JP2000342080A - 草花用誘導支持具 - Google Patents
草花用誘導支持具Info
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- JP2000342080A JP2000342080A JP11153726A JP15372699A JP2000342080A JP 2000342080 A JP2000342080 A JP 2000342080A JP 11153726 A JP11153726 A JP 11153726A JP 15372699 A JP15372699 A JP 15372699A JP 2000342080 A JP2000342080 A JP 2000342080A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】構造が簡単で、誘導支持具とメツセッジ部とを
同時に備えることができて植物の茎、葉、根等を痛めた
り折損を生じることがなく、また、植物のつる（茎）、
柄、葉等を誘導させながら伸張できるとともに安定支持
でき、さらに、メッセージ部を確実に視認できる蔓性又
は地衣性植物製のいわゆるトピアリーやリース類を提供
すること、 【解決手段】蔓性植物又は地衣性植物が部分的に接触し
つつ誘導成長するように設けた所望形状に造形された造
形体２と、該造形部２に連結され植木鉢内に収容された
培土内に突き刺される突き刺し部４を具備する誘導支持
具本体５と、前記造形体２に接続されたメッセージ部８
を一体に形成したところにその構成特徴がある。
同時に備えることができて植物の茎、葉、根等を痛めた
り折損を生じることがなく、また、植物のつる（茎）、
柄、葉等を誘導させながら伸張できるとともに安定支持
でき、さらに、メッセージ部を確実に視認できる蔓性又
は地衣性植物製のいわゆるトピアリーやリース類を提供
すること、 【解決手段】蔓性植物又は地衣性植物が部分的に接触し
つつ誘導成長するように設けた所望形状に造形された造
形体２と、該造形部２に連結され植木鉢内に収容された
培土内に突き刺される突き刺し部４を具備する誘導支持
具本体５と、前記造形体２に接続されたメッセージ部８
を一体に形成したところにその構成特徴がある。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、植木鉢内
にて植栽中の特には蔓性又は地衣性の鑑賞用植物の上端
部を保持しつつ一定方向に誘導するために使用する草花
用誘導支持具に関するものである。
にて植栽中の特には蔓性又は地衣性の鑑賞用植物の上端
部を保持しつつ一定方向に誘導するために使用する草花
用誘導支持具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】植木鉢内に植栽された蔓性又は地衣性の
鑑賞用植物の茎を保持しつつ一定方向に誘導するために
使用する草花用の誘導支持具としては、従来よりいくつ
かのものが市場において販売され使用されている。かか
る植物の栽培には、従来から真っ直ぐな棒状の支柱が最
も多く使われており、植物が倒れないないように結束紐
で支柱に結束していた。
鑑賞用植物の茎を保持しつつ一定方向に誘導するために
使用する草花用の誘導支持具としては、従来よりいくつ
かのものが市場において販売され使用されている。かか
る植物の栽培には、従来から真っ直ぐな棒状の支柱が最
も多く使われており、植物が倒れないないように結束紐
で支柱に結束していた。
【０００３】また、従来のかかる草花用の誘導支持具５
０として、例えば，図４に示すように、それぞれの下端
部が植木鉢内の培土に突き刺される３乃至４本の支柱５
１と、これら支柱５１の上端部、中途部及び下端部にそ
れぞれ取り付けされる３個のリング５２とから構成され
ているものがある。このタイプの支持具は、支柱５１や
リング５２で植物を取り囲む形に配設され図示しない蔓
性若しくは地衣性植物のつる（主茎）や巻きひげを絡ま
せながら一定の生長方向に誘導しつつ生長させるもので
ある。
０として、例えば，図４に示すように、それぞれの下端
部が植木鉢内の培土に突き刺される３乃至４本の支柱５
１と、これら支柱５１の上端部、中途部及び下端部にそ
れぞれ取り付けされる３個のリング５２とから構成され
ているものがある。このタイプの支持具は、支柱５１や
リング５２で植物を取り囲む形に配設され図示しない蔓
性若しくは地衣性植物のつる（主茎）や巻きひげを絡ま
せながら一定の生長方向に誘導しつつ生長させるもので
ある。
【０００４】また、図５に示すように、下端部が植木鉢
内の培土内に突き刺される支柱６１と、該支柱６１の上
端部に先端が固定されておりこの支柱６１の周りを旋回
しながら下方に向けて徐々に拡径する螺旋状の線材６２
とから構成されており、螺旋状の線材６２に図示しない
蔓性又は地衣性植物のつる（主茎）を結束したり、つる
（主茎）や巻きひげを絡ませながら一定の生長方向に誘
導しつつ生長させるものもある。
内の培土内に突き刺される支柱６１と、該支柱６１の上
端部に先端が固定されておりこの支柱６１の周りを旋回
しながら下方に向けて徐々に拡径する螺旋状の線材６２
とから構成されており、螺旋状の線材６２に図示しない
蔓性又は地衣性植物のつる（主茎）を結束したり、つる
（主茎）や巻きひげを絡ませながら一定の生長方向に誘
導しつつ生長させるものもある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来の誘導支持
具を使用して蔓性又は地衣性植物を一定の生長方向に誘
導させたものを出荷する時や、店頭にて展示・販売する
場合には、顧客に対して、例えば鉢植え植物の名称等に
関するメツセッジを提供することが一般的であった。そ
のため、例えば栽培者は、図６に示すように、別途作製
した例えば表示具７０に顧客が必要とするメッセージを
附して、これを当該植木鉢内の培土に突き刺して出荷す
るという作業が必要であり、この作業が誠に煩わしく且
つ多大な労力を要し、作業効率が極めて悪いという問題
があった。
具を使用して蔓性又は地衣性植物を一定の生長方向に誘
導させたものを出荷する時や、店頭にて展示・販売する
場合には、顧客に対して、例えば鉢植え植物の名称等に
関するメツセッジを提供することが一般的であった。そ
のため、例えば栽培者は、図６に示すように、別途作製
した例えば表示具７０に顧客が必要とするメッセージを
附して、これを当該植木鉢内の培土に突き刺して出荷す
るという作業が必要であり、この作業が誠に煩わしく且
つ多大な労力を要し、作業効率が極めて悪いという問題
があった。
【０００６】また、鉢付け植物の植え付け前に表示具等
を備えておくと、植物の茎や葉等にて被い隠されて視認
でき難くなる傾向がある。また、植物を生長させた後、
例えば出荷時に表示具等を備えるようにすると、この作
業が誠に煩わしく且つ多大な労力を要するとともに、作
業者が育成中の植物に触れてその茎や葉を痛め易く、し
かも植物の根を痛め易い傾向があり、曳いては、その生
長が阻害され易い傾向があった。
を備えておくと、植物の茎や葉等にて被い隠されて視認
でき難くなる傾向がある。また、植物を生長させた後、
例えば出荷時に表示具等を備えるようにすると、この作
業が誠に煩わしく且つ多大な労力を要するとともに、作
業者が育成中の植物に触れてその茎や葉を痛め易く、し
かも植物の根を痛め易い傾向があり、曳いては、その生
長が阻害され易い傾向があった。
【０００７】本発明はこのような実状に鑑みなされたも
のであって、その目的とするところは、簡単な構造で、
蔓性又は地衣性植物を一定の生長方向に誘導させること
ができ、錯誤や誤認等による装着ミスが防止でき、植物
の茎、葉、根等を痛めたり、折損を生じることのない誘
導支持具を、廉価に提供せんとするものである。
のであって、その目的とするところは、簡単な構造で、
蔓性又は地衣性植物を一定の生長方向に誘導させること
ができ、錯誤や誤認等による装着ミスが防止でき、植物
の茎、葉、根等を痛めたり、折損を生じることのない誘
導支持具を、廉価に提供せんとするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明が採用した手段の要旨とするところは、叙上の
特許請求の範囲の欄に記載の通りである。
に本発明が採用した手段の要旨とするところは、叙上の
特許請求の範囲の欄に記載の通りである。
【０００９】ところで、本明細書において「造形体」と
は、２次元平面状に形成された例えばハート形状、文字
・数字、動物や乗り物等、及び３次元の立体として形成
された例えば動物や乗り物等を具象化したもの又はこれ
らを抽象的に表現したもの等のすべて包含する広い概念
を意味する用語として使用する。
は、２次元平面状に形成された例えばハート形状、文字
・数字、動物や乗り物等、及び３次元の立体として形成
された例えば動物や乗り物等を具象化したもの又はこれ
らを抽象的に表現したもの等のすべて包含する広い概念
を意味する用語として使用する。
【００１０】このような構成を採用した請求項１記載の
草花用誘導支持具によると、植木鉢内に収容された培土
内に突き刺し部を突き刺しすることで、誘導支持具とメ
ツセッジ部とを同時に備えることができる。すなわち、
例えば出荷時のメッセージ表示具取り付け作業が不要と
なり、植物の茎、葉、根等を痛めたり、折損を生じるこ
とが難い。
草花用誘導支持具によると、植木鉢内に収容された培土
内に突き刺し部を突き刺しすることで、誘導支持具とメ
ツセッジ部とを同時に備えることができる。すなわち、
例えば出荷時のメッセージ表示具取り付け作業が不要と
なり、植物の茎、葉、根等を痛めたり、折損を生じるこ
とが難い。
【００１１】また、植物の先端部や柄を造形体に沿って
誘導させながら伸張でき、これにより、植物の葉、茎等
によるメッセージ部の隠蔽を阻止できる。
誘導させながら伸張でき、これにより、植物の葉、茎等
によるメッセージ部の隠蔽を阻止できる。
【００１２】さらにまた、造形体の外観形状が例えば文
字や数字等であると、鉢付き植物の複数を適宜並べてそ
の全体を新たな情報として機能させることができる。
字や数字等であると、鉢付き植物の複数を適宜並べてそ
の全体を新たな情報として機能させることができる。
【００１３】つぎに、請求項２又は請求項３記載の草花
用誘導支持具によると、請求項１記載の誘導表示具の具
有する作用に加えて、特には植物のつる（茎）、柄、葉
等をより確実に誘導できるとともに、安定支持できる。
用誘導支持具によると、請求項１記載の誘導表示具の具
有する作用に加えて、特には植物のつる（茎）、柄、葉
等をより確実に誘導できるとともに、安定支持できる。
【００１４】つぎに、請求項４記載の草花用誘導支持具
によると、請求項１〜３のいずれかに記載の誘導表示具
の具有する作用に加えて、特には耐食性と、生産コスト
の軽減が図れる。
によると、請求項１〜３のいずれかに記載の誘導表示具
の具有する作用に加えて、特には耐食性と、生産コスト
の軽減が図れる。
【００１５】次に、請求項５乃至６記載の草花用誘導支
持具によると、請求項１〜４のいずれかに記載の誘導表
示具の具有する作用に加えて、特には少ない構成部材
で、多様な草花用誘導支持具を組み付けできる。すなわ
ち、生産コストの軽減と、多様な使用勝手を有する草花
用誘導支持具として提供できる。
持具によると、請求項１〜４のいずれかに記載の誘導表
示具の具有する作用に加えて、特には少ない構成部材
で、多様な草花用誘導支持具を組み付けできる。すなわ
ち、生産コストの軽減と、多様な使用勝手を有する草花
用誘導支持具として提供できる。
【００１６】
【発明の実施の形態】本発明に係る草花用誘導支持具の
実施の形態を、図面に示す具体的な実施例に基いてさら
に詳細に説明するが、これは代表的なものを示したもの
であり、その要旨を越えない限り、以下の実施例により
本発明が限定されるものではない。
実施の形態を、図面に示す具体的な実施例に基いてさら
に詳細に説明するが、これは代表的なものを示したもの
であり、その要旨を越えない限り、以下の実施例により
本発明が限定されるものではない。
【００１７】図１は、本発明となる第１実施例の草花用
誘導支持具１０を概略的に示す斜視図であり、図２は、
第２実施例の草花用誘導支持具２０を概略的に示す斜視
図である。
誘導支持具１０を概略的に示す斜視図であり、図２は、
第２実施例の草花用誘導支持具２０を概略的に示す斜視
図である。
【００１８】第１、第２実施例の草花用誘導支持具１
０，２０はともに合成樹脂製で一体成形したものであ
り、造形体２の下端に突き刺し部４を連結してなる誘導
支持具本体５と、この造形体２に連結されたメッセージ
部８とから構成されている。
０，２０はともに合成樹脂製で一体成形したものであ
り、造形体２の下端に突き刺し部４を連結してなる誘導
支持具本体５と、この造形体２に連結されたメッセージ
部８とから構成されている。
【００１９】第１実施例の草花用誘導支持具１０は、造
形部２の全体形状が平面ハート形に形成されており、前
記造形部２の上方に小ハート形のメッセージ部８が連結
されている。造形部２を構成する要素の断面は円形であ
り、全体が波状に屈曲されている。
形部２の全体形状が平面ハート形に形成されており、前
記造形部２の上方に小ハート形のメッセージ部８が連結
されている。造形部２を構成する要素の断面は円形であ
り、全体が波状に屈曲されている。
【００２０】第２実施例の草花用誘導支持具２０は、造
形部２はその全体形状が魚を平面的に具象化した形状に
形成されており、魚の口に相当する位置に丸いメッセー
ジ部８が連結部６を介して一体に形成されている。造形
部２の構成要素は断面が楕円形であり、その表面は竹の
節状に形成されている。
形部２はその全体形状が魚を平面的に具象化した形状に
形成されており、魚の口に相当する位置に丸いメッセー
ジ部８が連結部６を介して一体に形成されている。造形
部２の構成要素は断面が楕円形であり、その表面は竹の
節状に形成されている。
【００２１】ところで、これら草花用誘導支持具１０，
２０は、ポリスチレン等に代表される硬質合成樹脂、木
又は鋼材などの材料により製造できるが、成型し易さや
生産コストなどを軽減する観点からは、合成樹脂により
一体成形することが望ましい。
２０は、ポリスチレン等に代表される硬質合成樹脂、木
又は鋼材などの材料により製造できるが、成型し易さや
生産コストなどを軽減する観点からは、合成樹脂により
一体成形することが望ましい。
【００２２】また、造形部２を構成する要素の断面形状
を特に限定するものではなく、例えば略矩形であっても
略８字形状であっても略クロバ形状であってもよく、あ
るいは例えば梯子状の長尺を円弧状に屈曲させたり中央
部を折り曲げ略∧状にしたものであってもよく、更には
梯子の各段部のみを螺旋状に形成しても構わない。
を特に限定するものではなく、例えば略矩形であっても
略８字形状であっても略クロバ形状であってもよく、あ
るいは例えば梯子状の長尺を円弧状に屈曲させたり中央
部を折り曲げ略∧状にしたものであってもよく、更には
梯子の各段部のみを螺旋状に形成しても構わない。
【００２３】また、メッセージ部の配設位置や寸法形状
等も特に限定するものではない。さらに、草花用誘導支
持具の全体形状は必ずしも同一平面状に形成されている
必要はなく例えば屏風のように折り曲げされていても、
あるいは円弧状に屈曲されていても良い。
等も特に限定するものではない。さらに、草花用誘導支
持具の全体形状は必ずしも同一平面状に形成されている
必要はなく例えば屏風のように折り曲げされていても、
あるいは円弧状に屈曲されていても良い。
【００２４】さらには突き刺し部を複数設けた構成にす
ることもできるし、その先端部を所望する適宜形状にす
ることもできるし、植木鉢（プランター等を含む）では
なく花壇等に使用しても良い。これらもまた適宜設計変
更可能な事項である。
ることもできるし、その先端部を所望する適宜形状にす
ることもできるし、植木鉢（プランター等を含む）では
なく花壇等に使用しても良い。これらもまた適宜設計変
更可能な事項である。
【００２５】なお、蔓性植物をより具体的に示すと、ク
レマチス、マネッチャ、朝顔、ハニーサックル、ジャス
ミン類、アイビー、ヤマホロシ、トケイソウ、バロケッ
ス・コンムニス、ロドキントン・ウトロサングイネウ
ス、ブドウ等々が例示できる。
レマチス、マネッチャ、朝顔、ハニーサックル、ジャス
ミン類、アイビー、ヤマホロシ、トケイソウ、バロケッ
ス・コンムニス、ロドキントン・ウトロサングイネウ
ス、ブドウ等々が例示できる。
【００２６】地衣性植物をより具体的に示すと、ローズ
マリー、タイム、フィットネス、ツゲ、イトスギ、コト
ネアスター、コンスピクース、セイヨウヒイラギ、ゲッ
ケイジュ等々が例示できる。
マリー、タイム、フィットネス、ツゲ、イトスギ、コト
ネアスター、コンスピクース、セイヨウヒイラギ、ゲッ
ケイジュ等々が例示できる。
【００２７】以下、上述した構成を有する第１、２実施
例の草花用誘導支持具１０，２０の使用方法について説
明する。
例の草花用誘導支持具１０，２０の使用方法について説
明する。
【００２８】先ず、植木鉢内に収容された培土内に突き
刺し部４を突き刺し、この突き刺し部４の根本付近に、
蔓性又は地衣性植物の種をはん種するか、幼苗を植えつ
け、必要であれば肥料を施してこれを生長させる。当該
植物は造形体２の構成要素に茎や巻きひげを巻き付けな
がらこれに誘導され、例えば電柱の全面が蔓性植物にて
覆われたように、造形体２の全体を覆うように生長す
る。なお、この時、造形体２の構成要素が波状に屈曲さ
れていたり、その表面が竹の節状に形成されていると、
比較的太めの茎でも絡み易く、また巻きひげ等も絡み易
くなり、当該植物をより確実に誘導できるので、好適で
ある。
刺し部４を突き刺し、この突き刺し部４の根本付近に、
蔓性又は地衣性植物の種をはん種するか、幼苗を植えつ
け、必要であれば肥料を施してこれを生長させる。当該
植物は造形体２の構成要素に茎や巻きひげを巻き付けな
がらこれに誘導され、例えば電柱の全面が蔓性植物にて
覆われたように、造形体２の全体を覆うように生長す
る。なお、この時、造形体２の構成要素が波状に屈曲さ
れていたり、その表面が竹の節状に形成されていると、
比較的太めの茎でも絡み易く、また巻きひげ等も絡み易
くなり、当該植物をより確実に誘導できるので、好適で
ある。
【００２９】また、従来のように、メッセージ表示具を
別途作製する必要が無く、しかもメッセージ表示具の後
付け作業が不要となるから、生育した植物の茎、葉、根
等を痛めることが無いという作用効果が得られる。
別途作製する必要が無く、しかもメッセージ表示具の後
付け作業が不要となるから、生育した植物の茎、葉、根
等を痛めることが無いという作用効果が得られる。
【００３０】さらにまた、造形体が例えば文字や数字等
であると、これらを例えば「２００１」、「ＨＡＰＰ
Ｙ］等のように並べてその全体を新たな情報として機能
させることができる。
であると、これらを例えば「２００１」、「ＨＡＰＰ
Ｙ］等のように並べてその全体を新たな情報として機能
させることができる。
【００３１】図３は、本発明の係る第３実施例の草花用
誘導支持具３０を示す斜視図である。この草花用誘導支
持具３０は、三角錐（造形体２）の下端に３本の突き刺
し部４を連結してなる誘導支持具本体５と、この造形体
２の上端に連結されたメッセージ部８とから構成されて
いるものである。
誘導支持具３０を示す斜視図である。この草花用誘導支
持具３０は、三角錐（造形体２）の下端に３本の突き刺
し部４を連結してなる誘導支持具本体５と、この造形体
２の上端に連結されたメッセージ部８とから構成されて
いるものである。
【００３２】上述したと同様に、すなわち植木鉢内の培
土内に各突き刺し部を突き刺し、例えば幼苗を植え付け
てこれを生長させると、当該植物を３次元的に広げるこ
とができ、メッセージ部を確実に視認できる例えばクリ
スマスツリーのようなトピアリーを確実且つ簡単に得る
ことができる。
土内に各突き刺し部を突き刺し、例えば幼苗を植え付け
てこれを生長させると、当該植物を３次元的に広げるこ
とができ、メッセージ部を確実に視認できる例えばクリ
スマスツリーのようなトピアリーを確実且つ簡単に得る
ことができる。
【００３３】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明の草花用誘
導支持具は、植物が部分的に接触しつつ誘導成長するよ
うに設けた所望形状に造形された造形体と該造形部に連
結され植木鉢内の培土内に突き刺される突き刺し部とを
具備する誘導支持具本体に、メッセージ部を一体形成し
たところに構成特徴がある。すなわち、従来公知のメッ
セージ表示具のように、植物を生長させたその後に植木
鉢内の培土に備えるものではないから、従来の草花用誘
導支持具では得られないつぎに述べる格別の作用効果が
