JP7408505B2 - 作業機 - Google Patents
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Description
特許文献1に開示された作業機は、作動油によって駆動しファンを回転させるファンモータと、ファンモータをバイパスして作動油を流すバイパス油路と、バイパス油路に流れる作動油の流量を調節する流量調節弁とを有している。流量調節弁によってバイパス油路に流れる作動油の流量を調節することにより、ファンの回転を調節することができる。
本発明は、前記問題点に鑑み、ファンの回転を良好に低下させることができる作業機を提供することを目的とする。
また、作業機は、作動油によって駆動するファンモータであって、第1ポートと第2ポートとを有するファンモータと、前記ファンモータの前記第1ポート側と前記第2ポート側とを接続するバイパス油路と、前記バイパス油路に設けられ且つ当該バイパス油路を流れる作動油の流量を調節する流量調節弁と、前記バイパス油路に連通し且つ作動油を排出する排出油路と、前記排出油路を閉鎖する全閉位置と当該排出油路を開放する全開位置とに切り換え可能なアンロード弁と、を備え、前記アンロード弁は、前記流量調節弁が所定開度開いた状態から徐々に閉鎖する間に、前記全開位置から前記全閉位置に切り換わる。
また、前記流量調節弁及び前記アンロード弁に制御信号を出力することで、前記流量調節弁及び前記アンロード弁を制御する制御装置を備え、前記制御装置は、前記アンロード弁に第1制御信号を出力して当該アンロード弁を前記全開位置に維持している状態で、前記流量調節弁に第2制御信号を出力することで前記流量調節弁を所定開度に設定する。
図3は、本発明に係る作業機1の側面図を示している。図3では、作業機1の一例として、コンパクトトラックローダを示している。但し、本発明に係る作業機1はコンパクトトラックローダに限定されず、例えば、スキッドステアローダ等の他の種類のローダ作業機であってもよい。また、ローダ作業機以外の作業機であってもよい。
キャビン3は、機体2に搭載されている。このキャビン3の室内にはオペレータが着座する運転席8が設けられている。作業装置4は機体2に装着されている。一対の走行装置5は、機体2の外側に設けられている。機体2内の後部には、原動機6が搭載されている。
ブーム10は、キャビン3の右側及び左側に上下揺動自在に設けられている。作業具11は、例えば、バケットであって、当該バケット11は、ブーム10の先端部(前端部)に上下揺動自在に設けられている。リフトリンク12及び制御リンク13は、ブーム10が上下揺動自在となるように、ブーム10の基部(後部)を支持している。ブームシリンダ14は、伸縮することによりブーム10を昇降させる。バケットシリンダ15は、伸縮することによりバケット11を揺動させる。
リフトリンク12、制御リンク13及びブームシリンダ14は、左側と右側の各ブーム10に対応して機体2の左側と右側にそれぞれ設けられている。
リフトリンク12は、各ブーム10の基部の後部に、縦向きに設けられている。このリフトリンク12の上部(一端側)は、各ブーム10の基部の後部寄りに枢支軸16(第1枢支軸)を介して横軸(機体幅方向に延伸する軸心)回りに回転自在に枢支されている。また、リフトリンク12の下部(他端側)は、機体2の後部寄りに枢支軸17(第2枢支軸)を介して横軸回りに回転自在に枢支されている。第2枢支軸17は、第1枢支軸16の下方に設けられている。
左側のブーム10の前部には、接続部材50が設けられている。接続部材50は、予備アタッチメントに装備された油圧機器と、ブーム10に設けられたパイプ等の管材とを接続する装置である。接続部材50は、油圧カプラ50aと、油圧カプラ50aをブーム10に支持する支持部材(取付ステー)50bとで構成されている。
一対の走行装置5は、油圧駆動型の装置であって、油圧モータで構成される走行モータM1で駆動される。一対の走行装置5のうち、一方の走行装置5は機体2の左側に設けられ、他方の走行装置5は機体2の右側に設けられている。一対の走行装置5は、本実施形態ではクローラ型(セミクローラ型を含む)の走行装置が採用されている。なお、前輪及び後輪を有する車輪型の走行装置を採用してもよい。
図1は、作業機1の油圧制御システムH1を示している。
図1に示すように、油圧制御システムH1は、第1ポンプP1(第1油圧ポンプ)と、第2ポンプP2(第2油圧ポンプ)とを備えている。第1ポンプP1及び第2ポンプP2は、エンジン6の動力によって駆動される定容量型のギヤポンプであって、タンクT1に貯留された作動油を吸い込んで吐出する油圧ポンプである。第1ポンプP1は、油圧アクチュエータを駆動する作動油を吐出する油圧ポンプである。第1ポンプP1から吐出される作動油によって駆動される油圧アクチュエータは、例えば、作業装置4のブームシリンダ14及びバケットシリンダ15や、走行装置5の走行モータM1や、バケット11の代わりに装着されるアタッチメントに装備される油圧アクチュエータ等である。第2ポンプP2から吐出される作動油は、信号用や制御用の作動油(パイロット油)を供給するために使用される。
制御装置47には、作業機1を循環する作動油の油温及び冷却水の水温のいずれか一方又は両方を測定する測定装置48が接続されている。制御装置47は、作動油の温度及び冷却水の温度のいずれか一方又は両方を取得可能である。
冷却装置43は、作動油を冷却するオイルクーラ44、エンジン6の冷却水を冷却するラジエータ45等の冷却対象46を冷却する装置であって、第2ポンプP2から吐出した作動油によって駆動される。
ファンモータ60は、油圧モータによって構成され、第2ポンプP2からの作動油によって駆動する。詳しくは、図1に示すように、ファンモータ60は、第1ポート60aと第2ポート60bとを有している。本実施形態では、第1ポート60aは、ファンモータ60に作動油が流入する作動油流入側のポートである。第2ポート60bは、ファンモータ60から作動油が流出する作動油流出側のポートである。第1ポート60aには、供給ライン42が接続されている。第2ポート60bには、排出ライン52が接続されている。排出ライン52は、ファンモータ60から流出する作動油が流れる油路である。排出ライン52を流れる作動油はタンクT1側に流れて該タンクT1に戻る。
バイパス油路53は、ファンモータ60に供給される作動油を該ファンモータ60を迂回してタンクT1側に流す。詳しくは、バイパス油路53は、供給ライン42(第1ポート60a側)と流量調節弁54とを接続する第1区間(第1接続ラインという)53aと、排出ライン52(第2ポート60b側)と流量調節弁54とを接続する第2区間(第2接続ラインという)53bとを有して構成されている。第1接続ライン53aと第2接続ライン53bとは、第1接続ライン53aから第2接続ライン53bへの作動油の流通を阻止する逆止弁57が介装された接続油路58で接続されている。
ところで、従来は、ファンモータ60の制御は流量調節弁54だけで行っているので、流量調節弁54を全開しただけでは、ファンを停止できない場合がある。例えば、エンジン6の回転数が高く、ファンモータ60に投入される作動油の流量が多いと、流量調節弁54のオーバーライド特性により、制御でファン回転数を低下させようとしてもファン49が回転してしまう場合がある。
また、流量調節弁54を全閉し且つアンロード弁56を全開位置56bにしている状態で、アンロード弁56を全開位置56bから全閉位置56aに切り換えると、流れている作動油が急に遮られることによる圧力の急激な変動によって、ファンモータ60や第2ポンプP2にサージ圧が立つ虞がある。そこで、アンロード弁56を全開位置56bから全閉位置56aに切り換えて、ファン49の回転が停止を含む最低回転数からファン回転数を上昇するときは、ファンモータ60や第2ポンプP2にサージ圧が立たないようにする必要がある。
即ち、アンロード弁56を全開位置56bから全閉位置56aに切り換える際において、アンロード弁56が全開位置56bである状態で流量調節弁54を所定開度に開くと共に、該流量調節弁54を徐々に閉じていく間にアンロード弁56を全閉位置56aに切り換える。言い換えると、アンロード弁56は、流量調節弁54が所定開度開いた状態から徐々に閉鎖する間に、全開位置56bから全閉位置56aに切り換わる。具体的には、アンロード弁56が全開位置56bである状態で、流量調節弁54に電流を印加すると共に該電流をゆっくり低下させ、該電流を低下させている間にアンロード弁56を全閉位置56aに切り換える。アンロード弁56が全閉位置56aに切り換わるタイミングの電流値は、零mAを除く一定の値とする。つまり、アンロード弁56が全閉位置56aに切り換わるタイミングの電流値は、バネ56dがソレノイド56cの磁力に打ち勝つ電流値であればよい。
また、アンロード弁56を全開位置56bに維持しているときに、例えば、該アンロード弁56に接続されている電線が断線すること等によって電流供給が遮断されると、アンロード弁56が全開位置56bから全閉位置56aに切換わってしまう。このような場合に備えて、アンロード弁56を全開位置56bにし且つ該全開位置56bを維持している際において、流量調節弁54を所定開度に開いておいてもよい。詳しくは、アンロード弁56の全開位置56b状態を維持するモードのとき、即ち、作動油の温度及び冷却水の温度のどちらか一方又は両方が一定以下の場合は、流量調節弁54に一定以上の電流値を印加する。この場合、流量調節弁54に印加する電流値は、制御範囲の最大値未満の電流を印加する。これにより、消費電流を抑えることができる。上記制御を言い換えると、制御装置47は、アンロード弁56に第1制御信号を出力して当該アンロード弁56を全開位置56bに維持している状態で、流量調節弁54に第2制御信号を出力することで該流量調節弁54を所定開度に設定する。
さらに、ファンモータ60は、第1ポート60aから第2ポート60bに作動油が通過して回転するモータを例示したが、ファンモータ60は、一方向に作動油が通過して正転し、他方向に作動油が通過して逆転する正逆転可能なファンモータ60であってもよい。この場合、冷却装置43に、ファンモータ60を通過する作動油の流れ方向を切り換える方向切換弁が設けられる。
図2に示すように、油圧制御システムH1は、予備用制御弁(SP制御弁という)30と、予備用電磁弁(SP電磁弁という)31,32とを備えている。SP電磁弁31,32は、SP制御弁30を操作する一対の電磁弁である。
第1ポンプP1は、バケット11の代わりに装着される予備アタッチメントの油圧アクチュエータ33を駆動するのに使用される。説明の便宜上、予備アタッチメントの油圧アクチュエータ33のことを、予備アクチュエータという。この予備アクチュエータ33を操作する操作部材25は制御装置(コントローラ)47に接続されている。
SP制御弁30には、第1ポンプP1の吐出路e1に連通する作業系供給油路f1が接続されている。また、SP制御弁30には、排油路k1を介してバイパス油路h1が接続され、タンクT1側に戻るドレン油路g1も接続されている。
一方のSP電磁弁31は、第1パイロット油路q1を介してSP制御弁30の一側の受圧部42aに接続されている。他方のSP電磁弁32は、第2パイロット油路r1を介してSP制御弁30の他側の受圧部42bに接続されている。SP電磁弁31,32には、パイロット圧供給油路t2を介して第2ポンプP2からのパイロット油(圧油)が供給可能である。したがって、SP電磁弁31によって、SP制御弁30を第1位置35bに切り換えると、一方の流路39iから予備アクチュエータ33へと第1ポンプP1からの作動油が供給されると共に予備アクチュエータ33からの戻りの油が他方の流路39jから排油路k1に流れる。
以上の油圧制御システムH1では、SP電磁弁31,32を作動させることにより、SP制御弁30を介して予備アタッチメントの予備アクチュエータ33を作動させることができる。
さて、上述の油圧制御システムH1において、第2ポンプP2と、SP電磁弁31,32へパイロット油(圧油)を供給するパイロット圧供給油路t2との間には、ファンモータ60が設けられている。ファンモータ60は、第2ポンプP2から吐出される作動油の流れに沿って第2ポンプP2よりも下流側に設けられている。ファンモータ60の一次側であって作動油の流入口であるポートP10は、吐出油路41によって第2ポンプP2に接続されており、第2ポンプP2からファンモータ60へ作動油が供給される。また、ファンモータ60の二次側であって作動油の吐出口であるポートS10は、油路u1に接続され、この油路u1には作動油を濾過するフィルタ62が接続されている。フィルタ62の上流側には、油路u1が接続され、下流側にはパイロット圧供給油路t2が接続されている。したがって、ファンモータ60を通過して二次側のポートS10から吐出された作動油が、フィルタ62で濾過されてパイロット圧供給油路t2に供給される。
さらに、図2に示す油圧制御システムH1にあっては、ファンモータ60の二次側とフィルタ62との間の油路u1にリリーフ油路71が接続されている。リリーフ油路71には、油路u1を流れる作動油の最高圧力(リリーフ圧)を設定するリリーフ弁66が設けられている。したがって、ファンモータ60とフィルタ62との間の油路u1を流れる作動油がリリーフ圧以上の高圧となったときに、ファンモータ60から排出された作動油をタンクT1へ逃がすことができる。これにより、フィルタ62を保護することができる。
また、HST72は、低圧側の変速用油路76a,76bに作動油を補充するチャージ回路75を有している。チャージ回路75は、高圧側の変速用油路76a,76bの圧が設定以上になると低圧側の変速用油路76a,76bに逃がす高圧リリーフ弁77a,77bと、高圧リリーフ弁77aと高圧リリーフ弁77bとの間の油路80とを有している。油路80は、補充油路79を介してパイロット圧供給油路t2に接続されている。したがって、第2ポンプP2から吐出されてファンモータ60、フィルタ62を通過した作動油が補充油路79を介してチャージ回路75に流れる。また、チャージ回路75は、該チャージ回路75の回路圧を設定するチャージリリーフ弁78を有しており、該チャージリリーフ弁78は補充油路79及びタンクT1に連通している。
本実施形態の作業機1は、作動油によって駆動するファンモータ60であって、第1ポート60aと第2ポート60bとを有するファンモータ60と、ファンモータ60の第1ポート60a側と第2ポート60b側とを接続するバイパス油路53と、バイパス油路53に設けられ且つ当該バイパス油路53を流れる作動油の流量を調節する流量調節弁54と、バイパス油路53に連通し且つ作動油を排出する排出油路55と、前記排出油路55を閉鎖する全閉位置56aと当該排出油路55を開放する全開位置56bとに切り換え可能なアンロード弁56と、を備えている。
また、アンロード弁56は、流量調節弁54が所定開度になっている状態で、全開位置56bから全閉位置56aに切り換わる。
この構成によれば、アンロード弁56を全開位置56bから全閉位置56aに切り換える際に、ファンモータ60にサージ圧が立つのを抑制することができる。
この構成によれば、ファン49の回転が上昇するときの動作を安定させることができる。
また、アンロード弁56は、流量調節弁54が所定開度開いた状態から徐々に閉鎖する間に、全開位置56bから全閉位置56aに切り換わる。
また、アンロード弁56が全開位置56bに維持されている状態で、流量調節弁54は、所定開度に変更される。
この構成によれば、アンロード弁56が全開状態を維持しているときに、何らかの原因によって、アンロード弁56が全開位置56bから全閉位置56aに切り換わるような場合に、ファンモータ60にサージ圧が立つのを抑制することができる。
また、バイパス油路53は、第1ポート60a側と流量調節弁54とを接続する第1区間(第1接続ライン)53aと、第2ポート60b側と流量調節弁54とを接続する第2区間(第2接続ライン)53bとを有し、排出油路55は、第1区間53aと第2区間53bとを連通する油路である。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
