JP3096251U - 植物支持用のアーチ状支柱具 - Google Patents

植物支持用のアーチ状支柱具

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JP3096251U
JP3096251U JP2003001077U JP2003001077U JP3096251U JP 3096251 U JP3096251 U JP 3096251U JP 2003001077 U JP2003001077 U JP 2003001077U JP 2003001077 U JP2003001077 U JP 2003001077U JP 3096251 U JP3096251 U JP 3096251U
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秀夫 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薔薇等の蔓性植物の蔓や茎を、下方向へのス
リップを防止しながら確実に支柱部に巻き付かせて植物
を上方向に正常に成長させ得る植物支持用のアーチ状支
柱具を提供する。 【解決手段】 間隔を隔てる直線状の支柱部7,7の上
端相互を倒U字状なす連結部9で連結してなるアーチ状
をなす植物支持用の支柱具である。両支柱部7,7の夫
々の表面には、周方向に略90度の角度を置いて、蔓性
植物引っ掛かり用の突部11が、支柱部7の長さ方向に
不連続状態で突設されている。突部11の上下方向の配
置間隔は9mm程度に設定され、又、連結部7の表面は
平滑に形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、薔薇等の蔓性植物の蔓や茎を、下方向へのスリップを防止しながら 確実に巻き付かせて植物を上方向に正常に成長させることのできる植物支持用の アーチ状支柱具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
薔薇等の蔓性植物を植木鉢で栽培する場合、例えば図6に示すように、2本の 植物支持用のアーチ状支柱具a,aを上端で略直角に交差させ、交差した上端b ,b相互を針金等の結着材cで結着して植物支持部dを形成していた。
【0003】 該アーチ状支柱具aは、図7に示すように、所要間隔を隔てる直線状の支柱部 e,eの上端相互を倒U字状をなす連結部fで連結してなるアーチ状をなし、そ の表面gは、全体が樹脂被覆されて平滑に形成されていた。植物を支持する支柱 具は、直線状を呈するものであってもよいのであるが、植木鉢で植物を栽培する 場合は路地栽培とは異なり、支柱具を土に深く突き刺すことができないために、 立設の安定性を確保する上から、前記のようなアーチ状を呈する支柱具が適して いたのであった。
【0004】 植物支持部をこのように構成して蔓性植物を栽培した場合は、支柱部の表面が 平滑であったために、植物の茎や蔓が支柱部に巻き付いたときに、この巻き付い た部分が下方に滑り落ちやすく、植物が支柱部に沿って上方向に正常に成長でき 難かった。そのため薔薇等の栽培で、花の咲く位置を所定に決めたい場合は、図 6に示すように、植物の成長に合わせて適当間隔で茎を支柱部eに結着材hで結 着しなければならない面倒さがあった。又このように結着したときは、結着材が 目障りとなって美観を損なう問題もあった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 本考案は、植木鉢に対しても安定的に立設できながら、薔薇等の蔓性植物の蔓 や茎を、下方向へのスリップを防止しながら確実に巻き付かせて植物を上方向に 正常に成長させることのできる植物支持用のアーチ状支柱具の提供を課題とする ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本考案は以下の手段を採用する。 即ち本考案に係る植物支持用のアーチ状支柱具は、所要間隔を隔てる直線状の 支柱部の上端相互を倒U字状をなす連結部で連結してなるアーチ状をなし、両支 柱部の夫々の表面には、蔓性植物引っ掛かり用の突部が、該支柱部の長さ方向に 不連続状態で突設されていることを特徴とするものである。
【0007】 本考案に係るアーチ状支柱具のより具体的な態様は、所要間隔を隔てる直線状 の支柱部の上端相互を倒U字状をなす連結部で連結してなるアーチ状をなし、両 支柱部の夫々の表面には、周方向に略90度の角度を置いて、蔓性植物引っ掛か り用の突部が、該支柱部の長さ方向に不連続状態で突設されていることを特徴と するものである。
【0008】 本考案に係るアーチ状支柱具のより具体的な他の態様は、所要間隔を隔てる直 線状の支柱部の上端相互を倒U字状をなす連結部で連結してなるアーチ状をなし 、両支柱部の夫々の表面には、蔓性植物引っ掛かり用の突部が、該支柱部の長さ 方向に不連続状態で突設されると共に、前記連結部の表面は平滑に形成されてい ることを特徴とするものである。
