JPH0725008Y2 - 蔓性植物支持装置 - Google Patents

蔓性植物支持装置

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JPH0725008Y2
JPH0725008Y2 JP1989122410U JP12241089U JPH0725008Y2 JP H0725008 Y2 JPH0725008 Y2 JP H0725008Y2 JP 1989122410 U JP1989122410 U JP 1989122410U JP 12241089 U JP12241089 U JP 12241089U JP H0725008 Y2 JPH0725008 Y2 JP H0725008Y2
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JP
Japan
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vine
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wire
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幹也 藤井
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Takiron Co Ltd
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Takiron Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、住宅のベランダや庭先などで朝顔などの蔓性
植物を栽培するときに利用される蔓性植物支持装置に関
する。
〔従来の技術〕
従来、家庭園芸として朝顔を栽培する場合は、植木鉢や
フランターや畝に竹などで作った支柱を突き立て、その
支柱に朝顔の蔓を巻き付かせて支持させていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、植木鉢やプランターに入れた土に支柱を突き立
てて朝顔の蔓を支持させると、朝顔の重みで支柱が倒れ
やすいという問題があった。また、蔓が支柱の表面で滑
ってうまく巻き付かないということも多々生じていた。
本考案は以上の事情に鑑みてなされたもので、倒れにく
く、蔓の巻き付きやすい蔓性植物支持装置を提供するこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の蔓性植物支持装置は、筒形に変形させたときに
起立状態を維持し得る程度の剛性を有する可撓性ネット
と、筒形に巻かれた上記ネットの網目に挿通されてその
ネットの重なり部または突合せ部を縫合する線状部の一
端に土中に突き刺される軸部が形成された線材とからな
っている。
〔作用〕
この構成の蔓性植物支持装置において、たとえば筒形に
丸めたネットの重なり部または突合せ部の網目を通して
線材の線状部を挿通させていくと、その重なり部または
突合せ部が上記線状部により縫合されてネットが筒形に
保形される。このように筒形に保形されたネットを土の
上におくか、あるいはネットの下端部を土に突き刺し、
同時に筒形のネットの下端部から突き出た線材の軸部を
土に突き刺すと、筒形のネットが土の上に起立される。
その場合、筒形のネットの円形または多角形の下端縁が
土の上で支持されるか、あるいは土に突き刺されてお
り、しかも線材の軸部が土に突き刺されているため、筒
形のネットが容易に倒れない。
成育した朝顔などの蔓性植物の蔓は、筒形のネットに巻
き付いて成長していく。筒形のネットの網目の大きさに
よっては、蔓がネットの縦糸や横糸に巻き付く場合もあ
る。また、筒形のネットには網目や縦糸や横糸によって
凹凸が形成されているため、蔓が滑らずにうまく巻き付
く。
さらにネットは可撓性を有するため、必要に応じて平坦
に展開したり筒形に丸めたりすることが可能である。
〔実施例〕
第1図は本考案の蔓性植物支持装置の構成部材である可
撓性ネット1と線材2とを示している。
図例のネット1は縦糸11と横糸12とを一体に連続成形し
て作られたある大きさのネットを所定の縦寸法および横
寸法に切断したものであるが、ネット1は必ずしもこれ
に限定されず、別々の縦糸11と横糸12とを編んだもので
も、あるいは単品として成形されたものでもよい。ま
た、ネット1の網目13は図例のように矩形ないし方形に
限らず、菱形やその他の多角形であっても、円形であっ
てもよい。第3図に示したネット1の網目13の縦寸法A
や横寸法Bに特別の限定はない。ただし、朝顔などの植
物の蔓を縦糸11と横糸12に巻き付かせようとすれば、そ
れらの寸法A,Bを長くし網目13を大きくして蔓がその網
目13を通りやすくし、その反面で蔓を筒形のネット1の
全体に巻き付かせようとすれば、それらの寸法A,Bを短
くし網目13を小さくして蔓がその網目13を通りにくくす
ることが望ましい。また、網目の大きさは蔓が筒形のネ
ット1の表面を滑りやすいか滑りにくいかに関係するか
ら、蔓自体の表面性状を勘案して網目13の大きさを定め
ることも好ましいことである。朝顔の蔓を支持させるに
は、網目13の縦寸法Aと横寸法Bを3〜10cm程度に設定
し、かつ縦糸11と横糸12を厚み寸法よりも幅寸法Cが大
きい偏平の断面形状にしておくことが望ましい。具体的
には、縦糸11や横糸12を厚み寸法を3〜5mm、幅寸法C
を5〜10mm程度にしておくとよい。
このようなネット1は中低圧ポリエチレンや塩化ビニル
樹脂などの合成樹脂や針金や穴付き金属薄板などの各種
素材を用いて作られ、その剛性(腰の強さ)はネット1
を筒形に変形させたときに起立状態を維持し得る程度で
あればよく、腰をあまりに強くしすぎると可撓性が乏し
くなって展開したり筒形に丸めたりしにくくなることが
ある。このような特性を満たし、かつ発錆を防ぐには中
