JPH045854B2 - - Google Patents
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- JPH045854B2 JPH045854B2 JP58104720A JP10472083A JPH045854B2 JP H045854 B2 JPH045854 B2 JP H045854B2 JP 58104720 A JP58104720 A JP 58104720A JP 10472083 A JP10472083 A JP 10472083A JP H045854 B2 JPH045854 B2 JP H045854B2
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- JP
- Japan
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- spline
- fitted
- plate
- electromagnetic coil
- disk
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Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 20
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- 230000002035 prolonged effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D63/00—Brakes not otherwise provided for; Brakes combining more than one of the types of groups F16D49/00 - F16D61/00
- F16D63/002—Brakes with direct electrical or electro-magnetic actuation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、電磁式摩擦係合装置に関する。
従来の摩擦係合装置は、伝動要素または固定要
素に設けられて内周スプラインまたは外周スプラ
インにスプライン嵌合されたバツキングプレート
と、内周スプラインにスプライン嵌合されたイン
ナデイスクと外周スプラインにスプライン嵌合さ
れると共に、前記インナデイスクと重ねるよう互
いに配置されたアウタデイスクとからなる摩擦面
と、該摩擦面を係合または解放させるサーボ機構
とからなり、該サーボ機構のバツキングプレート
側への作動により係合させる構造を有している。
素に設けられて内周スプラインまたは外周スプラ
インにスプライン嵌合されたバツキングプレート
と、内周スプラインにスプライン嵌合されたイン
ナデイスクと外周スプラインにスプライン嵌合さ
れると共に、前記インナデイスクと重ねるよう互
いに配置されたアウタデイスクとからなる摩擦面
と、該摩擦面を係合または解放させるサーボ機構
とからなり、該サーボ機構のバツキングプレート
側への作動により係合させる構造を有している。
しかし、解放時において前記インナデイスクと
アウタデイスク間に切削屑など異物が挟まり、デ
イスク間のクアランスに異物が係止されると引き
ずりトルクが過大になる場合がある。その結果解
放状態を維持することが困難になり係合・解放の
制御が不確実になるおそれがある。
アウタデイスク間に切削屑など異物が挟まり、デ
イスク間のクアランスに異物が係止されると引き
ずりトルクが過大になる場合がある。その結果解
放状態を維持することが困難になり係合・解放の
制御が不確実になるおそれがある。
そこで、デイスク間のクリアランスを単に広げ
ることにより異物に関する問題点を解決する方法
も考えられるが、係合時においてデイスク間のク
リアランスが広いことにより係合時間が長くなる
問題点が発生する。
ることにより異物に関する問題点を解決する方法
も考えられるが、係合時においてデイスク間のク
リアランスが広いことにより係合時間が長くなる
問題点が発生する。
