JPH0455123A - 車両のドアアシスト装置 - Google Patents
車両のドアアシスト装置Info
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- JPH0455123A JPH0455123A JP16525890A JP16525890A JPH0455123A JP H0455123 A JPH0455123 A JP H0455123A JP 16525890 A JP16525890 A JP 16525890A JP 16525890 A JP16525890 A JP 16525890A JP H0455123 A JPH0455123 A JP H0455123A
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- opening
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- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 3
- 241000272168 Laridae Species 0.000 description 2
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- 235000021189 garnishes Nutrition 0.000 description 2
- 230000001419 dependent effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
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- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、車両のドアアシスト装置に関し、特に、上下
方向に回動させて開閉操作を行うドアのためのものの改
良に係わる。
方向に回動させて開閉操作を行うドアのためのものの改
良に係わる。
(従来の技術)
従来、上下方向に回動させて開閉操作を行うドアは、ワ
ゴン車等のバックドアとして用いられており、また、ス
ポーツ車等でガルウィングタイプのサイドドアとしても
用いられている。
ゴン車等のバックドアとして用いられており、また、ス
ポーツ車等でガルウィングタイプのサイドドアとしても
用いられている。
そして、このようなドアを備えた車両においては、軽い
操作力でスムーズにドアの開閉操作を行い得るようにす
るために、通常、ドアの自重モーメントとつり合いをと
りながらドアの開閉操作をアシストするステーダンパー
が装備されている(実開昭62−152822号公報等
参照)。
操作力でスムーズにドアの開閉操作を行い得るようにす
るために、通常、ドアの自重モーメントとつり合いをと
りながらドアの開閉操作をアシストするステーダンパー
が装備されている(実開昭62−152822号公報等
参照)。
(発明が解決しようとする課題)
ところが、上記ステーダンパーは、その取付は位置との
関係でドアの開き始めのときに充分なアシスト力を付与
することができていないのが実情である。
関係でドアの開き始めのときに充分なアシスト力を付与
することができていないのが実情である。
本発明かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的
とするところは、ドアの開き始めのときにもドアのアシ
スト力を充分に確保し得る車両のドアアシスト装置を提
供せんとするものである。
とするところは、ドアの開き始めのときにもドアのアシ
スト力を充分に確保し得る車両のドアアシスト装置を提
供せんとするものである。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するため、請求項(1)記載の発明は、
上下方向に回動させて開閉操作を行うドアを備えた車両
において、上記ドアの全開度に亘って該ドアに開方向の
アシスト力を付与するステーダンパーと、上記ドアの開
操作時初期の所定開度のみ該ドアに開方向のアシスト力
を付与するトーション部材とを備える構成にするもので
ある。
上下方向に回動させて開閉操作を行うドアを備えた車両
において、上記ドアの全開度に亘って該ドアに開方向の
アシスト力を付与するステーダンパーと、上記ドアの開
操作時初期の所定開度のみ該ドアに開方向のアシスト力
を付与するトーション部材とを備える構成にするもので
ある。
また、請求項(2)記載の発明は、請求項(1)記載の
発明に従属するものであって、トーション部材のより具
