JPS6360452B2 - - Google Patents
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- JPS6360452B2 JPS6360452B2 JP55027235A JP2723580A JPS6360452B2 JP S6360452 B2 JPS6360452 B2 JP S6360452B2 JP 55027235 A JP55027235 A JP 55027235A JP 2723580 A JP2723580 A JP 2723580A JP S6360452 B2 JPS6360452 B2 JP S6360452B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/18—Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
- G11B15/46—Controlling, regulating, or indicating speed
- G11B15/52—Controlling, regulating, or indicating speed by using signals recorded on, or derived from, record carrier
Description
本発明は少なくとも2種の異なるテープ走行速
度で記録・再生を行う記録再生装置に関し、再生
時のテープ走行速度を自動的に記録時のテープ走
行速度と一致させるための再生速度設定方式を提
供するものである。 例えば、磁気録画再生装置(以下VTRと称す)
においてはテープ走行速度がV1,V2,V3の3種
類で記録・再生を行うことが考えられる。すなわ
ち、第1図に示すように磁気テープ1に斜めに映
像信号を記録・再生するヘリカルスキヤン型
VTRでは、すくなくとも2個の回転ヘツドA,
Bで交互に1フイールドの映像信号が記録され
る。そこで回転磁気ヘツドA,Bのギヤツプの傾
き、いわゆるアジマス角を互いに違えるとともに
トラツク幅をP1とし、記録時、磁気テープ1の
走行速度をV1として、このときの記録トラツク
2の幅をP1で形成するとともに、記録トラツク
間に幅P1のガードバンドを形成する。また走行
速度をV2(=2V1)とすると、第1図の中央に示
すようにトラツク2を幅P1で形成するとともに、
トラツク2が互いに接するように記録できる。さ
らにテープ走行速度をV3(=3V1とすると、第1
図の右端に示すように磁気ヘツドA,Bが1フイ
ールド前の記録トラツクに1/3だけオーバラツプ
して記録することによりトラツク幅が2/3P1で、
かつ互いに接するように記録される。このような
記録方式では、第1図の中央および右端部のトラ
ツクパターンではガードバンドがないが、再生
時、トラツク間クロストークは磁気ヘツドA,B
のアジマス損失により無視できる。したがつて標
準記録用テープを用いれば、例えば2時間用のテ
ープで2時間の記録再生、4時間の記録再生、6
時間の記録再生が可能となる。 このような3種類のテープ走行速度V1,V2,
V3で記録および再生が行えるVTRでは、再生時
には記録時のテープ走行速度と等しいテープ走行
速度で再生しなければならない。このように3種
類のテープ走行速度で記録再生を行う場合、自動
的に上記3モードを検出し切換動作を行うことが
望まれる。これは手動による切換えは不便であ
り、テープ走行速度のモードが増加すれば面倒で
あるからである。 上記の自動切換動作を実現するために、再生時
に、再生コントロール信号の周期により自動的に
記録時のテープ走行速度を検出し、記録時のテー
プ走行速度に切換える方式が考えられている。 例えば、テープ走行速度V1,V2,V3を記録時
間モード2時間(2H)、4時間(4H)、6時間
(6H)に対応させた場合について述べる。記録
時、テープ走行速度V1,V2,V3に関係なく一定
周波数30Hzのコントロール信号が磁気テープ1の
端部に記録されている。この時、各再生モード
(2H,4H,6H)における再生コントロール信号
の周波数は第1表に示すように記録時の記録モー
ド(2H,4H,6H)との組合せにおいて、10Hz,
15Hz,20Hz,30Hz,45Hz,60Hz,90Hzの7種類の
周波数が得られる。
度で記録・再生を行う記録再生装置に関し、再生
時のテープ走行速度を自動的に記録時のテープ走
行速度と一致させるための再生速度設定方式を提
供するものである。 例えば、磁気録画再生装置(以下VTRと称す)
においてはテープ走行速度がV1,V2,V3の3種
類で記録・再生を行うことが考えられる。すなわ
ち、第1図に示すように磁気テープ1に斜めに映
像信号を記録・再生するヘリカルスキヤン型
VTRでは、すくなくとも2個の回転ヘツドA,
Bで交互に1フイールドの映像信号が記録され
る。そこで回転磁気ヘツドA,Bのギヤツプの傾
き、いわゆるアジマス角を互いに違えるとともに
トラツク幅をP1とし、記録時、磁気テープ1の
走行速度をV1として、このときの記録トラツク
2の幅をP1で形成するとともに、記録トラツク
間に幅P1のガードバンドを形成する。また走行
速度をV2(=2V1)とすると、第1図の中央に示
すようにトラツク2を幅P1で形成するとともに、
トラツク2が互いに接するように記録できる。さ
らにテープ走行速度をV3(=3V1とすると、第1
図の右端に示すように磁気ヘツドA,Bが1フイ
ールド前の記録トラツクに1/3だけオーバラツプ
して記録することによりトラツク幅が2/3P1で、
かつ互いに接するように記録される。このような
記録方式では、第1図の中央および右端部のトラ
ツクパターンではガードバンドがないが、再生
時、トラツク間クロストークは磁気ヘツドA,B
のアジマス損失により無視できる。したがつて標
準記録用テープを用いれば、例えば2時間用のテ
ープで2時間の記録再生、4時間の記録再生、6
