JPH0456443B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0456443B2 JPH0456443B2 JP59277219A JP27721984A JPH0456443B2 JP H0456443 B2 JPH0456443 B2 JP H0456443B2 JP 59277219 A JP59277219 A JP 59277219A JP 27721984 A JP27721984 A JP 27721984A JP H0456443 B2 JPH0456443 B2 JP H0456443B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal pin
- slope
- groove
- winding
- layer transition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000007704 transition Effects 0.000 claims description 18
- 239000002131 composite material Substances 0.000 claims description 15
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 10
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 10
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 claims 1
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 12
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
- Filters And Equalizers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はビデオ、テレビ等の信号処理に利用さ
れるLC複合部品に関するものである。
れるLC複合部品に関するものである。
従来の技術
近年、ビデオ、テレビ等の民生機器における小
形化指向は目ざましいものがあり、これらに使用
される電子部品であるLC複合部品もまた小形化
する必要性がある。
形化指向は目ざましいものがあり、これらに使用
される電子部品であるLC複合部品もまた小形化
する必要性がある。
以下図面を参照しながら従来のLC複合部品に
ついて説明する。
ついて説明する。
第3図は従来のLC複合部品の斜視図、第4図
は同断側面図である。第4図において、1は同軸
ボビン、2はLC複合部品を電気的に構成する部
品であるチツプコンデンサ、3は外部との電気的
接続及びコイル4とチツプコンデンサ2を電気的
に接続する端子ピン、4はLC複合部品を電気的
に構成する部品であるコイル、5はコイル4を巻
回しする巻線溝、6はコイル4間を接続する接続
用銅線を通す移層用溝である。
は同断側面図である。第4図において、1は同軸
ボビン、2はLC複合部品を電気的に構成する部
品であるチツプコンデンサ、3は外部との電気的
接続及びコイル4とチツプコンデンサ2を電気的
に接続する端子ピン、4はLC複合部品を電気的
に構成する部品であるコイル、5はコイル4を巻
回しする巻線溝、6はコイル4間を接続する接続
用銅線を通す移層用溝である。
以上のように構成それたLC複合部品について、
以下その動作について説明する。
以下その動作について説明する。
LC複合部品の電気的特性はコイル4とチツプ
コンデンサ2により構成されていて、必要な電気
的特性を得るために必要な値となつている。この
中でコイル4は電気的特性を得るために必要なイ
ンダクタンスを巻線溝5に巻回しすることにより
得ている。また構成されるコイル4とチツプコン
デンサ2は必要とされる特性に応じて複数個使用
され、移層用溝6を通して接続されている。コイ
ル4とチツプコンデンサ2は端子ピン3で電気的
に接続され、また端子ピン3は外部との電気的接
続部分ともなつている。
コンデンサ2により構成されていて、必要な電気
的特性を得るために必要な値となつている。この
中でコイル4は電気的特性を得るために必要なイ
ンダクタンスを巻線溝5に巻回しすることにより
得ている。また構成されるコイル4とチツプコン
デンサ2は必要とされる特性に応じて複数個使用
され、移層用溝6を通して接続されている。コイ
ル4とチツプコンデンサ2は端子ピン3で電気的
に接続され、また端子ピン3は外部との電気的接
続部分ともなつている。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら上記の構造では小形化する上で同
軸ボビン1は小さくすることは可能であるが、コ
イル4の部分は必要なインダクタンスを得るため
には小さくできない面がある。このため、コイル
4の最外径が同軸ボビン1の外径寸法と同一とな
り移層溝6を通過する銅線が移層溝6の斜面を滑
り端子ピン3と接触してしまいシヨート不良を発
生するという欠点を有していた。
軸ボビン1は小さくすることは可能であるが、コ
イル4の部分は必要なインダクタンスを得るため
には小さくできない面がある。このため、コイル
4の最外径が同軸ボビン1の外径寸法と同一とな
り移層溝6を通過する銅線が移層溝6の斜面を滑
り端子ピン3と接触してしまいシヨート不良を発
生するという欠点を有していた。
本発明は上記欠点に鑑み、銅線が移層溝を通過
する際、移層溝の斜面を滑つて端子ピンと接触し
ないLC複合部品に関するものである。
する際、移層溝の斜面を滑つて端子ピンと接触し
ないLC複合部品に関するものである。
問題点を解決するための手段
この問題点を解決するために本発明のLC複合
部品は、コイルが最大外径となる外輪線と移層溝
の斜面とが接する位置から下方に向かつて端子と
平行になる段部分を移層溝全体にわたつて設ける
ことから構成されている。
部品は、コイルが最大外径となる外輪線と移層溝
の斜面とが接する位置から下方に向かつて端子と
平行になる段部分を移層溝全体にわたつて設ける
ことから構成されている。
作 用
この構成によつてコイルから出る接続用銅線が
移層溝を通過する際、移層溝の斜面を滑つても本
発明による斜面の段部分により滑りが止まり、端
子と銅線が接触しシヨート不良の発生を防止する
ものである。
移層溝を通過する際、移層溝の斜面を滑つても本
発明による斜面の段部分により滑りが止まり、端
子と銅線が接触しシヨート不良の発生を防止する
ものである。
実施例
以下本発明の一実施例について図面を参照しな
がら説明する。第1図は本発明の一実施例におけ
るLC複合部品の断側面図である。第1図におい
て、7は同軸ボビン、8はチツプコンデンサ、9
は端子ピン、10はコイル、11は巻線溝、12
は移層溝で以上は第3図、第4図の構成と同じも
のである。13は本発明の移層溝12の斜面に設
けた段部分である。第2図は第1図の下面から見
た一部切欠斜視図である。14は移層溝12を通