体的構成を示す。すなわち、上記トーク32部材は、車
体のドア開口縁とドアの上縁との間に車体前後方向に延
びて配置されており、該トーション部材の一端部は車体
及びドアのいずれか一方に固定され、他端部には、円筒
部材が遊嵌されているとともに、トーション部材の軸線
と直交する方向に突出する係合ピンが設けられている。
発明に従属するものであって、トーション部材のより具
体的構成を示す。すなわち、上記トーク32部材は、車
体のドア開口縁とドアの上縁との間に車体前後方向に延
びて配置されており、該トーション部材の一端部は車体
及びドアのいずれか一方に固定され、他端部には、円筒
部材が遊嵌されているとともに、トーション部材の軸線
と直交する方向に突出する係合ピンが設けられている。
上記円筒部材は、車体及びドアのうち上記トーション部
材の一端部が固定されるものとは別のものに固定されて
おり、かつドアの開操作時初期の所定開度のみ上記係合
ピンと係合する長孔を有してなる構成とする。
材の一端部が固定されるものとは別のものに固定されて
おり、かつドアの開操作時初期の所定開度のみ上記係合
ピンと係合する長孔を有してなる構成とする。
(作用)
上記の構成により、本発明では、ステーダンパーからの
アシスト力が少ないドアの開操作時初期には、ステーダ
ンパーとは別に、トーション部材からもドアに対してア
シスト力か付与される。
アシスト力が少ないドアの開操作時初期には、ステーダ
ンパーとは別に、トーション部材からもドアに対してア
シスト力か付与される。
方、初期以外のドア開度状態のときには、ステダンパー
からドアに対して充分なアシスト力が付与される。
からドアに対して充分なアシスト力が付与される。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図ないし第4図において、1は車体、2は車体1の
側面からルーフ部に跨がって設けられたドア開口部であ
って、該ドア開口部2の前縁及び後縁はそれぞれフロン
トピラー3及びリヤピラー4により構成されている。5
は左右のフロントピラー3,3の上端部同士を連結して
車幅方向に延びるフロントヘッダ、6は左右のりャピラ
ー4゜4の上端部同士を連結して車幅方向に延びるリヤ
ヘッダ、7は上記フロントヘッダ4及びリヤヘッダ6の
中央部同士を連結して車体前後方向に延びるバールーフ
であり、該バールーフ7の左右側縁部(つまりドア開口
部2の上縁を構成する部分)にはそれぞれドア開口部2
を開閉するガルウィングタイプのサイドドア10の上縁
部が前後二つのヒンジllf、llrを介して回動可能
に取付けられている。
側面からルーフ部に跨がって設けられたドア開口部であ
って、該ドア開口部2の前縁及び後縁はそれぞれフロン
トピラー3及びリヤピラー4により構成されている。5
は左右のフロントピラー3,3の上端部同士を連結して
車幅方向に延びるフロントヘッダ、6は左右のりャピラ
ー4゜4の上端部同士を連結して車幅方向に延びるリヤ
ヘッダ、7は上記フロントヘッダ4及びリヤヘッダ6の
中央部同士を連結して車体前後方向に延びるバールーフ
であり、該バールーフ7の左右側縁部(つまりドア開口
部2の上縁を構成する部分)にはそれぞれドア開口部2
を開閉するガルウィングタイプのサイドドア10の上縁
部が前後二つのヒンジllf、llrを介して回動可能
に取付けられている。
上記サイドドア10の取付は構造は、第5図及び第6図
に詳示する。すなわち、バールーフ7は、ルーフアウタ
パネル7aとルーフインナパネル7bとルーフレインフ
ォースメンドアCと上記ルファウタパネル7aの上方を
覆うルーフガーニッシュ7dとで構成され、その側縁部
には上記各ヒンジllf、llrの固定ベース12が締
結固定されている。一方、上記サイドドア10のフレー
ムは、ドアアウタパネル10aとドアインナパネル10
bとドアレインフォースメント10cとで構成され、そ
の上端部には各ヒンジllf、11rの可動プレート1
3が締結固定されている。該可動プレート13は、ヒン
ジ軸14を介して上記固定ベース12に対して回動可能
に連結されている。
に詳示する。すなわち、バールーフ7は、ルーフアウタ
パネル7aとルーフインナパネル7bとルーフレインフ
ォースメンドアCと上記ルファウタパネル7aの上方を
覆うルーフガーニッシュ7dとで構成され、その側縁部
には上記各ヒンジllf、llrの固定ベース12が締
結固定されている。一方、上記サイドドア10のフレー
ムは、ドアアウタパネル10aとドアインナパネル10
bとドアレインフォースメント10cとで構成され、そ
の上端部には各ヒンジllf、11rの可動プレート1
3が締結固定されている。該可動プレート13は、ヒン
ジ軸14を介して上記固定ベース12に対して回動可能
に連結されている。
