JPH0467701B2 - - Google Patents

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JPH0467701B2
JPH0467701B2 JP24513084A JP24513084A JPH0467701B2 JP H0467701 B2 JPH0467701 B2 JP H0467701B2 JP 24513084 A JP24513084 A JP 24513084A JP 24513084 A JP24513084 A JP 24513084A JP H0467701 B2 JPH0467701 B2 JP H0467701B2
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JP
Japan
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frequency
output
flip
output terminal
flop
Prior art date
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JP24513084A
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JPS61123038A (ja
Inventor
Hiroshi Mizuguchi
Tadashi Kunihira
Tadashi Yoshino
Yutaka Oota
Shinji Okada
Minoru Nakamura
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP24513084A priority Critical patent/JPS61123038A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明はビデオテープレコーダなどの磁気記録
再生装置における磁気テープの記録速度の自動判
別装置に関するものである。 従来の技術 磁気記録再生装置として代表的なものとして家
庭用のビデオテープレコーダがあるが、最近の製
品の多くは記録および再生時において磁気テープ
の走行速度を2通り以上に選択できるように設計
されている。 NTSC(日本と米国で採用されているテレビジ
ヨン方式)仕様のVHS方式のビデオテープレコ
ーダを例にとると、磁気テープの走行速度として
は、スタンダードプレイ(以下、SPと略記する)
と、2分の1の走行速度のロングプレイ(以下、
LPと略記する)と、3分の1のスーパーロング
プレイ(以下、SLPと略記する)の3通りが存在
するが、再生時にはこれらのいずれの走行速度で
記録されたものであるかを判別して、記録時の走
行速度と同じ走行速度で再生を行なう必要があ
る。 記録時の走行速度を再生時に判別する方法とし
て、特開昭56−37856号(以下、文献1と略記す
る。)において、磁気テープ上に記録されたコン
トロール信号の1周期間に磁気テープを走行させ
るためのキヤプスタンの回転検出信号のリーデイ
ングエツジが何回到来するかによつてSPである
かLPであるかを判別する装置が提案されている。 以下、図面を参照しながら前述した従来技術を
適用した磁気テープの記録速度判別装置の一例に
ついて説明する。 第4図は前記文献1に示されている磁気テープ
の記録速度判別装置に3通りの記録速度の判別を
行なわせる機能を付加したもので、クロツク信号
として入力端子1に印加されるキヤプスタンの回
転検出信号が供給され、リセツト信号として入力
端子2に印加される再生コントロール信号が供給
される唯一の5ビツトのカウンタ3によつて3通
りの判別を行なわせるためには、入力端子2に印
加される再生コントロール信号の1周期の間のカ
ウント値と、あらかじめ設定した閾値とを比較す
るデイジタルコンパレータ4が必要になる。 第4図では10進数で12の閾値が用意され、一
方、カウンタ3のカウント値が24になるとカウン
ト動作を停止させるように構成されているので、
実質的には12と24の2種類の閾値が用意されたこ
とになる。 したがつて、カウンタ3のカウント値が12より
も小さければSLPモードであり、24よりも大きけ
ればSPモードであり、それ以外のときにはLPモ
ードであると判別できる。 なお、Dフリツプフロツプ5は次回の判別時ま
でデイジタルコンパレータ4の出力を保持させて