時間の記録再生が可能となる。 このような3種類のテープ走行速度V1,V2,
V3で記録および再生が行えるVTRでは、再生時
には記録時のテープ走行速度と等しいテープ走行
速度で再生しなければならない。このように3種
類のテープ走行速度で記録再生を行う場合、自動
的に上記3モードを検出し切換動作を行うことが
望まれる。これは手動による切換えは不便であ
り、テープ走行速度のモードが増加すれば面倒で
あるからである。 上記の自動切換動作を実現するために、再生時
に、再生コントロール信号の周期により自動的に
記録時のテープ走行速度を検出し、記録時のテー
プ走行速度に切換える方式が考えられている。 例えば、テープ走行速度V1,V2,V3を記録時
間モード2時間(2H)、4時間(4H)、6時間
(6H)に対応させた場合について述べる。記録
時、テープ走行速度V1,V2,V3に関係なく一定
周波数30Hzのコントロール信号が磁気テープ1の
端部に記録されている。この時、各再生モード
(2H,4H,6H)における再生コントロール信号
の周波数は第1表に示すように記録時の記録モー
ド(2H,4H,6H)との組合せにおいて、10Hz,
15Hz,20Hz,30Hz,45Hz,60Hz,90Hzの7種類の
周波数が得られる。
【表】
この再生コントロール信号の周波数の差異によ
り記録モードを検知する従来例を第2図および第
3図を用いて説明する。 再生コントロール信号(以下再生CTL信号と
称す)Aを増幅回路3で増幅し、増幅された信号
Bを充放電回路4内で微分し、この微分波形Cに
より積分波形Dを作る。そして、この積分波形D
と増幅回路3の出力信号Bをサンプルホールド回
路5でサンプリングを行い、再生CTL信号の周
期に応じた電圧Eに変換する。以上のような充放
電回路4とサンプルホールド回路5よりなる周波
数−電圧変換回路6の出力Eをおのおの異なるヒ
ステリシスループを有するシユミツト回路7,8
で再生CTL信号の周波数を電圧の変化として検
出し、シユミツト回路7,8の出力信号で2Hモ
ード、4Hモード、6Hモードの切換えを行うよう
にしたものである。 この従来例におけるシユミツト回路7,8の閾
値の設定は第2表に示すように
り記録モードを検知する従来例を第2図および第
3図を用いて説明する。 再生コントロール信号(以下再生CTL信号と
称す)Aを増幅回路3で増幅し、増幅された信号
Bを充放電回路4内で微分し、この微分波形Cに
より積分波形Dを作る。そして、この積分波形D
と増幅回路3の出力信号Bをサンプルホールド回
路5でサンプリングを行い、再生CTL信号の周
期に応じた電圧Eに変換する。以上のような充放
電回路4とサンプルホールド回路5よりなる周波
数−電圧変換回路6の出力Eをおのおの異なるヒ
ステリシスループを有するシユミツト回路7,8
で再生CTL信号の周波数を電圧の変化として検
出し、シユミツト回路7,8の出力信号で2Hモ
ード、4Hモード、6Hモードの切換えを行うよう
にしたものである。 この従来例におけるシユミツト回路7,8の閾
値の設定は第2表に示すように
【表】
H1,H2の2通りが用いられる。いま、シユミツ
ト回路7の出力をa、シユミツト回路8の出力を
bとすると、3種類のモードを示す情報は少なく
とも2ビツトで表現しなければならない。したが
つて、シユミツト回路7,8の出力a,bをL,
Lであれば2Hモード、H,Lであれば4Hモー
ド、H,Hであれば6Hモードとなるようにすれ
ば、第2表に示すような閾値にすることにより各
モードが検出できるわけである。 しかしながら、第2表のH1では45Hzの点でL,
Hが生じる可能性があり、このL,Hモードは
2H,6H以外のモードであるため禁止する必要が
ある。またH1,H2ともに4Hモードへは直接設定
できず、60Hz(4HRec/2HP.B)では1時6Hモ
ードに入り、その後4Hモードに入るようになり、
また20Hz(4HRec/6HP.B)では1時2Hモード
に入り、6Hモードを介して4Hモードとなる動作
をするため切換動作が遅れ、特にVTRにおいて
は再生画面の乱れる期間が長くなる欠点がある。
またこの場合、周波数−電圧変換回路6のCR時
定数のバラツキおよび温度変動、シユミツト回路
7,8の閾値レベルのバラツキ等により誤動作を
生じる恐れがある。 本発明は以上の点に鑑み、温度変化に対して安
定でバラツキがなく、かつ各テープ走行速度モー
ドともにスムーズな切換動作が行え再生画面の乱
れ時間を短縮できる方式を提供しようとするもの
である。 本発明の第1の実施例を第4図に示す。第4図
は本発明の基本構成に基づいて、2スピードの切
換動作を行つた場合について示す。テープ走行速
度が2種で記録・再生可能なVTRにおいて、自
動的に再生テープ走行速度を記録時のテープ走行
速度と等しくする場合について述べる。記録時、
テープ走行速度に関係なく一定の基準周波数を記
録する。第4図に示すように、VTRにおいては
記録時、垂直同期信号VSSを1/2分周回路9で分周
し30Hzにし、磁気テープ1の端部にコントロール
ヘツド10によりこの30Hzのコントロール信号を
記録する。再生時、前記ヘツド10により再生さ
れたコントロール信号は、磁気テープ1上に記録
された磁化軌跡上に回転ヘツドをオントラツクさ
せるためのトラツキングサーボを行うためにサー
ボ回路13に加えるとともに周波数Cのクロツク
パルスを計数する計数回路14に加え、再生コン
トロール信号周波数の周期に対応した計数値を得
る。ここで、テープ走行速度がノーマルと1/2倍
速で記録再生が行なわれた場合を2時間記録およ
び4時間記録と対応させた場合、この場合再生コ
ントロール信号の再生周波数は15Hz,30Hz,60Hz
の3種で再生されることになる。すなわち、記録
時と同一テープ走行速度で再生した場合は記録時
の周波数と等しい30Hzが再生されるが、2時間の
記録テープ走行速度で記録されたものを4時間の
再生テープ走行速度で再生すると15Hzの再生コン
