JPH0463212B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0463212B2 JPH0463212B2 JP60229677A JP22967785A JPH0463212B2 JP H0463212 B2 JPH0463212 B2 JP H0463212B2 JP 60229677 A JP60229677 A JP 60229677A JP 22967785 A JP22967785 A JP 22967785A JP H0463212 B2 JPH0463212 B2 JP H0463212B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coefficient
- engine
- deviation
- speed
- control
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- Expired - Lifetime
Links
- 230000010354 integration Effects 0.000 claims description 18
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 13
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 9
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 8
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 3
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000004044 response Effects 0.000 description 2
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 2
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Operation Control Of Excavators (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
- Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明はデイーゼルエンジン駆動の建設機械
における可変容量ポンプの制御方法に関するもの
である。
における可変容量ポンプの制御方法に関するもの
である。
(従来技術)
従来、デイーゼルエンジン駆動の建設機械にお
いて、負荷によるエンジンの出力馬力の低下を防
止する方法として、例えば特開昭56−159580号公
報に示されるものが知られている。これはアクセ
ルレバーから目標回転数を、回転数センサーから
回転数をそれぞれ求め、この差(回転数偏差)を
使つてポンプ入力トルクを制御するようにしてい
る。また修正値発生回路で修正値を求め、これに
上記偏差を加えて修正回転数偏差とし、この偏差
からポンプ制御係数を求め、これと操作量との積
を傾転角目標値としてポンプの傾転角を制御する
ようにしている。
いて、負荷によるエンジンの出力馬力の低下を防
止する方法として、例えば特開昭56−159580号公
報に示されるものが知られている。これはアクセ
ルレバーから目標回転数を、回転数センサーから
回転数をそれぞれ求め、この差(回転数偏差)を
使つてポンプ入力トルクを制御するようにしてい
る。また修正値発生回路で修正値を求め、これに
上記偏差を加えて修正回転数偏差とし、この偏差
からポンプ制御係数を求め、これと操作量との積
を傾転角目標値としてポンプの傾転角を制御する
ようにしている。
上記制御を行うことにより、目標回転数が大き
いときには回転数偏差がある程度大きくなつたと
きにポンプ制御係数を減少させ、目標回転数が小
さいときには回転数偏差が小さいときにポンプ制
御係数を減少させて馬力制御を実現している。こ
の制御の特徴は、目標回転数をアクセルレバーの
各位置に応じて補正して修正回転数としているこ
とにある。
いときには回転数偏差がある程度大きくなつたと
きにポンプ制御係数を減少させ、目標回転数が小
さいときには回転数偏差が小さいときにポンプ制
御係数を減少させて馬力制御を実現している。こ
の制御の特徴は、目標回転数をアクセルレバーの
各位置に応じて補正して修正回転数としているこ
とにある。
上記方法では、目標回転数を補正することによ
り、高回転域では回転数偏差が大きくなつてから
傾転角目標値を減少し、低回転域では回転数偏差
が小さいうちから傾転角目標値を減少することに
より全馬力制御を行つている。このように回転数
偏差が小さいうちから傾転角を減少させているた
め、エンジンの中、低回転域での出力馬力を有効
に利用することができないという欠点がある。