【0009】 本考案に係るアーチ状支柱具のより具体的なその他の態様は、所要間隔を隔て る直線状の支柱部の上端相互を倒U字状をなす連結部で連結してなるアーチ状を なし、両支柱部の夫々の表面には、周方向に略90度の角度を置いて、蔓性植物 引っ掛かり用の突部が、該支柱部の長さ方向に不連続状態で突設されると共に、 前記連結部の表面は平滑に形成されていることを特徴とするものである。
【0010】 前記各アーチ状支柱具において、前記突部は樹脂製とするのがよい。又、突部 は5〜15mm間隔で並設するのがよい。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。 図1において本考案に係る植物支持用のアーチ状支柱具(以下アーチ状支柱具 という)1は、例えば、植木鉢2に収容した土3に立設されて、薔薇等の蔓性植 物5を栽培するための植物支持部6を形成するものである。より具体的には図2 に示すように、間隔を隔てた直線状の支柱部7,7の上端相互を、倒U字状をな す連結部9で連結してなるアーチ状をなし、該両支柱部7,7の夫々の表面10 に、蔓性植物引っ掛かり用の突部11が突設されている。又該両支柱部7,7の 下端部分は、樹脂キャップ12を嵌着して形成されており、下端に向けて鋭の円 錐状を呈している。
【0012】 該アーチ状支柱具1は、例えば図3〜4に示すように、鋼製の直線状パイプ本 体13の表面15を樹脂被覆してなる、外径が8mm程度の直線状被覆パイプ1 6の中間部分17をU字状に屈曲して形成されている。そして、その全長は例え ば120cmに設定され、両支柱部7,7間の間隔は例えば20cmに設定され る。
【0013】 前記突部11は、本実施の形態においては図2に示すように、長さが5mmで 幅が1mm、突出量が0.8mmの縦長の樹脂製の突部として形成されており、 前記支柱部7の表面10に、その長さ方向に9mm程度の間隔を置いて不連続状 態に突設されている。本実施の形態においては、支柱部7の周方向に略90度の 角度を置いて4列設けられている。
【0014】 前記連結部9の表面19は、樹脂被覆されたままの平滑面に形成されており、 その両側の部分(前記支柱部7,7)には、前記突部11が、周方向に略90度 の角度を置いて4列設けられている。
【0015】 該連結部9は、その表面を平滑に形成して、突部11を設けていないが、その 理由は、2本のアーチ状支柱具1,1を、図1に示すように、その上端20,2 0相互を当接させて交差させ、その交差部分を樹脂被覆の針金等の結着材21で 結着する際に、両連結部9,9の交差と結着を安定的に行わせるためである。又 、本実施の形態においては、直線状被覆パイプ16の中間部分17をU字状に屈 曲することによって連結部9を形成するが、該中間部分17の表面にも樹脂製の 突部が設けられているとすれば、U字状に屈曲する際に、厚肉の樹脂製の突部が 障害となって屈曲加工を安定的に行うことができないからである。更に、中間部 分17をU字状に屈曲した際に厚肉の樹脂製の突部が伸びて白化し、アーチ状支 柱具の外観を損なうからである。
【0016】 図1は、かかる構成を有する2本のアーチ状支柱具1,1を用いて形成した植 物支持部6を示しており、両支柱具1,1が、その連結部9,9の上端相互を当 接させて略直角に交差する状態にされ、その交差部分が樹脂被覆針金等の結着材 21で結着されると共に、各アーチ状支柱具1,1の支柱部7,7の下端部分2 2,22が植木鉢内の土3に、例えば20cm程度の深さに突き刺されている。 前記のように、連結部9,9の表面19,19は平滑に形成されているため、該 連結部9,9を、安定的に交差させることができるのであり、従って該交差部分 相互は、結着材21で確実に結着されて一体化しており、安定的な植物支持部6 が形成されている。
【0017】 このようにして植物支持部6を形成し、薔薇等の蔓性植物を植木鉢で栽培する のであるが、植物はその茎23や蔓が支柱部7に巻き付いたときに、図5に示す ように、これが前記突部11に引っ掛かるため、植物の茎23や蔓を、下方にス リップすることなく上方向に正常に成長させることができる。
【0018】 なおアーチ状支柱具1は、その支柱部7,7間を弾性的に拡げたり縮めたりす ることができるため、両支柱部7,7を、その間の間隔を植木鉢の直径に応じた 適当間隔にして植木鉢2に立設できる。
【0019】 本考案に係るアーチ状支柱具1において、引っ掛かり用の前記突部11は、支 柱部7に巻き付いた植物の蔓や茎を下方にずり落ちないようにするための引っ掛 かり作用を発揮するものであれば、リング状等の突部としても形成され得る。な お該リング状の突部は、その周方向に途切れ状態のものでもよい。
【0020】 前記実施の形態においては、支柱部9の表面10に周方向に略90度の角度を 置いて突部11を設けた場合を示したが、植物の巻き付き時の引っ掛かりを可能 とするものであれば、突部11を、周方向で見て1列や2列、3列等で設けるこ ともある。
【0021】
【考案の効果】
本考案は以下の如き優れた効果を奏する。 (1) 本考案は、両支柱部の夫々の表面に、その長さ方向に、蔓性植物引っ掛かり 用の突部が設けられているため、薔薇等の蔓性植物の蔓や茎を下方にスリップさ せることなく確実に支柱部に巻き付かせることができ、これによって植物を上方 向に正常に成長させることができる。 従って従来のように、植物をその成長に合わせて適当間隔で支柱に結着しなけ ればならないといった面倒さが解消され、又、結着材が目障りとなって美観を損 なうといった問題も解消される。
【0022】 (2) 本考案に係るアーチ状支柱具において、引っ掛かり用の突部を支柱部にのみ 設け、倒U字状をなす連結部にはこれを設けないときは、2本のアーチ状支柱具 を、その上端相互を当接させて交差させ、その交差部分を針金等の結着材で結着 する際に、両連結部の交差と結着を安定的に行わせることができる。
【0023】 (3) 本考案に係るアーチ状支柱具を、直線状パイプの中間部分をU字状に屈曲し て形成する場合において、該中間部分の表面に突部を設けない場合は、該中間部 分をU字状に屈曲する加工を、突部が障害となることなく容易に行うことができ る。又、このように突部が設けられていないため、中間部分をU字状に屈曲する 際に厚肉の突部が伸びて白化しアーチ状支柱具の外観を損なうといった不具合も 発生させない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るアーチ状支柱具をその使用状態で
示す斜視図である。
【図2】アーチ状支柱具を示す斜視図である。
【図3】その断面図である。
【図4】アーチ状支柱具の製造工程を説明する斜視図で
ある。
【図5】植物の茎が支柱部の突部に引っ掛かって下方へ
のスリップが防止されている状態を示す斜視図である。
【図6】従来のアーチ状支柱具をその使用状態で示す斜
視図である。
【図7】従来のアーチ状支柱具を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 アーチ状支柱具 2 植木鉢 5 蔓性植物 6 植物支持部 7 支柱部 9 連結部 11 突部

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所要間隔を隔てる直線状の支柱部の上端
    相互を倒U字状をなす連結部で連結してなるアーチ状を
    なし、両支柱部の夫々の表面には、蔓性植物引っ掛かり
    用の突部が、該支柱部の長さ方向に不連続状態で突設さ
    れていることを特徴とする植物支持用のアーチ状支柱
    具。
  2. 【請求項2】 所要間隔を隔てる直線状の支柱部の上端
    相互を倒U字状をなす連結部で連結してなるアーチ状を
    なし、両支柱部の夫々の表面には、周方向に略90度の
    角度を置いて、蔓性植物引っ掛かり用の突部が、該支柱
    部の長さ方向に不連続状態で突設されていることを特徴
    とする植物支持用のアーチ状支柱具。
  3. 【請求項3】 所要間隔を隔てる直線状の支柱部の上端
    相互を倒U字状をなす連結部で連結してなるアーチ状を
    なし、両支柱部の夫々の表面には、蔓性植物引っ掛かり
    用の突部が、該支柱部の長さ方向に不連続状態で突設さ
    れると共に、前記連結部の表面は平滑に形成されている
    ことを特徴とする植物支持用のアーチ状支柱具。
  4. 【請求項4】 所要間隔を隔てる直線状の支柱部の上端
    相互を倒U字状をなす連結部で連結してなるアーチ状を
    なし、両支柱部の夫々の表面には、周方向に略90度の
    角度を置いて、蔓性植物引っ掛かり用の突部が、該支柱
    部の長さ方向に不連続状態で突設されると共に、前記連
    結部の表面は平滑に形成されていることを特徴とする植
    物支持用のアーチ状支柱具。
  5. 【請求項5】 前記突部が樹脂製であることを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれかに記載の植物支持用のアーチ
    状支柱具。
  6. 【請求項6】 前記突部が、5〜15mm間隔で並設さ
    れていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記
    載の植物支持用のアーチ状支柱具。
JP2003001077U 2003-03-04 2003-03-04 植物支持用のアーチ状支柱具 Expired - Lifetime JP3096251U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101415468B1 (ko) * 2012-12-18 2014-07-04 임태영 바람 및 염화칼슘 차단을 위한 수목보호망

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