得られる。
導支持具は、植物が部分的に接触しつつ誘導成長するよ
うに設けた所望形状に造形された造形体と該造形部に連
結され植木鉢内の培土内に突き刺される突き刺し部とを
具備する誘導支持具本体に、メッセージ部を一体形成し
たところに構成特徴がある。すなわち、従来公知のメッ
セージ表示具のように、植物を生長させたその後に植木
鉢内の培土に備えるものではないから、従来の草花用誘
導支持具では得られないつぎに述べる格別の作用効果が
得られる。
【００３４】まず、本発明の草花用誘導支持具は、構造
が極めて簡単であり、特にはプラスチックの成形加工に
よって極めて容易に製造でき、多量生産に適合する点に
おいて、経済的に極めて有利なものである。
が極めて簡単であり、特にはプラスチックの成形加工に
よって極めて容易に製造でき、多量生産に適合する点に
おいて、経済的に極めて有利なものである。
【００３５】また、本発明の草花用誘導支持具は、植木
鉢内に収容された培土内や花壇等に突き刺し部を突き刺
しすることで、誘導支持具とメツセッジ部とを同時に備
えることができるから、例えば出荷時のメッセージ表示
具取り付け作業が不要となり、植物の茎、葉、根等を痛
めたり、折損を生じることが難い。
鉢内に収容された培土内や花壇等に突き刺し部を突き刺
しすることで、誘導支持具とメツセッジ部とを同時に備
えることができるから、例えば出荷時のメッセージ表示
具取り付け作業が不要となり、植物の茎、葉、根等を痛
めたり、折損を生じることが難い。
【００３６】また、植物の先端部や柄を造形体に沿って
誘導させながら伸張できるから、植物のつる（茎）、
柄、葉等をより確実に誘導できるとともに、安定支持で
きる。また、植物の葉、茎等によるメッセージ部の隠蔽
を阻止できるから、そして、生長後の植物の全体形状は
造形体のそれと同一となるから、メッセージ部を確実に
視認できる蔓性又は地衣性植物製のいわゆるトピアリー
やリース類を簡単且つ確実に作製でき、これを廉価に提
供できる。
誘導させながら伸張できるから、植物のつる（茎）、
柄、葉等をより確実に誘導できるとともに、安定支持で
きる。また、植物の葉、茎等によるメッセージ部の隠蔽
を阻止できるから、そして、生長後の植物の全体形状は
造形体のそれと同一となるから、メッセージ部を確実に
視認できる蔓性又は地衣性植物製のいわゆるトピアリー
やリース類を簡単且つ確実に作製でき、これを廉価に提
供できる。
【００３７】さらにまた、造形体の外観形状が例えば文
字や数字等であると、鉢付き植物の複数を適宜並べてそ
の全体を新たな情報として機能させることができ、少な
い構成部材で多様な使用勝手を楽しむことができる等、
極めて実効性に優れた作用効果が得られるのである。
字や数字等であると、鉢付き植物の複数を適宜並べてそ
の全体を新たな情報として機能させることができ、少な
い構成部材で多様な使用勝手を楽しむことができる等、
極めて実効性に優れた作用効果が得られるのである。
【図１】 図１は、第１実施例の草花用誘導支持具をそ
の全体を使用の状態とともに模式的に示す斜視図であ
る。
の全体を使用の状態とともに模式的に示す斜視図であ
る。
【図２】 図２は、第２実施例の草花用誘導支持具の全
体を模式的に示す斜視図であり、植物を生長させた後の
状態が示されている。
体を模式的に示す斜視図であり、植物を生長させた後の
状態が示されている。
【図３】 図３は、第３実施例の草花用誘導支持具の全
体を模式的に示す斜視図である。
体を模式的に示す斜視図である。
【図４】 図４は、従来の草花用の誘導支持具を模式的
に示す斜視図である。
に示す斜視図である。
【図５】 図５は、従来の他の草花用の誘導支持具を模
式的に示す斜視図である。
式的に示す斜視図である。
【図６】 従来の表示具の使用状態を模式的に示す斜視
図である。
図である。
２…造形体 ４…突き刺し部 ５…誘導支持具本体 ６…連結部 ８…メッセージ部 １０…第１実施例の草花用誘導支持具 ２０…第２実施例の草花用誘導支持具 ３０…第３実施例の草花用誘導支持具 ５０…従来の草花用の誘導支持具 ５１…支柱 ５２…リング ６０…従来の他の草花用の誘導支持具 ６１…支柱 ６２…線材 ７０…表示具
Claims (6)
