とが一つのバルブケース51に内蔵され、第2
図に示すように方向切換弁41,42を内蔵する
バルブケース41A,42Aと共に積層された油
圧ユニツト43として、油圧リフト装置の前面に
装着されているので、バルブケース51について
の具体構造を第3−8図に図示して説明する。
係る油圧供給装置は、第1図について前述した通
りの構造のものとされている。図示の場合には前
記した流量調整弁5と定比分流弁10と調圧弁4
0とが一つのバルブケース51に内蔵され、第2
図に示すように方向切換弁41,42を内蔵する
バルブケース41A,42Aと共に積層された油
圧ユニツト43として、油圧リフト装置の前面に
装着されているので、バルブケース51について
の具体構造を第3−8図に図示して説明する。
バルブケース51は油圧ユニツト43の最前端
に位置し、第3図及び第4図はそれぞれ、該ケー
ス51の正面図及び背面図である。バルブケース
51には締結用の螺扞を挿通するための適当数の
穴52を前後に貫通させて形成してあると共に、
前面に開口させてポンプポート53P及び調整流
出力ポート53Caを、また背面に開口させて余
剰流出口ポート53Cb及びタンクポート53T
を、それぞれ設けてある。このうちポンプポート
53Pには前記油圧ポンプ3ないしその吐出回路
4が接続され、調整流出力ポート53Caは前記
パワーシリンダ機構1は接続される。余剰流出力
ポート53Cbはバルブケース41A,42A(第
2図)内の油路を介し油圧リフト装置2の一側面
上に設置されている前記コントロールバルブ機構
35へと接続され、またタンクポート53Tはバ
ルブケース41A,42A内の油路を介し油タン
ク兼用の前記ミツシヨンケース17内へ連通させ
てある。第4図において54は、バルブケース5
1,41A間で油シールを行なうシールリングを
嵌合するためにバルブケース41Aの前面に形成
されている溝穴を示す。
に位置し、第3図及び第4図はそれぞれ、該ケー
ス51の正面図及び背面図である。バルブケース
51には締結用の螺扞を挿通するための適当数の
穴52を前後に貫通させて形成してあると共に、
前面に開口させてポンプポート53P及び調整流
出力ポート53Caを、また背面に開口させて余
剰流出口ポート53Cb及びタンクポート53T
を、それぞれ設けてある。このうちポンプポート
53Pには前記油圧ポンプ3ないしその吐出回路
4が接続され、調整流出力ポート53Caは前記
パワーシリンダ機構1は接続される。余剰流出力
ポート53Cbはバルブケース41A,42A(第
2図)内の油路を介し油圧リフト装置2の一側面
上に設置されている前記コントロールバルブ機構
35へと接続され、またタンクポート53Tはバ
ルブケース41A,42A内の油路を介し油タン
ク兼用の前記ミツシヨンケース17内へ連通させ
てある。第4図において54は、バルブケース5
1,41A間で油シールを行なうシールリングを
嵌合するためにバルブケース41Aの前面に形成
されている溝穴を示す。
第5−8図がバルブケース51の内部構造を示
しており、前記した流量調整弁5の上方位置に前
記した定比分流弁10を、また側方に前記した調
圧弁40を、これらの弁5,10,40を何れも
左右方向に沿わせてバルブケース51内に設置し
ている。
しており、前記した流量調整弁5の上方位置に前
記した定比分流弁10を、また側方に前記した調
圧弁40を、これらの弁5,10,40を何れも
左右方向に沿わせてバルブケース51内に設置し
ている。
流量一定形流量調整弁5において、前記リリー
フ弁14はポンプポート53Pに対し油路55を
介し連通させてある弁穴56内に摺動自在に嵌挿
され、同弁穴56は、第5図に示すように左右方
向で間隔をあけた1対の油路57,58により定
比分流弁10用の弁穴59に連通させてあると共
に、第6,7図に示すように上記油路58と左右
方向でみた位置を合致する油路61,62のうち
の一方の油路61により余剰流出力ポート53
Cbに、また他方の油路62により調圧弁40の
一次側へと、それぞれ連通させてある。油路5
8,61,62の合流点で弁穴56内周面には環
状溝63を形成してある。定比分流弁10用の弁
穴59は第8図に示すように適所で油路64によ
り、調整流出力ポート53Caに連通させてある。
調と圧弁40の二次側は第7,8図に示す油路6
