JPS5825907Y2 - 組立式クリスマスツリ−における幹体の構造 - Google Patents

組立式クリスマスツリ−における幹体の構造

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JPS5825907Y2
JPS5825907Y2 JP1978096801U JP9680178U JPS5825907Y2 JP S5825907 Y2 JPS5825907 Y2 JP S5825907Y2 JP 1978096801 U JP1978096801 U JP 1978096801U JP 9680178 U JP9680178 U JP 9680178U JP S5825907 Y2 JPS5825907 Y2 JP S5825907Y2
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JP
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mandrel
christmas tree
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spiral groove
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JP1978096801U
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JPS5512868U (ja
Inventor
孝次 楠
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楠玩具株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は主として室内に飾られる合成樹脂製の組立式
クリスマスツリーあるいは植木などを模した合成樹脂製
の置物に関する。
従来より合成樹脂によって樹木および観葉植物などを模
したいわゆる模造品が多数生産されており、これらのも
のは風合や感触の点で上熱のものに若干劣る点を除くと
、手入をほとんど必要とせず取り扱いが簡単であるなど
の長所を有している。
そして、例えばクリスマスツリーのように季節毎に使用
されるものは、そのシーズンが終了したときに解体して
保管するために、従来においても多くのものは解体、組
立が可能な構造とされている。
しかしながら、従来のクリスマスツリーにあっては、そ
の解体可能な構造とすることによってその係合部分にが
たを生じ易く、分解程度に限界があるなどの難点があっ
た。
この考案は上記事情に鑑みなされたもので、その目的と
するところはクリスマスツリーのみならず、本物の樹木
、観葉植物、草花などを模した模造品に適用し得て、細
部まで分解可能でかつ簡単に組み立てることができ、強
度的に優れがたを生じない模造を提供することにある。
以下、この考案の実施例を示す図面に基き詳細に説明す
る。
第1図はクリスマスツリーに応用した例を示すもので、
図中符号1は鉢本体、11は幹体、21は枝取付部材、
31は小枝、32は木の実である。
これらは合成樹脂によって適宜の色彩が施され後述する
形状および機能などを有するものである。
上記鉢本体1は第2図に示すように、上方を開口した箱
体2とこの箱体2に上方から被せられる蓋体3とからな
るもので、この箱体2は図示例にあってはレンガ積みを
模して下側が狭められた箱状に形成され、中央に空間部
2aを有し、この空間部2aは上部が開口されて開口部
2bが形成され、かつ底部2Cの下面に脚部2dが設け
られ、また底部2Cの中央部に上方に突出した突出部2
eが設けられるとともに、その突出部2eの中心に上下
に貫通する挿通孔2fが設けられた構成とされている。
一方の蓋体3は上記箱体2の上縁部2gに係合される係
合溝3aが設けられ、この係合溝3aは上縁部2gと緊
密に係合されるとともに、中央部に凹部3bが設けられ
その中心部に上配挿通孔2fと同心に支持孔4が設けら
れ、この支持孔4の上部内周面には内方に突出する突出
部4aが形成された構成とされている。
そして、上記鉢体1の支持孔4には第3図に示す幹体1
1が取り付けられ、この幹体11は金属の心棒12と基
幹体13と中間幹体14,15・・・・・・と先幹体1
9とからなり心棒12の表面には螺旋溝12aが設けら
れ、この心棒12の下部には、この心棒12を被覆する
ように棒状の基幹体13が一体に設けられ、この基幹体
13には上記鉢体1の支持孔4の上端面に当接する鍔部
13 aが形成され、この鍔部13 aの下側に上方を
狭めたテーパ一部13bが形成され、かつ基幹体13の
