JPH046034Y2 - - Google Patents

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JPH046034Y2
JPH046034Y2 JP5973684U JP5973684U JPH046034Y2 JP H046034 Y2 JPH046034 Y2 JP H046034Y2 JP 5973684 U JP5973684 U JP 5973684U JP 5973684 U JP5973684 U JP 5973684U JP H046034 Y2 JPH046034 Y2 JP H046034Y2
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JP
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paper
roll
fixing device
conveyor belt
transport
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JP5973684U
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JPS60172154U (ja
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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、複写機において感光体の画像をコピ
ー用紙に転写した後その用紙を定着器まで搬送す
る用紙搬送装置に関するものである。
従来技術 この種の従来の用紙搬送装置は、第1図に概略
的に示すように、感光体1上の画像を転写コロト
ロン2によりコピー用紙10に転写し除電コロト
ロン3により感光体1から剥離された用紙10を
感光体1と用紙10との間の静電タツク力と搬送
ベルト8の搬送力により定着器の定着ロール11
と押圧ロール12とのニツプ口へと搬送する。搬
送ベルト8は、アイドラローラ6とベルト駆動ロ
ール7との間に掛けられていて、ベルト駆動ロー
ル7により回転移動させられている。このような
用紙搬送装置4では、従来、吸引フアン5を設け
て用紙10を搬送ベルト8の面へ吸引して定着ロ
ール11と押圧ロール12のニツプ口へ用紙10
を案内し易くするか、または、搬送ベルト8上に
搬送ロール9を設けていた。
しかし、吸引フアン5を用いる場合には、官製
ハガキ等の厚紙のコピー用紙を搬送するときに
は、吸引フアン5で相当大きな吸引力で用紙を搬
送ベルト8に引きつけないと、定着ロール11と
押圧ロール12とのニツプ口に用紙が搬送されて
きた時、第2図に示すように、用紙10は用紙案
内装置13の位置関係により定着ロール11又は
押圧ロール12にぶつかりうまくニツプ口に案内
されず、ジヤムとなる。また、参照番号10′で
示すように用紙がカールした時には完全にジヤム
となる。一方、搬送ロール9を用いる場合には、
未定着の用紙10上に搬送ロール9があるため、
コピー上に搬送ロール9の跡がついてしまうこと
があつた。また、このような跡のつくのを防ぐた
め、予め所定位置に未転写領域を作り出しておい
てその上に搬送ロール9を位置させるようにする
ことも考えられるが、これでは、コピー領域に制
約がでてきてしまい好ましいものではない。
すなわち、従来の吸引フアンを用いるものでは
コピー欠陥の生ずるおそれはないが厚紙の走行性
や騒音上の問題があり、従来の搬送ロールを用い
るものでは厚紙の走行性に問題はないがコピー欠
陥を生ずる問題があつた。
考案の目的 本考案の目的は、前述したような従来技術の問
題点を解消し、厚紙用紙でも走行性良く搬送でき
コピー欠陥も生じないような安価な用紙搬送装置
を提供することである。
考案の構成 本考案によれば、感光体の画像をコピー用紙に
転写した後その用紙を定着器まで搬送する搬送ベ
ルトを有する用紙搬送装置において、少なくとも
1つの突起部材を周辺に有した補助ロールを少な
くとも1つ前記搬送ベルトの下面に配置し、前記
突起部材は、前記補助ロールを回転させるとき、
前記搬送ベルト面に沿つて前記定着器の方へ所定
距離に亘つて、前記搬送ベルト面上に突出して移
動させられるようになつており、前記突起部材が
前記搬送ベルト面上へ最初に突出する位置から前
記定着器の入口までの距離を、対応する搬送すべ
き用紙の長さより長く設定し、前記所定距離を、
定着器入口までの前記距離と前記用紙長さとの差
より大きくなるように設定し、前記突起部材の前
記搬送ベルト面に沿つての移動速度を、用紙速度
に等しいかそれより大きくなるように設定する。
実施例 次に、添付図面の第3図から第6図に基づいて
本考案の実施例について本考案をより詳細に説明
する。
第3図は、本考案の用紙搬送装置の一実施例を
概略的に示しており、この実施例の用紙搬送装置
では、搬送ベルト8の下面に、4つの突起部材1
5を周辺に有した補助ロール14を配置してい
る。その他の構成は、第1図の従来例のものと実
質的に同じでよいので、対応する構成部分につい
ては同じ参照番号にて示している。第4図は、搬
送ベルト8、用紙10、定着ロール11、用紙案
内部材13及び補助ロールの関係をより良く示す
ため、第3図の矢印P方向から見た概略平面図で
ある。また、第5図及び第6図は、搬送ベルト8
と補助ロール14との関係を良く示すため、第3
図のその部分のみを拡大して示す図である。第5
図によく示されるように、この実施例では、補助
ロール14は、搬送ベルト8の下方パスによつて
係合されそれとの間の摩擦力によつて軸16のま
わりに矢印方向に回転させられるようになつてお
り、この時、突起部材15が搬送ベルト8の上方
パスの面上に突出して所定距離l2(第6図参照)
だけ移動するようになつている。また、突起部材
15が搬送ベルト8の面上へ最初に突出する位置
から定着ロール11と押圧ロール12とのニツプ
