JPH0455298B2 - - Google Patents

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JPH0455298B2
JPH0455298B2 JP59132170A JP13217084A JPH0455298B2 JP H0455298 B2 JPH0455298 B2 JP H0455298B2 JP 59132170 A JP59132170 A JP 59132170A JP 13217084 A JP13217084 A JP 13217084A JP H0455298 B2 JPH0455298 B2 JP H0455298B2
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photosensitive
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hydrogen atom
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Shutaaruhoofuen Pauru
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Hoechst AG
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Publication date
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Publication of JPS6021046A publication Critical patent/JPS6021046A/ja
Publication of JPH0455298B2 publication Critical patent/JPH0455298B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L65/00Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming a carbon-to-carbon link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G61/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carbon-to-carbon link in the main chain of the macromolecule
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/022Quinonediazides
    • G03F7/023Macromolecular quinonediazides; Macromolecular additives, e.g. binders
    • G03F7/0233Macromolecular quinonediazides; Macromolecular additives, e.g. binders characterised by the polymeric binders or the macromolecular additives other than the macromolecular quinonediazides
    • G03F7/0236Condensation products of carbonyl compounds and phenolic compounds, e.g. novolak resins

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  • Polyoxymethylene Polymers And Polymers With Carbon-To-Carbon Bonds (AREA)
  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
  • Materials For Photolithography (AREA)
  • Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)
  • Color Printing (AREA)
  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)
  • Holo Graphy (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、露光時にアルカリ水溶液中への溶解
度が変わる感光性化合物又は化合物の感光性組成
物及び結合剤より成る感光性混合物に関する。本
発明は、支持材及び前記混合物の組成の感光層よ
り成る感光性複写材料にも関する。
従来の技術水準 感光性化合物としてポジチブ作用をするo−キ
ノンジアジドを含有し、有利に、印刷版の製造時
に使用される前記型の混合物は、例えば西ドイツ
特許DE−C第1195166号(=米国特許US−A第
3201239号)明細書中に記載されている。これら
公知の混合物はフエノール−ホルムアルデヒドノ
ボラツク又はクレゾールホルムアルデヒドを結合
剤として含有している。
欧州特許機構公開特許出願第0021718号及び同
第0054258号明細書には、置換されたレゾルシノ