そこで本発明は、インナデイスクとアウタデイ
スク間に切削屑など異物が挟まるのを防止すると
共に、係合時における係合時間を増大しない電磁
式摩擦係合装置の提供を目的とする。
スク間に切削屑など異物が挟まるのを防止すると
共に、係合時における係合時間を増大しない電磁
式摩擦係合装置の提供を目的とする。
本発明は上記問題点を解決するために、外周壁
にスプライン嵌合されたインナデイスクと、内周
壁にスプライン嵌合されたアウタデイスクとによ
り形成される摩擦面と、該摩擦面の一方側に配設
された電磁コイルと、前記摩擦面の他方側に配設
されると共に前記外周壁または内周壁のいずれか
一方にスプライン嵌合されたバツキングプレート
とを有し、前記電磁コイルの前記摩擦面の一方側
への作用により前記バツキングプレートを引き寄
せ前記インナデイスクと前記アウタデイスクとを
係合させる電磁式摩擦係合装置において、前記バ
ツキングプレートの他方側に配設されると共に前
記外周壁または内周壁のいずれか一方に連結され
た弾性体を有し、該弾性体は前記電磁コイルの作
動時には前記バツキングプレートと非接触状態に
あり、前記電磁コイルの非作動時には前記バツキ
ングプレートと当接するよう配設した構造を有す
る。
にスプライン嵌合されたインナデイスクと、内周
壁にスプライン嵌合されたアウタデイスクとによ
り形成される摩擦面と、該摩擦面の一方側に配設
された電磁コイルと、前記摩擦面の他方側に配設
されると共に前記外周壁または内周壁のいずれか
一方にスプライン嵌合されたバツキングプレート
とを有し、前記電磁コイルの前記摩擦面の一方側
への作用により前記バツキングプレートを引き寄
せ前記インナデイスクと前記アウタデイスクとを
係合させる電磁式摩擦係合装置において、前記バ
ツキングプレートの他方側に配設されると共に前
記外周壁または内周壁のいずれか一方に連結され
た弾性体を有し、該弾性体は前記電磁コイルの作
動時には前記バツキングプレートと非接触状態に
あり、前記電磁コイルの非作動時には前記バツキ
ングプレートと当接するよう配設した構造を有す
る。
本発明は、外周壁にスプライン嵌合されたイン
ナデイスクと、内周壁にスプライン嵌合されたア
ウタデイスクとにより形成される摩擦面と、該摩
擦面の一方側に配設された電磁コイルと、前記摩
擦面の他方側に配設されると共に前記外周壁また
は内周壁のいずれか一方にスプライン嵌合された
バツキングプレートとを有し、前記電磁コイルの
前記摩擦面の一方側への作用により前記バツキン
グプレートを引き寄せ前記インナデイスクと前記
アウタデイスクとを係合させる電磁式摩擦係合装
置において、前記バツキングプレートの他方側に
配設されると共に前記外周壁または内周壁のいず
れか一方に連結された弾性体を有し、該弾性体は
前記電磁コイルの作動時には前記バツキングプレ
ートと非接触状態にあり、前記電磁コイルの非作
動時には前記バツキングプレートと当接するよう
に配設した構造を有するので、解放時、即ち電磁
コイルの非作動時には前記弾性体とバツキングプ
レートとは当接されているため、デイスク間のク
リアランスは過大に広げられていないので、係合
に際して係合時間が長くなることはない。
ナデイスクと、内周壁にスプライン嵌合されたア
ウタデイスクとにより形成される摩擦面と、該摩
擦面の一方側に配設された電磁コイルと、前記摩
擦面の他方側に配設されると共に前記外周壁また
は内周壁のいずれか一方にスプライン嵌合された
バツキングプレートとを有し、前記電磁コイルの
前記摩擦面の一方側への作用により前記バツキン
グプレートを引き寄せ前記インナデイスクと前記
アウタデイスクとを係合させる電磁式摩擦係合装
置において、前記バツキングプレートの他方側に
配設されると共に前記外周壁または内周壁のいず
れか一方に連結された弾性体を有し、該弾性体は
前記電磁コイルの作動時には前記バツキングプレ
ートと非接触状態にあり、前記電磁コイルの非作
動時には前記バツキングプレートと当接するよう
に配設した構造を有するので、解放時、即ち電磁
コイルの非作動時には前記弾性体とバツキングプ
レートとは当接されているため、デイスク間のク
リアランスは過大に広げられていないので、係合
に際して係合時間が長くなることはない。
