JPH0457716B2 - - Google Patents

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JPH0457716B2
JPH0457716B2 JP57133325A JP13332582A JPH0457716B2 JP H0457716 B2 JPH0457716 B2 JP H0457716B2 JP 57133325 A JP57133325 A JP 57133325A JP 13332582 A JP13332582 A JP 13332582A JP H0457716 B2 JPH0457716 B2 JP H0457716B2
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Shuji Imazeki
Akio Kobi
Mikio Sato
Masaharu Kaneko
Tomio Yoneyama
Junko Iwanami
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Hitachi Ltd
Mitsubishi Kasei Corp
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Hitachi Ltd
Mitsubishi Kasei Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明はアゾ系多色性色素を含む液晶組成物に
関する。 多色性色素は、色素分子の方向により光の吸収
強度が異なる性質を示す色素である。すなわちこ
の色素は、吸収遷移モーメントの方向が光の電気
ベクトルに対し平行になつたときに最も吸収強度
が大となり、垂直になつたときに最も吸収強度が
小となる。 前記の液晶表示素子において、液晶分子が電界
印加によりその配列方向が変わることを利用して
色素分子の配向を変えることができる。これによ
り電圧印加で液晶表示素子の色を変化させること
ができる。液晶化合物をホスト、色素をゲストと
みなして、この色変化をゲスト・ホスト効果と呼
んでいる。 多色性色素の内、特に平行二色性を有する色素
は、可視光の吸収遷移モーメントの方向が分子の
長軸方向と殆んど平行であり、ゲスト分子として
ホストである液晶中に溶解したとき色素分子長軸
が液晶分子軸の配列方向と同方向に配列する性質
を有する。 例えば、液晶組成物が平行二色性の多色性色素
と誘電異方性が正のネマチツク液晶化合物とから
なる、ホモジニアス配向処理を施した液晶表示素
子において、色素分子の長軸は液晶分子と同じく
電極面に平行かつ一定方向に配列するホモジニア
ス配向を形成する。このような配列状態にある液
晶層中を、電極面に垂直な方向に進行し液晶分子
の配向方向と同方向に偏光させた白色光が伝播す
ると、その電気ベクトルは色素分子と平行にな
り、特定の波長領域が特に強く吸収され、結果と
して該液晶層は強い着色状態となる。次に該液晶
層に電界を印加すると、ホスト液晶の誘電異方性
が正であるので色素分子の長軸はホメオトロピツ
ク配向を形成する。すると該色素分子の長軸は入
射白色光の電気ベクトルに垂直となり、よつて該
入射光は該色素分子によつて殆んど吸収されず、
結果として該液晶層は弱い着色状態となる。 ゲスト・ホスト効果は上記の如くネマチツク液
晶化合物を利用したものに限らず、例えばスメク
チツク液晶化合物を利用したものや、コレステリ
ツク−ネマチツクの相転移を利用したものでも当
然得られる。該相転移利用の場合には、ホモジニ
アス配向処理を施した素子においてコレステリツ
ク液晶の各分子はらせん状の分子配列をとる。該
液晶層中の電極面に垂直に白色光が伝播すると色
素分子は様々な方向に向いている為に全ての偏光
成分の特定の波長領域が色素分子によつて特に強
く吸収される。結果として該液晶層は強い着色状
態となる。次に該液晶層に電圧を印加するとコレ
ステリツク液晶の誘電異方性が正の場合にはらせ
ん状の分子配列が解けて色素分子の長軸は液晶分
子と同じくホメオトロピツク配向を形成する。そ
の結果該液晶層は弱い着色状態となる。 上記の如き多色性色素には(1)ホスト液晶中での
高いオーダー・バラメータ(記号sで表わす)、
(2)ホスト液晶に対する充分な溶解度、(3)光・熱・
電気に対する高い安定性、並びに(4)目的に応じた
任意の色相が要求される。特に素子のコントラス
トを高める為には少なくとも上記(1)、(2)が要求さ
れる。 オーダー・パラメータsは式()で定義さ
れ、実験的には式()で求める。式中、cos2θ
の項は時間平均されており、θは色素分子の吸収
軸と液晶分子の配向方向との成す角度であり、A
A⊥はそれぞれ液晶分子の配向方向に対して平
行及び垂直に偏光した光に対する色素分子の吸光
度である。 S=(32−1)/2 ……() S=(A−A⊥)/(2A⊥+A)
……() 平行二色性の多色性色素では、S値が理論上の
最大値である1に近づく程、弱い着色状態におけ
る残色度が減少し、明るくコントラストの大きい
鮮明な表示が可能となる。 本発明の目的は、前記の(1)、(2)及び(3)の要求を
満たす新規な平行二色性の多色性色素コントラス
トの大きい鮮明な表示を行い得る液晶組成物およ
び表示体を提供するにある。 多色性色素の分子構造と諸特性との関係につい
てはまだ充分究明されておらず、希望する色相に
おいて上記の要求性能をすべて満足する多色性色
素を選択することは困難な作業であり、公知の材
料から類推、選択することは容易ではない。 本発明者等は、鋭意検討の結果、アゾ系の色素
母体にベンゼン環又はシクロヘキサン環を−NH
−CH2−結合により、導入することによつて、オ
ーダー・パラメーターおよび溶解性、特に多色性
色素を特徴づけるオーダー・パラメーターが著し
く向上することを見い出し、本発明を完成した。 すなわち、置換基のオーダー・パラメーターへ
の影響が論じられている公知文献、例えばA.