おくために用意されており、出力端子6,7,8
はそれぞれ判別結果がSP,LP,SLPであるとき
に活性状態(論理“1”)になる。 発明が解決しようとする問題点 ところが、この方法はコントロール信号に一時
的に外来ノイズが混入したり、磁気テープの傷な
どによつてコントロール信号が脱落したりすると
誤つた判別をしてしまうことが、特開昭57−
208724号(以下、文献2と略記する。)において
指摘されている。 前記文献2には前記文献1に示された判別方法
を踏襲しつつ、これらの不都合を回避するために
フリツプフロツプを3個と一致検出回路を付加し
た例が示されている。 しかしながら、前記文献2に示された装置では
前記文献1に示された装置に比べて動作の確実性
は向上するものの回路構成がより複雑になつてし
まうという不都合があつた。 問題点を解決するための手段 前記した問題点を解決するために本発明の磁気
テープの記録速度判別装置は、キヤプスタンモー
タに連結された周波数発電機からの出力信号を分
周器によつて再生コントロール信号の周波数近傍
にまで分周し、前記再生コントロール信号と前記
分周器の出力信号の周波数の比較を行なつて、前
記分周器の出力信号の周波数が前記再生コントロ
ール信号の周波数よりも高いときには第1の出力
端子に出力信号を送出し、低いときには第2の出
力端子に出力信号を送出する周波数比較器と、前
記第1の出力端子に送出される信号によつてセツ
トされる第1の双安定回路と、前記第2の出力端
子に送出される信号によつてセツトされる第2の
双安定回路と、前記第1の双安定回路と前記第2
の双安定回路がともにセツトされたときに両方の
双安定回路をリセツトするリセツト手段と、前記
第1の双安定回路の出力と前記第2の双安定回路
の出力から磁気テープの記録速度の判別を行なう
判別手段を備えたことを特徴とするものである。 作 用 本発明は前記した構成によつて、従来よりも小
さい回路規模で走行速度の判別が可能となる。 実施例 以下、本発明の実施例について図面を参照しな
がら説明する。 第1図は本発明の一実施例における磁気テープ
の記録速度判別装置の回路構成図を示したもので
ある。 第1図において磁気テープを走行させるための
キヤプスタンモータ(図示せず)に連結された周
波数発電機(図示せず)からの出力信号が供給さ
れる入力端子1は14分の1の分周を行なう第1の
分周器9の入力端子に接続され、分周器9の出力
は2分の1の分周を行なう第2の分周器10の入
力端子に接続され、分周器10の出力は第1の周
波数比較器11の一方の入力端子に供給され、分
周器9の出力は第2の周波数比較器12の一方の
入力端子に供給されている。 一方、磁気テープに記録されたコントロール信
号を検出するコントロール信号検出手段(図示せ
ず)から出力される再生コントロール信号が供給
される入力端子2には第1の周波数比較器11,
12の他方の入力端子が接続されている。 また、第1の周波数比較器11の第1および第
2の出力端子にはRSフリツプフロツプ13およ
び14のセツト端子がそれぞれ接続され、RSフ
リツプフロツプ13,14の出力端子には一致検
出回路15および16の第1、第2の入力端子が
それぞれ接続され、一致検出回路15の出力端子
にはRSフリツプフロツプ13,14のリセツト
端子が接続され、第2の周波数比較器12の第1
および第2の出力端子にはRSフリツプフロツプ
17および18のセツト端子がそれぞれ接続さ
れ、RSフリツプフロツプ17,18の出力端子
には一致検出回路19および20の第1、第2の
入力端子がそれぞれ接続され、一致検出回路19
の出力端子にはRSフリツプフロツプ17,18
のリセツト端子が接続されている。 さらに、一致検出回路16の第1の出力端子に
はNANDゲート21の一方の入力端子が接続さ
れ、NANDゲート21の他方の入力端子は第1
の周波数比較器11の第1の出力端子に接続さ
れ、出力端子にはRSフリツプフロツプ22のセ
ツト端子が接続され、RSフリツプフロツプ22
の出力端子にはNANDゲート23の一方の入力
端子が接続され、NANDゲート23の他方の入
力端子はインバータ24を介して第1の周波数比
較器11の第1の出力端子に接続され、RSフリ
ツプフロツプ22のリセツト端子は第1の周波数
比較器11の第2の出力端子に接続されている。
また、一致検出回路16の第2の出力端子と一致
検出回路20の第1の出力端子にはNANDゲー
ト25の第1、第2の入力端子が接続され、