トロール信号が得られ、逆の場合である4時間の
記録テープ走行速度で記録したものを2時間の再
生テープ走行速度で再生した場合、再生コントロ
ール信号は60Hzが得られる。一方、記憶回路15
に15Hzと30Hzの中間周波数約20Hzに対応する計数
値N1と、30Hzと60Hzの中間周波数約40Hzに対応
する計数値N2とを記憶させておき、該計数値
N1,N2と前記計数回路14の計数出力とを比較
判別回路16で比較する。前記比較判別回路16
では再生コントロール信号周波数に対応する計数
値N0>N1であれば出力信号を「H」レベルに
し、N0>N2であれば出力信号を「L」レベルに
する。前記比較判別回路16の出力信号はキヤプ
スタンモータ12を制御するサーボ回路13に加
えられ、前記サーボ回路13は前記比較判別回路
16の出力が「H」であれば2時間の再生テープ
走行速度となるように制御され、前記比較判別回
路16の出力が「L」であれば4時間の再生テー
プ走行速度となるよう制御される。以上の動作に
より再生コントロール信号の周波数に対応した計
数値により、あらかじめ記憶された計数値N1,
N2と比較判別することにより記録時のテープ走
行速度を検出することができ、それに応じてサー
ボ回路13を切換ることにより自動的に再生テー
プ走行速度を記録時のテープ走行速度と等しくす
ることができる。 第5図において本発明の第2の実施例を説明す
る。第5図では、テープ走行速度が3種類で記録
再生が可能な記録再生装置の場合に応用した例
で、さらに保持手段を含む再生速度設定方式に関
する。 異なる3種類のテープ走行速度で選択的に記録
可能な記録再生装置において、記録時にテープ走
行速度に関係なく一定周波数30Hzのコントロール
信号を記録し、再生時に再生された再生コントロ
ール信号の周期をCのクロツクパルスで計数する
計数回路17と、設定計数値N3,N4,N5,N6,
N7,NSを記憶した記憶回路18と、前記計数回
路17の計数出力と前記記憶回路18の設定計数
値N3,N4,N5,N6,N7,NSとをおのおの比較
判別する比較判別回路19およびR−Sフリツプ
フロツプ20,21を含む保持回路22から構成
される再生速度設定方式であつて、前記保持回路
22のR−Sフリツプフロツプ20,21の出力
により再生テープ走行速度を記録時のテープ走行
速度と等しくなるように設定するものである。 以下その動作について詳細に述べる。テープ走
行速度が3種類で記録コントロール信号周波数が
30Hzであるとき、第1表に示す再生コントロール
信号周波数が得られる。この再生コントロール信
号周波数テーブルに対応し、記憶回路18の設定
計数値を決定する。本実施例では、15Hzと20Hzの
中間周波数にほぼ近い17Hzに対応した計数値N3
と、20Hzと30Hzの中間周波数にほぼ近い約24Hzに
対応した計数値N4と、基準周波数30Hzに対応し
た計数値NSと、以下同様にして設定した約36Hz
に対応した計数値N5と、約51Hzに対応した計数
値N6と、約72Hzに対応した計数値N7を記憶回路
18に設定計数値として記憶させている。 再生された再生コントロール信号の周期を計数
回路17で計数し、得られる計数値N0と前記記
憶回路18に記憶された約24Hzに対応する計数値
N4とを比較判別する第1の比較回路23により
N0>N4であれば約17Hzに対応した設定計数値N3
と比較する第2の比較回路24でさらに比較され
る。一方、前記計数回路17の計数出力N0は基
準周波数30Hzに対応した計数値NSと第3の比較
回路25で比較判別され、さらに前記計数回路1
7の計数出力N0は約36Hzに対応した計数値N5と
第4の比較回路26で比較される。この第4の比
較回路26の出力がN0>N5であれば、計数出力
N0はさらに約51Hzに対応した計数値N6と比較す
る第5の比較回路27に加えられるとともに約72
Hzに対応する設定計数値N7と比較する第6の比
較回路28に加えられる。前記第1〜第6の比較
回路23〜28より再生コントロール信号に対応
した計数値N0がN0>NSでかつN0>N4であつて
N0>N3であれば2Hモード信号を第2の比較回路
24の「L」端子より出力する。一方、計数値
N0がN0>N4でN0<N3であれば第2の比較回路
24の「H」端子より4Hモード信号を出力する。
そして再生コントロール信号に対応した計数値
N0<NSでN0<N5であつてN0<N7であれば第6
の比較回路28の「H」端子より6Hモード信号
が得られる。一方、計数値N0がN0<N5でN0>
N6であれば第5の比較回路27の「L」端子か
ら同様に6Hモード信号が得られる。また計数値
N0がN0<N5でN0<N0で、かつN0>N7であれば
第5の比較回路27の「H」端子で第6の比較回
路28の「L」端子とをアンドゲート29でゲー
トし4Hモード信号を得る。6Hモード信号は第5
の比較回路27の「L」端子および第6の比較回
路28の「H」端子からおのおの得られるのでオ
アゲート30を介して出力する。また4Hモード
信号においても第2の比較回路24の「H」端子
とアンドゲート29の出力端より各々得られるの
でオアゲート31を介して出力する。 以上のように記憶回路18の記憶内容と、再生
コントロール信号に対応した計数値とを比較判別
回路19を構成する第1〜第6の比較回路23〜
28により順次比較することにより、直接再生モ
ードが検出できる。 前記比較判別回路19より得られた検出信号
は、次の保持回路22において各再生モードを設
定保持し2H,4H,6Hモードに対応する信号を
出力させる。保持回路22は入力部におのおの
2H,4H,6Hモード検出信号に対応してアンド
ゲート32,33,34が設けられており、おの
おのこのアンドゲートを通過することにより第1
および第2のR−Sフリツプフロツプ20,21
をトリガし、おのおのa,b端子より各モード出
力を得る。ここでa,bに対応しL,Lを2Hモ
