JPH05106488A - 内燃機関のアイドリング回転数制御装置 - Google Patents

内燃機関のアイドリング回転数制御装置

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JPH05106488A
JPH05106488A JP4095776A JP9577692A JPH05106488A JP H05106488 A JPH05106488 A JP H05106488A JP 4095776 A JP4095776 A JP 4095776A JP 9577692 A JP9577692 A JP 9577692A JP H05106488 A JPH05106488 A JP H05106488A
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internal combustion
combustion engine
component
threshold value
idling
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JP4095776A
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Juergen Wietelmann
ヴイーテルマン ユルゲン
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Robert Bosch GmbH
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Robert Bosch GmbH
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Publication date
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D31/00Use of speed-sensing governors to control combustion engines, not otherwise provided for
    • F02D31/001Electric control of rotation speed
    • F02D31/002Electric control of rotation speed controlling air supply
    • F02D31/003Electric control of rotation speed controlling air supply for idle speed control
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/04Introducing corrections for particular operating conditions
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
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    • F02D41/14Introducing closed-loop corrections
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    • F02D2041/1413Controller structures or design
    • F02D2041/1422Variable gain or coefficients

Abstract

(57)【要約】 【目的】 内燃機関、特に自己着火式内燃機関のアイド
リング回転数を制御する装置において制御特性を改良す
る。 【構成】 使用されるアイドリング制御器は少なくとも
積分成分40と微分成分70を有する。制御器の伝達特
性は内燃機関の少なくとも1つの運転パラメータに従っ
て調節される。積分成分40は微分成分の出力量UDに
従って調節される。微分成分の伝達特性を決定する係数
KD、Tは少なくとも回転数Nとアクセルペダル位置F
Pに関係する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関のアイドリン
グ回転数制御装置、更に詳細には、少なくとも積分成分
と微分成分を有する制御器を用いて内燃機関、特に自己
着火式内燃機関のアイドリング回転数を制御するアイド
リング回転数制御装置であって、制御器の伝達特性が内
燃機関の少なくとも1つの運転パラメータに従って調節
可能な内燃機関のアイドリング回転数制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】このような内燃機関のアイドリング回転
数を制御する装置がDE−OS3329800(US−
A−4554899)から知られている。同公報には内
燃機関、特に自己着火式内燃機関のアイドリング回転数
を適応制御器を用いて制御するシステムが記載されてい
る。この制御器は比例成分、積分成分及び微分成分を有
する。この制御器の伝達特性は、回転数に従って調節さ
れる。この装置の制御特性は必ずしも最適ではない。す
なわち所定の運転状態においては、回転数が目標回転数