ール誘導体とアルデヒド又はケトンとの反応によ
り製造されたノボラツクがこの種の混合物中に結
合剤として使用するために記載されている。
この種の混合物を基礎とする感光性平版印刷版
から製造される平版印刷版は、多数の印刷数を得
る利点を有する。しかしながらこの種の印刷版の
印刷ステンシルは、屡々繰り返し使用されるアル
コール含有湿潤化溶液の作用に対する特定の感受
性を示す。その結果として、この印刷ステンシル
は、侵され、印刷数は減少する。更に、水性アル
カリ現像液及び複写操作の間に又は印刷時に使用
される種類のガソリン溶剤に対する抵抗はある場
合には不充分である。
印刷数及びこの種の印刷ステンシルの化学薬品
に対する抵抗は、200℃より高い温度でベーキン
グすることにより更に高めることができるが、非
像部分で現像する層からのベーキング残渣に基づ
き、この操作工程はいずれの場合にも、印刷版の
付加的前処理又は後処理を必要とし、作業の特別
な費用を包含する。
更に、それぞれフエノール及びアルデヒド又は
ケトンから製造したノボラツクは、殊に、比較的
厚い複写層例えばフオトレジスタ層の処理時にか
なり高い脆弱性の欠点(これは不都合な効果であ
る)を有する。
発明が解決しようとする問題点 従つて、本発明の目的は、高い可撓性の複写層
を生じ、印刷版の前処理又は後処理を必要としな
いでベーキングすることのできる平版印刷版を製
造するための感光性混合物を得ることである。
問題を解決するための手段 本発明によれば、感光性化合物としての1,2
−キノンジアジド又は感光性組合せ化合物として
の酸により分解されうる少なくとも1個のC−O
−Cを有する化合物及び露光時に強酸を発生する
化合物及び水中に不溶で、アルカリ水溶液中に可
溶の結合剤を含有する、露光時にアルカリ水溶液
中での溶解度が変動する感光性混合物が提案され
ている。
本発明の混合物中で、結合剤は、a)一般式: 〔式中R1は水素原子、アルキル基又はヒドロ
キシ基であり、R2は水素原子、アルキル基、ヒ
ドロキシ基又はアセチル基であり、R3は水素原
子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、
カルボキシル基又はカルボン酸エステル基であ
る〕に相当するフエノールとb)一般式: ROCH2−X−CH2OR 〔式中Rは水素原子、メチル基、エチル基又はア
セチル基であり、Xはフエニレン基又は1個の単
結合で、1個のエーテル基、スルフアイド基、ス
ルホン基又はアルキレン基で結合されている2個
のフエニレン基より成る2価の芳香族基である〕
に相当する化合物との重縮合生成物より成つてい
る。
活性化しうる2個より多い水素原子を有するフ
エノールは、容易に交叉結合された生成物を形成
し、ここで1個のフエノール成分は結合して2個
より多いCH2−X−CH2原子団を形成することも
ありうる。この理由で、少なくとも1個のo−位
又はp−位が占有されている1価のフエノールの
ものが有利である。多価のフエノールは、遊離で
ある活性化された核位置を2個より多くを有すべ
きではない。
本発明による結合剤を合成するのに好適なフエ
ノールには、例えば次のものが包含される:4−
t−ブチル−フエノール、4−メチル−フエノー
ル、4−ヒドロキシ−安息香酸、3,4−ジメチ
ル−フエノール、2−メチル−レゾルシノール、
2−エチル−レゾルシノール、2−ヘキシル−レ
ゾルシノール、2−メチル−5−クロル−レゾル
シノール、2,5−ジメチル−レゾルシノール、
2,5−ジエチル−レゾルシノール、4−メチル
レゾルシノール、4−ヘキシル−レゾルシノー
ル、4−アセチル−レゾルシノール、5−メチル
−ピロガロール、5−t−ブチル−ピロガロー
ル、2,4−ジヒドロキシ−安息香酸、2,4−
ジヒドロキシ−安息香酸−メチルエステル、2,
4−ジヒドロキシ−安息香酸−エチルエステル、
3,4,5−トリヒドロキシ−安息香酸、3,
4,5−トリヒドロキシ−安息香酸−メチルエス
テル、3,4,5−トリヒドロキシ−安息香酸−
エチルエステル、3,4,5−トリヒドロキシ−
安息香酸−プロピルエステル。
式ROCH2−X−CH2ORに相当する化合物は公
知であり、例えば米国特許US−A第3849392号明
細書に、芳香族ジアゾニウム塩との縮合成分とし
て使用するために記載されている。この発明の中
に、本発明の範囲の縮合成分として好適でもある
多数の化合物が記載されている。式中のRがメチ
ル基で、Xが非置換の又は置換されていてよいジ
フエニルエーテル、ジフエニルスルフアイド、ジ
フエニル、ジフエニルメタン又はジフエニルスル
ホンの残基である化合物が特に有利である。アリ
ーレン基Xの遊離の原子価標は、それぞれ1,4
−又は4,4′−位中に存在するのが有利である。
Xがジフエニレンの残基である場合に、アルカン
基は炭素原子数1〜6個有利に1〜3個を有す
る。
式:ROCH2−X−CH2ORに相当する好適な化
合物の例は次のとおりである: ビス−(メトキシメチル)−ジフエニルエーテ
ル、ビス−(メトキシメチル)−ベンゼン、ビス−
(ヒドロキシメチル)−ベンゼン、ビス−(メトキ
シメチル)−ジフエニルスルフアイド、ビス−(メ
トキシメチル)−ジフエニル、ビス−(アセトキシ
メチル)−ジフエニルメタン、ビス−(ヒドロキシ
メチル)−ジフエニルスルホン特に相応する4,
4′−異性体。
本発明の結合剤を製造するために実施される縮
合反応は、強酸性縮合性の存在で進行する。好適
