JPH0457929B2 - - Google Patents

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JPH0457929B2
JPH0457929B2 JP60187673A JP18767385A JPH0457929B2 JP H0457929 B2 JPH0457929 B2 JP H0457929B2 JP 60187673 A JP60187673 A JP 60187673A JP 18767385 A JP18767385 A JP 18767385A JP H0457929 B2 JPH0457929 B2 JP H0457929B2
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JP
Japan
Prior art keywords
air
mixing
phytoncide
conditioning
aromatic substance
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60187673A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6249138A (ja
Inventor
Chisato Kajizuka
Masanobu Saito
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taikisha Ltd
Original Assignee
Taikisha Ltd
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Publication date
Application filed by Taikisha Ltd filed Critical Taikisha Ltd
Priority to JP60187673A priority Critical patent/JPS6249138A/ja
Publication of JPS6249138A publication Critical patent/JPS6249138A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、オフイスや一般居室、あるいは、集
会室等の空調対象域に対して、温調空気や湿調空
気、あるいは、換気空気等の空調用空気を連続的
に供給する対人用空調方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、上記空調方法においては、空調用空気の
一部ないし全部に新鮮外気を用いたり、あるい
は、フイルターや電気集塵器により浄化した空気
を空調用空気として用いたりすることで、空調対
象域での空気雰囲気を良好に維持するようにして
いた(文献を示すことができない)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上述の如き従来手段を採用しても、域
内居者に対して、精神的リフレツシユ効果を奏す
るような爽快感を与えることはできなかつた。
本発明の目的は、居者に対して快適感を与え、
かつ、それを維持することが、本来目的である対
人用空調の意義を更に高め、いわゆる快適性を超
えた品質の高い対人用空調を実現する点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明による対人用空調方法の特徴手段は、空
調対象域へ連続的に供給する空調用空気に対し、
芳香物質を間欠的に混入することにあり、その作
用・効果は次の通りである。
〔作 用〕
つまり、上述特徴手段が下記の如き作用を奏す
る。
(イ) 芳香によつて居者に爽快感を与えることがで
き、精神的リフレツシユ効果が期待できる。
(ロ) いくら芳香であつても芳香雰囲気が長時間継
続されると人間の臭覚は次第に鈍感となり爽快
感を感じなくなつてしまうが、その点、本発明
方法では芳香物質の混入を間欠的に行い、混入
断状態において臭覚の復活を図るから、次の混
入時において極めて効果的に爽快感を与えるこ
とができ、したがつて、爽快感が低下してしま
うことが無い。
(ハ) 上述(ロ)の如く、間欠的混入により極めて効果
的に爽快感を与えるから、域内の芳香度が強く
なりすぎるということが無く、したがつて、外
部からの入域者が強い芳香によつて不快を感じ
るといつたことも無い。
(ニ) 又、間欠混入による効果的な爽快感付与であ
るから、芳香物質の消費量を節減でき、経費の
節減を図ることができる。
〔発明の効果〕
上述の結果、従前では付与できなかつた爽快感
による精神的リフレツシユ効果、並びに、その爽
快感の効果的な維持により、作業者に対してはそ
の作業能率を向上でき、休養をとつている人には
リフレツシユ効果の高い休養雰囲気を提供でき、
又、外部からの客人に対しては新鮮な印象を与え
ることができる等、いわゆる快適性を超えた極め
て品質の高い対人用空調を経費面においても有利
に実現できるようになつた。
〔実施例〕
次に本発明の実施例を説明する。
第1図は、対人用空調設備を示し、空調器1か
ら給気ダクト2を介して給送される温調空気を複
数の天井吹出口3から空調対象室4に吹出供給
し、一方、排気口5から排出した室内空気の一部
を排気ダクト6を介して屋外に廃棄すると共に、
残部を環気ダクト7を介して空調器1に戻すよう