更に前記バツキングプレートの他方側に配設さ
れると共に前記外周壁または内周壁のいずれか一
方に連結された弾性体を有しているので、デイス
ク間に異物が挟まつた場合にはデイスク及びバツ
キングプレートが弾性体を弾性体側に押すのでデ
イスク間に異物が挟まつたときのみデイスク間の
クリアランスが広がり異物を通過させることが可
能になり、それにより摩擦面の耐久性の向上及び
引きずりトルクが過大になることが防止できる効
果を有する。
れると共に前記外周壁または内周壁のいずれか一
方に連結された弾性体を有しているので、デイス
ク間に異物が挟まつた場合にはデイスク及びバツ
キングプレートが弾性体を弾性体側に押すのでデ
イスク間に異物が挟まつたときのみデイスク間の
クリアランスが広がり異物を通過させることが可
能になり、それにより摩擦面の耐久性の向上及び
引きずりトルクが過大になることが防止できる効
果を有する。
つぎに本発明を第1図から第3図に示す第1実
施例に基づき説明する。
施例に基づき説明する。
Aは本発明にかかる摩擦係合装置であり、外周
壁11のスプライン12にスプライン嵌合された
パツキングプレートであるアーマチユア1と、外
周壁11のスプライン12にスプライン嵌合され
たインナデイスク2と、内周壁13のスプライン
14にスプライン嵌合されるとともに、前記イン
ナデイスクの2と交互に配置された摩擦面15を
有するアウタデイスク3と、コア16の内部で螺
巻された電磁コイル4と、外周壁11のスプライ
ン12に一端17が内嵌され他端18が外周壁1
1外に形成された溝21に嵌め込まれたスナツプ
リングからなるストツパ5、該ストツパ5に配設
された皿ばねからなるクツシヨンプレート6から
構成される。
壁11のスプライン12にスプライン嵌合された
パツキングプレートであるアーマチユア1と、外
周壁11のスプライン12にスプライン嵌合され
たインナデイスク2と、内周壁13のスプライン
14にスプライン嵌合されるとともに、前記イン
ナデイスクの2と交互に配置された摩擦面15を
有するアウタデイスク3と、コア16の内部で螺
巻された電磁コイル4と、外周壁11のスプライ
ン12に一端17が内嵌され他端18が外周壁1
1外に形成された溝21に嵌め込まれたスナツプ
リングからなるストツパ5、該ストツパ5に配設
された皿ばねからなるクツシヨンプレート6から
構成される。
この摩擦係合装置では、第1図の如くクラツチ
係合時は、電磁コイル4によりアーマチユア1が
磁力によつて引き寄せられ、インナデイスク2と
アウターデイスク3が係合する。この時クツシヨ
ンプレート6は作用していない。
係合時は、電磁コイル4によりアーマチユア1が
磁力によつて引き寄せられ、インナデイスク2と
アウターデイスク3が係合する。この時クツシヨ
ンプレート6は作用していない。
クラツチ4解放時は、第2図の如くインナデイ
スク2とアウタデイスク3のばね力やデイスク間
19のくさび効果によりアーマチユア1が押し戻
されクツシヨンプレート6に接し止まる。
スク2とアウタデイスク3のばね力やデイスク間
19のくさび効果によりアーマチユア1が押し戻
されクツシヨンプレート6に接し止まる。
異物混入時は第3図の如く、第2図の状態の時
にインナデイスク2とアウタデイスク3の間に異
物7が混入しデイスクを軸方向に押す。この力に
よりアーマチユア1がクツシヨンプレート6を押
しデイスク間19のクリアランスを広げ異物7が
通り抜ける。
にインナデイスク2とアウタデイスク3の間に異
物7が混入しデイスクを軸方向に押す。この力に
よりアーマチユア1がクツシヨンプレート6を押
しデイスク間19のクリアランスを広げ異物7が
通り抜ける。
第4図は本発明の第2実施例を示す。
本実施例では内周壁13の溝23に嵌め込まれ
たストツパー5A、該ストツパー5Aと、クツシ
ヨンプレート6Aを一体化したものである。
たストツパー5A、該ストツパー5Aと、クツシ
ヨンプレート6Aを一体化したものである。
第5図は本発明の第3実施例を示す。
本実施例では、外周壁11から突出したストツ
パー5にクツシヨンプレートとして断面波頭型の
ウエーブスプライン8を装着したものである。ま
た、ウエーブスプリング8とストツパーを一体化
してもよいし、内周壁13の溝131にストツパ
