JPH0455488Y2 - - Google Patents

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JPH0455488Y2
JPH0455488Y2 JP1989071799U JP7179989U JPH0455488Y2 JP H0455488 Y2 JPH0455488 Y2 JP H0455488Y2 JP 1989071799 U JP1989071799 U JP 1989071799U JP 7179989 U JP7179989 U JP 7179989U JP H0455488 Y2 JPH0455488 Y2 JP H0455488Y2
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JP
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spiral
synthetic resin
support
along
resin layer
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はトマト、メロン等の果菜類作物を倒れ
ないように誘引して成長させるための螺旋状農園
芸支柱に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の螺旋状農園芸支柱として、ポリ
塩化ビニル単体からなるパイプ状となされ、長さ
方向に沿つて螺旋状に曲折された螺旋状部の下端
部に土中埋込用の直線状部が設けられたものがあ
る。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、かかる従来の螺旋状農園芸支柱
はポリ塩化ビニル単体から形成されているので、
強度的に弱い問題点がある。例えば、農園芸ハウ
ス内で使用する場合にはハウスの雰囲気温度50〜
60℃で軟化し、誘引作物の荷重に対して屈折しや
すく、露地栽培に使用する場合には風の影響を受
けて補強しなければ誘引作物の荷重に耐えられな
い問題点がある。又、剛性がないために土中に埋
込しがたい問題点がある。さらに、複数本の支柱
をパイプやテープ等で連結して補強する場合、螺
旋状部にテープ等を結束しなければならず、結束
作業に手間がかかると共に結束部によつて作物が
阻害されやすい問題点がある。さらに又、支柱の
表面が平滑面となされているので、作物にある程
度実がつきはじめると作物の自重及び風圧等によ
つて作物がずり落ちやすい問題点がある。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するため、本考案螺旋状農園芸
支柱は、金属製長尺芯材に合成樹脂層が被覆一体
化されて支柱本体が形成され、支柱本体は合成樹
脂層の表面に長さ方向に沿つて多数の突条が設け
られ、上下端部にそれぞれ長さ方向に沿う直線状
部を有し、中間部に長さ方向に沿つて螺旋状に曲
折された螺旋状部を有するものである。
(実施例) 以下、図面を参照しながら本考案について説明
する。
図面において、1は支柱本体であつて、金属製
長尺芯材2に合成樹脂層3が被覆一体化されて形
成されている。芯材2は一般に断面円形の鋼管
(例えば外径11mm程度)が使用されるが、必ずし
もこれに限定されず適宜断面の金属製長尺体とな
されておればよい。合成樹脂層3はポリエチレ
ン、ポリ塩化ビニル等適宜合成樹脂から形成され
ればよく、合成樹脂層3の表面には長さ方向に沿
つて多数の突条4,4……が設けられている。
又、芯材2が鋼管等のパイプ状となされている場
合には、芯材2の両端部に合成樹脂製栓体が上記
合成樹脂層3と一体化されて設けられ、支柱本体
1が水密性を有するようになされている。
上記支柱本体1は第1図の如く上下端部にそれ
ぞれ長さ方向に沿う直線状部5,6を有し、中間
部に長さ方向に沿つて螺旋状に曲折された螺旋状
部7を有している。支柱本体1の全長が例えば約
2750mmとなされていると、上端直線状部5は約
250mm、下端直線状部6は約500mm、中間の螺旋状
部7は約2000mmの長さとなされている。なお、上
記長さは一例であつてこれに限定されない。
上端直線状部5は補強用のパイプ、テープ等を
交差して結束するために設けられている。例えば
第5図の場合、複数本の支柱本体1,1……が補
強用テープ3により上端直線状部5,6……が連
結されて補強されている。
下端直線状部6は先尖り状となされ、土中に埋
込みやすくなされている。又、この直線状部6は
第3図の如く螺旋状部7の旋回による円周上に位
置されている。
螺旋状部7は第4図の如く螺旋中心側に沿つて
果菜類作物Aを抱持し、作物を倒れないようにし
て誘引するために設けられている。この螺旋状部
7は果菜類作物の栽培に適するように、例えば旋
回内径が20〜25mm、螺旋ピツチが160〜250mmとな
されている。
(考案の効果) 以上詳述した如く、本考案螺旋状農園芸支柱
は、金属製長尺芯材に合成樹脂層が被覆一体化さ
れているので、従来に比べ強度を向上させること
ができ、作物の荷重により倒れたり屈曲したりす
るようなことがないと共に、土中に埋込み設置し
やすい。
又、合成樹脂層の表面に長さ方向に沿つて多数
の突条が設けられているので、従来の如く作物が
自重や風圧により螺旋状部からずり落ちないよう
なことがなく、作物を確実に誘引することができ
る。
さらに、上端部に長さ方向に沿う直線状部を有
しているので、複数本の支柱をパイプやテープ等
で連結して補強する場合、直線状部にパイプやテ
ープ等を直交させて容易に結束することができ、
補強作業がしやすいと共に従来の如く結束部によ
る作物の成長を阻害するようなことがない。
さらにまた、下端直線状部が螺旋状部の旋回に
よる円周上に位置されているので支柱を土中に挿
込む際に直線状部の真上に位置する螺旋状部を持
ち挿込むことにより、この挿込力が直線状部に有
効に作用して設置作業が容易に行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案螺旋状農園芸支柱の一実施例を
示す斜視図、第2図は同支柱の拡大横断面図、第
3図は同支柱の拡大底面図、第4図、第5図は同
支柱の使用状態を示す斜視図である。 1……支柱本体、2……金属製長尺芯材、3…
…合成樹脂層、4……突条、5,6……直線状
部、7……螺旋状部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属製長尺芯材2に合成樹脂層3が被覆一体化
    されて支柱本体1が形成され、支柱本体1は合成
    樹脂層3の表面に長さ方向に沿つて多数の突条
    4,4……が設けられ、上下端部にそれぞれ長さ
    方向に沿う直線状部5,6を有し、中間部に長さ
    方向に沿つて螺旋状に曲折された螺旋状部7を有
    し、下端直線状部6は螺旋状部7の旋回による円
    周上に位置されてなる螺旋状農園芸支柱。
JP1989071799U 1989-06-20 1989-06-20 Expired JPH0455488Y2 (ja)

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JP1989071799U JPH0455488Y2 (ja) 1989-06-20 1989-06-20

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JP1989071799U JPH0455488Y2 (ja) 1989-06-20 1989-06-20

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JPH0312741U JPH0312741U (ja) 1991-02-08
JPH0455488Y2 true JPH0455488Y2 (ja) 1992-12-25

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JPH08258961A (ja) * 1995-03-22 1996-10-08 Yamazaki Baking Co Ltd 搬送コンベアの搬送方向転換方法とその搬送装置

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JPS6230551B2 (ja) * 1980-09-12 1987-07-02 Sanyo Electric Co
JPS6342054B2 (ja) * 1986-11-18 1988-08-19 Takashi Maruyama

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JPS6342054U (ja) * 1986-09-04 1988-03-19

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JPH0312741U (ja) 1991-02-08

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