上端には第3図に示すように上側を狭めたテーパー状の
傾斜縁部13 Cが形成されている。
また、上記心棒12にはほぼ筒状の中間幹体14,15
・・・・・・が緊密に外挿され、この中間幹体14,1
5・・・・・・は複数個に分割され、それぞれの上端に
上側を狭めたテーパー状の傾斜縁部14a、15a・・
・・・・が形成され、かつ下端にそれぞれの傾斜縁部1
4 a 、15 a・・・・・・と対応して傾斜凹部1
4b、15b・・・・・・が形成され、心棒12と中間
幹体14゜15・・・・・・とは隙間を生じないように
嵌合されがっ中間幹体14,15の孔部14C,15C
・・・・・・がその弾性により心棒12の螺旋溝12
aに若干喰い込んで緊密性を増すように配慮されている
また上記心棒12の先端には先幹体19が被せられて、
この幹体11はその心棒を中間幹体14,15・・・・
・・と先幹体19とで被い全体として樹木の幹に似せた
構成とされている。
この幹体11の基幹体13および中間幹体14゜15・
・・・・・の間には第4図に示す枝取付部材21が挟持
される。
この枝取付部材21は同心円にかつ同平面に配したリン
グ22.23,24.25と、これらリング22〜25
を一体に連結する連結片26と、リング22〜25に基
端を固定され放射状にがつ水平方向に突出する水平片2
7および斜上方に突出する斜片28とからなり、最も中
心寄りのリング22には上記幹体11の心棒12に外挿
する透孔22 aが形成され、かつ基幹体13および中
間幹体14,15・・・・・・の傾斜縁部14 a 、
15 a・・・・・・と傾斜凹部14b、15b・・・
・・・とに挾持される円板部22 bが設けられ、また
、水平片27および斜片28の表面には、第5図すに示
すように複数個の突出部27 a 、28 aが形成さ
れかつその基端部に鍔部27b、28bが形成されてい
る。
なお、第4図aに示すようにこの枝取付部材21はその
取り付は高さによって大きさが変えられているが、はは
゛同一作用であるがら同一符号を付して説明を省略する
この枝取付部材21の各水平片27および斜片28には
第1図および第5図に示す小枝31および木の実32な
どが適宜に取り付けられ、この小枝31は第5図に示す
ように、図示例にあっては3個の針葉33が同一平面に
120°の間隔で、放射状に配され、その基端部をさ゛
る状の湾曲体34の周縁部に一体に固定され、この湾曲
体34には上記針葉33と直交する方向に取付孔35が
形成されており、がつ湾曲体34自身は弾性体で形成さ
れ、その湾曲部分を反転させることにまり針葉33の向
きが第5図すのようにほは゛直角に回動せしめられ、か
つ取付孔35の両開口部35 a 、35 bの寸法が
弾性変形によって収縮側が狭められ、伸縮側が広くなる
構成とされている。
この場合、針葉33の形状、本数などに限定されないこ
とは勿論である。
以下、このように構成されたこの考案の作用などについ
て説明する。
まず、鉢本体1に幹体11を取り付けるには箱体2と蓋
体3を解体した状態より、蓋体3の支持孔4に幹体11
の基幹体13の下端を挿入し、蓋体3の上面に基幹体1
3の鍔部13aか搗接しテーパ一部13bと支持孔4の
突出部4aとが係合されるまで押し込むのである。
この保合によって基幹体13は蓋体3にほぼ一体化され
、かつがたなどを生ずることなく緊密に取り付けられる
次いで基幹体13の下端を箱体2の挿通7L2fに挿入
し、また箱体2の上縁部2gに蓋体3の係合溝3aを嵌
め込むのである。
この操作によって箱体2と蓋体3とはがたなどを生ずる
ことなく緊密に係合され、例えば箱体2の上縁部2gの
成形時の歪み(射出成形時の収縮時に辺部が湾曲するよ
うに歪みが残る)などを保合溝3aで吸収するとともに
、上記歪みは溝壁を押し摩擦力を高めるように利用する
また、蓋体3の支持孔4の突出部4aも、成形時に金型
の合わせ目となってばつを生ずるが、幹体11のテーパ
一部13bに逃げ込みこの部分の摩擦力を高めるように
作用する。
次いで、第4図に示した数種類の枝取付部材21の水平
片27、斜片28に、第5図に示した小枝31または木
の実32を適宜に取り付けるのであるが、小枝31は上
述のように通常状態では第5図のように針葉33を放射
状に広げた形状でこの状態のまま、第5図すの矢印イの
ように水平片27および斜片28に小枝31の取付孔3
5を挿入し、突起部27 a 、28 aの抵抗に抗し
て湾曲体34を押し込み、鍔部27 a 、28 bに
当接させる。
次いで針葉33を矢印口のように回動して湾曲体34の
湾曲を逆にすると、複数個の針葉33が第5図すのよう
にほぼ並列になって密植状に変化するとともに、取付孔
35の針葉33側の開口部35a、即ち第5図す右側が
弾性変形により狭められ、水平片27および斜片28を