しかして、上記サイドドア10は、前後二つのヒンジl
lf、llr (ヒンジ軸14)を結んで車体前後方向
に延びるヒンジ軸線交を中心にして、第3図及び第4図
に示す閉位置と、第1図及び第2図に示す開位置との間
を上下方向に回動するようになっている。尚、本実施例
では、バールーフ7は、リヤ側からフロント側に向かっ
て次第にその幅が広くなるように形成されており、よっ
て、ヒンジ軸線9は、左右共に平面視で車体前後方向の
中心線Lbに対して、前側が若干車体外方に向かって延
びるように傾斜している。このため、サイドドア10は
、その開時には後側が前側よりも高く持ち上げられて前
傾しく第2図参照)、ドアが水平に維持された状態で開
かれる場合に比べて、自動車の乗降性及びドア全開時の
見映えが向上するとともに、子供や背の低い人は前側の
低いドア部分を手掛かりにすることができるなど、ドア
10の操作性を向上されることができるようになってい
る。
lf、llr (ヒンジ軸14)を結んで車体前後方向
に延びるヒンジ軸線交を中心にして、第3図及び第4図
に示す閉位置と、第1図及び第2図に示す開位置との間
を上下方向に回動するようになっている。尚、本実施例
では、バールーフ7は、リヤ側からフロント側に向かっ
て次第にその幅が広くなるように形成されており、よっ
て、ヒンジ軸線9は、左右共に平面視で車体前後方向の
中心線Lbに対して、前側が若干車体外方に向かって延
びるように傾斜している。このため、サイドドア10は
、その開時には後側が前側よりも高く持ち上げられて前
傾しく第2図参照)、ドアが水平に維持された状態で開
かれる場合に比べて、自動車の乗降性及びドア全開時の
見映えが向上するとともに、子供や背の低い人は前側の
低いドア部分を手掛かりにすることができるなど、ドア
10の操作性を向上されることができるようになってい
る。
上記サイドドア10の後縁上部側には、サイドドア10
の全開度に亘ってドア開方向のアシスト力を付与するス
テーダンパー16が配置されている。該ステーダンパー
16は、第7図に示すように、中空円筒状のシリンダ本
体16aと、該シリンダ本体16aに対して摺動自在に
嵌挿されたステーロッド16bとを備え、上記シリンダ
本体16a及びステーロッド16bのいずれか一方(図
ではシリンダ本体16aの一端)はボールジヨイント1
7を介してサイドドア10の裏面に回動自在に連結され
ている一方、他方(図ではステーロッド16bの一端)
はボールジヨイント18を介して車体側、つまりリヤヘ
ッダ6のリヤピラー4との接合部の近傍に回動自在に連
結されている。
の全開度に亘ってドア開方向のアシスト力を付与するス
テーダンパー16が配置されている。該ステーダンパー
16は、第7図に示すように、中空円筒状のシリンダ本
体16aと、該シリンダ本体16aに対して摺動自在に
嵌挿されたステーロッド16bとを備え、上記シリンダ
本体16a及びステーロッド16bのいずれか一方(図
ではシリンダ本体16aの一端)はボールジヨイント1
7を介してサイドドア10の裏面に回動自在に連結され
ている一方、他方(図ではステーロッド16bの一端)
はボールジヨイント18を介して車体側、つまりリヤヘ
ッダ6のリヤピラー4との接合部の近傍に回動自在に連
結されている。
一方、サイドドア10の裏面側には、第8図にも示すよ
うに、上記ステーダンパー16に対応してドアフレーム
のインナパネル10bをアウタパネル10a側に凹陥し
てなる断面凹状の四部19が形成されており、ステーダ
ンパー16は、サイドドア10が閉じられた状態では該
凹部19内に収納されるようになっている。尚、上記四
部19は、サイドドア10が閉じられた状態でシール部
材20よりも内方に位置するように設定されているとと
もに、その下方は、リヤヘッダ6のインナパネル6bか
ら延設されたトップシーリング21で覆われるようにな
っている。
うに、上記ステーダンパー16に対応してドアフレーム
のインナパネル10bをアウタパネル10a側に凹陥し
てなる断面凹状の四部19が形成されており、ステーダ
ンパー16は、サイドドア10が閉じられた状態では該
凹部19内に収納されるようになっている。尚、上記四
部19は、サイドドア10が閉じられた状態でシール部
材20よりも内方に位置するように設定されているとと
もに、その下方は、リヤヘッダ6のインナパネル6bか
ら延設されたトップシーリング21で覆われるようにな
っている。
さらに、上記サイドドア10の上縁部とバール−77と
の間には、第6図、第9図及び第10図に示すように、
前後二つのヒンジllf、llr間を車体前後方向に延
びる棒状のトーション部材22が配置されている。該ト
ーション部材22の一端部(後端部)は、略U字状に折
