JPS601576Y2 - 農園芸用支柱 - Google Patents
農園芸用支柱Info
- Publication number
- JPS601576Y2 JPS601576Y2 JP17337078U JP17337078U JPS601576Y2 JP S601576 Y2 JPS601576 Y2 JP S601576Y2 JP 17337078 U JP17337078 U JP 17337078U JP 17337078 U JP17337078 U JP 17337078U JP S601576 Y2 JPS601576 Y2 JP S601576Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- locking
- main body
- support
- wall
- branch joint
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Supports For Plants (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は主としてつる性植物の栽培に好適な農園芸用支
柱に関するものである。
柱に関するものである。
従来、この種の農園芸用支柱としては例えば外周が合成
樹脂製の支柱体に、外周が合成樹脂製の枝を設けてなる
園芸用支柱が知られている。
樹脂製の支柱体に、外周が合成樹脂製の枝を設けてなる
園芸用支柱が知られている。
しかし、かかる園芸用支柱では支柱体も枝もその外周が
平滑な合成樹脂製であるため、つる性植物のつるがから
んでもわずかの外力でつるが容易にすべり落ち、生育が
阻害されるという欠点がある。
平滑な合成樹脂製であるため、つる性植物のつるがから
んでもわずかの外力でつるが容易にすべり落ち、生育が
阻害されるという欠点がある。
又、上記従来の支柱体の外周に上下方向に適宜ピッチで
節状凸部を周設し、該節状凸部のすぐ上で、枝を延出し
た取付体を取着することにより取付体が下方にずれない
ようになされているが、節状凸部以外の支柱体が平滑で
あるために取付体が節状凸部に沿って回転するという欠
点があり、又、節状凸部の間隔が広いため、取付体の取
着位置が限定されているという欠点がある。
節状凸部を周設し、該節状凸部のすぐ上で、枝を延出し
た取付体を取着することにより取付体が下方にずれない
ようになされているが、節状凸部以外の支柱体が平滑で
あるために取付体が節状凸部に沿って回転するという欠
点があり、又、節状凸部の間隔が広いため、取付体の取
着位置が限定されているという欠点がある。
本考案者は支柱本体の外壁に多数の凹凸状係止部を形成
すると共に核用細棒の外壁も凹凸とすることにより、従
来の園芸用支柱の欠点の解消に成功し、本考案を完成す
るに至ったのである。
すると共に核用細棒の外壁も凹凸とすることにより、従
来の園芸用支柱の欠点の解消に成功し、本考案を完成す
るに至ったのである。
以下図面を参照しながら本考案の一実施例につき詳述す
る。
る。
図面において1は支柱本体であって、合成樹脂、金属、
コンクリート、木等の他、これらの複合体が使用される
が、特に合成樹脂被覆金属管、FRP棒等が、耐久性、
軽量であること、量産に適していること等から好適に使
用される。
コンクリート、木等の他、これらの複合体が使用される
が、特に合成樹脂被覆金属管、FRP棒等が、耐久性、
軽量であること、量産に適していること等から好適に使
用される。
該支柱本体1の外壁には多数の凹凸状係止部11が形成
されている。
されている。
該凹凸状係止部11としては例えば支柱本体1の外壁に
形成された周方向の環状の突条が複数個に分断されたも
のや支柱本体1の外壁に形成された支柱本体1の長手方
向に沿った直線状の突条が複数個に分断されたもの、又
、支柱本体1の外壁に螺旋状に形成された突条が複数個
に分断されたもの、さらに無秩序に多数の突起が突設さ
れたもの等があげられ、それらの隣接する突起間に凹部
が形成されることにより凹凸状係止部11となされる。
形成された周方向の環状の突条が複数個に分断されたも
のや支柱本体1の外壁に形成された支柱本体1の長手方
向に沿った直線状の突条が複数個に分断されたもの、又
、支柱本体1の外壁に螺旋状に形成された突条が複数個
に分断されたもの、さらに無秩序に多数の突起が突設さ
れたもの等があげられ、それらの隣接する突起間に凹部
が形成されることにより凹凸状係止部11となされる。
なお、平滑な支柱本体1の外壁を刻設することにより凹
凸状としてもよい。
凸状としてもよい。
なお支柱本体1が鋼管12の外壁に熱可塑性合戒樹脂層
13が形成されて構成されている場合は、該鋼管12の
外径と等しい頭部15と鋼管12の内径に等しい脚部1
6とからなる熱可塑性樹脂製栓体14の脚部16を鋼管
12の両端に嵌挿し、栓体頭部15と鋼管12の外壁に