にしてある。
又、空調器1には、外気取入ダクト8を介して
廃棄空気量に相当する量の新鮮外気が供給され
る。
空調対象室4に対して連続供給する温調空気に
対し、給気ダクト2途中で芳香物質としてのフイ
トンチツドを混入する装置9を設けると共に、そ
の混入装置9によるフイトンチツド混入を予め設
定したタイムスケジユールに従つて間欠化する制
御器10を設けておき、もつて、フイトンチツド
が混入された芳香の温調空気を間欠的に空調対象
室4に吹出させる。
つまり、芳香温調空気の間欠供給により、室内
の居者に対して効果的に爽快感を与えるのであ
る。
フイトンチツド間欠的混入のタイムスケジユー
ルとしては、例えば、オフイス等の場合には、第
3図に示すように、始業時の20分間程度、昼休み
終了時の20分間程度、並びに、3時の休憩時の20
分間程度をフイトンチツド混入時間として設定す
る。
第2図に示すように、フイトンチツド混入装置
9は、液体フイトンチツドLに対するパン11、
そのパン11の底壁を伝熱面として液体フイトン
チツドを加熱するヒータ12を備えており、加熱
により蒸気化したフイトンチツドが供給管13を
介して給気ダクト2に供給される。
図中14は、フイトンチツド濃度検出センサー
であり、そのセンサー14による検出濃度を設定
濃度に維持するように制御器10によりヒータ1
2の発熱量がコントロールされて、空調対象室4
に吹出し供給される温調空気中のフイトンチツド
濃度が設定濃度に維持される。
又、図中15は、パン11に対して液体フイト
ンチツドを補給する管路である。
フイトンチツド混入の停止は、制御器10によ
る、ヒータ12のOFF操作、及び、フイトンチ
ツド補給管路15に介装した弁16の閉じ操作に
よつて実行される。
〔別実施例〕
次に本発明の別実施例を説明する。
空調用空気に混入する芳香物質としては、フイ
トンチツドの他に種々のものを適用できる。
液体芳香物質を加熱により蒸気化して空調用空
気に混入する方法、あるいは、液体芳香物質を噴
霧により空調用空気に混入する方法を採用すれ
ば、濃度制御、並びに、芳香物質補給等のメンテ
ナンスを容易にできる利点があるが、使用芳香物
質によつては、固体芳香物質を昇華させて空調用
空気に混入する方法等、種々の混入方法を採用で
き、又、それら各種混入方法に応じて、芳香物質
を混入するための装置構成も種々の型式を採用で
きる。
芳香物質間次混入のタイムスケジユールは、空
調対象域の用途に応じて適宜変更が可能である
が、芳香物質の混入継続時間を、居者の臭覚鈍化
があまり進まない程度の時間に設定し、かつ、芳
香物質混入時間の後、少なくとも居者の臭覚が復
帰するに要する長さの混入停止時間を設定してお
くことが重要である。
又、芳香物質の間欠的混入を予め設定したタイ
ムスケジユールに従つて実行するに代えて、居者
の臭覚鈍化があまり進まない程度の所定時間の芳
香物質混入を必要時に適宜実行し、その芳香物質
混入の実行完了後の夫々で、少なくとも居者の臭
覚が復帰するに要する時間は芳香物質混入を停止
するようにしても良い。
本発明による対人用空調方法において、空調対
象域の具体的用途は不問である。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の実施例を説明す
るための図であり、第1図は空調設備の全体構成
図、第2図は芳香物質混入装置の構成図、第3図
は、芳香物質継続混入のタイムスケジユールを示
す図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 空調対象域へ連続的に供給する空調用空気に
    対し、芳香物質を間欠的に混入する対人用空調方
    法。 2 前記芳香物質を加熱により蒸気化して空調用
    空気に混入する特許請求の範囲第1項に記載の対
    人用空調方法。 3 前記芳香物質がフイトンチツドである特許請
    求の範囲第1項に記載の対人用空調方法。 4 前記芳香物質の間欠的混入を、予め設定した
    タイムスケジユールに従つて実行する特許請求の
    範囲第1項に記載の対人用空調方法。
JP60187673A 1985-08-27 1985-08-27 対人用空調方法 Granted JPS6249138A (ja)

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JP60187673A JPS6249138A (ja) 1985-08-27 1985-08-27 対人用空調方法

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JP60187673A JPS6249138A (ja) 1985-08-27 1985-08-27 対人用空調方法

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JPS6249138A JPS6249138A (ja) 1987-03-03
JPH0457929B2 true JPH0457929B2 (ja) 1992-09-16

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JPS6249138A (ja) 1987-03-03

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