ー5を嵌め込んだものもよい。
パー5にクツシヨンプレートとして断面波頭型の
ウエーブスプライン8を装着したものである。ま
た、ウエーブスプリング8とストツパーを一体化
してもよいし、内周壁13の溝131にストツパ
ー5を嵌め込んだものもよい。
第7図は本発明の第4実施例を示す。
本実施例では、ストッパー5に装着した断面く
の字形状にしたクツシヨンプレート6Bを設けた
ものである。
の字形状にしたクツシヨンプレート6Bを設けた
ものである。
第8図および第9図は本発明の第5実施例を示
す。
す。
本実施例はストツパー5を摺動自在に貫通する
両端がフランジ20になつている鉄心9を設け、
前記鉄心の回りにクツシヨンプレート圧縮コイル
スプライン10を装着したものを円周上数個配列
したものである。
両端がフランジ20になつている鉄心9を設け、
前記鉄心の回りにクツシヨンプレート圧縮コイル
スプライン10を装着したものを円周上数個配列
したものである。
この場合、鉄心9のフランジ20の位置により
アーマチユア1が軸方向にストローク可能な範囲
を決める。図の状態の際前記スプライン10は初
期荷重をもつており、アーマチユアの押し力がそ
れを越えてからスプリング10は圧縮される。
アーマチユア1が軸方向にストローク可能な範囲
を決める。図の状態の際前記スプライン10は初
期荷重をもつており、アーマチユアの押し力がそ
れを越えてからスプリング10は圧縮される。
第10図は第1実施例に示した本発明の摩擦係
合装置をVベルト式無段変速機100に装着した
使用例を示す。
合装置をVベルト式無段変速機100に装着した
使用例を示す。
101はVベルト式無段変送機の入力軸、10
2は入力軸101と平行して並列されたVベルト
式無段変速機の出力軸、103は入力軸101上
に設けられた入力プーリ、104は出力軸102
上に設けられた出力プーリ、105は入力プーリ
103およひ出力プーリ104の間を伝動するV
ベルト、600は入力プーリの実効径を変化させ
るサーボ機構、700は出力プーリ104の実効
径を変化させるサーボ機構、108は入力プーリ
に設けられたカム機構である。
2は入力軸101と平行して並列されたVベルト
式無段変速機の出力軸、103は入力軸101上
に設けられた入力プーリ、104は出力軸102
上に設けられた出力プーリ、105は入力プーリ
103およひ出力プーリ104の間を伝動するV
ベルト、600は入力プーリの実効径を変化させ
るサーボ機構、700は出力プーリ104の実効
径を変化させるサーボ機構、108は入力プーリ
に設けられたカム機構である。
入力軸101は、ベアリング111および11
2によりVベルト式無段変速機ケース110に回
転自在に支持されるとともに、段113、外周ス
プライン114および先端ねじ115が形成され
ている。
2によりVベルト式無段変速機ケース110に回
転自在に支持されるとともに、段113、外周ス
プライン114および先端ねじ115が形成され
ている。
出力軸102は、本実施例では後記する固定フ
ランジのスリーブ部と一体に形成されたベアリン
グ121および122によりVベルト式無段変速
機ケース110に回転自在に支持されている。
ランジのスリーブ部と一体に形成されたベアリン
グ121および122によりVベルト式無段変速
機ケース110に回転自在に支持されている。
入力プーリ103は、一端(図示右端)はスラ
ストベアリング116を介して前記入力軸の段1
13に当接され、他端外周には外周スプライン1
31とキー溝132が設けられたスリーブ状部1
33と、スリーブ状部133と一体に形成され外
周に入力軸の回転速度検出のためのスリツト13
4が周設されたフランジ部135とからなる固定
フランジ103A、該固定フランジ103Aのス
リーブ部133に軸方向に変位自在に外嵌され、
内周壁に前記固定フランジのキー溝132と対応
するキー溝136が形成されるとともに外周壁に
第1のねじである被動ねじ137が設けられたス
リーブ状ハブ部138と、該ハブ部138と一体
に形成されたフランジ部139とからなる可動フ
ランジ103B、およびキー溝132および13
6内に入れられ固定フランジ103Aと可動フラ