- 【請求項１】蔓性植物又は地衣性植物が部分的に接触し
つつ誘導成長するように設けた所望形状に造形された造
形体と、該造形部に連結され植木鉢内に収容された培土
内に突き刺される突き刺し部を具備する誘導支持具本体
と、前記造形体に接続されたメッセージ部を一体に形成
したことを特徴とする草花用誘導支持具。 - 【請求項２】前記造形体の構成要素が波状に屈曲されて
いることを特徴とする請求項１記載の草花用誘導支持
具。 - 【請求項３】前記造形体の構成素材表面が竹の節状に形
成されていることを特徴とする請求項１記載の草花用誘
導支持具。 - 【請求項４】前記草花用誘導支持具において、 前記造形体と前記メッセージ部が合成樹脂製にて一体形
成されていることを特徴とする請求項１〜３のいずれか
に記載の草花用誘導支持具。 - 【請求項５】前記草花用誘導支持具において、 前記メツセッジ部が前記造形体に着脱自在に連結されて
いることを特徴とする請求項１〜４のいずれかに記載の
草花用誘導支持具。 - 【請求項６】前記草花用誘導支持具において、 前記造形体が前記突き刺し部に着脱自治に連結されてい
ることを特徴とする請求項１〜５のいずれかに記載の草
花用誘導支持具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11153726A JP2000342080A (ja) | 1999-06-01 | 1999-06-01 | 草花用誘導支持具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11153726A JP2000342080A (ja) | 1999-06-01 | 1999-06-01 | 草花用誘導支持具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000342080A true JP2000342080A (ja) | 2000-12-12 |
Family
ID=15568764
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11153726A Pending JP2000342080A (ja) | 1999-06-01 | 1999-06-01 | 草花用誘導支持具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000342080A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6922943B1 (en) * | 2002-03-22 | 2005-08-02 | Michel G. Paille | Vegetable and plant growing cage |
| JP2009011296A (ja) * | 2007-06-04 | 2009-01-22 | Shojiro Iwai | ぶどう棚及びぶどう棚を使用したぶどうの栽培方法 |
| CN112753430A (zh) * | 2021-02-01 | 2021-05-07 | 丽江恒玉花卉有限公司 | 一种火棘造型的立体构架及方法 |
-
1999
- 1999-06-01 JP JP11153726A patent/JP2000342080A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6922943B1 (en) * | 2002-03-22 | 2005-08-02 | Michel G. Paille | Vegetable and plant growing cage |
| JP2009011296A (ja) * | 2007-06-04 | 2009-01-22 | Shojiro Iwai | ぶどう棚及びぶどう棚を使用したぶどうの栽培方法 |
| CN112753430A (zh) * | 2021-02-01 | 2021-05-07 | 丽江恒玉花卉有限公司 | 一种火棘造型的立体构架及方法 |
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