な縮合剤は例えばメタンスルホン酸(90〜99%濃
度)、濃塩酸、濃硫酸、燐酸(85%濃度)、オキシ
塩化燐、硫酸ジエチル又はクロルスルホン酸であ
る。
縮合反応は、有利に、均一反応媒体中で実施さ
れる。それというのも、このような媒体は、再現
性結果を得るために最も有利であるからである。
フエノール性成分が反応成分中に既に可溶であれ
ば、場合によつては溶剤を更に加えることは免除
される。
さもなければ、キシレン、ジオキサン、トルエ
ン、酢酸2−メトキシエチル又はエタノールが溶
剤として有利に使用される。
縮合生成物の製造に有利である温度範囲は+10
℃〜150℃である。
この縮合反応は意外に迅速に、多くの場合に、
非常に温和な条件下にも実質的に定量的に進行す
る。この縮合反応の実施に当つて、ビス−(メト
キシメチル)化合物は、有利に、完全に又は部分
的にフエノール成分と反応し、この方法で、メタ
ノールの分子内排除が伴なう。例えば過剰量の
4,4′−ビス−(メトキシ−メチル)−ジフエニル
エーテルが存在する場合は、後者は、それ自体と
も反応して、縮合生成物をも形成する。
原則として、任意の組成の混合縮合生成物例え
ば種々異なるフエノール成分より成る混合縮合生
成物を形成することもできる。
縮合生成物の溶解度及び平均分子量は広範に変
つてよく、縮合反応における反応成分の選択及び
実験条件に依り決まる。活性化しうる水素2個以
上を有するフエノール成分の場合、交叉反応は容
易に起こり、これは、最終生成物の溶解度及び特
性に重大な影響を及ぼす。従つて、非置換のフエ
ノール類例えばピロガロール、レゾルシノール及
びフエノールは、酸縮合剤の存在で、前記の4,
4′−ビス−(メトキシメチル)化合物と強力に反
応し、通例、本発明による結合剤としての使用に
不適当(それというのもこれらは屡々、非常に低
い溶解度を有する)である樹脂状の交叉結合した
重縮合生成物を形成する。付加的に、反応条件、
例えば反応の温度及び時間及び特にその型及び使
用される酸縮合剤の量は、形成される縮合生成物
の溶解度に多大の影響を有する。非常に少量の縮
合剤を用いる場合は、通例、比較的低い分子量及
び屡々軟かい稠度を有する縮合生成物が得られ
る。分子量600〜10000を有する縮合生成物は、特
に良好な複写材料の製造に好適であることが立証
された。
作用効果 本発明の縮合生成物は良好な膜形成特性を有
し、この縮合生成物を用いて製造した複写層は、
フエノール−ホルムアミドを基礎として製造した
ノボラツクより成る層の可撓性よりも改良された
可撓性を示し、高い硬いグラデーシヨンを有し、
多くの場合に、化学品及び種々の腐蝕剤に対して
良好な抵抗を有する。
実施例 次の例で本発明による縮合生成物の合成例を示
す。
合成例 1 2−メチル−レゾルシノール24.8gを4,4′−
ビス−(メトキシメチル)−ジフエニルエーテル
(以後これをMMDPOと称する)51.6g中に高め
た温度で溶かし、この溶液に硫酸ジエチル1mlを
添加する。反応溶液を徐々に加熱して110℃にし、
その間充分に攪拌する。
約5〜10分後に、縮合が開始し、屡々はげしく
反応する。この方法で形成されるメタノールを、
下降コンデンサーを用いて除去する。縮合反応の
工程で、反応溶液の粘度は著るしく増大し、約15
分後に縮合生成物は反応フラスコ中に固体形で沈
殿した。縮合生成物は110〜150℃の融点範囲(分
解)を有する。
合成例 2 2−メチルレゾルシノール24.8gをMMDPO52
g中に高めた温度で溶かす。室温まで冷却の後
に、濃塩酸20mlを添加し、次いで、反応溶液を2
〜3時間攪拌する。縮合は、僅かに発熱性反応で
進行し、この方法で粘度は連続的に増大する。縮
合生成物が完全に固化したら、これを粉砕し、水
で充分に洗浄し、真空中(約50mバール)、30〜
40℃で乾燥させる。淡黄色反応生成物は、100〜
140℃(分解)の融点範囲を有する。
合成例 3 2−メチル−レゾルシノール54.6gをキシレン
50ml及びMMDPO103.3g中に溶かし、その間僅
かに加温する。メタンスルホン酸1mlの添加の後
に良好に攪拌されている溶液を徐々に110℃まで
加熱する。約100℃の温度で、下降コンデンサー
を用いてメタノールを溜去すると縮合が始まる。
メタノールの蒸発が止んだら直ちに、反応温度を
高め、縮合を135〜140℃で完結させる。約45分後
に、縮合は完結し、即ち、メタノールはもはや溜
出しなくなり、溜分の沸点は、反応溶液の内部温
度に順応する。反応溶液を約100℃まで冷却し、
なお熱い溶液を深皿中に注ぎ入れ、冷却時に固化
させる。黄褐色縮合生成物を微細に粉砕し、ガソ
リン(沸点範囲40〜60℃)で2回洗浄し、その間
残留キシレンを除去するために充分に攪拌する。
未反応の2−メチル−レゾルシノールは、水で浸
漬することにより容易に除去できる。粗生成物は
80〜110℃で融解し、この方法で分解する。精製
のために、粗生成物をアセトン中に溶かし、濾過
し、徐々に水3中に注ぎ、その間充分に攪拌す
る。縮合生成物(これは屡々、軟樹脂の形で沈殿
する)が固化るするまで攪拌を続ける。縮合生成
物は110〜140℃(分解)の融点範囲を有する。
合成例 4 2,4−ジヒドロキシ−トルエン24.8gを
MMDPO52g中に高めた温度で溶かす。オキシ
塩化燐5mlの添加の後に反応容器を室温で軽く攪
拌しながら24時間放置し、次いで溶液を氷水3
中に注ぎ、その間激しく攪拌する。この方法で、
帯黄橙色を有する縮合生成物を酸不含になるまで
洗浄し、真空中30〜40℃で乾燥させる。融点90〜
110℃。
合成例 5 キシレン50ml中の2,4−ジヒドロキシ−トル
エン24.8g及びMMDPO52gの溶液を、縮合剤と
しての作用をするメタンスルホン酸1mlの存在で
充分に攪拌しながら1時間120℃に加熱する際に、
合成例4により得られると同じ縮合生成物が得ら
れる。この工程で生成されるメタノールを下降コ
ンデンサーを用いて溜去する。凝縮の後になお熱
い反応混合物を深皿中に注ぎ、冷却させる。固化
された生成物を粉砕し、残留キシレンの除去のた
めに、ガソリンで2回充分洗浄した。帯赤褐色縮
合生成物は、90〜120℃(分解)の融点範囲を有
する。
合成例 6 エタノール50ml中の没食子酸エチルエステル
39.6gとMMDPO52gの溶液を、濃塩酸10mlの存
在で、攪拌しながら2時間沸騰させる。冷却後
に、粘稠性反応溶液を氷水3中に注ぎ、その間
激しく攪拌する。縮合生成物を固体形で沈殿させ
る。これを、酸不含になるまで洗浄し、真空中、
30〜40℃で乾燥させる。融点範囲は300℃より高
い。
合成例 7 モル量の4−t−ブチルフエノール及び
MMDPOを、クロルスルホン酸0.5mlの存在で
徐々に120℃まで加熱する。短時間の後に、激し
い反応及びメタノールの排除を伴なつて縮合が開
始し、当初の澄明溶液は固化して弾性縮合生成物
を形成する。
製造に関して、この縮合反応を次のように実施
するのがより適当である:4−t−ブチルフエノ
ール30gをMMDPO52g及びキシレン50ml中に
溶かし、メタンスルホン酸1mlの存在で115℃に
加熱し、その間攪拌する。110℃の温度で縮合が
開始し、メタノールを排除し、これを下降性コン
デンサーを用いて溜去する。30分後に、反応温度
を140℃に高める。メタノールの蒸発が止んだら
直ちに、反応混合物を約50℃に冷却し、ガソリン
1中に注ぎ、その間激しく攪拌する。このガソ
リン中で、縮合生成物は徐々に固体形で沈殿す
る。融点範囲80〜120℃(分解) 合成例 8 2,4−ジヒドロキシ−アセトフエノン30.4g
及びMMDPO52gの溶液を濃塩酸20mlの存在で
3時間攪拌下に沸騰させる。その後、反応溶液を
攪拌により氷水3と混合し、この方法で、縮合
生成物は軟樹脂の形で沈殿する。酸不含になるま
で洗浄し、真空中、30〜40℃で真空中で脱水す
る。
合成例 9 2,4−ジヒドロキシ−安息香酸エチルエステ
ル36.4g、MMDPO52g及びキシレン100gの溶
液をメタンスルホン酸1mlと混合し、徐々に115
〜120℃に加熱し、その間充分に攪拌する。縮合
反応で形成されるメタノールを下降コンデンサー
を用いて溜去する。メタノールの分離の完結時に
反応溶液を約138℃、溜出物の沸点が内部温度に
調節されるまで、短時間加熱する。冷却後に、反
応溶液をガソリン中に攪拌導入する。粘稠性形で
当初に沈殿する縮合生成物は、長時間の攪拌の後
に固化する。残留キシレンを除去するため、乾燥
黄色縮合生成物を付加的にガソリンで2回洗浄す
る。融点範囲110〜140℃(分解)。
合成例 10 キシレン50ml中の2−メチル−レゾルシノール
27.3g及びビス−(メトキシメチル)−ベンゼン
33.2gの溶液を、メタンスルホン酸1mlの存在
で、良好に攪拌しながら、徐々に125℃まで加熱
する。約110℃の温度で、縮合が開始し、メタノ
ールが発生するから、これを下降コンデンサーを
用いて溜去する。帯赤褐色縮合生成物は、反応溶
液から分離しはじめる。1時間後に、メタノール
の発生が止んだ。キシレンが溜去しはじめるま
で、短時間、温度を135〜138℃に高める。反応混
合物を冷却し、沈殿した深橙色縮合生成物を吸引
により除去し、充分にガソリンで洗浄し、乾燥後
に未反応の2−メチル−レゾルシノールを除去す
るために、水1中で充分に攪拌する。乾燥後
に、縮合生成物は260℃で融解し、この方法で分
解する。
合成例 11 2−メチル−レゾルシノール6.2gをジオキサ
ン40ml中に溶かし、オキシ塩化燐3mlを混合す
る。加熱沸騰されていて、良好に攪拌されている
この溶液に、ジオキサン60ml中の4,4′−ビス−
(ヒドロキシメチル)−ジフエニルスルホン13.9g
の溶液を滴加する。反応溶液を2時間沸騰させ
る。冷却後に、帯赤褐色溶液をガソリン1と攪
拌下に混合し、縮合生成物は、まず軟樹脂の形で
沈殿する。この軟樹脂を水中で、これが固化する
まで攪拌する。真空乾燥室中約40℃で乾燥の後
に、黄色縮合生成物は90〜120℃(分解)の融点
範囲を有する。
合成例 12 2,4−ジヒドロキシ−トルエン24.8gをエタ
ノール50ml中に溶かし、濃塩酸10mlと混合し、次
いで、溶液をMMDPO52gと、合成例10の記載
と同様に、沸騰加熱して縮合させる。黄色縮合生
成物は110〜140℃の融点範囲を有する。
合成例 13 4,4′−ビス−(メトキシメチル)−ベンゼン
(85%濃度)39g中の4−t−ブチル−フエノー
ル30gの溶液を、メタンスルホン酸2mlの存在で
1時間沸騰させる。縮合反応が完結したら、室温
まで冷却した反応溶液を氷水3中に注ぎ、その
間激しく攪拌すると、この方法で、縮合生成物が
まず無色の軟樹脂の形で沈殿し、これは長時間の
攪拌時に徐々に固化する。融点範囲70〜100℃。
合成例 14 フエノール18.0gをMMDPO51.6g中に溶か
し、オキシ塩化燐5mlと混合する。その間、繰り
返し反応溶液を振動させ、縮合を室温で進行させ