ード、H,Lを4Hモード、H,Hを6Hモードと
設定した場合、アンドゲート32の出力、すなわ
ち2Hモード信号は第1のR−Sフリツプフロツ
プ20のR端子およびオアゲート35を介し第2
のR−Sフリツプフロツプ21のR端子におのお
の加えられる。アンドゲート33の出力、すなわ
ち4Hモード信号はオアゲート36を介し、第1
のR−Sフリツプフロツプ20のS端子およびオ
アゲート35を介し第2のR−Sフリツプフロツ
プ21のR端に加えられる。またアンドゲート3
4の出力、すなわち6Hモード信号はオアゲート
36を介し第1のR−Sフリツプフロツプ20の
S端子および第2のR−Sフリツプフロツプ21
のS端子に加えられる。以上の接続により、a,
b出力は2HモードはL,L、4HモードはH,
L、6HモードはH,Hとして得られる。また保
持回路22にはオアゲート37と第3のR−Sフ
リツプフロツプ38があり、これは各モードが検
出された後にアンドゲート32,33,34の入
力を禁止するために設けられたもので、アンドゲ
ート32,33,34の各出力がオアゲート37
を介し第3のR−Sフリツプフロツプ38のR端
子に加えられ、前記第3のR−Sフリツプフロツ
プ38の出力は前記アンドゲート32,33,3
4の他の一方の入力におのおの加えられており、
アンドゲート32,33,34により検出信号が
得られた直後に第3のRSフリツプフロツプ38
の出力によりアンドゲート32,33,34の入
力はすべて禁止される。この禁止動作が解除され
るのは、前記比較判別回路19を構成する第3の
比較回路25で得られる基準周波数30Hzとの一致
信号で前記第3のR−Sフリツプフロツプ38が
セツトされ、第3のR−Sフリツプフロツプ38
の出力が「H」となることよりアンドゲート3
2,33,34の禁止動作は解除される。 以上の回路動作により3種類の異なるテープ走
行速度で記録された磁気テープの再生走行速度
を、再生時得られるコントロール信号の周期を計
数回路で計数し、記憶回路の記憶内容とを順次比
較して2H,4H,6Hモードを直接検出し、この
出力を各モードを指定したのちホールドし、基準
信号と一致するまで保持回路にて保持することに
より直接モード指定することができ、別のモード
を通ることがないため切換時間が短かく、スムー
ズな切換動作が可能となる。 第6図において本発明の第3の実施例を示す。
第3の実施例においては比較演算手段である比較
判別回路の出力部におのおの計数回路とリセツト
手段を設けることにより、再生コントロール信号
が欠除した場合でも誤動作のない安定な検出を行
うようにしたものである。 第6図においては3種類の異なるテープ走行速
度で記録・再生可能な記録再生装置を例にとつて
説明する。再生コントロール信号(CTL)の周
期をクロツクパルス(CLOCK)で計数する計数
回路17を設け、この計数回路17より得られる
計数値と記憶回路18で記憶された複数の設定計
数値とを順次比較判別回路19で比較判別し、得
られた3種の検出信号を、おのおの検出出力に対
応した数の計数回路39,40,41とリセツト
手段であるオアゲート42,43,44とからな
る検出信号制限回路45に加え、この検出信号制
限回路45の出力を保持回路22でa,bに対応
する2ビツトの2進数出力に変換し検出信号を出
力する。前記保持回路22は各検出モード信号が
入力されるとa,b出力にその検出モードを出力
保持する。一方、前記比較判別回路19の基準信
号一致検出信号により前記保持回路22の保持手
段は解除され、次のモードの読込みが可能とな
る。 前記検出制限回路45は、3種類のテープ走行
速度を2H,4H,6Hに対応させた場合、おのお
の検出信号を対応する計数回路39,40,41
に加える。前記計数回路39,40,41はおの
おの計数1および3で出力を得、計数1で1C端
子より、計数3で3C端子より出力が得られる。
また、前記計数回路39,40,41はおのおの
リセツト端子Rを有し、そのリセツト動作は各計
数回路39,40,41のリセツト端子Rに2入
力のオアゲート42,43,44が接続され、お
のおののオアゲート42,43,44の入力には
他の2つの計数回路の1C端子の出力が接続され、
他の検出モード毎に計数回路39,40,41は
リセツトされ連続して同一検出モードの検出信号
が3回入力されると計数回路の3C端子に出力が
得られ、モード検出信号として次の保持回路22
に加えられる。 以上の構成により再生コントロール信号の周期
が同一周期で複数回以上検出されないとモード検
出信号は検出信号制限回路45でクリヤーされる
ことになり、したがつて確実に再生テープ走行速
度モードを検出することができる。これにより記
録媒体のキズ等により再生コントロール信号が欠
除した場合、また記録時のつなぎ目等により再生
コントロール信号が不連続になつた場合等による
誤検出を防止することができる。 以上述べたように本発明はデイジタル的に再生
モードを検出するため閾値等による温度特性、バ
ラツキ変動を受けることがなく、したがつて安定
な検出およびモード切換えが可能となる。また、
再生コントロール信号の周期をクロツクパルスに
より計数手段にて得られる計数値と、記憶手段か
らの基準周波数に対応した設定計数値を含む複数
の設定計数値とを比較する比較部を含む比較演算
手段は、これらの比較部の出力を論理演算処理し
て互に異なる複数のテープ走行速度に対応したモ
ード検出信号を出力するものであつて、直接再生
モードを検出する方式であるため、他のモードを
通ることなくスムーズで確実な検出を可能とす
る。そして、上記比較演算手段からのモード検出
信号を読み込み、その読み込んだモード検出信号
にもとづいて以降のモード検出信号の読み込み動
作を禁止し、かつ上記読み込んだモード検出信号
にもとづいて適応する再生テープ走行速度モード
を設定し保持する保持手段と、前記再生コントロ
ール信号の周期に対応する計数値と前記記憶手段