り、高回転域では回転数偏差が大きくなつてから
傾転角目標値を減少し、低回転域では回転数偏差
が小さいうちから傾転角目標値を減少することに
より全馬力制御を行つている。このように回転数
偏差が小さいうちから傾転角を減少させているた
め、エンジンの中、低回転域での出力馬力を有効
に利用することができないという欠点がある。
(発明の目的)
この発明はこのような従来の欠点を解消するた
めになされたものであり、エンジンの出力馬力の
低下を防止することができるとともに、エンジン
の中、低回転域での出力馬力を有効に利用するこ
とができる可変容量ポンプの制御方法を提供する
ものである。
めになされたものであり、エンジンの出力馬力の
低下を防止することができるとともに、エンジン
の中、低回転域での出力馬力を有効に利用するこ
とができる可変容量ポンプの制御方法を提供する
ものである。
(発明の構成)
この発明は、エンジン駆動の可変容量ポンプと
このポンプから吐出される作動油によつて駆動さ
れるアクチユエータとからなる建設機械の制御装
置において、スロツトルレバーで設定されるエン
ジンの目標回転数よりエンジン回転数が低い場合
にのみ上記目標回転数とエンジン回転数との偏差
とこの偏差の一定時間の積算の加算値により可変
容量ポンプの吐出流量を制御し、エンジンの出力
馬力の低下を防止する制御方法において、エンジ
ンが最大トルクを有する目標回転数の位置で2分
される領域で上記偏差値に掛ける係数と、積算値
に掛ける係数とが、高回転域では低回転域に比較
して回転数偏差の係数が大きく、積算の係数が小
さくなるように、低回転域では回転数偏差の係数
が小さく、積算の係数が大きくなるように係数設
定を切換えるようにしたものである。上記係数切
換えが行われる目標回転数を2個設定し、係数の
切換えにヒステリシスを持たせるようにしてもよ
い。
このポンプから吐出される作動油によつて駆動さ
れるアクチユエータとからなる建設機械の制御装
置において、スロツトルレバーで設定されるエン
ジンの目標回転数よりエンジン回転数が低い場合
にのみ上記目標回転数とエンジン回転数との偏差
とこの偏差の一定時間の積算の加算値により可変
容量ポンプの吐出流量を制御し、エンジンの出力
馬力の低下を防止する制御方法において、エンジ
ンが最大トルクを有する目標回転数の位置で2分
される領域で上記偏差値に掛ける係数と、積算値
に掛ける係数とが、高回転域では低回転域に比較
して回転数偏差の係数が大きく、積算の係数が小
さくなるように、低回転域では回転数偏差の係数
が小さく、積算の係数が大きくなるように係数設
定を切換えるようにしたものである。上記係数切
換えが行われる目標回転数を2個設定し、係数の
切換えにヒステリシスを持たせるようにしてもよ
い。
上記構成においては、比例制御および積算制御
を行うとともに、高回転域と低回転域とで制御係
数を異ならせることにより、エンジンの出力の低
下を防止するとともに低回転域での出力馬力を有
効に利用することができるようにしている。
を行うとともに、高回転域と低回転域とで制御係
数を異ならせることにより、エンジンの出力の低
下を防止するとともに低回転域での出力馬力を有
効に利用することができるようにしている。
(実施例)
第1図において、スロツトルレバー1には検出
器2が設けられ、この検出器2による検出信号は
制御装置5に送られ、一方スロツトルレバー1に
より操作されるエンジン3にはエンジン回転数の
検出器4が設けられ、この検出信号も上記制御装
置5に送られる。エンジン3により駆動される可
変容量ポンプ7はコントロールバルブ8を通して
圧油を油圧シリンダ9に送る。上記制御装置5か
らの信号は流量制御機構6に送られて可変容量ポ
ンプ7の傾転角を制御する。
器2が設けられ、この検出器2による検出信号は
制御装置5に送られ、一方スロツトルレバー1に
より操作されるエンジン3にはエンジン回転数の
検出器4が設けられ、この検出信号も上記制御装
置5に送られる。エンジン3により駆動される可
変容量ポンプ7はコントロールバルブ8を通して
圧油を油圧シリンダ9に送る。上記制御装置5か
らの信号は流量制御機構6に送られて可変容量ポ
ンプ7の傾転角を制御する。
上記制御装置5は、第2図に示すように構成さ
れている。すなわちエンジン回転数の検出器4か
ら送られる回転パルスの時間間隔より開数発生器
51でエンジン回転数が求められ、またスロツト
ルレバー1の操作量を検出する検出器2からの操
作量信号が関数発生器52に送られて目標回転数
が求められる。これらの値の差が加算器50で加
算され、その偏差がマイナスの場合のみ微分器5
3で微分される。また上記偏差がマイナスの場合
のみ積算器54で積算される。この積算器54は
演算開始時よりC時間前から演算開始時までの間
の積算を行う。
れている。すなわちエンジン回転数の検出器4か
ら送られる回転パルスの時間間隔より開数発生器
51でエンジン回転数が求められ、またスロツト
ルレバー1の操作量を検出する検出器2からの操
作量信号が関数発生器52に送られて目標回転数
