JP3078050U - 植木用支持具 - Google Patents

植木用支持具

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JP3078050U JP2000008533U JP2000008533U JP3078050U JP 3078050 U JP3078050 U JP 3078050U JP 2000008533 U JP2000008533 U JP 2000008533U JP 2000008533 U JP2000008533 U JP 2000008533U JP 3078050 U JP3078050 U JP 3078050U
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佐藤道也
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佐藤 道也
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 植木または生け花を簡単に取付けることがで
き、作業の能率化を図ると共に、自由な形状で支えるこ
とができる植木用支持具を提供すること。 【解決手段】 本考案は、可撓性、弾力性を有した金属
素材により全体を長尺で偏平に形成し、該本体の表面長
手方向に溝部を形成すると共に、該本体両側に任意間隔
で複数の係止紐部あるいは係止腕部を取付け、且つ、該
本体全体を合成樹脂材で被覆し、更に茶色または緑色に
着色する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、植木や草木などの植物の幹、枝または茎などを支えたり枝ぶりを変え たりするために使用する植木用支持具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、背が高く幹や枝の弱い植物、例えば、ゴムの木やひまわり、茎部分の弱い 草花、例えば、菊やゆりなど、さらには、家庭菜園などで育成している植物、た とえば、トマト、きゅうりやナスなどはいずれも茎や幹が弱いため、多種多様な 支持具を使用して支えている。
【0003】 これらの各植物には、いずれも根元近くに支柱を一本一本差込んで直立し、該支 柱と幹や枝とを針金や紐で結ぶ作業をして固定している。
【0004】 一方、切り花を活ける場合にも、大型のものや頭部の重い花などを活ける場合に は、茎が折れたり倒れたりしやすいので針金などを使用して支持して固定してい る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、これら植物や生け花を支える支柱は直線状のものがほとんどで、植物や 生け花を定型的に固定することしかできない。 したがって、植物や生け花の枝ぶりを自由な形に変化させて支えることはできず 、特に生け花においては、花の茎の下端や枝の根本を直接剣山に挿して支持させ ているだけであるため、活けた花の形態が定型的なものになり、人の表現に応じ た変化のある活け方ができず、且つ、趣の異なった表現をすることは非常に困難 である。
【0006】 また、従来からある支柱では、植物の一本一本に支柱を立て、該支柱と幹や枝と を針金や紐で結び固定する作業は煩わしく、大変非能率的でもある。
【0007】 更に、前記剣山は花の茎の下端を挿し止めするため、垂直方向に近いものはその ままの形態を維持することは可能であるが、放射方向に活けた花や枝は時間経過 と共に自重により、だんだん傾きが深くなり、活けた花の形状が変形してしまう という問題点もある。
【0008】 本考案は、支柱自体の形状を変化させることができるため、植物や生け花を自由 な形で支えることができる植木用の支持具を提供することを目的とする。 又、簡単にワンタッチで取付け作業ができ、作業の能率化を図るができる植木用 の支持具を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、可撓性と弾力性を有する金属素材により本体全体を幅広の帯状に形成 したことを特徴とし、本体全体を合成樹脂材により被覆したことを特徴とする。 更に、本体の両側に任意間隔で係止紐部あるいは係止腕部を複数設けたことを特 徴とする。また、前記本体は、表面長手方向に溝部を設けたことを特徴とする。 さらにはまた、前記本体全体を、緑色または茶色に着色したことを特徴とする。
【0010】 本考案は、可撓性と弾力性を有した金属素材により全体を長尺で偏平に形成した 本体の全体を合成樹脂材により被覆し、該本体の表面長手方向に溝部を形成する と共に、該本体の両側には任意間隔で複数の係止紐部あるいは係止腕部を設け、 且つ、該本体全体を茶色または緑色に着色したことを特徴とする。
【0011】 したがって、植木用、草木用の支柱として、また、活け花用の支柱として茎や枝 の形状に合わせて曲げながら接して位置させると共に、係止紐部あるいは係止腕 部で茎や枝に支持させることにより茎や枝の傾倒を防止し、自由な形態の植木や 生け花を創造することができる。
【0012】
【考案の実施の形態】
本考案に係る第1の実施の形態を図1〜3に基づいて説明すると、第1支持具1 0は、可撓性と弾力性を有する金属素材15により、全体を一定幅(幹や枝の周 囲を囲める幅)を有する長尺な帯状に形成し、また合成樹脂材12により表面を 被覆してある。したがって、植物の幹や枝に添って位置した第1支持具10の本 体幅方向両端12a、12bで幹を挟むように互いに近接させ、その外周を取り 巻くことにより、摘まむだけのワンタッチで支持することができる。
【0013】 第2の実施の形態を図4〜6に基づいて説明すると、第2支持具20は、可撓性 と弾力性を有する金属素材26により、全体を長尺な帯状に形成し、その幅方向 両端には一定間隔で複数の係止紐部27を突設し、さらに合成樹脂材22により 金属素材26を、合成樹脂材25により係止紐部あるいは係止腕部27を被覆し てある。したがって、第2支持具20を立てた後、係止紐部27により幹や枝を 簡単に結ぶことができ、支柱とは別に必要な長さに切って取付ける紐や針金を必 要とせず、植物を支持する作業を能率的に行うことができる。
【0014】 第3の実施の形態を図7〜9に基づいて説明すると、第3支持具30は、可撓性 と弾力性を有する金属素材36により全体を長尺な帯状に形成し、その中央長手 方向には湾曲させた溝部33を設けてある。
【0015】 そして、両側には、前記係止紐部27よりやや幅広に形成した複数の係止腕部3 7を一定間隔で、長手方向に突設し、更に、合成樹脂材32により金属素材36 を、合成樹脂材35により係止腕部37を被覆してある。
【0016】 したがって、幹55や枝または茎を前記溝部33内に位置させることにより、安 定して支持することができる。
【0017】 植物に近接して支持具30を立てた後、該支持具と幹55や枝とを係止腕部37 で挟むことができ、植物を支持する作業を能率的に行うことができるのは前記同 様である。
【0018】 前記第1、2、3支持具10,20,30は、緑色または茶色に着色した合成樹 脂材により被覆するあるいは全体を緑色または茶色に着色することにより、花の 茎の色や枝の色に合わせて取付ける場合に茎や枝に同化させることができるので 違和感なく形成することができる。
【0019】 以下、本考案の実施例の作用に付いて説明すると、第1支持具10を使用して支 柱を形成する場合、植物の根近くに該第1支持具10の一端を差し込んで固定し 、該植物の幹に添って本体を上方に伸ばし、任意箇所毎に図2に示す如く、本体 の幅方向両端12a、12bを幹に挟むように互いに近接させ、その外周を取り 巻く形状に変化させることができる。
【0020】 すなわち、第1支持具10は、可撓性と弾力性を有しているため、簡単に変形さ せることができると共に、当該形状を維持しつつ幹を支持することができる。
【0021】 第2支持具20を使用して支柱を形成する場合、前記第1支持具10と同様に、 植物の根近くに第2支持具20の一端を差し込んで固定した後、本体を前記第1 支持具10と同様に、植物の幹に添って上方に伸ばし、任意箇所毎に該本体に設 けた係止紐部27を利用して締着するだけの簡単な一度の工程で能率的に固定す ることができ、更に便利である。
【0022】 第3支持具30を使用して支柱を形成する場合、前記第1支持具10と同様に、 植物の根近くに第3支持具30の一端を差し込んで固定した後、本体の溝部33 を前記第1支持具10と同様に、植物の幹に添って上方に伸ばすと、幹55が溝 部33に入り込むと共に係止腕部37で挟むことができるので、幹55を安定し て取付けることができる。
【0023】 前記第1、2、3支持具10,20,30は全体に夫々緑または茶色に着色する ことにより、用途に応じた支持具を使用することにより、支持具を植物と同化し 目立たなくする事ができる。
【0024】 この第1、2、3支持具10,20,30はそれぞれ弾力性と可撓性を有してい るため、不使用時には包帯のように巻き込んで仕舞うことができるので、収納箇 所に場所を取らずコンパクトに収納する事ができるという利便性もある。
【0025】 この第1〜3支持具10,20,30の長さ、および横幅は用途により夫々異な った物を複数種類用意する事により、対応する事ができる。
【0026】 本考案における第1〜3支持具10,20,30は、例えば、銅合金などを素材 としてプレス切断加工により一体的に制作することができ、又、例えば、ビニー ルなどを素材として、蒸着加工により被覆することができるが、その制作方法に 特に制限はない。
【0027】
【考案の効果】
本考案は、支柱自体の形状を変化させることにより、植物や生け花を自由な形で 支えることができる。特に生け花においては、人の表現に応じた変化のある活け 方ができ、且つ、趣の異なった表現が可能となり、非常に有用である。 又、本考案によれば、植物や生け花の幹を本体の表面に設けた溝部に幹を当接さ せ、挟むように互いに近接させることにより、簡単にワンタッチで取付け作業が できるので、作業の能率化を図ることができる。 更に、本考案は、支持具の本体全体を緑色または茶色に着色したことにより、花 の茎の色や枝の色に同化させることができるので、植物や生け花に違和感なく取 付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す第1支持具の一部破
断した正面図である。
【図2】第1支持具の断面図である。
【図3】第1支持具の使用状態を示す正面図である。
【図4】第2実施例の第2支持具の一部破断した正面図
である。
【図5】第2支持具の断面図である。
【図6】第2支持具の使用状態を示す断面図である。
【図7】第3実施例の第3支持具の一部破断した正面図
である。
【図8】第3支持具の断面図である。
【図9】第3支持具の使用状態を示す断面図である。
【図10】活け花に使用した状態の斜視図である。
【図11】傾斜した切り花を支持した状態の斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 第1支持具 12 合成樹脂材 15 金属素材 20 第2支持具 22 合成樹脂材 25 合成樹脂材 26 金属素材 27 係止紐部 30 第3支持具 32 合成樹脂材 33 溝部 35 合成樹脂材 37 係止腕部 55 埴物の幹または枝