該栓体14と相溶性のある熱可塑性樹脂層13を押出被
覆して該樹脂層13と栓体14とを融着一体化すれば鋼
管12が内外壁共外気から遮断され、発錆が抑制されて
好ましい。
13が形成されて構成されている場合は、該鋼管12の
外径と等しい頭部15と鋼管12の内径に等しい脚部1
6とからなる熱可塑性樹脂製栓体14の脚部16を鋼管
12の両端に嵌挿し、栓体頭部15と鋼管12の外壁に
該栓体14と相溶性のある熱可塑性樹脂層13を押出被
覆して該樹脂層13と栓体14とを融着一体化すれば鋼
管12が内外壁共外気から遮断され、発錆が抑制されて
好ましい。
2は枝継手であって、合成樹脂、金属等から作製されて
いる。
いる。
該枝継手2にはほぼ中央に支柱本体1が嵌挿される支柱
係止孔21が穿設されている。
係止孔21が穿設されている。
該支柱係止孔21の直径は支柱本体1の凸部外径より小
さく凹部外径より大きくなされている。
さく凹部外径より大きくなされている。
又、該枝継手2には、後述の核用細棒3が嵌挿される核
用係止孔22も穿設されている。
用係止孔22も穿設されている。
なお、該係止孔22の直径も核用細棒3の凹凸の凸部外
径より小さく、凹部外径より大きくなされているのが、
通常の使用状態ではぐらつかず、又、少し力を加えるこ
とにより着脱が可能となるので好ましい。
径より小さく、凹部外径より大きくなされているのが、
通常の使用状態ではぐらつかず、又、少し力を加えるこ
とにより着脱が可能となるので好ましい。
又、枝継手2を第3図の如く支柱係止孔21を囲む壁の
一部が切り欠かれると共にその端部が外方に曲折され、
該曲折部分に係止用段部23が突設され、一方、該曲折
部分よりも広幅の締付体25の両端部に係止用段部23
に嵌り合う係止部24を設けておき該係止部24を係止
段部23に着脱自在に嵌合可能としておけば該枝継手2
を支柱本体1の外壁に横から着脱できて好ましい。
一部が切り欠かれると共にその端部が外方に曲折され、
該曲折部分に係止用段部23が突設され、一方、該曲折
部分よりも広幅の締付体25の両端部に係止用段部23
に嵌り合う係止部24を設けておき該係止部24を係止
段部23に着脱自在に嵌合可能としておけば該枝継手2
を支柱本体1の外壁に横から着脱できて好ましい。
この場合、係止部24を係止段部23に嵌合した状態で
の係止孔21は切欠き部を除く直径が支柱本体1の凸部
外径より小さく、凹部外径より大きくなされている。
の係止孔21は切欠き部を除く直径が支柱本体1の凸部
外径より小さく、凹部外径より大きくなされている。
3は核用細棒であって、合成樹脂、金属、竹等が単独も
しくは複合体として使用されるが、特に合成樹脂被覆金
属線、FRP棒等が耐久性、軽量、量産に適しているこ
と等から好適に使用される。
しくは複合体として使用されるが、特に合成樹脂被覆金
属線、FRP棒等が耐久性、軽量、量産に適しているこ
と等から好適に使用される。
該核用細棒3の外壁にも支柱本体1と同様に多数の凹凸
31が形成されており、該凹凸31の形状は支柱本体1
と同様である。
31が形成されており、該凹凸31の形状は支柱本体1
と同様である。
又該核用細棒3は二つ折りとなされ、支柱本体1の外壁
に嵌挿された枝継手2の核用係止孔22に嵌挿され、核
用細棒3の端部、即ち二又状曲折部が核用係止孔22に
係止されることにより支柱本体1から枝状に伸び出され
る。
に嵌挿された枝継手2の核用係止孔22に嵌挿され、核
用細棒3の端部、即ち二又状曲折部が核用係止孔22に
係止されることにより支柱本体1から枝状に伸び出され
る。
第3図の如く核用細棒3の二つに分れた先端部を枝継手
2の隣接する二個の核用係止孔22.22に下から挿入
すれば核用細棒3が回転せず、折り曲げた際に先端が所
定の方向を向いたまま係止されるので好ましい。
2の隣接する二個の核用係止孔22.22に下から挿入
すれば核用細棒3が回転せず、折り曲げた際に先端が所
定の方向を向いたまま係止されるので好ましい。
以上詳述した如く、本考案農園芸用支柱は支柱本体の外
壁に多数の凹凸状係止部が形成されているので、支柱本
体の外壁の任意の箇所に枝継手を係止することができる
と共に、つる性植物のつるが凹凸状係止部にからまり、
植物を確実に支持することができる。
壁に多数の凹凸状係止部が形成されているので、支柱本
体の外壁の任意の箇所に枝継手を係止することができる
と共に、つる性植物のつるが凹凸状係止部にからまり、
植物を確実に支持することができる。
又、本考案農園芸用支柱は核用細棒の外壁も凹凸部とな
されているので、該細棒にもつるがからまりやすく、植
物を一層確実に支持することができる。
されているので、該細棒にもつるがからまりやすく、植
物を一層確実に支持することができる。
さらに本考案は枝継手を介して核用細棒が支柱本体に形
成されるので、核用細棒の増減が容易に行なえる。