NANDゲート25の第3の入力端子は第1の周
波数比較器11の第2の出力端子に接続され、出
力端子にはRSフリツプフロツプ26のセツト端
子が接続され、RSフリツプフロツプ26の出力
端子にはNANDゲート27の一方の入力端子が
接続され、NANDゲート27の他方の入力端子
はインバータ28を介して第1の周波数比較器1
1の第2の出力端子に接続され、RSフリツプフ
ロツプ22のリセツト端子はANDゲート29の
出力端子に接続され、ANDゲート29の一方の
入力端子は第1の周波数比較器11の第1の出力
端子に接続され、他方の入力端子は第2の周波数
比較器12の第2の出力端子に接続されている。
一致検出回路20の第2の出力端子にはNAND
ゲート30の一方の入力端子が接続され、
NANDゲート30の他方の入力端子は第2の周
波数比較器12の第2の出力端子に接続され、出
力端子にはRSフリツプフロツプ31のセツト端
子が接続され、RSフリツプフロツプ31の出力
端子にはNANDゲート32の一方の入力端子が
接続され、NANDゲート32の他方の入力端子
にはインバータ33を介して第2の周波数比較器
12の第2の出力端子に接続され、RSフリツプ
フロツプ31のリセツト端子は第2の周波数比較
器12の第1の出力端子に接続されてい。
NANDゲート27の出力端子にはRSフリツプフ
ロツプ34のセツト端子とANDゲート35の一
方の入力端子が接続され、NANDゲート32の
出力端子にはRSフリツプフロツプ36のセツト
端子とANDゲート37の一方の入力端子が接続
され、ANDゲート35,37の他方の入力端子
はいずれもNANDゲート23の出力端子に接続
され、RSフリツプフロツプ34の出力端子には
LP用の出力端子7とNORゲート38の一方の入
力端子が接続され、RSフリツプフロツプ36の
出力端子にはSLP用の出力端子8とNORゲート
38の他方の入力端子が接続され、NORゲート
38の出力端子にはSP用の出力端子6が接続さ
れている。 ところで、第1図の第1の周波数比較器11、
RSフリツプフロツプ13,14、一致検出回路
15,16によつて構成された周波数判別ブロツ
ク100と、第2の周波数比較器12、RSフリ
ツプフロツプ17,18、一致検出回路19,2
0によつて構成された周波数判別ブロツク200
は同じ構成になつているが、第1図に示した磁気
テープの記録速度判別装置の動作の説明の前に、
この周波数判別ブロツク100の具体的な論理構
成図を第2図に示し、第3図に示した主要部のタ
イミングチヤートをもとに簡単な動作の説明を行
なう。 第2図において、第1の入力端子と出力端子が
互いにクロスカツプリング接続されたNANDゲ
ート51とNANDゲート52による第1のRSフ
リツプフロツプと、同様の構成のNANDゲート
53とNANDゲート54による第2のRSフリツ
プフロツプと、入力信号のトレイリングエツジが
到来した後に前記第1のRSフリツプフロツプの
出力を前記第2のRSフリツプフロツプに伝達す
るNANDゲート55およびNANDゲート56
と、前記NANDゲート53の出力と一方の入力
信号の一致を捕るインバータ57およびNAND
ゲート58と、NANDゲート54の出力と他方
の入力信号の一致を捕るインバータ59および
NANDゲート60によつて周波数比較器が構成
されている。 また、第1の入力端子と出力端子が互いにクロ
スカツプリング接続されたNANDゲート61と
NANDゲート62によつて第3のRSフリツプフ
ロツプが構成され、同様の構成のNANDゲート
63とNANDゲート64によつて第4のRSフリ
ツプフロツプが構成されているが、これらはそれ
ぞれ第1図のRSフリツプフロツプ13,14と
同じものである。 一方、第1、第2の入力端子に前記NANDゲ
ート61,63の出力が供給され、第3、第4の
入力端子に前記NANDゲート58,60の出力
が供給されるNANDゲート65の出力によつて
第3、第4のRSフリツプフロツプがリセツトさ
れるように構成されている。なお、このNAND
ゲート65は第1図の一致検出回路15と同じも
のである。 さらに、NANDゲート61,64の出力端子
にそれぞれANDゲート66の第1、第2の入力
端子が接続され、ANDゲート66の出力端子に
は第1の判別出力端子67が接続され、NAND
ゲート62,63の出力端子にそれぞれANDゲ
ート68の第1、第2の入力端子が接続され、
ANDゲート68の出力端子には第2の判別出力
端子69が接続されているが、ANDゲート66,