中に記憶された基準周波数に対応する設定計数値
とが一致した時に得られる前記比較演算手段の一
致信号で前記保持手段の信号読み込みの禁止動作
を解除する解除手段を備えるため、上記保持手段
の出力で再生時と記録時のテープ走行速度を等し
くするように切換える制御中において上記保持手
段は他に信号を読み込まず、切換え制御の終了後
にモード検出信号の読み込みを開始することにな
り、もつて切換え制御は確実に行なうことが可能
となり、VTR等における再生画面の乱れ時間を
短縮することができる。VTR等における再生画
面の乱れ時間を短縮することができる。さらに、
比較演算手段と保持手段の間に検出制限回路を設
けることにより再生コントロール信号が欠除した
場合においても誤検出のない安定な切換動作が可
能である。 なお、上記した本発明の実施例ではロジツク回
路を用いて説明したが、再生コントロール信号の
周期の測定、記憶手段および記憶内容と再生コン
トロール信号周期の比較等は汎用のマイクロコン
ピユータを用いても同様な結果が得られ、同様な
効果が得られることは明らかである。
ト回路7の出力をa、シユミツト回路8の出力を
bとすると、3種類のモードを示す情報は少なく
とも2ビツトで表現しなければならない。したが
つて、シユミツト回路7,8の出力a,bをL,
Lであれば2Hモード、H,Lであれば4Hモー
ド、H,Hであれば6Hモードとなるようにすれ
ば、第2表に示すような閾値にすることにより各
モードが検出できるわけである。 しかしながら、第2表のH1では45Hzの点でL,
Hが生じる可能性があり、このL,Hモードは
2H,6H以外のモードであるため禁止する必要が
ある。またH1,H2ともに4Hモードへは直接設定
できず、60Hz(4HRec/2HP.B)では1時6Hモ
ードに入り、その後4Hモードに入るようになり、
また20Hz(4HRec/6HP.B)では1時2Hモード
に入り、6Hモードを介して4Hモードとなる動作
をするため切換動作が遅れ、特にVTRにおいて
は再生画面の乱れる期間が長くなる欠点がある。
またこの場合、周波数−電圧変換回路6のCR時
定数のバラツキおよび温度変動、シユミツト回路
7,8の閾値レベルのバラツキ等により誤動作を
生じる恐れがある。 本発明は以上の点に鑑み、温度変化に対して安
定でバラツキがなく、かつ各テープ走行速度モー
ドともにスムーズな切換動作が行え再生画面の乱
れ時間を短縮できる方式を提供しようとするもの
である。 本発明の第1の実施例を第4図に示す。第4図
は本発明の基本構成に基づいて、2スピードの切
換動作を行つた場合について示す。テープ走行速
度が2種で記録・再生可能なVTRにおいて、自
動的に再生テープ走行速度を記録時のテープ走行
速度と等しくする場合について述べる。記録時、
テープ走行速度に関係なく一定の基準周波数を記
録する。第4図に示すように、VTRにおいては
記録時、垂直同期信号VSSを1/2分周回路9で分周
し30Hzにし、磁気テープ1の端部にコントロール
ヘツド10によりこの30Hzのコントロール信号を
記録する。再生時、前記ヘツド10により再生さ
れたコントロール信号は、磁気テープ1上に記録
された磁化軌跡上に回転ヘツドをオントラツクさ
せるためのトラツキングサーボを行うためにサー
ボ回路13に加えるとともに周波数Cのクロツク
パルスを計数する計数回路14に加え、再生コン
トロール信号周波数の周期に対応した計数値を得
る。ここで、テープ走行速度がノーマルと1/2倍
速で記録再生が行なわれた場合を2時間記録およ
び4時間記録と対応させた場合、この場合再生コ
ントロール信号の再生周波数は15Hz,30Hz,60Hz
の3種で再生されることになる。すなわち、記録
時と同一テープ走行速度で再生した場合は記録時
の周波数と等しい30Hzが再生されるが、2時間の
記録テープ走行速度で記録されたものを4時間の
再生テープ走行速度で再生すると15Hzの再生コン
トロール信号が得られ、逆の場合である4時間の
記録テープ走行速度で記録したものを2時間の再
生テープ走行速度で再生した場合、再生コントロ
ール信号は60Hzが得られる。一方、記憶回路15
に15Hzと30Hzの中間周波数約20Hzに対応する計数
値N1と、30Hzと60Hzの中間周波数約40Hzに対応
する計数値N2とを記憶させておき、該計数値
N1,N2と前記計数回路14の計数出力とを比較
判別回路16で比較する。前記比較判別回路16
では再生コントロール信号周波数に対応する計数
値N0>N1であれば出力信号を「H」レベルに
し、N0>N2であれば出力信号を「L」レベルに
する。前記比較判別回路16の出力信号はキヤプ
スタンモータ12を制御するサーボ回路13に加
えられ、前記サーボ回路13は前記比較判別回路
16の出力が「H」であれば2時間の再生テープ
走行速度となるように制御され、前記比較判別回
路16の出力が「L」であれば4時間の再生テー
プ走行速度となるよう制御される。以上の動作に
より再生コントロール信号の周波数に対応した計
数値により、あらかじめ記憶された計数値N1,
N2と比較判別することにより記録時のテープ走
行速度を検出することができ、それに応じてサー
ボ回路13を切換ることにより自動的に再生テー
プ走行速度を記録時のテープ走行速度と等しくす
ることができる。 第5図において本発明の第2の実施例を説明す
る。第5図では、テープ走行速度が3種類で記録
再生が可能な記録再生装置の場合に応用した例
で、さらに保持手段を含む再生速度設定方式に関
する。 異なる3種類のテープ走行速度で選択的に記録
可能な記録再生装置において、記録時にテープ走
行速度に関係なく一定周波数30Hzのコントロール
信号を記録し、再生時に再生された再生コントロ
ール信号の周期をCのクロツクパルスで計数する
計数回路17と、設定計数値N3,N4,N5,N6,
N7,NSを記憶した記憶回路18と、前記計数回
路17の計数出力と前記記憶回路18の設定計数