過するコイル間接続用銅線である。
がら説明する。第1図は本発明の一実施例におけ
るLC複合部品の断側面図である。第1図におい
て、7は同軸ボビン、8はチツプコンデンサ、9
は端子ピン、10はコイル、11は巻線溝、12
は移層溝で以上は第3図、第4図の構成と同じも
のである。13は本発明の移層溝12の斜面に設
けた段部分である。第2図は第1図の下面から見
た一部切欠斜視図である。14は移層溝12を通
過するコイル間接続用銅線である。
以上のように構成されたLC複合部品について
以下その動作を説明する。第2図においてコイル
10として巻かれた銅線が移層溝12を接続用銅
線14として通過する。この接続用銅線14が移
層溝12を通過する際に移層溝12の斜面に当た
りながらしかも斜面を滑りながら通過する。しか
し接続用銅線14は移層溝12の斜面に設けた段
部13によつて滑りが止まり端子ピン9と接触し
ないで移層溝12を通過する。
以下その動作を説明する。第2図においてコイル
10として巻かれた銅線が移層溝12を接続用銅
線14として通過する。この接続用銅線14が移
層溝12を通過する際に移層溝12の斜面に当た
りながらしかも斜面を滑りながら通過する。しか
し接続用銅線14は移層溝12の斜面に設けた段
部13によつて滑りが止まり端子ピン9と接触し
ないで移層溝12を通過する。
発明の効果
以上のように本発明は移層溝の斜面の端子ピン
側の端部に段部を設けることにより、複数個の巻
線溝間に連続的にコイルを巻回していく際にこの
移層溝を通る接続用銅線が移層溝の斜面を滑つて
移動しても斜面の端部の段部でその滑りは停止さ
せられることになり、したがつて端子ピンと接触
してシヨート不良を発生することがなくなり、信
頼性の大幅な向上が図れるとともに、この段部を
設けることによつて、斜面を大きくとつてシヨー
ト対策をとる必要もなく、その分同軸ボビンの形
状も小形化できることになり、産業上の実用的価
値の大なるものである。
側の端部に段部を設けることにより、複数個の巻
線溝間に連続的にコイルを巻回していく際にこの
移層溝を通る接続用銅線が移層溝の斜面を滑つて
移動しても斜面の端部の段部でその滑りは停止さ
せられることになり、したがつて端子ピンと接触
してシヨート不良を発生することがなくなり、信
頼性の大幅な向上が図れるとともに、この段部を
設けることによつて、斜面を大きくとつてシヨー
ト対策をとる必要もなく、その分同軸ボビンの形
状も小形化できることになり、産業上の実用的価
値の大なるものである。
第1図は本発明の一実施例におけるLC複合部
品の断側面図、第2図は第1図の下面から見た一
部切欠斜視図、第3図は従来のLC複合部品の斜
視図、第4図は従来の断側面図である。 7……同軸ボビン、8……チツプコンデンサ、
9……端子ピン、10……コイル、11……巻線
溝、12……移層溝、13……段部、14……接
続用銅線。
品の断側面図、第2図は第1図の下面から見た一
部切欠斜視図、第3図は従来のLC複合部品の斜
視図、第4図は従来の断側面図である。 7……同軸ボビン、8……チツプコンデンサ、
9……端子ピン、10……コイル、11……巻線
溝、12……移層溝、13……段部、14……接
続用銅線。
Claims (1)
- 1 複数個のツバによつて複数個の巻線溝を有す
る同軸ボビンを備え、この同軸ボビンの巻線溝に
コイルを巻回し、上記ツバの一面に設けたコンデ
ンサ収納部に端子ピンを植設するとともに、この
端子ピンに半田付けされるコンデンサを収納し、
このツバのコンデンサ収納部形成面と逆の面に巻
線溝に巻回するコイル間を接続する接続部を通す
移層溝を設け、この移層溝の深さ方向である同軸
巻芯径から斜めに下面端子ピン方向に斜面を設
け、この斜面の下面端子ピン側の端部に斜面と最
大巻線の外輪線とが接する位置から端子ピンと平
行となる段部を設けたLC複合部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27721984A JPS61150315A (ja) | 1984-12-25 | 1984-12-25 | Lc複合部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27721984A JPS61150315A (ja) | 1984-12-25 | 1984-12-25 | Lc複合部品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61150315A JPS61150315A (ja) | 1986-07-09 |
JPH0456443B2 true JPH0456443B2 (ja) | 1992-09-08 |
Family
ID=17580470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27721984A Granted JPS61150315A (ja) | 1984-12-25 | 1984-12-25 | Lc複合部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61150315A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008058505A (ja) * | 2006-08-30 | 2008-03-13 | Fujikura Ltd | 光ファイバドロップケーブル及び光ファイバインドアケーブル |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5428043B2 (ja) * | 1973-12-28 | 1979-09-13 | ||
JPS59161008A (ja) * | 1984-02-23 | 1984-09-11 | 松下電器産業株式会社 | Lc複合部品 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53131552U (ja) * | 1977-03-25 | 1978-10-18 | ||
JPS5918646Y2 (ja) * | 1977-07-28 | 1984-05-30 | 株式会社光輪技研 | 高周波コイル |
JPS5594017U (ja) * | 1978-12-22 | 1980-06-30 |
-
1984
- 1984-12-25 JP JP27721984A patent/JPS61150315A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5428043B2 (ja) * | 1973-12-28 | 1979-09-13 | ||
JPS59161008A (ja) * | 1984-02-23 | 1984-09-11 | 松下電器産業株式会社 | Lc複合部品 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61150315A (ja) | 1986-07-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |