JPH0328756Y2 - - Google Patents

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JPH0328756Y2
JPH0328756Y2 JP9211286U JP9211286U JPH0328756Y2 JP H0328756 Y2 JPH0328756 Y2 JP H0328756Y2 JP 9211286 U JP9211286 U JP 9211286U JP 9211286 U JP9211286 U JP 9211286U JP H0328756 Y2 JPH0328756 Y2 JP H0328756Y2
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JP
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young
guide
bud
buds
growth
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JP9211286U
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JPS62202145U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はらん(蘭)等植物の若芽(新芽)の
生長を案内する若芽案内具に関するものである。
(従来の技術) 一般に、らん類は株本体部の側方に新芽を出
し、この新芽が伸びて花を付ける。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、例えば第5図に示すように、花
付け用となる新芽6は放置しておくと横方向に伸
びて花部6Aを生ずるため、鉢8の栽培において
は見栄えが悪くなり、らん鉢植え品の商品価値を
悪くすることにより、従来は伸び出した新芽の茎
を適宜な支柱にて支えて生長方向を縦向きにかえ
ているが、新芽の茎は折れ易くて扱いにくい問題
があつた。なお、第5図において7は栽培床、5
は株本体を示す。
そこで本考案は花付け用のらんの若芽を折るこ
となく、株本体に沿つて上方に生長させるための
若芽案内具を提供することにある。また、本考案
は株本体の側方より出る若芽が横方向に伸びる植
物の若芽の生長方向をかえる場合に使用し得る若
芽案内具を提供することにある。
(問題点を解決するたの手段) この考案の手段は、横方向に伸びる若芽の生長
方向を上向きに変更するための若芽案内具であつ
て、培養床に差し込まれる差し込み部と、若芽の
生長を案内する案内部とを備え、その案内部には
内側へ凹んだ若芽案内溝がその案内部の下端部か
ら上端部まで連続して設けられ、かつその若芽案
内溝の下側部分は下方へ向かうに従つて横方向に
せり出すように形成され、また上側部分は上向き
に延びるように形成されていることを特徴とする
若芽案内具とされる。前記若芽案内具は合成樹脂
あるいは金属などにて形成され、差し込み部およ
び案内部は使用する植物の種類に応じて適宜な大
きさのものとされる。
(作用) この若芽案内具は、若芽案内溝の下側部分の横
方向へせり出した溝部分が、植物体の根本の発芽
部分に対向するするように、培養床に差し込んで
固定される。そして、横方向に伸びる若芽は、若
芽案内溝の下側部分によつて横方向の生長が妨げ
られるとともに、生長の方向が徐々に上向きに変
えられ、更に、その若芽案内溝の上側部分によつ
て上方向への生長が案内される。
(実施例) 次に本考案の一実施例を第1図〜第4図につい
て説明する。
第1図はシンビジウム、カトレアなどのらん用
に使用される若芽案内具1であつて、土等の培養
床7に差し込む差し込み部2と、若芽6の生長方
向を案内する案内部3とよりなり、合成樹脂にて
一体形成されている。
前記差し込み部2は培養床7に差し込み可能に
先端が尖つた形状にされていて、1本あるいはフ
オーク状の複数本、本例では1本よりなる。案内
部3の若芽案内側には、その幅方向に内方へ凹ん
だ曲面3Aが形成されており、また、案内部3の
若芽案内側のうちの差し込み部2との接続側に
は、曲面3Aに連なり内方へ凹んだ曲面3Bが形
成されている。これらの曲面3A,3Bは若芽案
内溝として機能する。なお、案内部3の非接続部
側(第1図および第2図において上端側)は湾曲
状の端面とされている。
しかして本例の若芽案内具1は、鉢8に植えた
らんの栽培において、花を付ける若芽6が芽先を
横方向に向けて生じた際、この若芽6の生長方向
を株本体5に沿うように若芽の前端に第3図に示
すように、若芽案内具1がほぼ縦向きに差し込み
固定される。なお、第3図において4は根部であ
る。
かくして、若芽6は生長とともに案内部3の曲
面3A,3Bに案内され上向きに矯正されて上方
に生長し、花部6A〜6Aを付ける。
前記した実施例はらんの若芽の生長方向の矯正
をなしたが、本例若芽案内具はらんに限らず、一
般の栽培植物の若芽の生長方向の矯正にも使用し
得る。
(考案の効果) 本考案の若芽案内具はらんなど植物の根本に生
ずる若芽近傍に縦向き状に差し込んで使用され
る。本考案によれば、横向きに伸びる若芽は若芽
案内溝に案内されて生長し、上向きに若芽の茎を
導くことができる。そして、本考案の若芽案内具
によれば若芽の生長方向は自然に矯正されること
により、従来のように若芽を折つたり損傷するこ
とがない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の一実施例を示し、第
1図は若芽案内具の斜視図、第2図は正面図、第
3図および第4図は使用状態図である。第5図は
若芽に花の付いた状態を示す略体図である。 1……若芽案内具、2……差し込み部、3……
案内部、3A,3B……曲面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 横方向に伸びる若芽の生長方向を上向きに変更
    するための若芽案内具であつて、 培養床に差し込まれる差し込み部と、若芽の生
    長を案内する案内部とを備え、その案内部には内
    側へ凹んだ若芽案内溝がその案内部の下端部から
    上端部まで連続して設けられ、かつその若芽案内
    溝の下側部分は下方へ向かうに従つて横方向にせ
    り出すように形成され、また上側部分は上向きに
    延びるように形成されていることを特徴とする若
    芽案内具。
JP9211286U 1986-06-17 1986-06-17 Expired JPH0328756Y2 (ja)

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JP9211286U JPH0328756Y2 (ja) 1986-06-17 1986-06-17

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JP9211286U JPH0328756Y2 (ja) 1986-06-17 1986-06-17

Publications (2)

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JPS62202145U JPS62202145U (ja) 1987-12-23
JPH0328756Y2 true JPH0328756Y2 (ja) 1991-06-20

Family

ID=30953515

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JP (1) JPH0328756Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006509999A (ja) * 2002-08-02 2006-03-23 イー エイ フィシオネ インストルメンツ インコーポレーテッド 顕微鏡の試料調製方法及び装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006509999A (ja) * 2002-08-02 2006-03-23 イー エイ フィシオネ インストルメンツ インコーポレーテッド 顕微鏡の試料調製方法及び装置

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JPS62202145U (ja) 1987-12-23

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