値N3,N4,N5,N6,N7,NSとをおのおの比較
判別する比較判別回路19およびR−Sフリツプ
フロツプ20,21を含む保持回路22から構成
される再生速度設定方式であつて、前記保持回路
22のR−Sフリツプフロツプ20,21の出力
により再生テープ走行速度を記録時のテープ走行
速度と等しくなるように設定するものである。 以下その動作について詳細に述べる。テープ走
行速度が3種類で記録コントロール信号周波数が
30Hzであるとき、第1表に示す再生コントロール
信号周波数が得られる。この再生コントロール信
号周波数テーブルに対応し、記憶回路18の設定
計数値を決定する。本実施例では、15Hzと20Hzの
中間周波数にほぼ近い17Hzに対応した計数値N3
と、20Hzと30Hzの中間周波数にほぼ近い約24Hzに
対応した計数値N4と、基準周波数30Hzに対応し
た計数値NSと、以下同様にして設定した約36Hz
に対応した計数値N5と、約51Hzに対応した計数
値N6と、約72Hzに対応した計数値N7を記憶回路
18に設定計数値として記憶させている。 再生された再生コントロール信号の周期を計数
回路17で計数し、得られる計数値N0と前記記
憶回路18に記憶された約24Hzに対応する計数値
N4とを比較判別する第1の比較回路23により
N0>N4であれば約17Hzに対応した設定計数値N3
と比較する第2の比較回路24でさらに比較され
る。一方、前記計数回路17の計数出力N0は基
準周波数30Hzに対応した計数値NSと第3の比較
回路25で比較判別され、さらに前記計数回路1
7の計数出力N0は約36Hzに対応した計数値N5と
第4の比較回路26で比較される。この第4の比
較回路26の出力がN0>N5であれば、計数出力
N0はさらに約51Hzに対応した計数値N6と比較す
る第5の比較回路27に加えられるとともに約72
Hzに対応する設定計数値N7と比較する第6の比
較回路28に加えられる。前記第1〜第6の比較
回路23〜28より再生コントロール信号に対応
した計数値N0がN0>NSでかつN0>N4であつて
N0>N3であれば2Hモード信号を第2の比較回路
24の「L」端子より出力する。一方、計数値
N0がN0>N4でN0<N3であれば第2の比較回路
24の「H」端子より4Hモード信号を出力する。
そして再生コントロール信号に対応した計数値
N0<NSでN0<N5であつてN0<N7であれば第6
の比較回路28の「H」端子より6Hモード信号
が得られる。一方、計数値N0がN0<N5でN0>
N6であれば第5の比較回路27の「L」端子か
ら同様に6Hモード信号が得られる。また計数値
N0がN0<N5でN0<N0で、かつN0>N7であれば
第5の比較回路27の「H」端子で第6の比較回
路28の「L」端子とをアンドゲート29でゲー
トし4Hモード信号を得る。6Hモード信号は第5
の比較回路27の「L」端子および第6の比較回
路28の「H」端子からおのおの得られるのでオ
アゲート30を介して出力する。また4Hモード
信号においても第2の比較回路24の「H」端子
とアンドゲート29の出力端より各々得られるの
でオアゲート31を介して出力する。 以上のように記憶回路18の記憶内容と、再生
コントロール信号に対応した計数値とを比較判別
回路19を構成する第1〜第6の比較回路23〜
28により順次比較することにより、直接再生モ
ードが検出できる。 前記比較判別回路19より得られた検出信号
は、次の保持回路22において各再生モードを設
定保持し2H,4H,6Hモードに対応する信号を
出力させる。保持回路22は入力部におのおの
2H,4H,6Hモード検出信号に対応してアンド
ゲート32,33,34が設けられており、おの
おのこのアンドゲートを通過することにより第1
および第2のR−Sフリツプフロツプ20,21
をトリガし、おのおのa,b端子より各モード出
力を得る。ここでa,bに対応しL,Lを2Hモ
ード、H,Lを4Hモード、H,Hを6Hモードと
設定した場合、アンドゲート32の出力、すなわ
ち2Hモード信号は第1のR−Sフリツプフロツ
プ20のR端子およびオアゲート35を介し第2
のR−Sフリツプフロツプ21のR端子におのお
の加えられる。アンドゲート33の出力、すなわ
ち4Hモード信号はオアゲート36を介し、第1
のR−Sフリツプフロツプ20のS端子およびオ
アゲート35を介し第2のR−Sフリツプフロツ
プ21のR端に加えられる。またアンドゲート3
4の出力、すなわち6Hモード信号はオアゲート
36を介し第1のR−Sフリツプフロツプ20の
S端子および第2のR−Sフリツプフロツプ21
のS端子に加えられる。以上の接続により、a,
b出力は2HモードはL,L、4HモードはH,
L、6HモードはH,Hとして得られる。また保
持回路22にはオアゲート37と第3のR−Sフ
リツプフロツプ38があり、これは各モードが検
出された後にアンドゲート32,33,34の入
力を禁止するために設けられたもので、アンドゲ
ート32,33,34の各出力がオアゲート37
を介し第3のR−Sフリツプフロツプ38のR端
子に加えられ、前記第3のR−Sフリツプフロツ
プ38の出力は前記アンドゲート32,33,3
4の他の一方の入力におのおの加えられており、
アンドゲート32,33,34により検出信号が
得られた直後に第3のRSフリツプフロツプ38
の出力によりアンドゲート32,33,34の入
力はすべて禁止される。この禁止動作が解除され
るのは、前記比較判別回路19を構成する第3の
比較回路25で得られる基準周波数30Hzとの一致
信号で前記第3のR−Sフリツプフロツプ38が
セツトされ、第3のR−Sフリツプフロツプ38
の出力が「H」となることよりアンドゲート3
2,33,34の禁止動作は解除される。 以上の回路動作により3種類の異なるテープ走
行速度で記録された磁気テープの再生走行速度
を、再生時得られるコントロール信号の周期を計
数回路で計数し、記憶回路の記憶内容とを順次比
