JP3002608U - 鉢植え用支柱固定具及び支柱の支持構造 - Google Patents

鉢植え用支柱固定具及び支柱の支持構造

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JP3002608U
JP3002608U JP1994003136U JP313694U JP3002608U JP 3002608 U JP3002608 U JP 3002608U JP 1994003136 U JP1994003136 U JP 1994003136U JP 313694 U JP313694 U JP 313694U JP 3002608 U JP3002608 U JP 3002608U
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俊廣 宮西
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新生発条工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鉢植え植物の添え木となる支柱の支持構造を
非環状、例えば略格子状に形成すると共に、その支柱が
容易に倒れないように簡易に取付けることができるよう
に改良された支柱固定具を提供することを目的とする。 【構成】 鉢1 に立設される複数の支柱3 と、支柱3 を
連結する横杆7 と、前記支柱3 に当接する固定具本体10
の両端10a,10b には、支柱3 を鉢1 の内面1bへ押圧固定
すべく鉢1 の上端周縁部1aに掛止可能な掛止部11が設け
られてなる支柱固定具9 とから構成したことにある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、鉢植え植物の添え木として使用される支柱の支持構造及びその支柱 固定具に関する。
【従来の技術】
【0002】 従来、鉢に用いられる支柱は支柱1本のみでは倒れ易いので、図8に示すよう に、4本の金属製の支柱21を鉢20の栽培用土22に押入して立設すると共に、それ ら各支柱21を水平方向に連結する環状連結体23を連架することによって容易に倒 れない構成の環状支柱24が知られている。
【考案が解決しようとする課題】
【0003】 しかし、上記のような環状支柱24を、例えばアサガオの鉢植えに使用した場合 、アサガオの成長と共にその茎が前記環状支柱24に巻き着く結果、全体として葉 等で覆われた筒状となるので、その筒状内部に開花する花片が見え難くいという 問題点があった。
【0004】 そこで、支柱を非環状、例えば略格子状に構成すれば筒状内部に遮られること がない。また、日光の当たる面に開花・結実し易いという植物の一般的な性質等 をも考慮すると、非環状に構成すれば一面に開花等するので非常に好ましい。
【0005】 しかしながら、上記のように支柱を非環状にすると、環状支柱24に比して倒れ 易く、又それを防止するためには、支柱21を1本ずつ固定しなければならず煩雑 であるという問題点があった。
【0006】 本考案は、上記の如き問題点に鑑みてなされたもので、支柱の支持構造を非環 状、例えば略格子状に形成すると共に、その支柱が容易に倒れないように簡易に 取付けることができる支柱固定具を提供することを課題とするものである。
【0007】
【問題を解決するための手段】
本考案は、このような課題を解決するためになされたもので、その課題を解決 するための手段は、鉢1 に立設される複数の支柱3 と、支柱3 を連結する横杆7 と、前記支柱3 に当接する固定具本体10の両端10a,10b には、支柱3 を鉢1 の内 面1bへ押圧すべく鉢1 の上端周縁部1aに掛止可能な掛止部11が設けられてなる支 柱固定具9 とから構成したことにある。
【0008】 また、前記支柱固定具9 を湾曲可能な材質、例えば金属製の線材にて構成した ことにある。
【0009】
【作用】
本考案に係る支柱は、鉢1 に立設された支柱3 に支柱固定具9 の固定具本体10 を当接させ、且つその両端10a,10b に設けられた掛止部11を鉢1 の上端周縁部1a に掛止させることにより、支柱3 は鉢1 の内面1b側に押圧されることとなり、即 ち前記固定具本体10と内面1bとの間に挟持されるので、支柱3 は倒れることがな い。
【0010】 さらに、前記支柱固定具9 を湾曲可能な材質、例えば金属製の線材からなる支 柱固定具9 は適度に変形を加えることができるので取付け易く、又取付け後は支 柱固定具9 自身の反発力により、鉢1 から不用意に離脱することもなく、確実に 支柱3 を挟持する。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に従って説明する。 図1及び図2に於いて、1 は硬質合成樹脂からなる上面が開口された長方形箱 型の鉢、所謂プランターを示し、そのプランター1 には人工的な栽培用土2 が混 入されている。
【0012】 3 は錆止め被膜が施された金属製パイプの支柱を示し、その先端は前記栽培用 土2 に押入されて前記支柱3 はプランター1 に沿って立設されている。 さらに、前記支柱3 には水平方向に連結孔5 の穿設された係止具6 が所定間隔 を置いて4ケ所取付けられ、その連結孔5 には錆止め被膜が施された金属製線材 の横杆7 が夫々挿通されて前記各支柱3 を連結し略格子状に形成されている。 尚、前記横杆7 の両端には先端保護用のキャップ8,8 が嵌着されている。