強く圧接するように作用するのである。
この係合後に小枝31を抜こうとしても狭められた開口
部35 aが突起部27 a 、28 aに引っ掛かり
外れるのを防止する。
このように次々と小枝31を枝取付部材21に取り付は
密植状の針葉33のリング体を各枝取付部材21・・・
・・・について形成する。
次いで、このリング体(即ち枝取付部材21と複数個の
小枝31または適宜数の木の実32)を大きい順に1個
づつ、幹体11の心棒12に外挿し、次いで沖間幹体1
4、リング体、中間幹体15・・・・・・のように多層
構造とするのである。
この際にまず最初の枝取付部材21の透孔22 aを心
棒12に係合して、基幹体13の傾斜縁部13Cに枝取
付部材21の円板部22 bを載置し、次いで中間幹体
14を心棒12に外挿して、螺旋溝12 aに沿って円
板部22 b上面に嵌め込み、板取付部材21を固定す
るのである。
この板取付部材21は第3図に示すように、基幹体13
、中間幹体14,15、先幹体19の間に、各傾斜縁部
と傾斜四部とで挟持することにより、傘状に若干の弾性
変形が加えられて、小枝31の枝先が下ったいわゆるも
みの本状に固定することができる。
この際に、螺旋溝12aに孔部14C,15Cなどの孔
壁の一部が弾性変形により喰い込んで摩擦力が高まり、
また、螺旋溝12 aを利用して各幹体などをねじを締
めるように回転させることにより、さらに係止力を高め
ることもできる。
最後に、心棒12の先端に先幹体19をねじ込み、全体
を締めつけるようにすると、各係合部にがたのないクリ
スマスツリーが第1図に示すように完成する。
さらにクリスマスツリーには星飾り、雪を模した綿、電
飾灯、人形、ろうそくなどを取り付けるのであるが、こ
れらは小枝31などに適宜に取り付けられることは勿論
である。
また、クリスマスツリーを解体するときは上述した組立
手順の全く逆になるから説明を省略する。
なお、上述において技取付部材21を小枝31を取り付
けてから幹体11に外挿する手順を示したが、幹体11
に枝取付部材21を先ず取り付け、次いで小枝31など
をその水平片27および斜片28に1個づつ取り付ける
手順でもよい。
以上、詳述したようにこの考案によればクリスマスツリ
ーや、本物の樹木、観葉植物、草花などを模した模造品
を細部まで分離可能な構造とし、基幹体または中間幹体
の間に挾まれた枝または枝取付部材を組立、解体自在と
することができる。
また、螺旋溝にストレート状の孔部の一部を弾性変形を
利用して喰い込ませることにより、長さ方向の係止作用
が確実となるため、基幹体または中間幹体と枝または枝
取付部材との接触面を、外周方向が下ったテーパー状と
することが可能で、挟持作用を深め、かつ枝の先端が垂
れたもみの本状とすることを容易にするなどの優れた効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
画面はこの考案の一実施例を示すもので、第1図はクリ
スマスツリーに応用した例を示す一部を省略した正面図
、第2図は幹体の支持構造を示す一部切欠正面図、第3
図aは幹体の一部切欠正面図、第3図すはその一部を分
解した斜視図、第4図aは枝取付部材21の正面図、第
4図すはそのA矢視図、第5図aは小枝の正面図、第5
図すはその縦断側面図である。 1・・・・・・鉢本体、11・・・・・・幹体、12・
・・・・・心棒、12a・・・・・・螺旋溝、13・・
・・・・基幹体、14.15・・・・・・中間幹体、1
4c、15c・・・・・・孔部、21・・・・・・枝取
付部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鉢本体に取り付けられる棒状の基乾体の上端に、表面に
    螺旋溝を有する心棒の下端を同軸かつ一体に固定し、こ
    の心棒にこれよりも相対的に軟質な合成樹脂によって形
    成された中間幹体を外嵌めして、そのストレート状の孔
    部の孔壁の一部を上記螺旋溝に喰い込ませた状態で全体
    形状を棒状に形成するとともに、基幹体または中間体の
    間に枝または枝取付部材を挟持するようにしたことを特
    徴とする組立式クリスマスツリーにおける幹体の構造。
JP1978096801U 1978-07-13 1978-07-13 組立式クリスマスツリ−における幹体の構造 Expired JPS5825907Y2 (ja)

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JPS50135500U (ja) * 1974-04-24 1975-11-07

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