5,66によりタンクポート53Tへと連通させ
てある。
フ弁14はポンプポート53Pに対し油路55を
介し連通させてある弁穴56内に摺動自在に嵌挿
され、同弁穴56は、第5図に示すように左右方
向で間隔をあけた1対の油路57,58により定
比分流弁10用の弁穴59に連通させてあると共
に、第6,7図に示すように上記油路58と左右
方向でみた位置を合致する油路61,62のうち
の一方の油路61により余剰流出力ポート53
Cbに、また他方の油路62により調圧弁40の
一次側へと、それぞれ連通させてある。油路5
8,61,62の合流点で弁穴56内周面には環
状溝63を形成してある。定比分流弁10用の弁
穴59は第8図に示すように適所で油路64によ
り、調整流出力ポート53Caに連通させてある。
調と圧弁40の二次側は第7,8図に示す油路6
5,66によりタンクポート53Tへと連通させ
てある。
第1図について前記した絞り13は中空状のリ
リーフ弁14内の中央位置に設けた隔壁部に形成
されており、リリーフ弁14にはこの絞り13の
一次側を前記油路61に連通させるための穴14
aと絞り13の二次側を前記油路57に連通させ
るための穴14bとを形成してある。また同リリ
ーフ弁14は上記前者の穴14aと油路61間の
連通を遮断する向きに弁ばね67にて移動附勢さ
れていると共に、その逆方向に、オリフイス68
を介し作用せしめられるポンプポート53Pの油
圧を、またばね67附勢方向に絞り13二次側の
油圧を、それぞれ受けるものとされている。
リーフ弁14内の中央位置に設けた隔壁部に形成
されており、リリーフ弁14にはこの絞り13の
一次側を前記油路61に連通させるための穴14
aと絞り13の二次側を前記油路57に連通させ
るための穴14bとを形成してある。また同リリ
ーフ弁14は上記前者の穴14aと油路61間の
連通を遮断する向きに弁ばね67にて移動附勢さ
れていると共に、その逆方向に、オリフイス68
を介し作用せしめられるポンプポート53Pの油
圧を、またばね67附勢方向に絞り13二次側の
油圧を、それぞれ受けるものとされている。
以上により流量一定形流量調整弁5は、この種
流量調整弁として通例であるように、リリーフ弁
14が第5,6図に図示の位置から油路61側へ
と若干変位して状態で穴14aから環状溝63を
介し油路61に油をリリーフさせつつ、絞り13
二次側の穴14bから一定流量Q1(第5図)を油
57へと流出させるものとなつている。リリーフ
弁14にてリリーフせしめられる流量をQ2とし
て、第6図に示す。
流量調整弁として通例であるように、リリーフ弁
14が第5,6図に図示の位置から油路61側へ
と若干変位して状態で穴14aから環状溝63を
介し油路61に油をリリーフさせつつ、絞り13
二次側の穴14bから一定流量Q1(第5図)を油
57へと流出させるものとなつている。リリーフ
弁14にてリリーフせしめられる流量をQ2とし
て、第6図に示す。
次に定比分流弁10は長さ方向中央に隔壁を有
する中空状のものに形成され、油路57を隔壁両
側の中空部内に連通させる1対の絞り10a,1
0bを備えていると共に、一方向及び他方向から
一及び他の弁ばね69,70を作用させてあるも
のに構成されている。この定比分流弁10はこの
種分流弁として通例であるように、各絞り10
a,10bの絞り度にて設定された分流比で前記
流量Q1を2径路に分け、そのうちの一方は油路
64を介し調整流出力ポート53Caに、また他
方は油路58と環状溝63を介し余剰流出力ポー
ト53Cbに、それぞれ流す、定比分流弁10の
2径路の分流比をi1:i2(i1+i2=1)とすれば、
調整流出力ポート53Caに出力される流量は第
8図に示すQ1×i1であり、また余剰流出力ポート
53Cbにもたらさる流量は第5,7図に示すQ1
×i2である。
する中空状のものに形成され、油路57を隔壁両
側の中空部内に連通させる1対の絞り10a,1
0bを備えていると共に、一方向及び他方向から
一及び他の弁ばね69,70を作用させてあるも
のに構成されている。この定比分流弁10はこの
種分流弁として通例であるように、各絞り10
a,10bの絞り度にて設定された分流比で前記
流量Q1を2径路に分け、そのうちの一方は油路
64を介し調整流出力ポート53Caに、また他