Bloom and P.L.K.Humg,Mol.Cryst.Lig.
Cryst.,1977 Vol40 p213−221および関秀廣、
内田龍男らの電子通信学会研究報告ED−77−13
p1−7に示されるように、一般に下記の基本骨
(式中、D4は芳香族の基)を有するアゾ色素に
於いて、置換基R3、R4がメチル基、エチル基、
プロピル基、ブチル基……の順に炭素数が増加す
る程、オーダー・パラメーターが低下することが
知られている。 しかるに、次の比較例から明らかなように炭素
数の大きい置換基を含む本願発明の色素が、高い
オーダー・パラメーターを示す事実は従来技術か
らは予想し得ないものである。 比較例 1 比較例 2 比較例 3 比較例 4 また、前記公知文献に伸べられているように、
R3、R4の炭素原子数がメチル基のように少ない
場合には、溶解性が低下することが知られている
が、本発明色素は溶解性に優れ、さらに分子構造
末端の置換基を選択することにより、オーダー・
パラメーターの低下を招くことなしに液晶混合物
に対し、溶解度の最適化することが可能である。 すなわち、本発明の要旨は、一般式〔〕から
〔〕のいずれかで表されるアゾ系多色性色素か
ら選ばれる色素を含有することを特徴とする液晶
組成物に存する。 一般式〔〕 (式中の各置換基は以下の表に記載された基を示
す。)
【表】
【表】 一般式〔〕 (式中の各置換基は以下の表に記載された基を示
す。)
【表】 一般式〔〕 (式中の各置換基は以下の表に記載された基を示
す。)
【表】
【表】 一般式〔〕 (式中の各置換基は以下の表に記載された基を示
す。)
【表】 (上記一般式〔〕〜〔〕中、Rはアルキル基
を示し、Raはアルキレン基を示し、halはハロゲ
ン原子を示す。) これらのアゾ色素骨格は非イオン性の置換基を
有してもよく、非イオン性置換基のうち、色素分
子長軸方向の両端に位置する置換基としては、双
方の置換基中に含まれるアルキル鎖の炭素数の和
が3以上であることが好ましい。 本発明の色素は、例えば下記一般式 D1−NH2 (式中、D1は前示一般式〔〕に於ける同一の
意義を有する。)で示されるアミノ化合物を、公
知のジアゾ化、カツプリング法により、下記一般
(式中、Z1〜3、A1、X1は前示一般式〔〕に於
けると同一の意義を有する)で示される化合物と
常法により反応させることにより製造できる。ま
た、一般式〔〕以外の一般式〔〕〜〔〕の
色素はこのような公知のジアゾ化、カツプリング
法を更にくり返すことにより製造することができ
る。また、他の製造方法としては、下記一般式 (式中、D1、Z1〜3は前示一般式〔〕における
と同一の意義を有する。)で示される化合物を、
下記一般式 XCH2−A1−X1 (式中、Xはハロゲン原子、スルホニルオキシ基
を示し、A1、X1は前示一般式〔)に於けると
同一の意義を有する。)で示される化合物と反応
させる公知の方法、あるいはニトロ化合物二分子
を還元してアゾ化合物を合成する公知の方法も適
用することができる。 本発明で用いるネマチツク液晶としては、動作
温度範囲でネマチツク状態を示すものであれば、
かなり広い範囲で選択することができる。また、
このようなネマチツク液晶に施光性物質を加える
ことにより、コレステリツク状態をとらせること
ができる。ネマチツク液晶の例としては第1表に
示される物質、あるいはこれらの誘導体があげら
れる。
【表】
【表】
【表】 上記表中、R′はアルキル基またはアルコキシ
基を、Xはニトロ基、シアノ基、またはハロゲン
原子を表わす。 第1表の液晶はいずれも誘電異方性が正である
が、誘電異方性が負の公知のエステル系、アゾキ
シ系、アゾ系、シツフ系、ピリミジン系、ジエス
テル系あるいはビフエニルエステル系の液晶も、
誘電異方性が正の液晶と混合して、全体として正
の液晶にして用いることができる。また、誘電異
方性が負の液晶でも、適当な素子構成および駆動
法を用いればそのまま使用できることは勿論であ
る。 本発明で用いるホスト液晶物質は第1表に示し
た液晶化合物またはそれらの混合物のいずれでも
よいが、次の4種類の液晶化合物 の混合物として、メルク社からZLI−1132という
商品名で販売されている液晶物質および、次の4
種類の液晶化合物 の混合物として、British Drug House社からE