曲げられかつ取付部材23を介して車体1側のバールー
フ7上(アウタパネル7aとインナパネル7bとレイン
フォースメンドアcとの重合部)に固定されている一方
、他端部(前端部)には径がトーション部材22本体の
径よりも大きなボス部22aが形成されている。該ボス
部22aには、第11図にも示すように、内筒部材24
が相対回転可能に遊嵌されているとともに、トーション
部材22の軸線と直交する方向に突出する係合ピン25
が貫通して設けられている。上記円筒部材24は、サイ
ドドア10に取付けられたヒンジllfの可動プレート
13に連結され、該円筒部材24には、上記係合ピン2
5に対応する部位に円周方向に延びる一対の長孔26,
26が形成されている。
の間には、第6図、第9図及び第10図に示すように、
前後二つのヒンジllf、llr間を車体前後方向に延
びる棒状のトーション部材22が配置されている。該ト
ーション部材22の一端部(後端部)は、略U字状に折
曲げられかつ取付部材23を介して車体1側のバールー
フ7上(アウタパネル7aとインナパネル7bとレイン
フォースメンドアcとの重合部)に固定されている一方
、他端部(前端部)には径がトーション部材22本体の
径よりも大きなボス部22aが形成されている。該ボス
部22aには、第11図にも示すように、内筒部材24
が相対回転可能に遊嵌されているとともに、トーション
部材22の軸線と直交する方向に突出する係合ピン25
が貫通して設けられている。上記円筒部材24は、サイ
ドドア10に取付けられたヒンジllfの可動プレート
13に連結され、該円筒部材24には、上記係合ピン2
5に対応する部位に円周方向に延びる一対の長孔26,
26が形成されている。
ここで、第11図(a)はサイドドア10の全閉状態(
開度0°の状態)を、第11図(b)はサイトドア10
の開度が約30°の状態を、第11図(C)はサイトド
ア10の全開状態(開度約75°の状態)をそれぞれ示
す。そして、上記トーション部材22は、第11図(b
)に示す如く係合ピン25が水平な状態のとき捩り角が
零となるように設けられている。また、上記円筒部材2
4は、サイドドア10の開閉操作に伴い上記ボス部22
8回りに回動し、かつサイドドア10の全閉状態と開度
30°の状態との間では長孔26と係合ピン25とが係
合した状態で回動するように設けられている。よって、
上記トーション部材22は、サイドドア10の全閉状態
と開度30°の状態との間でのみサイドドア10にその
開方向のアシスト力を付与するように設けられており、
また、そのアシスト力は、サイドドア10の全閉状態か
ら開度が増加するに従って一時間数的に減少し、開度3
0°のときに零になる。
開度0°の状態)を、第11図(b)はサイトドア10
の開度が約30°の状態を、第11図(C)はサイトド
ア10の全開状態(開度約75°の状態)をそれぞれ示
す。そして、上記トーション部材22は、第11図(b
)に示す如く係合ピン25が水平な状態のとき捩り角が
零となるように設けられている。また、上記円筒部材2
4は、サイドドア10の開閉操作に伴い上記ボス部22
8回りに回動し、かつサイドドア10の全閉状態と開度
30°の状態との間では長孔26と係合ピン25とが係
合した状態で回動するように設けられている。よって、
上記トーション部材22は、サイドドア10の全閉状態
と開度30°の状態との間でのみサイドドア10にその
開方向のアシスト力を付与するように設けられており、
また、そのアシスト力は、サイドドア10の全閉状態か
ら開度が増加するに従って一時間数的に減少し、開度3
0°のときに零になる。
次に、上記実施例の作用・効果を説明するに、ステーダ
ンパー16は、サイドドア10の閉状態で該サイドドア
10と略平行となるように設けられているため、このス
テーダンパー16からサイドドア10に付与されるアシ
スト力は、第12図に実線Aで示すように、サイドドア
10の開度が30°以下で激減し、全開付近ではサイド
ドア10の自重による閉方向のモーメント力(破線B)
よりも小さくなる。
ンパー16は、サイドドア10の閉状態で該サイドドア
10と略平行となるように設けられているため、このス
テーダンパー16からサイドドア10に付与されるアシ
スト力は、第12図に実線Aで示すように、サイドドア
10の開度が30°以下で激減し、全開付近ではサイド
ドア10の自重による閉方向のモーメント力(破線B)
よりも小さくなる。
これに対して、本実施例では、上記ステーダンパー16
とは別にサイドドア10に対して開方向のアシスト力を
付与するトーション部材22を設けており、該トーショ
ン部材22のアシスト力は、第12図に実線Cで示すよ
うに、サイドドア10の全閉状態から開度が増加するに
従って一時間数的に減少し、開度30°のときに零にな
るように設定されている。従って、ステーダンパー16
及びトーション部材22の双方からサイドドア10に付
与されるアシスト力は、これらのアシスト力を合計して
、第12図に仮想線りで示すようになり、サイドドア1
0の全閉状態から全開状態までの全範囲に亘ってサイド
ドア1−0の自重による閉方向のモーメント力よりも大
きくなる。この結果、サイドドア10の開閉が軽いもの
となり、その操作をスムーズに行うことができる。
とは別にサイドドア10に対して開方向のアシスト力を
付与するトーション部材22を設けており、該トーショ
ン部材22のアシスト力は、第12図に実線Cで示すよ
うに、サイドドア10の全閉状態から開度が増加するに
従って一時間数的に減少し、開度30°のときに零にな
るように設定されている。従って、ステーダンパー16
及びトーション部材22の双方からサイドドア10に付
与されるアシスト力は、これらのアシスト力を合計して
、第12図に仮想線りで示すようになり、サイドドア1
0の全閉状態から全開状態までの全範囲に亘ってサイド
ドア1−0の自重による閉方向のモーメント力よりも大
きくなる。この結果、サイドドア10の開閉が軽いもの
となり、その操作をスムーズに行うことができる。
しかも、上記トーション部材22は、サイドドア10の
上縁と車体1のバールーフ7との間に車体前後方向に延
びて配置されるもので、ドア閉時に外部に露見すること
がなく見映えを良好にすることができる。また、車室内
に突出する部分がなく、車室内空間を広く確保すること
ができるとともに、安全性及び組付容易性を高めること
ができる。
上縁と車体1のバールーフ7との間に車体前後方向に延
びて配置されるもので、ドア閉時に外部に露見すること
がなく見映えを良好にすることができる。また、車室内
に突出する部分がなく、車室内空間を広く確保すること
ができるとともに、安全性及び組付容易性を高めること
ができる。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、そ
の他種々の変形例を包含するものである。
の他種々の変形例を包含するものである。
例えば、上記実施例では、ステーダンパー16及びトー
ション部材22の双方からサイドドア10にアシスト力
を付与するに当たり、サイドドア10の全閉状態から全
開状態までの全範囲に亘ってアシスト力をサイドドア1
0の自重による閉方向のモーメント力よりも大きくする
ように設定したが、本発明では、全閉状態付近ではアシ
スト力をサイドドア10の自重による閉方向のモーメン
ト力よりも若干小さくして、サイドドア10が自動的に
閉じるようにしてもよい。
ション部材22の双方からサイドドア10にアシスト力
を付与するに当たり、サイドドア10の全閉状態から全
開状態までの全範囲に亘ってアシスト力をサイドドア1
0の自重による閉方向のモーメント力よりも大きくする
ように設定したが、本発明では、全閉状態付近ではアシ
スト力をサイドドア10の自重による閉方向のモーメン
ト力よりも若干小さくして、サイドドア10が自動的に
閉じるようにしてもよい。
また、上記実施例では、本発明を、ガルウィングタイプ
のサイドドアのドアアシスト装置に適用した場合につい
て述べたが、ワゴン車のバックドアその他の上下方向に
回動させて開閉操作を行うドアのドアアシスト装置にも
同様に適用することができるのは勿論である。
のサイドドアのドアアシスト装置に適用した場合につい
て述べたが、ワゴン車のバックドアその他の上下方向に
回動させて開閉操作を行うドアのドアアシスト装置にも
同様に適用することができるのは勿論である。
(発明の効果)
以上の如く、本発明における車両のドアアシスト装置に
よれば、ドアの開操作時初期にはステーダンパーによる
アシスト力の不足をトーション部材によって補うことが
できるので、全開度に亘って充分なアシスト力を確保し
てスムーズな開閉操作を行うことができる。
よれば、ドアの開操作時初期にはステーダンパーによる
アシスト力の不足をトーション部材によって補うことが
できるので、全開度に亘って充分なアシスト力を確保し
てスムーズな開閉操作を行うことができる。
特に、請求項(2)記載の発明では、トーション部材は
、車体のドア開口縁とドアの上縁との間に配置されてい
て、ドア閉時外部に露見することがなく見映えを良好に
することができるとともに、車室内空間を広く確保する
ことができ、また、安全性及び組付性にも優れたもので
ある。
、車体のドア開口縁とドアの上縁との間に配置されてい
て、ドア閉時外部に露見することがなく見映えを良好に
することができるとともに、車室内空間を広く確保する
ことができ、また、安全性及び組付性にも優れたもので
ある。
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図及び第2図
はそれぞれ自動車のドア開時における平面図及び側面図
、第3図及び第4図はそれぞれ自動車のドア閉時におけ
る平面図及び側面図、第5図は第3図の■−■線におけ
る拡大断面図、第6図は第5図のVl−Vl線における
断面図、第7図はステーダンパーの取付は状態を示す正
面図、第8図は第3図の■−■線における拡大断面図、
第9図はトーション部材の車体への固定構造を示す分解
斜視図、第10図はトーション部材の平面図、第11図
は第10図のXI−XI線における断面図、第12図は
アシスト力の変化特性を示す特性図である。 10・・・サイドドア 16・・・ステーダンパー 22・・・トーション部材 24・・・円筒部材 25・・・係合ピン 26・・・長孔 °(財 ト 八 、\
はそれぞれ自動車のドア開時における平面図及び側面図
、第3図及び第4図はそれぞれ自動車のドア閉時におけ
る平面図及び側面図、第5図は第3図の■−■線におけ
る拡大断面図、第6図は第5図のVl−Vl線における
断面図、第7図はステーダンパーの取付は状態を示す正
面図、第8図は第3図の■−■線における拡大断面図、
第9図はトーション部材の車体への固定構造を示す分解
斜視図、第10図はトーション部材の平面図、第11図
は第10図のXI−XI線における断面図、第12図は
アシスト力の変化特性を示す特性図である。 10・・・サイドドア 16・・・ステーダンパー 22・・・トーション部材 24・・・円筒部材 25・・・係合ピン 26・・・長孔 °(財 ト 八 、\
Claims (2)
- (1)上下方向に回動させて開閉操作を行うドアを備え
た車両において、 上記ドアの全開度に亘って該ドアに開方向のアシスト力
を付与するステーダンパーと、 上記ドアの開操作時初期の所定開度のみ該ドアに開方向
のアシスト力を付与するトーション部材とを備えたこと
を特徴とする車両のドアアシスト装置。 - (2)トーション部材は、車体のドア開口縁とドアの上
縁との間に車体前後方向に延びて配置されており、該ト
ーション部材の一端部は車体及びドアのいずれか一方に
固定され、他端部には、円筒部材が遊嵌されているとと
もに、トーション部材の軸線と直交する方向に突出する
係合ピンが設けられており、上記円筒部材は、車体及び
ドアのうち上記トーション部材の一端部が固定されるも
のとは別のものに固定されており、かつドアの開操作時
初期の所定開度のみ上記係合ピンと係合する長孔を有し
てなる請求項(1)記載の車両のドアアシスト装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16525890A JPH0455123A (ja) | 1990-06-22 | 1990-06-22 | 車両のドアアシスト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16525890A JPH0455123A (ja) | 1990-06-22 | 1990-06-22 | 車両のドアアシスト装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0455123A true JPH0455123A (ja) | 1992-02-21 |
Family
ID=15808906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16525890A Pending JPH0455123A (ja) | 1990-06-22 | 1990-06-22 | 車両のドアアシスト装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0455123A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006123768A (ja) * | 2004-10-29 | 2006-05-18 | Pabco Co Ltd | ウイング車両におけるレール部材と屋根との連結構造 |
-
1990
- 1990-06-22 JP JP16525890A patent/JPH0455123A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006123768A (ja) * | 2004-10-29 | 2006-05-18 | Pabco Co Ltd | ウイング車両におけるレール部材と屋根との連結構造 |
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