較して2H,4H,6Hモードを直接検出し、この
出力を各モードを指定したのちホールドし、基準
信号と一致するまで保持回路にて保持することに
より直接モード指定することができ、別のモード
を通ることがないため切換時間が短かく、スムー
ズな切換動作が可能となる。 第6図において本発明の第3の実施例を示す。
第3の実施例においては比較演算手段である比較
判別回路の出力部におのおの計数回路とリセツト
手段を設けることにより、再生コントロール信号
が欠除した場合でも誤動作のない安定な検出を行
うようにしたものである。 第6図においては3種類の異なるテープ走行速
度で記録・再生可能な記録再生装置を例にとつて
説明する。再生コントロール信号(CTL)の周
期をクロツクパルス(CLOCK)で計数する計数
回路17を設け、この計数回路17より得られる
計数値と記憶回路18で記憶された複数の設定計
数値とを順次比較判別回路19で比較判別し、得
られた3種の検出信号を、おのおの検出出力に対
応した数の計数回路39,40,41とリセツト
手段であるオアゲート42,43,44とからな
る検出信号制限回路45に加え、この検出信号制
限回路45の出力を保持回路22でa,bに対応
する2ビツトの2進数出力に変換し検出信号を出
力する。前記保持回路22は各検出モード信号が
入力されるとa,b出力にその検出モードを出力
保持する。一方、前記比較判別回路19の基準信
号一致検出信号により前記保持回路22の保持手
段は解除され、次のモードの読込みが可能とな
る。 前記検出制限回路45は、3種類のテープ走行
速度を2H,4H,6Hに対応させた場合、おのお
の検出信号を対応する計数回路39,40,41
に加える。前記計数回路39,40,41はおの
おの計数1および3で出力を得、計数1で1C端
子より、計数3で3C端子より出力が得られる。
また、前記計数回路39,40,41はおのおの
リセツト端子Rを有し、そのリセツト動作は各計
数回路39,40,41のリセツト端子Rに2入
力のオアゲート42,43,44が接続され、お
のおののオアゲート42,43,44の入力には
他の2つの計数回路の1C端子の出力が接続され、
他の検出モード毎に計数回路39,40,41は
リセツトされ連続して同一検出モードの検出信号
が3回入力されると計数回路の3C端子に出力が
得られ、モード検出信号として次の保持回路22
に加えられる。 以上の構成により再生コントロール信号の周期
が同一周期で複数回以上検出されないとモード検
出信号は検出信号制限回路45でクリヤーされる
ことになり、したがつて確実に再生テープ走行速
度モードを検出することができる。これにより記
録媒体のキズ等により再生コントロール信号が欠
除した場合、また記録時のつなぎ目等により再生
コントロール信号が不連続になつた場合等による
誤検出を防止することができる。 以上述べたように本発明はデイジタル的に再生
モードを検出するため閾値等による温度特性、バ
ラツキ変動を受けることがなく、したがつて安定
な検出およびモード切換えが可能となる。また、
再生コントロール信号の周期をクロツクパルスに
より計数手段にて得られる計数値と、記憶手段か
らの基準周波数に対応した設定計数値を含む複数
の設定計数値とを比較する比較部を含む比較演算
手段は、これらの比較部の出力を論理演算処理し
て互に異なる複数のテープ走行速度に対応したモ
ード検出信号を出力するものであつて、直接再生
モードを検出する方式であるため、他のモードを
通ることなくスムーズで確実な検出を可能とす
る。そして、上記比較演算手段からのモード検出
信号を読み込み、その読み込んだモード検出信号
にもとづいて以降のモード検出信号の読み込み動
作を禁止し、かつ上記読み込んだモード検出信号
にもとづいて適応する再生テープ走行速度モード
を設定し保持する保持手段と、前記再生コントロ
ール信号の周期に対応する計数値と前記記憶手段
中に記憶された基準周波数に対応する設定計数値
とが一致した時に得られる前記比較演算手段の一
致信号で前記保持手段の信号読み込みの禁止動作
を解除する解除手段を備えるため、上記保持手段
の出力で再生時と記録時のテープ走行速度を等し
くするように切換える制御中において上記保持手
段は他に信号を読み込まず、切換え制御の終了後
にモード検出信号の読み込みを開始することにな
り、もつて切換え制御は確実に行なうことが可能
となり、VTR等における再生画面の乱れ時間を
短縮することができる。VTR等における再生画
面の乱れ時間を短縮することができる。さらに、
比較演算手段と保持手段の間に検出制限回路を設
けることにより再生コントロール信号が欠除した
場合においても誤検出のない安定な切換動作が可
能である。 なお、上記した本発明の実施例ではロジツク回
路を用いて説明したが、再生コントロール信号の
周期の測定、記憶手段および記憶内容と再生コン
トロール信号周期の比較等は汎用のマイクロコン
ピユータを用いても同様な結果が得られ、同様な
効果が得られることは明らかである。
第1図は3種類のテープ走行速度で記録・再生
を行う場合のテープフオーマツトを示す図、第2
図は従来のテープ走行速度検出方式を実現する装
置のブロツク図、第3図は第2図における各部の
動作波形を示す図、第4図は本発明の第1の実施
例における記録再生装置の再生速度設定方式を実
現する装置のブロツク図、第5図は本発明の第2
の実施例を示すブロツク図、第6図は本発明の第
3の実施例を示すブロツク図である。 1……磁気テープ、9……1/2分周回路、10
……コントロールヘツド、11……キヤプスタ
ン、12……キヤプスタンモード、13……サー
ボ回路、14……計数回路、15……記憶回路、
16……比較判別回路。
を行う場合のテープフオーマツトを示す図、第2
図は従来のテープ走行速度検出方式を実現する装
置のブロツク図、第3図は第2図における各部の
動作波形を示す図、第4図は本発明の第1の実施
例における記録再生装置の再生速度設定方式を実