る。溶液を徐々に加温し、約30分の後に、有機溶
剤中に不溶の高分子量縮合生成物は激しい反応で
形成された。レゾルシノール及びピロガロールは
フエノールと同様に挙動する。
4,4′−ビス−(メトキシメチル)−ベンゼン、
4,4′−ビス−(メトキシメチル)−ジフエニル、
4,4′−ビス−(メトキシメチル)−ジフエニルメ
タン及び4,4′−ビス−(メトキシメチル)−ジフ
エニルスルフアイドは、指示フエノール類とのそ
の反応で、MMDPOに相当する。
感光性混合物中の縮合生成物の濃度は感光性系
の種類に応じて広範に変動可能である。一般に、
縮合生成物は、感光性混合物中の不揮発性成分の
混合物に対して10〜95有利に40〜80重量%の範囲
の量で存在する。
付加的に、本発明による感光性混合物は、感光
性化合物又は化合物の感光性組成物を含有する。
ポジ作用化合物即ち露光時に可溶性を示すものが
本発明の目的にとつて最も好適である。これらは
o−キノン−ジアジド及び光分解性の酸供与体と
酸で分解しうる化合物例えばオルト−カルボン酸
化合物及びアセタール化合物で分解されうる化合
物を包含する。更に、p−キノンジアジド及びジ
アゾニウム塩重縮合生成物は好適な感光性化合物
である。
本発明による混合物及び方法は、ベーキング時
に特に印刷数を著るしく増加するので、o−キノ
ン−ジアジドを基礎とする感光性材料と関連して
特別な利点を有する。この型の好適な材料は公知
であり、例えば西ドイツ特許DE−C第938233号
及び西ドイツ特許公開DE−A第2331377号、同第
2547905号、同第2828037号明細書に記載されてい
る。有利なo−キノン−ジアジドは、ナフトキノ
ン−(1,2)−ジアジド−(2)−4−又は5−スル
ホン酸又はアミドである。これらのうち、エステ
ル特に5−スルホン酸のエステルが特に有利であ
る。一般に、o−キノン−ジアジド化合物は、混
合物の不揮発性成分に対して3〜50重量%有利に
7〜35重量%である。
酸で分解しうる化合物を基礎とする材料は、良
好な作用効果でベーキングすることもでき、本発
明方法で使用される。
この型の複写材料は、公知であり、例えば米国
特許US−A第3779778号、同第4101323号、西ド
イツ特許DE−C第2718254号、及び西ドイツ特許
公開DE−A第2829512号及び同第2829511号明細
書に記載されている。酸で分解される化合物とし
て、これらは、オルトカルボン酸誘導体モノマー
の又はポリマーのアセタール類、エノールエーテ
ル又はアシルイミノカルボネートを含有する。照
射に対して敏感で酸を放出することに敏感である
化合物として、これらは主として有機ハロゲン化
合物特にハロゲノメチル基で置換されているs−
トリアジン又は2−トリクロルメチル−1,3,
4−オキサジアゾールを含有する。
米国特許US−A第4101323号明細書に記載のオ
ルトカルボン酸誘導体のうち、脂肪族ジオールの
ビス−1,3−ジオキサン−2−イルエーテルが
特に使用される。
西ドイツ特許DE−C第2718254号明細書に記載
のもののうち、脂肪族アルデヒド単位及びジオー
ル単位を有するものが有利である。
更に、非常に好適な混合物が西ドイツ特許公開
DE−A第2928636号明細書に記載されている。こ
の中で、主鎖中に再現性オルトエステル基を有す
るオルトエステルポリマーは酸で分解できる化合
物として記載されている。
この群は環員数5又は6を有する1.3−ジオキ
サ−シクロアルカンの2−アルキルエーテル類で
ある。アルキルエーテル基でエーテル酸素で中断
されていてよく、有利に燐接環の5位に結合して
いる再現性1,3−ジオキサ−シクロヘキシ−2
−イルアルキルエーテル単位を有するポリマーが
特に有利である。
感光性混合物中で酸により分解されうる化合物
の量比は、一般に、混合物に不揮発性成分に対し
て8〜65重量%有利に14〜44重量%である。酸を
発生する化合物の量は0.1〜10重量%有利に0.2〜
5重量%である。
前記のフエノール縮合生成物と共に、本発明に
よる混合物中で、他の多くの樹脂も付加的に使用
でき、これには、ビニルポリマー例えばポリ酢酸
ビニル、ポリアクリレート、ポリビニルエーテ
ル、ポリビニルアセタール、ポリビニルピロリド
ン及びこれらの樹脂の基礎となつているモノマー
の共重合体が包含される。
アルカリ媒体中に可溶であるか又はその中で膨
潤しうる結合剤には、天然樹脂例えばシエラツク
及びコロホニイ及び合成樹脂例えば、スチレンと
無水マレイン酸との共重合体又はアクリル酸又は
メタクリル酸と特にアクリレート又はメタクリレ
ートとの共重合体及びノボラツクも包含される。
これら樹脂の最も有利な割合は、工業的要求及び
現像条件上への影響により決まる。特別な要件例
えば可撓性、接着性、光沢、着色性及び変色性等
を満足するために、感光性混合物は付加的に少量
の物質例えばポリグリコール類、セルロース誘導
体、例えばエチルセルロース、界面活性剤、染
料、接着助剤及び微細粉砕された顔料及び必要な
ら紫外線吸収剤を含有していてもよい。
適当な支持体のコーテイングのために、一般
に、この混合物を溶剤中に溶かす。溶剤の選択
は、当面のコーテイング法、層の厚さ及び乾燥条
件に適合すべきである。本発明による混合物に対
する好適な溶剤は、ケトン類例えばメチルエチル
ケトン、塩素化された炭化水素、例えばトリクロ
ルエチレン及び1,1,1,−トリクロルエタン
アルコール類例えばn−プロパノール、エーテル
類例えばテトラヒドロフラン、アルコールエーテ