口(定着器の入口)までの距離Lは、搬送すべき
用紙10の長さlより大きく設定され、更に、前
述の所定距離l2は、L−l<l2となるように設定
されている。更にまた、突起部材15の搬送ベル
ト面に沿つての移動速度V2は、用紙速度Vに等
しいかそれより大きくなるように、すなわちV2
≦Vとなるように設定する。これらの各値の設定
は、補助ロール14の位置や補助ロール14の回
転速度や突起部材14の高さ等を適当に選定する
ことによつてなされうる。通常、搬送ベルト8の
速度V1は、用紙速度Vにほぼ等しいかそれより
速めである。
次に、このような用紙搬送装置の動作について
説明する。
感光体1上の画像を転写コロトロン2によりコ
ピー用紙10に転写し、除電コロトロン3により
感光体1から剥離された用紙10は、感光体1と
用紙10との間の静電タツク力と、搬送ベルト8
の搬送力により、ベルト8上を搬送され、定着ロ
ール11と押圧ロール12との間のニツプ口に先
端がぶつかり、ニツプ口にスムーズに入るかもし
くは停止する。停止した場合には、用紙10は、
第4図及び第5図に示すように、突起部材15に
より前述の所定距離l2だけV2〜V3〜V2の速度で
後押しされ定着ロール11と押圧ロール12との
間にスムーズにニツプされることになる。
本考案のこの実施例の装置では、補助ロール1
4の駆動を、搬送ベルト8と補助ロール14との
摩擦力で行ない、しかも、第6図に良く示される
ように、軸16から搬送ベルト8の表面までの寸
法r1と軸16から突起部材15の先端までの寸法
r2とは、r2>r1となつているため、搬送ベルト表
面速度V1、用紙速度V、突起部材15のベルト
表面上速度V2は、V≦V1<V2の関係となつてお
り、従つて、用紙10が搬送ベルトに搬送され、
用紙先端が突起部材15に衝突した時点で、用紙
後端部がまだ転写中であつても、用紙の速度変動
を及ぼす力が働かないため感光体1と用紙10と
の速度不均一によるスミアーの発生もない。
尚、前述した実施例では、補助ロール14の駆
動を搬送ベルト8にて行なつているのであるが、
この補助ロール14の駆動は、別の駆動源にて行
なつてもよい。更にまた、補助ロールの数は、搬
送すべき厚紙等の用紙の長さ寸法に合わされてそ
の各位置にいくつ配置してもよい。
考案の効果 本考案の用紙搬送装置は、前述したような構成
であるので、コピー欠陥を生ずることなく厚紙の
用紙でも走行性よく搬送することができ、しか
も、補助ロールを適当位置に配置するだけでよい
ので構造簡単で安価なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
添付図面の第1図は従来の用紙搬送装置の例を
示す概略図、第2図は定着器の入口に用紙先端が
ぶつかつた状態を示す概略図、第3図は本考案の
用紙搬送装置の一実施例を示す概略図、第4図は
第3図の矢印P方向に見た概略平面図、第5図及
び第6図は第3図の用紙搬送装置における補助ロ
ールと搬送ベルトとの関係を詳細に示す概略図で
ある。 1……感光体、8……搬送ベルト、10……用
紙、11……定着ロール、12……押圧ロール、
13……用紙案内部材、14……補助ロール、1
5……突起部材、16……軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 感光体の画像をコピー用紙に転写した後その用
    紙を定着器まで搬送する搬送ベルトを有する用紙
    搬送装置において、少なくとも1つの突起部材を
    周辺に有した補助ロールを少なくとも1つ前記搬
    送ベルトの下面に配置し、前記突起部材は、前記
    補助ロールを回転させるとき、前記搬送ベルト面
    に沿つて前記定着器の方へ所定距離に亘つて、前
    記搬送ベルト面上に突出して移動させられるよう
    になつており、前記突起部材が前記搬送ベルト面
    上へ最初に突出する位置から前記定着器の入口ま
    での距離を、対応する搬送すべき用紙の長さより
    長く設定し、前記所定距離を、定着器入口までの
    前記距離と前記用紙長さとの差より大きくなるよ
    うに設定し、前記突起部材の前記搬送ベルト面に
    沿つての移動速度を、用紙速度に等しいかそれよ
    り大きくなるように設定したことを特徴とする用
    紙搬送装置。
JP5973684U 1984-04-23 1984-04-23 用紙搬送装置 Granted JPS60172154U (ja)

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JP5973684U JPS60172154U (ja) 1984-04-23 1984-04-23 用紙搬送装置

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JP5973684U JPS60172154U (ja) 1984-04-23 1984-04-23 用紙搬送装置

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Publication Number Publication Date
JPS60172154U JPS60172154U (ja) 1985-11-14
JPH046034Y2 true JPH046034Y2 (ja) 1992-02-19

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JP5973684U Granted JPS60172154U (ja) 1984-04-23 1984-04-23 用紙搬送装置

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JPS60172154U (ja) 1985-11-14

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