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性と弾力性を有する金属素材により
    本体を幅広の帯状に形成したことを特徴とする植木用支
    持具。
  2. 【請求項2】 前記本体は、合成樹脂材により全体を被
    覆したものであることを特徴とする請求項1に記載の植
    木用支持具。
  3. 【請求項3】 前記本体は、両側に任意間隔で複数の係
    止紐部あるいは係止腕部を突設したことを特徴とする請
    求項1又は2に記載の植木用支持具。
  4. 【請求項4】 前記本体は、表面長手方向中央に溝部を
    設けたことを特徴とする前記請求項1ないし3のいずれ
    かに記載の植木用支持具。
  5. 【請求項5】 前記本体は、緑色または茶色に着色した
    ことを特徴とする前記請求項1ないし4のいずれか1記
    載の植木用支持具。
  6. 【請求項6】 金属素材により長尺で偏平に形成した本
    体全体に可撓性を持たせ、該本体は合成樹脂材により被
    覆して、該本体の表面長手方向中央には溝部を形成する
    と共に、該本体の両側には任意間隔で複数の係止紐部あ
    るいは係止腕部を設け、且つ、本体を茶色または緑色に
    着色したことを特徴とする植木用支持具。
JP2000008533U 2000-12-01 2000-12-01 植木用支持具 Expired - Lifetime JP3078050U (ja)

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