−7という商品名で販売されている液晶物質が本
発明においては特に有用であることがわかつた。 本発明の液晶組成物に添加する旋光性物質とし
てはカイラルネマチツク化合物、例えば、2−メ
チルブチル基、3−メチルブトキシ基、3−メチ
ルペンチル基、3−メチルペントキシ基、4−メ
チルヘキシル基、4−メチルヘキトキシ基などの
光学活性基をネマチツク液晶化合物に導入した化
合物がある。また特開昭51−45546号公報に示す
l−メントール、d−ボルネオール等のアルコー
ル誘導体、d−シヨウノウ、3−メチルシクロヘ
キサン等のケトン誘導体、d−シトロネラ酸、l
−シヨウノウ酸等のカルボン酸誘導体、d−シト
ロネラール等のアルデヒド誘導体、d−リノネン
等のアルケン誘導体、その他のアミン、アミド、
ニトリル誘導体等の光学活性物質は勿論使用でき
る。 本発明に使用する素子としては公知の液晶表示
用素子を使用できる。すなわち、一般に少なくと
も一方が透明な2枚のガラス基板上に任意のパタ
ーンの透明電極を設け、電極面が対向するように
適当なスペーサーを介して、2枚のガラス基板が
平行になるように素子を構成したものが用いられ
る。この場合、スペーサーにより素子のギヤツプ
が決められる。素子ギヤツプとしては3〜100μ
m、特に5〜50μmが実用的見地から好ましい。 以下に、本発明の液晶組成物に使用される平行
二色性の多色性色素の例およびこれらの色素を用
いた液晶組成物について実施例により具体的に説
明する。 実施例 1 本発明の液晶組成物の例を、使用する多色性色
素の構造式と共にオーダーパラメーターS及び色
相を示す。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】 第2表に記載した各色素の特性は次のようにし
て調べた。すなわち、前述のフエニルシクロヘキ
サン系混合液晶ZLI−1132に、多色性色素とし
て、第2表に示す色素のいずれかを添加し、70℃
以上に加熱し、液晶が等方性液体になつた状態で
よくかきまぜた後、放置冷却する工程を繰返し行
い、色素を溶解した。 このように調製した上記液晶組成物を、透明電
極を有し、液晶と接する面をポリアミド系樹脂を
塗布硬化後ラビングしてホモジニアス配向処理を
施した上下2枚のガラス基板からなる基板間ギヤ
ツプ10〜100μmの素子に封入した。上記配向処
理を施した素子内では電圧無印加のとき上記液晶
組成物は、第1図に示すようなホモジニアス配向
状態をとり、色素分子もホスト液晶に従つて同様
の配向をとる。 第1図の液晶表示素子の構造は、本実施例の液
晶組成物を封入した他は一般的なものである。 すなわち該素子は上下の透明ガラス基板1と、
該各基板の内側に形成された各透明電極2と、該
各基板間に挾持された液晶分子3及び多色性色素
分子4で成る本実施例の液晶組成物とから成る。
入射自然光5は偏光板6を通つて入射光偏光方向
7に偏光され、入射白色偏光8となつて該素子に
到達する。尚、9は観察者である。 本実施例の液晶組成物の吸収スペクトルの測定
は、液晶分子の配向方向に対して平行に偏光した
光及び垂直に偏光した光の各々を用いて行い、こ
れら各偏光に対する色素の吸光度A及びA⊥と
最大吸収波長を求めた。色素の吸光度を求めるに
あたつては、ホスト液晶及びガラス基板による吸
収と、素子の反射損失に関して補正を行つた。こ
のようにして求めた上記各偏光に対する色素の吸
光度の値A及びA⊥の値を用いて、前述の式
()からS値を算出した。 実施例 2 P−アミノ安息香酸エチル1.55g、濃塩酸3
ml、水20mlに0〜5℃で亜硝酸ソーダ0.75gを加
え、同温度で3時間撹拌した後、スルフアミン酸
を加え過剰の亜硝酸ソーダを消去してジアゾ液を
調製した。 このジアゾ液を、公知の方法により合成した下
記化合物 2.96gとテトラヒドロフラン20mlの混合物中に加
え、10℃以下で5時間反応させ、水50mlを加えて
析出物を取した後カラムクロマト法により精製
して、第2表No.6の色素 を得た。本色素の融点は139〜139.5℃であり、前
述のフエニルシクロヘキサン系混合液晶ZLI−
1132中における最大吸収波長は430nmであつた。 実施例 3 実施例2に準じた方法によりp−ニトロアニリ