ンジ103Bとの軸方向の変位を許容するととも
に軸まわりの回転を一体的に行うためのボールキ
ー130からなる。
ストベアリング116を介して前記入力軸の段1
13に当接され、他端外周には外周スプライン1
31とキー溝132が設けられたスリーブ状部1
33と、スリーブ状部133と一体に形成され外
周に入力軸の回転速度検出のためのスリツト13
4が周設されたフランジ部135とからなる固定
フランジ103A、該固定フランジ103Aのス
リーブ部133に軸方向に変位自在に外嵌され、
内周壁に前記固定フランジのキー溝132と対応
するキー溝136が形成されるとともに外周壁に
第1のねじである被動ねじ137が設けられたス
リーブ状ハブ部138と、該ハブ部138と一体
に形成されたフランジ部139とからなる可動フ
ランジ103B、およびキー溝132および13
6内に入れられ固定フランジ103Aと可動フラ
ンジ103Bとの軸方向の変位を許容するととも
に軸まわりの回転を一体的に行うためのボールキ
ー130からなる。
出力プーリ104は、外周にキー溝141、ス
プライン142、およびねじ143が形成され、
出力軸102と一体に形成されたスリーブ状部1
44と、該スリーブ状部144と一体に形成され
たフランジ部145とからなる固定フランジ10
4Aと、該固定フランジ104Aのスリーブ部1
44に軸方向への変位自在に外嵌され、内周に前
記キー溝141と対応するキー溝149が設けら
れ、外周に第1のねじである被動ねじ146が形
成されたスリーブ状ハブ部147と該ハブ部14
7と一体に形成されたフランジ部148とからな
る可動フランジ104B、およびキー溝141お
よび149内に入れられ固定フランジ104Aと
可動フランジ104Bとの回転を一体的に行うた
めのボールキー140からなる。
プライン142、およびねじ143が形成され、
出力軸102と一体に形成されたスリーブ状部1
44と、該スリーブ状部144と一体に形成され
たフランジ部145とからなる固定フランジ10
4Aと、該固定フランジ104Aのスリーブ部1
44に軸方向への変位自在に外嵌され、内周に前
記キー溝141と対応するキー溝149が設けら
れ、外周に第1のねじである被動ねじ146が形
成されたスリーブ状ハブ部147と該ハブ部14
7と一体に形成されたフランジ部148とからな
る可動フランジ104B、およびキー溝141お
よび149内に入れられ固定フランジ104Aと
可動フランジ104Bとの回転を一体的に行うた
めのボールキー140からなる。
Vベルト105は、それぞれ前記入力プーリ1
03および出力プーリ104の固定フランジ10
3Aおよび固定フランジ104Aと可動フランジ
103Bおよび可動フランジ104BとのなすV
字形の作用面に当接して摩擦面を形成する作用面
151および152が両側に設けられている。
03および出力プーリ104の固定フランジ10
3Aおよび固定フランジ104Aと可動フランジ
103Bおよび可動フランジ104BとのなすV
字形の作用面に当接して摩擦面を形成する作用面
151および152が両側に設けられている。
入力プーリのサーボ機構600は、前記入力プ
ーリの可動フランジ103Bの被動ねじ137に
螺合する第2のねじである駆動ねじ161が外周
に形成された可動フランジの駆動子でありカムレ
ース187に当接されているスリーブ162、該
スリーブ162とケース110との間に設けら
れ、スリーブ162を制動するケース110の内
周スプラインにスプライン嵌合されたアーマチユ
アおよびアウタデイスク2と、前記スリーブ16
2のスプラインにスプライン嵌合されると共に前
記アウタデイスク2と交互に配置されたインナデ
イスク3とコア16の内部で巻かれた電磁コイル
4と前記ケース110に配設されたストツパ5
と、該ストツパに装着されたクツシヨンプレート
6と、湿式多板電磁式のダウンシフトブレーキA
とからなる。
ーリの可動フランジ103Bの被動ねじ137に
螺合する第2のねじである駆動ねじ161が外周
に形成された可動フランジの駆動子でありカムレ
ース187に当接されているスリーブ162、該
スリーブ162とケース110との間に設けら
れ、スリーブ162を制動するケース110の内