を下回る場合が発生する。これはアンダーカットといわ
れ、防止しなければならない。さらに異なる制御特性を
有する種々の運転状態が存在する。ある運転状態から異
なる制御特性を有する他の運転状態へ移行する場合に
は、不連続な状態が発生することがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた種類の内燃機関のアイドリング回転数を制御す
る装置において制御特性を改良することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題は、少なくとも
積分成分と微分成分を有する制御器を用いて内燃機関、
特に自己着火式内燃機関のアイドリング回転数を制御す
るアイドリング回転数制御装置であって、制御器の伝達
特性が内燃機関の少なくとも1つの運転パラメータに従
って調節可能である内燃機関のアイドリング回転数制御
装置において、積分成分が微分成分の出力量に従って調
節可能であり、かつ/あるいは微分成分の伝達特性を決
める少なくとも1つの係数が少なくとも回転数とアクセ
ルペダル位置に従って選択可能である構成により解決さ
れる。
【0005】
【作用】本発明方法によれば、アイドリング回転数をわ
ずかしか下回らず、制御工程は高い制御良度を有する。
本発明の他の好ましい実施例が従属請求項に記載されて
いる。
【0006】
【実施例】以下、図面に示す実施例を用いて本発明を詳
細に説明する。
【0007】図1には本発明装置の概略的なブロック図
が示されている。アイドリング制御器14は加算点13
と最小値選択回路11を介してアクチュエータ100に
出力信号を出力する。このアクチュエータは入力信号に
従って対応する燃料量を不図示の内燃機関の燃焼室へ供
給する。回転数センサ110によって内燃機関の実際の
回転数Nが検出される。
【0008】この回転数信号Nは制限マップ12、走行
特性マップ16、比較点17及び微分成分70へ供給さ
れる。比較点17の他の入力には目標値発生器7の出力
信号が供給される。この目標値発生器7はアイドリング
回転数の目標値SNを設定する。比較点17の出力信号
DNはアイドリング制御器4に入力される。
【0009】微分成分70は出力信号UDを発生し、こ
の出力信号は負の符号で加算点15へ供給される。加算
点15の第2の入力には走行特性マップ16の出力信号
が入力される。走行特性マップ16の入力には回転数信
号Nとアクセルペダル位置センサ(FP)5の出力信号
が入力される。
【0010】加算点15の出力信号は加算点13に達す
る。加算点13の出力信号UPIDは最小値選択回路1
1において制限マップ12の出力信号と比較される。2
つの信号のうち小さい方の信号がアクチュエータ100
の駆動に用いられる。
【0011】図1に示す装置は次のように動作する。目
標値発生器7の出力信号SNと実際の回転数Nとの差D
Nに従ってアイドリング制御器はアクチュエータ100
を駆動するための制限された操作信号を形成する。加算
点13においてこの操作信号から微分成分(その入力に
は実際の回転数が印加される)の出力信号が引算され
る。アクセルペダル5が操作されていない場合には、主
にこの信号によって噴射すべき燃料量が決定される。
【0012】アクセルペダルが操作されると、走行特性
マップ16から実際の回転数とアクセルペダル位置とに
従って出力信号が発生され、この出力信号がアイドリン
グ制御器の出力信号に加算される。最小値選択回路11
においてこの操作信号が少なくとも実際の回転数に従っ
て変化する最大許容値に制限される。
【0013】図2にはアイドリング制御器14と微分成
分70がどのように協働するかが詳細に示されている。
アイドリング制御器14の積分成分40は比較点17の
出力信号である制御偏差DNに基づいて出力信号UIを
発生する。この出力信号は制限される。
【0014】さらに比例成分50は制御偏差DNに基づ
いて出力信号UPを形成する。微分成分70は実際の回
転数Nに従って出力信号UDを形成する。これら3つの
信号が加算点で加算されて、量UPIDが形成される。
【0015】さらに微分成分70の出力信号と制限され
た積分成分40の出力信号が最大値選択回路80に入力
される。最大値選択回路の出力信号は接点C6を介して
積分成分40に入力される。
【0016】数値テーブル(パラメータセット)10、
20及び30に基づいて微分成分70の係数KDとTが
調節できることが破線で図示されている。そのために数
値テーブル10は接点C1を介して、数値テーブル20
は接点C2とC5を介して、そして数値テーブル30は
接点C3とC4を介して微分成分70と接続されてい
る。
【0017】数値テーブル10、20及び30において
係数KDとTが冷却水温度TW及び/あるいは燃料温度
TKに従って格納されている。数値テーブルは、冷却水
温度TW及び/あるいは燃料温度TKを検出するセンサ
31、32及び33と接続されている。その場合に冷却
水温度はエンジン温度に対応し、従ってエンジン温度セ
ンサを用いて検出することができる。
【0018】接点C6とC7はスイッチS3によって、
接点C3、C2及びC1はスイッチS1によって、接点
C4とC5はスイッチS2によって操作される。スイッ
チS1、S2及びS3は制御ユニット90によって駆動
される。その駆動は少なくともアクセルペダル位置(F