47 制御装置
52 排出ライン
53 バイパス油路
53a 第1区間(第1接続ライン)
53b 第2区間(第2接続ライン)
54 流量調節弁
55 排出油路
56 アンロード弁
56a 全閉位置
56b 全開位置
60 ファンモータ
60a 第1ポート
60b 第2ポート
Claims (6)
- 作動油によって駆動するファンモータであって、第1ポートと第2ポートとを有するファンモータと、
前記ファンモータの前記第1ポート側と前記第2ポート側とを接続するバイパス油路と、
前記バイパス油路に設けられ且つ当該バイパス油路を流れる作動油の流量を調節する流量調節弁と、
前記バイパス油路に連通し且つ作動油を排出する排出油路と、
前記排出油路を閉鎖する全閉位置と当該排出油路を開放する全開位置とに切り換え可能なアンロード弁と、
を備え、
前記流量調節弁は、比例弁によって構成されていて開度が調節可能であり、
前記アンロード弁は、前記流量調節弁が所定開度に開いている状態で、前記全開位置から前記全閉位置に切り換わる作業機。 - 作動油によって駆動するファンモータであって、第1ポートと第2ポートとを有するファンモータと、
前記ファンモータの前記第1ポート側と前記第2ポート側とを接続するバイパス油路と、
前記バイパス油路に設けられ且つ当該バイパス油路を流れる作動油の流量を調節する流量調節弁と、
前記バイパス油路に連通し且つ作動油を排出する排出油路と、
前記排出油路を閉鎖する全閉位置と当該排出油路を開放する全開位置とに切り換え可能なアンロード弁と、
を備え、
前記アンロード弁は、前記流量調節弁が所定開度になっている状態で、前記全開位置から前記全閉位置に切り換わり、
前記流量調節弁は、前記アンロード弁が前記全閉位置に切り換わった後、一定時間経過後に閉鎖する作業機。 - 作動油によって駆動するファンモータであって、第1ポートと第2ポートとを有するファンモータと、
前記ファンモータの前記第1ポート側と前記第2ポート側とを接続するバイパス油路と、
前記バイパス油路に設けられ且つ当該バイパス油路を流れる作動油の流量を調節する流量調節弁と、
前記バイパス油路に連通し且つ作動油を排出する排出油路と、
前記排出油路を閉鎖する全閉位置と当該排出油路を開放する全開位置とに切り換え可能なアンロード弁と、
を備え、
前記アンロード弁は、前記流量調節弁が所定開度開いた状態から徐々に閉鎖する間に、前記全開位置から前記全閉位置に切り換わる作業機。 - 作動油によって駆動するファンモータであって、第1ポートと第2ポートとを有するファンモータと、
前記ファンモータの前記第1ポート側と前記第2ポート側とを接続するバイパス油路と、
前記バイパス油路に設けられ且つ当該バイパス油路を流れる作動油の流量を調節する流量調節弁と、
前記バイパス油路に連通し且つ作動油を排出する排出油路と、
前記排出油路を閉鎖する全閉位置と当該排出油路を開放する全開位置とに切り換え可能なアンロード弁と、
を備え、
前記アンロード弁が前記全開位置に維持されている状態で、前記流量調節弁は、所定開度に変更される作業機。 - 前記流量調節弁及び前記アンロード弁に制御信号を出力することで、前記流量調節弁及び前記アンロード弁を制御する制御装置を備え、
前記制御装置は、前記アンロード弁に第1制御信号を出力して当該アンロード弁を前記全開位置に維持している状態で、前記流量調節弁に第2制御信号を出力することで前記流量調節弁を所定開度に設定する請求項3又は4に記載の作業機。 - 前記バイパス油路は、前記第1ポート側と前記流量調節弁とを接続する第1区間と、前記第2ポート側と前記流量調節弁とを接続する第2区間とを有し、
前記排出油路は、前記第1区間と前記第2区間とを連通する油路である請求項1~7のいずれか1項に記載の作業機。
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