方は油路58と環状溝63を介し余剰流出力ポー
ト53Cbに、それぞれ流す、定比分流弁10の
2径路の分流比をi1:i2(i1+i2=1)とすれば、
調整流出力ポート53Caに出力される流量は第
8図に示すQ1×i1であり、また余剰流出力ポート
53Cbにもたらさる流量は第5,7図に示すQ1
×i2である。
したがつて余剰流出力ポート53Cbに出力さ
れる流量は、流量調整弁5の余剰流であるリリー
フ弁14のリリーフ油の流量Q2(第6図)と定比
分流弁10からの流量Q1×i2(第5,7図)との
和(Q2+Q1×i2)となる。バルブケース51には
第7図に示すように、油路58,61の合流点に
ある前記環状溝63が余剰流出力ポート53Cb
に対し常に絞られることなく連通せしめられるよ
うに、油路61と平行する他1個の油路71を形
成してある。
れる流量は、流量調整弁5の余剰流であるリリー
フ弁14のリリーフ油の流量Q2(第6図)と定比
分流弁10からの流量Q1×i2(第5,7図)との
和(Q2+Q1×i2)となる。バルブケース51には
第7図に示すように、油路58,61の合流点に
ある前記環状溝63が余剰流出力ポート53Cb
に対し常に絞られることなく連通せしめられるよ
うに、油路61と平行する他1個の油路71を形
成してある。
前記調圧弁40は第6図に示すように、弁座形
成金物72をバルブケース51に螺着した長尺中
空状ボルト73で押え、この弁座形成金物72に
形成せる弁座に対し弁ばね74力で着座するよう
に設けられている。この調圧弁40は余剰流出力
ポート53Cbに成立する油圧を、油路62から
油を油路65,66を経てタンクポート53Tに
リリーフさせつつ、一定に制御する。
成金物72をバルブケース51に螺着した長尺中
空状ボルト73で押え、この弁座形成金物72に
形成せる弁座に対し弁ばね74力で着座するよう
に設けられている。この調圧弁40は余剰流出力
ポート53Cbに成立する油圧を、油路62から
油を油路65,66を経てタンクポート53Tに
リリーフさせつつ、一定に制御する。
前記油圧伝導装置16は第1図に示すように、
また通例のように、エンジン15にて駆動される
可変容積形油圧ポンプ76とミツシヨンケース1
7内の走行系トランスミツシヨンへと出力する定
容積形油圧モータ77とを、閉回路を形成する1
対の油圧給排回路78,79にて接続して成る。
前記PTO系油圧機構33は第1図に示すように、
前記油圧クラツチ32用の方向切換弁80及び調
圧弁81、PTO系の被潤滑部82に導かれる潤
滑油用の二次調圧弁83等を備え、上記被潤滑部
82には油圧伝導装置16からのドレン油も回路
84により導かれることとされている。
また通例のように、エンジン15にて駆動される
可変容積形油圧ポンプ76とミツシヨンケース1
7内の走行系トランスミツシヨンへと出力する定
容積形油圧モータ77とを、閉回路を形成する1
対の油圧給排回路78,79にて接続して成る。
前記PTO系油圧機構33は第1図に示すように、
前記油圧クラツチ32用の方向切換弁80及び調
圧弁81、PTO系の被潤滑部82に導かれる潤
滑油用の二次調圧弁83等を備え、上記被潤滑部
82には油圧伝導装置16からのドレン油も回路
84により導かれることとされている。
図示の自走式作業車の後方に油圧リフト装置2
にて昇降されるロータリ耕耘機等の作業機を連結
している状態において、第1の実施例に係る油圧
供給装置は次のように作用する。
にて昇降されるロータリ耕耘機等の作業機を連結
している状態において、第1の実施例に係る油圧
供給装置は次のように作用する。
すなわち第9図はエンジン15の回転数と油圧
ポンプ3の吐出流量及びパワーシリンダ7方向に
供給される流量との関係を模式的に表わしたグラ
フで、横軸においてRaは車輌走行が得られるエ
ンジン最小回転数、Rbはエンジン定常回転域の
最小回転数である。油圧ポンプ3の吐出流量Q
は、回転数の上昇と共に高まる。
ポンプ3の吐出流量及びパワーシリンダ7方向に
供給される流量との関係を模式的に表わしたグラ
フで、横軸においてRaは車輌走行が得られるエ
ンジン最小回転数、Rbはエンジン定常回転域の
最小回転数である。油圧ポンプ3の吐出流量Q
は、回転数の上昇と共に高まる。
今、定常回転域で流量一定形流量調整弁5の調
整流量がQ1、定比分流弁10による両分流回路
11,12への分流比がi1:i2(i1+i2=1)とす
れば、回転数Rb以上の定常回転域でパワーシリ
ンダ7方向に導かれる流量はQ1×i1となつて一定
する。そして同定常回転域では流量調整弁5の余
剰流量をQ2(Q2=Q−Q1)とすれば、リフトシリ
ンダ9方向に導かれる流量はQ2+Q1×i2となる。
エンジン15の定常回転域では、上記のようにパ
ワーシリンダ7方向に導かれる流量がQ1×i1=一
定となることから、ステアリング・ハンドル27
の操作でパワーシリンダ7用の方向切換弁28を
各作用位置へと移し車両のステアリングを行なう
とき、パワーシリンダ7が常に一定した速度で伸
縮動作し、前輪20が常に一定した速度でステア
リング旋回せしめられる。
整流量がQ1、定比分流弁10による両分流回路
11,12への分流比がi1:i2(i1+i2=1)とす
れば、回転数Rb以上の定常回転域でパワーシリ
ンダ7方向に導かれる流量はQ1×i1となつて一定
する。そして同定常回転域では流量調整弁5の余
剰流量をQ2(Q2=Q−Q1)とすれば、リフトシリ
ンダ9方向に導かれる流量はQ2+Q1×i2となる。
エンジン15の定常回転域では、上記のようにパ
ワーシリンダ7方向に導かれる流量がQ1×i1=一
定となることから、ステアリング・ハンドル27
の操作でパワーシリンダ7用の方向切換弁28を
各作用位置へと移し車両のステアリングを行なう
とき、パワーシリンダ7が常に一定した速度で伸
縮動作し、前輪20が常に一定した速度でステア
リング旋回せしめられる。
他方、エンジン15の低速回転域では油圧ポン
プ3の吐出流量Qが小さくなることから、図示の
場合と異なり流量一定形流量調整弁のみを用い
Q1×i1に相当する一定流量Qaを得る構造とした
ときは、回転数RaからRcの範囲ではリフトシリ
ンダ9方向に導かれる流量が零となり、また回転
数RaからRbの範囲では同流量がQ−Qaと極く小
さくなる。これに対し本考案によれば、回転数
RaからRbまでの低速回転域の全体にわたりQ×
i2といつた、かなりの流量がリフトシリンダ9側
に確保されることとなり、リフトシリンダ9用の
方向切換弁44を上昇作用位置Uへと移しリフト
シリンダ9を伸長動作させて作業機を持上げると
き、その持上げ速度が大きくは低められず迅速な
作業機持上げが期待されるのである。そして逆に
それだけパワーシリンダ7方向に導かれる流量が
Q×i1と小さくなるも、エンジン15の低速回転
域では、つまり車両の極く低い車速範囲では前輪
20のステアリング旋回速度が小さくなつても危
険はないから、不具合は起きない。
プ3の吐出流量Qが小さくなることから、図示の
場合と異なり流量一定形流量調整弁のみを用い
Q1×i1に相当する一定流量Qaを得る構造とした
ときは、回転数RaからRcの範囲ではリフトシリ
ンダ9方向に導かれる流量が零となり、また回転
数RaからRbの範囲では同流量がQ−Qaと極く小
さくなる。これに対し本考案によれば、回転数
RaからRbまでの低速回転域の全体にわたりQ×
i2といつた、かなりの流量がリフトシリンダ9側
に確保されることとなり、リフトシリンダ9用の
方向切換弁44を上昇作用位置Uへと移しリフト
シリンダ9を伸長動作させて作業機を持上げると
き、その持上げ速度が大きくは低められず迅速な
作業機持上げが期待されるのである。そして逆に
それだけパワーシリンダ7方向に導かれる流量が
Q×i1と小さくなるも、エンジン15の低速回転
域では、つまり車両の極く低い車速範囲では前輪
20のステアリング旋回速度が小さくなつても危
険はないから、不具合は起きない。
低速回転域でパワーシリンダ7へと供給される
流量の回転数に対する増加割合となる第9図に図
示の勾配αは、定比分流弁10に設定する分流比
により任意に設定できる。
流量の回転数に対する増加割合となる第9図に図
示の勾配αは、定比分流弁10に設定する分流比
により任意に設定できる。
第10図は第2の実施例に係る油圧供給装置を
含む油圧回路を、また第11図は同第2の実施例
の作用を、それぞれ示している。
含む油圧回路を、また第11図は同第2の実施例
の作用を、それぞれ示している。
他の部分を第1図に図示の油圧回路の対応部分
と全く等しくする油圧回路中において第2の実施
例に係る油圧供給装置は、第10図について前述
した通りのものとされている。第1の実施例と第
2の実施例とが異なる点は実質的に、定比分流弁
10が流量調整弁5の下流側に設けられているか
上流側に設けられているかの差異のみにあり、し
たがつて第2の実施例の具体的なバルブ構造も前
述した第1の実施例の具体的なバルブ構造に準じ
たものとできる。
と全く等しくする油圧回路中において第2の実施
例に係る油圧供給装置は、第10図について前述
した通りのものとされている。第1の実施例と第
2の実施例とが異なる点は実質的に、定比分流弁
10が流量調整弁5の下流側に設けられているか
上流側に設けられているかの差異のみにあり、し
たがつて第2の実施例の具体的なバルブ構造も前
述した第1の実施例の具体的なバルブ構造に準じ
たものとできる。
第2の実施例の作用も第11図について前述し
た通りであり、定比分流弁10の両分流回路1
1,12に設定する分流比をi1:i2(i1+i2=1)
とすればエンジン回転数がRbより低いエンジン
低速回転域では、パワーシリンダ7に対しエンジ
ン定常回転域での供給流量Qaよりも小さい流量
Q×i1の油が供給されると共にリフトシリンダ9
に対し必らずQ×i2の流量の油が供給されること
となる。
た通りであり、定比分流弁10の両分流回路1
1,12に設定する分流比をi1:i2(i1+i2=1)
とすればエンジン回転数がRbより低いエンジン
低速回転域では、パワーシリンダ7に対しエンジ
ン定常回転域での供給流量Qaよりも小さい流量
Q×i1の油が供給されると共にリフトシリンダ9
に対し必らずQ×i2の流量の油が供給されること
となる。
考案の効果
この考案は単一油圧ポンプ3によりステアリン
グ用のパワーシリンダ7と油圧リフト用のリフト
シリンダ9とに対し油圧を供給するのに、流量一
定形流量調整弁5を用いてパワーシリンダ7に対
する供給油量を一定としステアリング性能を高め
る構造において、エンジンの低速回転域でリフト
シリンダ9に対する供給油量が著減しエンジン・
アイドリング作業時や緊急事態が起きたような場
合にも作業機を急速に持上げることが出来ないと
いつた前述不具合を、定比分流弁10によつて流
量調整弁5の調整流または油圧ポンプ3の吐出流
中から常に一部の油量を抜出しそれをリフトシリ
ンダ9方向に供給するといつた手段により、エン
ジン低速回転域でもリフトシリンダ9に対する供
給油量が確保されることとして解消し、またエン
ジンの定常回転域では従前通り、パワーシリンダ
7に対する一定供給量によつて安定したステアリ
ング性能を得させることとする。
グ用のパワーシリンダ7と油圧リフト用のリフト
シリンダ9とに対し油圧を供給するのに、流量一
定形流量調整弁5を用いてパワーシリンダ7に対
する供給油量を一定としステアリング性能を高め
る構造において、エンジンの低速回転域でリフト
シリンダ9に対する供給油量が著減しエンジン・
アイドリング作業時や緊急事態が起きたような場
合にも作業機を急速に持上げることが出来ないと
いつた前述不具合を、定比分流弁10によつて流
量調整弁5の調整流または油圧ポンプ3の吐出流
中から常に一部の油量を抜出しそれをリフトシリ
ンダ9方向に供給するといつた手段により、エン
ジン低速回転域でもリフトシリンダ9に対する供
給油量が確保されることとして解消し、またエン
ジンの定常回転域では従前通り、パワーシリンダ
7に対する一定供給量によつて安定したステアリ
ング性能を得させることとする。
そして構造的にみれば、第12図に図示のよう
な装置が前述のように構造複雑なものとなるのに
対し、本案油圧供給装置は実施例に示したような
単純構造のものとできる定比分流弁10を従前の
装置に附加したのみの構造のものであり、また勿
論、操作機構は何ら要求しないから、構造が簡単
で誤作動とかコスト・アツプとかを懸念する必要
がないものとなつている。
な装置が前述のように構造複雑なものとなるのに
対し、本案油圧供給装置は実施例に示したような
単純構造のものとできる定比分流弁10を従前の
装置に附加したのみの構造のものであり、また勿
論、操作機構は何ら要求しないから、構造が簡単
で誤作動とかコスト・アツプとかを懸念する必要
がないものとなつている。
第1図はこの考案の第1の実施例を装備した自