が求められる。これらの値の差が加算器50で加
算され、その偏差がマイナスの場合のみ微分器5
3で微分される。また上記偏差がマイナスの場合
のみ積算器54で積算される。この積算器54は
演算開始時よりC時間前から演算開始時までの間
の積算を行う。
また係数発生器52からの目標回転数は係数切
換信号発生器55に送られ、この係数切換信号発
生器55には切換目標回転数設定器55aから、
予め定めた切換目標回転数N1およびN2が入力さ
れる。第3図に示すように、低回転域の上限に
N1、高回転域の下限にN2をそれぞれ設定し、か
つ回転数N1とN2との間に最大トルクAが位置す
るようにN1およびN2を設定する。そして第4図
に示すように、低回転域では最大トルクを越えて
からN1で、高回転域では最大トルクを越えてか
らN2でそれぞれ回転数を切換えるようにヒステ
リシスを持たせている。回転数N1とN2との間は
例えば、50rpm程度に設定すればよい。
換信号発生器55に送られ、この係数切換信号発
生器55には切換目標回転数設定器55aから、
予め定めた切換目標回転数N1およびN2が入力さ
れる。第3図に示すように、低回転域の上限に
N1、高回転域の下限にN2をそれぞれ設定し、か
つ回転数N1とN2との間に最大トルクAが位置す
るようにN1およびN2を設定する。そして第4図
に示すように、低回転域では最大トルクを越えて
からN1で、高回転域では最大トルクを越えてか
らN2でそれぞれ回転数を切換えるようにヒステ
リシスを持たせている。回転数N1とN2との間は
例えば、50rpm程度に設定すればよい。
このように切換え位置を互いに異なる2箇所
(N1およびN2)に設定してヒステリシスを持た
せているので、目標回転数がどの値に設定されて
も、スムーズな切換えが行われる。
(N1およびN2)に設定してヒステリシスを持た
せているので、目標回転数がどの値に設定されて
も、スムーズな切換えが行われる。
上記積算器54による積算は、常に積算開始よ
り所定時間前から積算開始時までの間について行
うものであり、したがつてこの積算値は一定間隔
例えば5msecの間隔で常に更新される。
り所定時間前から積算開始時までの間について行
うものであり、したがつてこの積算値は一定間隔
例えば5msecの間隔で常に更新される。
係数器55,56,57では、各入力すなわち
微分器53からの微分値、加算器50からの偏差
および積算器54からの積算値に対し、それぞれ
上記各係数器で設定した係数を掛けるようにして
おり、各係数器56,57,58においてそれぞ
れ高回転域用と低回転域用の2種類の係数が設定
されている。この係数は、使用されるエンジンの
特性に応じて最も好ましい制御がなされるように
設定されるが、高回転域では低回転域に比較して
係数器57における偏差の係数が大きく、係数器
58における積算の係数が小さくなるように設定
され、また低回転域では偏差の係数が小さく、積
算の係数が大きくなるように設定される。
微分器53からの微分値、加算器50からの偏差
および積算器54からの積算値に対し、それぞれ
上記各係数器で設定した係数を掛けるようにして
おり、各係数器56,57,58においてそれぞ
れ高回転域用と低回転域用の2種類の係数が設定
されている。この係数は、使用されるエンジンの
特性に応じて最も好ましい制御がなされるように
設定されるが、高回転域では低回転域に比較して
係数器57における偏差の係数が大きく、係数器
58における積算の係数が小さくなるように設定
され、また低回転域では偏差の係数が小さく、積
算の係数が大きくなるように設定される。
またこの係数器56,57,58には上記係数
切換信号発生器55から、目標回転数がN1また
はN2の上下の領域で設定係数を切換えるための
信号が入力される。そして、所定の係数が乗算さ
れた各数値が加算器59aで加算され、それを電
流増幅器59に送り、それを入力電圧に比例した
出力電流にして上記流量制御機構6に送つて可変
容量ポンプ7を制御する。これによつて後述する
所定量の偏差が残されるようにしている。
切換信号発生器55から、目標回転数がN1また
はN2の上下の領域で設定係数を切換えるための
信号が入力される。そして、所定の係数が乗算さ
れた各数値が加算器59aで加算され、それを電
流増幅器59に送り、それを入力電圧に比例した
出力電流にして上記流量制御機構6に送つて可変
容量ポンプ7を制御する。これによつて後述する
所定量の偏差が残されるようにしている。
上記積算のC時間は、30〜150msecの範囲内に
設定されている。この範囲は実験的に求めたもの
で、この時間が30msec以下では積算範囲が小さ
すぎて積算の効果がなく、また150msec以上では
応答性が悪く、また定常状態に安定するのが遅く
なる。
設定されている。この範囲は実験的に求めたもの
で、この時間が30msec以下では積算範囲が小さ
すぎて積算の効果がなく、また150msec以上では
応答性が悪く、また定常状態に安定するのが遅く
なる。