ンと、下記化合物 を反応させて、第2表No.8の色素 を合成した。本色素の融点は128.5〜129℃であ
り、最大吸収波長は470nmであつた。 実施例 4 実施例2に準じた方法によりp−ニトロアニリ
ンと、下記化合物 を反応させて、第2表No.11の色素 を合成した。本色素の融点は117〜118℃であり、
最大吸収波長は517nmであつた。 実施例 5 実施例2に準じた方法によりp−ブトキシアニ
リンと、下記化合物 を反応させて、第2表No.13の色素 を合成した。本色素の融点は126〜126.5℃であ
り、最大吸収波長は446nmであつた。 実施例 6 実施例2に準じた方法により下記化合物 と、下記化合物 を反応させて、第2表No.24の色素 を合成した。本色素の融点は127〜127.5℃であ
り、最大吸収波長は489nmであつた。 実施例 7 実施例2に準じた方法により下記化合物 と、下記化合物 を反応させて、第2表No.26の色素 を合成した。本色素の融点は177〜178.5℃であ
り、最大吸収波長は548nmであつた。 実施例 8 実施例2に準じた方法により下記化合物 と、下記化合物 を反応させて、第2表No.27の色素 を合成した。本色素の融点は128.5〜129.5℃であ
り、最大吸収波長は532nmであつた。 実施例 9 実施例2に準じた方法によりp−アミノアゾベ
ンゼンと、下記化合物 を反応させて、第2表No.34の色素 を合成した。本色素の融点は134.5〜135℃であ
り、最大吸収波長は460nmであつた。 実施例 10 実施例2に準じた方法により、下記化合物 と、下記化合物 を反応させて、第2表No.36の色素 を合成した。本色素の融点は176〜176.5℃であ
り、最大吸収波長は506nmであつた。 実施例 11 実施例2に準じた方法により、下記化合物 と、下記化合物 を反応させて、第2表No.39の色素 を合成した。本色素の融点は118.5〜119.2℃であ
り、最大吸収波長は509nmであつた。 実施例 12 実施例2に準じた方法により、下記化合物 と、下記化合物 を反応させて、第2表No.41の色素 を合成した。本色素の融点は171.8〜173.0℃であ
り、最大吸収波長は546nmであつた。 実施例 13 実施例2に準じた方法により、下記化合物 と、下記化合物 を反応させて、第2表No.44の色素 を合成した。本色素の融点は104.3〜105.0℃であ
り、最大吸収波長は518nmであつた。 実施例 14 実施例2に準じた方法によりp−アミノアゾベ
ンゼンと、下記化合物 を反応させて、第2表No.46の色素 を合成した。本色素の融点は211.0〜211.5℃であ
り、最大吸収波長は509nmであつた。 実施例 15 実施例2に準じた方法によりp−アミノアゾベ
ンゼンと、下記化合物 を反応させて、第2表No.54の色素 を合成した。本色素の融点は166.0〜166.5℃であ
り、最大吸収波長は528nmであつた。 実施例 16 実施例2に準じた方法によりp−アミノアゾベ
ンゼンと、下記化合物 を反応させて、第2表No.56の色素 を合成した。本色素の融点は163〜164℃であり、
最大吸収波長は514nmであつた。 実施例 17 実施例2に準じた方法によりp−アミノアゾベ
ンゼンと、下記化合物 を反応させて、第2表No.58の色素 を合成した。本色素の融点は128.9〜130℃であ
り、最大吸収波長は514nmであつた。 実施例 18 実施例2に準じた方法によりp−アミノアゾベ
ンゼンと、下記化合物 を反応させて、第2表No.59の色素 を合成した。本色素の融点は102.3〜103.0℃であ
り、最大吸収波長は515nmであつた。 実施例 19 実施例2に準じた方法により、下記化合物 と、下記化合物 を反応させて、第2表No.61の色素 を合成した。本色素の融点は138.5〜139.3℃であ
り、最大吸収波長は518nmであつた。 実施例 20 実施例2に準じた方法により、下記化合物 と、下記化合物 を反応させて、第2表No.63の色素 を合成した。本色素の融点は99.5〜100℃であつ
た。 実施例 21 実施例2に準じた方法により、下記化合物 と、下記化合物 を反応させて、第2表No.65の色素 を合成した。本色素の融点は121.0〜121.5℃であ