ル類例えばエチレングリコールモノエチルエーテ
ル及びエステル類例えば酢酸ブチルである。特別
の目的のために、溶剤例えばアセトニトリル、ジ
オキサン又はジメチルホルムアミドを含有してい
てもよい混合物を使用することもできる。原則と
して、層成分と不可逆的に反応しないすべての溶
剤が使用できる。
約10μmより薄い厚さの層を得るために使用さ
れる支持材は大抵の場合に金属である。次のもの
はオフセツト印刷版を得るために使用される:ミ
ル仕上げされ、機械的又は電気化学的に粗面化さ
れたアルミニウムが使用でき、これは、所望によ
つては陽極酸化されていて、付加的に例えばポリ
ビニルホスホン酸、珪酸塩、ヘキサフルオルジル
コネート、加水分解されたテトラエチルオルト珪
酸塩又は燐酸塩で、化学的に前処理されていても
よい。
支持材のコーテイングは、公知方法で、スピン
−コーテイング、スプレー、デイツピングによ
り、ローラー、スロツト・ダイを用いて、ナイフ
塗布により又はコーター(Coater)適用により
実施される。
露光のために、工業的に慣用の光源を使用す
る。電子又はレーザーでの照射も像の形成のため
に可能である。
現像のために使用され、漸時変化したアルカリ
度を有し(これらは有利に10〜14のPH値を有す
る)、少量の有機溶剤又は界面活性剤を含有して
いてもよく水性アルカリ溶液は、光で照らされた
複写層の部分を除去し、従つてオリジナルのポジ
チブ像を形成する。類似の現像剤は、ネガチブ作
用層を現像するために使用することができる。
印刷版特に支持材とてアルミニウムを用いるオ
フセツト印刷版の製造時に本発明による感光性混
合物が有利に使用される。この本発明の感光性混
合物は、フオトレジスト材料として特にプリント
配線及び集積回路の製造時に又は同様な目的のた
めに使用することもできる。
現像の後に、この印刷版は自体公知の方法で加
熱することができる。選択されるベーキング温度
は約180〜240℃の範囲であつてよく、通例1〜20
分有利に5〜10分の加熱時間が必要である。支持
材料が高温で安定であるなら、もちろん、240℃
より高い温度で、ベーキングし、相応して短かい
加熱時間を選択することもできる。
本発明による混合物及びこれを用いて製造した
感光性複写材料は、最終的に現像された印刷版の
ベーキング時に、支持材の像のない部分にベーキ
ング残渣は実際に残らない利点を有する。
従つて、ベーキング及び引続く現像溶液での処
理による残分の除去の前に、水溶性保護層の付加
的適用を排除することができる。この利点は、フ
エノール−ホルムアルデヒド又はクレゾール−ホ
ルムアルデヒド縮合生成物を感光性混合物中で結
合剤とて使用する際には達成されない。
次に使用例につき本発明を更に詳述する。ここ
で「重量部」と「容量部」は「g」と「cm3」との
関係である。他にことわりのないかぎり「%」は
「重量%」である。
例 1 電気化学的に粗面化され、陽極酸化されたアル
ミニウム板に、 2,3,4−トリヒドロキシ−ベンゾフエノン
1モルとナフトキノン−(1,2)−ジアジド−
(2)−5−スルホン酸クロリド3モルから得たエ
ステル化生成物 2.00重量部 合成例3で得た縮合生成物 4.00重量部 ナフトキノン−(1,2)−ジアジド−(2)−4−
スルホン酸クロリド 0.20重量部 及び クリスタルバイオレツト 0.12重量部 を、 エチレングリコールモノメチルエーテル
40重量部 及び テトラヒドロフラン 60重量部 中に溶かした溶液をコーテイングした。
この感光性複写層を施与する前に、陽極酸化さ
れた支持材をポリビニルホスホン酸0.1重量%の
水溶液で処理した。
このようにして製造され、約2.0g/m2の層重
量を有するプレセンシタイズされた材料を透明ポ
ジチブオリジナルの下で画像に応じて露光し、次
いでメタケイ酸ナトリウム・9H2Oの10%濃度水
溶液で現像した。
複写層の光の当つた部分を現像により除去し、
露光されなかつた像部分は支持材上に残り、オリ
ジナルに相当する印刷ステンシルが得られた。オ
フセツト印刷法を用いて、この方法で製造した印
刷版から欠点のないプリント150000枚を得ること
ができた。
印刷ステンシルは、現像溶液に対する優れた抵
抗及び支持材への良好な付着性の利点を有する。
付加的に、複写層は、印刷工程で、通例の印刷法
で使用される種類の化学薬品例えばアルコールを
含有する酸湿潤化溶液又はガソリンを含有する洗
浄剤に対して著るしく良好な抵抗を有した。この
複写層は、複写技術に関連する利点を生じるの
で、実際の印刷時に望ましい比較的急なグラデー
シヨンを生じることをも指摘するべきである。
フエノール−ホルムアルデヒドノボラツク又は
2−メチル−レゾルシノールとホルムアルデヒド
とから得た縮合生成物を例1で用いられてする結
合剤に換え、電気化学的に粗面化され、陽極酸化
されたアルミニウム板をこの溶液でコーテイング
し、更に、例1に記載と同じ方法で処理し、比較
時に実質的に化学薬品及び現像溶液に対して低い
抵抗及び少ない印刷数を示す印刷ステンシルが得
られる。
印刷数を高め、印刷ステンシルを強化するため
に、印刷版を熱処理する。この目的のために、現
像され、乾燥された印刷板をベーキング炉内で
220℃で5分間加熱した。
この炉内で印刷版を加熱する際に、印刷ステン
シルは強化され、層は化学薬品に対して、例えば
削除液に対して抵抗性になり、有機溶剤例えばア
セトン、アルコール、トルエン又はキシレン中に
不溶になる。加熱の後に、印刷版に印刷インキを