なお、上記微分器53および係数器56は、こ
れによつて偏差の変化量を微分制御するものであ
るが、これは省略することも可能である。
れによつて偏差の変化量を微分制御するものであ
るが、これは省略することも可能である。
上記構成において、スロツトルレバー1の操作
によつて目標回転数を設定し、エンジン3の回転
数と目標回転数との間に偏差が生じると、その偏
差がマイナスの場合(エンジン回転数が目標回転
数より小さい場合)のみ微分器53、係数器56
による微分制御、係数器57による比例制御およ
び積算器54、係数器58による積算制御が行わ
れる。
によつて目標回転数を設定し、エンジン3の回転
数と目標回転数との間に偏差が生じると、その偏
差がマイナスの場合(エンジン回転数が目標回転
数より小さい場合)のみ微分器53、係数器56
による微分制御、係数器57による比例制御およ
び積算器54、係数器58による積算制御が行わ
れる。
また上記目標回転数は係数切換信号発生器55
に送られ、切換目標回転数設定器55aにより設
定された切換目標回転数N1およびN2と上記目標
回転数とが比較される。そして目標回転数が低回
転域から上昇してN1を越えた場合および高回転
域から下降してN2を下回つた場合は、それぞれ
係数切換信号発生器55からの信号で係数器5
6,57,58の係数を切換える。そして所定の
係数が掛けられた値は電流制御増幅器59に送ら
れ、流量制御機構6を介して可変容量ポンプ7が
制御される。
に送られ、切換目標回転数設定器55aにより設
定された切換目標回転数N1およびN2と上記目標
回転数とが比較される。そして目標回転数が低回
転域から上昇してN1を越えた場合および高回転
域から下降してN2を下回つた場合は、それぞれ
係数切換信号発生器55からの信号で係数器5
6,57,58の係数を切換える。そして所定の
係数が掛けられた値は電流制御増幅器59に送ら
れ、流量制御機構6を介して可変容量ポンプ7が
制御される。
この制御によつて高回転域では偏差の係数が大
きく、積算の係数が小さく設定されているため
に、エンジンの出力特性に応じた安定な馬力制御
が行われる。すなわち、高回転域ではエンジン回
転低下に対し、エンジン出力トルクは最大トルク
点まで増加傾向にあるため、負荷の増加に対して
エンジンそのものが調速機能を持つている。した
がつて、比例制御のゲインを大きくして即応性を
高めるようにしても安定して制御することができ
る。また低回転域では偏差の係数が小さく設定さ
れているために、制御のハンチングが防止される
とともに、積算の係数が大きく設定されているた
めに回転数偏差が小さくなる。低回転域では、エ
ンジン出力以上の負荷がかかると、エンジン回転
の低下に伴つてエンジン出力トルクが減少するた
めにエンストが生じることになる。このエンスト
を防止するためには、エンジン回転数制御の即応
性を高める必要があるが、これを比例制御だけで
行なおうとすると、エンスト防止を確実にするた
めには安定性が犠牲になり、ハンチングを生じる
ところまで比例ゲインを大きくする必要がある。
そこで積分制御を付加し、かつ積分制御を主にし
てエンジン回転数の維持を図るようにしている。
このようにこの発明ではエンジンの特性に応じた
出力馬力を有効に利用しながらエンストが防止さ
れ、安定な馬力制御が行われる。
きく、積算の係数が小さく設定されているため
に、エンジンの出力特性に応じた安定な馬力制御
が行われる。すなわち、高回転域ではエンジン回
転低下に対し、エンジン出力トルクは最大トルク
点まで増加傾向にあるため、負荷の増加に対して
エンジンそのものが調速機能を持つている。した
がつて、比例制御のゲインを大きくして即応性を
高めるようにしても安定して制御することができ
る。また低回転域では偏差の係数が小さく設定さ
れているために、制御のハンチングが防止される
とともに、積算の係数が大きく設定されているた
めに回転数偏差が小さくなる。低回転域では、エ
ンジン出力以上の負荷がかかると、エンジン回転
の低下に伴つてエンジン出力トルクが減少するた
めにエンストが生じることになる。このエンスト
を防止するためには、エンジン回転数制御の即応
性を高める必要があるが、これを比例制御だけで
行なおうとすると、エンスト防止を確実にするた
めには安定性が犠牲になり、ハンチングを生じる
ところまで比例ゲインを大きくする必要がある。
そこで積分制御を付加し、かつ積分制御を主にし
てエンジン回転数の維持を図るようにしている。
このようにこの発明ではエンジンの特性に応じた
出力馬力を有効に利用しながらエンストが防止さ
れ、安定な馬力制御が行われる。
(発明の効果)
以上説明したように、この発明は比例制御およ
び積算制御を行うとともに、高回転域と低回転域
とで制御係数を異ならせることにより、高回転域
および低回転域のいずれにおいても馬力制御を安
定して行うとともに、低回転域でのエンストを防
止して出力馬力を有効に利用することができるよ
うにしたものである。
び積算制御を行うとともに、高回転域と低回転域