P)と実際の回転数(N)に基づいて行われる。
【0019】比例成分50の出力信号UPは、KPを比
例成分50の係数として、制御偏差DNから UP=KP*DN の式に従って算出される。
【0020】一方積分成分の出力信号UIは、KIを積
分成分の係数として、
【0021】
【数1】
【0022】の式に従って算出される。UI0は積分の
初期値である。従って積分の開始時には積分成分の出力
信号UIは初期値UI0に対応する。
【0023】通常は積分は初期値UI0=0で開始され
る。この値は下方の限界値UIminに相当する。しかし
スイッチS3が操作され、接点C6が閉成されると、初
期値UI0は最大値選択回路80の出力信号にセットさ
れる。最大値選択回路80は微分成分70の操作信号U
Dと積分成分40の操作信号UIの2つの値のうち大き
い方の値を選択する。従って積分成分40はスイッチS
3が操作された後は前回の値かあるいは微分成分70か
ら出力された操作信号UDによって開始される。積分成
分40から出力される信号は、下方の限界値UIminと
上方の限界値UImaxの間にある。なお、下方の限界値
UIminは好ましくはゼロである。
【0024】微分成分70の係数KD、Tは温度値に従
って6つの異なる数値テーブルに格納される。数値テー
ブルの独立変数としては、冷却水温度TW及び/あるい
は燃料温度が用いられる。独立変数値が2つのサンプリ
ング点間にある場合には、関数値は好ましくは線形に補
間される。それぞれ係数KDの数値テーブルと係数Tの
数値テーブルは一体になっており、運転モードを表す。
好ましくは3つの異なる運転モードを設けることがで
き、それぞれ閉ループ制御10、初期化20及び事前制
御(プレコントロール)30として示すことができる。
しかし、他の運転モードを定義することも可能である。
【0025】本発明の装置は次のように動作する。エン
ジン回転数Nが一定の目標アイドリング回転数NSより
小さいかそれに等しい場合には、接点C1からC7は図
2に示す位置にある。それによって数値テーブル10が
微分成分と接続される。従って「閉ループ制御」の運転
モードがアクティブになり、アイドリング制御器は通常
のPID制御器の構造となる。
【0026】出力信号UDの時間に関する減衰を示す時
間係数Tは全数値範囲にわたって一定である。微分成分
の利得を示す係数KDは、所定の温度において最大値を
有し、それより大きいあるいは小さい温度値では減少す
る。
【0027】運転者がアクセルペダルを操作し、走行特
性マップ16に基づく噴射量の増加によってエンジン回
転数が増加した場合には、この運転モードは中止され
る。この工程は通常は加速工程といわれる。従って実際
のアクセルペダル位置が所定のしきい値Sを越えてお
り、かつ回転数が第1の回転数しきい値N1より大きい
場合には、スイッチS1が操作される。この第1の回転
数しきい値N1は通常は目標アイドリング回転数NSよ
り大きい。
【0028】スイッチS1の操作によって、接点C2と
C3が閉じ、接点C1が開放される。この切り替え操作
によって、数値テーブル20が微分成分70と接続され
る。従って「初期化」の運転モードに達する。スイッチ
S1は、負荷の減少によってエンジン回転数がしきい値
N2を越えた場合にも操作される。従ってアクセルペダ
ルの操作は必ずしも必要ではない。
【0029】微分成分70のパラメータは、微分成分が
内燃機関の加速工程を邪魔しないように選択される。す
なわち、係数KDはゼロに選択される。従って操作量U
Dは値ゼロとなり、微分成分70は噴射すべき燃料量に
影響を与えなくなる。回転数の増加によって、アイドリ
ング制御器の制御偏差は必然的にマイナスになり、アイ
ドリング制御器の積分成分40は下方の限界(ここでは
ゼロ)に向かって積分される。従って積分成分40は操
作量UPIDに何等寄与しなくなる。
【0030】この運転モードにおいて、存在する比例成
分からも出力信号UPが供給されないことが確実にされ
る場合には、これは、この運転モードにおいては閉ルー
プ制御回路は遮断されており従って回転数の開ループ制
御のみが行われることを意味する。すなわち走行特性マ
ップ16のみが噴射すべき燃料量を決定する。
【0031】アクセルペダル操作が戻され、すなわちア
クセルペダルの実際の位置がしきい値Sより小さく、か
つエンジン回転数が第2の回転数しきい値N2より小さ
い場合には、スイッチS2の操作が行われる。この第2
の回転数しきい値N2は通常は第1の回転数しきい値N
1より大きい。
【0032】スイッチS2の操作によって接点C4が閉
じ、接点C5が開放する。従って数値テーブル30、従
って「事前制御」の運転モードがアクティブになる。こ
の運転モードにおいては、2つの係数KDとTは他の2
つの運転モードの場合よりもずっと大きい値を有する。
この運転モードにおいては微分成分が噴射すべき燃料量
を決定する。その場合に係数KDは温度が上昇するにつ
れて減少する。それに対して時間係数Tは温度が上昇す
るとやや上昇する。
【0033】この運転モードは、回転数が目標アイドリ
ング回転数NSに達するまで維持される。達した場合に
は、スイッチS3によって接点C6が閉成され、接点C
7が開放する。続いて、最大値選択回路80が微分成分
の出力信号UDと積分成分の実際の操作量UIから大き
い方の値を選択する。次にこの値は初期値UI0として
