JPS6249138A - 対人用空調方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、オフィスや一般居室、あるいは、集会室等の
空調対象域に対して、温調空気や温調空気、あるいは、
換気空気等の空調用空気を連続的に供給する対人用空調
方法に関する。

〔従来の技術〕

従来、上記空調方法においては、空調用空気の一部ない
し全部に新鮮外気を用いたり、あるいは、フィルターや
電気集塵器により浄化した空気を空調用空気として用い
たりすることで、空調対象域での空気雰囲気を良好に維
持するようにしていたく文献を示すことができない）。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、上述の如き従来手段を採用しても、域内回者に
対して、精神的リフレ・ノシュ効果を奏するような爽快
窓を与えることはできなかった。

本発明の目的は、回者に対して快適感を与え、かつ、そ
れを維持することが、本来目的である対人用空調の意義
を更に高め、いわゆる快適性を超えた品質の高い対人用
空調を実現する点にある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明による対人用空調方法の特徴手段は、空調対象域
へ連続的に供給する空調用空気に対し、芳香物質を間欠
的に混入することにあり、その作用・効果は次の通りで
ある。

〔作　用〕

つまり、上述特徴手段が下記の如き作用を奏する。

（イ）芳香によって唐音に爽快感を与えることができ、
精神的リフレッシュ効果が期待できる。

（Ｉ＋）いくら芳香であっても芳香雰囲気が長時間継続
されると人間の臭覚は次第に鈍感となり爽快感を惑しな
くなってしまうが、その点、本発明方法では芳香物質の
混入を間欠的に行い、混入断状態において臭覚の復活を
図るから、次の混入時において極めて効果的に爽快感を
与えることができ、したがって、爽快感が低下してしま
うことが悪い。

（ハ）上述（ロ）の如く、間欠的混入により極めて効果
的に爽快感を与えるから、域内の芳香度が強くなりすぎ
るということが無く、したがって、外部からの入域者が
強い芳香によって不快を感じるといったことも無い。

（ニ）又、間欠混入による効果的な爽快感付与であるか
ら、芳香物質の消費量を節減でき、経費の節減を図るこ
とができる。

〔発明の効果〕

上述の結果、従前では付与できなかった爽快感による精
神的リフレッシュ効果、並びに、その爽快感の効果的な
維持により、作業者に対してはその作業能率を向上でき
、休養をとっている人にはリフレッシュ効果の高い休養
雰囲気を提供でき、又、外部からの客人に対しては新鮮
な印象を与えることができる等、いわゆる快適性を超え
た極めて品質の高い対人用空調を経費面においても有利
に実現できるようになった。

〔実施例〕

次に本発明の詳細な説明する。

第１図は、対人用空調設備を示し、空調器（１）から給
気ダクト（２）を介して給送される温調空気を複数の天
井吹出口（３）から空調対象室（４）に吹出供給し、一
方、排気口（５）から排出した室内空気の一部を排気ダ
クト（６）を介して屋外に廃棄すると共に、残部を環気
ダクト（７）を介して空調器（１）に戻すようにしであ
る。

又、空調器（１）には、外気取入ダクト（８）を介して
廃棄空気量に相当する量の新鮮外気が供給される。

空調対象室（４）に対して連袂供給する温調空気に対し
、給気ダクト（２）途中で芳香物質としてのフィトンチ
ッドを混入するＩｕｉＭ（９）を設けると共に、その混
入装置（９）によるフィトンチッド混入を予め設定した
タイムスケジュールに従って間欠化する制御器（１０）
を設けておき、もって、フィトンチッドが混入された芳
香の温調空気を間欠的に空調対象室（４）に吹出させる
。

つまり、芳香温調空気の間欠供給により、室内の唐音に
対して効果的に爽快感を与えるのである。

フィトンチソト間欠的混入のタイムスケジュールとして
は、例えば、オフィス等の場合には、第３図に示すよう
に、始業時の２０分間程度、昼休み終了時の２０分間程
度、並びに、３時の休憩時の２０分間程度をフィトンチ
ッド混入時間として設定する。

第２図に示すように、フィトンチッド混入装置（９）は
、液体フィトンチッド（Ｌ）に対するパン（１１）、そ
のパン（１１）の底壁を伝熱面として液体フィトンチッ
ドを加熱するヒータ（１２）を備えており、加熱により
藤気化したフィトンチッドが供給管（１３）を介して給
気ダクト（２）に供給される。

図中（１４）は、フィトンチッド濃度検出センサーであ
り、そのセンサーク１４）による検出（溶度を設定濃度
に維持するように制御器（１０）によりヒータ（１２）
の発熱量がコントロールされて、空調対象室（４）に吹
出し供給される温調空気中のフィトンチッド濃度が設定
？湿度に維持される。

又、図中（１５）は、パン（１１）に対して液体フィト
ンチッドを補給する管路である。

フィトンチッド混入の停止は、制御器（１０）による、
ヒータ（１２）のＯＦＦ操作、及び、フィ１−ンヂッド
補給管路（１５）に介装した弁（１６）の閉じ操作によ
って実行される。

〔別実施例〕

次に本発明の別実施例を説明する。

空調用空気に混入する芳香物質としては、フィトンチッ
ドの他に種々のものを適用できる。

液体芳香物質を加熱により藤気化して空調用空気に混入
する方法、あるいは、液体芳香物質を噴霧により空調用
空気に混入する方法を採用すれば、濃度制御、並びに、
芳香物質補給等のメンテナンスを容易にできる利点があ
るが、使用芳香物質によっては、固体芳香物質を昇華さ
せて空調用空気に混入する方法等、種々の混入方法を採
用でき、又、それら各種混入方法に応じて、芳香物質を
混入するための装置構成も種々の型式を採用できる。

芳香物質間欠混入のタイムスケジュールは、空調対象域
の用途に応じて適宜変更が可能であるが、芳香物質の混
入継続時間を、居者の臭覚鈍化があまり進まない程度の
時間に設定し、かつ、芳香物質混入時間の後、少なくと
も居者の臭覚が復帰するに要する長さの混入停止時間を
設定しておくことが重要である。

又、芳香物質の間欠的混入を予め設定したタイムスケジ
ュールに従って実行するに代えて、居者の臭覚鈍化があ
まり進まない程度の所定時間の芳香物質混入を必要時に
適宜実行し、その芳香物質混入の実行完了後の夫々で、
少なくとも居者の臭覚が復帰するに要する時間は芳香物
質混入を停止するようにしても良い。

本発明による対人用空調方法において、空調対象域の具
体的用途は不問である。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第３図は本発明の詳細な説明するための図
であり、第１図は空調設備の全体構成図、第２図は芳香
物質混入装置の構成図、第３図は、芳香物質継続混入の
夕・イムスケジュールを示す図である。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）空調対象域へ連続的に供給する空調用空気に対し
   、芳香物質を間欠的に混入する対人用空調方法。
2. （２）前記芳香物質を加熱により蒸気化して空調用空気
   に混入する特許請求の範囲第（１）項に記載の対人用空
   調方法。
3. （３）前記芳香物質がフィトンチッドである特許請求の
   範囲第（１）項に記載の対人用空調方法。
4. （４）前記芳香物質の間欠的混入を、予め設定したタイ
   ムスケジュールに従って実行する特許請求の範囲第（１
   ）項に記載の対人用空調方法。