低圧ポリエチレンや塩化ビニル樹脂などの合成樹脂で作
ることが好ましく、それらを用いると価格も安価にな
る。また、ネット1は格子状などの種々の形状に編まれ
た針金などの芯材や穴付き金属薄板を合成樹脂被服層で
被覆して防錆したもので構成されていてもよい。
線材2は上記ネット11の縦寸法と同じ程度の長さの螺旋
の巻かれた長い線状部21とその線状部21の端部に延出さ
れたまっすぐな軸部22とを有する。このような線材2は
金属製の芯材を塩化ビニルなどの合成樹脂で被覆したも
ので作ることが望まれる。線材2には、第2図のように
筒形に丸められたネット1の重なり部14や突合せ部を線
状部21で縫合したときにその縫合部が線状部21によって
結合され、しかも軸部22を土に曲がることなく突き刺す
ことができる程度の比較的大きな曲げ強度を有すること
が要求される。
次に朝顔を指示させる場合の使用状態を説明する。
第1図のように平坦に展開されていたネット1をたとえ
ば円筒形に丸めてその端部同士を重ね合わせ、線材2を
回転させてその重なり部14の網目13を通して線材2の線
状部21を挿通させていくと、その重なり部14が上記線状
部21により縫合され、ネットが筒形に保形される。筒形
に丸めたネット1の端部同士が突き合わされている場合
にはその端部同士が上記線状部21により同様にして縫合
される。筒形のネット1の直径を小さくしたために重な
り部14の重なり幅が広くなりすぎるときには、ネット1
の端部を切除してもよい。ネット1を筒形に丸めたとき
の形状は円筒形に限らず、多角筒形であってもよい。
このように筒形に保形されたネット1の下端部15を土D
に突き刺すか、あるいは土Dの上に置き、同時に筒形の
ネット1の下端部から突き出た線材2の軸部22を土11D
に突き刺すと、筒形のネット1が土の上にしっかりと起
立され、容易に倒れることはない。
このようにしておくと、第2図のように朝顔の蔓Pが筒
形のネット1に巻き付いたり、ネット1の縦糸11や横糸
12に巻き付いたりして成長する。筒形のネット1には縦
糸11や横糸12や網目13によって凹凸が形成されているた
め、蔓Pが巻き付きやすく、巻き付いた蔓Pが滑り落ち
にくい。Vは植木鉢またはプランターである。
非使用時には線材2をネット1から抜き取り、ネット1
を第1図のように平坦に保形して保管する。複数枚のネ
ット1があるときはそれらを平坦に展開して重ねて保管
すれば場所をとらない。また、多数のネット1を運搬す
るときにもそれらを平坦に展開して重ねておけば一度に
多くのネット1を効率よく運搬することができる。
この実施例では線材として螺旋に巻かれた線状部21の端
部に軸部22が延出されたものを説明したが、これに限ら
ず、たとえば線状部がまっすぐに形成されていてもよ
い。
〔考案の効果〕
以上のように本考案の蔓性植物支持装置は、容易に倒れ
にくく、蔓が巻き付きやすく、しかも巻き付いた蔓が滑
り落ちにくいという効果がある。また、線材の線状部で
筒形に丸めたネットの重なり部または突合せ部を縫合す
るだけで容易にそのネットを筒形に保形することができ
るため誰でも簡単に使用することができるのみならず、
植木鉢やプランターの大きさに合わせて筒形のネットの
直径を容易に変えられる利点もある。さらに、ネットは
可撓性を有するため自由に展開したり丸めたりすること
ができ、運搬時や非使用状態での保管時にはそれを展開
させて積み重ねておくといったことが可能となり、嵩張
らずに運搬や保管が可能になる。そのほか、ネットと線
材からなるため安価であり、また、ネットは容易に種々
の色に着色することができ、植物の花や葉の色とマッチ
した色にして見栄えをよくすることも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例による蔓性植物支持装置の構成
部材であるネットと線材の一部を省略した概略斜視図、
第2図は上記蔓性植物支持装置の使用状態を示す斜視
図、第3図はネットの要部を拡大した説明図である。 1……ネット、2……線材、21……線状部、22……軸
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒形に変形させたときに起立状態を維持し
    得る程度の剛性を有する可撓性ネットと、筒形に巻かれ
    た上記ネットの網目に挿通されてそのネットの重なり部
    または突合せ部を縫合する線状部の一端に土中に突き刺
    される軸部が形成された線材とからなる蔓性植物支持装
    置。
JP1989122410U 1989-10-18 1989-10-18 蔓性植物支持装置 Expired - Fee Related JPH0725008Y2 (ja)

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JP1989122410U JPH0725008Y2 (ja) 1989-10-18 1989-10-18 蔓性植物支持装置

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JPH0361856U JPH0361856U (ja) 1991-06-18
JPH0725008Y2 true JPH0725008Y2 (ja) 1995-06-07

Family

ID=31670409

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6187055U (ja) * 1984-11-10 1986-06-07
JPS61104057U (ja) * 1984-12-15 1986-07-02

Also Published As

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JPH0361856U (ja) 1991-06-18

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