付け、他の処理をせずに湿潤化溶液でコーテイン
グした。オフセツト印刷法で250000枚の欠点のな
い複写が得られた。
例1で用いられている2−メチル−レゾルシノ
ールとMMDPOよりなる結合剤を同量のフエノ
ール−ホルムアルデヒドノボラツク又はクレゾー
ル−ホルムアルデヒドノボラツクで換え、相応し
て製造された印刷版をベーキングすると、脂性印
刷インキを用いるインキ付けの際に非像部位に除
去できない著るしい汚れを形成する。この汚れ現
像は、非像部位に沈殿する層からのベーキング残
渣により生ぜしめられる。この汚れを阻止するた
めに、画像に応じて露光され現像された印刷版
を、ベーキングの前に、ベーキングの後に再び除
去すべき保護層でコーテイングすることが必要で
ある。本発明に記載の結合剤を使用する際には、
この付加的操作工程は不必要である。
例1で用いられた合成例3による結合剤を合成
例1又は合成例2による相応する結合剤に換える
ことにより、複写及び印刷法に関連して、前記と
同様に良好な結果が得られた。
次の例で、更に、同様な結果を生じるコーテイ
ング溶液を詳述する。このコーテイング溶液を用
いて得た印刷版の製造及び処理は、他に指示のな
いかぎり、例1に記載の条件に相当する。
例 2 電気分解により粗面化され、陽極酸化されたア
ルミニウム板を、 2,3,4−トリヒドロキシ−ベンゾフエノン
1モルとナフトキノン−(1,2)−ジアジド−
(2)−5−スルホン酸クロリド3モルとから得た
エステル化生成物 2.00重量部 ナフトキノン−(1,2)−ジアジド−(2)−4−
スルホン酸クロリド 0.20重量部 合成例7による縮合生成物 3.00重量部 フエノール性OH基14%より成り、110〜120℃
の軟化点範囲を有するフエノール−ホルムアル
デヒドノボラツク 3.00重量部 及び クリスタルバイオレツト 0.12重量部 を エチレングリコールモノメチルエーテル
40重量部 及び テトラヒドロフラン 60重量部 中に溶かした溶液でコーテイングした。
この感光性複写層の施与前に、陽極酸化された
アルミニウム支持材を西ドイツ特許DE−C第
1621478号明細書中に記載のようにポリビニルホ
スホン酸の水溶液で処理した。
例 3 例1の記載と同様に、アルミニウム板を、 2,3,4−トリヒドロキシ−ベンゾフエノン
1モルとナフトキノン−(1,2)−ジアジド−
(2)−5−スルホン酸クロリド3モルとから得た
エステル化生成物 2.00重量部 合成例6に依る縮合生成物 6.00重量部 ナフトキノン−(1,2)−ジアジド−(2)−4−
スルホン酸クロリド 0.20重量部 及び クリスタルバイオレツト 0.12重量部 を エチレングリコールモノメチルエーテル
40重量部 及び テトラヒドロフラン 60重量部 中に溶かした溶液でコーテイングした。
この方法で製造した感光性印刷版を透明ポジチ
ブオリジナルの下で画像に応じて露光し、例1に
記載の溶液で現像した。
例 4 例1の記載と同様に処理したアルミニウム板
を、 2,3,4−トリヒドロキシ−ベンゾフエノン
1モルとナフトキノン−(1,2)−ジアジド−
(2)−スルホン酸クロリド3モルとから得られた
エステル化生成物 2.00重量部 合成例8に依る縮合生成物 4.00重量部 ナフトキノン−(1,2)−ジアジド−(2)−4−
スルホン酸クロリド 0.20重量部 及び クリスタルバイオレツト 0.12重量部 を エチレングリコールモノエチルエーテル
40.00重量部 及び テトラヒドロフラン 60.00重量部 中に溶かした溶液でコーテイングした。
この方法で製造した感光性印刷版を透明ポジチ
ブオリジナルの下で画像に応じて露光し、例1に
記載の溶液で現像した。
例 5 例1の記載と同様に前処理したアルミニウム板
を、 2,3,4−トリヒドロキシベンゾフエノン1
モルとナフトキノン−(1,2)−ジアジド−(2)
−5−スルホン酸クロリド3モルとから得たエ
ステル化生成物 2.00重量部 合成法10による縮合生成物 4.00重量部 4−(p−トリルメルカプト)−2,5−ジエト
キシベンゼン−ジアゾニウムヘキサフルオルホ
スフエート 0.30重量部 及び クリスタルバイオレツト 0.12重量部 を エチレングリコールモノメチルエーテル
40.00重量部 及び テトラヒドロフラン 60.00重量部 中に溶かした溶液でコーテイングした。
この方法で製造した感光性印刷版を透明ポジチ
ブオリジナルの下で画像に応じて露光し、例1に
記載の溶液で現像した。
例 6 電解により粗面化され、陽極酸化されたアルミ
ニウム板を、 2,3,4−トリヒドロキシ−ベンゾフエノン
1モルとナフトキノン−(1,2)−ジアジド−
(2)−5−スルホン酸クロリド3モルとから得た
エステル化生成物 2.00重量部 ナフトキノン−(1,2)−ジアジド−(2)−4−
スルホン酸クロリド 0.20重量部 合成例5による縮合生成物 3.00重量部 フエノール性OH基14%より成り、軟化点110
〜120℃の範囲を有するフエノール−ホルムア
ルデヒドノボラツク 3.00重量部 及び クリスタルバイオレツト 0.12重量部 を エチレングリコールモノメチルエーテル
40.00重量部 及び テトラヒドロフラン 60.00重量部 中に溶かした溶液でコーテイングした。
この感光性複写層の施与の前に、陽極酸化され
たアルミニウム支持材を、西ドイツ特許DE−C
第1621478号明細書に記載のようにポリビニルホ
スホン酸の水溶液で処理した。