成されるので、核用細棒の増減が容易に行なえる。
さらに又、枝継手の支柱係止孔が支柱本体の凸部外径よ
り小さく凹部外径より大きい径となされているので、支
柱本体の外壁に多数の凹凸状係止部が形成されているこ
とと相まって、枝継手を支柱本体に対して回転すること
なく確実に固定することができる。
り小さく凹部外径より大きい径となされているので、支
柱本体の外壁に多数の凹凸状係止部が形成されているこ
とと相まって、枝継手を支柱本体に対して回転すること
なく確実に固定することができる。
又、外壁が凹凸となされた核用細棒の二又状曲折部が枝
継手の係止孔に係止されているので、核用細棒の二又状
曲折部の弾性と凹凸により核用細棒を枝継手の係止孔に
確実に係止でき、外力がかかつても核用細棒ど枝継手と
の連結部がはずれたり、折損することがなく安定した状
態で連結でき、上記連結部で結果的に2本の枝が連結さ
れていることになり核用細棒自体の強度を向上させるこ
とができる。
継手の係止孔に係止されているので、核用細棒の二又状
曲折部の弾性と凹凸により核用細棒を枝継手の係止孔に
確実に係止でき、外力がかかつても核用細棒ど枝継手と
の連結部がはずれたり、折損することがなく安定した状
態で連結でき、上記連結部で結果的に2本の枝が連結さ
れていることになり核用細棒自体の強度を向上させるこ
とができる。
第1図は本考案農園芸用支柱の一例を示す斜視図、第2
図は本考案に使用される支柱本体の一例の一部切欠断面
図、第3図は本考案に使用される枝継手の一例の斜視図
である。 1・・・・・・支柱本体、2・・・・・・枝継手、3枝
用細棒、11・・・・・・凹凸状係止部ミ 12・・・
・・・鋼管、13・・・・・・熱可塑性合成樹脂層、1
4・・・・・・熱可塑性合成樹脂栓体、15・・・・・
・頭部、16・・・・・・脚部1.21・・・・・・支
柱係止孔、22・・・・・・核用係止孔、23・・・・
・・係止用段部、24・・・・・・係止部、25・・・
・・・締付体、31・・・・・・凹凸。
図は本考案に使用される支柱本体の一例の一部切欠断面
図、第3図は本考案に使用される枝継手の一例の斜視図
である。 1・・・・・・支柱本体、2・・・・・・枝継手、3枝
用細棒、11・・・・・・凹凸状係止部ミ 12・・・
・・・鋼管、13・・・・・・熱可塑性合成樹脂層、1
4・・・・・・熱可塑性合成樹脂栓体、15・・・・・
・頭部、16・・・・・・脚部1.21・・・・・・支
柱係止孔、22・・・・・・核用係止孔、23・・・・
・・係止用段部、24・・・・・・係止部、25・・・
・・・締付体、31・・・・・・凹凸。
Claims (1)
- 支柱本体1の外壁に多数の凹凸状係止部11が形成され
、上記支柱本体1の凸部外径より小さく凹部外径より大
きい径の支柱係止孔21を有する枝継手2の支柱係止孔
21が支柱本体1に嵌挿されて上記係止部11に枝継手
2が係止され、該枝継手2の核用係止孔22に、二つ折
りとなされると共に外壁が凹凸31となされた核用細棒
3が挿嵌され、該核用細棒3の二又状曲折部が核用係止
孔22に係止されてなる農園芸用支柱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17337078U JPS601576Y2 (ja) | 1978-12-15 | 1978-12-15 | 農園芸用支柱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17337078U JPS601576Y2 (ja) | 1978-12-15 | 1978-12-15 | 農園芸用支柱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5588654U JPS5588654U (ja) | 1980-06-19 |
JPS601576Y2 true JPS601576Y2 (ja) | 1985-01-17 |
Family
ID=29178987
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17337078U Expired JPS601576Y2 (ja) | 1978-12-15 | 1978-12-15 | 農園芸用支柱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS601576Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-12-15 JP JP17337078U patent/JPS601576Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5588654U (ja) | 1980-06-19 |
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