周スプラインにスプライン嵌合されたアーマチユ
アおよびアウタデイスク2と、前記スリーブ16
2のスプラインにスプライン嵌合されると共に前
記アウタデイスク2と交互に配置されたインナデ
イスク3とコア16の内部で巻かれた電磁コイル
4と前記ケース110に配設されたストツパ5
と、該ストツパに装着されたクツシヨンプレート
6と、湿式多板電磁式のダウンシフトブレーキA
とからなる。
出力プーリのサーボ機構700は、前記可動フ
ランジ104Bの被動ねじ146に螺合する第2
のねじである駆動のねじ171が内周に形成され
た駆動子であるスリーブ172と、該スリーブ1
72とケース110とを固定する湿式多板電磁式
のアツプシフトブレーキBと、スリーブ172と
可動フランジ104Bとの間に両端が連結されて
取付けられたダウンシフト用トーシヨンスプリン
グ174と、出力軸のスプライン142と嵌合す
るスプラインが形成され、可動フランジ104B
側である一方の面はスラストベアリング175を
介してスリーブ172の端面に当接され他方の面
にはナツト176で係止され、前記スリーブ17
2を軸方向に支持する支持リング177とからな
る。
ランジ104Bの被動ねじ146に螺合する第2
のねじである駆動のねじ171が内周に形成され
た駆動子であるスリーブ172と、該スリーブ1
72とケース110とを固定する湿式多板電磁式
のアツプシフトブレーキBと、スリーブ172と
可動フランジ104Bとの間に両端が連結されて
取付けられたダウンシフト用トーシヨンスプリン
グ174と、出力軸のスプライン142と嵌合す
るスプラインが形成され、可動フランジ104B
側である一方の面はスラストベアリング175を
介してスリーブ172の端面に当接され他方の面
にはナツト176で係止され、前記スリーブ17
2を軸方向に支持する支持リング177とからな
る。
カム機構108は、入力軸端のねじ115に螺
合されたナツト117により軸方向に固定される
と共に入力軸のスプライン114とスプライン嵌
合した内周スプライン181が形成された一方の
カムレース182と、前記他方のカムレース18
7と、これらカムレース間に介在されたテーパー
ドローラー188と、該ローラー188のカバー
リング189とからなり、ローラー188はレー
ス182と187の作用面182Aと186との
間に挾まり、入力軸1と固定フランジ103Aと
の回転方向の変位に対応して可動フランジ103
Bを図示右方向に押圧する押圧力を変化させる。
合されたナツト117により軸方向に固定される
と共に入力軸のスプライン114とスプライン嵌
合した内周スプライン181が形成された一方の
カムレース182と、前記他方のカムレース18
7と、これらカムレース間に介在されたテーパー
ドローラー188と、該ローラー188のカバー
リング189とからなり、ローラー188はレー
ス182と187の作用面182Aと186との
間に挾まり、入力軸1と固定フランジ103Aと
の回転方向の変位に対応して可動フランジ103
Bを図示右方向に押圧する押圧力を変化させる。
入力軸がわはナツト117により入力軸の軸方
向に係止されたカムレース187が駆動子である
スリーブ162の軸方向の支持部材であり、出力
軸がわはナツト176で軸方向に係止された係止
リング177が駆動子であるスリーブ172の軸
方向の支持部材とからなる。
向に係止されたカムレース187が駆動子である
スリーブ162の軸方向の支持部材であり、出力
軸がわはナツト176で軸方向に係止された係止
リング177が駆動子であるスリーブ172の軸
方向の支持部材とからなる。
以上の如く本発明の電磁式摩擦係合装置は、外
周壁にスプライン嵌合されたインナデイスクと、
内周壁にスプライン嵌合されたアウタデイスクと
により形成される摩擦面と、該摩擦面の一方側に
配設された電磁コイルと、前記摩擦面の他方側に
配設されると共に前記外周壁または内周壁のいず
れか一方にスプライン嵌合されたバツキングプレ
ートとを有し、前記電磁コイルの前記摩擦面の一
方側への作用により前記バツキングプレートを引
き寄せ前記インナデイスクと前記アウタデイスク
とを係合させる電磁式摩擦係合装置において、前
記バツキングプレートの他方側に配設されると共