現する装置のブロツク図、第5図は本発明の第2
の実施例を示すブロツク図、第6図は本発明の第
3の実施例を示すブロツク図である。 1……磁気テープ、9……1/2分周回路、10
……コントロールヘツド、11……キヤプスタ
ン、12……キヤプスタンモード、13……サー
ボ回路、14……計数回路、15……記憶回路、
16……比較判別回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 少なくとも2種類の互いに異なるテープ走行
速度で選択的に記録再生可能で、記録時にテープ
走行速度に関係なく一定基準周波数のコントロー
ル信号を記録媒体に記録する記録再生装置におい
て、再生コントロール信号の周期をクロツクパル
スにより計数する計数手段と、前記基準周波数に
対応した設定計数値を含む複数の設定計数値を記
憶した記憶手段と、前記計数手段より得られる計
数値と前記記憶手段からの複数の設定計数値とを
比較する複数の比較部を含み、これらの比較部の
出力を論理演算処理して互に異なる複数のテープ
走行速度に対応したモード検出信号を出力する比
較演算手段と、前記比較演算手段からのモード検
出信号を読み込み、その読み込んだモード検出信
号にもとづいて以降のモード検出信号の読み込み
動作を禁止し、かつ上記読み込んだモード検出信
号にもとづいて適応する再生テープ走行速度モー
ドを設定し保持する保持手段と、前記再生コント
ロール信号の周期に対応する計数値と前記記憶手
段中に記憶された基準周波数に対応する設定計数
値とが一致した時に得られる前記比較演算手段の
一致信号で前記保持手段の信号読み込みの禁止動
作を解除する解除手段とからなり、前記保持手段
の出力により再生時のテープ走行速度と記録時の
テープ走行速度とを等しくすることを特徴とする
記録再生装置の再生速度設定装置。 2 前記比較演算手段は、前記記憶手段からの複
数の設定計数値と前記再生コントロール信号の周
期に対応する計数値とを比較する比較部を含み、
これらの比較部の出力を論理演算処理して互に異
なる複数のテープ走行速度に対応したモード検出
信号を出力する比較演算部と、この比較演算部か
らのモード検出信号を計数する複数のモード検出
信号計数手段とこのモード検出信号計数手段から
の出力の論理信号にて前記モード検出信号計数手
段を作動するリセツト手段からなる検出信号制限
部とを有し、前記比較演算部より得られる複数の
検出信号がおのおの同一のモード検出信号として
複数回以上検出されたときのみ前記検出信号制限
部より前記保持手段にモード検出信号を出力する
ように構成したことを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の記録再生装置の再生速度設定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2723580A JPS56124150A (en) | 1980-03-04 | 1980-03-04 | Setting system for reproducing speed of recording and reproducing device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2723580A JPS56124150A (en) | 1980-03-04 | 1980-03-04 | Setting system for reproducing speed of recording and reproducing device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56124150A JPS56124150A (en) | 1981-09-29 |
JPS6360452B2 true JPS6360452B2 (ja) | 1988-11-24 |
Family
ID=12215404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2723580A Granted JPS56124150A (en) | 1980-03-04 | 1980-03-04 | Setting system for reproducing speed of recording and reproducing device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56124150A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6350944A (ja) * | 1986-08-19 | 1988-03-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気記録再生装置のテ−プ走行速度設定装置 |
JP2558656B2 (ja) * | 1986-10-30 | 1996-11-27 | ロ−ム株式会社 | 磁気テ−プの記録速度自動判別装置 |
JPS6478456A (en) * | 1987-09-21 | 1989-03-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Tape traveling speed setting device for magnetic recording and reproducing device |
-
1980
- 1980-03-04 JP JP2723580A patent/JPS56124150A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56124150A (en) | 1981-09-29 |
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