とで制御係数を異ならせることにより、高回転域
および低回転域のいずれにおいても馬力制御を安
定して行うとともに、低回転域でのエンストを防
止して出力馬力を有効に利用することができるよ
うにしたものである。
第1図はこの発明を実施する装置の1例を示す
概念図、第2図はその制御装置のブロツク図、第
3図はエンジン回転数−出力トルク特性図、第4
図は係数切換えヒステリシスを示す説明図であ
る。 1……スロツトルレバー、2……目標回転数検
出器、3……エンジン、4……エンジン回転数検
出器、5……制御装置、7……可変容量ポンプ、
53……微分器、54……積算器、55……係数
切換信号発生器、56,57,58……係数器、
A……最大トルク、N1,N2……係数切換目標回
転数。
概念図、第2図はその制御装置のブロツク図、第
3図はエンジン回転数−出力トルク特性図、第4
図は係数切換えヒステリシスを示す説明図であ
る。 1……スロツトルレバー、2……目標回転数検
出器、3……エンジン、4……エンジン回転数検
出器、5……制御装置、7……可変容量ポンプ、
53……微分器、54……積算器、55……係数
切換信号発生器、56,57,58……係数器、
A……最大トルク、N1,N2……係数切換目標回
転数。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 エンジン駆動の可変容量ポンプとこのポンプ
から吐出される作動油によつて駆動されるアクチ
ユエータとからなる機械の制御装置において、ス
ロツトルレバーで設定されるエンジンの目標回転
数よりエンジン回転数が低い場合にのみ上記目標
回転数とエンジン回転数との偏差とこの偏差の一
定時間の積算の加算値により可変容量ポンプの吐
出流量を制御し、エンジンの出力馬力の低下を防
止する制御方法において、エンジンが最大トルク
を有する目標回転数の位置で2分される領域で上
記偏差値に掛ける係数と、積算値に掛ける係数と
が、高回転域では低回転域に比較して回転数偏差
の係数が大きく、積算の係数が小さくなるよう
に、低回転域では回転数偏差の係数が小さく、積
算の係数が大きくなるように係数設定を切換える
ことを特徴とする可変容量ポンプの制御方法。 2 上記係数切換えが行われる目標回転数を2個
設定し、係数の切換えにヒステリシスを持たせた
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の可
変容量ポンプの制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60229677A JPS6287632A (ja) | 1985-10-14 | 1985-10-14 | 可変容量ポンプの制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60229677A JPS6287632A (ja) | 1985-10-14 | 1985-10-14 | 可変容量ポンプの制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6287632A JPS6287632A (ja) | 1987-04-22 |
JPH0463212B2 true JPH0463212B2 (ja) | 1992-10-09 |
Family
ID=16895954
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60229677A Granted JPS6287632A (ja) | 1985-10-14 | 1985-10-14 | 可変容量ポンプの制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6287632A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2651079B2 (ja) * | 1991-07-24 | 1997-09-10 | 日立建機株式会社 | 油圧建設機械 |
JP5134238B2 (ja) * | 2006-12-15 | 2013-01-30 | 株式会社小松製作所 | 作業車両のエンジン負荷制御装置 |
JP5273661B2 (ja) * | 2009-01-15 | 2013-08-28 | キャタピラー エス エー アール エル | エンジンアクセル制御方法 |
JP5341228B2 (ja) * | 2012-05-21 | 2013-11-13 | 株式会社小松製作所 | 作業車両のエンジン負荷制御装置 |
-
1985
- 1985-10-14 JP JP60229677A patent/JPS6287632A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6287632A (ja) | 1987-04-22 |
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