68は第1図の一致検出回路16を構成してい
る。 なお、第1の入力端子70には第1図の分周器
9の出力信号が供給され、第2の入力端子71は
第1図の入力端子2に接続される。 第3図AおよびBは入力端子70および71に
供給されるパルス信号を示したもので、第3図A
が第1図の分周器10の出力信号であり、第3図
Bが再生コントロール信号である。第3図Cおよ
びDはそれぞれNANDゲート51およびNAND
ゲート52の出力信号波形を示したものであり、
第3図EおよびFはそれぞれNANDゲート55
およびNANDゲート56の出力信号波形を示し
たものであり、第3図GおよびHはそれぞれ
NANDゲート53およびNANDゲート54の出
力信号波形を示したものであり、第3図Iおよび
JはそれぞれNANDゲート58およびNANDゲ
ート60の出力信号波形を示したものであり、第
3図KおよびLはそれぞれNANDゲート61お
よびNANDゲート62の出力信号波形を示した
ものであり、第3図M,NはそれぞれNANDゲ
ート64,63の出力信号波形を示したものであ
り、第3図OはNANDゲート65の出力信号波
形を示したものであり、第3図P,Qはそれぞれ
ANDゲート66,68の出力信号波形を示した
ものである。 第3図からも明らかなように、第2図の
NANDゲート51,52による第1のRSフリツ
プフロツプは第1の入力端子70と第2の入力端
子71に交互に負方向のパルスが供給されている
間はそれぞれの入力パルス信号のリーデイングエ
ツジが到来するごとにその出力状態を反転させ、
NANDゲート55,56はそれぞれの入力パル
ス信号のトレイリングエツジが到来するごとに前
記第1のRSフリツプフロツプの出力状態を
NANDゲート53,54による第2のRSフリツ
プフロツプに伝達させるが、第3図の時刻t1のよ
うに、第2の入力端子に供給されるパルス信号の
繰り返し周波数が第1の入力端子のそれよりも高
くなつて、第1の入力端子に供給されるパルス信
号のリーデイングエツジからつぎのリーデイング
エツジまでの間に第2の入力端子に供給されるパ
ルス信号のリーデイングエツジが2回到来すると
NANDゲート60を介して周波数比較器の第2
の出力端子73には入力パルス信号と同じパルス
信号が送出される。これによつて、NANDゲー
ト63とNANDゲート64による第4のRSフリ
ツプフロツプの出力状態が一度は反転するが、そ
れ以前にNANDゲート61の出力レベルが“1”
になつている場合には、すなわち、第2の入力端
子71に供給されるパルス信号の周波数が第1の
入力端子のそれよりも高くなる以前は第1の入力
端子に供給されるパルス信号の周波数の方が高く
なつていた場合にはNANDゲート61の出力レ
ベルが“1”になつており、NANDゲート63
の出力レベルを“1”に移行せしめたパルス信号
のトレイリングエツジが到来したときにNAND
ゲート65の出力レベルが“0”に移行して、
NANDゲート61,62による第3のRSフリツ
プフロツプと前記第4のRSフリツプフロツプを
リセツトせしめるので前記第4のRSフリツプフ
ロツプの出力状態は再び元に戻る。前記第4の
RSフリツプフロツプの出力状態が一時的にでは
なくて完全に反転するのは第3図の時刻t2におい
て、再度、時刻t1のときと同じように第2の入力
端子71に供給されるパルス信号のリーデイング
エツジが続けて2回到来したときである。 したがつて、第2図に示した周波数判別ブロツ
クが、第1の入力端子に供給されるパルス信号の
周波数が第2の入力端子のそれよりも高いという
判別状態、すなわち、第1の出力端子のレベルが
“1”で、第2の出力端子のレベルが“0”の状
態から、第1の入力端子に供給されるパルス信号
の周波数が第2の入力端子のそれよりも低いとい
う判別状態、すなわち、第1の出力端子のレベル
が“0”で、第2の出力端子のレベルが“1”の
状態に移行するには少なくとも2回続けて同じ判
別結果が得られなければならず、これによつて、
すでに説明した再生コントロール信号の一時的な
脱落や重複に対しても誤動作の危険性が極めて少
なくなる。 第1図に示した磁気テープの記録速度判別装置
では、さらに高い信頼性を得るために、再生コン
トロール信号が続けて3回脱落するか、あるいは
周波数比較器が同じ判別結果を続けて3回送出し
ない限り、装置の判別出力を変更しないように構
成されており、第1図の装置の全体的な動作の説