に前記外周壁または内周壁のいずれか一方に連結
された弾性体を有し、該弾性体は前記電磁コイル
の作動時には前記バツキングプレートと非接触状
態にあり、前記電磁コイルの非作動時には前記バ
ツキングプレートと当接するよう配設した構造を
有するので、解放時、即ち電磁コイルの非作動時
には前記弾性体とバツキングレートとは当接され
ているため、デイスク間のクリアランスは過大に
広げられていないので、係合に際して係合時間が
長くなることはない。
周壁にスプライン嵌合されたインナデイスクと、
内周壁にスプライン嵌合されたアウタデイスクと
により形成される摩擦面と、該摩擦面の一方側に
配設された電磁コイルと、前記摩擦面の他方側に
配設されると共に前記外周壁または内周壁のいず
れか一方にスプライン嵌合されたバツキングプレ
ートとを有し、前記電磁コイルの前記摩擦面の一
方側への作用により前記バツキングプレートを引
き寄せ前記インナデイスクと前記アウタデイスク
とを係合させる電磁式摩擦係合装置において、前
記バツキングプレートの他方側に配設されると共
に前記外周壁または内周壁のいずれか一方に連結
された弾性体を有し、該弾性体は前記電磁コイル
の作動時には前記バツキングプレートと非接触状
態にあり、前記電磁コイルの非作動時には前記バ
ツキングプレートと当接するよう配設した構造を
有するので、解放時、即ち電磁コイルの非作動時
には前記弾性体とバツキングレートとは当接され
ているため、デイスク間のクリアランスは過大に
広げられていないので、係合に際して係合時間が
長くなることはない。
更に前記バツキングプレートの他方側に配設さ
れると共に前記外周壁または内周壁のいずれか一
方に連結された弾性体を有してるので、デイスク
間に異物が挟まつた場合にはデイスク及びバツキ
ングプレートが弾性体を弾性体側に押すのでデイ
スク間に異物が挟まつたときのみデイスク間のク
リアランスが広がり異物を通過させることが可能
になり、それにより摩擦面の耐久性の向上及び引
きずりトルクが過大となることが防止できる効果
を有する。
れると共に前記外周壁または内周壁のいずれか一
方に連結された弾性体を有してるので、デイスク
間に異物が挟まつた場合にはデイスク及びバツキ
ングプレートが弾性体を弾性体側に押すのでデイ
スク間に異物が挟まつたときのみデイスク間のク
リアランスが広がり異物を通過させることが可能
になり、それにより摩擦面の耐久性の向上及び引
きずりトルクが過大となることが防止できる効果
を有する。
第1図、第2図および第3図は本発明の第1実
施例にかかる摩擦係合装置の断面図、第4図は本
発明の第2実施例にかかる摩擦係合装置の断面
図、第5図は本発明の第3実施例にかかる摩擦係
合装置の断面、第6図は第5図のC−C断面、第
7図は本発明の第4実施例にかかる摩擦係合装置
の断面図、第8図は本発明の第5実施例にかかる
摩擦係合装置の断面図、第9図は第8図の右側面
図、第10図は本発明の第1実施例にかかる摩擦
係合装置を組み込んだVベルト式無段変速機の断
面図である。 図中 1…バツキングプレート(アーマチユ
ア)、2…インナデイスク、3…アウタデイスク、
4…電磁コイル、5…ストツパ、6…クツシヨン
プレート(弾性体)。
施例にかかる摩擦係合装置の断面図、第4図は本
発明の第2実施例にかかる摩擦係合装置の断面
図、第5図は本発明の第3実施例にかかる摩擦係
合装置の断面、第6図は第5図のC−C断面、第
7図は本発明の第4実施例にかかる摩擦係合装置
の断面図、第8図は本発明の第5実施例にかかる
摩擦係合装置の断面図、第9図は第8図の右側面
図、第10図は本発明の第1実施例にかかる摩擦
係合装置を組み込んだVベルト式無段変速機の断
面図である。 図中 1…バツキングプレート(アーマチユ
ア)、2…インナデイスク、3…アウタデイスク、
4…電磁コイル、5…ストツパ、6…クツシヨン
プレート(弾性体)。
Claims (1)
- 1 外周壁にスプライン嵌合されたインナデイス
クと、内周壁にスプライン嵌合されたアウタデイ
スクとにより形成される摩擦面と、該摩擦面の一
方側に配設された電磁コイルと、前記摩擦面の他
方側に配設されると共に前記外周壁または内周壁
のいずれか一方にスプライン嵌合されたバツキン