積分成分へ供給される。続いて、スイッチS1、S2及
びS3を操作することによって再び最初の状態に達す
る。
【0034】微分成分によって、ガス急減の場合にアイ
ドリング回転数に達するまえにエンジンが所望通り制動
(減速)される。ガス急減というのは、アクセルペダル
位置が所定のしきい値より小さく、回転数が著しく減少
する状態をいう。制動は、目標アイドリング回転数NS
と第2の回転数しきい値N2の間で行われる。アイドリ
ング回転数の開ループ制御からアイドリング回転数の閉
ループ制御への移行がスムーズに行われるようにするた
めに、形成された微分成分70の操作量UDが積分成分
40の操作量UIと比較され、これら2つの値のうち最
大のものが積分成分40の初期値UI0として受け継が
れる。次に「閉ループ制御」の運転モードが起動され
る。
【0035】従って本発明装置においては、アイドリン
グ制御器の微分成分70のパラメータは、ガス急減運転
時ディーゼルエンジンが本来のアイドリング回転数に達
したときには所望通り制動されており、また形成された
微分成分の操作量がアイドリング制御器の積分成分の初
期値として受け継がれるように設定される。このような
処置によって、実際の回転数がアイドリング回転数を下
回らずあるいはわずかしか下回らないようになりかつ閉
ループ制御装置が高い制御良度を有するようになる。
【0036】次に図3に示すフローチャート図を用いて
本発明装置を説明する。図3によれば、アイドリング回
転数を閉ループ制御するサブプログラムは、ステップ3
00において内燃機関が始動されていることが検出され
た後に開始される。ステップ305においてマークビッ
トがI=0にセットされる。このマークビットがゼロに
セットされている間は、運転モード「閉ループ制御」が
アクティブになる。すなわち微分成分70は数値テーブ
ル10に記憶された係数によってパラメータが設定され
る。図2で言うと、スイッチS1、S2及びS3が図2
に示す位置にあることを意味している。
【0037】判断ブロック310において、回転数が第
2のしきい値N2より大きいかどうかが識別される。回
転数Nが第2のしきい値N2より小さい場合には、判断
ステップ315においてアクセルペダル位置FPがしき
い値Sより大きいかどうかが検査される。判断ステップ
320では、回転数が回転数しきい値N1を越えたかど
うかが調べられる。判断ステップ322では回転数信号
の微分がゼロより大きいかどうかが識別される。
【0038】アクセルペダルしきい値S、第1の回転数
しきい値N1及び回転数信号の微分に関する条件が満た
された場合、あるいは回転数が第2のしきい値N2より
大きい場合には、ステップ325においてマークビット
Iが1にセットされる。マークビットが値1を維持して
いる場合には、運転モード「初期化」がアクティブにな
り、数値テーブル20によって微分成分70の伝達特性
が決定される。これは図2で言うと、スイッチS1が操
作されたことになる。それによって接点C3とC2が閉
成され、接点C1が開放する。
【0039】判断ステップ340において、アクセルペ
ダル位置がしきい値Sより小さいかどうかが判断され
る。同時に判断ステップ345でマークビットが値1を
とっていることが検出され、判断ステップ350で回転
数が第2の回転数しきい値N2より小さいことが検出さ
れた場合には、ステップ355において「事前制御」の
駆動モードが起動される。この駆動モードでは数値テー
ブル30が使用される。これは、図2で言うとスイッチ
S2が操作されたことになる。その結果、接点C4が閉
成され、接点C5が開放する。
【0040】ステップ355の処理が終了した場合に
は、図4に示すように判断ステップ360においてマー
クビットが値1を有するかどうかが検査される。判断ス
テップ365では、回転数Nが目標アイドリング回転数
NSより低くなったかどうかが判断される。これらの条
件が満たされた場合には、ステップ370において積分
成分の初期値UI0が算出される。そのために最大値選
択回路は微分成分のそのときの出力信号UDと積分成分
のそのときの出力信号UIから最大値を形成する。この
2つの信号のうち大きい方の信号が初期値UI0として
使用される。
【0041】ステップ375において積分成分が積分を
開始する初期値UI0がステップ370で算出された値
にセットされる。次にステップ380においてマークビ
ットが再びゼロにリセットされる。従って運転モード
「閉ループ」がアクティブになる。サブプログラムが判
断ステップ310から再び開始される。
【0042】図2で言うと、ステップ375においてス
イッチS3が操作され、それによって接点C6が閉成さ
れて、接点C7が開放することを意味する。従って積分
成分40はステップ370で算出された初期値をとる。
続いて、スイッチS1、S2及びS3が図2に示す位置
になるように操作される。従って運転モードは再び「閉
ループ制御」になる。
【0043】本発明装置は自己着火式内燃機関の例で説
明したが、他のタイプの内燃機関にも利用できることは
当然である。アクチュエータ100は内燃機関から得ら
れる出力を調節する。すなわち外部着火式内燃機関の場
合には絞り弁の位置はアクセルペダル位置に関係する。
その場合にはアクチュエータ100は絞り弁の位置を調
節する。噴射すべき燃料量の代わりに絞り弁位置が制御
される。