明とともに、この模様について以下に説明する。 まず、NTSC仕様において磁気テープの走行速
度はSP状態では33.35mm/secであり、LP状態で
は16.67mm/secであり、SLP状態では11.12mm/
secである。磁気テープの厚みも考慮したキヤプ
スタンの軸径を3.51mmとすると、キヤプスタンモ
ータの回転速度はそれぞれ3.024rps,1.512rps,
1.008rpsとなり、キヤプスタンモータに連結され
た周波数発電機が一回転あたり357サイクルの出
力信号を発生するものとすると、各走行速度にお
ける周波数発電機の出力周波数は、ほぼ1080Hz、
540Hz、360Hzとなる。また、コントロール信号は
記録時のそれぞれの走行速度において30Hzの周波
数で記録されていることを考慮すると、SP状態、
LP状態、SLP状態で記録された磁気テープをSP
状態、LP状態、SLP状態で再生したときに、第
1図の入力端子1に現われる信号の周波数1
と、入力端子2に現われる信号の周波数2と、
分周器9,10の出力周波数9,10の関係
は以下の表のようになる。
【表】 なお、前記表において周波数の単位はいずれも
Hzである。 第1図において、NANDゲート25、RSフリ
ツプフロツプ26、NANDゲート27、インバ
ータ28、ANDゲート29、RSフリツプフロツ
プ34、ANDゲート37はマスタースレイブ形
式のDフリツプフロツプを形成しており、RSフ
リツプフロツプ26がマスターセルで、RSフリ
ツプフロツプ34がスレイブセルとなる。また、
NANDゲート30、RSフリツプフロツプ31、
NANDゲート32、インバータ33、RSフリツ
プフロツプ36、ANDゲート35も別のマスタ
ースレイブ形式のDフリツプフロツプを形成して
おり、RSフリツプフロツプ31がマスターセル
で、RSフリツプフロツプ36がスレイブセルと
なる。さらに、NANDゲート21、RSフリツプ
フロツプ22、NANDゲート23、インバータ
24はマスタースレイブ形式のDフリツプフロツ
プのマスター部分を形成しているが、スレイブ部
分は省略されている。 これらのDフリツプフロツプ回路は、第1の周
波数判別ブロツク100と第2の周波数判別ブロ
ツクによる判別結果にさらに冗長性を持たせる目
的で付加したものである。 例えば、SP状態で記録された磁気テープをSP
状態で再生しているときには、分周器10の出力
周波数は再生コントロール信号の周波数よりも高
くなつているので、一致検出回路16,20の第
1の出力端子のレベルがいずれも“1”になると
ともに、周波数比較器11,12の第1の出力端
子からは周期的にパルス信号が供給されてRSフ
リツプフロツプ26,31がリセツトされ続ける
とともに、NANDゲート23を介してRSフリツ
プフロツプ34,36もリセツトされ続けるの
で、NORゲート38の出力レベルが“1”とな
つて第1図の装置による判別結果はSP状態とな
るが、同一の磁気テープであつてもLP状態で記
録された部分にさしかかると、再生コントロール
信号の周波数は2倍の60Hzとなつて周波数比較器
11の第2の出力端子からパルス信号が供給され
ようになり、第3図の時刻t1における検出動作が
2回行なわれた後、すなわち、第3図の時刻t2
おける検出動作の後に一致検出回路16の第2の
出力端子のレベルが“1”に移行するので
NANDゲート25によつてRSフリツプフロツプ
26がセツトされる。さらに続けて第1の周波数
比較器11の第2の出力端子からパルス信号が供
給されると、NANDゲート27によつてRSフリ
ツプフロツプ34がセツトされるので判別結果は
LP状態となる。 このようにして、第1図に示した磁気テープの
記録速度判別装置は第1表に示した周波数比較表
に基いた判別を行なうが、判別結果の変更までに
は少なくとも続けて3回以上同じ検出結果を第1
の周波数比較器11あるいは第2の周波数比較器
12が送出する必要がある。 このため、再生コントロール信号の一時的な脱
落や重複に対しても極めて冗長性の高い判別を行
なうことができる。 なお、第1図に示した実施例においてはSP,
LP,SLPの3通りの記録状態を検出するために
2組の周波数判別ブロツク100,200を有し
ているが、記録状態が2通りしか存在しない場合
には周波数判別ブロツクは1組で良い。 発明の効果 以上に示したように、本発明の磁気テープの記
録速度判別装置は、磁気テープに記録されたコン
トロール信号を検出して再生コントロール信号を
出力するコントロール信号検出手段と、磁気テー