【0013】 9 は錆止め被膜が施された湾曲可能な金属製線材の固定具本体10の一端10a 及 び他端10b に略コ字状の掛止部11,11 が一体的に形成された支柱固定具を示す。 前記支柱固定具9 は、その一端10a に設けられた掛止部11をプランター1 の上 端周縁部1aに掛け、次に固定具本体10を支柱3 の根元部3aに当接させ、更に他端 10b の掛止部11を引張りながら上端周縁部1aに掛けることにより支柱3 は付勢さ れて鉢1 の内面1bに密着し、支柱固定具9 とプランター1 の内面1b側との間に挟 持されて固定されている。
【0014】 尚、金属製の線材からなる支柱固定具9 は適度に変形を加えることができるの でその取付けも容易であり、又取付け後は支柱固定具9 自身の反発力により、プ ランター1 から外れることがない。 即ち、支柱3 は支柱固定具9 にてプランター1 に確実に固定されているので不 用意に倒れることもない。従って、支柱3 の構造を略格子状、つまり非環状に形 成したにも係わらず、不用意に倒れないのである。
【0015】 そして、上記のような構成からなる支柱を、例えばプチトマト栽培に使用した 場合、支柱3 が略格子状に形成されているので、従来の環状支柱のように環内に プチトマトが結実することがない。従って、一見して植物全体を見渡せることが できるため収穫時期が一目でわかり、しかも一面に結実するため収穫し易い。
【0016】 尚、上記実施例に於いて、鉢1 は硬質合成樹脂のプランターよりなるが、ガラ ス繊維で強化されたもの或いはセメント製等のものであってもよく、更に必ずし も鉢1 はプランターに限定されず、周知の陶磁器製の鉢或いはポットであっても よい。要は、栽培に適したものを適宜使用すればよい。
【0017】 また、上記実施例に於いて、支柱3 は金属製パイプからなるが、金属製でなく とも合成樹脂の杆、天然素材、例えば小竹等を用いることも可能である。
【0018】 さらに、上記実施例に於いて、支柱固定具9 は湾曲可能な金属製線材からなる が、支柱固定具9 は必ずしも湾曲可能な材質でなければならないわけではなく、 湾曲し難く適度の弾性力を有するもの、例えば炭素鋼等にて形成してもよい。こ の場合、支柱固定具9 は湾曲しないので、支柱固定具9 は、図3に示すように鉢 1 の角部1c内側に立設された支柱3 を固定する。 即ち、炭素鋼からなる支柱固定具9 の固定具本体10を支柱の根元部3aに当接さ せ、両端の掛止部11,11 を鉢1 の上端周縁部1aに掛けることにより、支柱3 は炭 素鋼の弾性力により支柱3 は固定具本体10に鉢1 の内面1b側に押圧されて挟持し て固定されるのである。 また、その他の支柱固定具9 として、図4に示すような、湾曲可能な金属製の スプリングであってもよく、又必ずしも金属製とは限定されず、例えば合成樹脂 等であってもよい。 さらに、固定具本体10のみ湾曲可能で、且つその両端10a,10b に設けられた掛 止部11,11 を容易に湾曲しないもので構成してもよい。例えば、図5に示すよう に固定具本体10と掛止部11は一体的に形成されているが、固定具本体10の部分が 細く形成されたもの、或いは図6に示すように固定具本体10のみを他の湾曲可能 な弾性体(ゴム・スプリング等)・紐等で形成してもよい。この場合、その固定 具本体10を支柱3 に巻き付けるということもでき、より堅固に支柱3 を固定でき るという利点がある。 また、上記実施例に於いて、支柱固定具9 の掛止部11は略コ字状に形成されて なるが、必ずしもこの形状に限定されず、図5に示すような略円弧状、図6に示 すようにその先端部11a を折り返した形状であってもよい。
【0019】 尚、上記実施例に於いて、支柱3 の構造は図1に示すような略格子状に形成さ れているが、図7に示すように横杆7 が撓む範囲で弓状に湾曲させた略格子状に 形成してもよい。即ち、支柱3 の立設位置を変化させることによってその形状も 任意に変形することができるという利点がある。 さらに、図7のように4本の支柱3 全てに支柱固定具9 を取付けた場合は上記 実施例のように2本の支柱3 に支柱固定具9 を取付けた場合に比して好ましいこ とは言うまでもない。
【0020】
【考案の効果】
叙上のように、本考案に係る支柱の支持構造は、支柱固定具により支柱が固定 され不用意に倒れることがないので非環状、例えば略格子状に形成することがで きる。従って、従来の環状支柱のように環内に開花・結実するようなこともなく 栽培植物全体を見渡すことができる。 また、支柱固定具の固定具本体を湾曲自在な材質で構成することにより、その 支柱固定具の取付けも容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例に於ける支柱の支持構造の斜視図。
【図2】図1の要部拡大斜視図。
【図3】一実施例に於ける支柱の支持構造の要部拡大斜
視図。
【図4】一実施例に於ける支柱固定具の平面図。
【図5】一実施例に於ける支柱固定具の平面図。
【図6】一実施例に於ける支柱固定具の平面図。
【図7】一実施例に於ける支柱の支持構造の斜視図。
【図8】従来の環状支柱の斜視図。
【符号の説明】
1 …鉢、1a…上端周縁部、1b…内面、1c…角部、3 …支
柱、7 …横杆、9 …支柱固定具、10…固定具本体、10a,
10b …両端、11…掛止部