つた。 実施例 22 実施例2に準じた方法によりp−アミノアゾベ
ンゼンと、下記化合物 を反応させて、第2表No.70の色素 を合成した。本色素の融点は138.5〜139.5℃であ
つた。 実施例 23 実施例2に準じた方法により、下記化合物 と、下記化合物 を反応させて、第2表No.76の色素 を合成した。本色素の融点は116.5〜117.2℃であ
り、最大吸収波長は512nmであつた。 実施例 24 実施例2に準じた方法により、下記化合物 と、下記化合物 を反応させて、第2表No.77の色素 を合成した。本色素の融点は98.5〜99℃であり、
最大吸収波長は514nmであつた。 実施例 25 下記化合物 1.05g、濃塩酸3ml、水25mlに0〜5℃で亜硝酸
ソーダ0.75gを加え、同温度で4時間撹拌した
後、スルフアミン酸を加え過剰の亜硝酸ソーダを
消去してジアゾ液を調製した。 このジアゾ液を、下記化合物 2.96gとN−メチルプロリドン30mlの混合物中に
加え、10℃以下で6時間反後させ、水70mlを加え
て、析出物を取した後、カラムクロマト法によ
り精製して、第2表No.89の色素 を得た。本色素の融点は232〜233℃であり、最大
吸収波長は516nmであつた。 実施例 26 実施例25に準じた方法により、下記化合物 と、下記化合物 を反応させて、第2表No.95の色素 を合成した。本色素の融点は186〜187℃であつ
た。 実施例 27 実施例25に準じた方法により、下記化合物 と、下記化合物 を反応させて、第2表No.96の色素 を合成した。本色素の融点は226〜226.7℃であ
り、最大吸収波長は611nmであつた。 実施例 28 実施例25に準じた方法により、下記化合物 と、下記化合物 を反応させて、第2表No.100の色素 を合成した。本色素の融点は231.5〜232℃であ
り、最大吸収波長は548nmであつた。 実施例 29 実施例2に準じた方法によりp−ブトキシアニ
リンと、下記化合物 を反応させて、第2表No.109の色素 を合成した。本色素の融点は228〜229℃であり、
最大吸収波長は455nmであつた。 実施例 30 実施例2に準じた方法により下記化合物 と、下記化合物 を反応させて、第2表No.113の色素 を合成した。本色素の融点は210.5〜211℃であ
り、最大吸収波長は666nmであつた。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第5図は本発明の実施例素子の電圧
無印加状態の略示的断面図、第2図は第2表No.34
の色素、第3図はNo.56の色素、第4図はNo.96の色
素を用いた本発明の実施例素子の分光特性図、第
6図は本発明の実施例素子の電圧印加状態の略示
的断面図である。 3……液晶分子、4……多色性色素分子。
【特許請求の範囲】
1 (a) 希釈油中でアルキルアリールスルホン酸
をカルシウム塩基と反応させ、その際反応体の
使用量は0.51〜1.8のカルシウム塩基/アルキ
ルアリールスルホン酸のモル比に相当するよう
にし、 (b) 得られた中間物を水及び塩化物イオンの存在
下に4〜10個の炭素原子を含有する線状又は分
岐状脂肪族アルコール及び要すれば1〜4個の
炭素原子を含有するカルボン酸と反応させ、そ
の際反応体の使用量は下記のモル比: 2以下のカルボン酸/塩基性のカルシウム塩
基、 0.005〜0.2の塩化物イオン/アルキルアリー
ルスルホン酸、 0.1以上のアルコール/アルキルアリールス
ルホン酸、 0.2〜5の水/アルキルアリールスルホン酸
に相当するようにし、 (c) 水及びアルコールを除去し、 (d) 濾過して固形物を除去する 工程よりなる方法によつて得られたことを特徴と

Claims (1)

  1. (式中の各置換基は以下の表に記載された基を示
    す。) 【表】 【表】 一般式〔〕 (式中の各置換基は以下の表に記載された基を示
    す。) 【表】 一般式〔〕 (式中の各置換基は以下の表に記載された基を示
    す。) 【表】 【表】 【表】 一般式〔〕 (式中の各置換基は以下の表に記載された基を示
    す。) 【表】 【表】
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