【0044】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば内燃機関、特に自己着火式内燃機関のアイドリ
ング回転数を制御する装置において制御特性が改良され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の制御装置の構成を概略図示するブロッ
ク図である。
【図2】本発明の制御装置の詳細な構成を示すブロック
図である。
【図3】本発明の制御の流れを示すフローチャート図で
ある。
【図4】本発明の制御の流れを示す図3に続く部分のフ
ローチャート図である。
【符号の説明】
7 目標値発生器 11 最小値選択回路 12 制限マップ 14 アイドリング制御器 16 走行特性マップ 40 積分成分 50 比例成分 70 微分成分 80 最大値選択回路 100 アクチュエータ 110 回転数センサ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも積分成分と微分成分を有する
    制御器を用いて内燃機関、特に自己着火式内燃機関のア
    イドリング回転数を制御するアイドリング回転数制御装
    置であって、制御器の伝達特性が内燃機関の少なくとも
    1つの運転パラメータに従って調節可能である内燃機関
    のアイドリング回転数制御装置において、 積分成分が微分成分の出力量(UD)に従って調節可能
    であり、 かつ/あるいは微分成分の伝達特性を決める少なくとも
    1つの係数(KD、T)が少なくとも回転数とアクセル
    ペダル位置に従って選択可能であることを特徴とする内
    燃機関のアイドリング回転数制御装置。
  2. 【請求項2】 係数(KD、T)がさらに冷却水温度及
    び/あるいは燃料温度に従って選択可能であることを特
    徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 積分成分の初期値(UI0)が積分成分
    (UI0)出力量と微分成分(UD)出力量のうちの最
    大値にセットされることを特徴とする請求項1あるいは
    2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 アクセルペダル位置がしきい値(S)よ
    り小さくかつ回転数が回転数しきい値(N2)より小さ
    いか、あるいはアクセルペダル位置がしきい値以上でか
    つ回転数が第1のしきい値(N1)以下である場合に、
    係数(KD、T)に対して第1のパラメータセット(1
    0)が使用されることを特徴とする請求項1から3のい
    ずれか1項に記載の装置。
  5. 【請求項5】 アクセルペダル位置がしきい値(S)よ
    り大きくかつ回転数が第1のしき値(N1)より大きい
    場合に、係数(KD、T)に対して第2のパラメータセ
    ット(20)が使用されることを特徴とする請求項1か
    ら4のいずれか1項に記載の装置。
  6. 【請求項6】 第2のパラメータセット(20)が微分
    成分に作用を与えないように選択されることを特徴とす
    る請求項5に記載の装置。
  7. 【請求項7】 第2のしきい値(N2)が第1のしきい
    値(N1)より大きい回転数として、アクセルペダル位
    置がしきい値(S)より小さくかつ回転数が第2のしき
    い値(N2)より小さい場合に、係数(KD、T)に対
    して第3のパラメータセット(30)が使用されること
    を特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の装
    置。
  8. 【請求項8】 第3のパラメータセットが微分成分に大
    きな作用を与えるように選択されることを特徴とする請
    求項1から7のいずれか1項に記載の装置。
  9. 【請求項9】 回転数がアイドリング回転数に達した場
    合に、積分成分の初期値(UI0)が最大値選択回路の
    出力信号にセットされることを特徴とする請求項1から
    8のいずれか1項に記載の装置。
  10. 【請求項10】 微分成分の出力信号が実際の回転数の
    みに関係することを特徴とする請求項1から9のいずれ
    か1項に記載の装置。
JP4095776A 1991-04-19 1992-04-16 内燃機関のアイドリング回転数制御装置 Pending JPH05106488A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4112848.6 1991-04-19
DE4112848A DE4112848C2 (de) 1991-04-19 1991-04-19 System zur Regelung der Leerlaufdrehzahl einer Brennkraftmaschine

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05106488A true JPH05106488A (ja) 1993-04-27

Family

ID=6429961

Family Applications (1)

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