Claims (13)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉢植え植物の添え木となる支柱(3) を鉢
    (1) に固定する支柱固定具であって、前記支柱(3) に当
    接する固定具本体(10)の両端(10a),(10b) には、該支柱
    (3) を鉢(1) の内面(1b)側へ押圧固定すべく該鉢(1) の
    上端周縁部(1a)に掛止される掛止部(11)が設けられてな
    ることを特徴とする鉢植え用支柱固定具。
  2. 【請求項2】 鉢植え植物の添え木となる支柱の支持構
    造であって、鉢(1) に立設される複数の支柱(3) と、該
    支柱(3) を連結する横杆(7) と、前記支柱(3)に当接す
    る固定具本体(10)の両端(10a),(10b) には、該支柱(3)
    を鉢(1) の内面(1b)側へ押圧固定すべく該鉢(1) の上端
    周縁部(1a)に掛止可能な掛止部(11)が設けられてなる支
    柱固定具(9) とから構成されていることを特徴とする支
    柱の支持構造。
  3. 【請求項3】 鉢植え植物の添え木となる支柱の支持構
    造であって、鉢(1) に立設される複数の支柱(3) と、該
    支柱(3) を連結する横杆(7) と、前記支柱(3)に当接す
    る固定具本体(10)の両端(10a),(10b) には、前記鉢(1)
    の上端周縁部(1a)に掛止可能な掛止部(11)が設けられて
    なる支柱固定具(9) とから構成されていることを特徴と
    する支柱の支持構造。
  4. 【請求項4】 鉢植え植物の添え木となる支柱の支持構
    造であって、プランター(1) の内面(1b)側に沿って立設
    される複数の支柱(3) と、該支柱(3) を連結する横杆
    (7) と、前記プランター(1) の角部(1c)の内面(1b)側に
    立設された支柱(3) を押圧固定すべく前記プランター
    (1) に当接する固定具本体(10)の両端(10a),(10b) に
    は、前記プランター(1) の上端周縁部(1a)に掛止可能な
    掛止部(11)が設けられてなる支柱固定具(9) とから構成
    されていることを特徴とする支柱の支持構造。
  5. 【請求項5】 前記支柱(3) と横杆(7) とが略格子状に
    連結されてなる請求項2〜4の何れかに記載の支柱の支
    持構造。
  6. 【請求項6】 少なくとも前記固定具本体(10)が湾曲可
    能な材質からなる請求項1記載の鉢植え用支柱固定具。
  7. 【請求項7】 少なくとも前記固定具本体(10)が湾曲可
    能な材質からなる請求項2〜4の何れかに記載の支柱の
    支持構造。
  8. 【請求項8】 前記支柱固定具(9) が金属製の線材から
    なる請求項1記載の鉢植え用支柱固定具。
  9. 【請求項9】 前記支柱固定具(9) が金属製の線材から
    なる請求項2〜4の何れかに記載の支柱の支持構造。
  10. 【請求項10】 前記支柱固定具(9) が炭素鋼からなる
    請求項1記載の鉢植え用支柱固定具。
  11. 【請求項11】 前記支柱固定具(9) が炭素鋼からなる
    請求項2〜4の何れかに記載の支柱の支持構造。
  12. 【請求項12】 前記支柱固定具(9) がスプリングから
    なる請求項1記載の鉢植え用支柱固定具。
  13. 【請求項13】 前記支柱固定具(9) がスプリングから
    なる請求項2〜4の何れかに記載の支柱の支持構造。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5337642B2 (ja) * 1976-11-15 1978-10-11
JPH0588243B2 (ja) * 1984-11-19 1993-12-21 Mitsubishi Chem Ind

Patent Citations (2)

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