例 7 例1の記載と同様に前処理したアルミニウム板
を 7,7−ビス−ヒドロキシ−メチル−5−オキ
サ−ノナン−(1)−オールとトリメチルオルトホ
ルメートから製造したポリオルトエステルをト
ルエン中に溶かした50%溶液 2.40重量部 2,4−ビス−(トリクロルメチル)−6−(4
−エトキシ−ナフチ−1−イル)−s−トリア
ジン 0.20重量部 合成例2による縮合生成物 5.00重量部 及び クリスタルバイオレツト塩基 0.035重量部 を エチレングリコールモノメチルエーテル
30.00重量部 及び テトラヒドロフラン 40.00重量部 中に溶かした溶液でコーテイングした。
このように製造した印刷版を、5KW金属ハロ
ゲニド灯の下で、110cmの距離で15秒間画像に応
じて露光し次いでメタ珪酸ナトリウムの6%濃度
水溶液で現像させた。
例 8 電気分解により粗面化され陽極酸化されたアル
ミニウム板を、 トリエチレングリコールと2−エチル−ブチル
アルデヒドとから製造したポリアセタール
0.55重量部 2−(4−エトキシ−ナフチ−1−イル)−4,
6−ビス−トリクロルメチル−s−トリアジン
0.10重量部 合成例2により縮合生成物 2.50重量部 及び クリスタルバイオレツト 0.016重量部 を エチレングリコールモノメチルエーテル
20.00重量部 及び テトラヒドロフラン 20.00重量部 中に溶かした溶液でコーテイングした。
このように製造した印刷版を110cmの距離に配
置された5KW金属ハロゲニド灯の下で15秒間画
像に応じて露光し、次いで、メタ珪酸ナトリウム
の8%濃度水溶液で現像した。
例 9 電気分解により粗面化され、陽極酸化されたア
ルミニウム板を、 2,3,4−トリヒドロキシ−ベンゾフエノン
1モルとナフトキノン−(1,2)−ジアジド−
(2)−5−スルホン酸クロリド3モルとから得た
エステル化生成物 2.00重量部 ナフトキノン−(1,2)−ジアジド−(2)−4−
スルホン酸クロリド 0.20重量部 合成例13による縮合生成物 3.00重量部 フエノール性OH基14%より成り、軟化点範囲
110〜120℃を有するフエノール−ホルムアルデ
ヒドノボラツク 1.00重量部 及び クリスタルバイオレツト 0.12重量部 を エチレングリコールモノメチルエーテル
40.00重量部 及び テトラヒドロフラン 60.00重量部 中に溶かした溶液でコーテイングした。
感光性複写層を適用する前に、陽極酸化された
アルミニウム支持材を、西ドイツ特許DE−C第
1621478号明細書の記載と同様にポリビニルホス
ホン酸の水溶液で処理した。
例 10 電気分解により粗面化され、陽極酸化されたア
ルミニウム板を、 4−(2−フエニル−プロピ−2−イル)−フエ
ノール1モルとナフトキノン−(1,2)−ジア
ジド−(2)−4−スルホン酸クロリド1モルとか
ら得たエステル化生成物 2.00重量部 ナフトキノン−(1,2)−ジアジド−(2)−4−
スルホン酸クロリド 0.20重量部 合成例11による縮合生成物 4.00重量部 及び クリスタルバイオレツト 0.12重量部 を エチレングリコールモノメチルエーテル
40.00重量部 及び テトラヒドロフラン 60.00重量部 中に溶かした溶液でコーテイングした。
この感光性複写層を施与する前に、陽極酸化さ
れたアルミニウム支持材を西ドイツ特許DE−C
第1621478号明細書の記載と同様に、ポリビニル
ホスホン酸の水溶液で処理した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 感光性化合物としての1,2−キノンジアジ
    ド又は感光性組合せ化合物としての、酸により分
    解されうる少なくとも1個のC−O−C結合を有
    する化合物及び露光時に強酸を発生する化合物及
    び水に不溶で、アルカリ水溶液中に可溶である結
    合剤を含有し、露光時にアルカリ水溶液中での溶
    解度が変わる感光性混合物において、結合剤は a 一般式: [式中R1は水素原子、アルキル基又はヒドロキ
    シ基であり、R2は水素原子、アルキル基、ヒド
    ロキシ基又はアセチル基であり、R3は水素原子
    又はハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、
    カルボキシル基又はカルボン酸エステル基であ
    る]に相当するフエノールと、 b 一般式: ROCH2−X−CH2OR [式中Rは水素原子、メチル基、エチル基又はア
    セチル基であり、Xはフエニレン基又は1個の単
    結合、エーテル基、スルフアイド基、スルホン基
    又はアルキレン基によつて結合されている2個の
    フエニレン基より成る2価の芳香族基である]に
    相当する化合物 との重縮合生成物より成ることを特徴とする、感
    光性混合物。 2 重縮合生成物はフエノール性化合物の単位少
    なくとも3個を有する、特許請求の範囲第1項記
    載の感光性混合物。 3 式中のXが式: に相当する基である、特許請求の範囲第1項記載
    の感光性混合物。 4 式中のRがメチル基である、特許請求の範囲
    第1項記載の感光性混合物。 5 重縮合生成物の量割合は、10〜95重量%の範
    囲にある、特許請求の範囲第1項記載の感光性混
    合物。
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