JP2574189Y2 - 開閉板の緩衝機構 - Google Patents

開閉板の緩衝機構

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JP2574189Y2
JP2574189Y2 JP1992007341U JP734192U JP2574189Y2 JP 2574189 Y2 JP2574189 Y2 JP 2574189Y2 JP 1992007341 U JP1992007341 U JP 1992007341U JP 734192 U JP734192 U JP 734192U JP 2574189 Y2 JP2574189 Y2 JP 2574189Y2
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JP
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JP1992007341U
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JPH0558430U (ja
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守 八木
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Aichi Machine Industry Co Ltd
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Aichi Machine Industry Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本考案は自動車等の車輌の車体
の開口部を開閉するバックドアやフロントドアのような
開閉板の緩衝機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 図3に示すように例えばバンタイプの
自動車では車体(1) の開口部(2) に開閉板としてのバッ
クドア(3) が上下開閉可能に取付けられている。そして
該開口部(2) の両縁部(21,21) からガスステー(4,4) を
差出して該バックドア(3) の両縁部を支持している。
【0003】 従来は図4に示すようにバックドア(3)
等の開閉板の緩衝部材(5) はバックドア(3) 等の開閉板
側の両縁部内側に取付けられていた。そして開口部(2)
の両縁部(21,21) の内側にはガスステー(4) の根端部(4
1)の取付部とバックドア(3) 等の開閉板の緩衝部材(5)
の当接位置(51)とにかけて補強板(6) が取付けられてい
た。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 上記したように従来
技術においては、バックドア(3) 等の開閉板側に緩衝部
材(5) を取付けていたので組付け作業工数がその分増加
し、またバックドア(3) 等の開閉板の緩衝部材(5) の取
付部に、車体側に緩衝部材(5) が当接するための充分な
突出量を確保出来るように突出部(31)を形成しなくては
ならず、バックドア等の開閉板のインナーパネルの成形
性が悪化するし、更にはドア開口範囲が該突出部(31)お
よび緩衝部材(5) の分縮小される。また車体(1) の開口
部(2) の両縁部(21,21) 内 側に取付けられる補強板(6)
はガスステー(4) の取付部と緩衝部材(5) の当接位置(5
1)とを覆わねばならないので大型になり重量も増加す
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案は上記従来の課
題を解決するための手段として、車体(1) の開口部(2)
に上下開閉可能に取付けられている 板(3) の両縁部
(21,21) を支持するために、該開口部(2) の両縁部(21,
21) と該開閉板(3) の両縁部との間にガスステー(4,4)
を差渡し、該ガスステ ー(4,4) の該車体(1) 側に取付け
られている根端部(41,41) の上側に閉時開 閉板(3) に当
接する緩衝部材(5A,5A) を該開閉板(3) に向けて止着
し、該開 口部(2) の両縁部(21,21) のガスステー(4,4)
取付部の内側には補強板(6A,6A) を取付けた開閉(3)
の緩衝機構を提供するものである。
【0006】
【作用】 本考案では車体(1) の開口部(2) の両縁部(2
1,21) にガスステー(4,4) を組付ける時同時に緩衝部材
(5A,5A) を取付けることが出来る。また緩衝部材(5A,5
A) は車体(1) 側に取付けられているガスステー(4,4)
の根端部(41,41) の取付部の上側に止着されるから取付
部側に突出部を形成することなしに緩衝部材(5A,5A) が
開閉板(3) に当接するために充分な突出量が確保出来
る。そして勿論開閉板(3) 側には何らの突出物を設ける
必要もない。更に補強板(6A,6A) はガスステー(4,4) の
取付部分のみを覆えばよく、小型化される。
【0007】
【実施例】 本考案を図1および図2に示す一実施例に
よって説明すれば、車体(1) の開口部(2) には上下開閉
可能に開閉板であるバックドア(3) が取付けられてお
り、該開口部(2) の両縁部(21,21) にはガスステー(4)
の根端部(41)がスタットボルト(7) を介して枢着されて
おり、該根端部(41)の上側にはゴム等の弾性材料からな
る緩衝部材(5A)が該バックドア(3) に向けて止着されて
いる。そして該ガスステー(4) の取付部において、該開
口部(2)の両縁部(21,21) には内側から補強板(6A)が取
付けられている。
【0008】 上記構成では緩衝部材(5A)はガスステー
(4) の根端部(4 1)を車体(1) 側に取付ける際に同時に接
着またはねじ止め等で止着することが出来る。また緩衝
部材(5A)はスタットボルト(7) とガスステー(4) の根端
部(41)の上側に取付けられているから開口部(2) の両縁
部(21,21) 、即ち車体(1) 側に突出部を設けなくても
バックドア(3) に当接するために充分な突出量が確保
出来る。そしてバックドア(3) のインナーパネルには何
等の突出物も形成されず、バックドア(3) のインナーパ
ネルの成形性は良好であり、かつ開口範囲も縮小されな
い。また開口部(2) の両縁部(21,21) の内側 に取付けら
れている補強板(6A)もガスステー(4) の取付部分を覆う
だけの小型なものでよい。
【0009】 本考案はバックドアのみを対象とするも
のではなく、例えばフロントフードのような他の開閉
にも適用されることは云うまでもない。
【0010】
【考案の効果】 したがって本考案においては、緩衝部
材を組付けるための作業工数が削減され、また開閉板の
インナーパネルの成形性も悪化せずかつドア開口範囲も
縮小されず、更に補強板が小型化軽量化出来る。
【図面の簡単な説明】
図1および図2は本考案の一実施例を示すものである。
【図1】 図3における楕円枠で囲った部分の拡大図
【図2】 図1におけるA−A断面図
【図3】 自動車後部分斜視図
【図4】 従来例の図3における楕円枠で囲った部分の
拡大図
【符号の説明】
1 車体 2 開口部 21 両縁部 3 バックドア(開閉板) 4 ガスステー 41 根端部 5A 緩衝部材 6A 補強板

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体の開口部に上下開閉可能に取付けられ
    ている開閉板の両縁部を支持するために、該開口部の両
    縁部と該開閉板の両縁部との間にガス ステーを差渡し、
    該ガスステーの該車体側に取付けられている根端部の上
    に閉時開閉板に当接する緩衝部材を該開閉板に向けて
    止着し、該開口部の両縁部のガスステー取付部の内側に
    は補強板を取付けたことを特徴とする開閉板の緩衝機構
JP1992007341U 1992-01-24 1992-01-24 開閉板の緩衝機構 Expired - Lifetime JP2574189Y2 (ja)

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JPH0558430U JPH0558430U (ja) 1993-08-03
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