グプレートとを有し、前記電磁コイルの前記摩擦
面の一方側への作用により前記バツキングプレー
トを引き寄せ前記インナデイスクと前記アウタデ
イスクとを係合させる電磁式摩擦係合装置におい
て、前記バツキングプレートの他方側に配設され
ると共に前記外周壁または内周壁のいずれか一方
に連結された弾性体を有し、該弾性体は前記電磁
コイルの作動時には前記バツキングプレートと非
接触状態にあり、前記電磁コイルの非作動時には
前記バツキングプレートと当接するよう配設した
ことを特徴とする電磁式摩擦係合装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58104720A JPS59231220A (ja) | 1983-06-10 | 1983-06-10 | 電磁式摩擦係合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58104720A JPS59231220A (ja) | 1983-06-10 | 1983-06-10 | 電磁式摩擦係合装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59231220A JPS59231220A (ja) | 1984-12-25 |
JPH045854B2 true JPH045854B2 (ja) | 1992-02-03 |
Family
ID=14388320
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58104720A Granted JPS59231220A (ja) | 1983-06-10 | 1983-06-10 | 電磁式摩擦係合装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59231220A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10258505A1 (de) * | 2002-12-14 | 2004-07-01 | Zf Friedrichshafen Ag | Elektromagnetisch betätigbare Getriebebremse |
DE102008020999B4 (de) * | 2008-04-25 | 2010-06-02 | Gkn Driveline International Gmbh | Steuerbare Kupplungsanordnung |
JP2010065788A (ja) * | 2008-09-11 | 2010-03-25 | Sinfonia Technology Co Ltd | 電磁ブレーキ |
JP6037160B2 (ja) * | 2012-07-23 | 2016-11-30 | スズキ株式会社 | 湿式多板クラッチの制御装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4823840B1 (ja) * | 1969-04-05 | 1973-07-17 | ||
JPS5752426U (ja) * | 1980-09-11 | 1982-03-26 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4823840U (ja) * | 1971-07-27 | 1973-03-19 |
-
1983
- 1983-06-10 JP JP58104720A patent/JPS59231220A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4823840B1 (ja) * | 1969-04-05 | 1973-07-17 | ||
JPS5752426U (ja) * | 1980-09-11 | 1982-03-26 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59231220A (ja) | 1984-12-25 |
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