走式作業車における油圧回路を示す回路図、第2
図は同自走式作業車の概略側面図、第3図は上記
実施例を内装するバルブケースの正面図、第4図
は同バルブケースの背面図、第5図は同バルブケ
ースの縦断正面図、第6図は第5図の−線に
沿う断面図、第7図は第6のの−線に沿う断
面図、第8図は第5図の−線に沿う断面図、
第9図は第1の実施例の作用を説明するための模
式的なグラフ、第10図はこの考案の第2の実施
例を装備した自走式作業車における油圧回路を示
す回路図、第11図は第2の実施例の作用を示す
ための模式的なグラフ、第12図a,bはそれぞ
れ、本考案が解決しようとした問題点の1つを説
明するための模式的断面図である。 1……パワーステアリング機構、2……油圧リ
フト装置、3……油圧ポンプ、4……吐出回路、
5……流量一定形流量調整弁、6……調整流回
路、7……パワーシリンダ、8……余剰流回路、
9……リフトシリンダ、10……定比分流弁、1
0a,10b……オリフイス、11,12……分
流回路、13……絞り、14……リリーフ弁、1
5……エンジン、28……方向切換弁、43……
油圧ユニツト、44……方向切換弁、51……バ
ルブケース、53P……ポンプポート、53Ca
……調整流出力ポート、53Cb……余剰流出力
ポート、53T……タンクポート、67……弁ば
ね、69,70……弁ばね。
走式作業車における油圧回路を示す回路図、第2
図は同自走式作業車の概略側面図、第3図は上記
実施例を内装するバルブケースの正面図、第4図
は同バルブケースの背面図、第5図は同バルブケ
ースの縦断正面図、第6図は第5図の−線に
沿う断面図、第7図は第6のの−線に沿う断
面図、第8図は第5図の−線に沿う断面図、
第9図は第1の実施例の作用を説明するための模
式的なグラフ、第10図はこの考案の第2の実施
例を装備した自走式作業車における油圧回路を示
す回路図、第11図は第2の実施例の作用を示す
ための模式的なグラフ、第12図a,bはそれぞ
れ、本考案が解決しようとした問題点の1つを説
明するための模式的断面図である。 1……パワーステアリング機構、2……油圧リ
フト装置、3……油圧ポンプ、4……吐出回路、
5……流量一定形流量調整弁、6……調整流回
路、7……パワーシリンダ、8……余剰流回路、
9……リフトシリンダ、10……定比分流弁、1
0a,10b……オリフイス、11,12……分
流回路、13……絞り、14……リリーフ弁、1
5……エンジン、28……方向切換弁、43……
油圧ユニツト、44……方向切換弁、51……バ
ルブケース、53P……ポンプポート、53Ca
……調整流出力ポート、53Cb……余剰流出力
ポート、53T……タンクポート、67……弁ば
ね、69,70……弁ばね。
Claims (1)
- パワーステアリング機構1と油リフト装置2と
を備えた自走式作業車において、単一の油圧ポン
プ3の吐出回路4に接続して流量一定形流量調整
弁5を設け、この流量調整弁5の調整流回路6を
パワーステアリング機構1のパワーシリンダ7に
対する油圧供給回路に、また該流量調整弁5の余
剰流回路8を油圧リフト装置2のリフトシリンダ
9に対する油圧供給回路に、それぞれ構成してあ
る油圧供給装置であつて、前記調整流回路6また
は前記吐出回路4に、該回路に流入する前記流量
調整弁5の調整流または前記油圧ポンプ3の吐出
流を一定比率の流量の2つの流れに分流する定比
分流弁10を挿入設置し、この定比分流弁10の
一方の分流回路11を介し前記パワーシリンダ7
(定比分流弁10を前記調整流回路6に挿入設置
した場合。)または前記流量調整弁5(定比分流
弁10を前記吐出回路4に挿入設置した場合。)
に対する油の供給を行なうように構成すると共
に、該定比分流弁10の他方の分流回路12を前
記余剰回路8と共に前記リフトシリンダ9に対し
接続したことを特徴とする油圧供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP317986U JPH0419209Y2 (ja) | 1985-01-22 | 1986-01-13 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP759185 | 1985-01-22 | ||