プを走行させるためのキヤプスタンモータに連結
された周波数発電機からの出力信号を、前記再生
コントロール信号の周波数近傍にまで分周する分
周器と、前記再生コントロール信号と前記分周器
の出力信号の周波数の比較を行なつて、前記分周
器の出力信号の周波数が前記再生コントロール信
号の周波数よりも高いときには第1の出力端子に
出力信号を送出し、低いときには第2の出力端子
に出力信号を送出する周波数比較器と、前記第1
の出力端子に送出される信号によつてセツトされ
る第1の双安定回路と、前記第2の出力端子に送
出される信号によつてセツトされる第2の双安定
回路と、前記第1の双安定回路と前記第2の双安
定回路がともにセツトされたときに両方の双安定
回路をリセツトするリセツト手段と、前記第1の
双安定回路の出力と前記第2の双安定回路の出力
から磁気テープの記録速度の判別を行なう判別手
段を備えたことを特徴とするもので、また、前記
周波数比較器の第1の出力端子に出力信号が送出
されたときに前記第1の双安定回路の出力を読み
込む第1のDフリツプフロツプ回路と、前記周波
数比較器の第2の出力端子に出力信号が送出され
たときに前記第2の双安定回路の出力を読み込む
第2のDフリツプフロツプ回路によつて判別手段
を構成したことを特徴とするものであり、前記周
波数判別ブロツクの回路規模はマスタースレイブ
形式のDフリツプフロツプに換算してほぼ2個分
になることを考慮すると1チヤンネルあたり4個
のDフリツプフロツプと分周器によつて装置を構
成することができ、前記分周器は外部信号によつ
てリセツトされないので、多くの場合、キヤプス
タンモータのサーボシステムなどの他のブロツク
と共用することができる。 したがつて、極めて簡単な回路構成にも拘らず
従来以上に信頼性の高い判別を行なわせることが
でき、大なる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における磁気テープ
の記録速度判別装置の回路構成図、第2図は第1
図の周波数判別ブロツクの具体的な論理構成図、
第3図は同装置の各部の動作波形図、第4図は従
来の磁気テープの記録速度判別装置の回路構成図
である。 9……分周器、11……第1の周波数比較器、
12……第2の周波数比較器、13,14,1
7,18……RSフリツプフロツプ、15,19
……一致検出回路(リセツト手段を構成)、16,
20……一致検出回路(判別手段を構成)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 磁気テープに記録されたコントロール信号を
    検出して再生コントロール信号を出力するコント
    ロール信号検出手段と、磁気テープを送行させる
    ためのキヤプスタンモータに連結された周波数発
    電機からの出力信号を、前記再生コントロール信
    号の周波数近傍にまで分周する分周器と、前記再
    生コントロール信号と前記分周器の出力信号の周
    波数の比較を行なつて、前記分周器の出力信号の
    周波数が前記再生コントロール信号の周波数より
    も高いときには第1の出力端子に出力信号を送出
    し、低いときには第2の出力端子に出力信号を送
    出する周波数比較器と、前記第1の出力端子に送
    出される信号によつてセツトされる第1の双安定
    回路と、前記第2の出力端子に送出される信号に
    よつてセツトされる第2の双安定回路と、前記第
    1の双安定回路と前記第2の双安定回路がともに
    セツトされたときに両方の双安定回路をリセツト
    するリセツト手段と、前記第1の双安定回路の出
    力と前記第2の双安定回路の出力から磁気テープ
    の記録速度の判別を行なう判別手段を具備してな
    る磁気テープの記録速度判別装置。 2 周波数比較器の第1の出力端子に出力信号が
    送出されたときに第1の双安定回路の出力を読み
    込む第1のDフリツプフロツプ回路と、前記周波
    数比較器の第2の出力端子に出力信号が送出され
    たときに第2の双安定回路の出力を読み込む第2
    のDフリツプフロツプ回路によつて判別手段を構
    成したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の磁気テープの記録速度判別装置。
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