JP317986U JPH0419209Y2 (ja) | 1985-01-22 | 1986-01-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6216805U JPS6216805U (ja) | 1987-01-31 |
JPH0419209Y2 true JPH0419209Y2 (ja) | 1992-04-30 |
Family
ID=31497318
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP317986U Expired JPH0419209Y2 (ja) | 1985-01-22 | 1986-01-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0419209Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004283189A (ja) * | 2003-03-19 | 2004-10-14 | Daifuku Co Ltd | 車両設置式の介護用リフト装置 |
JP7392600B2 (ja) * | 2020-07-15 | 2023-12-06 | 株式会社豊田自動織機 | 産業車両の油圧制御装置 |
-
1986
- 1986-01-13 JP JP317986U patent/JPH0419209Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6216805U (ja) | 1987-01-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4773216A (en) | Flow divider valve for hydraulic system in working vehicles | |
US5615553A (en) | Hydraulic circuit with load sensing feature | |
JPH0333745Y2 (ja) | ||
US3782404A (en) | Adjustable, metered, directional flow control arrangements | |
US3996743A (en) | Underspeed actuator with part throttle control | |
JP3174423B2 (ja) | 作業車両用の油圧供給装置 | |
JPH0468884B2 (ja) | ||
US3952514A (en) | Underspeed actuator for hydrostatic transmission | |
US5197284A (en) | Hydraulic motor deceleration system | |
JPH0419209Y2 (ja) | ||
JPS5925708B2 (ja) | 同期及びかじ取系統を具備した無限軌道駆動回路 | |
US3952515A (en) | Speed and load responsive underspeed actuator for hydrostatic transmissions | |
US11725364B2 (en) | Hydraulic system of working machine | |
JPH0426724Y2 (ja) | ||
JPS5854305B2 (ja) | セイアツクドウソウチ | |
JP3692009B2 (ja) | 作業機械の制御装置 | |
JP3274305B2 (ja) | 作業車の作業装置用操作構造 | |
JP3652510B2 (ja) | 上部旋回体を有する機械の油圧制御装置 | |
JP3777738B2 (ja) | トラクタ等の油圧回路 | |
JPH0352275Y2 (ja) | ||
JP7408505B2 (ja) | 作業機 | |
US11261584B2 (en) | Work machine | |
JPS6129526Y2 (ja) | ||
JPS588965Y2 (ja) | オ−バスピ−ドを制限する手段を備えた流体モ−タ制御回路 | |
JPH0619389Y2 (ja) | 走行用油圧モ−タの油圧回路 |